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総合評価

1146件)
4.2
427
438
174
23
6
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    横須賀米軍基地内に巨大人喰いザリガニが大量発生。 退路を断たれ潜水艦内に立て篭もる子ども達と海自のホープ2人組。陸自の出動まで粘る機動隊。 外側では人の命と国の誇りを護る為の決死の行動。 内側でややこしくねじくれた少年の心に投げられる青年の言葉。

    0
    投稿日: 2014.04.20
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    自衛隊三部作の2作目かな?やっぱり胸キュンだが、人を傷つける言葉は誰でも発する事が出来るだけに注意して発言せねば。

    1
    投稿日: 2014.04.20
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    楽しかった! 有川作品の典型として(?)最初の設定がぶっとんでいる訳だけど、その後のリアリズムが物語に適度な緊張感と、制約を与えて、暴走しない。やり過ぎない。 途中からは個々の人間性と、人間関係、そして男女の部分。よくよく読むと少女漫画系の恋愛物語っぽいのだけど、そこまでの嫌らしさがないのも快調な読み味。 満足です。

    1
    投稿日: 2014.04.19
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    奇想天外なストーリーに、現実世界が抱える諸問題を滑り込ませるテクニックは言うまでもなく天下一品。さらに、フィナーレへの持っていき方が安定感抜群だから、また次の一冊を手に取りたくなる。

    0
    投稿日: 2014.04.13
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    自衛隊三部作の中で一番面白かった。ザリガニのような巨大なエビが動き回るところは想像したら気持ち悪くなった。潜水艦の中も詳しく書かれていて、呉で見学した潜水艦の内部を思い出しながら読んだ。夏木と冬原がかっこよかった。

    0
    投稿日: 2014.03.29
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    突如横須賀を巨大なザリガニが襲うというパニック映画並のシチュエーションで幕を開ける本作。 突拍子もない設定から、非現実が前提の特撮系パニック小説なのかとおもいきや、詳細は理性的かつ現実的でそのバランスが絶妙でした。思春期少年少女のコンプレックスから国防、警察、政府のしがらみまで、描かれるのは大なり小なりの現実で、だからこそ起こっていることの非日常感が現実味を増して恐ろしい・・・ 特にポッとでの研究職員によって巨大ザリガニの起源がそれらしく根拠付けられたところが好感度大で、そこからおもしろさ倍増でした。 個人的には他の作品ほど登場人物に好感度が抱けなかったので☆は少なめです。スピンオフで短篇集表題になった「クジラの波」は大好き。

    0
    投稿日: 2014.03.22
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    あり得ない設定に、最初は興醒めしながら読んでいましたが、海自のヘリや潜水艦の装備なんかが出てきたところから、俄然読み進むスピードが上がりました。 そういえば、「空の中」読んだ時もそんな感じだった?! 自分の中に、オタ要素があることを自覚。 かなりライトにではありますが、警察と自衛隊の職務分掌なんかの問題がわかって、危機管理の勉強になりました。

    0
    投稿日: 2014.03.21
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    自衛隊三部作読了。 海の底で一番の見所(見るわけではないが)は、潜水艇での子供たちの内面の成長だと感じた。 夏木、冬原を含め全員が慣れない非日常の中で、「 自分のすべき役割」を全うしようと努力している。 警視庁、自衛隊などの部分はもともとの軍事知識が少なかったためか入り込めない部分もあったが、今の日本のありかたを考えさせられる。

    1
    投稿日: 2014.03.08
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    この三部作、あらすじ読んだだけではなかなか読もうと思えなかった。 でも、読んでみたらそこまで、ではなかった。 でも、やっぱり自衛隊関連の箇所は苦手だな・・・。

    1
    投稿日: 2014.03.05
  • 一気にひきこまれるストーリー

    自衛隊3部作の3作目。最後にして、最高傑作だと思います。 とてつもなく現実離れしたシチュエーションにも関わらず、会話や、心情の描写がとてもリアルなため、違和感なく、いつのまにか、ストーリーにどっぷり引き込まれてしまいました。 ありえないんだけど、こんなトラブルが発生したら・・・と、いつのまにか現実の世界でニュースを見ているときに、無意識に物語に出てくるような事態を想像して、ブルっと鳥肌が立ちます。 この作者の作品はどんどん映像化されていますが、この作品は、ちょっとグロテスクなので難しいかなと思います。というより、映像化すると、むしろリアリティに欠けてしまいそう。文章だからこそ!のすばらしい作品だと思います。

    8
    投稿日: 2014.03.02
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    自衛隊三部作のひとつ。 潜水艦「きりしお」や横須賀が巨大生命体に襲われる。だが、矢面に立たされるのは、武器を持たない機動隊だった――。そして、潜水艦の中には十数名の子供と二人の自衛官が残されていた。 6日程度の出来事。地上では機動隊と巨大甲殻類との争い、潜水艦の中では、地上の狭い団地での諍いを持ち込んでの争い――。 日本でいつも決まらないものが決まっていく嬉しさ、そして子供たちの成長していく過程がもどかしくも頼もしい。 夏木冬原のコンビなどは有川浩の図書館戦争にも引き継がれる熱血漢とcoolなコンビとなっていて掛け合いが楽しい。

    2
    投稿日: 2014.02.26
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    なんかいろいろ教わった気がする。 圭介みたいな人にであった時に、相手のことをよく考えられるのだろうか、相手にも何か事情があるとおもえるのだろうか、自分が一方的に被害者だと思ってしまわないだろうか。 自分なりの答えが出てから、もう一度読んでみたい。 夏木の不器用だけど情に厚い人、すきだな〜

    1
    投稿日: 2014.02.24
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    冒頭部分は捕食シーンが気持ち悪くて…すこし読むの辛かったです。 でも、キャラが素敵!夏木&冬原コンビは最高です!わたしはどちらかというと夏木さんのほうが好きです。子供や女子相手だと、怒鳴ったり厳しく当たったり自分の気持ちを素直に伝えられない、けど本当は情にあつい、そんな夏木さんが好きですね!

