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クリムゾンの迷宮
クリムゾンの迷宮
貴志祐介/KADOKAWA
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総合評価

738件)
4.0
219
297
155
27
2
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    このレビューはネタバレを含みます。

    クローズド・サークル。 きっと賛否両論はあると思いますが、私にとっては十分な読みごたえがある本でした。 ただ、藍の立ち位置・初期行動はあまりにも不自然で、また彼女をパートナーとする藤木の初期の行動に疑問を覚えてしまうところが残念。 インシミテルという米澤穂信の本でもあったが身近の裏切り者・悪役(?)ヒロインの扱い、動かし方って本当に難しいのだろうなぁとしみじみ思っていました。

    0
    投稿日: 2016.02.14
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    おもしろい。とにかくおもしろい。 大袈裟に言って、ここまでいっきに読めた本は今まで生きてきてこれが一番。 内容については好き嫌いが分かれると思うけど、とにかくグロい。想像力が良すぎる人には辛いかも(笑) あえて好きじゃない点を言うと最後の締め方。 それ以外は間違いなくオススメできる本です!ある程度グロいの平気なら是非一度は読んでみて欲しい!

    0
    投稿日: 2016.02.13
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    新世界よりを読んだので、たまたま読んでみた。 多少、不自然さもあるが、おもしろかったです。 後ほど…

    0
    投稿日: 2016.01.24
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    いきなり理解不能な状況に叩き込まれる。 という設定はファンタジーな展開ならまだしも、SFを含め現実に近い展開(リアリティーを追求するほど)になるほど「なぜその状況になったのか」の説明が重要になる。 それは画竜点睛とも言える物語の根幹だ。 引っ張って引っ張って、そのあげく読者が納得出来ないオチではすべてが台無しになる場合も多い。 この無理やり不条理な殺し合いゲームを強いられる「GANTZ的展開」(この作品の方が発売は先だかあえてそう呼ぶ)の設定を貴志佑介は難なくクリアしている点が素晴らしい。 その他、生態系やサバイバル術などを細かく解説することでリアリティーを出し、情報を小出しにすることで読者を飽きさせないように工夫されている。 最後には想像の余地を残しつつ、伏線を全て回収する見事な完結でエンターテイメントとして成立している。

    0
    投稿日: 2016.01.11
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    次なにが起こるのかって予想もできなくてすごくスラスラと読めていく✩⃛登場人物の特徴も上手く表せてて面白い作品。 だんだん話を進めていくうちに人間の怖さという物が出てきた気がする。どこまで人間わ陥ることができるのか。そーゆうことを改めて考えれるなと思った。 もう1回近々読み直したいと思うᗦ↞◃

    0
    投稿日: 2016.01.11
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    『ダークゾーン』に続き、貴志作品六作目。「・・目覚めたら全く知らない場所にいた。」と言う、まあよくありがちなスタートから始まった本作ですが...道中はハラハラドキドキでとても楽しめました(^^ 特筆すべき点は、生息している動植物の詳細やそれらを捕獲するためのトラップの作成方法・環境や気候の描写などにより世界観の構築に一役も二役もかっていると思う。またごく普通の人間が〇〇〇に至るまでの描写にはあまりのおぞましさに鳥肌モノだった。ただ最後のオチの部分にはちょっと残念だったかなぁ...

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    突然火星のような景観の世界に連れてこられ殺し合いのゲームが始まる。。。ありえない話と思いつつも、引き込まれて読んでしまった。いかにも貴志祐介。

    0
    投稿日: 2015.12.28
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    3分の1くらい読んで放置されていたのを発見。一気に読んでしまいました。 殺し殺されの話ですが、展開が早くわりとサクサク読めます。登場人物も最初多くて混乱しないかなと思ったけど全然大丈夫でした。本筋にあまり関係ないサバイバル術が結構おもしろかった。どこか腑に落ちないところも多い終わり方でしたが、まあ楽しめたのでよかったかな

    0
    投稿日: 2015.12.17
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    突然放り込まれたゲームのような世界で、指示に従いながら生き残りをかけてゴールを目指す話。迫力のあるRPGを進めているような感覚だった。物語は突然はじまり、ゲームの目的が何なのかがずっと気になりながら読み進めた。追い込まれるシーンや残虐なシーンの描き方は、さすが貴志祐介といったところ。

    0
    投稿日: 2015.11.06
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    再読。 サバイバルゲーム小説。 目覚めたら見知らぬ土地に。命をかけたサバイバルゲームが始まった。 よくこんなストーリーを考えつくなと思う。 終始緊張を強いられる小説はちょっと苦手。 あと、最後はきっちり種明かしをしてほしかった。 (図書館)

