
総合評価
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powered by ブクログどんどん不思議の世界に迷い込んで、唐突に現実に着地した感じ。 きれいにまとまってるとは思わなかったけど、不思議なことが宙ぶらりんなままのとこも魅力かなと。 お姉さん、海、ペンギン、ジャバウォック...。 そして、なんでお姉さんは子どものアオヤマくんに自分の研究をお願いしたんだろう。 お姉さんはアオヤマくんを、どう思ってたんだろう。 読後感は切ない。 個人的には、千と千尋の神隠しの終わった後に近い切なさを感じた。 あと、ウチダくんの「だれも死なない」仮説がすごく印象的だった。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログSFのような、ファンタジーのような作品でした。 ・・・ノートつけてみようかな。 ペンギンとお姉さんに会えるかも。 森見さんのイメージとは違った作品だった。
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ私も日々過ごしていると 世界の果てを感じることがある。 それは世界の始まりのようでもある。 朝早くの誰もいない坂を自転車で下っている時や、大雨を部屋の中から眺めている時など、日々の生活の中に世界の果てが存在している。 それは少しさみしい気持ちと、落ち着く感じが両方ある。 アオヤマ君はとても頭が良くて、言う事も理論的であったりするが、たまに小学4年生の部分などがでているのがとても愛らしい。 しかし、その小学4年生な部分を自分でも理解しているのが他の子と違う部分だと思った。 私はもう大人だけど、大人だから、こんなに素直にものを見れないし、感じることができない。 お姉さんを素直に好きだと言えないかもしれない。 お姉さんのことを凄く好きだと気づいた時に、凄くとかではなく たいへん好きだ という言葉が好きだった。 アオヤマ君の喋り方がすごく素敵だと思った。たいへん素敵だと思った。 主語をしっかり付ける感じとか、相手に投げかけられた言葉を咀嚼してから理解しているようでたいへん素敵だ。 読み終わったあとは人を素直に好きになりたいと思った。 毎日ノートをつけようと思った。 小学4年生に沢山教えられた。 ありがとう。
2投稿日: 2013.11.09きれいなお姉さんの・・・大好き
「ぼくはまだ小学校4年生だが、もう大人に負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさんの本を読むからだ。・・・・・他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けることは恥ずかしいことだ。」 少し生意気な少年が主人公の物語です。 しかも、きれいなお姉さんも大好きな少年です。 お話のなかで、時々交わされる父親とのさりげない会話がとてもいい感じです。 できることなら、もう一度少年時代にに戻ってみたい気持ちになりました。
0投稿日: 2013.11.07小学生時代の夏休み
山を拓いて建設された「郊外の町」に、突如出現したペンギンたち。森に閉ざされた空き地に出現した謎の「海」。小学生の夏休みに起こった、不思議な不思議な物語。「宇宙レベルの謎」を解明すべく、町を探検するぼくら。「おっぱい」が魅力的な「歯科医院のおねえさん」の正体は? 小学生時代の夏休みが、とてつもなく長かった、と記憶している人には、ぜひとも読んで欲しい。
19投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログ森見作品なのですが舞台が京都ではないし、阿呆な大学生も出てこないです。そういうのを期待している人には物足りないかも。 集中しないと読めないな~と思ったので、病院の待ってる時間でちょこちょこ読んでました。 読んでてちょっと苦痛に感じてしまったので、私には合わなかったのでしょう。 アオヤマくんのような子はとても賢くていい子だなぁ~と思ったのですが、私はきっとこんなふうに育てるのは無理でしょう(笑) 子どもの発想や考えをきちんと聞いて、否定せずに答えを出す。そんな大人でいたいものです。 子どもの発想って面白いなぁ~
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログ不思議な話。ファンタジー。 情景描写が分かりにくいと思うところもあったが、面白かった。 アオヤマ君が面白い。こんな小学生いるのか?と思いながらも、時折見せる子どもっぽさがハマる。 謎が残ったが、面白かった。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログ日常の中で起こる非日常な現象がアオヤマ少年の視点から絶妙なタッチで描かれており、読み進めていくと不思議な世界にどんどん引き込まれていく。登場人物も、何処にでも居そうだけど個性が強く、また読んでいるうちに少年少女時代を思い出させる。アオヤマ少年の冷静な行動の中に垣間見れる純粋さが身に染みていく作品。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログ半分くらい読んだけど途中で断念…森見さんだから読めると思ったけど、どんどん読み進めてしまう程の勢いが生まれませんでした。
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログ知人の勧めと評判のよさで読みました。 ちょっとませた賢い小学生の話で全体的にほのぼのしているけれど、 緩急がないので途中で飽きる。 SF??ファンタジー要素が苦手でこの評価。 個人的にリアリティのない話はどうも楽しめません。
0投稿日: 2013.10.20許容できるなら
森見さま初めての方>普通の生活のお話を、SFとして許容できるあなたなら面白く読めるはず。でも「え?なんで??」なんて思い出したらちょっとツライかもしれません・・・。 ちなみに私は許容するどころか、好きなので面白いです。非日常ってこんな感じで訪れるといいなぁ
0投稿日: 2013.10.20文体が美しすぎる
森見さんの文体はリズミカルで読みやすく、しかも美しい。 奇想天外で、まか不思議な出来事が次々と起こり、そのままラストへなだれ込むストーリー構成は秀逸でさすがにSF大賞をとるだけのことはあります。 ただ、疑問点はすべて解明されないまま終わるので白黒つかなくてもいいやという人向けの作品です。
10投稿日: 2013.10.18結構楽しめます
肩のこらないSF? この著者の作品としては,「不思議さ」が適度に抑えられていて,その他の部分のストーリーが楽しめます.
