
総合評価
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サヨナラホームラン
D機関の責任者である男が最後に発した人間臭い言葉 ”○○○○” この小説は多くの読者の記憶に残る作品となるだろう!
1投稿日: 2015.06.26
powered by ブクログ大戦前に実在したスパイ養成機関をもとにした作品。映画化されましたが、小説は短編であるため、あまり気になりません。ハイテク機器を駆使するようなスパイ小説ではなく、騙し騙される展開に引き込まれます。
0投稿日: 2015.06.19
powered by ブクログスパイをゲームと捉える登場人物の中で ラストの登場人物は印象的だった。 いや彼が普通なんだろうが他が凄すぎて。
0投稿日: 2015.06.07
powered by ブクログ非常にバランスのよい作品だと思いました。必要な情報のみが淡々と書かれていて、それでいて先を読み進めたくて仕方なくなる。情緒に欠けるような極端な心理描写の少なさもスパイものであることを考慮してのことなのかな?と思ったり言葉の使い回しも同じ単語を使っていたりするのも仕様なんだろうか。けれど内容の時代背景などとマッチしていて、どんどん面白くなった。ミステリとしても割と楽しめるし、歴史物としても充分楽しめる。 他の著書でも思ったが、近代史をとても調べていてしっかりとそれが分かりやすい形で反映されている。 これはもっと色んな人達に読んでもらべき作品だ。
2投稿日: 2015.05.09
powered by ブクログチラっと本屋の平台で見かけて、突発的に購入。 映画化されたから並んでたと後で知ってw 内容はスパイについて、スパイを育てる魔王について。 この時代の話は重くなりがちで、血が大量に流されるイメージが有るけれど、「死ぬな、生き残れ」 これはズシンときました。 これぞスパイ!00ナンバーみたいに有名ではいけない!
0投稿日: 2015.05.09
powered by ブクログスパイを国際政治レベルのゲームに例えちゃうなんて。 遠い世界の話なのにリアルで面白いです。 結城中佐をもっと知りたくなりました。
0投稿日: 2015.05.05俺ならば出来て当然
スパイ養成学校『D機関』とそこを卒業した男たちの物語。 文句なしに面白く、気がつけば読了。 お陰で寝不足となりました。 それぞれ各話ごとに主人公は違うが、共通していえるのはD機関の創設者結城中佐のスパイとしての覚悟と孤独、それに非情さとかすかな『愛』。 全く自分とは重なる所がないので、物語として純粋に楽しめました(笑)
1投稿日: 2015.05.04
powered by ブクログ初読みの作家さん。スパイの話ってどんなの?と思っていたけれど とても楽しめた。緊張感が漂うなかで、最後にちょっと緩和するかんじが 癖になりそうだ。シリーズ、ゆっくり楽しもうっと。 初読みの作家さん。 スパイの話ってどんなの?と思っていたけれど とても楽しめた。 緊張感が漂うなかで、いろんな仕掛けがあって 最後にちょっと緩和するかんじが 癖になりそう。 シリーズ、ゆっくり楽しもうっと。 映画で亀梨君はどの役?と思っていたけれど、 別物のストーリーだそうで。 でも、ちょっと見たくなったなぁ。
0投稿日: 2015.05.03
powered by ブクログ日本のスパイってどんな感じだろうと読んでみて、思っていたよりも静かに話が進みました。 しかし、静かながらもターゲットの正確な情報を得るための行動シーンではドキドキしました
0投稿日: 2015.04.30スパイたちがおもしろく描かれている
私たちの知らない世界で歴史はつくられている 歴史の中で暗躍するスパイたちがおもしろく描かれている
1投稿日: 2015.04.20
powered by ブクログ短編の魅力を生かした、スリル溢れる傑作でした。スパイたちがまさに「暗躍」する展開を描いた短編ですが、最初の短編で描かれるD機関の冷血な実情が、その後の話を引き立てています。また、全編にわたって君臨する結城中佐の存在が圧倒的で、物語を引き締めます。 己を殺し、見えない存在になるスパイはあまりにも厳しく、どうしてそんなことができるのかと思ってしまいます。ですが、そんなスパイたちの背後に「手に負えない自尊心」がある、というのが上手いなと思いました。 プライドの先にある非情と冷血が不気味で、しかしある意味快感でした。スパイがどこかに潜んでいるかもしれない、と思わせる読後感もあります。
0投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画を見て「うぅん・・・。」と思っていたが原作は面白かったです。 結城中佐は伊勢谷君には若すぎますね。。。 しかし映像を見てたおかげで想像がつきやすく楽しく読めたかも。
