
総合評価
(1400件)| 378 | ||
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powered by ブクログとにかくやられた。もっと細かく読み込んでいたらわかったのかなー? あー悔しいけど満足しました。 ハサミ男に感情移入するなんて、なんという本格ミステリ、心理小説?なんと言えば良いのかわかりませんが、文脈次第でこんなことが起こるんだと驚きました。 美少女を殺害し、研ぎ上げたハサミ首に突き立てる猟奇殺人犯ハサミ男。3人目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見することになる。なぜ彼女が殺されなければならないのか、また自分以外の偽ハサミ男とは?から真犯人を探すことになる。
2投稿日: 2015.08.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しが噂の本作品。タイトルからして怖そうで避けてたけど、グロいシーンは少なく、とても読みやすかった。 そして、ああああ、タイトルからしてミスリードなのか。。 細かい伏線などはネタバレサイトを見ちゃいましたが笑
6投稿日: 2015.08.23
powered by ブクログハサミ男の幻想、謎めいて美しく 犯罪者なのに惹かれる。異質な世界観が耽美で 小説ならではの想像世界に浸った。 叙述ネタバレに説明文を使うのはいやだなあ。 朝ドラのナレーションみたいで。
2投稿日: 2015.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる 猟奇殺人犯「ハサミ男」。 三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。 自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。 「ハサミ男」は調査をはじめる。 精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。 ************************************** この作家さんは、この本を購入するまで知らんかったけど、最後に大ドンデン返しがあると聞いて読んでみた。 ハサミを首に突き立てる、等の表現が出てくるけど、特にグロテスクな印象もなく、スラスラと読めた。 うちは、映画「アイデンティティー」が大好きで、この映画の内容は多重人格の話。この本もそれがよぎって、 多重人格の話なんかな!?ってのは、ピンときた。 警察はあと一歩と言うか、真犯人を捕まえて欲しかったけど、最後はコレでいいんかな!?なんて思いながら。 結局、解決したんか、結末は一体何が正解なのか、よくわからんかったけど、ハサミ男がかなりの美人とは驚いた。
1投稿日: 2015.07.20
powered by ブクログ物語が後半に差し掛かった時二重に騙されたと気づいて「やられたー!」となった(ノ´Д`)ノ 追い詰められていくハサミ男はどうなるんだ?!と思いながら読んでいたら…どんでん返し(笑)悔しい!2015.07.17読了
0投稿日: 2015.07.17第13回メフィスト賞 連続殺人犯が探偵
美少女連続殺人者「ハサミ男」が、犯行を計画し調査中であった3人目の犠牲者が、美少女連続殺人者「ハサミ男」の手口(ひもで絞殺しノドにはさみを突き立てる)により殺害され、その死体発見者になってしまった。 ハサミ男は模倣犯を突き止めるべく調査を開始する。 ハサミ男は、出版社に勤めるバイト君だが、何度も自殺未遂を行う自殺癖のある死にたい君で、そのたびに現れる厭味ったらしい医者に意見をされている。 そのハサミ男や刑事が本編の読者ミステリーマニア(私のこと)をミスリードしながら、最後に模倣犯である意外な真犯人にたどりつき、美少女連続殺人者「ハサミ男」は大どんでん返しの結末に・・・・ 最後まで読んであっと言って、この結末を前提に改めてもう一度読まなければ気が済まない今の状態です。
3投稿日: 2015.07.11
powered by ブクログ最初から騙されることなく読んでしまった(*_*) えぇ、普通に。 読み終わって前評判の『もの凄いどんでん返し』ってどこ???と思って、再読してもさっぱり分からず。 ネットでいろんなレビューを読んでみたら。。。あ~そういうことね!そうやってみんな騙されたわけね!と気付いた。 そして、なんで自分が騙されなかったか分かった。ある一点に焦点をあててしまった。そうすると騙されずに読めちゃう。 前半は何も考えずサラサラ読み流した方が楽しめたのではないだろうか。 ラストのパート。賛否あるみたいだけど私は好き。 ミートパイ食べたい。
1投稿日: 2015.07.05
powered by ブクログ現実に起きている事件であるかのように感じた それだけのめり込んだということでしょうか 二重の罠に騙されました
2投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログ一言でいうと惜しい メフィスト賞を受賞した作品なのだから、やはり期待を持ってしまう。結果、叙述トリックには感心したが、衝撃度合いではやや物足りない。狂気に満ちた作風かと思って読むと、案外そうでもなく肩透かし気味。ハサミ男の謎が多いのも、消化不良を生んでいる。それでも、個性的で読者を惹きつける力があるのは確か。