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ賢い小学4年生の少年が街で起こる不思議な事について研究するお話し お姉さんとペンギンと海とジャバウォックとそしておっぱい(笑) 不思議な事は不思議な事なりに理屈があるようだ SFファンタジーといえばそうなのかもしれない ま、この物語の面白さはそんなところではないけれどね 現実的にはいなさそうな賢さを持つ少年の語り口調がとても好感度が高い 微笑ましいとも言える 疑問に対して素直に向かっていく姿勢は読んでいて心地いいし そして何より研究対象の着眼点がいいのだろうと思う 怒りそうになったらおっぱいのことを考えるという発想が森見登美彦っぽくて好きだ(笑) ま、四畳半とか夜は~に比べてぶっ飛んだ論理思考の面白さはないけど、少年の無垢な疑問点と発想とその描写がまたなんとも言えない感情を引き起こす 最後は最後で胸がギューっとなるような愛しさと切なさと「少年ならやりとげるだろうなぁ」という心強さで終われたのでよかった
0投稿日: 2013.10.11作者に対する先入観をあらためさせられた作品
ある日突然多数のペンギンが空地に出現する等の新興住宅地にまきおこる不思議な事件に対し、小学四年生の主人公が挑むSF的設定(?)の小説。 小学生ながら頭でっかちで何事も理屈で考える主人公のキャラクター設定が読んでいて楽しかったし、主人公が慕う「お姉さん」も非常にミステリアスで、その正体には興味がひかれたが、何より物語全編にそこはかとなく漂う寂寥感が非常に印象的で、空虚な新興住宅地の描写とうまくマッチしていた。 「こういう小説も書くのか」と、作者に対する先入観をあらためさせられた気がする作品。
0投稿日: 2013.10.05
powered by ブクログ最後の最後多少盛り上がりがあるので、読後感は悪くない。 ほんのちょっぴりの切ない余韻が残る。 かなり特殊な「ぼく」とその振る舞いは、磊落だが普通な「お姉さん」。 その会話は、なかなかいいテンポだ。 でも、結局は、ぼくは普通で、お姉さんは、特殊というところで終わるのも いい感じだ。 良本でしょう。受賞したのもうなずける。
2投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある日突然現れたペンギンの謎について少年たちが研究します。 かなりユニークな少年のキャラクターが強烈です。
0投稿日: 2013.10.02
powered by ブクログこんなに切ない気持ちになって こんなに哲学的な思いを募らせて 結局彼の最後の一行の言葉を私は叶えられない「世界の果て」を感じて涙がでそうにもなるだろう、彼はそれを痛く感じさせられても泣かないんだろう そして彼は大人になっていくのだろう そんな小学生とこの本を抱きしめて私も世界の果てを駆け巡りたいと思う
0投稿日: 2013.10.02読み終わると・・これってSFじゃん
名前の不思議さに釣られて講読。 町に突然出現したペンギン? 主人公の小学生と対峙するワンパク・グループ 主人公に絡むやさしいお姉さん。 何処の町にもある光景を描いた小説。 だだ・・なんでペンギンが出てくるの? さらりと読める小説です。 途中からこれってSFなのなーんて・・(笑)
0投稿日: 2013.10.01初めての森見作品に最適だと思います
ちょっと不思議なお姉さんとおっぱい好きなアオヤマ君の夏の日の冒険 たくさんの?と心地良い読後感を運んでくれます ディープな森見ワールドに浸りたい方だと物足りなさを感じるかも知れませんが 初めて森見作品を読む方もすんなりと入っていけるのではと思います
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログなんだか最後胸がきゅーっとしめつけられるような感覚で 切なかった。不思議な世界観だけど わたしはすき。
0投稿日: 2013.09.29少年とお姉さん
ペンギンはどこからやってきてどこへいくのでしょう。 お姉さんと少年のちょっと不思議なはなし。 周りの友人もいい味出してます。
0投稿日: 2013.09.28初めて森見作品を読む人にもおススメ
秘密基地と探検、いじめっ子への逆襲、女友だちとの微妙なカンケイ、そして失恋・・・ ジュヴナイルのツボを押さえつつ、突然お姉さんがペンギンを生み出す場面に遭遇するなど、突飛な世界観は森見ワールド健在! 少し大人びた少年と、彼の成長をあたたかく見守るお姉さんとのやりとりも楽しく、読みながら顔がニヤケてしまいました。 最後はちょっとせつない終わり方。泣くな、少年。
13投稿日: 2013.09.28きっと照れ屋さん
無茶な設定も、語り口のうまさと素直じゃないけど可愛らしい登場人物の魅力でワクワク読ませる森見さん、いつもながらさすがの面白さです! 森見さんの物語は、照れ屋さんが「えっへん!」と虚勢を張りながらする大ボラ話のようで、楽しくてちょっと切ない。 このお話でもニコニコ読んでいたはずなのに、いつの間にかちょっと切なくなってくる。 森見さん、ホントずるい!
0投稿日: 2013.09.27小さな研究者
私は森見富美彦さんの作品の中で、これが一番好きです。 世界の謎を解くため、観察と記録と考察を続ける小学生たち。 楽しそうでいいなあ。こういうの大事にしたいなあ、と思いました。 謎が明かされるクライマックスは、一気に読んでしまいました。 最後は切なくて泣きました。
24投稿日: 2013.09.27饒舌な少年に憧れよ。
あくまで傍流、確固たる私。 語りに語る少年の、言葉の城は、そびえ立つ。 言葉の海で身を尽くし、己の愛を高まらす。 そんな小学生いるか!!! いいじゃない。憧れよう、揺るがない傍流たる彼に。
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログ森見登美彦さんの本を初めて読んだ。 読み始めてしばらくして、これは私の苦手な純文学系なのか?と構えたものの、最後まで読んだらこれは壮大な恋愛ものなのかな、と感じた。
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログとても不思議な話だ。登美彦ファンタジー。一回目は、ふしぎ〜なんかよくわかんない。で終わったけども、二回目読んだ時はより一層丁寧に読んでみた。好奇心旺盛で、丁寧で落ち着いてるけど無邪気であり、視野の広いアオヤマくん。彼が大人になったらどんなにかイケメンになることか。 お姉さんのことが好きだ。これはただの恋かもしれないし、でもそれだけじゃない、人間が人間を好きになるとゆう、なんとも不思議な神秘だ。当たり前のことでも、アオヤマくんにとっては神秘的な興味深い現象なんだなあ。一途な思いがかわいい。帯のコメントに、二回目で同意!