0投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログシリーズ第一弾であります 大日本帝国が誇る伝説のスパイ・結城中佐によって創設されたスパイ養成学校“D機関" 彼らの活躍を短編形式で綴る物語 人間離れした彼らの活躍に拍手です 正体不明のスパイなやつらですからね~ 第二次世界大戦開戦間近に迫る昭和十二年 世界のあちらこちらで各国が国益のために武力行使を行なっていた時代 この時代背景も彼らをミステリアスな存在に見せるわけですよ~♡ 現在のように通信機器が発達している時代ではないからこその人間対人間の物語が生まれるんですよね~ 個々のお話に共通する人物は結城中佐のみ スパイに養成される彼らは同僚、相棒でさえも本当の姿を知らない 一度お話に登場したら 存在が知られたら最後 跡形もなく姿を消していく・・・・・・・・・・・・・・・・・ それが彼らの使命なのです あるときは彼らの実力に感嘆し、またある時は、窮地にたされた彼らの身を心配し ハラハラ、ドキドキ・・・・ 短編あり、個々に別々のお話なので読みやすい形式です 通勤時間に読むにはとても良い作品でしたよ
0投稿日: 2015.04.09
powered by ブクログTHE架空戦記といった本。 パズルモノというか、知的ゲームというか、ものすごい緻密なパズルをぱっと目の前で解かれる快感がある。楽しい! が、私はスパイにはなれないと思う(笑)
0投稿日: 2015.04.08
powered by ブクログ帯文:”異能の天才たちが繰り広げる究極の頭脳戦” 目次:ジョーカー・ゲーム、幽霊(ゴースト)、ロビンソン、魔都、XX(ダブル・クロス)、解説 佐藤優
0投稿日: 2015.04.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
結城中佐率いるスパイ養成学校。自分以外の全てを切り捨てる姿無きものたちの暗躍を描く。 生徒達は能力面で超人的ではあるものの、スパイ的適性であるところの思考、価値観、自尊心からなる人間性故にハリウッド映画的なヒーロー性やキャラクターの主張は薄い。現実的な温度で内部はもちろんときには外から彼らのこなす任務の一幕が淡々と描かれる。 適性を判断して自ら隊を辞す生徒の話で幕引きを飾るのもまた好ましい。 短編だからこその読みやすさと、ドライな空気が癖になる一冊。続刊では現役時代の結城中佐も描かれるそうで、ぜひ一読したい。
0投稿日: 2015.04.06推理物としても楽しめます。
映画で話題になっているのでスパイ物であることは知っている方もいるかもしれません。 ですが、主人公であるスパイたちの目線から目の前で起きた殺人事件を解いていくというのが特に面白いです。 主人公(語り手)がスパイであると同時に謎を解き明かす探偵としての役割も担っています。 推理小説が好きな方にもおすすめです。 あと、アニメ化が決まったので、アニメが始まる前に読むのをオススメします。
2投稿日: 2015.04.04ジョーカーゲーム
時代設定は古いのですが、登場人物の心情や仕草の描写は、現代にも通じるもの、現在は失われてしまっているものの両方が描かれているので、すんなりよめますし、真実が分かるまでハラハラします。
1投稿日: 2015.04.04映画を見る前に
映画を見る前に読んでみましたが、先の見えない展開にハラハラドキドキさせられました!
2投稿日: 2015.04.01かっこよい!
スパイ物というと、派手なアクションをイメージしていましたがはまったくなく。しかし、静かながらも皆かっこよくてわくわくしながらあっという間に読み終わってしまいました。
2投稿日: 2015.03.24
powered by ブクログ個人的にはあまり入り込めなかった。 スパイというと007とか、ピンクパンサーのようなどこか華麗なイメージがあったので。 でも、上海を舞台にした「魔都」のカオスさと最後の「XX」は面白く読めた。
2投稿日: 2015.03.24フィクションなのに・・・。
まるでノンフィクションの様な錯覚に囚われながら夢中で読みました。そうですよね…スパイって、ジェームスボンドの様に目立つ事はないかぁ・・・。 陸軍〇〇士官学校をベースにしているのかなぁ…。読み終えた後も想像が膨らむ一冊です。
5投稿日: 2015.03.24
powered by ブクログ日本陸軍内に作られた、スパイ養成のためのD機関。そのスパイ達の様々な諜報活動を描いた短編集。スパイの心得や技術、緻密な頭脳戦のやりとり等、びっくりするほど面白かった。スパイ物というと想像する派手なアクションはないが、かえってこの方がリアルで楽しめる。続編も読むぞ!
0投稿日: 2015.03.20面白くて、興味深い。
短編集になっててサクサク読めてしまいます。それでも、スパイに対する興味がおさまらず痺れます!すっかり結城中佐にとらわれてしまいました。もっとエピソードを!ぜひ、2作目も!
