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ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~
ビブリア古書堂の事件手帖5 ~栞子さんと繋がりの時~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

615件)
4.0
140
258
142
4
1
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     ビブリア古書堂シリーズ5作目。  栞子に告白した大輔だったが、その返事は先延ばしされ…。  相変わらず、腹黒いですな、栞子。  でもって、話がオチのための設定になりつつある。つかなってるのか。  が、そのへんの不自然さをうまくごまかすのがテクニックではないかと思うのだが。編集者はこれで大丈夫だと本気で思ってるのだろうか。  ともあれ、一応シリーズは完結にむかっているらしくて、いろいろ整理されてはきている。  その分、栞子の母親の存在が大きくなるのだが…。  なんかいちいち悪意をまきちらしているような存在で、そこまで邪悪にしなくてもいいだろうと思うんだがな。  親子の邂逅というより、ラスボスとの遭遇みたいになってるぞ。  いろいろとやれやれ、って感じだったのだが、大輔の健全な思考が救いでした。  うん、いい子だ。  栞子はもっと大事にするべきだよ、彼をww

    0
    投稿日: 2014.06.23
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    大輔への返事を保留にして、母に会おうとする栞子。 彼女の心配は、自分たちから去った母と同じ資質を、自分もまた受け継いでいるという自覚。 それを聞いた大輔の返答があっけらかんとしていて、よかった。

    2
    投稿日: 2014.06.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    5巻目。 ネタバレで言えばようやくお付き合いをすることに。 謎解きはまぁそんなものかとそれほど目をみはるほどではない。 最終巻までにはもうひと波乱か? ★は3つで。

    0
    投稿日: 2014.06.21
  • ビブリア古書堂の事件手帖を読んで…

    とても気になり、よんでみました。 興味をそそられる内容でした。 また購入のきっかけとなりましたので、引き続き読みたいですね。

    0
    投稿日: 2014.06.19
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    話が佳境に入ってきて、色々はっきりしてきましたね。本のうんちく含め、やっぱりこういう話は好きですね。最初、読み終わって、プロローグとエピローグが???でしたが、読み返してようやく、「あぁそういう事ね」って感じで、まんまとやられてしまいました。次回への布石、不安要素大の状態ですが、次回も楽しみにしています。

    0
    投稿日: 2014.06.15
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    面白くてスラスラ読めたんだけど、 ここで記録を残そうと思い返すと、何も出てこない… (図書館)

    0
    投稿日: 2014.06.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリーズものとして一番の山場であった母親との邂逅から、その後の展開は難しくなるだろうと思っていたとおり、本作では脇役の過去と恋愛絡みとかで話を繋いだ感が強い。あまり安易に母親を出さないほうがよい感もあるが、母親の失踪にも何からの裏がありそうというところで次回に続く。それにしても面白かったのは本筋ではない手塚治虫の作品に対するクリエーターとしてのこだわりに関する薀蓄。流石に神様。

    0
    投稿日: 2014.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    大輔の告白の返事をする前に母智恵子に会おうとする栞子。今回の話は母智恵子の影を濃く感じました。第1話での志田の過去も意表をつかれました。一番良かったのは、自分も母親のようになるのではないかと不安だったと言う栞子に言った大輔の言葉です。ああまで言われたら栞子は幸せでしょう^^

    0
    投稿日: 2014.06.14
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    北鎌倉駅に近いビブリア古書堂。その女店主・栞子さんとアルバイトの大輔くんによる古書にまつわるミステリーと謎解き。 3月(前巻)に栞子さんに想いを伝えた大輔くん。 その返事はなかなかもらえず。5月のうちに答えると栞子さんは言うのだが・・・。 大輔くんの視点で語られる地の文。彼にとっての盲点はそのまま読み手の盲点となる。もちろんそのように仕掛けられているわけだけど・・・。 まんまとはまってしまった私。 また、家を出た母親との関わりも今まで以上に多くなり、栞子さんが何かを乗り越えようとしているのわかる。栞子さんの控えめな態度が母親によって形成されたのを知るにつれ、母娘の複雑な関係に少しばかり息苦しくなってくる。 似たもの同志でありながら娘は母親のことを認めつつも許せず、母親に心の奥底を見透かされるのを恐れて一定の距離を置いている。そのことが却って、その距離の中にある特別な感情を知らしめる結果を招いているという皮肉。 娘に対する愛情は一般的なそれとは異なっており、また自分をつき動かす好奇心に抗うことのできない母親の智恵子さん。前巻のあまりに奔放な態度は理解に苦しんだが、本巻の最後の彼女の言葉に思いやりを感じることができた。 「でも、万が一最後はそうなったとしても、その前になにかを変えられるよう、努力をする人間でありたい」(P290) 栞子さんは「自分は決して母親のようにはならない」と思いつつも、同じ血が流れるいるが故、同じ過ちを犯してしまうのではないかとおびえる。だから、大輔くんを愛していることに気付いていながら、一歩踏み込めずにためらってしまう。 自分もかつての母親のように、知りたいと思う気持ちを抑えることができず、大切な人を置き去りにしてその人の前から突然立ち去ってしまうのではないかと恐れている栞子さんに大輔くんは言う。 「いや、俺もいっしょに行けばいいじゃないですか」(P296) これまたなんとシンプルな! こうあるべきとか、手に入れた情報に逆に振り回されて柔軟性を欠いた思考に陥りがちな私たちを、さらりと解放してくれるリターンエースのような一言。 あれこれできない条件ばかりを並べて頭をかかえる非生産的かつ非建設的な毎日に、衝撃的ですらありました。 大輔くん、素敵です!