2投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
静かでシュールであたたかな物語。 海とはなんだったのか、お姉さんは何者だったのかとつい考えたくなってしまうのがSF読みというものだが、あまりそれを詮索してしまうと、ハマモト先生たちと同じような無粋な大人になってしまうかもしれない。アオヤマ君たちにしか見えない世界の果ては、確かにそこにあったのだ。 少年は世界の果てを目にし、そして「果て」が消えいく場面に立ち会うことになる。今後も彼の人生には、「果て」が現れては消え、それでも彼は「果て」を目指していくんだろう。それが大人になるということなんだろうな、と。 少年に過度に干渉することはないのに、言葉できちんと彼の背中を押していく父親の姿が素晴らしい。自分もこういう父になりたい。
0投稿日: 2013.09.26いつものモリミワールド
主人公が小学生という設定ではあるが、今後他の作品に登場する妄想主人公になって行きそうな片鱗が見え隠れする。お姉さん=乙女と考えると基本同じ図式。おっぱい好きだしね(笑)。
0投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログこんな小学生いるの!ってくらい理論派の小学生が主人公のお話。 読んでも理解できないような壮大な問題を解決していくのだけど、理論派なはずの小学生たちの心の動きがとても年相応で、読んでいて面白い。 歯科医院のお姉さんが私の好み(*^_^*)笑
0投稿日: 2013.09.22森見登美彦、新展開、真骨頂!
森見登美彦さんと言えば、「京都に住む大学生」を題材とした作品がよく知られています。しかし、今作の主人公は大学生ではありません。小学4年生の男子、アオヤマ君が物語の先導者。しかし、小学生とはいえ理屈屋で、どうでもいいことも真剣に考えてしまうのは森見キャラクターではおお馴染み! 嫌味なく「ぼくはたいへん頭が良く、しかも努力をおこたらずに勉強するのである。だから、将来はきっとえらい人間になるだろう。」と言ってのけます。そんな賢いアオヤマ君が、街にペンギンが大量発生するという謎に果敢に挑みます。考えて、考えて、最後に出た結論は何とも切ない。新しく、かつ森見登美彦さんならではの世界が楽しめる作品です!(スタッフI)
2投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログ森見作品の新境地。 お得意の阿呆大学生、京都、というキーワードを封印し、主人公を小学生にしたということで、京都の阿呆大学生ネタが大好きな私は楽しめないかも…と正直敬遠してました。 が、読んでみるとめちゃくちゃ面白いしほっこりしました。森見作品らしく少年は癖があって、おねえさんは魅力的で、理系の要素が豊富で、パラレルワールド的で…確かに今までにない綺麗なお話だけれども、あくまで森見作品でした。 こんなお話もかけるのかと森見さんの作家としての才能に改めてびっくりしました。よくこんなに子ども心を描写できるなぁと。この不思議でふわふわした世界観も圧巻。 懐かしくて暖かくて切ない気持ちになる本当によい作品だと思います。
4投稿日: 2013.09.18
powered by ブクログ景色が白く飛んでしまいそうな初夏の「郊外の街」。小学校4年生のアオヤマくんと、歯科医院のお姉さんのお話。 SFに免疫がないので、想像力を総動員させました。そこは私の努力次第ですが、とても良いお話でした。 今だって一日一日成長しているはずなのに、小学生の頃のほうが、毎日をもっと精一杯、頭を使って生きていた気がします。アオヤマ君のように。 切ない経験は、アオヤマ君をとても立派な大人にするのでしょうね。アオヤマ君の願いが叶うよう、私も願うものです。
15投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログSFちっくでありつつも、哲学的な所があり、それを小学生が考えているというのがたまらない! 主人公のお父さんがまた魅力的… お姉さんが、少年!とよぶところや 全体的に若干堅苦しくかいてあるのが、最高。 主人公の淡い恋愛と、友情、謎、哲学 全てがぐるっと上手くまとまり 素敵。 2013 9月14日
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主人公が妙に自信家なのはいつも通りだけど、珍しく根拠がある。 小学四年生のアオヤマ君のキャラがすごく良い。ひどいことをされても怒らず不思議なしゃべり方をするところやおっぱいが好きなことを隠しもしない潔さとか、漫画的なキャラで子憎たらしいけど憎めない感じがすごくかわいい。理系なアオヤマ君に対して哲学系のウチダ君、チェスがうまいハマモトさん、ガキ大将(通称スズキ帝国)のスズキ君もそれぞれ個性的でかわいい。 市街地に突然現れるペンギンとアオヤマ君が好きなお姉さんの謎の関係、ハマモトさんが発見した”海”と「プロジェクトアマゾン」の関係などバラバラだった事柄がどんどんつながっていく展開が面白い。 すべての謎の中心にいるお姉さんは何者なのか、この物語がおわったあとにアオヤマ君はお姉さんと再会することができたのか、すべて不明のまま終わってしまうけど、なんとなく読んだあとほっとするお話。
2投稿日: 2013.09.12
powered by ブクログ研究好きの、いっぷう変わった少年の語るSF。現実感のないSFは苦手だけど、少年が周りを観察して分析するところが、とってもステキだった。わたしも、子供の頃、大人を観察するのが好きだったなー
1投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ読み終わったあと、主人公の少年をとても愛しく思いました。 日々成長することの大切さは小学生の頃の方がわかっていたかもしれません。 今日より明日、明日より明後日、そんな風に前向きになれました。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ小学4年生の主人公アオヤマ君は、妙に大人ぶって賢く、ちょっと生意気。友達と身の回りの気になることを日々研究・探検している。 ある日街で突然ペンギンが現れるという、不思議なことが起こる。 それを研究するうちに、仲の良い歯科医院のお姉さんが関わっているらしいことがわかる。 街で起こる不思議な出来事の謎に迫るほのぼの日常ファンタジー。 主人公の目線で展開されるが、アオヤマ君の生意気さに最初ちょっと戸惑うも、しばらく読み進めるとそれも可愛げとも思え、お姉さんとの掛け合いも面白かった。 物語の雰囲気はファンタジーって感じはほとんどないが、ちょこちょこと謎な要素が現れ不思議な印象だった。 突如現れて消えたペンギンは一体何なのか、お姉さんの不思議な力、森の中に発生した「海」など、謎が点々と現れて、それぞれ単独では理解出来ない現象だったが、物語終盤になって、それらが一つの線に繋がっていく辺りがクライマックス。 そしてラストはちょっと切なかった・・・ それにしても、何故ペンギンだったのか。お姉さんは一体・・・ 謎は謎のまま。それもまたよし・・