1投稿日: 2015.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
舞台は第二次世界大戦前夜の日本。陸軍に秘密裏に諜報員養成組織『D機関』が設立されるところから始まる短編集です。 陸軍内の猛反発の中、たった独りで『D機関』を設立した、”魔王”こと結城中佐。 その下に集まる、有能すぎて能力を持て余している青年たち。 ぞっとするような能力の持ち主たちと、彼らをさらに鍛えていく中佐、そして彼らが取り組む諜報活動……。 彼らの最大の掟は『人目を引かない』こと。 映画の宣伝でもキャッチにされている『死ぬな、殺すな』というのは、人道的な観点からではなく、人の死がいちばん耳目を集めるものだから最大限避けなければいけないということ。 そんな決して派手ではない、地道な活動の積み重ねを丹念に追っていく愉しみは、文章ならではかも。 幾重にも仕掛けられる謎が、すべて明らかにされる瞬間はなかなかの快感です。 実は連載が続いておりまして、映画化に合わせたのか1月にシリーズ4作目となる最新刊が出ました。 酢
0投稿日: 2015.03.14
powered by ブクログ久々の、それも初めてのメイドインジャパンのスパイ小説!結城中佐という、一人の人間を共通項として繰り広げられる、心理戦の数々。かっこいいなーというのが素直な第一印象。スリリングだし、なによりテンポがいい。短編も読みやすい。
0投稿日: 2015.03.10
powered by ブクログ映画のイメージがあったものの、それよりは淡々としてていい。連載だったからかな、話ごとの前説がちょっとばかりくどいけど、短編なのもあって読みやすかった。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログかなり昔に読んで、とっても面白かった印象があるのに、何で登録されてなかったんだろう。謎。。もう漠然とした印象しかないけど、確か、こんな人材が豊富にいたら、第二次世界大戦ももう少し日本に有利な展開になってたかな、だけど、そうすると、第二本帝国のままで現在に至って、某北朝鮮のような現状になっててもいやだな、とかとか思った読後感がうっすら残っている。
0投稿日: 2015.03.08
powered by ブクログ映画公開前に読みたかったけど、結果映画鑑賞後に読みました。映画よりも硬派な内容で面白かった。 優秀な元スパイの陸軍将校、結城中佐の設立したスパイ養成学校、通称「D機関」に配属された蒲生の戸惑いと成長。そして結城中佐のカッコ良さ!!!!
0投稿日: 2015.03.07
powered by ブクログシリーズ1作目・短編集 陸軍内に極秘に設立されたスパイ養成学校"D機関" 創設者の魔王事結城中佐と若き精鋭達のゲームが始まる いやぁ、面白いですねぇ。 前に読んだ作者の本が全く好みではなかったので、あまり期待してなかったんですよ、実は。でも、いい意味で裏切られました。本書はむちゃくちゃ好みです。 積ん読にしてないで、さっさと読めばよかったと後悔しまくりです。でも、まぁ続編まで一気に読めるのでお得だぜ、と負け惜しみを言いつつ『ダブル・ジョーカー』に突入です。 あ、解説も面白かった!アタシも同じ箇所に惹かれたから。
0投稿日: 2015.03.04
powered by ブクログ絶賛映画公開中ということで、原作を読んでみることにしたのですが、長編かと思いきや短編集となっていて、読みやすく、ミステリーチックな展開も面白かったです。 軍国主義時代の日本において、異才で怪しい雰囲気を醸し出す元スパイの結城中佐が教官となり、スパイ養成所(D機関)からスパイとなった者たちのエピソード集といった展開です。 スパイ同士の駆け引きや巧妙な罠のかけ方など、それぞれの短編がどれも内容が濃く良かったですね! 早速、続編にいってみます!
0投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スパイ物、でそれなりにおもしろかったけど物語に奥行きがなく物足りない感じがした。 諜報機関をどの程度表しているのかわからないけど、「人の死ほど周囲の関心をあつめるものはない。ーーー死ぬな。殺すな。」という戒律にはなるほどと思った。
0投稿日: 2015.02.26
powered by ブクログ面白かった!元々スパイ物が好きだから、ってのもありますが、戦時中の独特のレトロ感が漂う描写もものすごくいいです。気に入りました。続編も読みます。映画は原作に忠実なのかしら?映画館に観に行くかどうかは決めてませんが、この映画は観たいと思います。
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログ短編でサクサク読めるお話でした。 超人スパイの集まりであるD機関。 人間離れした能力と究極の自尊心を持っているD機関の面々ですが、最後のXXを読むと、人間にとって重要なあるモノが欠落していることも条件となっているのだと分かります。 頭が疲れない程度に考えさせてくれますね。 洗顔する際に、中国人になりきれていないやつは水を掬った手の方を動かすが、本物の中国人は顔の方を動かすっていうポイントがなぜだか印象に残ってます(笑) 映画化されているようですが、どのストーリーなのか気になる。
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログストーリーを楽しむというよりは、作品中に散りばめられた「インテリジェンス」の考え方やスパイに必要な能力といった要素を学んでいくのに近い小説。
0投稿日: 2015.02.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。表題作以外の内容をすっかり忘れていたので楽しめました。初回に読んだ時は少し物足りないような気がした覚えがあるのですが、今回はその短さと軽さがちょうど良かった。 ロビンソンと魔都が好きです。蝶の痣のある少年と吉野の恋は長野まゆみさんあたりが書かれるんです?
