
総合評価
(1146件)| 427 | ||
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powered by ブクログザリガニが巨大化して襲ってくるとか、怖すぎます。 人間模様がよく考えられてて、いじめっ子の男の子のくだりや狭いコミュニティの息詰まる様子とか、けっこうリアルだった。 ハッピーエンドでよかった。 個人的には学者先生の今後が気になる(笑)
0投稿日: 2015.09.16やっぱり!!
有川浩面白いですね~! 「自衛隊三部作」最初にこれを読みました。 他の2作品も読んでみようと思ってます。 物語を通じて、自衛隊の社会的立場の不確かさに対する作者の考え方をわかりやすく伝えていると思います。 最近、自然災害が多く、そのたびに自衛隊が出動していることを鑑みると、 もう少し何とかならないものかな~と思います。 ただ、そんなこと抜きにして面白い作品です。
0投稿日: 2015.09.15やっぱり最後に感動します。
「塩の街」、「空の中」を読んで本作を読みました。 自衛隊3部作のひとつ。 舞台は、海の中。あまりにも現実的で、この事件は本当にどこかで起こりそうな気がしてきます。 登場人物は、みんな個性的でかつ魅力的。つい感情移入してしまいます。 SF、サスペンス、恋愛、アクションすべての要素が入っており、とにかく楽しめます。 やっぱり最後に感動します。 特に若い人が読むと感動もひとしお大きいかと思います。
1投稿日: 2015.08.31
powered by ブクログ無性に読みたくなって読んだ、二回目。 自衛隊三部作の中で一番面白いと思っていたけれど、やっぱり変わりなく面白かった。 解説にもあるけれど、プロがプロとして役割を果たしているところが描き出されているの、とても良い。 150814
0投稿日: 2015.08.14
powered by ブクログ自衛隊三部作の中で一番現実味のありそうな話でした。 起承転結の「起」にもなるかならないかくらいの早い段階から、えっ、それもう登場?! と思うくらい、導入部からのテンポの速さで一気に惹き込まれます。 別々の立場の人たちが、それぞれ自分の持ち場で最善を尽くして戦う姿がかっこいい。制約もあり、限界もあり、ジレンマを抱えながらも必死で事態の収束にあたる公務員の皆さんが、(フィクションなんだけど)リアリティーのあるかっこよさを醸し出してます。 面白かった!
0投稿日: 2015.08.09法改正の時期か?
日本の憲法の弱点を巧みに利用した作品でした。アニメ化にすると面白いかも。素手では他の生物に劣る人間が未知なる生物と戦い、個性あふれるキャラクター設定と心情をこまめに語って面白かった。
1投稿日: 2015.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
空の中に続き、再読終了。本キャラ達の移住区域近辺に住んでいるので黙々と人を狩るレガリスが身近に感じれて戦慄しました...。艦長の腕ですが、夏木達の気持ちも分かるけど、自分もビビるだろうなぁ。圭介は...最初は純粋な描写があったので、怒りも感じましたけど哀れみもありましたねー。なんか、こうやって大人に捻じ曲げられてしまうんだなぁと悲しくなりましたが、最後はちゃんと引き返せて良かったです。
0投稿日: 2015.08.05
powered by ブクログ有川さんの原点である自衛隊三部作、『塩の街』、『空の中』に続いて、トリを飾る第三作目、「海」に当たる作品です。 (ネタバレあります) 本作も前述の二作と同様、未知の生命体と自衛隊の対峙が描かれます。 とはいえ、今までで一番現実的にありそうな設定ですかね。 それだけに人が「食われる」シーンとかが残虐で生々しくて、人の死について、深く考えさせられる作品でもあるかなと思います。 一番印象に残ったこととしては、事なかれで我慢して場を収めようとしてしまっていた望の成長。 人によるのでしょうが、自分も望と同じで、自分が我慢することで事が荒立たないなら我慢してしまう。楽なんですよね、その方が。だから、そっちに逃げてしまう。 でも、確実に自分の中に何かが溜まっていて、ある時、急に破裂する。結局逃げてちゃダメで、その時その時に吐き出さないとダメなんですね。人間というのは難しい。 望が夏木の言葉で、思いを抑え込み過ぎないようになって良かった。自分もまだまだ逃げることが多いので、頑張らないと。 さて、余談ですが、この『海の底』は、Mr.Childrenのニューアルバム『REFLECTION {Naked}』を聞きながら読んでました。 そのアルバムの22曲目「Starting Over」が、自衛隊三部作にホントに合うんですよ。テンションがメチャ上がります。何度、聞いてもいい。 最後に、作品自体の比較にあまり意味はないとは分かってはいるものの、自衛隊三部作を個人的な好みでランキング付けすると、こんな感じ。 1. 『空の中』 2. 『塩の街』 3. 『海の底』 まあ、好みの問題なので、理由は割愛します(^-^; もちろん、全部、面白くて何度も読みたい作品ですよ。
0投稿日: 2015.07.17
powered by ブクログ4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく―ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテインメント
0投稿日: 2015.07.02
powered by ブクログすごくリアリティーがあり、 気持ち悪さもある。 人間は殺される恐怖はあっても、 食べられる恐怖を感じたことはない、 その恐怖。 そして、胸キュンするところもあり、 厚い本だけど、飽きることなく読みきってしまった。
0投稿日: 2015.06.12
powered by ブクログ自衛隊三部作読了です。前半はグロテスクな描写もありなかなか進みませんでしたが、読み進めていくと夢中になって読めました。現実ではありえない話なのに有川さんの作品は実際にあったかのように読めました。 潜水艦の中での子どもたちとのやりとりも好きです。
0投稿日: 2015.06.05
powered by ブクログ警察と自衛隊、きりしお2つの舞台があってそれぞれ雰囲気が違うからいろんな観点からこの事件をみれた感じ。最初は設定にびっくりしたけど、訴えたいことはもちろんそういうところではなくて。なんか、さすがだなあっておもいました!笑
0投稿日: 2015.05.28
powered by ブクログ自衛隊3部作で男らしい男を挙げるなら、本作の夏木と艦長だと思う。3部作の中で一番戦うシーンの迫力とか必死さが伝わってくる。
0投稿日: 2015.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夏木、冬原、望、翔、圭介といろんなドラマが艦内だけでもあり、明石、滝野、烏丸と警察側のドラマが繰り広げられていて、その壮大さにあとがきで納得。 夏木&冬原は終始いいコンビでしたね。冬原のイケメンなんだけどただのイケメンじゃなくてちょっと毒舌なところがすごくかっこいい。 望&夏木のドラマはきゅんきゅんでした。最後の出会いから始めるところは本当に感動。 圭介も最初むかつく奴だなーと思ったけど、その分成長劇がすごかったです。
0投稿日: 2015.05.16