    8
    投稿日: 2014.06.11
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    ついに栞子さんと五浦くんが・・・・。 なんとなく、このあたりで話が終わってもいいような気もしました。 少し、クライマックスに近づいてきたのでしょうか。

    0
    投稿日: 2014.06.11
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    2人の関係が気になり、ワクワクしながら読み進める。シリーズだけど、間延びすることなく、今回も楽しませてもらいました。

    0
    投稿日: 2014.06.10
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    最後のエピローグ感動でした! 栞子さんとお母さんが会うシーンは いつもひやひやするけど、栞子さん 素敵です。

    0
    投稿日: 2014.06.10
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    本をめぐるミステリー、続編。愛のゆくえの章、ピンときたときがいちばん嬉しかった。 彷書月刊、ブラックジャック、われに五月を、愛のゆくえ 断章、落穂拾い、黒いハンカチ、詩集 普通の鶏

    0
    投稿日: 2014.06.03
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    ブラックジャック好きなので、手塚治虫の薀蓄含めて興味深く面白かった。 2人の仲にも進展がありつつ、まぁその辺りはラノベらしくほっこり。 この先どうなるのか、、、この先を読むのはいつになるやら。。。

    2
    投稿日: 2014.06.01
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    うひゃあ男の子を勝手に細身で想像してた。ごついのか…! ブラック・ジャックや寺山修司など、面白かった。 続きが気になるわー。

    0
    投稿日: 2014.05.29
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    プロローグとエピローグにやられました… そうか、そうだったのか! 気付いてもだえました。 今作も、楽しく読めましたが、 こんな母親、いやだなあ。

    0
    投稿日: 2014.05.29
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    この本を読む度に知らない作家や本が出てくる。必ずしも読みたくなる本ばかりではないが、著者はどうやって資料を揃えているのか不思議だった。偶然本巻のエピローグに記載があった。使えそうと思った物を片っ端から買っているらしい。作家さんは創造するだけで無くそういう努力をしながら本を書いているのだと改めて感じた。 このシリーズもそろそろ終盤らしい。二人の関係や母との関係がどうなるのか楽しみだ。

    0
    投稿日: 2014.05.28
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    今回も凄く複雑な問題ばかりでしたね。 実際にこういう事ってあるのかなって考えたり、とても不思議な気分で読んでいました。 栞子さんと大輔くんの関係にホッとされます。

    2
    投稿日: 2014.05.25
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    本屋で寺山修司の本を手に取った。この本を読まなかったらきっとそんな事なかった。いつもと違ったジャンルに触れ合えて興味が湧く、そんな作品。 栞子さんの答えに大輔くんのコメント…最後のところすごく好きです。続きが気になるしビブリアの世界も大好きだけど、ダラダラと続いていかずに締めくくって欲しいな。

    2
    投稿日: 2014.05.25
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    特に親しみやすいブラックジャックの章がいいてすね。漫画であることに違和感があったけど。 安定した作風で安心して読める反面、少々飽き気味な気もします。 栞子と大輔の関係が急接近、恋愛ものと思えばクライマックスですね。 しかし相変わらず作者の資料読書の料か半端ない。

    0
    投稿日: 2014.05.22
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    シリーズ5作目。そろそろ終わりかと思ったらもう少し続きそう。やはり今回のように1話完結だけど、全体としてつながっていく話の方が面白い。

    0
    投稿日: 2014.05.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    好きな人と幸せになるために毒母超えをしようとする琹子と、いっしょに肩を並べて歩んでいこうとする大輔。ムードが高まる時にお邪魔虫が入ってお預けをくらう展開にまたかよ、と言いたくなるが。 今回は前巻に比べると謎解きのからくりがイマイチ。宿命の敵との対決も迫ってクライマックスに向かいそうだけど、なんだかんだであと二、三巻は引っ張るんじゃないかな。 智恵子はフェミニズムの思想に感化された、家庭を棄てても好き勝手に生きる女性の権化みたいな人で、こういうご婦人が娘世代の生き方に及ぼしている悪影響を考えてしまうと、リアリティあるなと思う。最終的には、理解ある母親に落ち着きそうだが。

    0
    投稿日: 2014.05.21
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    一冊ごとにストーリーが動いていきます。今回は主人公たちの関係が大きく動きましたね。 短編一つ一つの雰囲気が楽しいです。だから、却って、シリーズ全体を貫いているストーリーがだんだん邪魔に思えてきました。私は二人を中心に淡々とした短編が重なっていってもいい時期ではないかと思えてきました。母親についても、あの男についても、ここらで終えてもいいのではないだろうか。 5冊を並べて、1,5,4……というのが私の好みかな。 次が出たら、すぐ読みます。

    2
    投稿日: 2014.05.21
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    ビブリアシリーズ第5弾。 いよいよ物語も佳境に入ってきた感じ。 あと2巻くらいで終わりかな? 大輔くんのような素敵な理解者がいてくれたら、女性は幸せですね~。 栞子さんがうらやましいです。

    0
    投稿日: 2014.05.18
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    栞子さんの閉じられた世界が少しずつ開いて動いてるのを改めて実感させる回だった。それにしても、最後のお母さんの言葉も気になりますね。次巻も楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.05.17
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    前回よりもテンポがよくて読みやすかった。ストーリーも進んで、次回が楽しみ。反面、終りが来るのは寂しい…。

    0
    投稿日: 2014.05.12
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    ビブリア第5巻。ママの影が濃くなり、面白くなってきたなー。でも結局何がしたいんだか、よくわからん。群れるタイプじゃないし、利用価値ある娘を手元に置きたいだけかねえ。 ビブリアで取り上げる本は、薀蓄が面白いんだけど、ちょっと自分の趣味から外れるので、知らないものが多い。知らなくても楽しめるけど。 ママの影と、××の再登場の予感で緊迫するラスト。続きはよ!

