
総合評価
(786件)| 240 | ||
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powered by ブクログひさしぶりに会った同級生に誘われて、ふらりと入り込んだ夜市。そこでは、人でないものたちが店をかまえ、ありとあらゆるものが売られていた。何でも切れる剣、黄泉路の石ころ、老化がすすむのが遅くなるという薬……。気味が悪くなり、もう帰ろうという主人公だが、市で何か取引を行わない限り、けして外には出られないのだという。 やがて同級生は、奇妙な昔話を始める。小さい頃、弟をつれてこの夜市に紛れ込んだことがある。子どもの持っていた金では、夜市で売られているものはなにひとつ買えず、やはりそのときも、何かしらの取引をしない限りは、けして家に帰れないといわれた。そこに行き会った人買いが言った、<坊や、お金がないなら、その連れている子で代わりに支払ってもいいんだぜ。そうすればすぐにここから出られるし、問題は何もなくなる>…… 幻想ホラー。表題作の『夜市』と、『風の古道』という二本の中篇が収録されています。 わりと怖い系のお話は苦手なんですけども、こちらはホラーはホラーでも、色気というか、情感があってよかったです。 色気っていっても、エロ的な意味じゃなくて。艶というか、余韻というか…… 幻想怪奇なんだけども、不条理なホラーというのではなく、夜市や古道にまつわる道理が、感覚的に胸の深いところにしっくりくるのがいいなあと思います。日本の精神文化の髄のところを汲んだような……といったら大げさでしょうか。 こういうホラーならまた読みたいな。
0投稿日: 2010.03.18
powered by ブクログ日本ホラー小説大賞受賞作、とありますがファンタジーです。ゲゲゲの鬼太郎やもののけ姫が生まれた国の…。これの前に読んだ本が非常にセンチメンタリズムに溢れた本だったので、この作者の文章の平易さが心地良かったです。
0投稿日: 2010.03.14
powered by ブクログ妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ祐司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した祐司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、祐司は再び夜市を訪れた――。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。 (裏表紙紹介文より) *** ・「夜市」「風の古道」収録。 絶対にどこかで読んだことあるんだけど、思い出せない・・・。 「風の古道」は記憶にないから教科書・・・? ホラー文庫だからホラーなんだろうけど、ホラー:ファンタジー=2:8くらいな気がするから読書ノートはファンタジーで。 でもカタカナじゃなくて不思議とか幻想的みたいな言葉を使いたい。 上手い感想は思いつかないんだけど、雰囲気が好きだからお気に入りの1冊になりそう。 p210(風の古道) 『誰もが際限のない迷路のただなかにいるのだ。』
0投稿日: 2010.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ホラー大賞を受賞した小説ですね。 ホラーというと、リングとかそういうのを思い浮かべる人も多いと思います。 でもこの作品の特徴はは、不思議な異世界の住人が出てきたり、日本の情緒を感じられる雰囲気づくりだったり、おとぎ話的な怖さというんでしょうか。 幼少の頃に夜市に迷い込んだ主人公は、弟と引き換えに野球の才能を買います。 大人になった主人公はそのことが心に残っており、再度夜市に迷い込むというのがあらすじです。 怖さというより、悲しさや寂しさが特に心に響く作品でした。 同時収録の「風の古道」もとてもいい作品でした。
23投稿日: 2010.02.14
powered by ブクログ幼い頃、迷い込んだ夜市。 そこではありとあらゆるものが取引されていた。 そして自分の弟と引き換えに、主人公がそこで手に入れたのは野球の才能だった。 数年後、成長した主人公は弟を取り戻すために再び夜市へ足を踏み入れたのだが・・・。 文章の表現力にはちょっと物足りなさを感じましたが、物語は面の広がりを感じさせる良さがあり面白いです。 ホラーというジャンルで分類されていますが、どちらかというとファンタジーですね。 夏のホラー強化月間と、かってに決めて恐怖を味わうために読んだ1冊だったのですが。。。
0投稿日: 2010.02.11
powered by ブクログ胸に圧迫感のある作品です、まず何か買わなきゃ出られない、なんか怖いですよね。ですが続きが読みたくなります。また読みたいです。
0投稿日: 2010.01.30
powered by ブクログ最初は図書館で借りて、あまりの良さに文庫を購入。 表題作の「夜市」もいいけれど「風の古道」が素晴らしい。 恒川さんの永遠のテーマ?
0投稿日: 2010.01.15
powered by ブクログ表面的なホラーというより、精神的ホラー。 完全ではないハッピーエンドがやみつきになりそうです。 表題作の夜市が好き。
0投稿日: 2010.01.04
powered by ブクログ日本ホラー大賞を受賞した表題作も幻想的で素晴らしいですが、 個人的には一緒に収録されてる『風の古道』が大好きです。 恒川さん独特のファンタジックな世界と、不気味さと。 全てが素晴らしいです。 そしてなんといっても、表紙。 うっとりするほどキレイです。
0投稿日: 2009.12.31
powered by ブクログひさびさヒットしたファンタジー!! あー出会えてよかった! これから要チェックの作家さんだー。
0投稿日: 2009.12.25
powered by ブクログさすが日本ホラー大賞受賞作。 途中まではありがちな話かと思いきや、予想外の展開にびっくり! さらに驚いたのが、同時収録されていた「風の古道」が日本ホラー大賞受賞作の「夜市」よりもおもしろかったこと。 発想力、展開力がすごいですね!