powered by ブクログクジラの彼を先に読んでいたせいもあって、冬原に先入観があったけど、人の成長と物事の考え方の移り変わりを見られる気がする。 有川さんはたまに、性差があることを突き付けてくる。むず痒いけど、イヤな気分にはならない。事実だから。 ただ今回は登場人物多すぎ。 把握するのに一度は諦めた。 ただでさえ聞きなれない言葉の羅列には、初めて英語を学び始めた時の感覚を思い出した。書いてあることは分かるけど半分以上は解ってない。 様々な時間軸を並行して書いてあるのはワクワクする、映像ではできない。SFものとかグロ系が超苦手な私でも、先を急いで読みたくなって3日で読了。勧善懲悪だと分かっているから安心して読める。
0投稿日: 2015.04.24
powered by ブクログザリガニ、カマキリ、クワガタ、スズメバチ・・・ これらが巨大化して人間を襲ってきたら恐いですね。 まだ熊や獅子に襲われた方がまだましです。 まだ哺乳類の方が勝てる可能性があるが、昆虫や甲殻類には勝機が見当たりません。 考えると怖くなります。 巨大ザリガニが横須賀襲来!! ザリガニ達は食物連鎖の頂点に立つ人間を襲い食す。 桜祭りで賑わっていた基地周辺は惨状と化す。 海上自衛隊潜水艦【きりしお】の自衛官達は逃げ惑う子供達を助け【きりしお】に立て籠る。 しかし助けた子供達の関係には歪みがあった・・・ マスメディアはどんな時でも行政を批判する。 国民感情を煽るのに最も効率的だから? いじめは大人の世界にも存在する。 子供はただそれを真似しているだけなのかもしれない・・・ 自衛隊の武器は誰が為に? 怪獣が突然現れても自衛隊は武器を使用できません。現行法では総理大臣の承認?が必要だったと思います。 テーマ盛り沢山って感じです。
0投稿日: 2015.04.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自衛隊3部作のなかで、一番よかった。 とんでも設定のなかに、そこで生活する人のリアルがあって、とても好き。 与えられた環境のなかで、悩みながらも自分が出来る最大限の仕事をしていくということは、とてもカッコいいです。 子どもたちの成長も、ぐぐっと見られて、過酷な環境が人を大きくするんだなーと思わせる。 書き込み方もスマートで、塩の街、空の中と比較すると物語としてきれい。伏線をちゃんと回収していていい感じ。
0投稿日: 2015.04.12
powered by ブクログ横須賀に赤い甲殻類が大発生し、人間を襲い始める。 警察が事態の終息に努めるが、なかなか相手は手強い。自衛隊に引き継ぎたいも、様々な壁が邪魔をする。 一方、停泊中の潜水艦に逃げ込んだ子供達と自衛官が閉じ込められ、その中で終息を待つ。 謎の生物との戦いの中、それぞれが持つ人間関係も様々な動きを見せる。 2015.4.5
1投稿日: 2015.04.05
powered by ブクログまた有川さんシリーズ。 仕事でたまに横須賀行っていた身としてはとても興味深い。 他の作品と登場人物が重なっていたりもまたいい。 途中少しグロかったり専門的なことも出てきたけど、読み終わるのが惜しくてなかなか読み進められなかったくらい面白かったです。
0投稿日: 2015.04.05心が揺れる
エビの話しなのに、自分自身が親だったら・・・。と考えさせられました。子どもの個性あふれる人物設定に、もどかしさや苛立ち、爽快感、哀愁を覚え、リアルな人間模様で胸が熱くなりました。
0投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログ夏木さんがイケメンすぎる! というか有川さんの男どもはどいつもこいつもイケメン。女に慣れてるタイプと不器用ツンデレタイプには分かれるけど、モテたい男はとりあえず有川作品読めば間違いないと思う。 自衛隊三部作はベタに陸→空→海で読みました。 海が一番まとまってて好きです。森生姉や少年達の成長も見られるし、最後は胸キュンだし。うん素敵な終わり方だ。クジラも必読!
0投稿日: 2015.03.31
powered by ブクログ米軍基地のある横須賀の街に、突如巨大甲殻類の群れが押し寄せて人々を襲い始める。 桜まつりで賑わっていた基地周辺は、逃げ惑う人々で大パニックになる。 事態の収拾のために機動隊が投入されるが、前代未聞の非常事態に苦戦する。 ちょうど横須賀港に停泊していた海上自衛隊の潜水艦『きりしお』の乗組員である冬原と夏木は、巨大甲殻類に追い詰められている子どもたちを見つけて共に『きりしお』の中に逃げ込む。 自衛隊三部作の海自編。 あらすじをざっと書くと、「ウルトラマンシリーズか!」とつっこみたくなるようなトンデモ設定に見えるかもしれないけど、各組織間の確執や警察や自衛隊の実情などがていねいに描かれていて、シリアスなエンタメ作品に仕上がっている。 自衛隊の出動に慎重すぎる官僚や米国に対して弱腰な日本政府といったリアルな日本の体質も描かれていて、読んでいて憤りが募る。 一方、孤立した潜水艦に逃げ込んだ自衛官と子どもたち側にも様々なドラマがあり、細やかな人間描写がなされていて、「武」の部分と「人」の部分の両方面白い。 胸キュンポイントは三部作の中で一番少なめ。
0投稿日: 2015.03.27
powered by ブクログ政府が指揮しないと自衛隊は動けない。というわけで殆ど強力な火器を持たない機動隊がザリガニの怪物みたいな奴らと戦わなければいけない。という話。微妙。
0投稿日: 2015.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初のくだりで一度途中で断念した本 基本的には諦めた本には あまり戻ってくることはないけど、 ほかの有川作品を読んでおもしろかったことと、 後輩の強い勧めもあり、再挑戦した本。 まぁ、安定してます あまあまは少なめ 後輩より 「最初のザリガニさえ乗り越えちゃえば、あとは一気です」
0投稿日: 2015.03.25
powered by ブクログ「有川先生の作品だから」とまとめ買いしたのに積んでいた作品をやっと読了。 あまり事前情報入れてなかったせいで、読み始めて数ページの展開に驚いてあっという間に読み切ってしまった。 「パニックSF作品」なのでちょっと血なまぐさいシーンもあるけど、設定に物おじせずに読んでほしい作品。 「よくわからん生物襲ってくる」というありがち設定なんだけど知ってる地名や「自分たちの身近にある話」が絡んでくるせいか登場人物にとても感情移入できた。 森生姉本当可愛い。 メインの自衛官二人のコンビのやり取りが本当に素敵で、前日談はにやにやしながら読んでしまった。
0投稿日: 2015.03.11
powered by ブクログ横須賀に巨大なエビが大量に上陸して人間を食べてしまう、そんなショッキングな事件から始まってサクサクと読めましたが先があまり気にならなかったなあ……どうなるんだろうというワクワク感が自分の中に起こらなかった。 もっと警察と官邸の駆け引きやレガリスの戦いの方をみっちりと読みたかったから、潜水艦に閉じ込められた子供達の中学生日記的なあれこれが、あまり面白いと感じられなかったのも原因かも。 ラストも拍子抜けするほどあっさりだったし……。 恋愛パートは前の2作に比べると控え目な気もしましたが、最後ににやっとできる展開でした。 でも、図書館戦争の時は胸きゅんできたけど、もうできなくなったのは、自分自身が年を取ってしまいピュアじゃなくなったからかなあと、ちょっと切なくなった。
0投稿日: 2015.02.28
