
総合評価
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powered by ブクログひたすらに面白かった。 非現実的な事件(レガリスの横須賀襲撃)と、ありがちな子供たちの複雑な人間関係。 夏木と冬原という2人の海上自衛官。 どれも感動したけど、望が技官として入隊して、はじめましてって言って夏木とまた出会うところがめちゃくちゃ感動した。 またクジラの彼を読み直したくなったなぁ
0投稿日: 2020.04.26
powered by ブクログ「海の底」 何度も読み返したほど好きです。 読んでから10年ほどたった今も「塩の街」とこれは、絶対におすすめしちゃいます。 ただ、読んだ後からずっと甲殻類恐怖症で触れないです。笑
0投稿日: 2020.04.21
powered by ブクログ春になったら絶対読みたくなる一冊。 何年も前だけど高校受験の時には圭介たちと同い年って思って受験に受かろう!って頑張って、いつの間にか望ちゃんと同い年になって自分のなりたいものに近づくために大学受験頑張ろう!ってなって歳を追うごとに登場人物の年代になって頑張ろうって気持ちを上げてた気がする。 中学時代は友達と夏木派か冬原派かでガチな話し合いになってたな〜。。。 私は夏木さん派!
0投稿日: 2020.04.14
powered by ブクログサガミレガリスという名前、頭から離れません…。 結構グロテスクな部分はありますが、サガミレガリスが気になってしょうがないです。
0投稿日: 2020.03.13
powered by ブクログ自衛隊三部作の第三弾。巨大甲殻類と人類との攻防はもちろん、警察、自衛隊、官邸、在日米軍の水面下の遣り取り。危機的状況下における判断、行動。ムラ社会に振り回される子どもたち...。揺れる恋心。マスコミの扱き下ろし。色々盛り込み過ぎではあるが、三部作の中では一番楽しめた。終わり方もすっきりで読後感は爽快!一人ひとりの成長記録としても良。成長する節目(ひと皮むける経験)を追体験できる。
5投稿日: 2020.02.27
powered by ブクログ安生さんの要素に面白いをプラスした感じツボ。 ザリガニ怖くてうわあってなるけど、 殲滅したらしたでただの恋愛小説かよってなって 鳥肌たった。 夏木さんかっこよすぎる。 有川さん2冊目だったけど、心地よい読みやすさ。
0投稿日: 2020.02.17
powered by ブクログ高校生の時に読みました。 なんとなくタイトル的に怖い、暗い話かと思ったけれど読んでみてびっくり。 最後は少女まんがを読み終わった後のようにドキドキとして終わりました。 さすが有川浩さん。 対照的な2人の男性が魅力的で素敵でした。
0投稿日: 2020.01.30
powered by ブクログ巨大なエビ?!というトラウマにもなりかける世界観なのに、有川浩の作品は本当に愛に溢れている。 少しずつ成長していく子どもたち、 大人であり子どもでもある冬原と夏木、 家族愛に、友情に、恋愛に、、、 どこを切り取っても満足いく作品。
0投稿日: 2019.12.18
powered by ブクログ今回の海の底は海上自衛隊。 今回の話も設定はやや突飛で、大型化した海老?ザリガニ?が人間を食べてしまうというもの。 潜水艦に閉じ込められた自衛官と子供たち。 その中での人間模様がとても面白い。 また、警察組織と自衛隊の在り方も描かれています。 とても面白かったので、次はもう一つの「塩の街」を読むつもりです
26投稿日: 2019.12.14
powered by ブクログ巨大なエビが攻めてくる物語。 想像しながら読めない(読みたくない)部分も沢山ありました。 警察と自衛隊の建前、あれがどこまで現実なのか私には分からないけどヤバいです。 こんな物語なのに、恋愛要素もきっちりと入っていて流石有川さんだなあと思いました。ちなみに私は、夏木さん派です。
0投稿日: 2019.11.29
powered by ブクログ自衛隊三部作の一つ。ミリタリーファン必見! 潜水艦を舞台とするSFの秀作ですが、怪獣ものとしても楽しめるでしょう。 作者自身がおっしゃっているように、まさに大人のためのラノベという表現がびったり。 青春の葛藤や反発といった、病んだ部分の描写もおざなりになっていません。 女子高生の淡い恋がどのように進展していくのか、いかないのか、その辺りも気になるところです。
0投稿日: 2019.11.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
86 やっぱし海の底が一番好きだ! 人食いエビってことだから、自衛隊三部作でも特にえぐい描写が多いんだけど、それでも必死に戦う姿がカッコいい。艦長の死を簡単に終わらせないのが、さすが有川浩だなって思った。 かっこ悪いけどかっこいい大人と、ガキだけど大人びたガキがいい。 国のやり方や法律にはヤキモキしまくるけど、裏で動く有能な人たちがいるからスカッとする! 冬原と夏木、だいすき! 20191121
1投稿日: 2019.11.21
powered by ブクログ図書館戦争が大好きで有川浩さんの作品をもっと読んでみたくなり手に取りました。 内容はハラハラ、ドキドキ。非現実的なお話で好きです。 自衛官の2人が図書館戦争の堂上教官と小牧教官のキャラにそっくりでキュンキュンしました
0投稿日: 2019.10.29
powered by ブクログHuman resources that are useful in emergencies are irregular during normal times. If there is an emergency in Japan now, the most useful ones are our kid.I was happy with the words of the captain.
