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このユーザーのレビュー
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舟を編む
三浦しをん / 光文社文庫
海を渡る舟、大渡海
20
長い年月をかけ地道な作業で辞書を作る人々、
意が無くもしだいに情熱を傾ける人間模様、
心の響く話で良かったです。
言葉の海は広く深い辞書を活用しない私はいつも溺れてる気がする。投稿日:2014.04.22
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愚者のエンドロール
米澤穂信 / 角川文庫
古典部シリーズ第2弾
7
今回は未完成の映画
文化祭に出す自主制作のミステリー映画だが
途中で脚本家がリタイヤ、後を受ける入須(女帝)
入須に操られ未完成の映画を完成に導く孝太郎
しかし内容に納得しない古典部の部員たち
リタイ…ヤした脚本家の意思と未完成の意味
入須(女帝)が求めた真実とは
読みやすく軽く読めるがちょっとわかりにくい
読めば読むほど意味が深く感じる。
余談ですが寿司屋事件はどうなったのですか「わたし、気になります」 続きを読む投稿日:2014.08.23
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慟哭
貫井徳郎 / 東京創元社
読みやすい。
5
読みやすくスラスラ読めました
幼女誘拐殺人を追う捜査課長、
心に穴を埋めるため新興宗教にのめりこむ男
話が交互に進行していく
途中から予想がついたが発刊当時としては
かなり画期的ミステリーだったんだと…思う。 続きを読む投稿日:2014.06.04
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クドリャフカの順番
米澤穂信 / 角川文庫
古典部シリーズ3作目
5
神山高校文化祭を舞台に
古典部の文集が発注ミス
大量の文集を売る為に古典部員が奮闘する中
謎の盗難事件、古典部の為にと謎に挑む
なかなか繋がらず先が読めない伏線、思わぬ展開へ
面白く楽しめます。
余談…ですが寿司屋事件が解って良かったです。 続きを読む投稿日:2014.08.25
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ガダラの豚 I
中島らも / 集英社文庫
この本は呪われている。
4
3刊で構成されていて、飲んだくれの教授・超能力者・奇術師、
そして新興宗教にのめりこむ妻などが繰り広げるコミカルで
ありながら緊張感があり飽きさせない展開。
呪いがかかっているので読みだすとやめれなく…面白さ。 続きを読む投稿日:2014.10.11
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夜は短し歩けよ乙女
森見登美彦 / 角川文庫
森見ワールド全開
4
京都を舞台に繰り広がれる乙女と先輩の恋愛小説
京都の独特な世界観があり読み進める間に引き込まれていきます。
偽電気ブラン飲んでみたい、なむなむ!投稿日:2014.03.10