1投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログこの世の全てを達観したような気高さで空を眺めるも、歩く姿はヨチヨチと拙く愛らしいが飛べない不思議な鳥ペンギン。そのペンギンをはじめコウモリやクジラをも”生む”事の出来るおっぱいを持つ大人の女性に疑問と憧れを抱く少年の日常は、探求と冒険に満ち溢れた日々だ。異性という認識すらない少年のお姉さんに対する不思議はあらゆる生命の源となる「海」のメタファー。シュールな展開の中にも昔「男の子」であった者ならば既視感に似た感情を抱くことの出来る不思議な文体は和製『鏡の国のアリス』の少年バージョンとも呼べよう。嗚呼!深い。
2投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログやたらと客観的で大人びた少年と、どことなく不思議な雰囲気を持つお姉さんを中心に展開されるファンタジー。 この本を読み終わったとき、 きっとほんわりと温かい気持ちとちょっと切ない気持ちが沸き起こるはず。
0投稿日: 2013.08.31
powered by ブクログ「僕は~した」という文体に慣れないなー でもこれはアオヤマくんのキャラクターにぴったりだなー とか思っているうちに読了。 「海」の正体が気になってわくわくするけど、いまいち最後までしっくりこなかった。読後感も悪くはないけど。 どうも森見さんとは合わないらしい。
0投稿日: 2013.08.29
powered by ブクログこんな愛しい気持ちになるなんて。 アオヤマ君が アオヤマ君がお姉さんを思う気持ちが 大変愛しいのであります。
0投稿日: 2013.08.27
powered by ブクログ森見さんから京都のいじけて一回りして開放的な若者が出ない作品が出たわけですが アオヤマくんはまさに「もりみーキャラ」を象徴していました。笑 きっと彼は大学生になったらあのすれた男の子になりそう いつものくすくすとしちゃう表現や切ないかんじ、現存です だけど、今回はわたしが日々思っていることをアオヤマくんたちが一生懸命「研究」してくれました すごく共感できました。ありがとう。 それから、スズキくんに対するアオヤマくんの考えが大好き
0投稿日: 2013.08.23
powered by ブクログ2日で読了。相変わらず奇想天外な筋運びだが、いつもの学生擬きの卑屈根性がなく、物足りなくもあり、清々しさもある。その清涼感ゆえ、オチの宇宙人もあまり嫌ではない。
2投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
んーよくわからん。 これは哲学? 最後に何かわかるかなーと思ったけど難しかった。 ペンギンとお姉さん、海…どんな関係が?
0投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
眩しい夏の日をすごした少年が大人になっていく物語のように感じた。 とてもステキな初恋の物語だった。 物語は... ぼく(アオヤマ君)は小学校4年生で、郊外の住宅地に住んでいる。偉い人になるために努力を欠かさない。そして、歯科医院の「お姉さん」のことがとても気になる。 ある日、街にアデリー・ペンギンの群れが現れた。 ペンギンがどこからきたのか、調べ始めたぼくの前で不思議なことが起こった。あのお姉さんがコーラの缶を宙に投げ上げると、それがペンギンに変わったのだ。 お姉さんはぼくに言った。「この謎を解いてごらん」と... 前半部分はなんか読みづらかった。 しかし後半になるにつれ、青春であり、SFであり、ファンタジーであり、ミステリーであり、興味が湧いてきた。 おもしろくなってきた。 お姉さんが気づいていくセリフがとても切ない、哀しい。 「もし私が・・・」 「そろそろ・・・」 「私も、私の思い出も、みんな・・・」 とてもステキなラストでした。 アオヤマ君は大人の階段を一気に駆け上がっていく。 お姉さんと約束したから。 お姉さんが待っているから。 お姉さんは「大人はひいきしないとだれが決めた?」と笑いながら、ひいきしてるから、君を、ずっと。 君だけが私を見つけてくれると信じて待っているだろうから、きっと。 月とともに。 そんな気がした。 「・・・。そしたら私を見つけて、会いにおいでよ」 「ぼくは会いに行きます。」 ふたたび巡りあう本当のラストを想像した。 そんな余韻を残して、私は本を綴じた。
19投稿日: 2013.08.18
powered by ブクログおもしろかった! 主人公はすこぶる頭がよく、論理的で冷静沈着な少年。 とはいえ素直な小学4年生。かいま見える子供らしさがなんともかわいい。 探検物語でもあるのだけれど、ひとっ飛びに魔界へ行ってしまうようなものでなく、もっと日常的で身近か。 普通の生活の中に現れた普通でないできごと。 次々とわき起こる謎。わくわくするような展開。 児童書を読むような感覚と同時に哲学のような味わいも。 小さく光るようなせつなさと、どこかほのぼのと柔らかな余韻が残る。 お姉さんがとってもステキ。 また読もう。
2投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログ物語のテンポが、登場人物たちと一緒に考えながら一歩一歩進んでいくような感じがした。まだまだ日常の謎もいっぱいある小学生の彼らが、謎解きや新しい発見、時には喧嘩もしながら成長していく姿が微笑ましく感じた。不思議な世界観の本。
1投稿日: 2013.08.17
powered by ブクログ『海』と『ペンギン』と『ジャバウォック』と『お姉さん』の話。それぞれのキャラクターが、現実世界の風刺のようでもあり、純粋なファンタジーのようにも思われる。向上心と好奇心の旺盛な少年が主人公の、純愛物語です。
0投稿日: 2013.08.14
powered by ブクログモリミー新境地なのかな。どこか児童文学のような雰囲気。しかし、どこか哲学的要素も流れてる。作中、ウチダ君の死に対する考察、とても小学四年生のそれとは思えないが、そこで語られる世界の流れこそがこの本のテーマなのかも。自分にとっては存在とはイコールなのであって、つまり死という概念はそもそもが存在しない。だから、お姉さんという存在が消えようともけっしてなくなってはいないのだろう。 まだ20歳そこそこの自分だが、当然ながらもこのアオヤマ君よりもその父親に姿を重ねてしまうことがある。自分もあのような父親になりたいものだ。 モリミー的な超絶ストーリーテラーぶりは少なくとも、どこかほっこりできる佳作。息子が欲しくなる。