    0
    投稿日: 2014.05.12
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    2014.03.20読了。ドラマ化もされたビブリア古書堂の最新刊。3巻4巻と中弛み?感あり、あんまり面白くなかったけれど、今作はなかなか面白かったです。古書を扱う雑誌『彷書月間』、手塚治虫『ブラックジャック』、寺山修司『我に五月を』に纏わる事件。子供の頃読んだブラックジャック、気持ち悪いながらも、よく覚えてないけど、シャチの話とか好きでした。シャチが好きだったからかw 最後に気になる展開。続編にも期待。

    0
    投稿日: 2014.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これまでどおり本にまつわる事件を解決しながらも母との関係、大輔との関係に一応のゴールが見えたところで終了。 大輔が格好良かった。どこまでも一緒についていくなんていわれたら惚れてしまうよね。 最後は一巻で出てきたある人物が再登場した。警察の監視はないのか?またまた栞子に危害が及びそうで怖い。

    0
    投稿日: 2014.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    やっと、大輔君が告白し、栞子さんがそれに応えてくれた。これで、物語も終盤へと向けて進んでくれるかな。そろそろ栞子さん関係の謎や伏線は全部回収して終わっていいかな、と思うくらい長いきがする。 ただ、ストーリーや登場人物などの掘り下げなど読みどころ満載だから飽きずにずっと読めれるから大好きなシリーズとなっているけど。  また、志田さんの正体が判明したり、栞子さんの近況を母親に報告してる人がころころ変わったりと波があるように思えた。栞子さん周りの登場人物を深く掘り下げ、だんだんとキャラクターが立ち出してきた感があった。

    2
    投稿日: 2014.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表紙を見ると、いい年したおっさんが読むような本じゃないと躊躇してましたが、勇気を出して『1』を読んだらハマってしまいました(笑) 面白いですね。謎の背景に隠された事実が切なくて。それでいてスリルがあって。見事です。 二人の関係もいい感じになって、ホッとしました。それにしても、智恵子さんには得体の知れない怖さがありますね。 物語も終盤に入ったということで、次巻が楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.05.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4巻ではひとつのストーリーだったが、今回はふたたびオムニバス形式。 『彷書月刊』のバックナンバーを売る女、ブラック・ジャックの第4巻に纏わる話、そして寺山修司の『われに五月を』。 ブラック・ジャックはチャンピオンコミックを読んだ世代だが、25巻が出ていたというのは知らなかった。 栞子さんと大輔の間柄は少しだけ進展。いい読後感でした。

    0
    投稿日: 2014.05.06
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    【収録作品】リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫) / 『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)/手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)/寺山修司『われに五月を』(作品社)/リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)

    0
    投稿日: 2014.05.05
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    ついに2人が付き合い始める!今回も連作短編だが、やはり母親の影が。 気にかかるのは、ラインナップが若干市場を意識したものになってきているのでは…ということ。(ブラックジャックとか寺山修司とか一般的に) 今までのマニア路線を突っ走ってほしい。 ただ、間延びせずきちんとストーリーを進めているのはスゴイ。人気が出たからといって、無駄に延滞などしていないと思う。 今回から断章という合間に挿入された頁が、良い。あえて本の解説がなく、自分で調べる気になる。

    0
    投稿日: 2014.05.04
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    静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。 物思いに耽ることが増えた彼女はついにこう言うのであった。必ず答えは出す、ただ今は待ってほしいと。 ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。いわくつきのそれらに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。 脆いようで強固な人の想いに触れ、二人の気持ちは次第に近づいているように見えた。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。 この邂逅は必然か? 彼女は母を待っていたのか? すべての答えが出る時が迫っていた。

    0
    投稿日: 2014.05.03
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    三上延の古書知識に毎度のことながら驚かされる。ミステリーって小手先のトリックやアリバイで読者を騙すものだと思ってたけどそれは早合点だとこの本を読んでつくづく思う。本当に人が騙されるのは、周りが見えなくなり、視野が狭くなっているとき。物語そのものの推移に力強さがあるため、騙されまい!という気概というか敵愾心が薄れ、物語の世界に没入してしまう。表紙の絵が想像を掻き立てる一助となっており、頭の中で叙述に従いアニメーションのように動きまわる。制約付きの創造は、物語の世界観を狭めるわけではないのだと痛感した。

    2
    投稿日: 2014.05.03
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    実は、前巻あたりで少し飽きていた私。しかし、今回はあっという間に読み終えた。 今回は題材が良かったのが理由。ブラックジャックや寺山修司など私には魅力的な題材だった。さらに、主人公の恋愛模様が発展していく感じや、過去の謎が明らかになっていく様子なども良かった。 とりあえず、宿敵復活で締めくくられていたため次巻にも期待です。

    0
    投稿日: 2014.05.02
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    サクサク読めてこれまで以上の面白さ。文句なしのシリーズ最高傑作だと思います! 古書にまつわる謎と薀蓄はいつも通りの安定感。各話に入る断章など、細かい仕掛けも光る巻でした。 そして何と言ってもプロローグとエピローグの時系列的ミスリードですよ! 何度も読んでこの憎い構成にニヤリとしてみて下さい。

    0
    投稿日: 2014.05.01
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    ビブリアの5巻め。 今回は短編が3つ。五浦との関係進展を縦軸に話が進み、最後ははっきりと口に出す。 母親も登場し、次回への伏線も貼られて、シリーズも終盤へ入って行く。

    0
    投稿日: 2014.04.30
  • いよいよ佳境に差し掛かってきました

    本好きの心を捕らえて逃さないビブリアシリーズも いよいよ佳境に差し掛かってきました 2作目あたりの中だるみからクライマックスへ向け いろいろな事柄に方向性が出てきて見逃せません 栞子さんと大輔くんのもどかしい恋の進展ぐあいも見所です

    0
    投稿日: 2014.04.29
  • 告白の行方は

    読みやすく軽く読める。 今回は手塚治の「ブラックジャック」にそんな深い話があるとは知りませんでした。 古書に取付かれすべて読み取る母、同じ血を持つ栞子、大輔との恋 栞子の選択は・・・?