0投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログどんでん返しが読みたくて探した作品。確かに叙述トリックでうまくだまされたが、「実はこの時~だった」という後付けな説明がフェアじゃないと思った。ラストの病室のシーン、今後を予感させる不穏な雰囲気は気に入った。
0投稿日: 2015.06.17
powered by ブクログハサミ男が二重人格で、女。 ここまでは予想できたけど、後半は全く余地不可能。真相が暴かれていくスピード感が半端なくて、ぐいぐい読み進んじゃった。 確かに、映像可不可。本はやっぱり面白い。沢山の可能性を秘めてる。
1投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログ実は読む前に、この本のあらすじをネットで見ようとしたら、おもわずオチを目にしてしまいました。笑 不運ながらも読み進めましたが、それでもまんまと騙されていた。 バカなんですね、わたし、バカだ。 そのつもりで読み進めていても、ふと、やり取りのシーンを読んで、「あれやっぱりあのオチは勘違いだったのだろうか」と、そちら方面にシフトして読み進めたら、それが間違ってた! 叙述トリック。まさに。 騙されただろう箇所から再読してみようかな。
4投稿日: 2015.06.11
powered by ブクログ墓まで持って行きたい本のひとつ。 ミステリとしての完成度もだけど、文章の面白さが秀逸。 地の文の軽妙さや会話の面白さ、細かいテレビ番組のパロディ、(ミステリに限らない)小ネタが数多く散らばっている。ざーっとミステリ部分だけを読むのはもったいない。 食事もとてもおいしそう。おふらんどのミートパイもだけど、主人公が毎日食べてる朝食がすごくおいしそう。
1投稿日: 2015.06.06
powered by ブクログシリアルキラー『ハサミ男』の次のターゲットが同様の手口で先に殺されてしまった。 真犯人、そしてハサミ男の正体とは? 手にした時点から、叙述トリックがスタート。 ラストにかけての展開が好みじゃなかったので、この評価に。
0投稿日: 2015.04.07
powered by ブクログ殺した少女の喉にハサミを突き刺すという残虐非道なシリアル・キラー、ハサミ男とその模倣犯、そして警察。三つ巴の戦いを精巧な構成とちょっぴりコミカルな文体で描いたサイコパス系ミステリー。 読み返したくなる系の作品ではあるものの、インパクトは弱め。むしろ驚愕の真実よりも、そこにいたるまでの過程が面白かったです。
0投稿日: 2015.04.01
powered by ブクログよくあるパターンだったな(・ω・)まぁ最後まで分からなかったんだけど・・・暇な時に矛盾ないか探すため読みなおしたひ(・ω・)
0投稿日: 2015.03.27
powered by ブクログ面白かった。 最後のだいどんでん。 一瞬読んだ時、、、意味がわからない。 え?どういうこと?って混乱しました。 うーん。 だいどんでんなんだけども… しっくりくる感じではありませんでした。
0投稿日: 2015.03.12
powered by ブクログ典型的な叙述トリックの推理小説。 巷で話題の殺人犯「ハサミ男」が新たな殺人を犯そうとした時、すでに被害者は死んでいた。 彼の手口を真似した模倣犯は誰なのか?? ハサミ男は犯人を探すべく調査を始める・・・ 最後の展開も面白いが、それに持っていくまでのお話もとても面白いので最後まで楽しめました。
2投稿日: 2015.02.19
powered by ブクログ全くこの本の予備知識が無かったので、さっと読み流してしまいました。 正直ミステリーにしては犯人につながるヒントも出てこないし、なんなんだろう?と思いながら読んでいました。 最後の最後でどんでん返し。 途中の倦怠感はこの為かと納得しました。 しかしこれはミステリーではないだろう・・ キャラが魅力的なので、読後感はまあまあです。 本当は再読して伏線を発見するのが楽しいのでしょうが、とにかくやっと読み終わった!という感じなので、再読は当分先になりそうです。
1投稿日: 2015.02.18
powered by ブクログ古典にして大傑作の帯にひかれて。二度読みしたくなります!模倣犯か?たくみな心理描写か、、全編通して引き込まれますよ。他の作品も読みたいと思ったら作者は2013年に亡くなられていろのですね。5作品ほどあるらしく読みたいです。2015/2読了。
3投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログ連続殺人犯であるハサミ男が三番目のターゲットを手にかけようとしていた矢先、偶然にも第一発見者となってしまうという興味深い設定です。 ハサミ男側からと警察側から物語は展開し、ハサミ男の頭脳の高さに舌を巻きながら後半のどんでん返しには訳がわからなくなり、最終章で経緯が分かるまでページをめくる手が止まりませんでした。 そして、こんな終わり方のミステリー小説をはじめて読んで、何とも言えない読後感に浸りました。 ミステリーファン必読の一冊に間違いありません。
3投稿日: 2015.01.21