0投稿日: 2019.10.12
powered by ブクログ3mのザリガニ、レガサスが発生、人間を襲う、食べる。警察の機動隊と自衛隊の上層部の縄張り争い。本当?そして、子供の気持ちも交えてとても興味深い。
0投稿日: 2019.09.11
powered by ブクログ有川浩さんの作品に出会って、割と最初の方に読んだ作品でした。 自衛隊三部作の中でも、描写が生々しくあり得ないと思うような現象に追いついていくのが大変でしたが、とても面白かったです。
0投稿日: 2019.08.24
powered by ブクログ非常に生々しく、恐ろしく、読み進めるのが大変でした。でも大好きな有川浩の作品だから、感動が待っているはずだからと、頑張って読みました。 期待以上に、心を動かされました。窮地に陥ったときに人の本当の人間力が分かると思いますが、正に。有事に直面したことのない私たちでも、この若い士官と子供たちとのヒューマンドラマに、身に覚えのあるものを突きつけられます。自分のことだと痛すぎて恥ずかしすぎて考えたくないようなことを、客観的に見て考えさせてくれるのが、小説のいいところですね。 控えめだったのでちょっと物足りないのですが、甘酸っぱいエッセンスもあり、いいスパイスになってます。
0投稿日: 2019.08.09
powered by ブクログ設定はリアルじゃないのに、自衛隊の描写はリアルなので現実に起こっているような錯覚を覚えます。最初の襲撃シーンはほんとうに怖かった。ひとりひとりのキャラクターや心情の変化(特にこどもの)などが細やかに描かれていて、有川浩さんのこうゆうところが好きなんだよなぁと改めて感じる作品でした。改めて、クジラの彼を読みたい。
0投稿日: 2019.07.02
powered by ブクログ突如横須賀を襲った巨大海老の大群のなか、、潜水艦に取り残された自衛隊員2名と子供たち。自衛隊の出動が決まるまで、命をかけて街を守る警察機動隊。パニックホラーに近い。 自衛隊三部作の一つだが、主役は自衛隊というより警察のように思われる。潜水艦内部でもいろいろあるとはいえ、ほぼ人間関係のみでそれほど大きな動きはない。むしろ自衛隊が動けばすぐに状況が変わることが明白ななか、命をかける警察官が格好よくかかれていた。望の思考が幼すぎて高3とは思えず、恋愛という感じでは読めなかったので、最後のシーンはかなり違和感があった。ある意味圭介や茂久の方が大人に見えた。
0投稿日: 2019.06.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
襲来する巨大エビのインパクトもさることながら、潜水艦に避難した子供達のねじれた人間関係が息苦しい。でも、避難中にそれぞれがそれぞれの問題を解決する糸口を掴めたのは良かったかも。 かなわないとわかりきっているのに自衛隊を出動させるために戦わなければならなかった警察の人々の描写がつらかった。 爽やかな結末に救われた気にはなるけれども、命を落とした人、重傷を負った人もいるわけで、大怪我をした人の今後は気になるところ。
0投稿日: 2019.06.19
powered by ブクログ友人の勧めで読んだ 自分にとっては初の有川浩作品。 4、5年前にプレゼントされたのに全然手つけてなくて(ごめんね)、今回読み始めて物凄く後悔した。何これ面白い! もっと早く読んでれば良かった...。一見非現実的な戦闘小説なのかと思いきや、人間の情だったり、政治的問題だったり、親子間のリアルな関係性などが鮮やかに描かれていて物凄く引き込まれる。とにかく登場人物のキャラクターが良い。はやくスピンオフと自衛隊三部作の他2作も読みたい!
1投稿日: 2019.05.06
powered by ブクログ読んでしばらく、エビが怖くなりました、。 グロい表現があり、読むのをやめようかとも思いましたが、話が面白かったので最後まで読めました!
1投稿日: 2019.03.11
powered by ブクログ題材の設定が若干突飛に感じたが、主人公二人の対象的なキャラクターが物語を引き立たせてくれている。怪獣物だけでなく不器用な恋愛ストーリーも楽しんで頂けたら。
0投稿日: 2019.02.09
powered by ブクログSFっぽいものや軍のものなどはあまり読んだことがなかったのですが(ジャンル違うかもですが)面白かったです!知的な皮肉の面白さや人々の細やかな心理描写で読み進められました。読んだあとの爽快感も良かったです。
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログ作者の立ち位置は面白い 小松左京作品の『日本沈没』系でなく『明日泥棒』などにある 登場人物設定描写はライトノベルだったかと思い返すならば 記号としての配役は変わらず演出の手法が変わっているだけであり ただ呼び名が違うだけかもしれない
0投稿日: 2019.01.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
夏木と冬原の二人の実習幹部のコンビネーションがとても心地よく、痛快で、爽快な作品でした。もりをのぞみ、もりをかける(?)の謎を解き明かされたときにはなんだかものすごく感動したし、背筋がゾクゾクとするようなぴったりはまりあった感じがしました。 そして、有川浩さんの作品の常なのですが、最後のシーンが本当にいい!「はじめまして」が「はじめまして」になることを願って、別れるその時に願った言葉、艦艇内見学の技官を迎える夏木、タイミングをずらすように二人にする冬原…もう、端から端まで、それこそサガミ・レガリスのおぞましささえも愛おしく、一気に読み切りました。素晴らしかった、の一言では全然足りない素晴らしさだったと思います。
1投稿日: 2019.01.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
すごく面白かったです! 夜中血走った目で読み続けちゃいました(笑) 自分よりも小さかった生物に襲われるのは怖いですね。 しかも捕食て…。 問題児扱いされていた夏・冬コンビが同じく問題だらけの子どもたちを、きちんと子守りするのも見ものでしたね。 緊迫した状況のおかげか、子どもたちにとっては大きな成長に繋がったと思います。 有川さんの追求するリアリティに脱帽です。 三作全て本当に楽しめました。 とうとう自衛隊三部作を読み終わってしまった…。
0投稿日: 2018.12.26
powered by ブクログ初めてになりましたよね? やっぱり俺はお前らが来なければよかったって最初に思ったんだーそんなふうに思われたのが始まりなんて嫌だろ、どうせなら幸せに出会って幸せに始まったほうがー
0投稿日: 2018.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自衛隊三部作一作目「塩の街」読了後に、読書クラブ師匠が残り2作もオススメですよとお貸し下さり、ついにラストの「海の底」を読み終えてしまいました。(なんだかもったいないことしちゃった感) 3部作の中でも、初っ端から緊迫感がすごく、巨大甲殻類襲来という奇想天外な設定でしたが、妙にリアルでぐいぐい話に引き込まれてしまい、おもしろかったです。 望が「わたしのことは忘れてください」と夏木に告げて別れた5年後に、自衛官になって「はじめましてですよね?」と夏木と再会するシーンが、さすが有川さん!きゅんきゅんでした。 また、潜水艦内で冬原と夏木と接するうちに、歪んでねじくれていたり、僻んでいた子ども達がそれぞれの気づきを得て、内面的に成長していくところも良かったです。 特に、翔が姉の涙を止める為に声を出せた所は感動でした。 圭介も母親に支配され、管理されていたことに気づけ、夏木と冬原に処分がくだらないように、バカな子どもという憎まれ役を最後に演じたところも良かった。 夏木&冬原コンビがかっこよすぎたので、読み終わるのがもったいなかったけど、夏木と冬原のその後は「クジラの彼」、「有能な彼女」で読め、さらに、「空の中」で出てきた高巳と光稀は「ファイターパイロットの君」に登場するとのことなので、早速、図書館で予約します! P418 架空の可能性を惜しむな P419 「次に同じようなことがあったら今より巧くやれるようになる、そのためにそのために最初に蹴つまずくのが俺たちの仕事なんだ」
0投稿日: 2018.10.30