0投稿日: 2009.12.13
powered by ブクログ「夜市」より「風の古道」の方が好み。 本格的な妖怪が出てくると思ったwktkはどこへゆくの
0投稿日: 2009.12.08
powered by ブクログ「夜市」 いずみは高校時代の友人裕司に、夜市に誘われる。数年に一度開かれるそれは、別世界とつながる不思議な高級品に溢れた異空間。足を踏み入れたが最後、何か購入するまで夜市から出ることはできないという掟を知ったいずみは驚愕する。しかし裕司が今回夜市にやってきた本当の理由は、子供の頃に訪れた夜市で、空間から脱出するために人攫いに売り渡した自分の弟を奪還することにあった。それに対して、いずみや案内役の老人は……。 「風の古道」 小金井公園から武蔵野市まで、未舗装の何もないまっすぐな道が住宅の裏を走っている。子供の頃に迷い込んだそれに、再び友人のカズキと一緒に潜り込む主人公。しかしその古道は現実世界からは見えていない異空間であった。二人はそこでレンという永久放浪者と出会い、さらにはレンとコモリの争いに巻き込まれてカズキが死んでしまう。果たして蘇生は可能なのか。レンの正体は何なのか。 いずれもホラーというよりはファンタジーに近い、読み心地のいい怖さを伴った作品。両作品とも現実に寄り添った異空間が、掟という意志を持って場を支配する不思議なテーマを扱っている。第12回日本ホラー小説大賞。(2009.11)
0投稿日: 2009.11.20
powered by ブクログおぞましいホラーを期待したけれど、どちらかというとファンタジックホラーで、コチラの方が好きなのでとても楽しめた。 他篇「風の古道」もそうだけど、ちょっとせつない哀愁感が漂い、心の隅っこがキュっとなるとても魅力的な作品だと思う。
0投稿日: 2009.11.17
powered by ブクログ「第12回日本ホラー小説大賞受賞作」という文言に惹かれて買った一冊。 ストーリー自体はひねりがあって面白かったけれど、いかんせん、文章が作文並みの平易さだった。(これは狙いなの?) もう少し文章に磨きをかけてもらいたいところ。
0投稿日: 2009.11.15
powered by ブクログ妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!魂を揺さぶる、日本ホラー小説大賞受賞作。 不思議な話。 現実と非現実がうまく入り混じってる。 怖い雰囲気も出てる。 だけどイマイチ入り込めなかった。 なんでかわからないけど、サーカスを思い出す。 テントっていう閉塞的な空間での非現実的な世界と似てるからかも。 表紙はすごく素敵。
0投稿日: 2009.11.14
powered by ブクログ短編「秋の牢獄」のラストに魅了され、急ぎ、本屋で見つけてきたのがこの作品集。読む人に「かすかな恐怖」を覚えさせるストーリー。ラストにじんわり感じたのは「ほのかに明るい未来と希望」でした。
0投稿日: 2009.11.12
powered by ブクログホラーファンタジーというジャンルがある事をこの本に出会って初めて知った。 専らホラーが苦手の私は縁がないと思っていたが、発売直後に読んでいた友人のあまりの熱中ぶりに手にとる事となった。 これはリアルで不気味な、ファンタジーだ。
0投稿日: 2009.11.08
powered by ブクログホラー大賞受賞作ですが、果たしてコレは本当にホラーなのか。解説の方も言ってたよ。 でも、確かに怖さはある。しかし、その怖さは不気味な怖さではない。切なさの漂う怖さだ。それは、異界への郷愁と恐れ、その背中合わせが生み出す切なさ。異界幻想譚のファンタジーノベルだ。 まず、冒頭の一文でもっていかれた。完全に予感がした。「私はこの本が大好きになる」。 表題作「夜市」も良かったが、私は「風の古道」が好き。大樹の緑の匂いを纏った風を鼻先に感じるようだった。 両作品とも、けして温かな物語とは言い難い。しかし、この切なさが漂う読後感は、とても心地よい。淡々と静かに横たわるような作品だった。
0投稿日: 2009.11.02
powered by ブクログ「風の古道」読破。 文章が美しすぎて、その世界観と相まって透明な印象。 ものすごく憧れる、からこそ、帰って来られなくなりそうな恐ろしさがある。帰ってきたいわけでもないけれど。
0投稿日: 2009.10.31
powered by ブクログ私たちが通常「ふつう」と見なしているここにある、何処かに通ずる、裂け目、一本の路地。そこに迷い込み(迷い込むにも、迷い込む者たる資格を要求される)、異界にて過ごす日々。予定調和的なものが全く感じられなかったわけではないのですが、それでもいかにもなんとなく異界に連れて行かれる感覚は、じゅうぶんに楽しみました。金魚のカヴァーが秀逸、わたしは金魚の意匠には、目がないのだ。