powered by ブクログ有川浩による自衛隊三部作の「海」に当たる小説。 横須賀米軍基地に、海から謎の巨大ザリガニのような生き物が出没し、猛威を振るう。 たまたま巻き込まれてしまった子どもたちと、海上自衛隊の夏木・冬原は潜水艦に籠城する。 物語は巨大ザリガニ=レガリスと、それらの駆除を試みる自衛隊、米軍、警察、・・・それぞれの動きをライブ中継のような臨場感を交えつつ描いていく。 潜水艦の中での子どもたちと夏木たちとの人間模様の描写も良い。無愛想で率直な物言いしか出来ない夏木は、図書館戦争の堂上を思わせる。(カッコ良い。結構タイプです。) 一件、巨大ザリガニとの攻防、と聞くとちょっと笑っちゃいそうだけど、この小説は実に緻密で、例えば、レガリスの生態を研究するマニアックな人物が現れたりと、実にリアル。だからついこっちも本気になって読んでしまう。 お約束の恋愛要素も忘れない。 素晴らしいです、有川さん。
0投稿日: 2015.02.27ジェットコースター・パニックSF作品
とにかく展開が早いです。 いきなりパニック! 何がどうなっているのか理解できないまま 潜水艦に閉じ込められる若い自衛官と偶然助けてしまった子供たち。 未知なる生物とのありえない戦いにとまどう警察の葛藤も盛り込まれて 途中からえっ?恋愛まで盛り込まれる??と予感させるところは有川作品のお約束ですね。 一気に読んでしまえる楽しさがあります。
4投稿日: 2015.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015.2.24読了。2年前に読みたかったなぁ!何故なら2年前にこの本を既に読んでる友達と横浜のしかも軍艦ツアー(?)に参加したから!勿体無いことをした! 存在しているものが巨大にかつ異様になった姿のもの、そして人間を喰らう存在は『進撃の巨○』を彷彿させる。時系列ではこっちが先ですが。 名前の意味について、「森を望み、森を翔ける」…深い森をかける美しい鹿が浮かんだ。スラリと背の高い望にぴったりの名だ。いい名前。 ところで、今のキラキラネームと言われている人はその名前の「意味」に気づいてしまった時どうするのかどう思うのか他人事ながら心配である。本人が良い名前と誇りを持てるんなら良いけど、公私ともに受け入れられず変えたいと闘う子がいたら影ながら応援したく思う。 折れてしまう望が変わり、折ることができなかった圭介がその後の人生で折り方を学び始める。高校時代の母の影響を懸念しての恋はその最初だったように思う。圭介は15で初めて人生のスタートラインに立てた。 むしろ15で立てたらたいしたもんだ。心の中で頑張れと応援してた。 望ちゃんは捨て台詞があれだったから追い掛けるのかな?と期待してたけど、ちゃんと追い掛けてくれて嬉しいぞ。でも闇雲に自分の進路捧げてまで追いかけたんじゃなくて純粋に女性隊員さんの「がんばって!」のメッセージとかが効いてるんじゃないかとも思う。ついでに大学時代に料理頑張ったんだろうな。美味しい手料理食わせるんだろうなきっと。5年の間に冬原氏に追いかけ方とか近況とか実は詳しく教えてもらってたんじゃないかな?有川浩作品のヒロイン勢はみんな付き合う前から頭撫でられてていーなー。 前夜祭は電車内で1人肩を震わせながら読んだ。沖田二士は初日に巻き込まれてかわいそうに…もしかして後夜祭もあったのかしらん? さてこれで有川浩さんの自衛隊三部作が読み終わった。ちゃんと陸・空・海に分かれていたのね。その中でもこの作品は特に映像で観たいなと思った。現地に行ったことがあるせいかもしれないが、一番現実味があるからこそ艦内空間を丁寧に観てみたい。 さて、『クジラの彼』も入手しなければだなぁ。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ初めて読んだ有川作品。とても読みやすいのに中身は精密に描写してあってリアリティがある!この作品は同じ出来事に対して様々な立場の人たちが同時に動いていくが、人物がどれもキャラが立っていてわくわくしながら読み進めることができた。この本をきっかけに有川作品に夢中になってしまった!(笑)
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログクジラの彼を読む前に読みたかったーーーです。物語自体は、レガリスと戦う自衛隊・警察・米軍と潜水艦内に避難した2名の隊員と子供たちの話です。 話の途中は、本当にレガリスを倒し、避難している人々を救助することができるのか?と緊張感のある話です。 その中でも、夏木と望の関係も少しずつ変化していき・・・・ 物語最後では、さすが有川先生、ニヤニヤしてしまう要素も入っています^^ まだ読まれていない方はこれを含む自衛隊3部作を読んだ後に、クジラの彼を読むことをお勧めします。倍楽しめると思います(^^)
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログ再読。 有川さんのなかで1番好きな作品です♡ 夏木もいいけど冬原くんがかっこいい! 世界観に引き込まれて1日で読破。
0投稿日: 2015.02.14最初はホラー
プロローグは、著者の作とは思えないほど不気味で生々しかったです。 でも次第に「有川浩」になってきて、引き込まれました。 頑張れ自衛官!ハラハラ・ドキドキしながら熱くエールを送っている自分が居ました。 サイドストーリーの「クジラの彼」もおすすめです。
1投稿日: 2015.01.29
powered by ブクログ有川浩三大自衛隊作品(塩の街、空の中、海の底)のうち、初めて読んだ作品でした。良かったです。ちょっとぐろかったけど…(笑)
0投稿日: 2015.01.27
powered by ブクログ自衛隊三部作の中で一番好きな作品。 非日常のお話なのに、望を取り巻く地域の問題はどこにでもあるんじゃないかなぁと。 この作品の後は「クジラの彼」を読むことをお勧めします。
0投稿日: 2015.01.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
SF+社会派な内容。 1番のイケメンは茂久じゃなかろうか笑 「前夜祭」にニヤニヤ。 踊る大捜査線の映画の冒頭にありそうな 無駄にかっこいい緊迫感。笑
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ塩の街、空の中に比べるとインパクトが薄かったかな。悪役の子供がさすがにうざかったのと、怪獣映画みたいなの、あまり好きでないから、かな。三部作の評価としては、そのまま、塩の街、空の中、海の底の順番でした。
0投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログ最近読み終わりました。 文句なし!!最高に面白かったです\(^^)/有川浩さんは図書館戦争でどハマりしてからときどき読んでますがその中でも一番面白かったです!!とにかく読んでてとても楽しめました!!登場人物がたくさんいるのに1人1人キャラが立ってる!!とてもすごいと思いました!!話はリアルなファンタジーって感じでした。とんでも設定の中の現実感が何とも言えずによかったです。読んで絶対損はない作品だと思いました!!(^^ゞ