    1
    投稿日: 2014.02.23
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    自衛隊3部作、最後ようやく読み終わった! 読み終わってしまうのが、寂しくもあり、でも面白いからページめくる手は止まらないし。 色々な人が丁寧に描かれていて良いと思う。 やっぱ有川さん好きだなー。

    0
    投稿日: 2014.02.18
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    自衛隊3部作完結。 図書館戦争の原点のような印象です。 図書館戦争では、作者の鋭い視線が柔らかくつつまれているのですが、これは初期の作品のためか、包み込まれきれていない。 読んでいて、鋭さがつききささり苦しかったです。それでも、どうまとめるかが気になり最後まで読みました。 作中で人が死ぬ事に対して普段は嫌悪感をもたないのですが、名もない人が意味なく死ぬ場面は嫌だ。無差別殺人みたいな感じ。この3部作はそういう場面が多く好きになれない。 そもそも軍隊を好きになれない(笑) 武器の名前とか潜水艦の作りとかに興味を持てない^_^; 有川さんは、軍隊好きなんですかね? 潜水艦内の子どもたちの物語は苦しかったけど、割と好きです。ただ、書いているテーマと軍事系の設定に乖離がある感じで、どんな読者を想定した作品なのかは、疑問でした。 それにしても、自衛隊の夏木と冬原は堂上と小牧にみえる。特に冬原と小牧は瓜二つ^_^; 初期作はやっぱり初期作なんですよね。 逆に、図書館戦争の完成度の高さを感じました。

    0
    投稿日: 2014.02.16
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     最初、SF?とレガリスに拒否感があった。 でも、夏木と望のなれそめの話で惹きこまれていく。 望って、最初はおとなしかったんじゃないの? そして、子どもたちもだんだん変わっていくのもいいね。 冬原は意外と冷たいってこともわかったし(笑) (ほんとも、そうでもないけど。) 夏冬コンビ、面白かったです。

    0
    投稿日: 2014.02.15
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    私を有川浩さんの作品に引き込んだ本。自衛隊三部作の中でも一番好きな話。夏木の不器用さとか、冬原との掛け合いとか、色々図書館戦争のシリーズに通じるものを感じた。

    0
    投稿日: 2014.02.11
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    現代的でリアリティのある怪獣モノ 巨大な甲殻類が横須賀に大挙して襲来したお話し 潜水艦に逃げ込む事になった少年達+少女+海自幹部候補問題児2人のパートと 甲殻類に対応する警察の機動隊の偉い人とそのまた偉いひとの二つのパート 自衛官の二人の組み合わせは、塩の街、空の中、あと図書館戦争シリーズ同様に、粗暴な性格と飄々としていて実は厳しいところもあるという、有川浩の定番の組み合わせ 有川さんを続けて読んできたので、ちょっとこの組み合わせも飽きてきた(笑) 個人的に好きなのは警察パートの方 映画パトレイバー2もそうだけど、警察の上層部はクソみたいな議論しかしない中で 実際の落としどころを狙って着地させる破天荒な人物の存在は読んでいてスカッとした 「先人の知恵」の表現も好き 怪獣の正体に関しても実際にそんな生物がいてもおかしくないよね~ というある程度のリアリティのある説明があったので納得 ってか、最後の掃討作戦があっさり片付きすぎ 自衛隊が半端ないのか、重火器が半端ないのか ま、重火器の制限がなくても警察はその他の装備も人員もないので、やはり自衛隊だからこそでしょうなぁ マスゴミへの批判もスカッとした そして数年後のアレはとても好きだ

    0
    投稿日: 2014.02.09
  • 海の底なのはご町内?

    すばらしいバランス感覚で、各セクション(潜水艦の中、警察、防衛省、エビたち?)が動くので、スッキリ、すぅーっとテンポよく読めます。 著者後書きで書かれていますが、各セクションのシュミレーション行ったそうで、それを読み手に飽きさせない有川様の筆力凄し。 とはいえ、テンポに気をとられていると、一つ一つは結構薄かったり、軽かったりする気もします。特にエビたち(レガリスと呼称!)は最初の怖さはどこへやら。最後のほうの扱いは少々かわいそうな気がします。 「海の底」という題名も潜水艦アクションを意識したものではないのでご注意を。

    2
    投稿日: 2014.02.03
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    これも何度読んでるかわからない 潜水艦、現場、司令塔?の3箇所に分かれて話が進んでいるけど、どこにいる人たちも魅力的(^◇^) やはり潜水艦の中が一番ドキドキするのだけど、たった一週間弱の中で子供たちの成長や、気待ちの変化が見逃せない。夏木さんは本当にいいキャラしてる! あと個人的に好きな場面は、レガリオスから呼吸器が入ったハンドバッグを取り返して帰ってきた場面。人々の優しさが感じられると思います。 海の底を読んだ人は必ず、『鯨の彼』とその中に入っている『有能な彼女』を合わせて読んで欲しい!

    2
    投稿日: 2014.02.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自衛隊三部作ラスト.三作目にして一番シリアス多め.横須賀に突如として現れた巨大ザリガニの大群.人間を手当たり次第に捕食していくザリガニを駆逐すべく立ち向かう警察、加えて政府や米軍の思惑が交差するパニック映画的なお話…かと思いきやそういうわけでもなかったのである.物語は陸で巨大ザリガニと戦う人たちと並行して、「海の中」に取り残された人たち、自衛官2名と子どもたちの話が同時並行で進んでいく.どちらかといえばそちらが主軸かも. 解説にも書かれていたけれど、この人は話の中で一つ大きな嘘をついて、それを突き通すためにいろいろな要素を作り上げていくそう.だからSF的な設定でも何の違和感もなく「ありえそう…」と思いながら読めてしまうんだな.信念を持って自分の責務を果たす人たちの姿をとびきり格好良く描いてしまうのは、自衛官に何か思い入れとかあるのかしら. 登場人物を見る限りだと今回は恋愛要素はないのかなと思ってたけど、ちゃーんとあったし、かわいい終わり方だなと思った. 主人公コンビのその後は「クジラの彼」という短編集で描かれているとのことなので、そっちもチェックチェック.