0投稿日: 2015.02.17
powered by ブクログ一風変わったミステリー連作短編集。結城中佐率いるスパイ養成学校、D機関で育てられた若きスパイたちが、課せられた過酷な任務を遂行していく… 収録された5編のいずれも、捻りの効いたスパイ・ミステリー短編に仕上がっている。欲を言えば、似たような設定の短編ばかりで、少し飽きが来る。結城中佐の過去を描くとか、大胆な展開の短編があれば、もっと楽しめたかも知れない。
5投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログサクサク楽しく読めましたが、ちょい食い足りない感は有り。『主役陣が超人過ぎ』なのはサテオキ、あんまし『あの時代の日本』っぽさが感じられないのも気になるかも。でも、イタズラな世界ディテール描写がないのが、良い方向にも作用してたのも確か。勝手に予想してた『この剣呑な日常の先に待つ大事件』がなかったのは残念。
0投稿日: 2015.02.10昭和初期を舞台にしたクールなスパイたち
スパイとは、絶対に存在をさとられないこと。 今までのスパイもの作品は敵と戦ったりする物語が多いと思いますが ジョーカーゲームでは任務完了後もスパイと気づかれない凄さがあります。 シリーズ化して他の隊員たちの話も読んでみたいです。
8投稿日: 2015.02.09
powered by ブクログ再読。 二度目なので頭を使わず疑わず、娯楽小説として非常に楽しめました。 うん、やっぱり三好と蒲生が好きなあたり、わたしの好みはいかにもD機関、なやつなんだな。 D機関の活躍のみの話一辺倒にならず、人間味があったりいい意味で裏切られたり飽きない。 初読では「ロビンソン」が好きだった気がする。 今は「幽霊 ゴースト」が好き。というか蒲生が好き。そして三好が好き。(二度目)
0投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログライトノベルばかり読む長男から 借りた小説。 いやいや、はまりました。 只今、ジョーカーゲームの二作目 ダブルジョーカーを中古で買おうと 入荷まち中。とにかく、クールだね。 入荷が待ち遠しい。(笑)
0投稿日: 2015.02.08時代設定が絶妙
昭和12年秋 諜報員養成所が開設。敵!は列強諸国だけでなく、内なる大日本帝国陸軍、憲兵隊、特高も・・・。信じられるのは誰? 日本、アジア、英国を活動拠点に、諜報員の静かなる活躍にドキドキ興奮、なるほどな結果?買ってよかった1冊でした。
4投稿日: 2015.02.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
文庫で再読。 映画も観た。オリジナルストーリーだったけど、このシーンはこの話のここ、このシーンはこれってゆーのが結構あって、なかなか面白かった。
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログ結構面白い! スパイは見つかったら終わり、だけど死ぬな、生き残れ!とは結構今の時代でも言えるかも。 007みたいなものは表だって映画には良いが本当のスパイはこういうものかもしれないね。次もおもしろそう! 映画より良いと思います。1話1話話が違うのが良い。
0投稿日: 2015.02.04
powered by ブクログ映画の原作なので映画公開前に読んでみようかなと購入。 この短い小説をどうやって映画に?!って思った。 ほんと映像化って原作の設定をパクるだけのもんなんだな。 でもここまで原作が触り程度だと映像化も自由度が増すというか、遠慮なく原作無視でいけるのかも。 面白い内容なのでもっと深いお話が読みたかった。
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ短編だったので、隙間時間で読むことができました。なかなかスリリングで面白かったです。第二弾も読みたい!
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ超人スパイ達の活躍、面白かった。結城さんが最後にみせる暖かさ、コレはイケメンですね。 続編も早くKindle化して欲しいです。ちょっと物足りないので、中篇が入ったパラダイスロスト読みたい。
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ知的なスパイもの。 ターゲットだけではなく、読者までも欺くスパイたちに度肝を抜かれました。 全編通じて、侘しさのような、虚無感のような読後感がたまりません。 男の世界…憧れます。
0投稿日: 2015.02.03
powered by ブクログ第二次世界大戦の前、日本陸軍内に秘密裏に創設された「D 機関」。諜報員養成機関、すなわちスパイを育てる学校である。そこで育てられた面々は、誰にも心を許さず、自分だけの力で世界各国で暗躍する…。 ----- 父にずっと勧められていて、映画化を機にようやく読了。結論としてはものすごく面白くて、もっと早く読んでおけばよかった。短編集はあまり好みではないのだけれど、話の密度が濃いので本当に息をひそめて読んだかんじ。第二弾もぜひ読みたい。
0投稿日: 2015.02.01
powered by ブクログ2015年2月1日読了。 2015年32冊目。 前々から気になってて、映画化ということで読んでみた。
0投稿日: 2015.02.01
powered by ブクログ結末の想像はつくのに、ワクワクする。登場人物の名前が本名かどうかわからないところがいい。話自体が一つ一つゲームのようで引き込まれる。何はともあれ結城中佐が文句なしにかっこいい。
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログ2015.05.12 文庫本購入 スパイ小説。 第二次世界大戦前、日本陸軍内に初めて創設された諜報員養成学校、通称”D機関”を舞台とする短編集。 面白かった!! ラフなエンタテイメント小説、でも生き方の極意みたいなものが描かれ、奥深い。 最初の表題作「ジョーカー・ゲーム」が一番良かった。これでこの小説に取り込まれた。 (電子書籍 honto)
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログテンポよく読めて面白い!今まで読んだことないタイプの日本軍とスパイの話。タブルジョーカーより、1冊目のほうがグッと入ってくる。
0投稿日: 2015.01.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画が近く公開されるとのことで読みました。 今までスパイと言ったら派手なアクションと美女と・・・、のイメージがあったのですが、この小説では「死ぬな、殺すな」「目立つな」。とても面白くてあっという間に読んでしまいました。 一番好きなのは最後の「XX]。D機関訓練生が珍しく人間臭いところを見せ、結城中佐の訓練生への気持ちを感じました。
0投稿日: 2015.01.28
powered by ブクログクールで知的なスパイたちの話。 ワクワクしてとても面白かったー! 世の中にはこんな天才たちが本当にいるのかな? 次はダブル•ジョーカーいっってみよー!