    0
    投稿日: 2014.04.29
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    読み終わるまでに時間掛かった。 なかなか話が前に進まない感じで、最後の母との対決まですごく長く感じた。 母、結構露骨。

    0
    投稿日: 2014.04.28
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    今回はいつもの謎解きが戻ってきてよかった。第6冊へのつなぎも述べられていて、早く読みたい気持ちが盛り上がる。

    0
    投稿日: 2014.04.27
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    “「そんなに大事な用か?」 「はい……大輔さんのことで」 「おお、『好きだからです!』とか言われてたな」 「あっ、あれは……その、他にも、色々あって……」 顔どころか両手まで真っ赤になている。今までの冷静さが嘘のようだ。こういう方が俺には馴染みがある。 「五浦と付き合っていいか、智恵子さんに相談するのか?」 「ちっ、違います!」 突然、大声を張り上げた。 「そんなこと、自分で決めます。もう結論は出てるんです。でも……今のわたしには、必要なんです。母に会うことが」”[P.94] おっぱいメガネ…… 最後の、当たり前のように五浦が一緒に行けばいいって言ったとこが良かった。 “「でも、万が一最後はそうなったとしても、その前になにかを変えられるよう、努力する人間でありたい。きっとそういうわたしを、大輔くんも望んでいると思う……そう信じているわ」 階段の下からひときわ冷たい風が吹いた。まるで誰かに呼ばれたように、母は駅の出口の方を振り返った。 「今日は、海へ行かない方がよさそうね、あなたは」 コートのポケットに手を入れて、彼女はゆっくりと階段を下り始める。凛とした後ろ姿からわたしは目を離せなかった。 「……ここに残るのなら、気を付けなさい」 最後に聞こえたその言葉がいつまでも耳の中で響いた。一体、なにに気を付けろと言うんだろう? この時はまだ、分からなかった。”[P.290]

    0
    投稿日: 2014.04.26
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    このシリーズは自分の知ってる作品、もしくは著者が登場したときに没入感にボーナスが加わってより楽しめるように思います。本作では「ブラックジャック」「寺山修司」のエピソードはそうした点で個人的にとても楽しめました。 それが無かったとしても、本作の中核要素と思われる大輔と栞子の関係はやっぱり気になります。大方予想はつくと思いますが、煮え切らなくて歯がゆい二人の関係がどうなるかを見届けない限りは寝付きが悪いまま。それで先行きが気になって仕方なかったのと、読みやすさ(と、ページ1枚の分厚さ?)もあって、サックリあっという間に読み終えました。 ストーリー的には一段落して、気長に次回作を待つかな~と思われた矢先、とてもとても不穏な空気が流れ出したタイミングで終わってしまいます。あとがきには「次はもっと短い間隔で…」とありますので、それに期待しながら次作を待つことにします。

    0
    投稿日: 2014.04.24
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    4巻の終わりで栞子の母が出てきて急展開が期待されたところで 終わっていたので楽しみにしていたこの5巻(やっと出版)・・・ でもプロローグから読者に核心をつく話をすると見せかけての 引き伸ばし・・・くぅ~気になるじゃないか~の読み始めです。 各話とも読み応えがあり、読んでいて真相はこういうことなのかな? なんて思って読んでいてもその真相のさらに奥に真相があったりと 栞子さんと大輔の恋の物語としての作品だけではなく本にちなんだ ミステリーも読みごたえがあります。 2話目の「ブラックジャック」をテーマにした話はわたしが ブラックジャックを読んだことあるだけにすごく興味深い話で 面白かったです。プロローグの結末はきちんと解決したので すっきりはしたのですが、巻の最後の最後でこれまた新たな 展開を予感させる終わり方をしてるんですよ・・・。 ほんとに気になる!またこの気持ちで6巻を待たねばならぬとは・・・。

    0
    投稿日: 2014.04.24
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    シリーズ5作目。ちょっとだけ二人の仲が進展?!あんまり変わってないけど・・・。 ママ再びの登場です。

    0
    投稿日: 2014.04.24
  • 次の巻が楽しみです。

    誰でも、隠れた自分を持っているものだとは思っていました。ただ隠し持っているものが非常識な人になりうるものだったり、ピュアな善人だったりすることで、得してる人、損してる人、いろんなすれ違いが生まれるのって辛いなぁと改めて感じます。 今作は、智恵子さんが母として栞子さんのことを心配しているのがわかってうれしかったです。次巻がとっても待ち遠しいです。

    4
    投稿日: 2014.04.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    栞子さんが抱える母と同じ衝動に対する不安と大輔との関係が決着して、一安心。 今まで栞子さんの本が好きというところも容貌も素敵だと感じていたのに、この巻読んでたら、随分と面倒な性格だなと、惹かれる大輔よりも辞めていった歴代のバイトたちの気持ちに同意したくなった。 大輔のフィルターを通して見ない栞子さんは、印象がガラリと変わる。恋は盲目とはよく言ったものです。 「晩年」を手に入れるために栞子さんに怪我を負わせた田中敏雄が再び登場──となりそうだし、この事件が決着するればシリーズも完結かな?

    0
    投稿日: 2014.04.20
  • 栞子さんの印象が変わった

    栞子さんが抱える母と同じ衝動に対する不安と大輔との関係に一応の決着がついて一安心。 何ですが、今まで栞子さんの本が好きというところも容貌も素敵だと感じていたのに、この巻を読み終えたら、惹かれる大輔よりも辞めていった歴代のバイトたちの気持ちに同意したくなった。 大輔のフィルターを通して見ない栞子さんは、印象がガラリと変わるもんだ。恋は盲目とはよく言ったものです。

    7
    投稿日: 2014.04.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    二人の関係が変わります。 彼となら母とは違った人生をおくれるって信じられるエピローグの台詞がとてもよかったです。 なにか事件がおこりそうな終わり方に次巻の展開が気になりました。

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    シリーズ第五段。 ずいぶん話が進んだようですが、次回に向けての不穏なラストでした。 ブラックジャックにまつわる回が一番おもしろかったです。 知っているようで知らないことだらけだった手塚治虫の話がとても興味深く、そしてブラックジャックを読み返したくなりました。

