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総合評価

782件)
4.0
240
293
168
24
8
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    2本とも世界観がとても良かった。とても好みのところを突かれた。 ホラーというより、怪奇といったほうが近いのかもしれない。 日常と非日常の境界の書き方がとてもよくて、 幼い頃にもしかして自分も体験したような・・?という不思議な錯覚に陥った。 謎や話の核、見せ場が主人公以外の人物にあるのはホラーだからなのかな。 主人公が常に受け身の傍観者(読者視点)で、いてもいなくてもどっちでもいいというような立ち位置なのが物足りない感じがした。 ファンタジー要素が、この世界観にしてはちょっと濃すぎるかなという部分もあった。 しかしそれを補って余るほどには、面白かった。

    3
    投稿日: 2018.06.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    日常の裏にある非日常を描いた作品。夜市も風の古道もハッピーエンドとは言い難いが、読後感はとてもよかった。というのも、異世界を描いた作品は細かい背景の説明はせずに雰囲気だけを楽しませるものも少なくないが、本作では裕司の弟の行方やレンの出生の秘密など読者の気になる肝となる部分は明確にしてくれているからだ。 他の方のレビューにもある通り、千と千尋などジブリ作品を彷彿とさせる心地よい雰囲気を味わえた。出来れば同じ世界観で他の物語も読んでみたい。

    3
    投稿日: 2018.06.04
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    夜市も素晴らしいが「風の古道」が本当に素晴らしい。幻想的で雰囲気は、ジブリみたい。 恒川さんの本は、神秘的な雰囲気で変わってるのでおススメ!

    3
    投稿日: 2018.06.03
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    「異世界」を舞台にした、現実離れした、幻想的な世界観が物語で、とても良かった。 角川ホラー文庫から出版されているが、ホラーよりも幻想小説に近い。

    3
    投稿日: 2018.05.31
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    ホラーというよりファンタジー的。 そしてとても切なくて、悲しい話だった。 『風の古道』は『千と千尋の神隠し』の世界を思い出した。本当にそういう世界があるのかも、と思ってしまうな。 熊野古道の風景を思い出しても、あちらに行けそうな気がしてしまう。 いなくなった人って、あちらの世界にいるのかもしれない。

    4
    投稿日: 2018.05.24
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    初恒川。もっと早く読めば良かった…。表題作の「夜市」は勿論のこと、もう一作の「風の古道」がもう抜群に良い!カミやモノノケが通る道、雰囲気が大好き。ちょっとノスタルジックだったりして、もう…ね。他の作品もぜひ読みたい^^

    6
    投稿日: 2018.02.19
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    文体が綺麗で良い。言葉を大事に使っているのがビシビシ伝わって来る。おのずと中身もそれに比例して充実の内容になるんだな。良い本に出会えた

    3
    投稿日: 2018.02.11
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    するっと少し違った世界に迷い込んだような そんなお話。この普通とはどっかちがうけど、 そういうもんだったような、と読めてしまうのがツボ。

    3
    投稿日: 2018.01.30
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    ホラーというよりは、ファンタジーとノスタルジーが融合した作品。読みやすくどこか懐かしい読後感がいい。

    2
    投稿日: 2018.01.06
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    さみしい黄昏のにおいのする世界。 収録されている2作のうち、表題作『夜市』は試作のようなレベル。もっと推敲すればいいのにと思う。が、おもしろい。

    3
    投稿日: 2017.12.19
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     ファンタジー? あれ? ホラーなのかな?という出だしから始まる夜市。タイトルの通り夜市に迷い込む話なのだが、この語り口や展開の残酷さ(ホラーだからね)は、今まで見たことの無いものである。  風の古道もまぁ、ああ、すごい。  昔話を聞いているような、そんな読後感。  面白かった。

    3
    投稿日: 2017.11.29
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    初、恒川光太郎。日本ホラー小説大賞受賞作。 2編収録されているが、表題の作品が秀逸。 この独特の世界観にグッと惹き込まれ魅了された。 括りとしてはホラーになるのかなあ。何となくしっくりこないが。ただ結末は涙を誘う。哀しく美しい話だった。

    5
    投稿日: 2017.11.14
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    読了日2010/02 「夜市」「風の古道」 帯に第12回日本ホラー小説大賞受賞作と書いてあるけど、ホラー?ではないと思う。 ホラーといよりファンタジーというか不思議な世界のお話。 ジブリの 千と千尋の神隠しやトトロみたいな不思議な空気感があって、日本昔話みたいな雰囲気があって好きな本でした。

    2
    投稿日: 2017.10.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2作とも幻想的な、だけど実は私たちのすぐ傍にも存在するのかもしれない異界を舞台にした作品で、構えていたほどホラーな作品ではなかった。1つ1つのシーンが映像として思い浮かぶような美しい文章。少し怖くて奇妙な余韻の残る表題作と、切なく儚い「風の古道」、どちらも素晴らしい作品だった。

    3
    投稿日: 2017.10.23
  • なんとなく懐かしさを感じます。

    ホラー大賞受賞作ということで読んでみました。 期待していたホラー感は少し薄いかな。 どちらかといえば、ファンタジー、それもすぐ近くにあるパラレルワールド的な感じでしょうか。 ストーリーを述べるのは避けますが、 「夜市」では、すぐ隣にあるようなないような市(夜店?)を中心に話が広がっています。 「風の古道」では、普通の住宅街のすぐ近くにあるようないような道が舞台です。 そう、どちらも、日常生活している場所のすぐ近くにある異世界が舞台で、特にトイレに行くのが嫌になるような、おどろおどろしい凄惨な話はありません。 ノスタルジーを感じさせるような、不思議な世界観でした。

    0
    投稿日: 2017.09.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「今宵は夜市が開かれる」 夕暮れ時、学校蝙蝠がぐるりと町をまわりながら教えてくれた。 どんな物でも手に入れることができる夜の市場で、ある者は野球の才能を買い、またある者は自由を買った。 夜市で買い物をしない限り朝は永久に来ない。 無事に朝を迎えるために彼らが夜市で買った物とは…。 以前から評判のいい恒川さんのデビュー作。 噂通り内容もゾクゾクして引き込まれるし情景の描写が美しい。 書き下ろしの『風の古道』もいい。 踏み入れてはいけない道に迷い込んでしまった少年のひと夏の不思議な旅。 あの道は私の住んでいる町の路地裏にも誰知れずひっそりと、きっとあるに違いない…。 ここから恒川ワールドが始まった。

