ほーじーさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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新装版 不祥事
池井戸潤 / 講談社文庫
狂咲
58
半沢直樹はブームに乗っかれなかったので、ドラマ化されるとしった本作は一足先に読みました。
同じ銀行内の表と裏、銀行内の問題を銀行員の花咲舞がビシバシと斬っていきます。
8編からなる連作短編集でサクサク…読み進められ、スカッとします。
どこの世界にも裏表はあると思いますが、善を信じたいものですね。 続きを読む投稿日:2014.03.27
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雀蜂
貴志祐介 / 角川ホラー文庫
怖い
10
一度蜂に刺されたことがある人は、次刺されるとアレルギー反応で危険。
そんな状態での主人公と蜂との戦い。手を変え、品を変えグイグイ読ませるところはさすが。
物語の説明で最後の数ページで・・・とありました…が、なるほどそうくるかぁという感じ。
この結末には賛否があるかも。
続きを読む投稿日:2013.11.09
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空飛ぶタイヤ(上)
池井戸潤 / 講談社文庫
町の運送屋を嘗めるな
7
トレーラーの脱輪事故で人身事故を起こした町の運送会社。それをきっかけに色んな事が起こり転がり落ちていく。。。
そこを踏ん張り大手ホープ自動車に立ち向かう物語。
モチーフとなった事件を良くは知らないです…が、読んでいて感情移入出来る作品。
現実は厳しいとは思いますが、先入観に捕らわれず、自分が正しいと思ったことはとことん闘った方が良いのではと思わせてくれる作品。 続きを読む投稿日:2014.04.19
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鉄の骨
池井戸潤 / 講談社文庫
談合
6
談合と言う言葉は聞いたことがありましたが、良くわかってませんでした。
この小説を読んでどういうものか勉強させていただきました。
弱肉強食の世の中ですが、共存共栄の考えもあり、色々考えさせられる面もあり…ました。
血税が使われる公共事業、もう少し関心を持たないといけないですね。
続きを読む投稿日:2014.05.25
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燃えよ剣(上)
司馬遼太郎 / 文春文庫
喧嘩屋
5
新撰組副長の土方歳三を描いた作品です。
新撰組の知識が無いので、なぜ局長の近藤では無く、土方なのか?と思いましたが読んでなるほどねと思いました。
多摩の田舎者から京に上洛、新撰組として活躍して、その後…の箱館まで波乱ではありながら、一本筋の通った生き方はそれはそれでありなのかなと。
幕末は薩長側、幕府側と色んな角度から見るのが勉強になります。 続きを読む投稿日:2014.08.15
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新装版 銀行総務特命
池井戸潤 / 講談社文庫
特命
6
ドラマの原作と書かれていたので読んでみました。
他のシリーズと合わせ技で原作になっているみたい。
こちらも銀行内の不祥事を解決する特命部署の活躍のお話。
スカッとするというよりは任務遂行をハラハラドキ…ドキ読むという感じでしょうか。
どのようにドラマ原作として使われるのかも興味津々ですね。 続きを読む投稿日:2014.03.29