powered by ブクログ突然の巨大エビの大発生という非現実的な事件の話だけれど、冬原、夏木のコンビ、明石警部や烏丸警視正、登場する大人たちがひと癖も二癖もあって面白い。潜水艦に閉じ込められた子供たちもいろんな背景を背負っていて、でも、それぞれ一生懸命に生きている様子に目が離せない。前夜祭の話もなかなか^^私はやっぱり夏木さんの方が好きかな。
0投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ダメでした。2割くらい読んでつまんないしイライラするし断念。あとはサラーっと流し読みしました。主人公の自衛官が子供の命より上官の命を優先して考えるところでもうだめ。民間人の怯える子供に上官が死んだことにイラついて暴言、脅迫。シンゴジラの自衛隊がめちゃくちゃカッコイイので、比べるのも正直申し訳ないですが、ひどい自衛官です。ていうかあんだけ暴言吐いたんだから、虐待って言われても仕方ないと思う。80年代の少年少女漫画は、こういうワルいけどアツイみたいな主人公が流行ってたよなあと思いました。武器も持たず、訓練も受けてない民間人を悪、バカみたいに描くところもイライラ。警察も自衛隊もバカすぎだし弱すぎ。そんだけザリガニが強いんだぜ、こんなのに立ち向かう警察と自衛隊すげえだろという描写なのかもしれないけど、伝わらなかった。 評価はよい作品なので、楽しみに本を開いたけど、私には合わなくて残念。
1投稿日: 2018.09.08
powered by ブクログ巨大ザリガニの襲撃という、現実離れした設定なのに、リアリティもあってドキドキハラハラを楽しめた。 きりしおの戦艦に閉じ込められた避難生活での心の葛藤も人間の嫌なところ、いいところが現れていて、面白かった。 有川さんの自衛隊もの三部作らしいので、他の2作も読んでみたい。
1投稿日: 2018.05.30
powered by ブクログ読み進める最中から、ザリガニが恐ろしくなりました。グロい描写が多く、うっとなる場面もあり。女性の生理現象をからめるあたりが、女性作家さんならでは?と驚きでした。
0投稿日: 2018.05.26
powered by ブクログある日突然横須賀を襲った巨大ザリガニの群体は人を食うという恐ろしい特性と凶悪な数を頼みに活動区域を徐々に広げつつあった。 コレに対抗するは日本の自衛隊…ではなく神奈川県警であるが、未知の怪物相手に対策は後手後手に回り殉職者が出ないまでも怪物を根本的に駆除することが出来ない。 怪物とは言っても人間よりちょっとデカいサイズの所詮はザリガニである。 自衛隊の装備さえあれば簡単に駆逐できるのだが政府は自衛隊の出動に対し必要以上に慎重で、悪く言えば手をこまねくばかり。 そしてこの騒ぎの中、埠頭に停泊していた海自の潜水艦には当直の若手幹部二人と十数名の子供達が閉じ込められていた。 ミリタリー描写も怪物の来歴も現実にありそうなディテールを持っており、特に怪物の弱点を模索するため招聘された「芹沢博士」の研究は怪獣映画ファンならゾクゾクすること必至。 いやしかし、本書を読むまでは自衛隊の「災害出動」と「防衛出動」の区別も出来てなかったなー。
1投稿日: 2018.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再読。陸→空→海とどんどん物語に社会問題や業界裏話的な要素が増してきた。その分恋愛としてはジレジレ感がイラッとするかな。まあ、後日譚があるのでいいですけど。
0投稿日: 2018.03.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
中学生の圭介が「やっぱり自分は怠惰だったのだ。」と それまでの自分の人生を悔いた場面が印象的でした。 間違いを間違いだと認める時の恐怖感や屈辱感、勇気。 積み重ねてきた間違いが大きいほど逃げ出したくなる気持ち、分かります。 そしてもう二度と同じ過ちは犯さないという決意。 自然と背筋が伸びるような、そんな終わり方でした。
0投稿日: 2018.02.25
powered by ブクログ自衛隊シリーズの海上自衛隊編。 図書館戦争の2人の原型?どっちが先かよく知らないけど。 話の進め方がうまいよなーと。 でも、あんまり海が舞台って感じもしないような…
0投稿日: 2018.01.30
powered by ブクログベッタベタな登場人物に、ベッタベタな状況にベッタベタな展開。 最後の締めも想像通り。 でも、ページを繰る手が止まらない。 面白かった!! ベッタベタなキャラなのに、なんだか目が離せない。 3部作の中では「塩の街」の前半に次いで好きだな。 冊単位なら1番好き!! 潜水艦外の描写と、恋愛のうざったい絡みが少ないのが好み。 スピンオフもあるみたいだから読んでみるけど、そっちは恋愛押しっぽいから合わないかもな。
0投稿日: 2018.01.25
powered by ブクログ有川浩さんの自衛隊3部作。いつか読もうと思っていた最後の作品です。 そしてスーパーエンターテイメントというレビューに偽りの無い作品でした。 例えて言うなら、「シン・ゴジラ」に、姉弟愛と子供の成長、そして有川浩作品に欠かせないジリジリした恋愛要素が加わった感じです。(分かりにくいか…) 海自の冬原と夏木、警察の烏丸と明石、それぞれのコンビの関係性もとても絶妙で、シリアスな状況にも関わらず、思わず和むやり取りは物語をとても読みやすくしてくれてます。 そして本来は突然発生した規格外生物の駆逐がクライマックスなんでしょうが、その後に出てくる「5年後」が必殺の有川ワールドで、思わずニヤける最高のエンディングでした! ちょっと分厚いですが、読みやすく、読み応えがあり、そして何より面白いのでまだの方はぜひ読んでみて下さい。
1投稿日: 2017.12.16
powered by ブクログもしもこれが人間を襲ったら怖いだろうな…と 感じる生き物はいますか? ライオンとかクマなんかは、もう怖い認定だから 用心していますよね。 でも…もっと思いもかけないものなら? 私は、ザリガニ。あ、クワガタとか蜂もダメ。 蝶々もダメ。 この本は、まさにそういうものがテーマ。 シン・ゴジラがTVで放映されて話題になりましたが これは、新しい怪獣モノの傑作でもあり… 軍事小説の傑作でもあり…。 人間ドラマの傑作でもあります。 基地祭りで賑わう横須賀。 そこに変異種のエビが襲来する… というと、荒唐無稽なようですが…。 いや、迫力があります。 怖い。だけど、読む手が止まりません。 海自の潜水艦に匿われた子供たちと、海自の 隊員二名は、湾岸市街地の激戦のさなか びっしりと取り囲むエビに阻まれ、上陸も 出来ません。 彼らは、小さなハッチを開けただけで 生きたまま喰われてしまう状況です。 細かいネタバレをこれ以上したくない。 惜しいのです。 警察・自衛隊の壮絶な戦い。 そして、敵である生き物の不気味さ。怖さ。 閉塞した空間の中での、緊迫した心理。 その中での、人間らしい素顔…。 公務につく男たちの格好良さを書かせたら ピカイチだと思う有川さんですが、 震えが来るような極限の中、本気で戦う人々は 三すくみの勢力図の中で目が離せません。 有川さんお得意のロマンス演出も 他の作品よりはほのかですが、きっちりとあって ライトノベル読者層に一番近い年齢の恋が描かれます。 但し…ラストで大人の読者は、そう! こうでないと!と快哉を叫ぶでしょう。 悲恋?ハッピーエンド? いえいえ。私は旅立つ恋だと名付けたい。 そこらのハリウッド映画そこのけの 時間枠の中での総力戦を、あなたも活字で ご覧いただきたいと思います。
4投稿日: 2017.12.03
powered by ブクログ有川浩!こんなのも書くんだ!!と、思わず唸ってしまうものの、でも考えてみたら登場人物のキャラクターがいつもの感じだな、たしかに。ツンデレ同士の恋愛がちゃっかり絡む的な。そのサイドストーリーいるかなぁ。と、毎回思ってしまうのは私だけなのか? 割とSFでもかなりシリアスな警察、自衛官ものなのになんつーか不器用で少女漫画チックな、壁ドンちっくな恋愛挟んでくるあたりが有川浩っぽいといえばぽいけど、私的にそういうのなしでシリアスにじっとり、スリリングに展開してほしかったりです。 この世界観嫌いじゃないんだけど、この不器用なわざとらしい恋愛事情が毎度ちょこっとうざったく感じるのは私だけでしょうか?