    0
    投稿日: 2014.04.19
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    前回の告白から2ヶ月かけて返事をするまでのお話。 そうはいってもラブ要素は少なくて、いつもどおり持ち込まれた古書の謎を解いていくうちに持ち主の過去も解き明かされていく流れです。 今回はそれぞれの章の後に、目次にも載っていない断章が挿入されていてここでほんとの謎解きがなされるのだけど、大輔ではない目線の語りなのがおもしろかった。 栞子さんと母親を繋ぐ人物がいろいろ登場して、母の手中にじわじわと二人が落ちていくような雰囲気の中で物語は進みます。 それぞれの話は、前作の江戸川乱歩ほど盛り上がらなかったけど、なんていうか智恵子そら恐ろしいわ。 プロローグとエピローグが辻褄合わなくて、はじめは怪訝に思ったのですが、もう一度プロローグを読んでなるほどなぁと納得しました。 プロローグで感じた違和感はこれか。 せっかく二人の中にけじめがついたのに、絶妙なタイミングでやってくる不穏な影。 あんまり物騒な展開にならないといいけどな。

    2
    投稿日: 2014.04.18
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    今回は大幅にストーリが進んだ感じがする。大輔くんと栞子さんのもやもやをベースにした展開だったけど、それはそれで面白かった。でも私の嫌いな人物が二人も出てきて、後半は憤慨。早く決着をつけて欲しいものです(笑)

    0
    投稿日: 2014.04.18
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    サクサク読めて面白い。 が、本業の古本屋というより母との対決が主になっていた。メインの話を進めるためには仕方ないのだろうけど。

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    投稿日: 2014.04.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    今回も本にまつわる知られざるエピソードを交え、本の持ち主の事情を推理する冴え、恋の進展など楽しく読んだ。 母親、そして宿敵、次号の展開も楽しみ。 14-47

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    投稿日: 2014.04.16
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    ああ、この感覚、好きだなーと。 この作品を読んでいると、本への愛情を再確認できます。 本に囲まれた幸せをわかってしまう私も、本の虫。(笑) 栞子さんがとても、とてつもなく可愛いです。 巻を増すごとに色んな表情を見せてくれるようになって、五浦くん同様にやけながら読んでしまいました。 二人が、ひとまず結ばれて(?)良かったです。 栞子さんが年上っていう設定がまた良いんだこれが。 物語は終盤へ向かっている、と三上先生はあとがきでいっていますが、結末は知りたいけど終わって欲しくない、私の中でそんな作品になってきつつあります。

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    投稿日: 2014.04.16
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    古本をめぐる謎解きシリーズももう第5弾。 ブクレポもすでに大勢書かれていますので、ほんの少し感想を・・・。 すっかりおなじみになったビブリア古書堂店主、謎多き美女の栞子さんと アルバイト店員の大輔くんの毎日にも新たな波紋がおこります。 前作で告白をした大輔に対して 栞子さんの答えは「もう少し待って下さい」でした。 何をいつまで待つのだろう。 中途半端な気持ちのままの2人に、 古書にまつわる事件も次々とおこります。 ●プロローグ 『愛のゆくえ』 (リチャード・ブローティガン) ●第一話『彷書月刊』  ●第二話『ブラックジャック』 (手塚治虫) ●第三話『われに五月を』 (寺山修司) これらの主となる章は大輔目線で語られています。 それぞれの章のあと、 付随する形で別登場人物目線で事件の詳細が述べられていました。 ●断章I『落ち葉拾い・聖アンデルセン』 (小山清) ●断章II『黒いハンカチ』 (小沼丹) ●断章III『詩集 普通の鶏』 (木津豊太郎) ●エピローグ 『愛のゆくえ』 (リチャード・ブローティガン) いつもながら、少ない手掛りと古書の状態から 事件を推理して解明する栞子さんの洞察力と観察力は冴え、 栞子さんの実母の存在も明らかになってきます。 大輔くんの告白に対する返事が 栞子さんの母親に関係しているということが、 第5弾のポイントで、ストーリーを面白くさせていました。 本の虫、本が全てと思えるDNAは、 しっかりと母から娘に受け継がれているのです。 それが栞子さんと大輔くんにとって吉なのか凶なのか。 結論は2人が出せばいい、というところでしょう。 毎回紹介される古書は興味をそそるものばかりでした。 特に大好きだった『ブラックジャック』のシリーズものが 何パターンも存在するというのに驚ろきました。 作者が、蔵書や参考資料が増えて困ると嘆く気持ち、 なんだかわかるような気がします。 本の魅力がわかってくると、もっと何かを知りたくなるものですから。 物語の波紋同様、 読者の知識欲と読書欲もますます広がっていくようです。

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    投稿日: 2014.04.16
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    四作目で風呂敷を広げてきて、「母殺し」をテーマにしてるのかなあ・・・と思ってきました。今作は連作でコンパクトにまとめてきてるので、ちょっと安心。でも相変わらず母親のスケール感は凄いけど(笑

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    投稿日: 2014.04.15
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    安定の読後感。前の巻を読んだそばから内容を忘れてしまうので(汗)、登場人物が多いとやや混乱します。 そして失踪した母親のキャラがどうにも好感が持てないのと、こんな奴おらんやろ!という相変わらずのヒロイン描写がツライですが、主人公の五浦くんに光が差しそうな展開になってきたので今後のシリーズも読み続けたいと思います。 執筆の裏の綿密な取材を毎回後書きで書かれていますが、プロットのこなれていない感が巻を追うごとに薄れてきたし、作者が知識を振りかざすのではなく、取り上げた本へのリスペクトを感じさせるところがこのシリーズの魅力のひとつだと思います。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    なんかやっと!って感じでした。 幸せになれ! 今回の謎もなかなかでした。 だんだんお母さんも本格的に絡んでくるようになって、この後どうなるか気になる。