0投稿日: 2013.08.07
powered by ブクログアオヤマ君とお姉さんのしゃべりは森見節なんだけど、何だこの世界観!村上春樹のような。そして最後の「父さん、ぼくはお姉さんがたいへん好きだったんだね」からラストまでの2ページでグッと押し寄せてくる感じ。解説の萩尾望都の言う通り 「君はぼくは泣かないのですと言うけど、私は泣きます」。
0投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログはじめて読んだ森見登美彦の作品。SFファンタジーとうたっているが、はじめの方を立ち読みしても、全くSFファンタジーっぽくなかった。どこがSFなんだと気になり、読み進めたくなって購入。結論をいうと、いつの間にかSFファンタジーになっていた。納得。さりげなさ過ぎて気づかなかった… 暑い夏、読めば涼しくなるかも。
0投稿日: 2013.08.06
powered by ブクログあー読みにくかった、読みにくかった…。なんでこんなに読みにくいんだろうってくらい時間かかったけどようやくお風呂で汗だくになりながら読み切った…。すごくハイコンテクストなのか雰囲気小説なのか読解力の無いわたしには分かりませんでした…。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この甘酸っぱさとSFの融合、とても良かった。 ”賢い”アオヤマ君の言動や考えがとても可愛らしくもあり、考えさせられる。 お姉さんとの会話のやりとりも面白い。 最後にどれだけアオヤマ君がお姉さんのことを想っていたのかが分かり、感動してしまう。 巧みな文章に感銘を受けた。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ読み終わった後にくるなんとも言えないこの気持ち。 小学4年生のアオヤマ君とお姉さんのお話。 はじめはこんな少年いないよ! って笑いながら読んでいたんですが、 後半からラストに向けて、 何がどう起こってどうなってるのか!と 凄いスピードで読んでしまいました。 読み終わってすぐ、 アオヤマ君の大人になった時 果たしてどうにかなるのか やっぱり、どうにもならないのか。 後になにかしら 心に訴えてくるものありました。 言葉で表現するのって、 こうも、難しいとは^^;
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログコーラからペンギンを作り出すお姉さんの謎を 真面目でおっぱい好きな少年アオヤマ君が解き明かす ほのぼの冒険ファンタジー。 温かな陽だまりのような日常のなかで SF色も加えつつ、さらに哲学的な匂いすら漂わせる この小説はまさにアオヤマ君そのもの。 とにかく応援してあげたくなる、そんな話。
1投稿日: 2013.07.25
powered by ブクログ面白かった。 話はお姉さんがペンギンを生み出してうんたらかんたらっていうファンタジー。 自称一番忙しい賢い科学の子、小学四年生の主人公のキャラクターが愛らしくて面白い。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
素晴らしい!少し綺麗過ぎるけど好きなタイプだった。どこがSFなんだろうと読み進めるとけっこう「惑星ソラリス」のオマージュを思わされた。SF大賞の受賞はそれ以外には考えられない。しかし子供らしくない子供(かなり深い哲学的な会話が繰り返される)の主観でフワフワと甘いけどクールなオリジナリティ溢れる世界はとても映像的だ。だからと言って安易にアニメや絵本にしてもらいたくないと言うか・・・(苦笑)また読もうと思う。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログ水彩画みたいな世界で繰り広げられるたどたどしくて繊細で、子どもの頃の感覚が蘇ってくるようなお話。ペンギンにコーラに海に…夏に読むのにぴったり。爽やかな炭酸水みたいなイメージ。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログお姉さんと僕の不思議な話。 アオヤマくんの理屈っぽいけど純粋なところとか、同じクラスにいたらきっと好きになっちゃってただろうなと思った。 こも季節に読んで良かった。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログ森見登美彦の作品の中で一番すきな作品。 夏らしい疾走感と、少年の冒険があざやかに描写されているところがすてき。 少年のセリフがひらがなまじりなのも、かわいらしくて、すき。 おねえさんとの別れのシーンが切なくて、でもあたたかくて涙が出た。 全体的にふしぎな雰囲気がただよっているところは、森見登美彦らしいなと思った。 SFではないような感じがしたけれど、とてもいい話だったとおもう。 個人的にペンギンがすきだったこともあり、たいへん楽しめた。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログアオヤマ君とお姉さんの掛け合いがとても楽しいモリミーファンタジー(いやSFか?) とあるSFのあらすじを読みながら「SFには謎の美女がよく出てくるな」と思っていたところだった。ここで出てくるお姉さんはそんな感じ(美女は思い込みかもしれない) 読みながらどこかアニメ映画風に脳内再生をしていた。
0投稿日: 2013.07.18
powered by ブクログこれはすご~~~~く好きな世界!ペンギンさんいっぱいの町を想像すると楽しい。そして軽やかで切ない描き方がとてもステキ。こんな小4いるんかい?!と思うけれど、たぶんいる。父親の存在が大きくて、そんなところも良かった。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ男子大学生のドロドロしたルサンチマンが渦巻く四畳半世界を描かせたら,森見登美彦の右に出る者はいない.万年床の下に隠された畳から怪しげなエキスを抽出して,それを一つの作品にまとめ上げることにかけては,北杜夫以来の才能であると言っても過言ではない. それにもかかわらず,彼は,まれに,綺麗な小説を書くことがある.どうしようもなく綺麗だけど,なんだかそこはかとなくおかしな世界.本書も,どちらかといえば,その系譜である.こういった作品が書ける人も,あまりいない.