1投稿日: 2015.01.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前に「クジラの彼」を読んでいて、冬原さんは好きなキャラクターでした。「クジラの彼」よりも冬原さんの性格がよくわかるストーリーです。「空の中」もそうだったけど、序盤の人が亡くなっていくシーンの描写がリアルで、現実にはあり得ない設定なのに、まるでテレビで見ているような臨場感。未知の的に立ち向かっていく、冬原さんと夏木さんの対称的な二人の活躍っぷリがかっこいい。いいバランスが取れています。「クジラの彼」もう一回読みたいな。
0投稿日: 2014.12.21
powered by ブクログちょっと出だしがえげつなく、最後までそれが取り返せず仕舞いで終わる感じ。不器用な男女関係は自衛隊三部作、ともに同じパターン。
0投稿日: 2014.12.21
powered by ブクログ三部作読み終わったー。 巨大なエビが襲撃してくるってハチャメチャストーリーだけど、面白かったー。 狭い地域コミュニティの怖さも理不尽だけど、どっかにありそうで怖かった。
0投稿日: 2014.11.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
横須賀に突如現れた次々と人々を襲う巨大甲殻類(レガリス)と戦う人間たちの物語。潜水艦の中のシーンでは新米自衛官、夏木を中心として、同期の冬原と保護された子供たちの立て籠もりの様子が描かれ、潜水艦の外では、烏丸参事官と明石警部ら警察とレガリスの苦闘の様子が描かれている。 潜水艦の中では、高校生の望が徐々に夏木に魅かれていくのだが、過去に望にほのかな恋心を描いたことのある圭介には気に食わず、次々とやっかいな問題を引き起こし、夏木と冬原を困らせる。はっきりいって、圭介が大嫌いになること間違いない。 潜水艦の外では、レガリスと最前線で戦っている警察と、自衛隊、内閣がそれぞれの立場を主張して、なかなか一枚岩にならないが、烏丸参事官が、警察をレガリスに決定的に敗北させることによって、自衛隊を動かせないか画策する。 望が「わたしのことは忘れてください」と夏木に告げて別れたシーンと、自衛官になった望と夏木が「ちゃんとした幸せな出会い」で再会するシーンも良いです。 けど、問題児だった圭介が成長し、数年後に望に会ったとき、「子供の頃、いろいろごめん」と謝ったシーンでは思わずウルッとしてしまいました。そうだよな、圭介の母親が悪いんだもんな、わかるぞ、圭介、と大嫌いだった圭介が大好きになってしまいました(笑)。 『海の底』は再読でしたが、有川さん得意の恋愛要素から警察、自衛隊の奮闘まで、様々な視点で楽しめる『海の底』は登場人物の個性がはっきり描かれていて、有川さんの中では一番大好きな作品です。 巨大ザリガニというあり得ない設定が許せるならば、読んでみることをお勧めします。
1投稿日: 2014.11.23
powered by ブクログ自衛隊三部作、二順目。 作品読むたびにこれが一番好きだ!ってなるけど、やっぱり海の底が一番好き。 自衛隊、警察、米軍、政治、恋愛、青春これらが全部美味しく絡んでいるなんて!! ベースはあり得ない(と言えなくもない?)設定なのにどこまでもリアルなのがやみつきになる。 あとがきで、ご友人方とそれぞれ役割を決めてそれぞれの組織の動きをシミュレーションしていたと聞いて、なるほどなと思うと同時にぜひその全貌を見たいと思いました。 映画化、となるとキャストやストーリーであれこれ色んな意見が出ますが、これはほんとに純粋に観てみたい!映像で!
0投稿日: 2014.11.21
powered by ブクログ自衛隊3部作最後の作品は空の中と同時購入で一挙に読了。本作もなかなか読ませるのである。ちょい悪自衛隊幹部候補生ふたりに、おきまりのライトノベル要員女子高校生を主人公にすえて、パニック小説風に物語が進みます。 謎の飛来宇宙生物から始まり、進化の枠組みとは別の進化を遂げた知的生命体という前作から、今回は少しリアリティあふれる突然変異エビ。それもゴジラみたいなトンでもない怪獣とは違いザリガニみたいなのがチョット大きくなってしまってしかも大量発生と言う程度に過ぎないので、舞台も1作目の地球規模から2作目の日本全土へと縮小の傾向をそのまま受け継ぎ今度は横須賀市内ほぼ限定というかなりローカルな話になっている。 しかしハラハラドキドキのストーリー展開とチョット感動かなというラストは変わらない。舞台が比較的よく知っているところなのでリアリティが増す分面白いのである。 以下、少しネタバレになるが、民間の犠牲者を出しつつ警察の機動隊は死者は出ないものの負傷者続出でぎりぎりに中で対応するのが自衛隊が出動した途端にあっけなく制圧されてしまうのである。本編の場合、子供会の行事でやってきた小中学生と弟と一緒についてきた女子高生が自衛隊員二人と自衛隊の潜水艦に逃げ込み取り残されるという話と大型ザリガニに対処しつつ自衛隊出動を促す警察幹部の話が平行するのである。いろんな背景で物語を膨らませているがメインテーマの一つは今の自衛隊が抱えているジレンマというのになるのでありましょう。 かくして本編も最後はハッピエンドの予感で終わるのである。
1投稿日: 2014.11.17
powered by ブクログまた、物凄いモンを敵として持ち出したけれど、それ以外の要素は本当に「日常的によくある」ものだ。 この、あくまでも非日常のなかで、結局考えなきゃ無いのは、食事、風呂や洗濯。特に女の子特有の問題を臆せず入れたことで、リアリティーをもって読めた。 そして詰まるところは人間関係。大人に影響されるこども。小さな町内の歪んだ人間関係がもたらすひずみが、こうゆうキワモノ的小説(失礼)に織り込まれてることが新鮮だった。
0投稿日: 2014.11.11
powered by ブクログ三部作の中で一番好きです。…怖いけど、状況キツイけど。 文庫版収録の番外編が、昔の「踊る大捜査線」の映画を思い出して笑けた後に、翌日の艦長の悲劇を思い、泣けてきました。 解説の人も好み。この方の作品も読んでみたくなりました。 ついでに著者様のあとがきを読み……可愛い女の子の挿絵にならなくて、本当に良かった……と。
0投稿日: 2014.11.09噂の自衛隊3部作。終わり良し!
「塩の街」→「空の中」→「海の底」ということでこれが有川さんの噂の自衛隊3部作を読了かな?今回もまた突拍子もないお話ですが、キャラよし、終わりよしでいい作品でした。 最後に掲載されていた前夜祭もいい味出してたし。
1投稿日: 2014.11.01
powered by ブクログいきなり、ガチガチの怪獣パニック小説で、ちょっとひきました。 まあ、面白いんですが、でもこれが有川 浩の初小説だったら、次はなかったと思いのます。 まぁ、「空の中」を知っているから、ドラマが始まるのだと期待できるのですが、それがないと、ザリガニが人喰ってる時点でアウトになりそうな感じです。 前回読んだ「空の中」は空自で、今回は、海自。あと、陸自の話があって、それがデビュー作らしいです。 そして、前半、あれだけガチガチの怪獣ものだと思ったら、実は、…… 以下ネタバレありです。 http://asobo.littlestar.jp/rin/2014/10/26/%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%AF%E3%80%81%E5%BC%B7%E3%81%84/
0投稿日: 2014.10.31
powered by ブクログあー夏木がかっこよすぎた。 冬原とのやりとりがもう!! 本当に有川さんが書く人、 人間って感じして大好き!