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    投稿日: 2014.04.13
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    シリーズ後半戦  栞子さんはますます可愛く表現されている。その母はますます超人的に表現されている。かなり現実感覚ご薄れてきているが、それでも読ませるのは上手なストーリーテリングによるんだろう。  なんか、出たら読む的なシリーズになったかな。一巻読むのに一時間程度だし、ちょうど良いボリウムなんだよな。

    2
    投稿日: 2014.04.12
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    4作目では、ややマンネリ化してきたかな?と思いましたが。5作目は最高でした。プロローグ・エピローグで見事に騙されましたね。最初にプロローグを読んだ時の違和感が、エピローグを読んで払拭されました。なるほどそういう事だったのかと。やられたー!と同時に、面白くてワクワクしてしまいました。目次にない断章で真実が明らかになるところが最高ですね。内容は、大好きなブラックジャックの話が読めてとても楽しかったです。次回作も期待しています。

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    投稿日: 2014.04.12
  • シリーズ第5弾

    物語もいよいよ終盤? 2人の恋の行方や母親が絡んでいる古書にまつわる謎解きなどビブリオ節がこれでもかと。 話に出ていた新キャラが登場したり、またまたあの男の影がちらついたりとシリーズ通しての厚みが拡がってます。 作者も鋭意執筆中だとは思いますが、早めにお願いしますよという感じです。

    0
    投稿日: 2014.04.12
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    古書にまつわる謎の数々を古書店店員の栞子が華麗に解決していく.シリーズ第五作になる今作は,いよいよ栞子と大輔の恋の結末が.ライトノベルらしい,爽やかで面白い一冊でした.

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    投稿日: 2014.04.12
  • 短編かな?

    長編でないのでサクサク読めていいです。 長編はまとまった時間がないと一気に読めず内容わすれがちですが いくつかの話が入ってると短い時間でも読めるのがいいですね

    4
    投稿日: 2014.04.09
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    内容(「BOOK」データベースより) 静かにあたためてきた想い。無骨な青年店員の告白は美しき女店主との関係に波紋を投じる。彼女の答えは―今はただ待ってほしい、だった。ぎこちない二人を結びつけたのは、またしても古書だった。謎めいたいわくに秘められていたのは、過去と今、人と人、思わぬ繋がり。脆いようで強固な人の想いに触れ、何かが変わる気がした。だが、それを試すかのように、彼女の母が現れる。邂逅は必然―彼女は母を待っていたのか?すべての答えの出る時が迫っていた。

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    投稿日: 2014.04.08
  • 力の入ったいい巻でした

    本巻は四編仕立てです。最初はあまり価値のない雑誌を、売っては買い戻す婦人の話。二編目はマンガのブラックジャック盗難の原因を探る話。三編目は送られるべきでない本をめぐる謎、最終章はドラマが進行します。ブラックジャック関連のうんちくには、うなりました。手塚治虫ってのは本当にすげえな。 栞子の親友として名前だけ出ていた滝野リュウが登場します。いきなり、「どこにいるの。あのおっぱいメガネ」などと言い放つ、サバサバしたいいキャラです。君、思っても言うてはいかん事があるがね、と突っ込みそうになりました。これで栞子周辺の人物が出そろった感じです。その他、一編目でずっと謎だった登場人物に、ある種のケリがついたり、確かに終盤にさしかかったな、と思わせます 構成は工夫があります。プロローグの時間がシャッフルしてあったり、全体的に、栞子の母の智恵子の影が濃くなっていくような話になっていたり、連作短編を大きなストーリーの中にうまく入れ込んであります。なかなか読み応えがありました。 ドラマの方はちょっと薄味かなと思います。もっと心をえぐるような話にも出来るような。でも、ラノベ的に時々ぱっと読んだり、ミステリーを楽しむためにはこれくらいの方が良いかなという感じもします 最終章にむけて、盛り上がってるなーという感想でした

    12
    投稿日: 2014.04.08
  • 三上延による人気ビブリオミステリ第5弾!

    栞子に告白したものの、なかなか返事をもらえない大輔。そうこうするうちに身近な人から謎解きを頼まれ、ギクシャクしながらも協力して謎を解いていく。その裏に栞子の母親の影が見え隠れしている。 いろんな意味で栞子の母親・智恵子はすごい人だ。本の知識の豊富さもさる事ながら、全てを知った上であえて栞子に謎解きをさせたり、栞子と大輔がどう動くかも予想した上で待ち構えたり。こんな人が身近にいたら気持ち悪いかも。 実は、本作にはある仕掛けが仕込んである。エピローグまで読んだときに違和感を感じたのが気がつくきっかけになっているが、それに気がついたときには作者の周到な物語の構成に思わずうなってしまった。

    19
    投稿日: 2014.04.07
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    帯文:"古い本は静かに人の想いを育みます" "美しき女店主に無骨な青年店員の想いは届くのかー?" 目次:プロローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)、第1話 『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)、第2話 手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)、第3話 寺山修司『われに五月を』(作品社)、エピローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)

    0
    投稿日: 2014.04.07
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    5巻も楽しんで読めた。今回は栞子と大輔の恋の行方、栞子と智恵子との関係も進展があり余計に楽しめた。漫画の神様 手塚治虫の本はティーンの私も読んだことがあり、、、とても親近感を覚えつつ読めた。もうそろそろビブリアシリーズも最終章に向かっているのかなあと思いつつ、次回作も楽しみにしています。

    0
    投稿日: 2014.04.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「いや、俺もいっしょにいけばいいじゃないですか。」 正直、本のゆくえの推理とかマンネリになってきたなぁ、と思っていましたが、断章3とエピローグでふっとびました!5巻目で既巻を凌駕する小説も珍しい。