    9
    投稿日: 2017.08.17
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    あの世とこの世 そして、もうひとつの世 すばらしい、この世界観大好き。 「夜市」 僕は野球がうまくなりたかったんだ。 でも、お金がないから弟を売った。 そして・・・ 「風の古道」 殺された恋人を生き返らさせたい。 だから、私は身籠りその恋人を産んだ。 そして・・・ 読書中、 頭の中で不思議の国のアリスや パプリカ、身毒丸、ゲゲゲの鬼太郎などが ぐるぐると浮かんでくるのは楽しいが、 非情で切ない内容でもあった。 確かに 不気味な道ってある 胸騒ぎを感じたら行くのは止めよう その先は夜市かもしれないから・・・

    2
    投稿日: 2017.08.14
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    夜市と風の古道の2本立て。 個人的には後者が好き。 風の古道の旅をもっと読んでいたかった… 現実世界と紙一重で存在する異界が舞台。 文章は簡潔で読みやすく、物語に入り込んでしまった。

    5
    投稿日: 2017.07.12
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    おもしろかった!! 「夜市」は市場で弟を買い戻しに行く話です。  不思議な市場で 魑魅魍魎相手に 何か買わないと 帰れないシステムはなんとも怖かったです。 「風の古道」は この世のものでは無い者や神様や死者が行き交う古道で ときどき人間も紛れてしまうというはなし 行きたいような 怖いような道の話でした。  わたしは「風の古道」のほうが好きなお話でした。

    3
    投稿日: 2017.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    カテゴリとしてはホラーなのだが、なんというか、、、世にも不思議な物語的な感じですかね 怖いというよりも不思議な感じがするかなと 短編集というか、2作品が含まれていました 1作目はタイトルともなっている夜市 主人公は20歳前くらいのタイミングで女性とともに不思議な夜市に参加する 主人公は実は以前にもこの夜市に参加した事があり、そこで「野球の才能」を購入したのだ この夜市は現世とは違う異世界、異次元の世界にあるのだった で、支払ったのは、、、実の弟 その才能で良い思いもしてきたのだろうが、どこか満たされないというのか複雑な思いもあった 才能を勝ったとは言え「世界で一番」という事にもならないらしく、自分の才能が20あったとしたら+50くらいを購入したという感じ つまるところ、そういったブーストをしなくても才能を持ってたゆまぬ努力をして80とか90とかの人もいる その上でもう弟はいない 元からいない存在となってしまっているのだが、自分は忘れていない それなりに才能があるが突き抜けられない状態でなければ感じられない感情があり、複雑な思いだったのだろう で、弟を買い戻す為に夜市に行く そこで一人の老紳士に会う 端折ってしまうが、結論は一緒に行った女性と老紳士が元の世界に戻る で、その老神事が実は弟だった 兄が過ごしてきた時間もあったが、当然ながら弟が過ごしてきた時間もあった 不思議な読後感なんですよね 2作目も異次元の話 子供達が異次元に迷い込んでしまう そこで出会った男がいた その人は普通の人間だが、異次元からは出られない ある女性が相方の男性を殺害されて異次元に入り、異次元で産んだのが彼 異次元で生まれたから異次元からは出られないと 男には相棒がいたが、迷い込んだ子供の一人が、その相棒に事されてしまう 生き返らせる為にその男と子供が異次元世界を旅するというストーリー展開 旅の過程で、その相棒は男性を殺害していた事がわかる 父親殺害の犯人だった訳だが、このあたりの描き方はうまくて不思議な感覚があった 最終的には子供も現世界に戻る事ができた 男から教えてもらった事などがあり、少し大きくなった子供の感じが出ていたかな 面白い作品ではありつつ、少しハマらなかったかな

    1
    投稿日: 2017.04.08
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    読み終わってから感じたのは、やあるせなさとノスタルジー。経験したことのない神社でのお祭りの熱気や、舗装されていない道を踏む感覚。夜と夕方の境の少し不安になる感覚を覚えた。救われるとか救われないとか、そういうものではなく、世界のルールというものの前では人間の情は武器にはならないようだ。

    1
    投稿日: 2017.01.30
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    地方に伝わる昔話を現代に蘇らせたかのような不思議なお話。 人間の住む世界と妖の住む世界の境界。 そこが小さく人知れず開くことによって始まる妖しい物語。 何となく郷愁誘われ、物悲しさが漂う。 映像化しても面白そうな作品。

    1
    投稿日: 2017.01.16
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    これは面白い!新年いい滑り出しした!とホクホクしている。 某書店の閉店時の店員さんおすすめコーナーで買ったんだよなぁ。いい出会いしたなぁ。 世界の狭間にある市場。そこではあらゆるものが手に入る。なんでも切れる刀、人より遅く年を取る薬、野球の才能。再びその場に訪れた青年の目的は…。 そこは魑魅魍魎、選ばれた人間だけが歩むことの出来る道。そこに迷いこんだ少年二人の物語。 夜市と風の古道2編からなる一冊。 何かのホラー小説大賞を受賞しているらしい。おどろおどろしい雰囲気、非現実的な不条理さ、とホラー小説の要素は揃ってる。 でもそれだけではなくて、幻想的な文体が引き立てる。不条理なルールが突きつけられ、登場人物はそれにもちろん怯えるのだけども、怯まず最善の道を模索するのがいい。必ずしもハッピーエンドではないけれど、最善手を打とうとしつづけるから、後味の悪さも残らない。ストーリーもコンパクトに、かつ想像力を震わせるくらいの余剰をもってまとめられる。 こんないい作家さんがいたのかぁ。他のも読んでみたいな!