powered by ブクログなぜか甘やかに感じる文体だった。 殺人は起きているもののグロテスクさはあまりないので、苦手な人でも読みやすいのでは。だまされた感もまあまあ感じられる。
2投稿日: 2015.01.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
どんでん返しのある本で検索して読んでみました。 とにかく、物語の進みが遅くて、、なんだか余計な知識みたいなのが たくさん出てきてとっても読みづらかった。。 その前に東野圭吾の、スッキリして読みやすい本を読んだ後だったからかもしれないけれど。。。 ぽっちゃり型の美人とか、無理やり感がすごいなとか、、 殺人の理由や、なんでハサミを使ってるのかなど分からなくてうーんと思いました。。
0投稿日: 2015.01.13
powered by ブクログ初めから「わたし」がハサミ男であることを知ったうえで読み進めていましたが、最後の種明かしで見事に騙されてしまいました。 ですが…自殺未遂するたびに出てくる「医師」は読み終わってからも、頭の中は?で、出す必要があったのかな?と思いました。
2投稿日: 2015.01.07
powered by ブクログ叙述トリックの代表作として有名で、ずっと読みたかった本。 しかしながら、ひょんなことから肝となるトリック。。というか、引っ掛け要素を知ってしまったので、記憶から消えるのを待ってました。 この作品の肝となる部分は、結局頭の中に入ったまま読み進めてしまったのですが、それ以外にも楽しめるところがあって、楽しい作品でした。
3投稿日: 2015.01.04
powered by ブクログ連続殺人鬼「ハサミ男」が次の獲物に狙いを定めた矢先に、他の誰かに獲物を殺されてしまい、ハサミ男自身が犯人を追う話。ラストに驚きの真実が!系の話だけど、似たような話を何処かで読んだような印象。こちらのほうが先なのかな。ラストの真実を知った後にまた読み返したくなる本です。
3投稿日: 2014.12.22
powered by ブクログ上手く物語に破綻がないよう、精緻に読者を騙しつつける文書力と、情景描写に驚く。何故に偶然に犯人が同じ被害者を襲ったかというトリックも見事ですね。しかし、もう一度読まないと詳細で理解できない所もある。日高がなぜ犯人を突き止めて訪問したのか、等… 不可解な部分はあるが、とにかく楽しく読めました。再読します。
2投稿日: 2014.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2人を殺したハサミ男が狙った3人目の被害者がハサミ男の近くで殺されてしまう。しかもハサミ男の犯行に見せかけるように偽装されている。 これはどういうことなのか、ハサミ男が真相を探る。 視点が入れ替わることでクモの糸のようにトリックが仕掛けられていく感じが良いです。
2投稿日: 2014.12.04
powered by ブクログ評判が良いので読み始めましたが、話のテンポが遅く途中で読むのをやめました。(サラっと読んで内容は知りました) あまり私には合わない作品でした。
1投稿日: 2014.12.01
powered by ブクログ再読。 初めて読んだ時、既にネタバレをしてしまっていたのが本当に悔やまれる。普通に読んでいたらどれだけ驚かされたことだろうか。殺人鬼が殺人者を探るという設定が面白い。
2投稿日: 2014.12.01
powered by ブクログあらすじで初めから語り手の正体が書いてあるのがもったいない気がする。もしかしたら全て読めば納得できるのかもしれないが。とりあえず読みやすいのでぐんぐん読む。
2投稿日: 2014.11.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
十分に楽しめた。引っかけもある。ミステリファン必読。 連続殺人犯、ハサミ男がターゲットにしていた女子高生が、先に何者かに同じ手法で殺されているのをハサミ男が発見する。そして真犯人を探しだそうとする。 トリックを知っていても、十分楽しめた。引っかけも用意してある。先が気になって気になって、止められなかった。 作者は残念ながら去年亡くなったらしい。もっと読みたかったし、40代という若さ、悔やまれる。
3投稿日: 2014.11.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
凄く読みやすかった。 ただ、どんでん系って言うのを知ったうえで読んでいて何がどんでんかって所ばかりを注目してたら速攻女性だってことが解ってしまって。。。 ミスリードの文章が滑稽に思えてしまい自分が残念でした・・・。 もっと純真な心で読むべきだった。。。 でも面白かったです。
3投稿日: 2014.11.18
powered by ブクログ何か面白い本ないかなぁーと探している時に勧められた一冊。 驚くよ驚くよ!!と、さんざん言われていたのでオチがわかった時もなんだか驚き半減。。 何も知らずに読みたかったなぁー。
0投稿日: 2014.11.14
powered by ブクログミスリードにまんまと騙されてしまいましたが、ネタバラシしてからも100ページ以上あるので、ダラダラと書かれている分衝撃が薄れて言い訳ががましくなっているなと感じてしまいました。 凶器がどうしてもハサミでなくては行けない理由は?だとか喉に突き刺す意味は?とか、解消されない謎が残ってしまいモヤモヤとしました。