0投稿日: 2015.01.26
powered by ブクログ前から少し気になっていて、映画化されて本屋にどっさり並んでいたので勢いで購入。 一話完結型でおもしろかった。 派手じゃないリアルなスパイ感が新鮮な感じ。 最後の佐藤優の文章は読まない方が、1冊としての高揚感を楽しめると思う。
0投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログ日本陸軍内に初めて創設された諜報員養成学校、通称”D機関”、日本の諜報員達が暗躍する短編集。 日本には、スパイは存在しない、その役目を担う外交官も、ニュースになるのは、残念なストーリーばかり。それも当然で、スパイの成功がニュースになっていては、話にならない。軍があった時代はともかく、現在は存在するのか、どう形を変えて存在しているのか。わからないからこそ、面白い。 スパイ視点ではなく、他の立場から諜報員の存在を知る「魔都」が、無駄にハラハラせず、良かったです。
0投稿日: 2015.01.24スパイの本質を見ました。
日本版ミッションインポッシブルかな?と思いながら読み始めましたが、予想に反して、とても静かな印象を受けるお話が多かったように思いました。 「これは、俺にしかできない。これぐらいのことできて当たり前だ。」と当然のように思っている天才がたくさん出てきます。普通なら、鼻持ちならない奴らですが、常人の域を超えてしまっているからでしょうか、すごくカッコいいのです。 人としての感情をそこまで切り捨てていいのかと思うところがたくさんあって、少しさみしい感じもしました。潔いと言ってしまえばそれまでなのですが、・・・何とも言えない感じです。 最後の終わり方はちょっとほっとしたような、胸が締め付けられるような複雑な思いがしましたが、とても素敵なラストでした。 映画化されるそうですが、アクションの少ない原作がアクションたっぷりの映画になるようですね。 すばらしい原作が映画化されるたびにがっかりすることが多かったので・・・ちょっと心配です。
21投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログ帝都物語の魔人加藤を彷彿とさせる、結城大佐が描かれた表紙を見て「これは!」と思い購入。スパイの頭脳戦にシビレました。しかし、過酷なスパイ任務に赴く動機が「自分の能力の証明」というので、ちょっと時代背景を鑑みても違和感があります。D機関に集う異能の天才達がそんな中二病のような動機で動きますか。スパイ達のキャラに、怪しさと気持ち悪さがあればもっと楽しめたと思います。
1投稿日: 2015.01.19
powered by ブクログ2015/1/15購入。 何とも不思議な印象を受けるのは、主人公は結城中佐なのかとも思うのだが⁈結城中佐が登場するのは少しだけで、命令される側が、色々と結城中佐の意図を模索して解決する。不思議な読後感である。これが映画化されると知り、どの様になるのかは、楽しみですね。
0投稿日: 2015.01.15
powered by ブクログ配架場所・貸出状況はこちらからご確認ください。 https://opac.shigakukan.ac.jp/opac/volume/261224 ジャニーズの亀梨和也主演で映画化される作品。戦時中の日本を舞台にしており、その中で暗躍するスパイを中心に描かれている。ミステリーあり、アクションありの作品に仕上がっている。
0投稿日: 2015.01.15
powered by ブクログ映画化されているので有名だと思います。戦時中の日本がモデルに、その舞台で暗躍するスパイに焦点を当てて語られています。スパイに必要なことは何か。インテリジェンスというものについて、その雰囲気を知ることができます。 内容は短編のつながりで読みやすく、ストレスなく楽しめました。 スパイとして任地で働くことの緊張感。それを楽しむことができます。
0投稿日: 2015.01.14シリーズ第一作
骨太な世界観なのに、さらっと読める連作短編集。おもしろかった。スパイ小説というよりはその世界を借りたミステリーかと。長編だと思っていたのでちょっとがっかり。
6投稿日: 2015.01.14
powered by ブクログこれは面白い! とにかくスリリングです。 日本版スパイ小説の決定版でしょう。 登場人物がなんともいえずかっこいいです。 文句なしに楽しめます。
0投稿日: 2015.01.13
powered by ブクログ普段、小説はあまり読まないのだが映画化が決まっておりタイトルも面白そうだったので読んでみた。 本書はスパイをテーマとして5つのエピソードで構成されている。 事件までのテンポが早く、話の後半で謎解きとひねりの効いた種明かしがあり充分楽しめた。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログロマンスを読んで久しぶりに読みたくなったので二年ぶりに読む いつ読んでも色褪せないドキトキ 新鮮な気持ちで読めたし、展開も少し忘れててまた裏切られた 本当に良作 だいすき