    8
    投稿日: 2017.01.07
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    「夜市」は怪談ともSFともとれる不思議な空間のお話。 個人的には「風の古道」の方がとても良かった! 何回でも読み返したくなる。 これもまた不思議な空間。

    8
    投稿日: 2016.12.29
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    不思議なのにどこか懐かしくも感じる世界で地に足のついた生き方をしている不思議だけど親近感を覚える人たちの話。 じんわり心に残りました。好き。 作者の他の本も読んでみよう。

    2
    投稿日: 2016.10.25
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    やっぱりこの方の世界観好きです。ストーリー云々じゃなく、この懐かしくて切ない空気が。少し恐ろしい。美しい。 凝った文章ではないのに、これが「センス」か…

    1
    投稿日: 2016.09.18
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    日本ホラー小説大賞受賞作ということで、怖そうだけど読んでみた。「夜市」と「風の古道」どちらも、日常とは違う“あちら側”へ踏み入ってしまうと容易くは出られない畏ろしさがあった。読めば読むほど物語の世界に入り込み、心地よく浸ることができた。読み進めるうちに、バラバラだった事柄が関連付き始め最終的に一つに繋がった。鮮やかで爽快だった。

    2
    投稿日: 2016.09.18
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    不思議な魅力のある作品。冒頭は今市子のコミックを思わせ、ありきたりな予感を感じさせるが、途中からがらりと異様な展開を始める。ほかの作品も読んでみたい。

    2
    投稿日: 2016.08.08
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    表紙買いの様な形で読み、独特の雰囲気や世界観にとても興奮を覚えました。 ページを進むごとにどうなっていくのだろうと期待が膨らみ、最後のページを読み終えたときには放心し椅子から落ち、ただただ心が削がれた気がしました。 一番近い気持ちとしては一目惚れして知れば知るほど好きになり、自ら進んで手を取ったけれど、一方的に犯され捨てられた。そんな気持ちでも嫌いになりきることができず、忘れたくても忘れることのできない作品です。自分としては。

    0
    投稿日: 2016.07.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何年も前に存在を知っていたのだけれど、なかなか読むに至らず、今回夏に読むのに相応しい感じがしたので読んでみた。夜市と風の古道と言う二篇からなる本。どちらのお話も、読んだあとなんとも言えない余韻の残るもので、文章も抒情的な感じがしてとても好みだった。この人の別の本も読んでみたい。

    4
    投稿日: 2016.07.21
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    初めての恒川光太郎作品。 独特の世界観と独特の読了感。 ホラーな空気を感じさせつつも暖かい、なんだか切なくなる世界観。 はまりそう!

    2
    投稿日: 2016.06.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1話目は「夜市」 2話目は「風の古道」 私が余り読まない ホラーになるのかな? 今回改めてホラーを書く作家って 凄いなぁ~と思わされた。 現実に無い事に着眼して 話を作り出すなんて。 風の古道は どこか子供の頃の 冒険心を思い出させるような、 それでいて、もの哀しい話だった。 どちらも短い話なので あっという間に完読。

    2
    投稿日: 2016.06.08
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    ジャンルとしてはホラーですが、その要素はあまり前面に推してはいないと感じました。幻想的なお話で情景やら雰囲気が美しいです。短編二つで構成されていて、一つは表題である夜市。もう一つは風の古道です。個人的に風の古道のが好きです。少年二人が古道に迷い込んでしまうことから始まります。古道には神々や人ならざるもの。人間以外のさまざまなモノがいます。友人がとあることで死んでしまいます。友人を生き返らせるために主人公と風の古道に住むもの二人で旅をします。

    0
    投稿日: 2016.06.06
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    まず、表紙が気に入っている。本のタイトルの「夜市」も良かったが、「風の古道」が特に良かった。風の匂いや、色彩鮮やかに目の前に風景が浮かんでくるようだった。ジブリか新海監督あたりでアニメ化してほしい。

    3
    投稿日: 2016.05.24
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    『いや、約束は今日、果たされたんだ』 ◎平易な表現と、日本的なゆきてかえりし物語の叙情性が見事に両立。他の作品も読みたくなりました。

    2
    投稿日: 2016.05.23
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    昔読んだ話ですが懐かしくなり再読しました。 当時はきれいな表紙に惹かれて読んだのだと思います。 文体はじんわりとしていて、世界観はきれいで独特。ライトな日本的ホラーだと思います。人物への共感などは特にありませんでしたが、物語として楽しめたので良かったと思います。

    3
    投稿日: 2016.05.04
  • とても不思議な物語だった。

    怖くはないけど、読んだ後もこの不思議な世界からすっきり抜け出ることができないまま、なんだかもの悲しさが残る。あれから裕司はどうなってしまったんだろう、とか、レンはどうしてるんだろう、とか、妙に余韻が残ってしまう。とても読みやすくて、面白くて悲しくて不思議な本だった。

    1
    投稿日: 2016.04.20
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    美しい文体。読みやすい馴染みのある言葉によって見事に非日常が魅惑的に描かれていた。 「夜市」と「風の古道」の短編二本立てで、もともと薄い本だがさらに一話のボリュームは軽い。しかしながら、一気に読みきったものの物足りなさはなく、心地よい読後感を与えてくれる。 現世と異界、というキーワードに魅力を感じる人にはぜひ読んでもらいたい。

    4
    投稿日: 2016.04.18
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    “ 夜市 ” と “ 風の古道 ” の2話。 両方とも文句なく面白かった! 発想が凄い! 不思議な世界にぐんぐん引き込まれていく。 夜市に呑み込まれたり古道をさ迷い歩いたりスリルを味わいながら読んだ。 恒川さんの想像の世界を堪能した。

    3
    投稿日: 2016.03.26
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    「夜市」と「風の古道」。 角川ホラー文庫だけど、きれいな話だった。 話の展開的に、「夜市」が好き。 「老紳士」がなかなかいいキャラ。

    2
    投稿日: 2016.03.17
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    【夜市】【風の古道】の2編収録。どちらも良作。両A面シングル級のお得感。これはお買い得である。民俗的な匂いを醸し出しアチラとコチラの世界を行き来する『道』がテーマなのだが、その世界観が切なくも悲しくもあり、ちょっと怖かったりして一気に異界へ引き込まれた様に錯覚する。魔界では無く異界なのがこれまたイイのだ。学校蝙蝠や永久放浪者、「なぜ、人攫いかと分かるかというと、どこからどう見ても人攫いだったから」等の言葉選びも絶妙。P210のラストの語りはある意味人生そのものかも知れない。

    2
    投稿日: 2016.02.27
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    ファンタジー好きなのに恒川さんの本を読んでいないのはどうかと思い、手にとった。透明感、というのが似合う文章は簡潔で、情報量は少ないようなのに、短編の中で登場人物の人生をきちんと感じさせてくれる。また違った世界観の作品もぜひ読んでみたいと思った。