0投稿日: 2009.10.16
powered by ブクログホラー大賞受賞と聞いて買ったんですが、予想外に良かったです。展開が面白い。 個人的には書きおろしの風の古道の方がお気に入りです。
0投稿日: 2009.10.03
powered by ブクログうまいなあと思う。 ただ、著者が同年代だからか、おれだってこのくらいは…という気がしてしまうのは、負け犬の遠吠えに過ぎない。 平易な表現しか用いられていないにも関わらず、独特の美しく奥行きのある世界に引き込んでいく手法と綿密に練られたストーリー展開は、一読して抱く感想以上に、著者の並々ならぬ力量をあらわしている。 誰もが一度は夢想したに違いない、こことは違う世界へ入りこんでしまう者の話。 文庫として刊行されるにあたり書き下ろされた「風の古道」にも設定その他でリンクしている部分がある。 全くかなわない、というほどではないように感じてしまう自分の傲慢さが恐ろしい。
0投稿日: 2009.09.27
powered by ブクログ収録作「風の古道」がお気に入り。 一度読んだなら、作品の舞台である異世界に病みつきにさせてしまう魅力が有る。
0投稿日: 2009.09.19
powered by ブクログ異世界にまぎれこんでしまうお話2編。ホラーというよりは闇のファンタジーという感じで独得の空気感を味わいながら読み進める事ができた。なめらかにゾクッとする感覚。不思議な感触だったなあ。うん、面白かった☆
0投稿日: 2009.09.08
powered by ブクログ幻だよ。この年になると、過去の幻がまとわりつくようになってな。この剣で斬ってやろうと思っている。 この一節がとても好きです素敵です。
0投稿日: 2009.08.31
powered by ブクログ日本ホラー大賞受賞作です。どこからこんなこと思いつくの、と言いたくなるような不思議ワールドが一杯です。 恒川さんの作品は、この感覚がいつもあふれていて、読んでいるとふと今自分のいる所が分からなくなる錯覚に陥ります。 「風の古道」は、辛すぎて読むのが苦しくなるくらいでした。 少し間違うとあっちの世界へ行ってしまいそう・・・・。 恐ろしい作家さんです。でも、そこが魅力的なのかも。
0投稿日: 2009.08.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
美しく怖い夏の夜。 何かを買うまで出られない、異形の者の夜祭。 「かごめかごめ」を聞いてなぜか怖いと感じるような、日本昔ばなし的な怖さがありました。 「きつねのお面」「辻」「くちなしの花」とかそういう言葉が似合います。 「友人(いずみちゃん)を売って弟を買い戻すつもりか?」と、まんまと作者の思惑どおりに躍らされました。 さすがに「彼女を売って別の才能を買う」とまでは思いませんでしたが…。 直接的に恐ろしい言葉は使われていないのに、読んでいて怖さを感じる、という小説の醍醐味を味わえました。 しかもあまり人を選ばずにお勧めできる本だと思います。すごい!
0投稿日: 2009.08.23
powered by ブクログ何でも売っている不思議な市場『夜市』。 幼い頃、この夜市に迷い込んでしまった裕司は 弟と引き換えに『野球の才能』を買う。 その後、野球部のエースとして活躍していた裕司だが・・・ 表題作『夜市』と『風の古道』の二編を収録。 どちらかというと『風の古道』の方が好きでした。 夏休みに友達のカズキと不思議な古道に迷い込む『私』。 神々や死者達が暮らす街から出るコトの叶わないレン。 いろんな不思議と驚きがあって 最後はホロリと悲しいお話しでした。
0投稿日: 2009.08.19
powered by ブクログホラー小説だけれど静かで透明な文章 怖いというより物悲しい 付属作品『風の古道』のレンが悟浄に思えてしかたがない…
0投稿日: 2009.08.09
powered by ブクログ「今宵は夜市(よいち)が開かれる」 読みやすい文章でするすると頭に入ってきました。ジャパニーズホラー好きな私にあう話でした。 物語展開と背筋を撫でる恐怖が心地よかったです。 夜市では望むものは何でも買えるが、何か買うまで出ることができない。 私たちの住む世界も異世界と背中合わせにあるのではないかと感じてしまう。 また「風の古道」も同じ雰囲気をもつ物語でした。 桜の季節に老婆に教えてもらったという幼き日の記憶から、再び見つける異世界の道。電柱もポストもなく両端には背を向ける家々がある未舗装の道。 そこでであう異形のものたち、古道のルールなど本当に面白かったです。 特に今の夏の季節、ぞわっとしたいときに読むとぴったりでした。