1投稿日: 2014.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! 最初からある違和感はあるんだけど、 その正体が何なのか分からないまま読み進めてました。 そうか、そういうことか!って納得の大逆転! こういうラストもアリかな。
2投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
[ 内容 ] 美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。 三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。 自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。 「ハサミ男」は調査をはじめる。 精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。 [ 目次 ] [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
2投稿日: 2014.11.10してやられた・・・
映像をともなわない文章特有のトリックに見事にやられて,途中から読み直す羽目に陥りました。ということで評価は4~4.5ですが,5としておきます。 たんたんとした中に怖さがあります。特にあのラストに続く世界を考えると・・・。 昨年,49才の若さで他界してしまったそうで,残念です。
2投稿日: 2014.10.15
powered by ブクログある人間がハサミ男の犯行を摸倣し女子高生を殺害。しかも、その女子高生はハサミ男が標的としていた人物。女子高生殺害の真犯人を、ハサミ男サイドと、警察サイドから突き止めていく。 クライマックス直前で、思い描いていたビジョンが全く異なる事に気付かされる。一瞬何が起きたか分からなくなり数ページ前を読み直し。まんまと騙されてしまった。悔しさと、爽快さが一緒に味わえる一冊。 (2014.9.17 読了)
2投稿日: 2014.09.18
powered by ブクログこれがデビュー作なんてすごい!作者が若くして亡くなられたのが何よりも残念…もっと読みたかったです。ハサミ男の秘密は途中でうっすら気づいたけれど、ラストは想像を超えてた!なんて恐ろしいの〜
2投稿日: 2014.09.16まあ読んでみて
読む前に、こんなところ(コメント欄)なんて読んじゃダメ。 ネットで検索するのももちろんダメ。 とにかく、読んでみましょう。
2投稿日: 2014.09.09
powered by ブクログ殺人鬼が探偵役という設定がスゴイです。 サイコものにしてはかなり読みやすい。 構成もお見事! 再読する価値のある作品。
3投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログものすごく、構成のしっかりした小説だと思った。 殺人鬼が殺人者を追い詰めていくという構図。意外な真相に驚かされた。文章の一つ一つがおもしろい。
3投稿日: 2014.09.07再読必至
第3番目の殺害を模倣犯に奪われてしまったある猟奇殺人犯の視点で物語は始まります。 中盤までぐいぐい引き込まれて最後はどうなるのか楽しみではありました。 しかし、終盤にかかって別な人が現れた頃から頭がこんがらがって、そのまま一気に読んじゃったのでいまいち消化不良な感じで終わってしまいました。また再読したときにゆっくりと読んでみたいと思います。
3投稿日: 2014.09.05面白かった!
その一言で終わらせたらレビューとしてどうかと思いますが、うっかりな事を書くとネタバレ一直線になりそうです。 ぜひ、「え?!」「どういうこと??」を味わって欲しい。 そしてニヤッとして欲しい。 ……あくまでも猟奇殺人がテーマのミステリーです。
2投稿日: 2014.08.29
powered by ブクログ殊能将之のデビュー作『ハサミ男』を読了。第13回メフィスト賞受賞作。 本作は紹介にもあるとおり、既に2人の女子高校生を殺害している通称ハサミ男が、狙っていた三人目のターゲットを自分とよく似た手口で誰かに殺されてしまった事から調査を開始する、という話である。 まぁ実際にはそう単純な話ではなく、実に上手く人の心理を利用している。比較的早めにある仕掛けに気づき、これはまだ何かあると踏んで気をつけながら読んでいたが、後半で見事にしてやられた。 ストーリーは節ごとに登場人物の視点を変えながら進んでいく。警察側やハサミ男など。同じ場所であっても別々の視点から説明がある。当然それぞれ一方しか知らない事もあり、推理が面白くなる。 も騙されてしまった訳だが...しかし見事に騙されすぎて、久しぶりに気持ち良かった。 それとストーリーには直接関係ないのだが、熊についての話も面白い。 「ほら、山のなかで熊に会ったら死んだふりをしろ、とよく言うだろう。実際死んだふりをして生きのびた人も数多くいる、とね。そんなのは当然のことだ。だって、死んだふりをして失敗したら、熊に食われちまうじゃないか。わたしは熊の前で死んだふりをしましたが、助かりませんでした、と証言する者はいない。成功例しか報告されないのは当然だよ。なにしろ、もう死んでるんだから」 …たしかに。この話はかなり有名だけれど、そこには全然気づいていなかった。考えてみれば当然だ。思わず納得。 ちなみに、これまでの経験上、平均的な文庫本は300~400ページ程だと思うのだが、本作は約500ページとわずかばかり厚い。しかし全体的に文体が軽いため読みやすく、長さを感じさせない点もよかった。 49歳にして亡くなられた作者のご冥福をお祈りしたい。