    0
    投稿日: 2014.04.07
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    これまでのビブリアの中では最高でした。色々と。 エピローグを読んだ時、意味が分からなかった。だからプロローグをもう一回読んでもう一回考えて、はっと気付いてその箇所を読み直して納得。突然線になった。普通はもっとさっと気付くんやろうけど、俺は鈍くてわからなかった。でも気付けてよかった。すごくドキっとしました。 とにかく、物語が折り返しではなく終盤であることに念押しされていて、これ以降の巻という言い方により、あと数巻はあるのかもしれないが、素人な俺が予想している結末だったとしたら、それは望んでいるようないないような、でもなんとなくありそうだと思っていたりします。 何が言いたいんだろう。 とにかく、先が気になります。 早く次巻発売してほしいな。

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    投稿日: 2014.04.05
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    古書が繋ぐ脆いようで強い絆。そして訪れる新たなる危機。 ビブリア古書堂シリーズ第五巻。 栞子さんと大輔くんが幸せになってハッピーエンド! と思いきや。 なんと新たな局面を迎えてしまった。 これはこのシリーズ最後まで目が離せない。 それにしても… この本でブラックジャックが出てくるとは。 殆ど読んでいるつもりだったけど、いろいろと知らないことが多くて驚くやら感動するやら。 いつもながら勉強になりました。

    0
    投稿日: 2014.04.05
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    栞子さんと大輔君の関係が…!! 非常に見所満載で素晴らしかった! 続編がすごく気になるo(^▽^)o

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    投稿日: 2014.04.03
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    今回は次回へ続く引きがよい感じで気になります。 本編の内容は主役二人の関係が明確に変化したり、周囲の人の秘密が見つかったり、いろいろあります。なかなか面白かった。 ブラックジャックなどは普段あまり本を読まない人でも知っている作品だし、とっつきやすくていいね。ただ資料として本を買ってしまうという後書きを見て、つい笑ってしまった。

    0
    投稿日: 2014.04.03
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    最近お気に入りの小説、ビブリア古書店シリーズ。ドラマで原作レイプと言われてどうなるか、と思ったけど作品の方は安定したできだったと思います。ただ、初期の頃に比べて小説のストーリーとからめた謎解きが少なくなってきているのが気になるところですが、だからといって面白く無くなったわけではないですね。しかも今回で完結かと思ったらさらに話は続くわけで・・・。栞子さんと大輔との恋の行方も気になるところ、続編が早く読みたいです。

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    投稿日: 2014.04.03
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    (収録作品)プロローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)/『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)/手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)/寺山修司『われに五月を』(作品社)/エピローグ リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫

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    投稿日: 2014.04.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ようやく大輔と栞子さんの仲に進展が!! 大輔!よく頑張ったw 巻頭に5月31日に答えをって言ってたのに 途中違う日に答えが・・・??ってなったけど、 よく読めば、あぁ~5月31日はあっちね! と読み直して気付きました。。 なにはともあれ、無事に交際スタートできそうで良かった。

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    投稿日: 2014.04.02
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    このシリーズはお気に入り。 軽快で読みやすい作品だ。 出てくる登場人物がとても魅力的。 私も栞子さんのように、夢中になれるものが欲しい。

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    投稿日: 2014.03.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    お馴染み、おっぱいメガネの美人古書店主栞子さんと、アルバイトの大輔君が古書にまつわる謎を解くかる~いミステリ。気負わずにサラサラ読めるのがいいよね。 得体のしれない栞子さんの母親智恵子が怖いー。でもまあ、ビブリア出て行った理由も分かったし、この人にとっては本からの知識を得ることが何よりも大切なことなんだから仕方ないかなー、とか思わせてくれた。大輔君はお父さんみたいにじっと待つタイプじゃなくてよかったね、、、、ってな感じ。

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    投稿日: 2014.03.30
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    すばらしきかな、もじもじ恋愛。 彼への返答と、栞子の母との関係への区切りです。ここまで待たされたぶん、嬉しさひとしおの巻き。

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    投稿日: 2014.03.29
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    本好きにはたまらない作品。 ドラマは見ていたのですが、話題になった時に本に手を出さず、今になってしまいました。 面白い。続きが読みたいし、テーマになる作品も触れてみたいと思いました。

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    投稿日: 2014.03.29
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     「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ5作目。 前作でメインキャラクター二人の関係が進展し、その後がどうなるかずっと気になっていました。 本にまつわる謎解きから、二人の関係も描かれていきます。 そして、すぐにでも続きが読みたいと思うところで終了。 次回作も楽しみです。

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    投稿日: 2014.03.28
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    相変わらず、進まないですねぇ、二人の関係。 いや、微妙には進んでるんですけどね。 しかし、ブラック・ジャックまで読んでいるとは、 恐るべし栞子。 親友の存在や五浦大輔目線ではない展開も新鮮。

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    投稿日: 2014.03.26
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    サブタイトルが示すように、まさに「繋がりの時」なお話でありました。もちろん良い繋がりばかりではなく…。もうしばらくお付き合いは続きそうです。

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    投稿日: 2014.03.25
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    今回も本にまつわる蘊蓄とエピソードが、登場人物の人生と重なる素敵なストーリーに仕上がっていた。 そして静かに進行する栞子と大輔の恋。はっきり言うとじれったいが、これはこれでとても微笑ましく思わせるのが、この作品の雰囲気が春の陽射しのようにあたたかいからでしょう。 ただ、ラストで例の男が再登場予告!恋の話とともに続きが気になる。母娘の関係も。

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    投稿日: 2014.03.23
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    誤解を誘うようなプロローグ、一件落着かと油断させといて挟まれる断章、そういった小賢しいテク(褒めてます^^)が効いてました。本に関する薀蓄も、それに纏わる謎解き部分もナルホドと新鮮で面白かったです。前巻における栞子さんと五浦くんとの進展はすっかり忘れていたのですが、正直恋愛エピソードにそれ程興味がないので無問題でした。