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログスパイの話。 時は、この国が帝国主義だった頃のこと。 今のわたしたちとほぼ同じ感覚で生きる人たちこそ異 端だった。 今みたいに社会が多様化して、個人で何かを選び決断 することが当たり前に行われていない、閉鎖的な日 本。 信じるものは一つだけ。 そのためには、命も惜しまない。 そういう思想を持った人たちだけで構成された、軍 隊。 そことの対比が、スパイたちをより異端で化け物のよ うに見せる。 現代なら、スパイたちの思想自体は何もおかしくはな い。 その能力は、ずば抜け過ぎてて恐ろしいけど。 多分、正常だとは思われないかも、周囲からは。 発達障害やアスペルガー、サヴァンなんて言われてる 人たちと同等に扱われるかもしれない。 スパイたちを養成する、自らも優秀なスパイであった という結城中佐の名言。 『何かにとらわれて生きることは容易だ。だが、それ は自分の目で世界を見る責任を放棄することだ。自分 自身であることを放棄することだ』 スパイになるため、本名や経歴を全て捨て去ることを 余儀なくされる。 そうやって自分を捨てたスパイたちのほうが、何にも とらわれず自由で自分自身を確立できているというこ とか。 ある意味、修行僧のようだ。 雲水のようだ。 任務があるかないかの違い。 どちらも、ある意味で解脱して、悟り、人間や物事の 本質をシンプルに受け止めて生きていけるのかもしれ ない。 自由を求める若者は多いけど、全くの自由というのは 真の闇と同じ。 自由を手に入れたと喜んでいても、釈迦の手のひらの 上にいるだけだと思い知らされるような一冊。 面白い。
0投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログ2009年本屋大賞3位 第二次世界大戦前の日本に諜報機関の学校を設立させた少佐を中心とした4つのストーリー。 今月末の映画公開に先駆けて読了。 「スパイはスマートでクール=カッコいい」という昔ながらのイメージを味わえるジュブナイル。 落合信彦を読んだことのあるオッサンにとってはちょっと物足りない(あれはエグ過ぎか!?w)。しかし、嘗て少年だった時代を思い起こさせてもらった。
0投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログスパイもの。 悪くもないが良くもないような。 感情移入しにくいからかな。 続編も読んでいけば印象も変わりそう。
0投稿日: 2015.01.06
powered by ブクログ冬の6冊目。 Kindleで安くなっていたため、購入。もっと早く読めばよかった!この短編のミステリー、面白い(*゚Д゚*) 昭和初期のスパイの話、だけど切り取り方がとても上手で、まったく現代物として読める。男がハマる気がする、スパイ系は。
0投稿日: 2015.01.01
powered by ブクログ架空のスパイ組織の華麗なる暗躍を描いた短編集。 諜報機関の実働工作員達が頭脳戦を繰り広げる、スパイ版シャーロック・ホームズな感じ?上手く行きすぎな作戦もあるけれど、分かりやすくて、面白い。 結城中佐の「死ぬなよ」が素敵。
0投稿日: 2014.12.31
powered by ブクログ面白い!!!!!従兄弟のカイトイチオシ本なんだけど、これは新しい切り口!!! 我が日本にスパイシステムが本当にあったことにも驚きだし、実際にスパイをして捕まった日本人が外国で処刑されてた事実。その人をモデルに書かれたスパイ本です。 スパイの育成学校の入試。登ってきた階段の数とか窓の数、地図にない島、とにかく本当にそんな試験をくぐり抜けてスパイになった人間が日本にもいたことにビックリだし、ミステリーともサスペンスともつかない、読者までもが鮮やかに欺かれるこの感覚、本当!新しい!!!!! 面白い!!!シリーズ化してるらしいから、読み切りたい!!!!!
0投稿日: 2014.12.28
powered by ブクログ来年には映画化が決定している、柳広司さんの「ジョーカー・ゲーム」シリーズの第一作目。 昭和十二年秋、結城中佐発案のスパイ養成学校「D機関」が陸軍内に極秘裏に設立された。「D機関」に所属する若者達には精神と肉体の能力の極限を要求される訓練と、「死ぬな、殺すな、とらわれるな」の戒律が叩き込まれる。士官学校ではなく一般大学の卒業生から構成され、スパイという「日本古来の武士道」に反する「D機関」に反発の声が上がるものの、彼らは結城中佐の下で諜報戦の成果を上げてゆく…という話。 柳広司さんの作品は「吾輩はシャーロック・ホームズである」以来二作目となるが、推理物以外も書くのか、と興味を持ち、本作を手に取った。本作品では「D機関」の暗躍が全部で5本の短編から描かれており、一編ずつのボリュームが少なく、さらっと読むことができる作品となっている。 「スパイ」という言葉から「007」シリーズや「Mission Impossible」シリーズなどの派手なアクションものを想像しがちだが、この作品の「スパイ」はその対極の存在である。本質を「目立たないこと」とし、「存在を知られるのは任務に失敗したとき」と考える彼らは静かに、的確に任務を果たしていく。「自分ならこの程度のことは出来なければならない」という自負心を持ち、頭脳と身体能力を極限まで駆使して任務に当たる彼らの姿は、とてもかっこいい。そして彼らを指導する結城中佐の存在についても、多くは語られていないが、まだまだ続きが気になるところである。 いい意味で「スパイ」の描かれ方を裏切られた、そんな作品。
0投稿日: 2014.12.27文句なしにかっこいい!