0投稿日: 2009.08.09
powered by ブクログ何でも売っている不思議な市場「夜市」。 幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。 野球部のエースとして成長した裕司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた――。 この夜市じゃなくて風の古道っていう話のほうが好きだなぁ ドロドロしてなくてホラーってゆうよりもファンタジーに近い感じね 主人公が親友とサヨナラする時が切ないけどなんか好き 「じゃあな、かずき、さよなら」
0投稿日: 2009.08.03
powered by ブクログ望むものは何でも手にはいる不思議な市場「夜市」。 ただし何かを買わなければ夜市から出ることはできない。 幼いころ、夜市に迷い込んでしまった裕司は弟と引き換えに「野球の才能」を買い夜市から脱出した。 必ず迎えに来ると約束して。 そして、今夜「夜市」が開かれる。 「夜市」と「風の古道」の2作収録。 読もう読もうと思って買ってからかなり時間がたってしまったけど、時期的にちょうどいいかなと思い読破。 ジャンルはホラーだけど、ホラーっぽくないって感じた。 内容はさっくり読むにはいいかな。 この作家さんは物語の終わらせ方がキレイだと感じた。
0投稿日: 2009.07.31
powered by ブクログ金魚の絵だったので買ってみました。。日本っぽい怖い話で、表題作よりも、もうひとつの作品のほうが好きです。
0投稿日: 2009.07.14
powered by ブクログ2作品とも日常から異世界に紛れ込んでしまうお話。主人公たちが元の世界に帰れないかもしれないという状況に追い詰められるから怖い。そして出てくるお化けも怖い。文章があっさりしているのでつい油断していたら急にどうしようもないことになるから怖い。過去の話でいろいろ繋がってくるのがおもしろかった。私は夜市にも古道にも行きたくはない。(20090710)
0投稿日: 2009.07.10
powered by ブクログホラー小説を読見たくて買ったわけではなく、 どちらかというとファンタジーだという前評判をたよりに購入した本。 「夜市」と「風の古道」の2編が入っている。 どちらも一度目は知らずに異世界にはいり、二度目は意図的に異世界に入るという共通点をもつ。 解説にあったけれど、まさに「行きはよいよい帰りは怖い」の世界。 神社や、森や民家の庭が異世界につながっている。 確かに日本人が神社や森や山体感するとき そこにある特殊な空気を感じて人間以外の存在を感じるということが あるように思う。 ファンタジーとしてでなく、この物語を受け入れられるのは とても楽しいこと。 梅雨のじめじめした空気の中でも、 木々が風に揺れるざわめきを感じたりできてホラーというジャンルではあるようだけれど、 とてもすがすがしい。 個人的には「風の古道」が好き
0投稿日: 2009.07.03
powered by ブクログ日本ホラー小説大賞受賞作「夜市」を含む二編を収めた短編集。「夜市」は確かに出来が良いが、個人的には「風の古道」の方が心惹かれた。まさに和製ファンタジーというべきその世界観は、日本なのになぜかエキゾチック。見たこともないのになぜか郷愁的。決して誰も救われないエンディングも無理が見えず好印象。短編では個人的に年間ベスト級。総じて傑作。この短編集はオススメ。
0投稿日: 2009.06.30
powered by ブクログ≪未読≫ 内容 妖怪たちが様々な品物を売る不思議な市場「夜市」。ここでは望むものが何でも手に入る。小学生の時に夜市に迷い込んだ裕司は、自分の弟と引き換えに「野球の才能」を買った。野球部のヒーローとして成長した裕司だったが、弟を売ったことに罪悪感を抱き続けてきた。そして今夜、弟を買い戻すため、裕司は再び夜市を訪れた―。 日本ホラー小説大賞受賞作。
0投稿日: 2009.06.29