3投稿日: 2013.07.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読んでいる途中は森見さんの作品だってことを忘れてしまうくらい今までの作品と毛色が違うなぁと思っていたけれど、おっぱいのことが出てくる度に「あぁ森見さんらしいな」と思った。こんなにファンタジー要素が強いと思わなかったけれど、夏らしく、わくわくしながらゆるく読めた作品。お姉さんとまた会えたらいいな。アオヤマくんがとても愛おしく感じた。
0投稿日: 2013.07.14
powered by ブクログアオヤマくんに、やられた。 賢すぎて理屈っぽい。 何もかも計算立てる。 あー言えばこー言う。 つまり、この主人公 小学四年生のくせに 可愛くない。 こんな小学四年生は可愛くない。 キライ。 な、はずなのに。 物語が進めば進むほど 可愛くてしかたなくなってしまう。 弟にしたいくらい。 やられた。 そんな小学四年生の 好奇心と飽くなき探究心と ほんの小さな初恋が 幻想的で 不思議な不思議な 世界の果てへと 導いていく。 夢に溢れて止まらない 少年の青春。 突き進め、アオヤマくん。
3投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログ予想通りと言えば予想通りだが、 想定外と言えば想定外。 なんとも不思議なお話。← 主人公アオヤマくんの 独特の言い回しが なんとなく好き。 「一日一日ぼくは 世界について学んで 昨日の自分を上回る。」 …たとえそれが解決しないほうが いい問題だったとしても。 悲しみを越えて強くなれるような 気がした一冊。 キーワードは「エネルギー」
1投稿日: 2013.07.08
powered by ブクログ2013/07/07 正直、森見の京都の大学生の話は食傷気味だったのだけど、これはたいへん面白かった。 夏のキラキラして切ない思い出。
2投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログすごーく時間がかかって、挫折しそうだった。 アオヤマくんは小学生なのだ。 ハマモトさんがかわいい。 ウチダくんは優しい。 スズキくんが一番リアル小学生。 でも、現実ばなれした設定がニガテなため、何度も投げ出し、手に取り、かれこれ数ヶ月。 間にたくさん本読んだ。
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログ夏、というのはいつでも特別な感じがする。 真っ青なそら、照りつける太陽、夕立の後の立ち昇るにおい。 何か特別なことが始まりそうな根拠のない予感。魔法のような空気をたっぷりと含んで動き出す夏の日。 お母さんやおばあちゃんがいつかは死んでしまうということに気づいて泣いたあの夜。 アオヤマくんより、ずっとずっと大人のはずのわたしは、自分が彼ぐらいのときに思い悩んでいたことを未だに思っては、頭を悩ませている。 アオヤマくんが愛おしくて、あの頃の夏の日に思いを馳せる。 大好きな萩尾 望都さんの素敵な帯に惹かれて買ってしまった。 望都さん、わたしも読んだ後泣いてしまいました。
2投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログ賢い小学四年生と不思議なお姉さんのお話。森見さんの本って阿呆な人々の描写でインパクト強すぎてついつい見過ごしてしまうんだが、不思議でファンタジックな世界観を書いてる人なんだよなぁということを思い出させる、そんな本。
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログ個人的に森見さんの作品は京都のイメージが強かったので、京都が舞台じゃないのはちょっと新鮮でした。 最後には少しほろりと…。 ファン補正があるからかもしれませんが、最近読んだ小説の中では一番素敵だと思ったお話でした。 海に行きたくなりました。
0投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログ2013.07.05 読了 好き。 今までの森見節ではない、新たな森見節である。とはいえ確かな森見節なのである。 好きだなぁ、好きだ。 例えば、自分に息子ができたなら、アオヤマくんのようになってほしい。 少なくとも、常にノートを持つようにしたい。
0投稿日: 2013.07.06
powered by ブクログ2013年7月5日 頭が良い小学生の視点で物語が進んでいく。文体も、妙に小難しくて理屈っぽい文章が出てくるけど、視点としては至って素直かつ好奇心の塊。子供のころになんでも不思議に思えたあのキラキラした気持ちがちょっと蘇った。 アオヤマ君って自負してるだけあって、すごく立派な小学生だよなぁ。
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログ他の森見作品に比べるとあまり好きになれなかった。 場所が京都ではなかったからか、主人公の年齢がかけ離れすぎていたからか、ファンタジー要素が強すぎたからか、、 でも相変わらず女性キャラは魅力的だった!