    1
    投稿日: 2016.02.07
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    面白かったです。 ホラーという感じはあまり無く、異世界ファンタジー色が強いですね。 でも読んでいる間、ずっと地に足が付いていない様な不安定な気分になります。 夜市も古道もどちらも情景描写が素晴らしく、面白かったです。 雰囲気的には恩田陸さんのホラー(?)が近い感じでしょうか。 恒川光太郎さんは初めて読んだのですが、もう1冊気になる作品があるのでまた機会があれば読んでみたいと思います。

    3
    投稿日: 2016.01.30
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    面白かった。 ゾクッと来るホラーとふわふわするミステリー感が独特な作品。面白いなぁ 短い話なので、時間を空けてまた読もうと思う。 夜市より風の古道の方が好みかな? どちらも読み終えた後、少し後を引きづる感がなんとも気持ちよくも寂しい感じがある。 うん。良い買い物をしたなぁ〜

    3
    投稿日: 2016.01.24
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    彼岸と此岸の境目、生と死の狭間に身を置くという感覚は誰でも一度は抱くものなのではないだろうか。 恒川光太郎という初対面の著者はそんな混沌の世界を目の前に展開させてくれた。 異界往還描写、というのだそうだ。 導入部のあまりに現実離れした話の流れに少々不安を覚えながら、進むにつれ自分の内にある遠い記憶のようなものが舞い戻ってくるかのような感覚になる。

    3
    投稿日: 2016.01.11
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    何でも手に入るが、何かを手に入れなければ出ることができない「夜市」。 幼い頃に迷い込んだ裕司は、時を経て、再び「夜市」に足を踏み入れる―――― こういう話を読むと、まず考えてしまうのが「自分だったらどうするか」。 お金は際限なくあるとして、三度しか訪れることのできない「夜市」で、私なら何を手に入れるだろう。 永遠の命はちょっといいなぁと思うけれど、そんなたいそうな物を望むと代償が大きそうだし… 無難に済ませたいなら、その辺の石ころを1万円でも購入する方が、いいのかもしれない。 多少怖い思いをしてでも行ってみたいけれど、きっと、迷い込まずにいられるならそのままの方がいい、そんな空間なんだろう。 余談だけれど、「夜市」と「風の古道」には、それぞれ色があるような気がする。 前者は墨絵のような淡い墨色。後者は、茶けた緑――――ちょうど、落ちて日の経った笹の葉みたいな。 話自体もとても面白いけれど、仄かな色彩が胸に残る、不思議な物語。

    3
    投稿日: 2016.01.05
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    とても綺麗な文章だった。 簡潔だけど情景が頭の中にどんどん浮かんできます。 ホラー文庫ですが、全く怖くはありません。 同時収録の「風の古道」の方が個人的には好きでした。

    3
    投稿日: 2015.11.22
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    活字と言えば ハリーポッターとホビットしか 読まなかった私を 本の世界に引きずり込んだ一冊 夜市よりも 風の古道のほうが好きでした 日本の古き良き田舎の風景に 溶け込むような怪しく切ないストーリーに ちょっと涙腺が危なかったです 風の古道は又時が経ってから 読み直したくなるような 世界が存在していました。 心の中のスクリーンに 鮮明に映し出される情景には どこか懐かしい気持ちになります。 恒川さんには、 これでどハマりしました。

    6
    投稿日: 2015.09.21
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    お友達から借りて、拝読。 2005年第12回日本ホラー小説大賞受賞作 …らしいのだけど、ホラー的雰囲気は薄く ダークファンタジーの様相が強い。 異形の者達の描写などはあるものの おどろおどろしさはなく 登場人物達(たぶん作者も)は「異界」「闇」に対して 恐れというよりむしろ、惹かれている描写があるのも その一因なのかもしれない。 不意に(中には故意の者も)異世界に迷い込む主人公達。 読んでるこちら側もそれと同様に 最初は見慣れぬ用語に戸惑いつつも、訳のわからぬままに 物語の中に連れ込まれていく。 その辺りの導入がうまいなぁ…と。 自分の印象としてだけれど、 ブラック版伊坂幸太郎氏の様な雰囲気を感じた。 物語がちゃんとぐるりと回転して 伏線を綺麗に回収しながら、起承転結する。 (これが上手くできてない物語は、  読んでいてイライラすることこの上ない) 物語の骨組みはもちろんだけれども それを支える語彙力や文章力も、申し分ない。 あとがきにあった、林真理子氏の前述の大賞選評の一部 「幻想的な美しさを醸し出す無駄のない文章、  抒情的ではあるが、  余分なセンチメンタリズムに陥らない知的な文章」 という描写は、まさにその通りなのではないかと。 幻想的ではあるものの、余分なセンチメンタリズムがなく スッキリした読後感。 恥ずかしながら「遠野物語」など 文学界の王道はまだ未読なのですが(今度読んでみよう) ネット界での王道「きさらぎ駅」など 神隠しや異世界物が好きな、私の様な方にはおススメの作品です。

    4
    投稿日: 2015.09.09
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    角川ホラー月間最後はダメな1冊。「日本ホラー小説大賞受賞」ってとこでダメな予感はしていたけど、案の定。 2本の中編が収められているが、両方トワイライトゾーン系の存在しない空間に入り込んでしまう話。そこで抑えておけば良いのに、異形だのなんだのを詰め込んでしまって、ひとりよがりのストーリーに置いてけぼりにされる。 文章も改行が多いため、さらっと読み終わることができるが、全く残らない。その一方で、会話文も咬み合っていたりいなかったりと、なかなか理解しづらい。同じフレーズを繰り返したりして、語彙力が足りていない。 世界設定を売りにするのなら、もうちょっと丁寧に設計してから書き出すべきで、あと付けで作ったのがまるわかりな設定(夜市は3回までしか行けない、道で生まれたものは外に出られない等)も、どうなのかねえという気がする。 よっぽど力がある人でなければ、異形系のファンタジー小説は無理なんだろうな。畠中恵も含め、体外失敗作が多い現実を、出版社の人もよく見るべきであろう。 お金を出す価値はない。

    0
    投稿日: 2015.09.01
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    こういうのが読みたかった‼️ 説明文ではなく、文章の印象で 世界観が脳内で映像化する小説を。 不思議な世界を不思議と書かず世界に引き込む説得力。 ゾクゾク嬉しくて 布団の上でジタバタしながら読みました。