powered by ブクログ【review】 「夜市を越える作品が中々出てこない」。 最近の日本ホラー小説大賞講評に、そんなことが書かれていた。 それほどまでに良質な作品なのか!?と興味を憶え、読んでみることにした。 ホラーや伝記物に多い妙な文語体ではなく、読みやすい文体。 時折、稚拙ささえ感じるが、これは敢えてなのか、それとも・・・ 主人公は幼少時、弟を化け物が集う「夜市」で売り払ってしまい、その後悔から 青年時にまた「夜市」を訪れる、というお話。 「夜の祭り」「命とひきかえ」「消えた弟」といったシーケンスは 「どこかで聞いたような、デジャヴを起こさせる」ものであるが、独特な世界観がある。 それは多分に、私たちが幼少期に「怖い」と感じたものが、「その時感じた怖さ」で体現しているからであろう。 とくに、下卑た人攫い、お金で命を買う、といったこと・・・小さいころ私が「怖かった」ものだ。 実際人間社会で起きうることだからこそ、「怖い」と感じていた。 ラストは思いがけない手法で「弟」が登場するのだが、この「ぶっ飛んだ」展開には少々置いてきぼり になる人もいるだろう。 また、そもそもホラーか?といった点で難色を示す人もいるだろう。(私はファンタジーだと思う。別に小説のジャンルに拘泥はしないが) それらを鑑み★4つにしたが、私は、「夜市」の、幼少の記憶をゆさぶるような巧みな描写力は満点に値すると考える。
0投稿日: 2009.06.25
powered by ブクログ第12回日本ホラー小説大賞受賞作。 ホラーというよりは幻想小説ですね。 もうさ「奇跡的な美しさに満ちた感動のエンディング!」とか帯に書くの辞めようぜ。無駄にハードル上げちゃうじゃーん。決して悪い作品でないだけに、なんか余計な失望を味わってしまったかのようで、損した気分に。ただ、平凡な語彙で構成された美しい文体は好きです。知性によってきっちりダイエットした文体。
0投稿日: 2009.06.21
powered by ブクログホラーだけど、幽霊とかそういうホラーとは違い心理的な畏怖や、理解外のホラーにゾクリとしたかも。 この本で初めて恒川 光太郎を知ったんだけど、買ってよかった本だった。 他にも本が出てて、似たようなジャンルなら買うかも・・・って思ったほどv
0投稿日: 2009.06.21
powered by ブクログ区分に迷うところですが、あえてファンタジーで。 本屋で見かけて思わずジャケ買い。そんだけ色気のある表紙です。 そして中身もすばらしい。平易な文章と雰囲気のある構成にめろめろ。買って正解でした。
0投稿日: 2009.05.26
powered by ブクログ独特の世界観。日常の空間を通る別の道やなんでも売っている闇市。ちょっとしたきっかけでこんな世界に行ってしまいそうなリアル感。引き込まれます。
0投稿日: 2009.04.30
powered by ブクログホラー文庫だけど怖くはなかった。『夜市』の弟の語りに引き込まれた。『風の古道』は好き。ファンタジーとして連作して欲しいな。
0投稿日: 2009.04.17
powered by ブクログすばらしい!アニメにしてほしい。恒川さんの世界観たまんねえ!他の本も面白い。はずれはない。 ファンタジー系好きにはオススメ。ホラーって書いてあるけど、全然怖くないよ。どっちかっていうとグロイかな。
0投稿日: 2009.03.10
powered by ブクログ夜、どこかで行われている市。 フリーマーケットといえば気楽に聞えますが そんな可愛らしいものでないものでした。 お金さえ払えば、それに見合う代価さえ払えば 『何でも』手に入れられる市。 けれど、買わなければいつまでも出られない市。 そこに連れ込んだ男性と、連れ込まれた女性。 購入段階になって、もしかして…と思いましたが あの終了は想像できませんでした。 でも、よく考えればそんな事も言ってたな〜と。 材料としてまったく見なせずに、さらさらっと読んでしまいました。 奇妙で、不思議な話。 面白かったですw
0投稿日: 2009.02.14
powered by ブクログホラー大賞っていうからホラーかと思ったけど これはファンタジーと言ってもいいのかも・・・ 現実世界に時々沸いて出る不思議な空間「夜市」 決まった場所にあるわけではなく、誰しもが行けるわけでもない。 そこでは妖たちが色んな店を出している。 神社の境内。祭り。木々の奥に見える提灯の灯り・・・ 好奇心に駆られた幼い祐司は弟と一緒に 「夜市」に紛れ込んでしまった。 そこには何でもあるけれど、子供の小遣いで買えるものはない。 そして、夜市には決められたルールがあって 一度入り込んでしまったら、買い物をしない限り 元の世界に戻る事はできない。 恐怖を感じるとしたら、この事に気づいた時かもしれない。 祐司は弟と引き換えに野球の才能を買った。 野球のエースとして活躍していた祐司だったが 罪悪感と虚無感から逃れる事はできず、弟を買い戻す決心をする。 高校時代の同級生を伴って夜市に再び足を踏み入れた祐司は 幼い頃、弟を売った店を探すのだが・・・ こういう設定だと、ある程度の結末を予想できる。 だけど、これはまるで想像が出来なかった。 結末はあまりにも切なくて、後を引きます。 良い意味で裏切られたい人にはお勧めです。 もう1編。「風の古道」も収録されています。 これがまたいいんだ!