0投稿日: 2013.07.04
powered by ブクログんー、自分の子どもの頃を懐かしむように読んだ。友達と秘密基地、未知のナニカと遭遇、探究する姿勢、心情描写…しかし話が現実離れし過ぎて最後まで私は好きになれなかった
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
主な登場人物 (これだけでもかなり興味津々) 小難しいことばかり考えてる小4のアオヤマ君 歯科医院のお姉さん 仲良しで研究仲間のウチダ君 乱暴者のスズキ君 別の研究をしていて共同研究者になるハマモトさん キーワード チェス おっぱい ペンギン 海 つまりアオヤマくんとお姉さんがチェスでおっぱいでペンギンで海? アオヤマくんはちょっと変わった小学生ではあるがやっぱり小学生だね。 大人っぽいというかなにげにおやじっぽい、でも純粋。小学生だから。 お父さんの言葉や動向がものすごく影響しているのはたしか。 読後に萩尾望都さんの解説にも泣かされます(解説もネタバレ)。 「アオヤマ君とこの本を抱きしめたくなる。」……本当に、本当にね。
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログ科学少年 小学4年生 アオヤマ君 彼の街に起きた一夏の不思議な事件とたぶんずっと続く大切なキモチが切なくて温かい素敵な本。
2投稿日: 2013.06.30
powered by ブクログ森見さんの本は「夜は短し~ 」に続き,2冊目。 図書館でなんとなーく借りてみたわけです。 小学四年生のアオヤマくんと,不思議なお姉さんのお話。 ミステリ好きで,最後に全ての謎が解けないとイヤだって方にはちょっと物足りないかも。 だけど,やりたい放題展開して,最後に回収しないで終わらせてるようないい加減なお話ではないです! 小学四年生という,ちょっと大人ぶりたくなる妙な年頃の世界のとらえ方を感じて,なんだか懐かしくなってしまいました。 まあ,アオヤマくんは大人すぎるからきっと私はスズキくんタイプだろうけど。 ほどよく田舎の小さな町,スズキくん帝国,観測ステーション…宝箱にだいじにしまっておきたくなるような思い出たち。 最後の数行で,胸の奥が,きゅっとなりました。 …ほんわかした物語であるだけじゃなくて,泣かせる物語でもあります。 「ぼくは泣きません」なんてアオヤマくんは言うけど,読んだひとの何人がそのことばを裏切っただろう?
2投稿日: 2013.06.29
powered by ブクログすごく集中してあっという間に読み終わってしまった。くすくす笑える場面あり、最後は電車でよみつつホロリと泣けてしまった。 ギャグ的要素がつよいかなぁ~と読み始めたがそんなことはなかった~。 今年1番です!
0投稿日: 2013.06.28
powered by ブクログ少し積ん読で置いておいて、読み初めてもナカナカにエンジンがかからなかった。いつか体験したあの光景をまた、追体験しているようで。主人公のアオヤマくんのように理路整然とはいていなかったけど、ボクにもあの毎日が発見に溢れていた時期が有ったのだ。そして彼はその中で発見してしまったことの展開に至るまでがなかなかスピードに乗らなかった。が、一度、その展開が始まるとSFとファンタジーの間にある本作の面白さと意味とが押し寄せてくる。文庫版の帯に萩尾望都の推薦文『最後のページを読んだとき、アオヤマ君とこの本を抱きしめたくなる。』の意味を知り、アオヤマ君の代わりにヒトツブ涙するのだ。
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログアオヤマくんたちの探検とか考え方とか遠い昔を思い出してフフフとなったけれど、ファンタジーにどうも付いていけなくてなかなか読み進めるのが時間がかかった。途中だけどひとまずここで読むのは中断。 作者の作品は『恋文の技術』のノリが好きなのでした。
1投稿日: 2013.06.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アオヤマ君はかなり変わっている子供なんだけど、やっぱり子供なんだよなあ。だからこそ、このファンタジーが成り立つ。お姉さん切ない。「それだけえらくなったら、私の謎も解けるだろうな。そうしたら私を見つけて、会いにおいでよ」そういえばアオヤマ君は、人はなぜ死んでいなくなるのか?という謎も解かなければならないのだ。まったく彼は多忙な小学生であるなあ。
0投稿日: 2013.06.18
powered by ブクログ読書会課題本 森見さんは初めてだけど、まず、主人公のキャラクター性。理論的・科学的思考ができるけれども、子供であるという主人公を考え、描けているのが凄い。また、誰しも子供のころ感じた、探検とかに関するあこがれとかのあるあるネタを再現できるのも柔軟な人なんだな、と。 普段読んでいるものから大きく離れているから、個人的な評価としては高くないけれども。 技術を高めて、SF的ガジェットに行き着くというのが今までのSFの流行であるとするなら、この本のように、不思議なものがあって、そこに科学的思考でたどり着こうとするのも、また、昨今のSFといえるのかもしれない、とは部会での結論。 明らかにSF的な何か、がなくても、不思議なものがあって、そこにたどり着こうとしているなら、それもSFだろうと。
0投稿日: 2013.06.15
powered by ブクログなんだか哲学的で残念ながら自分には合わなかった。 少年が妙に大人ぶっていたり、お姉さんのおっぱいに興味があるのを全く隠さないところは面白かったのだけど・・・。
0投稿日: 2013.06.12
powered by ブクログ読了。(電子書籍Kindle) ペンギン・ハイウェイ kindleでセールだったので何と無く買ってみた。 これはジブリっぽいファンタジーですね。 宮崎駿の方ではなく、細田守の方の。 少年とペンギンとおっぱい 内容は言わないがだいたいそんな感じ。(いやそんなことはない) 思考が小学4年生っぽくないのはやっぱりファンタジーらしさのひとつの気もする。 まわりの人たちもオーソドックスで王道のような登場人物たち 映画化あるかな?あっても不思議ではないね。 面白かったです。
0投稿日: 2013.06.11
powered by ブクログ森見氏の作品で、初めて京都色がないものを読みました。 歯科医院のお姉さんはどことなく羽貫さんに似ているようで羽貫さんではない。 前半は方向性が見えなくてあまり進まなかったけど、後半はいけた。 科学の子な少年+飄々としたお姉さんの中にあって、ハマモトさんが活き活きしていたのがたいへんよかったと感じる。 物語全体を風が流れていくような、さわやかなお話。 初夏の季節に読むのがオススメです。 図書館で三ヶ月予約待ちした甲斐があったかな。 しかしまぁ残念ながら個人的にはそこまでハマらなかったのです。 人生の外堀を埋めてばかりの大学生が懐かしい。
0投稿日: 2013.06.09
powered by ブクログ森見先生作品2冊目。 夜は短し歩けよ乙女の時もそうだったけど、最初がなかなか進まない。 後半は一気に。
0投稿日: 2013.06.07
powered by ブクログあたし森見先生…読み進まないのです なぜでしょうか? ですが、この作品は最後の方読み進みました アオヤマ君にエールを送ります
0投稿日: 2013.06.07
powered by ブクログちょっと背伸び気味なアオヤマくんとどこまでも自然体のお姉さんの会話が心地よい物語でした。 森見さんの文章で表現される魔訶不思議な情景をイメージするのがすっかりぬるま湯につかった脳に刺激になりました :)
2投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログ自分がこれまで読んでいたモリミーの作風とは一風違っていて、それでもモリミーの本だなと感じた。アオヤマ君とお姉さんの切ないお話。アオヤマ君はどこまでも大人な振る舞いをしてお姉さんと対等であろうとする。そしてある時街に突然ペンギンが現れてから様々な謎に遭遇し、そのすべてがひとつであることに気づく。しかしそれは解決してはいけない問題だった!?