どんな状況下でも冷静沈着なD機関のスパイたち。かっこよすぎる。彼らが大日本帝国陸軍の影の部分を抉り出すようなエピソードが連なっており、歴史小説好きをゾクゾクさせる。文句なしにおもしろい。
19投稿日: 2014.12.27ヤバいくらいに面白い
インテリジェンスのすごさが半端なく、とても面白い本です。 良い意味で、期待を裏切る展開が続き、わくわくしながらあっという間に読み終わってしまいました。 こんな人たちに相手をされたら、普通の人は、ひとたまりも無く、諦めるしかありません。 読み終わるころには、きっとあなたも、結城中佐のファンになっていることでしょう。
13投稿日: 2014.12.13
powered by ブクログ・あらすじ スパイの話。死んじゃだめ。殺しちゃだめ。 ・かんそう ディテールがいい。かっけー。自負心すごすぎ。
0投稿日: 2014.12.11スパイとして生きる人の内面を深くえぐった作品
舞台は戦時中の日本 密かに設立されたスパイ養成機関「D機関」 そこでは自らの存在だけを信じる若き精鋭たちが鍛錬に励んでいた そんな彼らとD機関の責任者でもある一人の男の姿を描いた短編集 スパイ物といっても007シリーズのような派手なアクションシーンはほとんどなく ここに描かれるスパイの実情はそれとは全く異質なものでした 目立たず、殺さず、死なず ターゲットの言動や髪の毛ほどの違和感から その裏にある真実を手繰り寄せていく姿に驚愕しました
27投稿日: 2014.12.06切れ味鋭いスパイ戦
非常に面白い。虚実取り混ぜてのスパイ戦。もともと歴史推理ものを得意としていた作者の本領発揮といったところか。今ほど環境(技術・インフラ)が整っていない、情報戦の主役がまだ「人」だった時代。それを背景に毎回、視点を変えての短中篇が小気味よく語られていく。特に好きなのが敵視点でのエピソード、やられた感がでかい程「D機関」の優秀さが際立つ話のカタルシスったらない。「死なず、殺さず」の掟による登場人物のある種「潔さ」もなかなかイカしている。速やかなる続巻の電子化を希望します。
17投稿日: 2014.12.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
やっぱり、面白かった。 映画公開が近付いてきたので読んでみたけど、ずっと前から面白い匂いがしてたから。 まず時代設定が好み。 軍服とか〜機関、とかもレトロで好み。 結城中佐はもちろん、D機関の人達全員がとにかくカッコイイ。 学生達は皆超優秀で、もしかして全員こんなクールで単調で無個性なのかと最初は疑問に思っていた。でも、むしろ逆。何の癖もないように訓練することで、色んな人物に成りきることが可能なのだ。 「ジョーカーゲーム」も好きだけど、「魔都」が好き。魔都・上海。この組み合わせ好き。タイトルに見つけた途端嬉しくなった。なんか怪しげな、雑然とした感じこそ魔都。 「草薙行人」が出てきた時、あ、この人スパイだってすぐ気付いた(笑)スパイは名前もスマート。途中で大尉が怪しいと思ったけど、豹変ぶりがすごい。 「XX」は、事件の真相を興味深く読んでいたら、最後、飛崎の運命にとてつもなく切なくなってしまった。スパイを辞めるとは、そういうことなのか。本当に残酷。 しかしあの結城中佐が飛崎の本名を呼び、敬礼したことで、中佐の人間らしい部分を垣間見た。 4.5点にしたい。 (20141118)
2投稿日: 2014.11.19
powered by ブクログ再読。スパイ小説。短編集になっている。どんでん返しがどの話にもあるが、全体的に読みやすくてわかりやすい。スパイは見えない存在でなくてはならない、何かにとらわれてはいけないなど鉄則部分は読むたびに、改めて納得してしまいます。そして面白いです。普通に生きる上でも勉強になりそうな考え方もたくさんあるなと個人的に感じます。 養成機関の生徒さん達や結城中佐の頭のよさには脱帽してしまいます。軍に所属しながら、軍と真逆な考え方を平然と口に出来るのもすごいと思います。 私は短編の中で「ジョーカー・ゲーム」が一番好きです。本買いたいです。
0投稿日: 2014.11.16
powered by ブクログ話の設定やストーリー、展開のテンポもすばらしく、一気の読み終わってしまう。スパイたちの優秀さに惹き付けられてしまった。単なるスパイ小説ではなくミステリー要素も取り入れてあり、最後までとても面白かった。
0投稿日: 2014.11.12
powered by ブクログ伏線、ストーリー、場面描写どれもおもしろかった。 暗い感じで進んでいくストーリーと、キャラクターもすごく好きでした。
0投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
【本の内容】 結城中佐の発案で陸軍内に極秘裏に設立されたスパイ養成学校“D機関”。 「死ぬな、殺すな、とらわれるな」。 この戒律を若き精鋭達に叩き込み、軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。 だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く結城は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を上げてゆく…。 吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞に輝く究極のスパイ・ミステリー。 [ 目次 ] [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.11.06
powered by ブクログ読みやすいけど…… スパイとはどういうものかという哲学もあり、爽快さもある…… でも、なんか想像と違う。 物足りない。 深い器にご飯がぎっしり詰まってるかと思ったら、上げ底だった時のがっかり感かな。
0投稿日: 2014.11.05