0投稿日: 2017.11.30
powered by ブクログ読了日2010/06 読み始め、怪獣ものの地球防衛軍的お話で、なんか、好みじゃない・・・と思って後悔したけど 中盤以降、引き込まれてしまった。 大人の事情(政治や国際的な駆け引き)などの中に、地域の人間関係の問題や教育、子育ての親子関係など、 盛り込んであり、ハラハラドキドキする戦闘場面やちょっとした青春ラブコメディみたいなのもあって、すごく盛りだくさんな小説です。 3分の1くらいまでは2ページくらい読んだら眠くなるの繰り返しで、これリタイアしようかと思ったけど、途中から止まらなくなり、久々の徹夜読書。 世の中、サッカーで寝不足なんだけど、私も一応寝不足仲間入り♪ 女性の著者っぽいというか、少女マンガっぽいラストも、それまでの、緊張感があったせいで ホッとする、優しい気分になれて、読後、さわやかな気分に♪
0投稿日: 2017.10.19
powered by ブクログ娯楽小説としてよく出来てまとまっている。奇天烈な設定と予測できない展開で読者を引き込みつつ、登場人物達が生き生きしていて、とっつきやすくライトノベル的だ。
1投稿日: 2017.10.16
powered by ブクログ途中で読むのを止めた本は覚えている限りこれだけ。 おもしろいと評価する人と直接話してみたいくらい。
0投稿日: 2017.10.13
powered by ブクログ最初は難しい言葉をばかりで、読み進めるのが大変だったが、途中から一気に読めた。理解できない状況が細かく書かれていたのでイメージがわきやすかった。読んだ後すっきりした。
0投稿日: 2017.10.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前回の「空の中」同様.著者の大好きな「怪獣」と「自衛隊」の両方を扱った恋愛小説。(笑) シチュエーションとしては、荒唐無稽の一語に尽きる。今度ははザリガニかい! (発表順からするとこちらが先) なれど、毎回そこから先の、対処する人間側のドラマの中に、嫌という程リアルが詰まっている。 建前と、腐ったプライドからくるナワバリ意識、プラス限りない自己保身。 実際、戦争という舞台では、前線で必死に戦う人間の命が、そういった腐れ上官の特性で失われる事など日常茶飯事。 松岡氏の描く「水鏡推理」の中の官僚組織もまた同じこと・・ 最後にくっつく、お決まりの年齢差カップルの行方は当然読めていたものの、 「忘れて下さい」をこう使うとは思わんかった。流石です。 巨大なザリガニではないけれど、北の御国が調子こいてガンガンやってる今日この頃。綺麗事や、楽観主義で先送りして来た事の報いを、今まさに受けなければならないのかなぁ。 まさに今朝、テレビで核の話を真剣に語っていた石破さん。 もしも、あの人の顔が超イケメンだったら・・ 日本の防衛意識は確実に変わっていたんだろうと、本気で思う。 僕もあの目が嫌いだから・・・
2投稿日: 2017.09.07
powered by ブクログざっと6日間の出来事を、潜水艦、対策本部(警察・自衛隊)、BBSの各場面を使って濃厚に書き上げられ、さながら「24-TWENTY FOUR-」のよう。著者あとがきにも『ライブ中継』と評しているが、まさに緊迫感の高まっていく展開だった。自衛隊三部作との評判だが、塩=陸自、空=空自、海=海自という単純な図式は、自分にはなかった。
0投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログ既に1000レビュー軽く超えてるので箇条書きメモで。 ・"空の中"に比べると、"全く無くはないかな"的な設定。 ・やっぱり子供と大人のセットで出て来るし、どちらも恋模様が交錯する。 ・"敵"の知能は、"空の中"とは比較にならず。でも侮れず。 ・警察・機動隊(警視庁)と自衛隊(防衛庁)、米国海軍の絡み。 ・今回はけっこうグロいシーンが満載。 ・ラストはある程度予想が付いてしまったが、やっぱり面白い! ・文庫で500pオーバーだったけど、苦にならず楽しめた!
1投稿日: 2017.09.05
powered by ブクログ有川さんデビューばかりだからかな、ものすごい少年少女達の描写が細かい。 そして出てくる大人達(一部除く)が皆強い志を持っていてまぶしい。 大人の都合で発生するいびつな力関係だったり、 子どもをコントロールして支配下に置こうとする傲慢な親たち。 それらに振り回される子ども達が、潜水艦という、隔離された空間で過ごすことで、各々を見つめるきっかけになる。 空の方が好みではあるけど、これはこれで結構考えさせられた。 自分自身はほとんどケンカとかしてこなかったから、もし反抗されたら、コントロールしようとしてしまうんじゃないかって不安になる。 相手に向き合うって事に正解はないし。 コーチングに関する育児本がめちゃくちゃ売れてる理由がちょっとわかった。 圭介のような人は実はいっぱいいるんじゃないのかな。 親がダメだと言ったら世の中の全てダメで、何故ダメなのか無自覚に考えられなくなる。 仕事や学業に集中してると言えばそれもアリだと思う。ただ、高校を出たら誰と過ごすとか、将来どうするかとか、自分で決めるべきことだらけだし、自分ももっと考えれば良かったと後悔することも多かったなぁ。 そう考えると圭介は夏木や冬原に会って、真正面からぶつかって跳ね返されて、自分がコントロールされてることに気づいたのは本当に幸いだったと思う。
1投稿日: 2017.08.29
powered by ブクログ有川浩さん、自衛隊三部作「海の底」読了。祭りで賑わう横須賀基地近海に不穏な影が迫る。停泊中の潜水艦「きりしお」実習生の夏木、冬原は艦長と共に待機中。祭りに居合わせた子供13人と「きりしお」潜水員の取った行動とは。。面白かったです。冒頭から予想外の出来事で物語はスピーディーに展開します。潜水艦内で繰り広げられる行動と、男女の心の移り変わりなど有川さんらしい作品。あまり、甘すぎず非常事態の政府の対応、裏で動き回る人々の描写など、細かく読み応えたっぷり。登場人物の個性が立ってて、感情移入出来ました。オススメ♪
1投稿日: 2017.08.18
powered by ブクログ横須賀湾岸に突然、巨大な赤い甲殻類「レガリス」が大量に現れて人間を襲う。 海上自衛隊潜水艦「きりしお」に乗船している、直情径行型の夏木とクレバーな冬原の2人の問題児は、近くを散策していた子供達と共にきりしお内部に閉じ込められ、その中で様々な問題に直面する。 一方、神奈川県警警備部所属の問題児・明石は武器も何もない中でレガリスに立ち向かう。 想定外の有事が起こった時の物語を違う角度から描いた長編小説。 手に汗握る、レガリスとの闘い、そして思春期の少年少女の複雑な人間関係。 色々な感情が溢れてくる壮大な物語です。
0投稿日: 2017.07.26
powered by ブクログ設定はとても面白い。 海の底からやってきた巨大生物と戦う人間たち。 地球温暖化がもたらすであろう未来の図。 最近のニュースでも通常よりも肥大した魚たちが見つかっているという。 この物語は、近い将来「物語」ではすまなくなるのかもしれない。 読み物としてはとても読み応えがあります。 リアルさもかなりのもの。 ただ。。リアルさがリアルすぎて、私は甲殻類をあまり食べたくなくなった。 なので、星は3つです。有川先生、ごめんなさいm(_ _)m
0投稿日: 2017.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川さんがSFのような作品を書いていたということを知らなかったので、非常に驚きました。 また、この本を読む前に『クジラの彼』を読んでいたため、そちらで登場する素敵なキャラクターたちが主人公となって話を盛り上げていく様子は、とてもわくわくして面白かったです。 最後の夏木さんと森生望さんの再会は、心がじわーっと温かくなりました。
0投稿日: 2017.06.12
powered by ブクログ深海でのパニックものだと勘違いして借りたもので、なかなか前半は漫画過ぎて、人物設定もめちゃめちゃで最後まで読めるか心配でしたが、中盤からなかなかどうして一気に読めちゃいました。警察云々だけが最後までひねくれすぎてたけど漫画なら良し!