0投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログ森見先生の子ども的な想像力、そしておっぱいに加え 理系的な発想とミステリー的なアプローチで挑んだ感動の児童文学。 そんな気がしました!
0投稿日: 2013.06.01
powered by ブクログもりみーのいいところは、 登場人物がそらっとぼけて語っているところ。 新しくて白くて明るい町が見えるようだ。
0投稿日: 2013.05.30
powered by ブクログ自分が小学四年生の時にはどんなことを考えていただろうか。 「他人に負けるのは恥ずかしいことではないが、昨日の自分に負けるのは恥ずかしいことだ。」とアオヤマくんは言っていたが、自分にそんな発想があっただろうか。おそらくあの頃の自分は自己を高める向上心など、さらさら持ち合わせていなかっただろう。 20歳になった今でも、考えさせられるものが多かった本だと思う。 お姉さんとの恋や同年代の子どもたちとの友情、そして家族間の愛情…日常から非日常へと移り変わる中で、冷静に研究を進めるアオヤマくんに、たくさんやる気をもらった。
0投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ぼくはまだ小学校の四年生だが、もう大人には負けないほどいろいろなことを知っている。毎日きちんとノートを取るし、たくさん本を読むからだ。ある日、ぼくが住む郊外の街に、突然ペンギンたちが現れた。このおかしな事件に歯科医院のお姉さんの不思議な力が関わっていることを知ったぼくは、その謎を研究することにしたーーー。少年が目にする世界は、毎日無限に広がっていく。第31回日本SF大賞受賞作。(裏表紙より) ペンギンや“海”、街や大学を大人のような子ともの目線で書いた独特の文体が面白かったです。ただ、お話としてはあまりに非科学的すぎて何だかよくわからなかった。ファンタジーに科学を求めちゃダメだけどさ笑 誰もが子どものころにした自由な探検や空想が、実際に起こってしまった…!そんな感じのお話です。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログとある街で起きた怪事件と、歯科医院で働く不思議なお姉さんの謎について、主人公アオヤマ少年が挑む。 キャラクタの魅力もさることながら、この作品の最大の特徴は、アオヤマ君視点で展開する物語を読み終える頃、読者は少年と同じ気持ちを、中性的でミステリアスなお姉さんに抱くことになる点だ。 綿密に計算された技法には震えが止まらない。 解っていて泣かされるこちらの身にもなってほしいものだ。
2投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
小学5年生の男の子と少し不思議なお姉さんとペンギンのファンタジー。あまりにも切なくて涙が止まりません。ほのぼのと読んで、はらはらと泣いて、ほかほかとあたたかい気持ちになりましょう。森見登美彦、素晴らしいです。岩井俊二「打ち上げ花火~」、ハロルド・ライミス「恋はデジャブ」に通ずるものあり。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログSF系は苦手なので読むのに時間がかかりましたが森見さんの書き方のおかげでなんとか読み終えることができました。 随分大人な考えの主人公アオヤマくんをはじめとする魅力的な登場人物の独特な言い回しや台詞が印象的です。こんな小学生きっと私はみたことない。 なによりちょっと無茶な実験や研究にも呆れつつ理解してくれているアオヤマくんの両親の姿に私は一番感動しました。私もあんな大人になりたい。そしてきっとアオヤマくんもあんなやさしくて愛のある大人になることでしょう。 森見さんの作品は姓とかあだなとか役職とか、抽象的な登場人物の呼び方に特徴があってとてもおもしろい文体ですよね。 読了後、「その後」をふと考えてしまうような温かいお話でした。 そして、とても勉強がしたくなる! もう勉強とは縁がないような生活を送っていましたが作品に影響されて今からでも遅くないかと色んなことを書き留める癖ができました。最初のページには彼のお父さんの言葉が書かれています。 「3つの役立つ考え方」、本から大事なことを教えてもらいました。
0投稿日: 2013.05.19
powered by ブクログ久々森見。ファンタジーってよりSF色が強い。最後の最後でうるっときた。頭の体操にすごくよさそうなくらいイメージフル稼働だったので、文庫版のカバーよりハードカバーの方が好き。
0投稿日: 2013.05.18