1投稿日: 2009.02.05
powered by ブクログとても美しいファンタジー。表題作もいいけれど、もう一つ収録されている中篇の「風の古道」がすばらしいです。久しぶりに、すぐにでも他の作品を読んでみたいと思う作家さんに出会いました。いつまでもこの作品世界の余韻に浸っていたい。児童文学やライトノベルタッチに出来そうなストーリーなのですが、文体がすっきり洗練されていてどこか上品です。物語好きにはたまらない一冊。宮沢賢治さんの作品みたいな、みずみずしさ、静謐さ、煌きとノスタルジーの世界。
0投稿日: 2009.02.02
powered by ブクログ和風ホラー。 きれいで、怖いって感じはしないのですが、どことなく怪しい空気の中に人間がいる感じ。 ホラーではなくファンタジーですね。 すぐ隣にありそうな現実に近い世界。 「夜市」も良かったが、「風の古道」の方が好きです。
0投稿日: 2009.01.30
powered by ブクログ弟がすごく好き。 ラストの兄と弟の邂逅がたまらない。 しかし私は同時収録の『風の古道』のほうが好きだ。
0投稿日: 2009.01.21
powered by ブクログ素晴しいの一言! 表題作である「夜市」と「風の古道」の2篇。 ただこれだけは注意ということがある。 角川ホラー文庫ということだけど・・・ホラーではない、と思う。 ホラーというよりファンタジーとか幻想だと思う。 だから、怖さを求めて買ってしまうと確実に拍子抜けすると思われる。 ホラーという見方をしなければ本当にいい作品だった。 切なくて、やさしくて、どこか懐かしさを感じる文章。 何かが完結したり、誰かが成長したりする物語ではない。 これは生きていく中でのひとつの分岐点の物語だと思う。 不思議で切ない雰囲気なんかが好きな人は是非読んで欲しい一冊。
0投稿日: 2009.01.15
powered by ブクログ文章がやさしくて好み。 ホラー?ファンタジィ? 夜市って人の名前かと思っていた。 夜開かれる妖怪たちが様々なものを売る市場。 妖しい。 兄と弟の切ない思い。 でも個人的には風の古道のほうが好き。 秋の牢獄、にも似た様な話あった気がする。 閉塞感が好きなのかな。
0投稿日: 2009.01.12
powered by ブクログ大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲子園にも出場した裕司だが、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱いていた。そして今夜、弟を買い戻すために夜市を訪れたというのだが―。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。 《・・・「BOOK」データベースより》 「独特の雰囲気を醸し出す作家さんだなぁ」 という印象。 「第12回日本ホラー小説大賞受賞」とあったので、 “ホラー”という認識で読み始めた。 異形の者たちが出てくることからして、大きく括れば“ホラー”なのか? 私の中では、このカテは微妙だな。 どちらかと言えば、“ファンタジー”しかもやや暗めだ。 表現力や、視点は良いとは思うが、 私には合わないかなぁ・・・ この1冊で決断するには早急か? でも、やっぱ好みじゃないんだよねぇ・・・
0投稿日: 2009.01.06
powered by ブクログホラーじゃねえ…もう全然ホラーじゃねえ…角川…。ファンタジーと思えばまあそれなり。でも同時収録の話もそうなんだけど、途中から本筋とはずれた違う話が展開されてテンポが悪い気もする。シリーズとかにして違う話として構成すればいいんだろうけど。これでもか的スプラッタ台頭もどうかとは思いますが、だからってトンコやら生き屏風やらこっち方面がホラーですよとか言われても困る。違う。
0投稿日: 2009.01.01
powered by ブクログ和風ホラーファンタジィ。設定が面白かったです。久しぶりに楽しいと思える、作者の発想。現実に微妙に寄り添いながらも現実を何処か突き抜けた世界観がある本。鬼が出たり死霊が歩いたり人浚いがいたりと、次に何が出てくるのだろうとどきどきすることも。 けれど、人によっては苦手だと思われる作品だとも思う。
0投稿日: 2009.01.01
powered by ブクログホラーを読んでみたいという衝動に駆られたのと、ジャケット(表紙)に惹かれたので購入。 二話収録。どちらもぎゃー!というような恐怖は無いのでちょっと拍子抜けです(ホラーの定義をそう思っていた私の勘違いなだけかもしれんです)が、 設定が幻想的で全体的に綺麗なお話です。漫画とかに向いてそう。絵が綺麗なファンタジーとかにありそう。 ただ、1話目は過去の想起が長い・・・!私は過去の話で本筋の大部分を補う話があまり好きではないので、もっと現在の時間でうまく埋まってくれたらなぁと思います。
0投稿日: 2008.12.31
powered by ブクログカテゴリはホラーにしたけどファンタジー色も強いかも。 『まつろはぬもの』の元になった中篇『風の古道』も収録されてます。
0投稿日: 2008.11.17
powered by ブクログ以前から何人かの方に薦められてたのですが、ようやく読了。 タイトル作「夜市」と「風の古道」の2編ですが、個人的には「風の古道」の方が好きでした。 どちらの作品も、身近にちょっと古めかしく怪しい別世界が存在し、主人公がそこに紛れ込んで。。。というストーリー。その世界には妖怪やら死者やらが普通に存在しています。ちょっと怖いファンタジーと言った感じの作品です。 ノスタルジックで不思議な怖さのある作品でした。
0投稿日: 2008.11.17
powered by ブクログホラーという感じではなかったので、良かったです。哀愁漂う世界観。すっと溶け込む様に、自然と物語に入っていける。非現実にリアリティーを混ぜてあるから、こういう世界が存在するのではないかと思えてしまう。「風の古道」とかは特にそういう風に思いました。簡単に異世界へには足を踏み入れたくはないかな。
0投稿日: 2008.11.11
powered by ブクログあるところで夜市が開かれる それは普通の夜市ではない。 裕司は同級生のいずみを伴って向かう。目的は一体なんなのか…『夜市』 12歳の少年達が体験した不思議な古道の話…『風の古道』 どちらもちょっとゾッとしてちょっと切なくて そして得体の知れない世界の生き物を通して 人間自体も結構負けず劣らず怖いんじゃないか??って思えるお話だと思った。 なんだか乙一の世界観に似ているかな。 でも文体は乙一の方が好きだけど。 思いっきりホラーじゃなくてほどほどに怖いそして色々考えさせられる。 こういうのって好きかも♪ 恒川さん、初でしたがまた読んでみたいと思った。
0投稿日: 2008.11.08
powered by ブクログ第12回日本ホラー小説大賞。作品は、「夜市」「風の古道」の短編2作から成り立ってます。 ホラー?って言うジャンルとはちょっと違う気もします。とても幻想的で、登場人物はそれぞれ人とは非なるものがでてきますが、作品自体は、家族愛とか孤独とかちょっとシュールな感じです。 「夜市」は、なんでも望んだものが手に入る妖怪達が売る市場。子供の頃に兄弟で迷い込んだ祐司は、出ることのできない市場の仕組みを知り困惑する。だが、一つだけ出る方法があったのだが・・・。そして市場から出た祐司、年を重ねる程に思い出す罪悪感。そして「夜市」が開くことを知った時・・・・2度目の市場へと出かけていくのだが・・・。そして最後の結末は?