0投稿日: 2017.06.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4月、米軍横須賀基地桜まつりで停泊中の「きりしお」の大尉が見たとき、赤き巨大な甲殻類の大群が基地を闊歩し人を食べた。子供たちと潜水艦に立てこもった冬原と夏木。
0投稿日: 2017.05.20
powered by ブクログ読み易く一気読み! SFパニックものだが警察、自衛隊、家庭環境問題、イジメ問題、恋愛、マスコミの問題等上手く読ませる!また、人間模様はひきこまれまくり最後は期待通りまとめるのは流石。そして読書終了後は爽やかなな気分になる。 お勧めしたい本です! 塩の街も読まなきゃ!
5投稿日: 2017.03.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
長らく積んでいた「自衛隊3部作」の一冊。今度の敵は巨大化した「エビ」。何か怪獣映画みたいな舞台設定ではあるけれど、こういう事が仮に起こった場合、警察や自衛隊はどう対処するのか?。そのようなリアルな目線で物語が進んでいく点では非常に面白く読むことができた。今回も「空の中」と同じように恋愛要素はやや少なめ。最後の方で望が夏木を追っかけて同じ職場に来るのにはニヤニヤさせられたけど。あとがきでこの後の話の続きが「クジラの彼」にあると知ったので、機会を見つけてその作品も読んでみたいと思う。
1投稿日: 2017.03.18
powered by ブクログ恥ずかしいのは仕方ない。でも謝るな。しゃんとしろ。 どこでもおれてりゃ丸く収まるわけじゃないんだ。 またぞろ(又候) * [副]《副詞「また」に「そうろう」が付いた「またぞうろう」の音変化》同じようなことがもう一度繰り返されるさま。あきれた気持ちや一種のおかしみを込めていう。またしても。またもや。「又候遊びの虫が騒ぎだす」 陳(ひね)こびる である。古めいている。 「 - ・びた松」 ② 子供がませている。こましゃくれている。 「 - ・びた子供」 圭介にはもうこんな顔しか見せないのだ。考えなしに悪意を投げた。 周囲の顔色を伺って1番良い顔色が出るように立ち回り、それで自分の判断や決断をしたつもりになっていた。
0投稿日: 2017.02.25
powered by ブクログ機動隊かわいそう。でも、機動隊ってもともと行政に反対する人を取りおさえる組織なのね。なんかこれから戦前の内務省みたいに怖くなりそうな。
0投稿日: 2017.02.10読めば映像が飛び出すエンターテイメント作品
まじ、面白いです。ゴジラの要素も含んだSFで大々的に始まり、地域の人間ドラマを織り込みながら、最後はラブストーリーで締めるという大胆かつ素晴らしいエンターテイメント作品です。また、分かっていると思ってるものの、子供は大人をよく見ていると自壊の念を含めて改めて考えさせられます。 いろんな読み方ができる、面白い作品です。
2投稿日: 2017.02.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
横須賀に住んでいるので場所が鮮明に頭に浮かび、ドキドキしながら読みました。出先からの帰り、お茶しながら読みたくなり、思わず本の舞台、潜水艦の見えるところへ移動(笑) 本の中でまさしくレガリスが溢れている、臨場感あふれる場所で。 内容はレガリスこわいけどそれがメインではなく、潜水艦内での人間関係や、子供たちの心の動きとか、そういう人情的なものに心動かされました。もう1回読みたくなってまた最初から読んじゃいました。
0投稿日: 2017.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読む前は、エビと闘ったり、弱点を考えるのがメインだと思っていた。読んでみると、潜水艦内での子供達とのやりとりや、非常事態における警察の動きについてがほとんどだった。 もし現実にこんなことが起きて現場で一分一秒を争っている時に、日本かアメリカどちらが動くのかとか、警察では無理と分かってから自衛隊を投入するとか、銃器はどこまで使用して良いか等で上層部が悠長に話し合っていたら、、 もし自分が今まさにエビに襲われていてもそれでよしとするのかな?それともそれが一番カドが立たない方法だから仕方ないのかな・・・?とか、考えたら恐ろしくなった。 烏丸や明石、夏木と冬原など、物分かりの良すぎる人達が常に現場を動かしているとも限らないし。 海の底・前夜祭が面白かった。あんなに大人を装ってた夏木と冬原もまだ子供扱いで、お互いの力を試し合う事を楽しんでいて。 まさかその後エビが来るなんて思ってなかっただろうな。 堂上小牧に似ているけど、二人をもっと荒削りしたような性格に思えた。 20170101
5投稿日: 2017.01.01
powered by ブクログ好きすぎてなかなか感想がかけなかった(笑) 有川浩さんの自衛隊三部作のラスト。 前作「空」のストーリー展開がゆるゆるしていたので、こちらはめっちゃ早く感じました。 つられてあっという間に読了。 そしてすぐさま再読。で、もう一度ななめ読みからの「クジラの彼」7連読。(笑) でもって、それから1年あまり後、「海の底」→「クジラの彼」→「海の底」をまたもや連読ループ中。 中毒性に注意ですね!(汗) 何度読んでも、色々な発見があるんです。 有川さんの作品って「言葉」の使い方が絶妙で、実は日本語的に違う箇所もあるのかもしれないけれど、それがまた人間臭くて良いんだよね。そうかと思うとすっごく専門的な言葉が使われたりしている。 巨大エビが大量発生して人間を襲う!ってところは非現実的だけれども、それ以外はあまりにも現実的すぎる。大小様々だけれども、日常のあちらこちらで起きている現実だ。そして、実は巨大エビの出現でさえ「絶対ない」と言えないと思えてしまう。 登場人物たちが魅力的なのは、それぞれの立場でそれぞれの全力を注いで生きているから。 警察も機動隊も自衛隊も子供たちも・・・。 今回は特に、機動隊の方々の漢気に胸を打たれました。 ”こういう国”で国民を守るために、現場で命を懸ける人々がいるということに胸が震えました。 色々な意味で「図書館戦争」の原型がここにあります。 そして、図書館戦争よりも粗削りだけれどリアルで、激しく刺さります。 図書館戦争では見られない、エグくてグロいシーンもあって、それがまた現実っぽさを突き付けてくる。痛くて苦しくて読むのが辛いところもあったけど、そこも受け止めて読み進めたからこその達成感みたいなものも感じられます。 好みは分かれるかもしれませんが、私は好きです。 ここから受け取れるメッセージが数多くあるから。 今回だけでも7.8回は読み返している。こんな本と出逢ったのは初めてです。 そして私はやっぱり冬原が好き~ 図書館戦争では小牧さんが好き。なので、好みがもろバレ?(笑) クールで皮肉屋だけど、実は熱い! 「海の底」を読んで、「クジラの彼」を読んでからまた、「海の底」を読みなおすと更に魅力アップです♪