2投稿日: 2014.07.27
powered by ブクログ完全に騙されました だってタイトルに書いてあるんだもん しかし相当丈夫な体の持ち主ですね、何を飲んでも吐けば大丈夫という
2投稿日: 2014.07.07
powered by ブクログこの作家さんの作品は「……」というものしか印象にないのですけども。 これは面白かったな~。 映像化してましたよね。どうやったんだろう、気になる。ガッツリ刑事視点なのかな。
2投稿日: 2014.07.02
powered by ブクログ実は犯人じゃないシリアルキラーが、偽装した真犯人を追うっていう展開と、二つのトリックが面白かった。 この作家の別の本も読んでみたい。
2投稿日: 2014.06.26
powered by ブクログミステリ小説にはめったに満点は付けんけど、これは面白かった。系統としては“イニシエーションラブ”あたりが思い浮かぶけど、内容が似てるって訳ではなく、どんでん返し系ってことで。一人称と三人称の使い分けで完全に騙されました。仕掛けが分かった上で、もう一度読み返したくなるような作品。
2投稿日: 2014.06.24
powered by ブクログ自殺願望がある主人公の生理的に気持ち悪い(誉め言葉)語りで話は進んでいきます。 感想を書こうとするとネタバレに必ずなってしまうのであまり書けない…そんな内容でした。 一つ言えることは、刑事さんたちのわちゃわちゃがかわいいなぁってことです! そして、最後は後引くかんじに終わってました。
2投稿日: 2014.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前々から気になっていた一冊。POPに「あなたもきっと騙される」とあって、注意して読んだら「しかけ」が分かってしまった。んー。 いらない勘繰りがなければ、素直に楽しめた気がする。 真犯人が分かってから後は、説明的過ぎて助長に感じた。
0投稿日: 2014.06.16
powered by ブクログこの文庫本の帯に『このミステリーがすごい』と書いてあり、評価がすごかったので購入しました。 ん~~・・・・。 私は もう一度読まなくてはなりません。 しかし・・・読む気力がありません。 ごめんなさいぃぃ~~ ゲ っと驚きはしましたが「ちょっと待って~~」状態でした。 読解力がなくて、ほんとすんません。 読み返す事があるのかないのか、わかりませんが私には読み返さなくてはならない本だった のは事実です。 でも最後は「ぅゎ、警察しっかりしろよぉ~」と思いましたが面白かったです。
0投稿日: 2014.06.15
powered by ブクログ図書館。 実にシンプルなトリックに騙されました。被害女性の人物像にどうにもシンパシーがわかないというか、なんというか。
0投稿日: 2014.06.09
powered by ブクログ2014.6.2 ネタバレ? やっぱり、ミステリーの二重人格落ちは定番か?まあでもはさみ男というタイトルには完全にはめられましたね!結局真相は本人のみぞ知る、という形で終わったのは良かったのか悪かったのか…まだはさみ男の犯行は続きそうな終わり方でした。随所に出てくる文学作品やその引用文など、全く知らないものばかりで、もっと読書しなきゃなーと反省しました。とりあえずホームズ全巻読んでみようかなー。
0投稿日: 2014.06.01
powered by ブクログ最後のどんでん返しがとっても面白くて、パラパラ読み返した!もう一度読み返したくなるー。 ちょっと序章で思ってた疑問がどんでん返しのトリックだったのはちょっと残念。というか自分が勘がいいのか??ラストもいい。ぞくっとした。 ハサミ男と医師のところ、刑事のやりとりは中盤ちょっと読みにくいところがあったから、二回目はそこをじっくり読みたい。
2投稿日: 2014.05.17
powered by ブクログどんでん返し系ミステリーのオススメだったので読んでみた。 気持ちよく騙されてラストもよかったけどスピード感がもうちょっと欲しかったなぁ。 映画化されてるみたいだけどどうやって映画化すんだろ。って描写が多かった。
2投稿日: 2014.05.15
powered by ブクログミスリードに引っ掛かりまくった。 ラストの種明かしで「!?」ってなった。 これはすごい。面白い。 多重人格が軸になる話はどうしてこうも面白いのか。 文体もすごく好みだったから他の本も追いかけてみたい。
2投稿日: 2014.05.13
powered by ブクログ見事!じわじわと、気づいた時にはもう騙されてます。最後のぞくっとする終わり方も好き。登場人物が多いので、よーく読んでないとあとで分からなくなるかも。後半からはページを捲る手が止まらず一気に読破。見事!!