    1
    投稿日: 2014.01.26
  • 最初は我慢して…

    なんでこんな馬鹿げた設定?と最初は思いますが、読み進んで謎が解けていくとどんどん引き込まれていきます。 これ以上書くと面白さが激減するのでこのあたりで止めときます。 面白いです。

    1
    投稿日: 2014.01.25
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    最初は、ザリガニと自衛隊の猛烈バトルが主題かと思って読んでいたが、途中で違うと感じて戸惑った。家族や子供の成長が主題に有り、嫌な子供も出て来ます。当然最後は丸く収まります。読んでいて楽しく、一気読みでした。

    0
    投稿日: 2014.01.24
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    再読。 有川さんって、やっぱりエンターテイナーだなあ。 そして、戦う人を熱くときにクールに熱く、描くのがうまい。 ラブもほどよく入れ込むバランス感覚もさすが。

    1
    投稿日: 2014.01.23
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    横須賀に、巨大化した甲殻類が大量発生し、人間たちを食べようと侵略。 警官、自衛隊がそれぞれの役責を果たそうと立ち向かう。 また、潜水艦には逃げ込んだこどもたちと、自衛官2人が閉じ込められていた。 果たして彼らは救出されるのか… というSF要素たっぷりなお話。 だけど警官、自衛隊、政府の思惑が妙にリアル。 潜水艦に逃げ込んだこどものうち、高校生の望ちゃんと、自衛官である夏木の再会シーンが好き。 人間が補食される描写はグロテスクで苦手…特に冒頭シーンに多い。 自衛隊3部作の中では、私にとってはあまり響かなかったな。

    0
    投稿日: 2014.01.14
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    毎回、よくこんな奇想天外な設定で書けるものだと感心する。でも、全く違和感無く読めてしまうのは、徹底した描写の所為か。

    0
    投稿日: 2014.01.09
  • こんなお兄さんに憧れます

    一通り有川作品は読んだのですが、自衛隊三部作のなかでは一番これが好きです。 エビが強すぎて描写が苦手な人もいるかもしれないけど、それでも読み進めてほしい。狭い潜水艦の中で、生意気な子供たちとふたりの自衛官の繰り広げる攻防がとてもいいです。読んで損はありません。スピンオフで別の本(クジラの彼)にも二人が出てきて、その後も楽しめます。

    1
    投稿日: 2013.12.30
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    横須賀に巨大ザリガニが大量発生し、人を襲撃。 そんな中、海上自衛隊の潜水艦に逃げ込んだ、2人の自衛官と、子供たち。 警察と自衛隊の線引きなど、戦争でもない、テロでもない事件が起きた時、ホントにこんな感じになるのかなーー?と考えてしまいました。 現実に同じようなことが起こったら、もっとスムーズに連携してほしいなぁ。

    0
    投稿日: 2013.12.27
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    喰われるという、恐怖は計り知れない。人は死ぬとは思うけど、喰われるとは思わないから。その恐怖と生きぬく力を感じました。

    0
    投稿日: 2013.12.26
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    やばい感動っ! やっぱ有川先生大好きってことがわかやました! 学校で読んだので、とても泣くのをこらえました。笑 熱狂的な有川ファンですっ! 夏木さんやばいですっ!

    0
    投稿日: 2013.12.20
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    再読。良いね~ 2013.12.17

    0
    投稿日: 2013.12.17
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    巨大ザリガニが人を喰らう・・・ SFなのに何故か生々しい。 読者が臭いまで想像できる。のはすごい。 途中から一気に読んじゃいました。 夏木さんが素敵♥

    0
    投稿日: 2013.12.15
  • 愛の物語がありますよ♪

    エビとの闘いが、描かれますがメインは潜水艦のなかでの子供たちとの人間模様です。気がつくとラブが芽生えています、成就するのでしょうか?読み終わったあとは、いい気分になれました(^^)

    3
    投稿日: 2013.12.11
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    自衛隊三部作の3作目、海上自衛隊の話。横須賀に突如襲来した巨大甲殻類と戦うというとんでもない展開ながら、潜水艦に立てこもった側と警察側の視点で丁寧に描かれている。「陸」「空」の二作がゆっくりと外来種と対峙する話であったためか、アクション大作のようなスピード感。あっという間に読了。 夏木&冬原は、『図書館戦争』の堂上&小牧を思い起こさせる。両方とも素敵(笑) それにしても、有川さんの描く人は大人から子どもまで、「こういう人いる!」感じが出ててすごい。

    0
    投稿日: 2013.12.09
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    ある日、正体不明の人類を襲う大量の甲殻類?が現れた…といところから話が始まる、予想外のストーリー。 運悪く狭い船内に閉じ込められてしまった自衛官2人と、小~高校生たちの集団生活がメインに語られています。 色々と書かれていて、感想もあるのだけど、ともかく最後はハッピーエンドだし、よかったよかった(笑)

    0
    投稿日: 2013.12.07
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    現実離れしたストーリーに最初ついていくのが、やっとでしたが… 途中からの面白さ!! ただの戦うだけのストーリーではなく、人と人との話が込められており良かった。 続けてクジラの彼を読んでみたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.12.02
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    面白くて良い話でした。 現実離れしたストーリーの中に、現実の人間関係の描写と子供が成長していく様子が描かれていて、本当に面白い。 警察官の役目、自衛官の役目は、このような現実離れした有事においては難しい判断になるんだろう。 そんな大人の事情から、近所のおばさんの勢力図を縮尺したような子供の世界も描かれているが、不思議と繋がった話で読むことができる。 また、読みたい作家さんです。

    0
    投稿日: 2013.12.02
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    「あー、こういう人いる」と思える登場人物が多く、それぞれの成長がとてもわかりやすくしっかりと描かれていて読んでいて一緒に感情が動かされた。 それにしても、レガリスが出てきたときの描写の生々しさ…。

    0
    投稿日: 2013.11.26
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    レガリスが怖かった。内容が濃くてなかなか読み進められなかった。二人のコンビが図書館戦争てきなものを思わせた。冬原さんは完璧小牧教官!(笑)でも夏木を堂上教官に当てはめたりはしなかった。堂上教官は郁一筋なので(笑)でもこの似てる感覚がよかった。圭一が切なかったね。