1投稿日: 2016.12.31
powered by ブクログ久しぶりの有川作品。 読み始めから、今までの有川作品とのギャップにどぎまぎしましたが、グロ系は得意分野なので、ぐんぐん引き込まれていました。 グロ系で話が展開するわけではなく、地上の警察と自衛隊の内情や「きりしお」内の夏と冬、そして子どもたちのカースト。それぞれの心情を細く描写。少しずつ変わっていく子どもたちが、非常時という舞台によって際立っていました。 ラストの圭介のインタビューのシーンがよかった! 有川作品はいつも、読んでよかった、と思えるので好きです。
0投稿日: 2016.11.26
powered by ブクログ海岸に溢れるザリガニのような 巨大生物。 戦い方を模索する 警察と自衛隊。 艦に立て籠もる 海自の問題児2人と 子供たちの話。 夏と冬の2人が魅力的。 生意気な子どもに 少しイライラしたけど、 そこを望が怒ってくれて 代弁してくれて ありがとうと言いたくなったな。 ラストも本当に素敵でした。 初めましてから始まる 物語あるなら読みたいなあ。 2016.11.16 読了
0投稿日: 2016.11.22
powered by ブクログ有川浩の自衛隊三部作の最終巻。何故かこれを一番に読んでしまった。潜水艦モノのパニックアドベンチャー系映画のように、潜水艦内部でもう少しハラハラする所が欲しかったかも知れない。
0投稿日: 2016.11.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読みやすかった。わかりやすかった。一気に読んだ。 自衛隊三部作の中では最も緊迫感が伝わってきた。 海自だけでなく、警察組織の話でもあった。 機動隊では太刀打ちできなくなった時、自衛隊の出動に切り替わるところが、面白いポイントだと思うが、もう少し掘り下げて欲しかったな。明石警部と烏丸参事官とのコンビにも期待したので。 先に『クジラの彼』を読んでいるが、また読みたいと思った。
0投稿日: 2016.11.09
powered by ブクログ書く前のシミュレーションをよほど丹念にしているんだろうなと感じさせる内容の細やかさ。 細やかすぎて人間の嫌な部分を直視させられる息苦しさがある。でも最後に悪者を作らない優しさに読後はほっこりする。
0投稿日: 2016.10.07
powered by ブクログ本を手に取ったときは分厚いなという印象。 読み始めは、気持ち悪いし不気味だし有川浩の本にしてはハズレかなと思った。 しかし、潜水艦での生活が始まってからは、モデルが実在するのではないかというくらい人物描写が絶妙で、気付くと見事に一気に物語の世界に引き込まれていた。 図書館戦争シリーズのファンとしては、堂上や小牧を思い起こさせる夏木、冬原のキャラクターが最高だった。 次はクジラの彼も読みたい。
0投稿日: 2016.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シナルフェウス・レガリス、ネットで検索して 思わずのけぞってしまった(笑) のっけからものすごい勢いで、 巨大エビ巨大エビ! 怖いよぉ・・ でも守ってくれる警察官も 自衛官も、参事官も科学者も みんなカッコいい/// がんばる望ちゃんも愛おしい ずっとあまりのリアルな表現と ねじくれた子供の心理と まっすぐな自衛官の姿に ドキドキハラハラして 若干胸が苦しい・・ 巨大生物退治のスペクタクルな物語なのに ちゃんとそれぞれの心の葛藤や成長が描かれてて 最後にキュン要素も入れてくれて・・ はぁ・・やっぱ好きだわ~ 中3の娘が、 「感想を共有したいから早く読んで、今読んで」 と協力プッシュした意味がわかりました 文句なし満足の一冊。
0投稿日: 2016.10.01
powered by ブクログ2016.09.26 ★4.0 巨大ザリガニって〜んなアホな、と思いながらも没頭してしまった。 夏と冬のコンビ最高!望の一途さもここまでくると清々しい! ===あらすじ=== 4月。桜祭りで開放された米軍横須賀基地。停泊中の海上自衛隊潜水艦『きりしお』の隊員が見た時、喧噪は悲鳴に変わっていた。巨大な赤い甲殻類の大群が基地を闊歩し、次々に人を「食べている!」自衛官は救出した子供たちと潜水艦へ立てこもるが、彼らはなぜか「歪んでいた」。一方、警察と自衛隊、米軍の駆け引きの中、機動隊は凄絶な戦いを強いられていく
0投稿日: 2016.09.26
powered by ブクログ自衛隊三部作の「空の中」を以前に読んだが、そちらと同様、SFの出来事だと感じる。本作は、謎の巨大ザリガニが現れ、潜水艦に子供たちが閉じ込められてしまう。ザリガニ事件の対策に乗り出す警察、子供たちを助け出すために、尽力する自衛隊員、救助を待つ間、子供達が互いに助け合い、実家が食堂の男の子が料理をてきぱきと進めていくのは良かった。自衛隊員達、子供達が協力し合い、修羅場を乗り越える姿が良い。ザリガニ事件が無事解決し、安堵とともに、子供たちがこの出来事から、更に成長する姿が感慨深い。数年後の恋の行方も気になる。
0投稿日: 2016.09.04
powered by ブクログ3.5 巨大ザリガニレガリスが攻めてくる話。一つのありえない設定に対してその他は現実にというコンセプトらしい。海自の夏木、冬原や望、明石、烏丸などキャラが魅力的。最後の望と夏木の再会などは伏線で分かりやすいがなかなか。真面目が救われる話でなかなか面白い。
0投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログ実際にこんな事件が起きたら…って思うと、ハラハラもドキドキも半端なかった。それくらいの専門知識をもったリアルな描写。それゆえに、自衛隊や潜水艦等々の知識をまったく持たないわたしは、状況把握がしにくい場面が多々あって、読むのに疲れてしまったのがある。また、恋愛方面の描写は思ったよりチープな…というか、男性陣の言葉が聞いてて少々恥ずかしい感じだった。続編の「クジラの彼」への繋がりが感じられる終わりが良かったなあ。
0投稿日: 2016.08.24