0投稿日: 2014.10.28
powered by ブクログヤツらが海からやって来た! 自衛隊3部作の中で一番ヤバい設定だと思いますが、やっぱりそこには“愛”がたっぷり詰まってます。 兄弟愛、家族愛、師弟愛、そして不器用な恋愛… もう、何もかもがナイス!!
7投稿日: 2014.10.16痛快❗
夏木と冬原コンビ最高でした。読むほどに引き離せなくなり、寝不足続き、続きを読みたいの毎日でした。このコンビ、プラス望(設定によっては、圭介の関与も面白いかも)の、その後、あるいは新たな戦いというのも期待してみたくなりました。 前作?空の中も楽しめましたが、それにもまして、期待以上の面白さでした。 ちなみに、冬原は、空の中の彼と似てますね!
1投稿日: 2014.10.15
powered by ブクログ良かったです。 海の怪物との戦い。 尊敬する上司を亡くしても、守りながら戦っていく。 夢中になれる小説でした。
0投稿日: 2014.10.14
powered by ブクログ2014.10.13 久しぶりに有川さんの本を読む。自衛隊3部作でなぜか海の底だけを読んでいなかったのでやっと読めたという感じ。現代の勧善懲悪といったところの痛快さがやっぱり好き。文体も軽く読みやすいので、疲れてる時に読みたくなる本。元気が出る。先に読んでいたクジラの彼も読み返し中。
0投稿日: 2014.10.13
powered by ブクログ自衛隊3部作の3作目。非現実的状況な状況でも有川浩の細かい人間描写と奥行きのある設定で相変わらず面白かった!
0投稿日: 2014.10.13ちょっとグロいけれど、面白さは安定してます
自衛隊3部作の最後に読んだせいか、どうしても「塩の街」「空の中」と比較してしまいます。 前2作よりも、警察や自衛隊の組織モノの色が濃く、また、戦う相手が明確なだけに「戦い」の描写がグロテスクになっています。 ストーリーの軸にあるものは、自衛隊についても、恋愛についても、歪んだ感情(一時的な悪役)についても、前2作と同じような傾向であるという印象を受けました。もちろん、細かい事情は異なっていて「飽きる」というわけはないですが。 先が気になって一気に読んでしまうこと、読み終わったときに心にわだかまりが残らない爽快感も前2作と同様です。
0投稿日: 2014.10.13
powered by ブクログ塩の街に続く、自衛隊シリーズの第三巻。 これまた現実味のないお話なのですが、登場するキャラが素敵すぎて。 癖のあるキャラもいるんですけど、こんな物語の中でしっかりと動き回っているのが印象的でした。 ですけど、一番遭遇したくない状況ですね、このお話の中の世界は。
0投稿日: 2014.10.11
powered by ブクログザリガニ、襲来!!!! まさかの展開でした。 自衛隊三部作の最後、海上自衛隊のお話。 横須賀基地に巨大ザリガニの群れがやってきて、潜水艦に避難して立てこもった海上自衛官2人と保護された子供達。 そしてザリガニを駆除しようと奔走する警察と機動隊の話。 自衛隊でてきたら一気に殲滅されて、呆気なかった〜。 後日談とか前の日の出来事とかあって面白い。 ほんのり甘めの内容もあっていい。
0投稿日: 2014.10.07
powered by ブクログ久々の有川ワールドでした。 クジラの彼を先に読んでいたので、あーこういうことだったのかという感想が先。
0投稿日: 2014.10.06
powered by ブクログ有川浩による自衛隊三部作のひとつ。 航空祭で賑わう横須賀に突然現れた巨大甲殻類。ザリガニかエビのような彼らはいきなり人間を捕食し始める。なすすべもなく多くの人が犠牲になる中、潜水艦長の川端は部下の夏木と冬原、航空祭に居合わせて逃げ遅れた子供達を潜水艦内に逃がすために甲殻類に食われてしまう。果たしてこの甲殻類の正体は?夏木は、冬原は、子供達はどうなるのか。 自衛隊三部作というだけあって、本作は海自の潜水艦が一つの大きな舞台となっている。甲殻類の来襲により閉じ込められた空間で繰り広げられる子供達とのぶつかりあいは、極限状態ならそうなるだろうなと思えるし、取り囲む警察や自衛隊をなかなか出動させない政府などの動きも細やかにシミュレートされていて手に汗握る。 とはいえ、本作で最もカッコいい!とシビれたのは警視庁の烏丸。ぞんざいな口の利き方と鋭すぎる頭脳を持ち、立場をあえて悪用するかのような立ち回りをする。挙句、決死の警備を行う機動隊に対し、潰走せよなんて命令をする。警備担当の明石も切れものだが、烏丸はさらにその上を行く。主役は多分夏木だろうが、完全に食っちゃってる。 本作はややベタ甘展開は薄めだが、やっぱりねな展開はお約束のように用意されている。その辺も安心の有川印といったところか。
1投稿日: 2014.10.06有川浩による自衛隊三部作の第3弾!
航空祭で賑わう横須賀に突然現れた巨大甲殻類。ザリガニかエビのような彼らはいきなり人間を捕食し始める。なすすべもなく多くの人が犠牲になる中、潜水艦長の川端は部下の夏木と冬原、航空祭に居合わせて逃げ遅れた子供達を潜水艦内に逃がすために甲殻類に食われてしまう。果たしてこの甲殻類の正体は?夏木は、冬原は、子供達はどうなるのか。 自衛隊三部作というだけあって、本作は海自の潜水艦が一つの大きな舞台となっている。甲殻類の来襲により閉じ込められた空間で繰り広げられる子供達とのぶつかりあいは、極限状態ならそうなるだろうなと思えるし、取り囲む警察や自衛隊をなかなか出動させない政府などの動きも細やかにシミュレートされていて手に汗握る。 とはいえ、本作で最もカッコいい!とシビれたのは警視庁の烏丸。ぞんざいな口の利き方と鋭すぎる頭脳を持ち、立場をあえて悪用するかのような立ち回りをする。挙句、決死の警備を行う機動隊に対し、潰走せよなんて命令をする。警備担当の明石も切れものだが、烏丸はさらにその上を行く。主役は多分夏木だろうが、完全に食っちゃってる。 本作はややベタ甘展開は薄めだが、やっぱりねな展開はお約束のように用意されている。その辺も安心の有川印といったところか。
0投稿日: 2014.10.05
powered by ブクログ有川浩さんの世界に連れ込まれ、後半は夏木と望の関係ににやけながら読んだ。非日常の場面でもしっかり恋愛ネタをいれてくるからたまらない。人間模様の描き方が絶妙。前夜祭があるなら、夏木と望の後夜祭も読みたかった!
1投稿日: 2014.10.01一気に読んでしまいました!