0投稿日: 2008.10.25
powered by ブクログホラー小説であって、ジブリ作品のような幻想的な世界観。 とても頭の中でイメージしやすい文章。 非日常の中の日常といものが描かれている。
0投稿日: 2008.10.21
powered by ブクログ怖さだけでなく、哀しみをたたえた傑作。第12回日本ホラー小説大賞受賞作。; ;何でも売っている不思議な市場「夜市」。幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、弟と引き換えに「野球選手の才能」を手に入れた。野球部のエースとして成長した裕司だったが、常に罪悪感にさいなまれていた――。
0投稿日: 2008.10.18
powered by ブクログ表題作よりも、「風の古道」の方が好きだった。日本の幽玄な風景を美しく描き出していて、洗練された上品なイメージ。私は好きだ。他の作品も是非読みたいと思う。
0投稿日: 2008.10.15
powered by ブクログ個人的には「夜市」の後に収録されてる 「風の古道」が好き^^ でも「夜市」は作品の雰囲気が凄くいいと思うv 夜市、怖いけど出来るなら一回覗いてみたいです。
0投稿日: 2008.10.11
powered by ブクログこれぐらいの分量ならさらっと読めるぐらいに読書力がついてきたことがうれしい。 恒川作品は『秋の牢獄』に続き、2作目。『秋の牢獄』がとても好印象だったのでデビュー作で直木賞候補の本作もいつかは手に取りたいと思っていた。 この人の秀でたところは多分、独特な世界観の作り方のうまさだと思う。世界にあった文体で良いバランスが取れている。素直に世界に入っていける。 作品については表題作は若干物足りなかった。ちょっとご都合主義感が見られてしまった。――が、『風の古道』のほうはその秀でた部分を存分に活かせている作品でサラッとだけどずっしり読むことが出来た。 何かを得るというよりも世界に触れるといったような感覚。 (2008.08.23)
0投稿日: 2008.08.23
powered by ブクログホラーって微妙な作品が多い。 なかなか怖いなぁ、ってのに当たらない。 小説としても自分的にはいまいちだった。 表題作ではないほうのが良かったです。
0投稿日: 2008.08.21
powered by ブクログ妖怪、怪談にカテゴリーをするべきかと悩む。 なんとも引きずり込まれたい世界観の本。 作者の目にはどんな世界が見えるのか気になってしまう。 こういう、隣にあるような異世界、大好きです
0投稿日: 2008.08.17
powered by ブクログ現代版民話な雰囲気。 短編2編ともそこそこ読み応えあり。 全ては子供の悪意なきいたずらから・・・
1投稿日: 2008.08.15
powered by ブクログ才能 身長 知恵 なんでも手に入る市場「夜市」 それは人間が足を踏み込んでは行けない場所だった
0投稿日: 2008.08.11
powered by ブクログどことなく乙一ちっく。 たまたま裏表紙の解説を読まないで読了、それで正解。 この裏表紙はいかんだろ、ネタバレもいいところだ; ホラーのよりも、ダークFTに近いかも。 京都や神社やお寺にある独特の空気がそのまま小説になった感じ。 文章は読みやすくおすすめ。 でも濃厚なホラーを求めると肩透かしかも。
0投稿日: 2008.08.01
powered by ブクログホラー大賞を受賞した【夜市】と、 【風の古道】の2篇収録。 【夜市】 妖怪や異形のものたちが、出店を出し 必ず何かを買い物しないと元の世界に戻れない決まりの夜市。 小学生だった少年は、野球がうまくなる器を手に入れる代償に 人攫いに五歳の弟を売ってしまう。 数年後、兄は弟を取り返すべく再び夜市に向かう…。 ホラーなんだけど、どこか懐かしい感じと大どんでん返しがあり 決して、ハッピーエンドでもないのだが 読了後が清清しいのは何故だろう。 【風の古道】 幼稚園の時に迷子になり、見知らぬオバサンの案内で 不思議な道を通り帰路についた少年は、中学生になり 友達のカズヤと共に再び、不思議な遊歩道に入る。 その道は、普通の人間では修行を重ねた修行僧など位の高いものしか 利用できなかったりする、異形のものたちの道だった。 古道には、ルールがありきちんとしたルートを通らないと 人間界の元の世界に戻れないと知った少年たちは、 旅人のレイと出会い、帰路までの旅を世話になるのだが カズヤが死んでしまう。 カズヤを伝説のもと、蘇生させるためにレイと共に少年は 雨の寺を目指すのだが…。 人間界と同じべく世界に、人間たちには見えない古道。 夜市も風の古道にしても、異世界ながらの掟を守らないといけない話。 2篇とも、何かを得るためには何かが犠牲になる話だが やはり、ノスタルジックで淋しい雰囲気を残しつつも読了感が良い。 この作家さんの他の本も読んでみたくなります。 どちらかというと、【風の古道】の方が好きなお話。 レイの生い立ちは切ないです。