powered by ブクログ巨大海老の襲来はありえないような設定に思えたけど、この世界の中で生活する人々の思いや変わっていく様に目が離せなかった
0投稿日: 2016.08.18
powered by ブクログ有川浩初期の作品。 何回目かの読み返しだからか、淡々と読み終わりました。 クジラの彼ももう一度読んでみたくなりますね。
0投稿日: 2016.08.12
powered by ブクログ2016/8/7読了。 巨大エビの襲来という突飛な設定だけど、警察、自衛隊、取り残された子供と隊員というそれぞれの場面がそれぞれシリアスに展開されていってました。ぶっ飛んだ設定もそのおかげでしっくりきてた。 そしてやはり夏木と冬原というこの話の主軸コンビ。二人の正反対の個性がいい組み合わせとなってました。
0投稿日: 2016.08.07
powered by ブクログ自衛隊三部作 三部作全てに共通するのだが、自衛隊そのものはあまり活躍しないのが少し残念。 成長途上の若く、幼い登場人物達が、未知なる生物、未だかつて無い環境、それぞれにどうどう対応していくのかが読みどころ。 主人公ではない明石、烏丸がイイ味を出していて、この2人で警察物の小説を読んでみたい。 それにサブマリーナーが活躍する小説が読みたくなった。
0投稿日: 2016.07.07
powered by ブクログSF的なハラハラドキドキの展開の中に人間味のある登場人物たちが描く感情の揺れ動きに引き込まれ一気に読みました。オススメの一冊です。
0投稿日: 2016.06.21
powered by ブクログ通称「自衛隊3部作」の3作目。 始まりはSF怪獣物だが、重要なのは人間ドラマ。 少年少女の成長と機動隊には心を打たれた。
1投稿日: 2016.06.08
powered by ブクログ有川浩の自衛隊シリーズ3作目! これもまた面白かった。巧いなあ、有川さん。 設定は現実離れしてるのに、なんでこんなに面白く読めるのかな。有川さん、期待にもれずわくわくさせてくれるから好き! 夏木と冬原のキャラクターがうまくたっていて、生き生きと描かれていたのがとてもよかった。そこにこれまた素敵な望ちゃん。 たった数日の間に、みんなが少しずつ変わっていく感じが好ましかったです。 ラストは予想通りだったけど最高!!!
0投稿日: 2016.06.01
powered by ブクログミリタリーとパニック映画に興味があれば多分楽しめる本。私はどちらにも全く興味がないためか、つまらなすぎて途中から読み飛ばして子供たちの話だけを読んでいた。登場人物がほぼ男性なので華やかさゼロ。
0投稿日: 2016.04.30
powered by ブクログ一応SFですかね?巨大エビの大群に襲われる街という、特撮的なSFを背景に、逃げ遅れた子供たちの確執と協調を描く。 まあつまり、エビ退治の現場(アクション)、潜水艦の中での子供たち(宗田理的ホームドラマ)、外野(ネットなど)の大きく3点の視点で描かれるのだけど、一言で言ってしまうと、エビが出てきたところでの出オチのみ、という作品。 主人公の夏と冬、子供たちのダジャレ名前、警察の「豊岡」「明石」「芦屋」「烏丸」という地名からの名前など、前半早々にネタが尽きた感が漂う物悲しい展開なのはともかく、エビが巨大化しているとか、それらが意思疎通をしているなど、一応それなりにSFを頑張ろうというところもあります。 とはいえ、全体に内容は薄いので、最近の文庫本にしては小さめの文字で450ページもある大作のわりに、2時間もあれば読めてしまう内容です。 この人にありがちな、日本語として間違っている部分は多々ありましたが、450ページにいくつあっても薄まっていくわけで、薄まりすぎて潜水艦に逃げ込んだ子供が6人だっけ?みたいな状態になりますね。内容も「ぼくらの」シリーズみたいなもんだし。 しかし、最後のオチはひどいねー。だったら最初から重機(ブルドーザー)で潰せばええやん?なんで肉弾戦で機動隊が腕だの腹だの引きちぎられる描写を見てた意味があったのか?力尽きたとはいえ、SFを描くのであればもうちょっとクレバーな解決法を提示して欲しかった。 そこまで☆3の内容。全体に読めるのだが、SF内容を煮詰めて、もう少しコンパクトな内容にするべき話。あくまでも子供向けの作品である。 で、巻末に添付された、この手の作家にありがちな駄文「前夜祭」で減点。いちいち読者にとって罰ゲームみたいな駄文をつけてくる意図がわからない。
0投稿日: 2016.04.13
powered by ブクログ一気に読めました。 夏木と冬原のコンビが絶妙。 圭介の親子関係についても、ちょっと考えさせられました。 空軍、陸軍の話も読みたくなる。
0投稿日: 2016.03.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
空の中に比べ、恋愛要素が爽やかだったので良かった。 いじめや家庭環境、マスコミの過剰報道など、色々な問題に触れつつもすべて回収しているのはさすが。
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログ最初は、有川浩でもこんな怖いの書いたんだ…と思いつつ引き込まれていく。流石人物描写がしっかりしていて、本当にありそうな話になっている。
0投稿日: 2016.02.07
powered by ブクログ横須賀沖に巨大ザリガニが大量発生する話。停泊中の海上自衛隊潜水艦に子ども13名と自衛官2名が立てこもる。潜水艦外で起こる警察と自衛隊の政治的なあれこれや専門用語は正直読みにくかったけど、潜水艦内の物語は好きだったなぁ。子どもにもいろいろあるよね。私自身は冬原派の人間(普段は人当たり良さそうにしておいて見切ると冷徹)なんだろうな、とか考えたり。誰かの命の上に成り立っている命。自衛官。命をかけて闘う仕事。災害にしろ戦争にしろ、そんな日が来ないことを切に祈ります。
0投稿日: 2016.02.04
powered by ブクログ『それぞれ決められた職域の中で全力を尽くす』そのことがかっこいいことなんだって言うのはどの職業も同じってこと初めて気づかされた気がする。
0投稿日: 2016.01.16
powered by ブクログずっと前図書館戦争で有川浩さんにはまり、買うだけ買って読んでなかったんですが今までなんで読まなかったんだろうとほんとに後悔しています!! 漢字が多い明石と烏丸のところと 比較的さらっと読める潜水艦内が交互にでてきてよみやすかったです。 夏木がほんとに熱くてかっこよくてタイプでした…笑 望と夏木のその後が気になるのでクジラの彼を読むのが楽しみです!!