powered by ブクログパラパラ捲っているうちに最後まで読んでしまいました。 難しくて読み辛いとか全く無く、 ライトな読み物ではありますが、 カッケー!ぱねぇッス!! と云う読了感。 「幽霊」と「ロビンソン」がお気に入りです。 森さんの絵でコミカライズしてくれないかなあ。
0投稿日: 2014.10.10
powered by ブクログうん、おもしろい!連作短編集だから、緊張と解決の繰り返しが休憩本にちょうど良いし。1回読むには大変良い〜。
0投稿日: 2014.10.02
powered by ブクログスパイはかくあるべきだ、というような主張が多少鼻につくが、おもしろい。短編集なので、登場人物のその後が気になる。 とらわれると周りが見えなくなる、だからこそ日本は負けたのだと思う。
0投稿日: 2014.09.29
powered by ブクログ娘の勧めでなんとなく開いて読み始めたけど、おもしろくてさらりと読了。陸軍のお堅い雰囲気が、対照的なスパイ組織D機関の特徴を際立たせて、より頭脳明晰でスマートにうつるのがいい感じ。
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログ他人に対する愛情や関心を消し去ると簡単に人はバケモノに化す、ということが強烈に頭に残る作品。簡単にそれらを消し去ることができるから、バケモノなのか…だからなのか、最後の話が人間味があって、よかった。 スパイと絶対に気づかれないほどのスパイ軍団。自分の周りにもいるのかもしれない…と少しわくわくしました。
0投稿日: 2014.09.16
powered by ブクログスパイの絶対条件は紛れること、気付かれないこと、目立たないこと。 その前提があるからこそ登場人物がキャラ立ちしないというジレンマが。 ただ、超カタブツ理不尽体育会系の大日本帝国軍と超前衛的ハイパー知能指数インテリ集団の機密組織が対照的で面白い。
0投稿日: 2014.09.10
powered by ブクログ結城中佐かっこいい!というのが読み終わっての感想です。全て分かっていた...。本当にこのD機関のような人間がいたら嫌だけど、スパイとしてなら確かに使えるなと思いました。ダブルジョーカーとパラダイスロストも読みたいです。 2014/8読了
0投稿日: 2014.08.28
powered by ブクログCIA的なスパイはなんとなくイメージができるけど日本の戦時中のスパイってピンとこなくて入り込めるか不安だったけど、読み進めるごとに興味がわいた。 派手な感じはまったくなく、日本のスパイって本当にこんな感じなのかもしれない‥というリアル感がとても面白かった。 隠密、という感じもする。 渋くて地味で。 それがとても肌に馴染みます。
0投稿日: 2014.08.20
powered by ブクログスパイと聞けば、007、ミッションインポッシブル、などを想像するが、そんなに目立つ存在になると、入国審査で間違いなく、顔認識で引っかかることになってしまう。 スパイとは、一般社会に紛れ込み、必要な情報入手し、または流布することが必要なのだと書かれ、さらに自殺や、殺人は最悪のことだとも書かれてある。 なるほど、一般の人として社会にとけ込み、活動を行うスパイにとって、警察に操作に入られることほど厄介なものはない。警察とて、彼らのことをスパイと知っている訳ではないのだから。 今、情報がデジタル化した結果、スパイのあり方が大きく変わってこようとしている。さて、世の中どのようになるのであろうか。 情報を握った方が優位に動けることには変わりないのは間違いないのだから。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログ高い自負心を弄ぶ。 危険なのに、それを楽しむ。 そういった感情は日常では中々味わえないぶん、たまにこの本でそういった感覚を身体に染み込ませようとすることがある。 第二作も文庫化されて暫く経つので、そろそろ購入を検討している。
0投稿日: 2014.08.10
powered by ブクログ2014.8.9再読、読了。 うーん、新ジャンル。 通勤中の読書にうってつけ。 一級のエンターテイメント小説だとは思うけど、映画化はどうなの?短編小説だからこその面白さでしょ!
0投稿日: 2014.08.09
powered by ブクログ分かりやすい書き方で読み進めやすいうえ、短編集なのでミステリーでも様々な情報や展開に混乱せず、疲れず読めました。結城中佐がかっこよくて素敵。XXのラストシーンは切なさと珍しく垣間見得た結城中佐の人間らしさに、少し泣きそうになりました。
0投稿日: 2014.08.04
powered by ブクログ私は短編が合わないのかなー? スパイという職業について、全く知識がないので、なるほどーとかすごい!って思うことばかりでしたが、推理することもなく、ドキドキすることもなく、全くのめり込めませんでした。 映画かするようですが、会話より説明文が多い作品なので、どう仕上がるのか気になりますね。
0投稿日: 2014.08.04
powered by ブクログ面白いとは聞いていたのだけど、続編もあるみたいだし、どっぷり諜報戦みたいな内容かと思って、ちょっと気分じゃないなぁと敬遠していたんだけど、短編だったとは驚き!サクッと面白く読めましたw
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ今まで読んでないタイプのスパイミステリーで 読んでいて新鮮だった。 ハードボイルドタイプの冒険小説とも少し違う スタイリッシュなハラハラドキドキ感を味わえた。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ時代は昭和初期。 陸軍スパイ養成所の教官である結城中佐が、カッコイイのなんのって! 無機質な人間のように描かれてるけど、本当は懐の深い人なんだろうと感じます。こんなに寡黙で渋い人には、なかなか出会えません。 この後、第二次世界対戦が始まったら、ここの卒業生たちはどうなっていくのか。苛酷な日々なんだろうなあ。
0投稿日: 2014.07.14