    2
    投稿日: 2015.08.23
  • 横道にそれたら、そこにあるかも・・・

     「夜市」と「風の古道」の2編。両作とも強い繋がりはないものの、千と千尋や遠野物語のマヨヒカ、桃源郷などと同じ、近くて遠い異界のお話。   本文中にもあるのですが、これは登場人物が異界で経験することによる「成長の物語」ではありません。読者の心をほんの少し揺さぶって、ほんの少しだけ不安にさせる・・・リアルな恐怖より不思議な不安を感じる上質なホラーだと思います。 なにかわからない胸のざわつきを体験したい方は是非!おススメです。

    15
    投稿日: 2015.08.19
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    夜市と風の古道の二つの話が入ってる短編で、両方とも短編とは思えないほど重厚で満足の行く内容で面白かった。

    2
    投稿日: 2015.08.13
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    オドロオドロしい夜市。サラッと読める。 野球の才能と引き換えに弟を売った青年。 夏の暑さの中で足元をすくわれるような、ヒヤッとした感覚。 思わず茂みに夜道の気配をかんじてしまいそう。

    4
    投稿日: 2015.08.11
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    ホラー・・・なのかな?これ。怖いの嫌いだけど、別に怖くなかった。 モノではないものも買えるという、何でも売っている「夜市」。その昔、この「夜市」で弟を売り、代わりに才能を手にした少年が、その行為を悔やんで弟を取り戻しに行く。けれどもちろん、もう弟の姿はあるはずもなく―― そんな表題作と、あと一つ短編がありました。が、どちらも堂々巡り感があったなぁ。。。読みやすいのは読みやすいです。両方とも。すらすらいくから、ちょっと時間が空いた夏休みなんかにいいと思う。 貸してくれた元同僚のH氏へ、感謝を込めて。

    0
    投稿日: 2015.08.10
  • 子供時代の責任の取り方

     子供のときにちょっとした冒険心で友達や兄弟に迷惑をかけてしまったこと,ありませんか?それが取りかえしのつかないことに繋がったとしたら?  そんな話2つが含まれています。 ホラーというほどの要素はないので,ホラーは苦手という方でも大丈夫です。

    0
    投稿日: 2015.08.09
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    普段あんまりホラー小説は読まないけれど、夏だしホラーでも読んでみようかみたいな安易な感じでセレクト。笑 表題作は2005年の日本ホラー小説大賞受賞作。 妖怪たちが開く“夜市”では、何でも望むものが手に入る。 小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに野球の才能を買った。そして実際野球のヒーローにはなれたが、弟を売ってしまったという罪悪感に苛まれ続けた裕司に、再び夜市を訪れる機会がやってきて… ホラーだけど、怖いというよりもファンタジックで哀しかった。 読み手を怖がらせるような、無意味に人が死ぬなどという仕掛けはなくて、後悔とか罪悪感とか心理描写もしっかりしているから哀しいし、ぎょっとするような怖さではなく、こんな世界がもしもこの世に実在したら?と考えてじわじわと恐ろしさを感じた。 表題作よりもやや長い「風の古道」という中編も収録されているのだけど、個人的にはそちらの方が強く印象に残った。 異世界に迷い込んでしまった二人の少年と、その世界の住人である青年の物語。 両方に共通するキーワードは“異世界”なのだけど、「風の古道」の方が、そこに入ってしまったきっかけがとても自然だから恐ろしさが強かった。 自分も幼かった頃、友だちとよく知らない道を歩いて、またそこに行こうとしたのに結局道を見つけられなかった思い出があって、それは単純に子どもだったから道順を覚えられなかっただけかもしれないけれど、記憶には奇妙な経験として色濃く残ってる。 そういう感覚がまさに小説になっていて、もしかしたら現実世界と並行してこういう異世界があるのではないかと考えたりした。神隠しと呼ばれるものの不思議、とか。 とにかく、続きが気になってあっという間に読んだ。 深層心理に恐ろしさを与えるようなホラー小説でした。

    14
    投稿日: 2015.07.21
  • 古来日本が舞台の和製ファンタジーの傑作

    この著者さんのファンタジーはハマりますね。「竜が最後に帰る場所」「スタープレーヤー」に続き3作目の読書。全2作はそれぞれアフリカや中世欧州っぽい設定でしたが、この「夜市」は日本古来の風景や伝統がベースになっていて、日本人が読む分には行間で雰囲気が伝わり、想像力が超刺激されてすうっと入ることができると思います。空気感のある世界設定がすごく上手い著者の作品の中でも、真骨頂発揮という感じがします。「千と千尋の神隠し」が好きな人なら、この作品もきっと好きになるのではないでしょうか。読んでる間は、上質な異世界トリップがきっと楽しめます。

    5
    投稿日: 2015.07.21
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    そんなに怖くない不思議系ホラーと聞いて読んだ。 夜市と風の古道の2篇。後者の方が好き。 夏休みの思い出のような郷愁を誘う透明感がある。 神隠しとかお盆になったら死んだ人が帰ってくるとかいった日本に昔からあった身近にある恐さを思い出す。 悲しくて切なくて印象に残る話だった。

    3
    投稿日: 2015.07.18
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    夜市 学校蝙蝠、永久放浪者といった単語がこれといった説明もなく出てくるが、いつの間にかその不思議な世界観に引き込まれているのであまり気にならない。 最後は切ない。 風の古道 すぐそばにあるのに気付かれない異界。色々なものが通る未舗装の道。 古道で産まれた者、死んだ者は古道の所有物になる。それが永久放浪者。