1投稿日: 2015.12.21
powered by ブクログまさかの結末。 最初のストーリーから最終的にこんな着地点に持っていくとは。 さすが有川浩。 最終的に気持ちの良い終わりかただった。
0投稿日: 2015.12.11冬原・夏木コンビがとてもいい!
今回は海上自衛隊。つらいシーンもあるのに、痛いほど重くならずさわやかに読み進められるのがいい。警察・自衛隊・行政・米軍というしがらみの中でなかなか思うように動けない自衛隊の立場をさりげなくもりこんであり、考えさせられる。潜水艦から上陸直後にはタクシーにも乗れないという潜水艦の中の臭いについては初めて知った。有川さんの本を読むたびに自衛隊のことをもっと知りたくなる。
0投稿日: 2015.12.09
powered by ブクログんーそっか。。。設定が面白かっただけに、変に本格怪獣小説を期待してしまったけどちょっと肩透かしを喰らってしまった。潜水艦内の自衛隊員と少年少女達との絡み、隊員と女子高生との淡い恋模様。いずれもイマイチ自分の中にしっくり入ってこなく、やや消化不良気味。エピローグで甘く収めてたのがせめてもの救いだった。しかしこういった有事の際の非常事態にもかかわらず警察と防衛省のしがらみで事が進まないってとてもやるせない。くだらん意地の張り合いだけに。さてと〆で『クジラの彼』読も。
0投稿日: 2015.12.09第三の矢。
自衛隊三部作の三。映画的な同時進行多視点の構成。 例によってツンデレである。何だ最後のデレ具合。わかっちゃいるけど(読むのを)やめられないね。大人のラノベばんざい。 主人公の一部と舞台の一部は確かに自衛隊だが、今回はむしろ機動隊などの警察機構の活躍に目を奪われる。したがって今回大活躍し、かつ今後もぜひご登場願いたいのは、もちろん明石烏丸の警察コンビ。カミサマと王様、これに権威芹沢博士を加えれば、五作ほど後にはオキシジェンデストロイヤーの勇姿を見ることができるのではないかと期待している。 三部作を通じて忘れてはいけない視点。こどもは成長する。このテーマがキレイ事だけでなくきちんと描かれているのがこの三部作が凡百のラノベと一線を画している部分であろう。実に好感が持てる。 さて三部作を連読したわけだが、この順番でいいのか、と思わないでもない。物語の騒がしさで言うと1<2=3、ツンデレ度では1=2=3、恐怖という視点では1>3>2、グロ度はもちろん3>1>2(人が塩になるって相当グロいと思うが)、ジュブナイル度では2>3>1、オトナ度は1>2=3。大人視線では3→2→1が良いような気がするし(だんだん成長していくこどもを見ていく視点)、自衛隊度では甲乙つけがたい(陸が少ない!)。世界観的には2→3→1がベストか。まぁ出会った順に読むのが良いか。 最後に、その二の途中からちょっと思っていることがある。あとがきなどには一切出てこないけど、有川氏はウルトラQが好きなの?そのうち映画監督をし始めたりして。
0投稿日: 2015.11.27
powered by ブクログ怪獣が大量に出現してかなり深刻である状況のはずなのに、起こった事件の全貌がみえにくく、警察や自衛隊の活躍なさや葛藤、潜水艦の中のドタバタが詳細に描かれ全体的にボヤケた印象。作者独特の言い回しも個人的には苦手。怪獣の退治もあっけなく肩透かし着気味。このストーリーの中での親子の葛藤なんぞはどうでもいいと思ってしまう。そしてまたしても女子高生ヒロインの恋愛か…。 3部作の中では「空の中」が突出して面白いですね。
0投稿日: 2015.11.25
powered by ブクログすべての登場人物が愛おしい(*^_^*) そう、圭介でさえも。。。 前夜祭、本編では大人だった二人が超おかしい♪
0投稿日: 2015.11.19
powered by ブクログ海上自衛隊の話。 知り合いがいたので類似させながら読んでいました。 うまく表現ができませんが、深いところまでついていると感じました。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ有川浩って昔から好きじゃなくって、今回も自衛隊隊員通しの会話がどうにも嘘っぽくって好きにはなれないなって偏見を持って読み始めたのだが・・・ めちゃめちゃ引き込まれた。これは、凄いかもしれない。登場人物の設定も良いし、女の子がかわいらしい。ハチャメチャ系のSFにしては、青春ドラマ仕立てがうますぎる。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ砂と空の話しも良かったが、海の底は警察と自衛隊の権限の限界が詳しく記載されており、フィクションにもかかわらず現実的で純粋に楽しめた。
0投稿日: 2015.10.31
powered by ブクログ設定が好きです。現実ではありえないような、でも引き込まれる、そんな設定。登場人物の人間関係、家族関係が上手く描かれていて、共感できるところもありました。
0投稿日: 2015.10.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川浩発、通称自衛隊三部作の中の完結作であり、大人ライトノベル第二弾という『海の底』は、『塩の街』や『空の中』とは作品の空気感が全く違い、ほっこりシーンの少ない緊迫したパニックもの、という印象。 そして巨大人食いザリガニ襲来、というリアルにはありえなさそうな設定以外は全て、とてもリアルに思えた。 横須賀に住む身としては、描かれる場所の全てがほぼリアルに想像できるし、そこに作中の惨劇をプラスしていくと、もう怖ろしくて、小説の中に入り込みすぎて疲れたくらい。初っ端の、艦長の殉職という衝撃的な出来事は、夏木や冬原だけではなく、読み手にもかなりショッキングなシーンであり、その衝撃を引きずったまま緊迫した世界に引き込まれていくことになる。 「掴み」は完璧。そして、途中で私も「何故、最初から出さないッ!」と叫びそうになった。 滅茶苦茶な状況に立ち向かう人々がまたそれぞれに魅力的で、有川さんはキャラの作りこみが本当に上手いなぁ、と思う。平時では異端視される、ちょっとクセのあるキャラが大活躍するところには、何とも言えない爽快感がー。生意気でどこまでも子供っぽい問題児の落としどころも、ニクい展開。 その後の夏木と冬原の恋愛模様が『クジラの彼』で楽しめるのだけれど、私は我慢できずに先に好物のラブコメパートを読んでしまっていたので、夏木と望のなれ初めとか、冬原のキャラ等を後追いで知る形になってしまい・・・でも、緊迫感のある本編からのラブコメ、が順番としてはやっぱりいいように思えた。なので、もう一度『クジラの彼』を読み返そうと思う。 『海の底』は、海上自衛隊の隊員がメインのお話。自衛隊三部作の中でも、とりわけストーリーは硬派な感じがするのだけれど、陸・海・空、それぞれの自衛隊のイメージを思い浮かべた時に、伝統墨守、昔気質的な海自のイメージに、硬質な空気が漂う本作はとてもマッチしている気がする。
2投稿日: 2015.10.16