2投稿日: 2014.05.08
powered by ブクログちゃぶ台返し並みのどんでん返しを期待していたけど、 じわっと黒から白に変わる感じの小説ですね。 如何に、言葉の印象や雰囲気で、イメージを先入観として縛っているのかを感じた一冊。 タイトルがずるい。 少しぬめっとした文。
1投稿日: 2014.05.07
powered by ブクログ騙されないように気を付けて読んでいたが最初から騙され続けていた。違和感をまったく感じなかった叙述トリック、かなり緻密につくられており感動。
2投稿日: 2014.05.03
powered by ブクログどこか普通です。しっかりしたどんでん返しもあったはずなのだけれどもそこまで引き込まれない。かといってつまらなくもない。 本当に普通のミステリーです。
0投稿日: 2014.04.23
powered by ブクログ既に本書は古典の部類らしいが、実に鮮やかに騙された。「ハサミ男」とマスコミから騒がれる連続猟奇殺人者が次の犯行を行うその直前に、自分とそっくりな手口で既に被害者が殺されてしまい自分がその遺体の第一発見者となってしまった・・・という所から物語がスタートする。一体この偽ハサミ男の正体は??という感じで筋を追っていくと何ともびっくりの形で後半ひっくり返されてしまう。読者が抱くであろう先入観を見事に逆手に取った叙述トリックである。未読の方は是非手に取って読んでみてほしい。
2投稿日: 2014.04.20
powered by ブクログまさかハサミ男が.....だったとは.... 途中で登場人物が複雑になったので読み進めるのがちょっと不安だったけどそこもうまく回収されているので理解できた。 前評判が高すぎて予想を超えななかったので星四つ。 内容としては満足できました。
2投稿日: 2014.03.27
powered by ブクログこの本の評判は聞いていたから、気をつけて読んでいたつもりだったが普通に騙されていた。 この手の叙述トリックは以前にも経験があると思うが、なんて学習のない脳みそだろう笑 騙されると分かっていても面白かった。 というか終盤は何を信じていいのか分からなくなっていた。そこを回収していくれる筆者の優しさがありがたかった。 難しい表現も少なくさらりと読めるのも魅力だろう。
2投稿日: 2014.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これからこれを読もうと思ってる方には人の感想は読まずにとにかく買ってくることをおすすめしたいです。 すごく面白かったのですが、私がネタバレ感想ではないにしろ感想を見てるうちにかなり身構えて読み始めてしまったので、読みながら気づいてしまったことが多く、衝撃度がだいぶ減ったと思います。 何も知らない状態で読むのが何より一番楽しめます。 シリアルキラーが主人公ということでグロイのだろうかと思っていましたが、そんなにグロイシーンはなく、犯人探しのミステリとして楽しめました。 ハサミ男と『医師』の会話や、ハサミ男の行動や考え方は興味深いものがありました。 ストーリー展開と文章が巧みで、ぐいぐいと読ませるものがあり面白かったです。 終わり方も人によっては後味が悪く感じる人もいるかもしれませんが、私はつい『にやり』としてしまいました。
2投稿日: 2014.03.22
powered by ブクログ面白かった! ストーリーは薄暗く後味も悪いけれど、ミステリーとしては気持ちよくやられた! 作中にウルフとアーチーのことがでてきてニヤリ。 きっと読み返しても楽しい。
2投稿日: 2014.03.15
powered by ブクログやられました。 一読後、ポイントとなる部分を読み返して納得。 個性的な刑事達も良かったので、この刑事達が別の事件に挑む物語も読んでみたい。。。
2投稿日: 2014.03.11
powered by ブクログ痛快なまでの叙述トリック。途中途中で、「ん?」となる記述があるにも拘らず、文を追う目は止まらない。それほどまでに卓越した構成と内容編成。特にハサミ男の倒錯した心理描写はぐいぐいと引き込まれるほどまでに奇怪で、医師のロジカルで飄々とした発言も心地よい。しかし、伏線回収において若干の違和感があるのも否めない。 ハサミ男の思い込みや主観、また一般社会においてあまり見られることのないハサミ男の性癖(口調)など、こじつけ感漂うのも事実。しかし、それを補って余りある叙述トリックの卓越性に脱帽の作品。
2投稿日: 2014.03.06
powered by ブクログまさかのどんでん返しはミステリファンでも騙された でもこの本の真髄はそこじゃない トリックを見破るが勝ちというところで終わらない、珠玉の一作 発刊から時が経っても色褪せないところもまた秀逸 ※解離性同一性障害についても非常に現実的 ネタバレというかミスリードさせていたたくと、解離性同一性障害は人格が2つってのはほぼないそうです そこがわかって読むとミスリードになりますが、これも終盤の一節で一気に解消
3投稿日: 2014.02.25
powered by ブクログ今まで読んだ推理小説の中で読んでて一番混乱した。推理を組み立てては崩して一回読んだだけではすっきりできないけど久々に最後まで結末が読めなくてドキドキが止まらなかった。
0投稿日: 2014.02.08
powered by ブクログ2014/02/03読了。 これは・・・すごい。昔のミステリーだと侮っていたが、衝撃を受けた。大胆かつ緻密なプロット。 あらすじは、ハサミ男として少女をチョキチョキしてたけど、次のターゲットを先に殺されちゃって、しゃーなし犯人を捜すというもの。これだけでも結構ひきつけられる。ハサミ男の一人称で進むストーリーの部分は鬱屈した考えが読みやすく書かれており、引き込まれる。 若干、その辺に作者の罠をしかけてるなーという予想はつくものの、かなり緻密に練り上げられている伏線は鳥肌もの。 もちろんラストにこれでいいのかなという考えもあるけど、十分お話として面白いのでもう何も言うまい。
2投稿日: 2014.02.04
powered by ブクログ思いっきり騙されました! こんなにも表現を変えるだけで、読みての意思をコントロールできるのかと驚きました! 記述トリックにまんまと騙された感じです! トリックもさることながらストーリーも読み応えありました。