    0
    投稿日: 2013.11.21
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    謎の生命体が襲ってくるタイプのお話。 この話はでかいエビ。 大群であるものの個体はそこまで驚異的ではない模様。が、日本という国柄をうまく使い、自衛隊が出動できず、火器の使えない警察による対応を強いられる。 陸上で繰り広げられるエビ対策と並行して潜水艦には自衛官二人と子どもたちが避難し、籠城。ガキがいい具合にガキしてた。 キャラに個性があり面白い作品だった。

    0
    投稿日: 2013.11.21
  • 始めは、ちょっと気味悪いけど・・・

    巨大なエビが人を襲う、というのが、ちょっと気味悪くて、非現実的だな、と思っていたのですが、読み始めたらスッと読めました。 主人公の2人がなかなかステキ。 普通の男の子としての部分と、自衛官としてあるべき姿とのギャップみたいなものを描かれると、グッときちゃいますね。 絶対守ってやるぜ~、みたいなことってあんまり言われないので。 言われてみたいです。

    2
    投稿日: 2013.11.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    潜水艦に閉じ込められた数日間での子ども達それぞれの成長に、始めの絶望的な展開からは考えられない爽快な読後感。 あんな憎たらしかった圭介の心情変化が、一番印象的だった。 どんな時だって世の中には無駄で非効率的な決まりがあったり、絶対に理解してもらえない葛藤がある。 潜水艦内のメイン2人は図書館戦争まんまだ。

    0
    投稿日: 2013.11.16
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    夏木と冬原が名コンビ。子どもたちが徐々に良くなっていくのがいい。夏木と望のその後が気になるので「くじらの彼」に期待。烏丸、明石、芹澤の活躍も好き。

    0
    投稿日: 2013.11.14
  • ・・・しばらく、エビは、いいです。

    「自衛隊三部作」 最後の作品。 前の2作に比べて、ちょっとグロいかな? 我が家の食卓から、しばらくエビチリが遠ざけられました。 少年少女の精神的な成長と、見守る「大人」の立ち位置は、「大人」と呼ばれ慣れてしまった年齢の者には、懐かしいような嬉しいような気恥しいような思いを抱かせますが、登場人物と同じくらいの世代の方には、共感出来るものがあるのではないでしょうか。 有川さんは私くらいの世代ですよね。色々忘れていないのが、凄い。素敵。 今朝、電車の中でこの作品の文庫版を読みふけっていた高校生、貴女は今、どんな風に感じながら読んでいるのかな?貴女が「大人」になった時、どんな風に感じるのかな?どうぞまた読み返してみて下さいね。

    10
    投稿日: 2013.11.14
  • 警察の方々が素晴らしい

    自衛隊シリーズ3部作の最終巻で、今回の作品が最も異形の生物との攻防が熱く語られています。 潜水艦に取り残された自衛官と子供達の話がメインですが、個人的には明石、烏丸、芹澤の警察対策本部の面々及び現場の機動隊による戦術的敗退への尽力が素晴らしく物語に引き込まれました。 すでに3回ほど読み直しましたが、いまだ面白く飽きない名作です。

    1
    投稿日: 2013.11.12
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    横須賀に巨大なエビが出現。 一般の子供13人と潜水艦に避難した海上自衛隊の夏木と冬原の主な物語として、問題に対処する警察の明石や機動隊の滝野の様子も描かれている。 若干の恋愛要素あり。 「塩の街」、「空の中」とは少し違って、ラブコメ要素が少し少なかったなと思った。その分、この作品の方がストーリー自体がしっかりしていたような気がして、これはこれで楽しめた。 今後が気になるので「クジラの波」を買ってみようと思う。

    0
    投稿日: 2013.11.10
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    「塩の街」と同様に3年前に読んだ作品でした。その時とは違った見方ができたので楽しく?読むことができました。

    0
    投稿日: 2013.11.02
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    今回は密室の中の漂流記?みたいな感じ。 救い出す大人達の姿 現場と親玉の差やラストの警察から自衛隊へのバトンタッチなど じれったい気持ちと熱くなる気持ちがいりまじり 手に汗かきながら読んだ。

    0
    投稿日: 2013.10.29
  • 非現実的な設定だけど人間関係は現実的

    『塩の街』『空の中』と読み続けて『海の底』を完読。 人とのかかわりの中で少年たちも少女も成長する物語。 有川さんの作品をもっと読んでみたいと思いました。 『クジラの彼』に空と海の番外編が掲載されているそうなので、読むのが楽しみです。

    1
    投稿日: 2013.10.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    時系列にそって政治、警察、自衛隊、艦内などから視点を変えて書かれていた。一つのあり得ない出来事が起こるとどうなるだろうか。というのが他の事をすごく現実的にリアルに描かれていて、ファンタジーが読めない自分でも楽しめた。最後のまとめかたがやっぱりうまくて読みやすかった。 自衛隊三部作制覇!

    2
    投稿日: 2013.10.26
  • 日本だから成立する話カモ

    怪獣の群れが横須賀に出現しているというのに、自衛隊に武器もって戦わせる事ができず、警察・機動隊が決死の覚悟で戦います。県警の変わり者の警部が出てきて、そいつがなかなか魅力的で、自衛隊を出動させようと奮闘します。一方群れの中で孤立し閉じ込められた潜水艦内では、わがままな子供たちと血気さかんな若い2人の自衛官の衝突します。ここでは息のあった自衛官2人と若い女の子が主に描かれます。 自衛隊や自衛隊的なモノに目くじらを立てたがる風潮に辟易している人には溜飲を下げる事間違いなしです。

    2
    投稿日: 2013.10.25
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    間違って?クジラの彼を先に読んでしまいましたが、冬原と夏木、そして望との出会いはここから始まったのですね。冒頭から巨大ザリガニが攻めてくるというトンデモ展開とあまりに人が死んでいく様子にちょっと戸惑い、また、圭介を中心とした子どもたちのいざこざも胸糞の悪い言動が多く、一気に読み進めるとは行きませんでした。それにしても、最終的に自衛隊がレガリスをあっさりと駆逐していく様は、いくら問題提起だとしても人々の苦闘と犠牲を考えると暗澹たる気持ちが拭えず、とてもすっきりとした読後感とは…すべての犠牲者と艦長に合掌。