    3
    投稿日: 2015.06.30
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    冒頭から、「学校蝙蝠」なるものが登場し。「ホラー大賞」なのに、いやに漫画的で、少々面食らった。 ファンタジーは嫌いではないが、メルヘンチックなものは苦手だ。不安を感じながら読み始めたが、裕司たちが「夜市」に足を踏み入れた時には、私もいつの間にか、同じように「夜市」に心を奪われていた。 ひんやりとした独特の雰囲気を感じる文章。 あっという間に読めてしまうほどさらっとしているのに、軽くない。絶妙な「密度」をもっている。 内容も、ありがちな西洋的(あるいは無国籍?の)洋風ダークファンタジーではなく、日本的な(日本であるとは言えない)世界観で、それもまたよかった。 (適切かどうかはわからないが、漫画「HoLiC」の世界観と似ている気がした) この作者の作品は初めてだったが、もっと読みたいと思わされた。 ☆-1の理由。 「夜市」の結末が、え、ここで終わり?という終わり方だったからだ。 これは作者のせいではなく、背表紙の紹介文のせいだと思う。「奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、…」とあったので、もっとドラマティックな終わり方を想像してしまったからだ。内容と合っていないように感じられた。 それから、これも裏表紙の紹介文から収録作品が「夜市」だけだと思い込んでいた(ネット購入のため、目次がわからなかった)ためだ。「表題作」という一言があれば、と思う。(「風の古道」は、作品自体は私にとっては「夜市」以上に魅力的だった。) また、紹介文を読むと裕司が主人公であるかのように思えるが、実際には途中までいずみの一人称で話が進む。このあたりも引っかかった理由の一つだ。 内容面ではなく些細なことだが、読者は作品に入る前に紹介文を読んでイメージをある程度形にするのだから、紹介文は適切でなければならないと思う。 レビュー全文 http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-452.html

    3
    投稿日: 2015.06.14
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    5個じゃ足りない、そんな作品 美しく儚くどこか恐ろしい独特の世界観に気づいたら飲み込まれていた いろんな人に読んでほしい 読んだ後の満足感が心地よかった

    3
    投稿日: 2015.05.25
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    ホラー小説ではあるが決して人を驚かせるような小説ではなく、心に語りかけてくるような優しさと静謐さに満たされる不思議な読後感。 とにかく文章が美しく、もはや文豪のそれと比べても遜色がないほど。こういった文章を端正と呼ぶのだろう。

    0
    投稿日: 2015.04.28
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    【せんと千尋の神隠し】のような世界観の中での厳しい現実的な物語! 夜市には30万円ぐらい持って買い物に行きたいし、風の古道は一週間ぐらい旅行したいなと思いました。 行ったことの無い場所ですが、勝手な望郷の念が心の底から湧き出してくる作品です。

    4
    投稿日: 2015.04.22
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【内容】 「夜市」 裕司が幼いころに知らずに弟と迷いこんだ夜市は、この世のものでない妖怪のような者達が店を出して、望むものは何でも手に入る市だった。ただし、夜市で何かを買わなければ帰れない理があり、弟と引き換えに「野球の才能」を買った裕司が、成長した後、弟を取り戻すため、からっぽになってしまった自分の人生を終わらすため、再び夜市を訪ねる。 「風の古道」 幼いころ、花見の帰りにうっかり迷い込んだ不思議な道があった。12歳のある日、友達を伴い古道に入り込む。そこで古道を旅する青年レンに出逢うが、その後不幸にも友達が殺されてしまう。 レンの言う死者を生き返らせる寺へ、旅することとなる。 【感想】

    0
    投稿日: 2015.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    『夜市』夜市に行ったら、買い物をしないと戻れない。才能と引き換えに売った弟を買い戻すために再訪する兄と、人買いの詐欺、道行の老人、意外な展開と着地点。怖くはないけど、ほんのり冷たい煙のなかに浮かぶ明かりのようなはなし。ありそうでみたことのない世界の、存在感が秀逸。 『風の古道』神様の通り道に迷い込み友人を失った少年が古道で生まれた青年とともに蘇生の可能性を求めて雨の寺を目指す。世界観が独特だなあ。幼い頃に見ていたような身近な異界の原風景と、どちらかというとドライな展開。懐かしいような新鮮なような、くせになるかんじ。

    0
    投稿日: 2015.04.06
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    流石大賞受賞作。 怖いくらいリアル、ってか怖い。 しかし怖がらせるためのホラーじゃなくて、きっちり文学にまで昇華させられている。

    0
    投稿日: 2015.03.31
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    ホラーというよりファンタジー小説ですね。 表題作より『風の古道』が好きだ。行けるなら行って歩いてみたいな。何となく『千と千●の神隠し』の町並み(?)のイメージ。

    3
    投稿日: 2015.03.20
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    現実がこれだけ暑苦しいと、物語の中の異界は居心地が良さそうにさえ感じる。百円コーナーにあった本だけど、値段以上の満足感。

    0
    投稿日: 2015.02.18
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    友達からおススメされた本。 表題の「夜市」と「風の古道」。どちらも好みの作品でした。 ジャンルとしてはホラー小説だけど、ファンタジーとしてもいいような・・・

    0
    投稿日: 2015.02.15
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    ホラー小説となっているが、どちらかというとファンタジーに近い。舞台は都会で、ぼくの子供の頃とは全然環境が違うが、不思議とこの話が自然に感じるのは、似たような体験をしていたからかも。

    0
    投稿日: 2015.02.10
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    夜市は単なるホラーではないファンタジー要素があり、ゾクゾクした。 風の古道の世界観も好きです。 ホラー大賞を取るだけあります。

    0
    投稿日: 2015.02.08
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    お客さんに貸していただき、渋々読み始めたのがきっかけ... おもしろっ!!!! ホラー大賞受賞作とのことだけれど 怖さよりも切なさのが勝る。 なんともいえない気分になるお話。 併録されていた「風の古道」も素敵だった。 うっかり大満足でした。

    0
    投稿日: 2015.01.13
  • 夜市、行ってみてぇ〜

    夜市の存在、夜市の人々、夜市の仕組みが子供の頃の発送そのまんまな感じで楽しい。話自体は、兄弟がいる人、特に兄貴には分かる刹那さがある。 個人的には風の古道の方が異世界観が好きだなぁ。夜市もそうだけど、現実と別世界の間にあるルールが面白い!