2投稿日: 2014.01.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
騙された! というヤラレタ感よりも、うまく書いたなあ、という感心が先にたつ作品。 かなり身構えながら読んだので、ミスリード部分にはちょっと違和感があった。でも真犯人の推理まではできなかった。 終盤、色んな視点からの真相がごちゃごちゃと一気に明かされるので、うわわわとなりながらアクション映画のように怒涛の解決(?) 同じ言葉が、違う意味になる快感を味わうのが叙述トリック醍醐味よね。 しかし終わり方を見るとすごくバッドエンドだ…。 そういう部分も含めて楽しむ作品なのかな。 結局、他人を理解することなんてできないという暗い達観が一本の線のようにして通っている。 文体が過不足なく、さらりと読ませてくれるので、こういう系統の本にしては理想的だと思う。
3投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログ刑事たちのやり取りがとてもおもしろい! 怪しい人物にはアタリがつけられていたけれど、全く予想外の場所で足を引っかけられて転んだみたいな結末だった。 所轄の刑事たちのチームワークも抜群で、こういう形式の作品においては珍しく刑事を応援したくなった。
2投稿日: 2014.01.15
powered by ブクログ2014.1.13読み終わり。固定観念というものは恐いと最近読んできた本で何度も痛感させていただきました。真剣に信じてきたものが違うって本当に驚くものです。この本でもそれを感じさせていただきました。そのように、自分の思考を破壊し続けてよい変化をし続けられる柔軟な頭をもちたいと思えました。
1投稿日: 2014.01.13アイデアはいいが…
殺人犯の観点から物語が進む。 こういうジャンルは今まであまり なかったので、斬新だとは思う。 途中、どういうこと?と、内容の 人間関係を確認し直す部分が あったのは、僕の読解力不足かな。 最後がもう少し…ひとくせ、ふたくせ ひねりがほしかった。
3投稿日: 2013.12.27
powered by ブクログ叙述トリックは面白いですね。 もう一度最初から読み直してどこで騙されたか確認したい気持ちになります。 本当のハサミ男の真相と現実が異なることについて、結末はこれで良いのだろうかと考えてしまう作品でもあります。 余韻は結構ある作品だと思います。
2投稿日: 2013.12.19
powered by ブクログ叙述トリックには見事にハマった。しかしそのトリックが事件に関係ないので真犯人は誰でも良かったのではなかろうか、という気分。叙述トリックのみを楽しむ本。
1投稿日: 2013.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
叙述トリック作品として有名のようだったので購入。 読んでいて、トリックの根幹の部分に薄々気付いてしまったので、種明かしされた時の衝撃があまり…という感じでした。 それと、物語が進んでいくのも少し遅いなあと。 ネット上で傑作だという声もちらほらあったため、読む前の期待値が高かったのかもしれません。。
0投稿日: 2013.12.14
powered by ブクログこの本の魅力はやはり、後半のあのどんでん返しです。 あれだけ煽られてて実際どうなんだと思ってましたが、巧妙です。実に。 若干グロ注意かもしれませんが、暗めな世界観が好きな人は気に入ると思います。
2投稿日: 2013.12.11
powered by ブクログ前々から気になっていた作品。ハサミ男について途中でも疑問を感じても、人物はわからず。読み終わっても、違和感が残ってる… 2013/12/10
0投稿日: 2013.12.10
powered by ブクログ騙された…。 「騙された系のオススメだよ」って言われてたのに騙された。改めて読み返すとヒントあるのになぁ。
2投稿日: 2013.12.09なるほど
どんでん返しミステリと言う事で読んでみましたが、なるほどと思わされました。 レビューによってはネタバレに近いことを書いている人もいますので、あまり事前情報なしに読まれることをオススメします。
3投稿日: 2013.12.04
powered by ブクログこれ程の本はそう何度も何度も 出会えるものではない 映画は、読み飽きたときに見ると よろしいかと存じます。 オススメしたい一冊
2投稿日: 2013.11.30
powered by ブクログ前半は読み進めるのが辛いほど退屈でした。 なんども途中で挫折しましたが、後半に入って若干持ち直しました。 トリックがトリックなのでもう1回読み返せば違った一面が見れて楽しいのかもしれませんが、あの前半を思うともう読み返そうとは思いません。 私にはとにかく主人公が不快だし、死にたいなら殺人なんてしてないでさっさと一人で死んでくれ〜と思っていました。 それから登場人物の背景をもう少ししっかり描いてほしかったです。 主人公は当然ながら、どの登場人物にも感情移入が出来ませんでした。
0投稿日: 2013.11.21
powered by ブクログ叙述トリックでググってたら出てきたから読んでみました。 内容としては、ハサミ男と呼ばれるシリアルキラーの主人公が、今日も今日とて新しい標的をストーキングしていたら、模倣犯に標的を横取りされちゃって、、、、って話です。 感想としては随分と力技のトリックだなぁ、、、ってところでした。 だけど、「もしかしたら、、、なのではないか?」と予想はしながらも、結局トリックを見抜けず、まんまと術中にハマってしまっていたので、叙述トリックの醍醐味である、マジかよ!って驚きたい。って欲求は満たされたかな。と思います。
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ色んな方々のレビューでとても評価の高かった本作。 期待して読みました。 ただ、「期待してたほどではない」 というのが正直な感想でした。 多分、一番驚くべきところでそれを予想できて しまっていたのが一番の原因でしょうか;; でも作者の他の作品も評価が高いので 見つけたら読んでみようかなー?