    1
    投稿日: 2013.10.19
  • ディテールの甘さは目立つが快作

    巨大甲殻類に横須賀が襲われると言う設定で潜水艦内に隔離された子供たちと自衛艦の葛藤、初期対処を委ねられた警察の苦慮を描いた話。 デビュー2年目の若手の小説とは思えないぐらい、ストーリー展開力も筆力も高いので一気に引き込まれます。現在作者が日本有数の人気作家になったのもうなずける作品です。 ただ、この作者の作品すべてにおいてそうですが、作者が興味の無い部分にはディテールが甘いです。30代の警視正が県警本部長の発言を一笑に付したシーンは唖然としました。作者お得意の自衛隊ものなら2佐が将補にため口を聞くようなもので現実にはあり得ません。

    1
    投稿日: 2013.10.18
  • 登場人物の名字が!

    登場人物の名字にある地域の地方名が多用されており、別な意味で興味津々でした。様々な人間模様や縦組織の柵、立場。良い作品です。

    0
    投稿日: 2013.10.18
  • 実は、子供たちの自立の物語

    巨大甲殻類に襲われた子供たちが、自衛隊の潜水艦に避難した。 小学生から高校生までの15人、その中に少女がひとり。 主役の自衛官2人は、子供たちを無事に親許へ返すために 大車輪の働きを見せ、もちろん、そこがこの作品の一番の見どころだが この少女こそが、実は本編の主人公じゃないかと思う。 複雑な家庭環境に育ち、何もかもに遠慮がちなこの少女が、 密室の中で、危機に直面して 中途半端な自分の生活を一変させ、 強くなっていくのが、自衛隊とエビの戦い以上に印象的。 そういう意味では、女性におすすめの一作。

    2
    投稿日: 2013.10.15
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    巨大なザリガニが街を襲うという、あり得ない設定だけど、夏木と冬原始め、魅力的なキャラクター達が、本当にこんな人いそう、と思うほど生き生きと描かれていて、また映像が鮮明に思い浮かぶほど、シーンや登場人物の心象が描かれていて、映画を見ているような感覚で、一気に読めた。

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    投稿日: 2013.10.14
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    図書館戦争を思わせる2人組がいい味を出している!!お子様の子守り的な感じだけど恋愛部分はちゃんとしていて凄くよかった!

    0
    投稿日: 2013.10.14
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    自衛隊3部作の完結編。 人間大のザリガニの大群が突然に横須賀に出現し子供と自衛官が潜水艦内に逃げ込む。町では装備を持たず本来の役割ではない警察が対応し、法律の壁で手出しできない自衛隊を以下に出動させるかが焦点となる。 これらをモチーフに、ウルトラQのような怪獣物、警察と自衛隊の葛藤を描いた社会派小説、艦内に取り残された学園物的な内容、といった要素が交互に繰り広げられていく。 それぞれスリリングに進行してあっという間に読み進んだ。 艦内に閉じ込められた自衛官の夏木と女子高生の森生望の関係も焦点となる。 一番最後に、事件の5年後に二人は再開するが、この終わり方は爽やかでかっこよすぎる。

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    投稿日: 2013.10.12
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    初期作品。んー有川浩にしてはもうちょっと。いいんですザリガニでも塩でも。きゅんきゅん要素もっといれてください。読む方のコンディションの問題かもしれないけど固くて入っていきづらいところも。

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    投稿日: 2013.10.06
  • 自衛隊3部作 第三弾

    自衛隊3部作の第三弾です。 またまた出しちゃった、怪獣(笑) しばらくエビ食べれないなぁ。 前2作と同じく、この世界に馴染むのに少々時間はかかりましたが、巨大甲殻類の襲撃という突飛な設定なんだけど、人間の強さ、弱さがうまいこと書かれてます。くそ生意気な中学生も、大人気ない自衛官も、健気な望ちゃんと弟の翔。警視庁のお偉いさんと現場。現代社会の問題点とか、人間の本音と建前とか、小学生から中学、高校と大人になっていく過程での考え方、各世代のホンネと建前とか・・・ よくぞこれだけ詰め込んだねぇ~と感心してしまうくらい。 自分はどうだったかな?って思い出しながら読みました。 最後は望ちゃんのかわいさににっこり。

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    投稿日: 2013.10.04
  • 自衛隊潜水艦乗りの話。怪獣(?)事件対応のドラマ

    「怪獣エビの群れが横須賀を襲う」というフィクションを警察や自衛隊の対応、現場の潜水艦に閉じ込められた現実味のある子供たちと若い自衛官二人の体験というドラマで描いた、読みやすい本です。子供向けというわけではありません。つい作中の自衛官に思い入れてしまいます。その場合には、別の本がちゃんとありますので、また有川浩作品を買ってしまうわけですね。 これは、有川浩作品に縁がない方にも普通におすすめかな。

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    投稿日: 2013.10.03
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    冬原も夏木も素敵でした。 圭介もある意味大人達の被害者なのかな~。 一冊の中に色んな物語があって読み応えありました!