自衛隊3部作の海上版。 舞台が神奈川県の横須賀。 馴染みの場所なので一気に引き込まれました。 今回は自衛隊だけではなく、警察の方々も命をかけてる国民を守ってくれてるのがよくわかり、もし、自分がこの立場だったらこんだけのこと出来るのかっておもったら、自衛隊の人を見る目が変わりました! 今度お祭りに参加してみようかな。。。
1投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログ深海生物レガリスの上陸によって、横須賀が壊滅。海上自衛隊の潜水艦『きりしお』の隊員の夏木と冬原と子どもたちは潜水艦での避難生活を余儀無くされる。また、レガリスから国を守るために警察の烏丸や明石、研究者の芹澤の活躍にも注目。夏木と森生望の恋愛にも注目。
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログ有川浩さんの所謂「自衛隊3部作」は、現実にはあり得ないような出来事を1つだけ設定して、それに対応する人や組織については徹底してリアルに描く、というコンセプト。 本作では、巨大生物の襲来という1つのSF的要素に対して、海上自衛隊や警察、政府の対応におけるやり取りや葛藤と、潜水艦に避難した自衛官と子どもたちのやり取りが描かれているわけですが。 上記のコンセプトについては理解しているつもりですが、それでも、「リアル」の部分はもう少し柔軟な対応でも良かったのではないかと。作中にもあるように「非常識事態」なのだから、原則をあまりにも重視しすぎる姿勢は、かえってリアルさに欠けるような印象でした。潜水艦内の子どもたちにしても、色んないがみ合いは起こりうるにしても、あの事態であれくらいの期間なら、小中学生でももう少し分別ある行動ができるんじゃないかなあと。 一方で、SF的な部分は一応科学的な説明付けがされていて、有り得ない話ではないというような感じでしたが、むしろそこはきっぱりと有り得ないような、突拍子もないような設定でよかったのではないかと。他の2作のように。 とはいえ、登場人物はみんな大好きですね。クジラの彼に収録の続編もとても好きだし、図書館戦争のキャラクターと通じる部分もある。登場人物に出会うためだけでも、読む価値は十分ある作品だと思います。
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログ有川さんの読後感はすごくスッキリするのと、 最初そこまではまらなかったのに、 続きとかないんかな?と思ってしまう辺りが 割とやられた。 あり得ない話なのに、 物語にかなり入り込んでしまい、 考えさせられる人間模様もありで、 良い一冊でした◎
0投稿日: 2014.09.21
powered by ブクログ怖かった。海老は大好きだけど、レガリスは湯がいても食べられそうにない。 子供にやきもきさせられたが、夏木と冬原のやりとりは爽快だった。
1投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ桜祭りが開催される中、多くの民間人と停泊中の潜水艦「きりしお」を巻き込む事件が発生。 海の底で発生した巨大エビ(ザリガニ?)が横浜の沿岸部を襲う。 警察、自衛隊、米軍の複雑な立場が絡み合い、潜水艦の中に逃げ込んだ子供たちの救出が進まない。 また、思いの外強力な怪獣たちの勢力に、警察は苦戦を強いられ、多くの犠牲者を出す。 設定こそ現実離れしているが、その他の展開は細部までしっかり練られており、サスペンス性が高い。 潜水艦の中で繰り広げられる子供たちの友情や恋愛と、外で繰り広げられる大人たちのプロとしてのプライド。どちらも涙なしでは読めない展開です。
1投稿日: 2014.09.12海の底
突如現れた巨大ザリガニ。潜水艦”きりしお”に閉じ込められた子供たち。 設定は軽い空想の世界のようであるが実際に自衛隊は国を守れるのかという厳しい命題を与えられたようで考えさせられる。ストーリー自体は恋あり冒険有の面白いストリーになっているが何か日本の将来が見えているようで背筋がぞっとする。 軽くて重い命題を突き付けられたよう。
0投稿日: 2014.08.29
powered by ブクログ三部作のなかでは、個人的にこれがベスト!! 巨大ザリガニが襲ってくるてゆう、あり得ない設定だけど、いつの間にやらどっぷりはまってました。。 最後の望のセリフ『初めましてですよね』てゆうオチ?がなんともいい感じです
0投稿日: 2014.08.25
powered by ブクログ色々な視点から話しが進められていて各々の状況が鮮明だった!序盤はハラハラして一気に読み進めてしまった(((((°°;) 人間関係も一人一人の性格が細やかに書かれていてキャラクターが際立っていた。 個人的には最後の結末がとてもよかった!読み終わってすっきりするストーリーだった(((o(*゚▽゚*)o)))
0投稿日: 2014.08.25
powered by ブクログ思いのほか・・・と言っては失礼なのだけど、いや面白かった。有川さんの自衛隊三部作の三作目、海自編だ。空時編は少し途中で中だるみした感があったのだけれど、こちらのほうが好みの作品だった。 この作品の主人公たちのその後が書かれているらしい短編集「クジラの彼」と、一作目の陸自編「塩の街」は読んでみよう。 ちなみに、三部作に関連性はまったくないので、どれから読んでもOK。
0投稿日: 2014.08.20
powered by ブクログ順番が違うけれど、読んじゃいました。 夏木さんと望、いいな。 次は、塩の街 読みます。 クジラの彼も、また読み返したくなりました。 購入本
0投稿日: 2014.07.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
海の底レビュー 自衛隊三部作の一つ。横須賀に巨大ザリガニ、レガリスが押し寄せ、人を襲うという、ありえない現象。 そんな現象のなかで、米軍、警察、自衛隊などの様々な視点が描かれているなと感じました。 「きりしお」に残った、乗員である夏木さんと冬原さん、そして子供たち。不器用で言葉も少し荒くて、熱く不器用ながらも優しいところのある夏木さん。そして、夏木さんとは真逆のキャラの冬原さん。 私は、2人とも大好きですが、クジラの彼を読んでからというもの、冬原派になりました。 夏木さんと冬原さんコンビ最高です!! 子供たちの人間関係も進行していき、最終的に成長して良かったなと思いました。 最後の夏木さんが望ちゃんの想いをわかっていながら、何も言わせず別れてしまうところには、なんで⁉︎ととても悔しくありましたが、後に望ちゃんが技官として、はじめましてですよね?と言うシーンには、ほっこりしました。その後すぐにクジラの彼を読んでしまいました。 やっぱり有川浩さんの創り出すキャラクター、ストーリーは素晴らしいです! もう読んだのは3年ほど前になりますが、有川浩作品は何度でも読み返してしまいます。 オススメの一冊です!!