    1
    投稿日: 2014.12.22
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    第12回(2005)ホラー大賞受賞作。 「夜市」と「風の古道」の2編からなり、異界との往来を文学的に捉え、描いている。 何よりもその文章が印象強い。 (特に各編の書き出しは素晴らしい) 選考委員の林真理子氏の評が的を得ている。 “幻想的な美しさをかもし出す無駄のない文章、抒情的ではあるが、余分なセンチメンタリズムに陥らない知的な文章である。” 読み始めは、宮沢賢治を感じさせてくれるその世界観も素晴らしい。

    3
    投稿日: 2014.12.14
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    これがあの「夜市」なのか… これを読まなければ恒川光太郎を知ることは出来ないと気合いを入れて挑んでみたがなんだか余計にわからなくなってしまったような複雑な読後感だけが残った。 もちろん悪いなどと言うつもりは全くなく良い評価を述べたいのだが今まで経験したことのないこの独特の世界観をどう現せば良いのだろうか正直言葉に詰まる。 かけがえのないもの守るための代償、逃れられない現実、そして最期に訪れる別れの悲しさと諦観… 二話を通して言えることだが美しさ際立つ文章に加えてこのフィロソフィカルな余韻は間違いなく癖になる

    3
    投稿日: 2014.11.23
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    他の方も言うとおり、「千と千尋の神隠し」と似た雰囲気を感じる作品だった。 表題作の「夜市」と「風の古道」という2作が収録されているが、基本的な構造は両作とも同じ。日常と異なる世界に迷い込んだ主人公が、その世界のとある住人と出会い、彼の奇妙でどこか物悲しい人生譚を聴く形となっている。 世界観の作り込みや物語の構成などがしっかりしており、まさに佳作と呼ぶに相応しい作品だろう。 ただ角川ホラー文庫に含めるには、本作はホラー色がちょっと弱すぎるのが玉に瑕と言えなくもないか。

    0
    投稿日: 2014.11.23
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    おもしろかった~ この作者ははじめてだったけど、そんなに怖くなく 和風ホラーでグロくもなく おもしろかった! 弟を夜市で売っちゃった男の子が買い戻そうとする話と(ルンルンさんのポピーシード思い出した) 神様の道に迷い込んじゃった男の子の話 他の本も読みたいな~

    0
    投稿日: 2014.11.08
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    他の方のレビューを拝見して興味が湧いた作品です。ホラーというよりは、もっとこう神がかっていて、大きな渦の中で立ちつくしているちっぽけな人間 というものをイメージさせられました。 夜市で手に入れた欲の代償は計りしきれないものでした。主人公が再び夜市に出向きどうしても買いたかったものは…。そして、すべてが終わった時、夜市は遠い秋の夢となって消えました。何ともいえないやるせなさを残し・・。 ストーリーの面白さもさることながら、読み進めていくうちに暗闇の中で光放つ鮮やかな夜市が浮かんできて、たくさんの異世界の息ずく生の生々しさを感じることができました。自分がこの神聖な領域にに足を踏み入れてしまった感覚でした。私は嫌いではなかった、この作品。もう一つの『風の古道』もおすすめ。

    5
    投稿日: 2014.10.19
  • 本当は怖い日本昔話的ファンタジー

    色鮮やかな店が立ち並ぶ縁日を抜けた先にある神社の深淵。仲の良い親友と見つけた秘密の抜け道。子供ってそういう「ちょっと怖くてドキドキする」場所が好きですよね。本作は、そんな日常の風景から妖怪の住む異世界に忍び込み、壮大な冒険譚へと誘ってくれる物語。 ホラーが苦手でも、童話やファンタジーが好きなら気に入るかもしれません。むしろ、賞の名前とレーベルが、逆に読者を遠ざけているかもしれない一冊。 子供の頃の冒険心を思い出して、ちょっと手を伸ばしてみませんか。

    14
    投稿日: 2014.10.10
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    久しぶりにドンドン読み進めた小説。短いのも良かったかな?ホラーと言うより妖怪出てきそうな感じが好きだったかな。

    0
    投稿日: 2014.10.08
  • 不思議な世界に迷い込む

    2話収録されていてどちらも不思議な世界観 読んでいて主人公のように不思議な世界に引きずり込まれます とても切なくて哀しい話ですがなぜか懐かしさと満足感のある作品

    3
    投稿日: 2014.10.06
  • こことここでない世界が交わる場所

    「夜市」と「風の古道」の二編が収録されています。どちらもふっと不可思議な世界に紛れ込んでしまうお話です。 「最初に姿を現したのは永久放浪者だった。」夜市に入った時の一行目の文章です。あまりに唐突で「?」となり、ページを飛ばしてしまったのかと前のページを確認してしまいました。その先をしばらく読んでも永久放浪者についての説明もなく、知っていて当然のように話は続きます。ああ、何か不可思議な世界に紛れ込んだのだと感じさせ、一気にワクワクしてきました。この辺の演出がニクイです。 「風の古道」の元となった武蔵野の多摩湖自転車道ですが、途中自動車が通る為の道路で何度も分断され、その都度嫌がらせのようにしつこく車止めが設置されていて興はそがれますが、多摩湖の周辺以外は本当に一直線です。そして自転車道というより隠れた裏道という印象を受ける部分もあり、本文にある「玄関を道側に向けていない」という部分もそこからインスピレーションを受けたのかなあと思いました。その他にも私が通った時に感じた印象を感じさせる部分もあり、そのせいか明らかに非現実的な空間でありながら、既視感を覚えました。 二編とももの凄いく怖いという類のお話ではありませんが、例えば道を歩いていて妙に静かに感じ、ふと見ると人の流れが途切れていて、何かから取り残されたような不安感、それでいてどこかワクワクするような、そんな得も知れぬ感情を感じさせるのが上手い作家さんだと思います。

    13
    投稿日: 2014.10.05
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    世界観がいい!ストーリーがいい!と、おススメする人がいたので読んでみました。ですが、私には合いませんでした。ファンタジー・ホラーの世界は好きだし、どこがダメなのか具体的には言えませんが・・・感覚的なもの?と言えばそうなのかなあ。

    0
    投稿日: 2014.09.27
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    超、不思議世界。 ホラーってほどじゃないけど、妖しいファンタジーって感じ。 この作家さん、気になるので他も読んでみたいかも。

    0
    投稿日: 2014.09.25
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    予想外の結末に“面白い”と思った 貞子がいきなり画面上に現れるような恐怖とはまた違う、そっと忍び寄ってくる恐ろしさに心が落ち着かなくなった そしてわたしの脳裏に“罰”という言葉が浮かんだ 弟と引き換えに“才能”を手に入れ、その存在を忘却しようとした罰。 過ぎた好奇心から古道に入ってしまったカズキへの罰。 その罰から夜市あるいは古道から抜け出せなくなってしまったのではないだろうか。 どちらのお話も面白かったけれど、強いてあげるとするなら『夜市』の方がすきなのかもしれない

    0
    投稿日: 2014.09.17
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    妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。 奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。