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    投稿日: 2013.10.02
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    少し読んで、多忙の為なかなか読めず やっと時間が空いたので改めて読む。 最初は少しリアル過ぎて、気持ちの良いものではなかったけど、様々な人間関係が面白くて、あっという間に読んだ。 3部作ではNo.1! 自衛隊って、知ってるようで何も知らないからこういう作品を読むのは良い機会かもしれない。

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    投稿日: 2013.10.02
  • 有川浩のノンストップ・パニック小説

    海の底とは言いながら、舞台は海面と湾岸部の陸上。 そう、海の底から何かが大挙して、人間を襲いに来るんです。 生きるか死ぬか、警察の銃器では全く歯が立ちません。 たまたま潜水艦に避難した少年少女と二人の自衛官。 息をつかせぬ勢いで押し寄せるモノから無事逃げ切ることが出来るのか・・湾岸部の住民は大丈夫なのか・・・ ・・・でもやっぱり有川さんらしい「恋愛小説」でもあるんです。

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    投稿日: 2013.10.01
  • 海上自衛隊×トンデモ生物

    「自衛官三部作」の三作目です。 本作でもとあるクリーチャーが港に襲来し、青年自衛官コンビと子どもたちが船に閉じ込められてしまいます。 緊迫した状況で進む物語は手に汗握るものがありますが、自衛官コンビのやり取りも軽妙で、軍事ネタやトンデモ生物だけにとどまらない面白さがあります。デビューから三作目とあって有川氏にしては少々文が硬い気もしますが、エンタメ好きの方は読んで損はないと思います。

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    投稿日: 2013.09.29
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    海自モノというだけで買ってしまった。すごく自衛隊に詳しくて「マニアか?」って思う程で、後から有川さんが女性だと知って2度ビックリ。 自衛隊・警察・機動隊、そして米軍…その関係性なんかも時系列に描かれていて読んでいておもしろかった。この一冊でハマり、自衛隊3部作はあっと言う間に読破。 また自衛隊モノ書いて欲しいな。

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    投稿日: 2013.09.27
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    これは、今までで一番好きな本。 内容ももちろんだが、人間的にも魅力的。 描写のリアルさから最初の方は気持ち悪くなったけど。。 この出来事が本当に起こるのかといったら分からないけれど、起きたらこう…なるんだろうかという臨場感がある。 人の「死」とか「プライド」、「使命感」とか。 重たいテーマも色々あります。 艦長の存在は本当に大きく、意味があって。 なかったらよかったのに、とやるせない気持ちにもなりましたが。 考えさせられました。 言葉の使い回しが上手く、心理描写が伝わりやすい。 なによりも人間っぽい。人間くさい。アツい。 所々、いいセリフがたくさん胸に突き刺さります。 アツいのはいい!(笑)

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    投稿日: 2013.09.26
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    『クジラの彼』がもう一回読みたくなった。夏木も冬原もふたりともかっこよすぎ。有川浩はベタ甘ラブストーリーよりもSFちっくな方が好きかも。登場人物の名前が関西の地名祭り(明石、烏丸、関目、守口、住之江などなど)なのが関西在住の私には面白かった。2011/233

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    投稿日: 2013.09.26
  • しばらく蟹とか海老とか見ると連想してしまうよ

    図書館シリーズの著者の(通称)自衛隊3部作の3作目。 横須賀を巨大な甲殻類の大群が襲う! ・・・と一言で書くといわゆるトンデモクリーチャーパニック系としか思えないのだが。 これがまさかの政治的駆け引きと、今時の(歪んだ)子供たちとのやり取りがメインの緊張感たっぷりの娯楽大作だった。 (著者お得意のラブストーリーも入っているけどね)

    1
    投稿日: 2013.09.26
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    4月横須賀米軍基地の桜祭りにて巨大エビが襲来。子供達と停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』に逃げ込んだ夏木三尉と冬原三尉。潜水艦での大人と子供達と、上陸での人を食うエビとの戦い。 最初巨大エビとの戦いという内容でB級映画か!とつっこみたくなったけど警察、自衛隊、戦艦内の夏木三尉と冬原三尉、望率いる子供達と、目線が変わる展開に時間軸にそった臨場感があり楽しかった。 自衛隊三部作のひとつ。 番外編の前夜祭がまた平和で亡くなった艦長のくだりがまた 笑いつつホロリ。

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    投稿日: 2013.09.25
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    自衛隊三部作の最終話。 一番スリルのある作品です。クジラの彼に続く登場人物もいるので、そういう意味でも楽しめます。

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    投稿日: 2013.09.25
  • 自衛官と高校生の年の差ラブコメディー(?)

    桜祭りの開催中に起きた巨大ザリガニの襲来というパニック映画さながらな話かと思いきや、中味は自衛官と高校生の年の差カップルの甘甘なラブストーリになっていく。 そして、事件前なぜ二人が「きりしま」で外出禁止になったかを書かれた前日談が掲載されている。

    1
    投稿日: 2013.09.25
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    自衛隊シリーズ 桜祭りで一般に開放された横須賀米軍基地を謎の巨大生物の大群が襲う。 自衛官2人は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもる。 意外にスプラッタ描写が多め。 緊迫感の中にあって、悪ガキどもをあしらう海上自衛隊の問題児コンビがいい感じでした。

    0
    投稿日: 2013.09.18
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    突如現れた巨大ザリガニは町を襲う。その中で子どもと共に立てこもる隊員二名がいた。普段の幸せや平和が失われた中で、自分自身に向き合い、現状の歯がゆさを痛感する。必要とするべきものは何なのかを訴えかけてくる話でした。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    突如、横須賀に巨大化したザリガニが人々を襲うという、非現実的事件が勃発!潜水艦に避難すること民間人の子供達と海自の問題児の2人。艦長はザリガニに食われてしまった。最初、警察が対応していたが、為す術も無く日にちだけが経っていく。相変わらずトップ会談が間違っている日本のお国柄。自衛隊の出番となったのは数日後である。しかし、自衛隊が出張ってからは、あっという間にカタが付き、救助された。 なかなか、面白い物語でした。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    クジラの彼を先に読み、そのあとにそれが番外編だと知り、本編である海の底を読みました。 望と夏木の出会いってこんなだったの?!とか、この感じで恋愛に発展したんだ!!など、クジラの彼を先に読んだからこそ味わえる感動がよかったです。 でもこの2人がくっつくことは始めから分かっていたので、そこらへんのドキドキはなかったですね。。。 本編から先に読めばよかったとちょっと後悔(。-_-。) 冒頭のザリガニのくだりは斜め読みで(笑)私は有川浩さんの恋愛描写が好きだったので。グロ系はちょっと…って感じでした。 全体的にはとても満足です。 ラストもサイコーでしたo(^▽^)o