0投稿日: 2014.07.31適材適所
警察、消防、機動隊、そして自衛隊。この本を読んで思ったのは、適材適所が有ると言うこと。くだらない権力争いや、頑なな拒否反応や嫌悪感。いざという時、この判断の間違いや、決断の遅さが、尊い命を脅かす事を、思いました。事実、阪神大震災や、東北大地震の時に、私達は、歯痒く、思い知ったのです。それぞれに、専門の分野が有ること、そこを上手く配置すれば、早期の解決、被害の拡大を防げること。考えました。
0投稿日: 2014.07.26
powered by ブクログ怖かった…! 痛くて痛くて、もどかしくて、なんかよく分からないけど物事を決められない人とかどうでもいいメンツとかで停滞している人をぶん殴りたくなった。 でも、少しだけ、ほんの少しだけ、ラスト救われた、かな…
0投稿日: 2014.07.25
powered by ブクログ3部作再制覇。 結構えげつないとこもあったんだなぁと。 キャラ読みしてしまうから 事件的なことは忘れがち…(^_^;) すぐさまクジラの彼読みたいです(笑)
0投稿日: 2014.07.24
powered by ブクログ自衛隊三部作の三作目。巨大甲殻類に横須賀が襲われ、子供と自衛官は潜水艦に立てこもり、市街では警察と自衛隊が街を守ろうとする。前半はパニック小説に近くて、読んでて息苦しい。 後半は仕事へのプロ意識のかっこよさや子供たちの成長が見られて、読みやすい。
1投稿日: 2014.07.21
powered by ブクログ『誰も慰める言葉を持たない。無駄で重大な犠牲を強いられたことは全員が知っている。自衛隊さえすぐに出ていればこんなことには。 誰もが思うそんな仮定には意味がないのだ。それが叶わないのがこの国の形だ。』 素晴らしい。有川浩の初期の作品はほんと素晴らしい。『図書館戦争』が集大成だけど、塩の街、空の中、海の底の3作品もたまらないな。
0投稿日: 2014.07.17赤いじゅうたん
いや,前半は結構エグイですよね。真っ赤なじゅうたん・・・。 これまで他の作品を読んできた人にはきついんじゃないかなぁ。 図書館戦争も銃撃線は出てくるものの,それよりも直接的かと。 「くじらの彼」を読んだ直後にこちらも読んでおこうと思い立ちました。 潜水艦という特殊な環境下におかれた子供達が,日常で抱えていた問題を顕在化し,ぶつかりながら成長していく,という感じです。
1投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ横須賀を巨大甲殻類「レガリス」に襲われる。 って、巨大ザリガニやん。 ありえないけど、面白い展開。 日本という国とアメリカという国の関係。 団地内での関係。 子供同士の関係。 なんていろんなつながりをうまく表しながら、死とも向き合いつつ進んでいく。 めっちゃ壮大なところから、めっちゃちっちゃなことまで(比較するとだが、本人にとってはどっちがというものではないだろう)丁寧にまとめられていて面白かった。
0投稿日: 2014.07.05聡い地の文は違和感
エビが巨大化して人間を襲う話。聞いただけで恐ろしい。。パニックものの正統派っぽく、怪物と警察/自衛隊員のかけひきもメインだけど、潜水艦にとり残された海上自衛隊員と子供たちのやり取りを通してのヒューマンドラマの方に力点が置かれている。が、子供に使うは有川さんの聡い地の文は違和感があるし、一方で自衛隊や軍の話もマニアック過ぎて入り込めなかった。やはり登場人物達のベタ甘な恋が主軸に据えられている話が、読んでても面白い。別の作品「塩の街」の「世界が終わる瞬間まで、人々は恋をしていた」はひと文で心揺さぶる力がある。
5投稿日: 2014.06.28私は躊躇せず走れるだろうか、
使命のため勝ち目がないレガリスに立ち向かう機動隊、解決のため硬直した組織を内から動かすお役人、尊敬する人を犠牲に救った子供たちを守る自衛官、どこか「歪んで」真っすぐな子供たち。私は彼らのように躊躇せず走れるのかな。 有川作品で外れる訳ない自衛隊もの。個人的にナンバーワンにしてオンリーワン。負け戦も権謀術数も成長も青春もラブも詰め込みつつ破綻しない・・・えーと、ジャンルSF?? 主に機動隊パートで大人の事情を、潜水艦パートで子供の事情を交互に追いつつ、失速せずに落着しての、エピローグがとても好き。望さん愛い。茂久も好きだなー。圭介ラストで可愛く見えるとかなんたるマジック。
12投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ現実としては考えられない設定に入り込めるか不安でしたが要らぬ心配でした。 巨大甲殻類の襲撃に警察と自衛隊はどう対処するのかその駆引きに興奮。 そして潜水艦に立てこもった二人の自衛官と訳ありな感じの子どもたちの関係は果たして上手くいくのか。 「クジラの彼」もまた読んでみようっと。
0投稿日: 2014.06.28良いですね♪
熱く感想を述べると先入観できちゃうので、多くは書かないです。戦いものとラノベ好きな人におすすめします。 大枠は他の人の感想にありますルので、個人的見解です。途上人物のキャラがたっていて実に読んでて楽しいです。メインは自衛官と子供たちの人間模様なんですが、途中途中で介在する対策本部側の話が読み手を俯瞰的な状況にしてくれて新鮮。
5投稿日: 2014.06.27
powered by ブクログ自衛隊三部作は、というか有川浩は、読了感がだいたい同じなんだよね。まあいい意味で。これも面白かったよ。
0投稿日: 2014.06.11
powered by ブクログ桜祭りで解放された米軍横須賀基地、巨大ザリガニ集団が人を食べている! 問題自衛官二人、救出した子どもたちと潜水艦に逃げ込む。姉弟といじめっ子、親との確執。 巨大学習型人食いザリガニ集団、自衛隊の潜水艦に米軍基地、警察庁機動隊防衛省…の中、メインは子ども集団の確執でした。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ一言で、面白かった! 自衛隊三部作、これでやっと読了しました。三冊合わせると1500ページはいきますね笑長かったけどの本も二日程度で読めました。内容がとにかく独創的で、情に篤いけど自分のなすべきことはちゃんとやって、不器用なところが恋愛的な面ではもうキュンってします。 SF的にも内容が緻密で先がなかなか読めないので。今回は特にエビの生態とか知らないし、どうなるのかドキドキでした。海の底っていうタイトルには直結しないのになんでだろーって思ってたのも最後の最後であかされて。 やっぱり有川先生の作品は大好き!