0投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログ読んでいる読者をもだます叙述トリック。 読み進めていくと違和感のある文章も、トリックが あかされると納得させられる。 テンポもよくておもしろかった。 当初は映像化不可能といわれていたが、映画にもなっている。
1投稿日: 2013.11.12著者のデビュー作
読んでいる読者をもだます叙述トリック。 読み進めていくと違和感のある文章も、トリックが あかされると納得させられる。 テンポもよくておもしろかった。 当初は映像化不可能といわれていたが、映画にもなっている。
2投稿日: 2013.11.12
powered by ブクログミステリー、推理ものはあまり好きじゃないけど、何故か追悼殊能将之の帯にひかれ、読了。すごく面白かったけど、ちょっとストーリー展開についていけない所があった。今まで作者の名前すら知らなかった。
2投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログトリックだけでなく、ストーリーも面白い。 「ハサミ男」のキャラクターも丁寧に描かれていて、作品に入り込むことが出来た。 前半は展開がゆっくりで、少しじれったく感じたので星4つ。
2投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログ友人に勧められて予備知識無しで読んだ。読み終わって何度も読み返した。 素直に読み進めたらきっと驚く結末だと思う。 オススメの一冊。
2投稿日: 2013.11.04再読しても面白い
いい感じでだまされた。 注意深く再読しても「よくできてるなぁ」「うまいなぁ」と、うなってしまう面白さがあった。初読ではただただうまく騙されて驚き、再読するとそのていねいで慎重なところそのものがトリックだったことに気づいて驚かされました。 固定観念にしばられてはいけないということに気づかされる一冊。
2投稿日: 2013.11.02再読必至のサイコミステリー
ターゲットの情報を収集し、いつでも実行に移せるように用意していた犯行が、模倣犯のせいで無駄になってしまう。偽物は誰なのか、私は真犯人を突き止めるために動き出す。 自殺癖のある多重人格者というキャラクター造形から、主人公の只者でない雰囲気が伝わってくるけれども、本当にびっくりするのは物語が核心に迫る終盤から。 トリックが明かされることで、逆に読者は混乱し、何度も前のページを見返すことになります。 ぜひ新鮮な気持ちでこの作品を味わって下さい。
12投稿日: 2013.10.30出会い方次第では絶対絶品の名作ミステリ
この作品に出合ったのはミステリ初心者の頃で正直読んでかなり大きな衝撃を受けました。 トリックとういうかストーリーの全体的な構成に感動しました。 内容は少しでも書くとネタバレになりそうなので書けませんがとりあえず特殊なミステリー作品です。 この作品を読むときは詮索なしで素直に読んで騙されてください あらゆるものから・・・
4投稿日: 2013.10.20いまは亡き殊能センセーのデビュー作
追悼の意味をこめて、13年ぶりの再読。 いちばん大きな●●誤認トリックだけを記憶していたけれど、その他の部分はほとんど忘れており、新鮮な読書体験をしました。 デビュー作で、この完成度。すごい人だったんだな、としみじみ思う。 スタイリッシュで、洗練されていて、いま読んでも色あせていない。
2投稿日: 2013.10.15殺人犯の手記
話は猟奇殺人犯視点でほとんど進んでいき、それに刑事視点が時々加わるという進み方をしていきます。猟奇殺人もので多い、詳細な惨殺シーンや性的描写もなく、こういうシーンが苦手な方でも平気だと思います。(ただし殺害するシーンがないわけではありません) 登場人物としてプロファイラーが出てきますが、あまりプロファイリングに重点を置かずに、地道に捜査をしていくというところが日本の推理小説らしさが出ているなぁと思いました。よく海外の猟奇殺人ものを読んでいる人間なので逆に新鮮でした。 日本人の小説で猟奇殺人を扱った本を読みたい人には、打ってつけだと思います。もちろん初心者の方にもオススメです。
4投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ一つの殺人事件が文脈を変えるとこんなに天地逆さまに見える、という実験的境地が売りの殊野作品第一弾。メフィスト作品の中では異端なのではないでしょうか。探偵役=殺人犯であり、その殺人犯=???という到底結び付けられない構図で読者をからかって遊ぶ殊野たんの茶目っ気が、一部のミステリマニアから愛されているらしいのですが、私もその茶目っ気にやられそうです(笑)後は人格破綻の心理とか、多重人格描写がすごい。もしや殊野たんこそが心理分析官?名探偵?あるいは殺人犯?と思わせる肉薄ぶり。やはりミステリ作家ってやつは覆面作家でなければね。「黒い仏」や「樒/榁」も読んでみたいな。
2投稿日: 2013.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
見事にやられました。え? どこで? どこから騙されていたのだろう? ってもう一度最初からじっくり読みたくなる話です。うまい! 既にタイトルから騙されていたことになるのかな^^;
3投稿日: 2013.09.27