    0
    投稿日: 2013.09.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ザリガニの話 もとい警察と自衛隊の話、親子の話、恋愛の話、軍事マニアの話です。 大きいザリガニもウジャウジャ登場しますが。 読みはじめはかなりエグくて、あまりの恐怖と悲しさに涙が出ました。でもそこは有川作品。夏木と冬原という対照的で素敵な二人の自衛官に、偶然巻き込まれた高校生の望が登場し、何やら恋愛に発展しそうときたら引き込まれます(笑)望に恋心を抱きつつ子供だったから自ら手放してしまった終始嫌な奴だった圭介も読み終わって見たら色々な意味で被害者で、夏木と冬原に出会ったから救われたのだと思いました。 とても完成度の高いおもしろい作品でした。

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    投稿日: 2013.09.11
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    冬原派です(*´ω`*) なかぬか現実には起こり得ない話ばかりですが、なんかリアルで話に引っ張られる。 有川さん大好きです。

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    投稿日: 2013.09.10
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    空の中に続いて陸海空3作品の二作目。 空の中の白い未確認生物?は言葉も話す生き物だったため、今回の人を襲う巨大ザリガニは結構インパクトがありました。 どちらかというと、その生物との触れ合いがメインの空の中の方が好みです。 現代において人間を捕食する生物なんて、日常ではあり得ない話ですが、その日常を壊して襲ってきます。 その描写が結構グロテスクです………… とは言ってもその生物との戦いも外の世界で繰り広げられていますが、メインは潜水艦という閉ざされた空間での少年少女と自衛官との触れ合いです。 読み終わって、なぜ子供ばかりが乗り込む設定だったのだろう、と考えて見ましたが…少年少女達の成長がこの話のメインだったからだとおもいます。 きっと大人ではこの極限状態で過ちを犯しても、自衛官の話を聞けたでしょうか。後日談の圭介の話しは、有川さんらしいハッピーエンドです。

    0
    投稿日: 2013.09.09
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    4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦「きりしお」の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている」!自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らは何故か「歪んでいた。」一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は壮絶な戦いを知られていくー ジャンルの垣根を飛び越えたスーパーエンタテイメント

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    投稿日: 2013.09.08
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    それまで何と無くくっ付いていた幾つかの子供グループが、突然、狭い潜水艦で共同生活を強いられる。 しかも、大人は自衛官二人。 子ども達がその二人との交流、衝突を介して、精神的に自立して行くというのが、メインストーリー。 わざわざ自衛隊じゃ無くても、物語は十分成立するが、そこにあえて国家権力の対応の困難さを絡めて、緊迫感を出しているところが、有川浩の凄さだろう。

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    投稿日: 2013.09.07
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    自衛隊3部作。最初はとっつきにくくて、なんかグロいしどうしようかと思ったけど…この巨大ザリガニをどう倒すのかが気になって頑張って読んだ。最初の出だしはこんな感じだったけど、読んで良かった〜!あんなにSFだったけど、最後の最後にはホロリ。 吹っ切れてからの望がすごく良かった。 さすが有川さんだな〜 クジラの彼が待機中、めっちゃ楽しみ♪ 自衛隊3部作の中では、塩の街の次に良かった。

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    投稿日: 2013.09.07
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    ある日突然、怪獣が攻めてきたら。人間を襲って捕食しはじめたとしたら。誰しもが考えそうな設定を、本当にリアルに書きあげているなあと驚いた。読み始めてすぐに話に入り込み、あまりの恐怖と悲しみ、苦痛と無念を想像してしまい少し戦慄したりもしたが、警察と自衛隊の底力や信念や、親によって子供がどれほど歪んでしまうのか、そしてそれがどう修正されていくのかなど有川浩らしく多くの人々の感情がありありと書かれていて、しかもどれもが本当に生きているかのようだった。

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    投稿日: 2013.09.06
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    巨大ザリガニ・レガリスに襲撃された横須賀というSF設定ながらも、人々の動きにリアリティを持たせつつ描かれている。政府、機動隊、自衛隊、潜水艦内…と、それぞれの視点からオムニバス的に描き出す手法も有川浩らしい。 民間人や機動隊にあれだけの被害を出したにも関わらず、自衛隊の戦力を投入した途端あっという間に事態が沈静化してゆく…そんなに簡単な状況だったの?作者が自衛隊を評価しているのは知っているが、それ程までに差があるのか私には分からない。 本書を読み終えてもう一度『クジラの彼』を読み直し、やっとそこに込められていた心情が理解できた。読む順番は大切。ただ、夏木の望に尻に敷かれた様子が…潜水艦の中の彼とあまりに違いすぎない?これが「陸に上がったクジラ」なのだろうか…。

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    投稿日: 2013.09.05
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    読み出すと止まらなくて一気読みしました。正反対の良コンビな冬原さんと夏木さんが素敵でした。艦長も立派でした…。有川さんの本は勧善懲悪的な話が多くて、読むとスッキリした気分になります。

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    投稿日: 2013.09.04
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    MM9にかぶる怪獣パニック小説、まあまあ面白かった。MM9の方が怪獣に関する考証がしっかりしてて、SF的には好みだけど、まあ有川浩はやや独特の心理描写やラブコメがメインの作家だからそこはそれ。今まで読んだ有川作品の中では1番甘さが緩めで読みやすかった。

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    投稿日: 2013.09.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    怪獣パニックものかと思ったがそれほどのパニックが感じられず 残念。 キャラの引き出しも少ない、特に大人のキャラ。 この作者の作品には直情型と冷静型の分かりやすいコンビしか登場しないのだろうか。 ラブコメ要素が少なかったのが良かった。 でも、自衛隊3部作の中では一番好き。

