J.SUZUKIさんのレビュー
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このユーザーのレビュー
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新装版 不祥事
池井戸潤 / 講談社文庫
いつもどおり痛快です。
6
銀行を舞台にした短編集は、ヒロインのイメージもあっていつもどおり痛快な感じ。最後の「不祥事」は最後がちょっと読めてしまったので残念でしたが。
最初の文庫版の表紙はかなりださかったけど、これならいいかな…w。 続きを読む投稿日:2014.06.01
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刑事のまなざし
薬丸岳 / 講談社文庫
珠玉の短編集
6
著者の作品は2作目かな?前回読んだのは「天使のナイフ」だったような。
というのはおいといて、これも面白い!
法務官から刑事になった夏目信人が活躍する7編の短編連作ミステリ。短編なのでやや先が読めてしま…うものもなくはなかったけど、「オムライス」「黒い履歴」そして書籍のタイトルにもなっている「刑事のまなざし」など、短編ながらいい作品が目白押しです。個人的な一番はやはり「オムライス」かな?
夏目は東野圭吾の加賀恭一郎のように非常に鋭い観察眼を持ちながら淡々と捜査を進めていく感じですが、もっと線が細い感じの人物。ネタバレなのであまり書けませんが、いったんの区切りにはなったので、関連作品が出るのかは不明ですが、また別の感じで長編とか書いて貰っても面白いかなと思いました。 続きを読む投稿日:2013.10.25
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氷の華
天野節子 / 幻冬舎文庫
コロンボちっくな展開ですが面白い
5
初めての著者ですが、ちょっと変わった書き方(刑事コロンボ的というのかな?)でなかなか面白かった。
終わり方は若干微妙でしたが、まぁ主人公のキャラを考えたらこれしかないかー、という印象。投稿日:2013.11.05
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史上最強の大臣
室積光 / 小学館
相変わらず面白いシリーズ
5
タイトルどおり「史上最強の内閣」の続編。
パロディをベースとしつつ、政治や社会問題についての話があり、今回も楽しめました。相変わらずいい味出しているキャラがいます。「内閣2」というタイトルではない理由…については、読んでのお楽しみ、ということで。 続きを読む投稿日:2015.05.24
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ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎 / 新潮社
やや苦手の著者なんですが、これは結構読みやすかった
4
伊坂幸太郎は世間では人気があるけど、個人的には文体がやや苦手。
といいつつ、この作品は結構面白く読めた。確か映画化もしたみたいですね。投稿日:2013.12.01
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空の中
有川浩 / 角川文庫