0投稿日: 2008.07.24
powered by ブクログ不思議な読後感。 ホラーなんですが怖くナイ。 むしろナントナク懐かしいような感じすらします。 夏にぴったり♪
0投稿日: 2008.07.23
powered by ブクログ3日読了 ホラーというより、ファンタジー。 怖いというよりなんか不思議感が強いかも。 新しいホラーだね。
0投稿日: 2008.07.04
powered by ブクログホラー大賞受賞。絶賛されているが・・ 私には乙一とハチャメチャじゃない不思議系森見(きつねのはなしとか)を足して割ってもまだまだ足りないまだまだアマい感じの作品だった 乙一に出会ったときのあの衝撃を超える人はなかなか出てこないなあ・・・が正直な感想です。
0投稿日: 2008.06.30
powered by ブクログホラーってよりファンタジー読んでるような気分だった。 個人的には表題作よりもう一個収録されてる「風の古道」の方が好きかも。こーゆー日本古来の感覚?っていうのは好き。
0投稿日: 2008.06.25
powered by ブクログいい。すごくいい。一読してかなりハマりました。 2作品収録されていますが、両方とも面白いです。 でも個人的には「夜市」より「風の古道」がオススメ。 言葉に表せないカッコよさがある。 そしてオチが予想外。 ホラー文庫ですがさほど怖くありません。 (むしろホラー?という疑問が生じる・・・) この作者の新作が楽しみ。
0投稿日: 2008.06.24
powered by ブクログ一応、角川ホラーなんだけど、ファンタジーって感じがしました。 世にも奇妙な物語とかでドラマ化されそうな・・・。 面白かったですよ♪
0投稿日: 2008.06.21
powered by ブクログ日常の世界にちょっとだけ綻びがあって、その場所から、異世界に入り込んでしまう。 不思議で怖くて、とても惹かれてしまう。 犯罪を犯す人ももしかしたら、そんなものなのかもしれない。
2投稿日: 2008.06.17
powered by ブクログhttp://blogs.dion.ne.jp/kuromatu/archives/7281935.html
0投稿日: 2008.06.15
powered by ブクログ表題作「夜市」と「風の古道」の2編からなる中編集。サクサクと近場への出張の道すがらで読了。 私、あんまりホラーって好まないのだけど、どちらかと言えば異世界ファンタジーともいうべき舞台の中でじんわりと怖い、そして哀しく切ない人間の性。 小学生の頃に迷いこんだこの世ならざる不思議な市場で、野球の才能と引き替えに弟を売ってしまった裕司。 野球部のヒーローとして成長しながら、弟を売ったことにずっと罪悪感を抱き、今宵、同級生のいずみを誘って弟を買い戻すべく再び夜市に足を踏み入れる。 暗闇の深さ、朧な人魂、草木のざわめき、風の匂い。市の様子がざわざわと、いつの間にやら、その中に引き込まれる前半。 弟を売ったと思しき人攫いとの対峙から、あっと驚く物語が明らかになる後半。 「風の古道」もそうだけど、異形の世界の中なりに通った筋目が凛として、この物語に奥行きを与える。
3投稿日: 2008.06.15
powered by ブクログ悲しく切ないお話が2篇…私は夜市のほうが好きでした。そして…ホラーはやっぱり苦手だなーと思いました。サスペンス&ミステリーは大好きなんだけど!!
0投稿日: 2008.06.13
powered by ブクログまだ恒川さんの小説は「夜市」「風の古道」の二作しか読んでないけれど、日常から外れた不思議な世界の描写がいいなと思った。少し怖いんだけれど、なんか懐かしい。
0投稿日: 2008.06.13
powered by ブクログ好きな雰囲気ではあるんだけど、どうも物足りないというか、もうちょっと…というか……。長編を読んでみたいなぁ。表題作より「風の古道」の方が好きでした。
0投稿日: 2008.06.11
powered by ブクログ森の奥で夜更けにひらかれるなんだか胡乱な「夜市」。売っているものは多種多様。不思議なその市に行った目的は…。飾ったところのない文章なのに、ちょっと懐かしいような怖いような胸が躍るような情景が自然と浮かんできます。一緒に入っている「風の古道」も秀逸。角川ホラー小説大賞受賞作で、直木賞の候補にもなったというのも、うなずけます。
0投稿日: 2008.06.07
powered by ブクログファンタジーホラーでした。 ホラーは苦手なわたしですが、 コレはちょっと不思議な物語くらいで 怖くありませんでした。 ただ淡々と静かに語るという感じで とても、なんというか素敵でした。
0投稿日: 2008.05.25