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    投稿日: 2013.08.22
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    自衛隊三部作、読了。 いつも通り、と言える。その安心感。 今回も大変私好みの登場人物たち。 解説の中で言われてもいるけれど、カッコよすぎない、ある時には社会の構造に絡められたままの状態のままで、完全なるヒーローになれない。その半分リアルなところが、なるほど好きなのかもしれない。 今回は、海からあらわるザリガニのでっかいやつに人間がどんどん食べられて行く中で、警察、自衛隊、閉じ込められた子供たちと自衛官がどう立ち回っていくか、という話。 子供達のが一番やっぱり好き。 圭介が、最後そうまとめたか。賢いな!というところも、ハッピーエンドの仕方が大変うまい。 自衛官二人が完全に図書館戦争の二人とかぶってるけど、鉄板なコンビなんでしょう。かぶってるキャラ、全然オッケーだよ。 はずかしながら、本当に、大人のライトノベル。大好きです。 成田の三十分のトランジットで必死に購入➡LA行く道すがら、読了。

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    投稿日: 2013.08.21
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    前半のグロ描写が辛く、読むのを止めようかと思いました。もっと年取ってから読もうかなとか。でも、頑張って最後まで読んで良かった。やはり心情描写が丁寧ですが、外から見たキャラの描き分けは良いのに、内面の描き分け(各キャラのモノローグ部分)がいまひとつで、みんな同じような考え方に見えちゃったのが残念。あと、どのキャラも魅力的なのに、そもそも登場人物が多いから仕方ないんだけど、潜水艦外のキャラの出番が少なくて、勿体無い感じがした。上下巻とかにして、各エピソードをもっと膨らませても良かったんじゃないか。全体の流れやラストの感じは好き。後日談に結構ページが割かれていたのも、個人的には良かったです。

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    投稿日: 2013.08.20
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    まさかの珍獣登場にはびっくりしたけど、事件を巡り色んな視点から物語が展開されていって、尚且つそれぞれの視点の人物も個性的で結構な曲者タイプばかりなのに何故か憎めないという人物描写はさすが。 恋愛もうまく織り交ぜながらでほんとにスラスラ読んでしまう。 ただ思ったのは、潜水艦の仕組みがイマイチ頭の中で考えられなかったので外見だけじゃなく内部も挿絵で欲しかった。 そして有川さんは絶対年の差恋愛好き笑

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    投稿日: 2013.08.17
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    最初は、本が以外と厚くて、読みきれるかな?なんて、思いながら読み始めたのですが… どんどんページが進み、一気に読みきってしまいました。 グロテスクな表現もありましたが、夏木と冬原のやり取りとか、子供たちや、夏木と望の関係が変化していくのを読み進めるのが楽しかった! 色々な要素が含まれてる話で、飽きることなく読めました。

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    投稿日: 2013.08.12
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    面白かった こんなザリガニが襲ってきたら、ほんと恐ろしい 夏木三尉と冬原三尉の掛け合いもよかったし、望がすごく良い子で素敵だった 翔とかいてカケルってかっこいいな 本読むと自分の子どもだったら、こんな名前がいいなと思ったりする 圭介の子ども心とどこか冷めた視点が興味深かった 「子どもは理由なく馬鹿なことはしない。」

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    投稿日: 2013.08.01
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    荒唐無稽の様で、人物の描き方、キャラクターの魅力がせまってきた。自衛隊のこと、めっちゃ考えさせられます。

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    投稿日: 2013.08.01
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    【自衛隊三部作】あまりに痛快な「SF設定」で一気に読了してしまいました。突き抜けた創作設定の中でも人物描写にリアリティがあり、かつ乙女心も男気も盛りだくさんな濃い一冊。

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    投稿日: 2013.08.01
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    自衛隊シリーズの最後。巨大なエビが横須賀を襲い、警察や海上自衛隊がそれと戦う話。主人公と子供達が自衛隊の船に逃げ込んで救出を待つ。 サクサクとテンポよく読める。メインの自衛官として、不器用な主人公とソツのないサブの自衛官がいるのはありきたりな気がしたが、面白い内容だった。甘めで☆4つかな。

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    投稿日: 2013.07.31
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    これは来た!潜水艦と言う密室での自衛隊初級幹部と子供たちとの人間関係。有事の警察と自衛隊のミッションの在り方!そして謎の生物の描写。麻雀に例えるとリーチ一発ピンフタンヤオ三色ドラ2丁^_^の粒ぞろい感!

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    投稿日: 2013.07.27
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    自衛隊三部作の三作目。 スピンオフの短編集を先に読んでしまったから、バリバリの海上自衛隊ものを期待していたら、何故か、巨大エビが横須賀を襲うと言うパニックもの。 くだらないと思いながらも、やはり読ませるのがうまい作家さんで、登場人物一人一人の描き方もうまく、あっという間に読んでしまった。 でも、やっぱり怪獣ものはちょっといただけないので、星は3つ。

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    投稿日: 2013.07.24
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    有川浩の自衛隊3部作ラスト。 振り返れば塩の街・海の底の2つがすごく好きです。 特にクジラの彼の短編集を先に読んでいたのもあり、夏木・冬原ペアには感激。 年齢も近いこともあって、勇気ももらった。 最後、スカッとした。人の感情がしっかり書かれて、1人1人がどう生きていくか、考えさせられた本でした。

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    投稿日: 2013.07.21
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    2013.07.12 『空の中』を読んだ時には感じなかったが、最初のうちはライトノベルの感じが気になった。 しかし、それは本当に最初のうちだけで、始めの方のグロテスクなところなんてとても苦手なので、あまりのリアリティ溢れる描写に読むのをやめようかと迷ったぐらいだ。 要所要所の緊迫感が何とも言えなかったなぁ。 すっかり『塩の街』が最後と思い込んでいたが、これが三部作最後だったんだな。 有川浩は色んな系統のものを書くのでとても興味深い。 さて、三部作の締め括りとして?『塩の街』を読もう。

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    投稿日: 2013.07.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    綺麗だった! 相変わらずの恋愛模様でしたが いいSFって、 SFチックな設定は一箇所だけで、あとはとことん人間ドラマがかかれている話だと思う! と思ってたら、解説に同じようなこと書いてあって感動 色んな人の視点で書かれてるのもいい! あの悪ガキにまで同情することになるとは思わなかった って、これに近いことも解説に書いてある! この解説書いたのはオレなんじゃないだろうか(笑) 解説書いてる人に親近感湧いたのは初めてです

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    投稿日: 2013.07.11
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