0投稿日: 2014.06.07
powered by ブクログ巨大ザリガニという突拍子もない設定だが現実感があってスリル満点で楽しめた。 塩の街よりもさっぱりとした恋愛要素ではあるが夏木と望のなかなか進展しない恋にもどかしさを感じて最後はすっきりした。 恋物語は全体の要素の一つで、その他にも人の死や圭介の成長など様々な要素を楽しめた
0投稿日: 2014.06.05
powered by ブクログ自衛隊三部作の最終章。有川浩、胸キュンだけではなく、こんなハードSFも書けるとは、脱帽。巨大怪物の襲来に翻弄される面々の描き方がまた緻密で。警視庁、自衛隊、政府の思惑が絡まる論理的展開と、思春期の子供たちの葛藤を「ザリガニ」を通して描くって、どんな発想で生まれるんだ。凄すぎる。 多くの登場人物に惹かれるが、中盤まで完全に悪役だった圭介に、終盤心を奪われたのは自分でも意外。 グロ表現も多いが、ぜひお勧めしたい一作。ああ、後日談「クジラの彼」、読んだのに忘れた…夏木と望のその後が…読んだのに…もう一度読もう。
0投稿日: 2014.05.27
powered by ブクログ自衛隊三部作の中ではこれが一番好き! 夏木•冬原コンビと明石•烏丸(プラス滝野、芹澤)コンビ、みんな良い動きをしてました。カッコイイ!艦長たち、海自の方々もすごくあったかい。 多分三部作の中で一番エグくてグロく、現実味があって怖かった。そこがいい。自分がザリガニに食べられたら。。なんて想像して、うえーっとなりました。昔ザリガニを飼ってたのもあってか、死んだザリガニ達の匂いが周りに漂ってる感じすらしました。 それぞれの人間模様が掘り下げられていて、非日常の怪獣騒動だけじゃなくて、歪んだ子供たちの世界も見ることが出来ます。 圭介、本当に腹が立ったけど、彼がそうなった経緯は、現実に本当にあるんだろうなと思って怖くなりました。 これから子育てをする予定の自分にとってはこっちの方が怖いかも。 三部作の中で一番恋愛要素が少なかったのも気に入った理由の一つです。恋愛が入るのはいいんですが、メインが恋愛はどうも苦手なものが多く。。 男性としては冬原が一番好きです^ ^
0投稿日: 2014.05.25
powered by ブクログ捕食されるシーンはイタタタすぎて目をぎゅっと閉じてしまう場面も多かった。 夏木と冬原はレガリス退治に活躍すると思っていたのだが、潜水艦に閉じこもって子守?をしているだけなのに、読み応えがあった。いいキャラクターだ。 レガリス退治に奔走する明石と烏丸もいいコンビ。 「忘れてください」が伏線になっていて爽やかな結末だった。
2投稿日: 2014.05.23
powered by ブクログ巨大エビなんてシュールな設定だけど、警察や自衛隊の側をビシッと書かれるとなんとなく現実味を帯びてくるから不思議な感じがした。 甘さも程よくて、楽しく読めた。 2014/5/22
2投稿日: 2014.05.23
powered by ブクログやっぱり良いな、有川浩。 登場人物がまるで目の前にいるようにすごくイキイキしている。 夏木と冬原、明石と烏丸。 人間的にクセがありながらも魅力的な彼らのかっこよさったらないね。 なんていうか、“分かっている”者同士の阿吽の呼吸や、駆け引きや掛け合いがすごく良かった。 本作品は架空の進化生物が出てきて、基本的には全編フィクションなんだけど、 その圧倒的リアリティ溢れた筆致は、冒頭からときどき鳥肌が立つほど。 解説にもあるように、『図書館戦争』シリーズに通じる社会的なメッセージ性も読み取れてとても良い。 しっかし圭介の野郎(あえて野郎と言わせて欲しい!)にはホントに戦慄かされた。 最終的には彼も彼なりの成長を遂げてくれ、一応の溜飲は下がったものの、 途中、「こいつ!やってられるか!」と、思わず本を投げ飛ばしたくなった(笑)。
2投稿日: 2014.05.20
powered by ブクログ夏木と冬原の問題児コンピが最高にかっこいい。正しいか正しくないかじゃなくて、組織とか順序とかそういうことでもなくて、自分たちの信念を貫いてく感じに惹かれる。有川作品ってSFのあり得ない設定を現実にうまくとりこんで、リアルを味わえるから好きです。ありえないけど、現実に起こりそう、そういうもの!っていう感じで、それからスリリング。あまーい感じも良いのです。好きです。クジラの彼でその後も見れるのでおすすめ。
0投稿日: 2014.05.18中学高校時代に読みたかった!
潜水艦に閉じ込められてしまった問題児自衛官二名と子供たち、地上での戦いの最前線にいる警察官などの大人。主に二つの舞台でストーリーは進行。 今回の敵の攻撃はかなり残酷描写あります。 子供たちの無邪気な残酷さ、それを育んだオトナの世界。 力を持っているのに使えない葛藤、負けるための戦いと犠牲。 飽きさせないスピーディーな展開の中に、人間の成長や、恋愛が複雑に絡み、結末へ!やきもきするし、ハラハラもする。でも、ハッピーエンドが待ってるから長くても先へ先へ読めてしまう! これは思春期に読めたら、何かの成長のきっかけになれたのでは?と思う。個人的推薦図書! ※補足:一覧画面などのサムネイルでは表紙デザインを見れますが、読む状態として選択すると、表紙データがありません。 問い合わせたところ仕様だそうです。。。残念。
2投稿日: 2014.05.14
powered by ブクログ読み終わってスリリングで、人の本質が見え隠れするお話でした。夏木と冬原のかけあいがテンポ良い。自分達の使命を全うすることが、私にはあの状況でできるのか…子どもと関わるからこそ考えさせられました。
0投稿日: 2014.05.11
powered by ブクログ自衛隊三部作の海上自衛隊編。 人を襲う巨大な甲殻類から逃げて海上自衛隊の潜水艦で籠城した子供たちと、彼らと共に過ごすことになったふたりの若い自衛隊員の密室での生活が、あぁー子供がたくさんいたらこんなこと起きるんだろうなぁ、というほほえましさと腹立たしさがとてもリアルに描かれていた。夏木と冬原の名コンビは、さすが艦長が見込んだだけのことはあって問題児でありながら危機的状況では素晴らしい対応を見せ、とても魅力的。 密室での(しかも子供をたくさん含んだ)人間模様の描き方がとても素晴らしかったのだけれど、なにせ人をも食べてしまう巨大エビ?ザリガニ?の描写がグロテスクでしばらく食事ができなかったので、その分だけ星をひとつ減らしてみました。ラストシーンはとても好き。
2投稿日: 2014.05.05
powered by ブクログなかなか読む時間がなくて、読破に時間がかかってしまった^_^; でもやっぱり読み出すと次が気になってついつい夜更かし-_-b 夏木と冬原の名コンビにちびっ子多数。極限の状況での心理状態の変化がおもしろかった。ちょっと出来過ぎなところもあるけど、嫌なガキっぷりや優等生なお姉ちゃんなんて、何か起こらないわけがない。 ただ喧嘩しっぱなしで放置しずに、後処理で和解させてるところも読み終わってスッキリした。 夏木と望の今後が気になりマス(´∀`=)
0投稿日: 2014.04.30
powered by ブクログはじめての有川浩 作品。すっかり引きこまれて 一気に読み終えた。謎の生物におそわれる時の描写がリアルで夢に出てくるほど。作品に出てくる人物の感情の描き方が 好き。これで有川浩にハマった。
0投稿日: 2014.04.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かったです。 最初は少々グロテスクな印象でしたが、艦内での子ども達とのやりとりや、警察や自衛隊の動き、心意気で、胸がいっぱいになって読み切りました。 問題児だった圭介は多分素直な子なのだろうと思います。素直に母親の価値観を信じていたのでしょう。どこか腑に落ちないところがあったとしても、母親が間違っていないと信じたかったのではないかと思います。そんな彼が、この事件をきっかけに自分の考えを持ち、親離れしていく姿にもジーンとしてしまいました。 有川さんの自衛隊モノ、やっぱり好きだなぁ^^
0投稿日: 2014.04.21