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    投稿日: 2014.09.13
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    【本の内容】 妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。 ここでは望むものが何でも手に入る。 小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。 野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。 そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。 奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング! 魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。 [ 目次 ] [ POP ] give-and-take、何事にも代償は必要だ。 あったのかもしれない。 なかったのかもしれない。 数年に一度しか現れない幻のような妖怪たちの「夜市」。 そこで兄はつまらない才能を買う代償に妖怪に弟を売り渡してしまう。 弟を買い戻すため知り合いの女の子を連れ再び夜市に足を踏み入れる。 果たして弟を買い戻すことができるのか。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

    0
    投稿日: 2014.09.05
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    日本ホラー小説大賞を獲っているというこの作品。ファンタジー色が強く、飽きさせることはなかったがベタなホラーが好きな自分には少し物足りなかった。

    0
    投稿日: 2014.09.05
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    ”今宵は夜市が開かれる” 裕司は失った弟を取り戻すため、二度目の夜市に訪れる。そこで彼を待っていたのは-。 どこか懐かしく切ないホラーファンタジー。スリルを味わいたい方にも優しい気持ちになりたい方にもおすすめします。

    0
    投稿日: 2014.09.01
  • 異質な世界へようこそ。

    情景の描写がすごく新鮮に写り、吸い込まれそうな力を感じます。 例えば『夜市』のいづみが夜市を通り抜け、夜市が閉じられた時の夢の中での事。注目して下さい。 巻末に『私は永遠の迷子のごとく独り歩いている。私だけではない。誰もが際限のない迷路のただなかにいるのだ。』と。 そうかも知れない。しかし日々を送る事に精一杯でこのような事を考えることもなく、また考えたくもない。 本当に考えだしたら、このうっとおしい程の深く束縛された異質な世界にもぐり込んでしまいそう。ま、それはそれで・・・。

    3
    投稿日: 2014.08.28
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    ホラーだけど怖さというよりは幻想的な雰囲気を感じた。 魑魅魍魎が商う何でも売っている≪夜市≫に幼少期弟を売ってしまった男が弟を取り戻す「夜市」、不思議な世界に迷い込んでレンという男と出会う「風の古道」の2編収録。 少年が異世界に迷い込むという似た話で非日常世界に滞在するのだが死や決まりといった概念に対してシビアだなという印象。 個人的には夜市の方がお気に入り。

    0
    投稿日: 2014.08.22
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    大分前に、表紙の金魚に惹かれた一冊。 題名の通りに、秋祭りの雰囲気の中の夜市が舞台。 一つかわっているのは、その夜市が開かれるのは、 現世ではない異世界、幽世とも言うべき、トコロ。 そこには、様々な世界からの稀人が集まってきます。 何かを買うために、何かを売るために、、そして。 主人公は一組の男女と、そして二人の道先案内人となる老人。 男は過去に、この夜市を訪れたことがあり、 “弟”を対価として、とある才能を手に入れました。 10年振りの来訪となる今回は、その弟を取り戻すことが目的です。 さて弟を取り戻すために、今度は“何を”対価とするのでしょうか。 日本に古来からある、神隠しと帰り(返り)人の物語ですが、 このパターンはなかなかに面白く、さらっと読めました。 どこか秋の気配を感じさせる、夜の市の物語、 立秋を過ぎたとはいえ、まだまだ暑いこの時期に、 ささやかながらも“涼”を感じさせてくれる、そんな一冊でした。

    11
    投稿日: 2014.08.21
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    岬の森で開かれる「夜市」は魔物たちが見たこともないような物を売る市場だった。 無駄のない文章でありながら、鮮やかに情景が目に浮かぶ美しい作品。話の展開は思いもよらぬ方向に二転、三転し、予想外の結末を迎える。素晴らしい発想力とストーリー展開はエンタテイメントとして上質である上に、人間の本質を考えさせられる主人公たちの葛藤の表現も見事。ホラーと呼んでしまうのは勿体ない。

    3
    投稿日: 2014.08.16
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    異界の香り漂う幻想譚。懐かしさともの悲しさを感じさせる異界の描写にひき込まれる。平易かつ静かな筆致は読みやすさも抜群。 「夜市」と「風の古道」の二編を収録。 「夜市」 望むものをなんでも売っている不思議な夜市。そこで手に入れたものと失ったもの。意外性もあるホラーテイストの作品。 「風の古道」 神様の通り道に迷い込んでしまった子供の体験。古道の中で生きる放浪者の記憶。ばらけたピースが繋がってくる心地良さもあり物語としても満足。 千と千尋の神隠しを想起させる世界観。 きっと再読します。

    0
    投稿日: 2014.08.16
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    短めな物語なのに、色々詰まっている感がある。 展開も文章も無駄がなく、すっきりと読める。 言葉が簡潔で頭に入りやすい。

    0
    投稿日: 2014.08.15
  • 不思議な世界観

    表題"夜市"と"風の古道"の2篇を収録した作品。 どちらも現代を舞台に物の怪というのか・・・何かが登場するファンタジックな世界観。 両方とも興味深く読んだが、 個人的には、一般の人々には認識されない神の通り道とされる古道が全国に張り巡らされ、 そこに迷い込んだ少年の話である"風の古道"の方が面白かった。 もう少し読んでいたいなーと思わせる長さもいい! お勧めです^^

    3
    投稿日: 2014.08.04
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    世界観がとても良かった。どちらの話も映画化されたら是非見てみたい。長くなかったのですぐ読めたし、またいつか思い出した頃に再読したい。

    0
    投稿日: 2014.07.23
  • 少しだけ怖いファンタジーであり、さほど怖くない伝奇小説

    ホラーでなく、ミステリーでもなく、ファンタジー?もしくは伝奇小説でしょうか。2編が入っています。タイトルの「夜市」、「風の古道(こどう)」。いずれもオバケ、妖怪がいっぱい出てきます。とはいえ、コミカルな話でもありません。人の心奥深く、深層に触れるような感じ。兄弟愛、親子愛にジーンと感動もするし、ちょっと怖くてドキっとする場面もあるし。一気に読めます。本作を読んで思ったのは、神隠しってホントにあるかも・・・って。

    3
    投稿日: 2014.07.09
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    常川さんの作品で、この本に入っている 夜市 と 風の小道 が一番すき。どちらも、ジブリでアニメ化できるような、少しファンタジーっぽい世界観。そのせいで、怖くなくすっと入り込める。それなのに、読み進めるうちにどんどんぞっとする。

    0
    投稿日: 2014.06.28