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    投稿日: 2014.03.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    安定の面白さ。 難しいことを考えず栞子と大輔のストーリーを楽しく読むもよし、登場する作品に関するエピソードや古書の世界のいろはを楽しむもよしで、いろいろとおいしい小説なのです。 そして、読んだことない本に出会う機会を与えてくれる本でもあります。 (ちなみに私は宮沢賢治が苦手だったのですが、この小説を読んで「春と修羅」を改めて手に取ってみたりするなど、新たな本との出会いを与えてくれたという意味でもありがたいシリーズなのです。) これまでどちらかというとマイナーな小説がテーマとなることが多かった印象ですが、四巻目でとりあげられた江戸川乱歩は大学時代大いにはまったこともあり、とりわけ「押絵と旅する男」は思い入れもある作品なので読んでいて本当に楽しかった。 やはり好きな本がとりあげられるというのは格別ですね。読んでいて思わず頬が緩んでしまいます。 そういうわけで、五巻で登場するの手塚治虫「ブラック・ジャック」はまた格段に嬉しかった。 好きだったのに知らないことも多かったですしね。 年代的に秋田書店から発行された文庫版を読んでいたので、他の版も読んでみたくなりました。 いろいろと調べてさらに小説世界を構築する作者の手腕、頭が下がる思いです。 とまあ、ここまで取り上げられた本の話題ばかりですが、物語は確実に進んでいます。 太宰の「晩年」をめぐるエピソードのその後につながる重要なお話にもなっているし、栞子と妹・母親との今後の関係、大輔くんとの進展等盛り上がりを見せています。六巻を楽しみに待ちたいところです。

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    投稿日: 2014.03.21
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    相変わらずの本についての知識はさることながら、全体を通して栞子さんの心情が始めてしっかり描かれたような巻で、するっと入り込めた。

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    投稿日: 2014.03.21
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    大輔と栞子の恋がやっと発展しましたv それも良かったんですが、門野澄夫の回が面白かったです。 嘘ばかりついてるけど、本当は…みたいなところが、照れ隠しなのか本当の自分を悟られたくないような所が格好いいというか。寺山修司の詩もきれいでした。名前だけは知ってるけど読んだことがないので、今度読んでみたいです。

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    投稿日: 2014.03.20
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    栞子さんと繋がりの時~大輔は栞子から答えを待っているが、母親に会って確かめないと先に進めないようだ。せどり屋の志田は昔の女房に騙されて、当時の女房とやっていた会社の金5千万円に手を出したらしい。それは今の女房があちこちに持ち込んでは買い戻していく彷書月刊から判ったことだ。父親が大事にしていた手塚治虫のブラックジャックを売っ払ったのは高校入試に失敗して登校拒否になっている高校一年の男子生徒だった。母親が危篤の中、古本を買いに行っていて死に目に会わなかったのが嫌なのだ。栞子の母親から出された謎は、寺山修司絡み。死んだ15歳上の兄は末の弟に「われに五月を」を遺したのか~アスキーってKADOKAWAなのね!文庫本の売り方の路線を進んでいる。次への気を持たせながら、本としては完結。完結よりも繋がりの部分が強調されているのが、この本の特徴ではあるな。栞子も夫と娘を残して家出した母親の気持ちが解るのが怖いってことで

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    投稿日: 2014.03.19
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    おお、何だか恋愛小説みたいになってるじゃないか。 正直、こんなに続くとはおもってなかったので、 二人の仲がここまでちかづいたことに感無量です。 良かったね、大輔くん。 ただブラックジャックのオチはやや弱くないですかー。 そこだけ不満でした。

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    投稿日: 2014.03.19
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    プロローグとエピローグの構成がうまい。 巻が進むごとに、本の謎よりも栞子さんと五浦くんの関係や、姿を消した母親との葛藤に比重が移ってきている。もちろんそれも面白くて惹きつけられるが、今回は本の話ではあまりそそられなかった。単に好みの分野ではなかったからかもしれないけど。 それにしても栞子さんの知識はすごいと毎回思う。

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    投稿日: 2014.03.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    なんだかちょっとややこしいブラックジャックのお話よりも 栞子さんの返事が気になってしまい、仕方なかった。

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    投稿日: 2014.03.17
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    結構ミステリアスなんだけど、本なんだよね、主体が・・・ まぁ、栞子さんと吾郎君の関係に進展ありで今後が楽しみです

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    投稿日: 2014.03.16
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    家族といっても、いや、家族だからこそ、その内面がわからなかった・・・というお話が多かったように思う。 本筋の、栞子さんのお話とシンクロするのかな。 自分を捨てて出て行った母親への複雑な気持ち。 確実にその血が流れている自分の、行く末への不安もある。 でも、相手が違うというのが、違う分岐点を作ってくれるのでは? 最後は・・・ ここで終わるのか――――――?!

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    投稿日: 2014.03.15
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    前回、告白したところで終わったのでしたね〜。 手塚治虫のブラックジャックは文庫版で何冊か読んでいましたが、時代とともに、手塚氏本人よってセリフなどが描き変えられ、収録内容が変更されていたことは知らなかったのでこのエピソードは面白かったです。 本のことになると生き生きとするのに、自分の本当の気持ちになると臆病だった栞子さんが 自分の気持ちに正直に生きようとするラストは何処かで母親の智恵子を求めていた時から自立した印象ですね。 物語はここで折り返し。次巻はなんだかハラハラさせられそうだなぁ。

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    投稿日: 2014.03.15
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    【図書館本】前巻で“そろそろ潮時かも”と思ってたのは撤回。シリーズの中で読んでいて一番楽しかった。漫画(ブラック・ジャック)が親しみやすかったからか、恋愛色が強くなってストーリーが楽しめるようになったからか……。謎解き部分に魅力を感じないのは相変わらずだったけど、これは趣向の問題だから仕方ない。とりあえず、次巻も楽しみ。

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    投稿日: 2014.03.13
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    古書専門の雑誌の話で始まって ブラックジャックの四巻には未収録のもとなかあり、いろんな四巻がでていることや、 大輔と栞子の恋の行方が結果が出ることとか

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    投稿日: 2014.03.12