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    サバイバルゲーム殺し合いゲームなのだが、一つのグループの葛藤や思いが焦点となり、あんまり他のグループの詳細は描かれていない。敵も決まっているので、心理戦もないので、もうちょっとそれが知りたかった。

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    第一チェックポイントでどこにいるのかと別カセットの情報(特に罠のFSビスケットが出てきたあたり)でこれからの展開がなんとなく読めたものの、一気に読んでしまった。 前半はサバイバルしてる様子がおもしろくて、後半はグールとして人を食う化物になった人たちから逃げるのがドキドキで面白かった。 最後に藍と再開できなかったのがハッピーエンド好きとしては残念だけど、それでも減点するには至らない面白さだった。

    2
    投稿日: 2015.10.16
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    さくさく完読! 序盤、妹尾たちにカセットの存在がばれるかばれないかの時が一番手に汗握った...! 面白かった!!!

    0
    投稿日: 2015.10.04
  • もう一ひねりあったら

    ストーリーとしてはやはり既視感が強い。 危機的状況に置かれた場面場面の描写はさすがと思わせるとこともあるんですけど。 また,やはり少しご都合主義的な点がマイナスとなるポイントです。 「新世界より」や「天使の囁き」があまりにも衝撃的なだけに,少し物足りない気もしてしまいます。

    5
    投稿日: 2015.09.13
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    面白かった、面白かったけれど、物足りない感じが強い。 追いかけてグールの表現とか、ハラハラするところはある程度あったけれど、黒い家ほどのショックはなかった。 最初が衝撃的過ぎたからかもしれないけれど、ちょっと残念。 150911

    0
    投稿日: 2015.09.11
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    最近小説を読み始めたんですが、この貴志さんのホラー小説は面白くて毎晩夜更かししてしまいます。多数のホラー映画をみているせいか、頭の中に簡単にイメージできてしまい、つぎから次に内容を気になって読んでしまいます。どこか最後の二人はクライモリ(ホラー映画)の奇形の人を連想すると簡単にイメージできドキドキしました。またこのひとの本でドキドキしたいと思います。

    0
    投稿日: 2015.08.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    (15.8.16-16読了) サバイバルもののなかでもかなり高評価だったのでダイブ期待していましたが、ちょっと期待はずれでした。 舞台設定の細かさ、敵が食人鬼と化したプレイヤーという設定、狩りをする主人公らの様子……この辺は凄く面白かったです。 序盤は対殺人鬼でのサバイバルではないので、その意味でのドキドキはあまりありませんでしたが、なかなか食事の描写等が上手く、飽きることなく読んでしまいました。 野生動物や虫を捕まえての捕食シーン、なんだか読んでいると美味しそうに感じるので凄い。 これがスナッフビデオの撮影であること、藍の目に事情がありげなのは伏線からすぐわかるようになっていました。ミステリではなくホラー(サスペンス?)というジャンルなので、そんなものかな。 残念に思ったのが、ゲーム主催者の意図がイマイチ……?だったこと。 主催者はプレイヤーたちが殺しあう様を撮影し愉しむためにゲームを開催した。 ゲームを円滑にするためにゲームマスターを、大事な視覚化のためにカメラマンを仕込んで。 しかしながら、彼ら二人のスタッフは主催者らにどう言われて参加したのか?生き残れる確証はまったくないどころか他プレイヤーと同じレベルで生き残りをかけなければいけないような場所にどうして自分から行ったのか?生き残れる確証があったのか?それにしては行動が破綻的であったり(ゲームマスター野呂田の最期)、そもそもグール相手に生き残れそうな人物でなかったり(カメラマンとされる藍は、ハプニングによって成立した藤木の協力なしでグール相手に勝てたのか?)…… もしかしたら確実に勝てるような武器のようなものが与えられていたり、何かあったら主催者側からのヘルプがあったりしたのかもしれませんが。野呂田が本当に死んでいるのか怪しむ見解もありますし。 それにしても少しそこが丸投げになりすぎている気がしました。まずプレイヤーの中のスタッフに関する藤木の考察が合っていることを前提にしていますが。 主催者の意図に関してもう一つ。 ゲームといって面白おかしいRPGモドキのストーリーを作り上げたわりに、第7CP後の丸投げだとか、結局「グールと化したプレイヤーと他プレイヤーの追いかけっこ」になっているのがなんというか……もったいなくないかなと思います。 わざわざゲームという形にするなら、グールに対抗しうる狂気もったプレイヤーを生むような仕組みを作るべきではないでしょうか。 ざっくりとこの迷宮で撮れるであろうビデオを見てみると、結局グールが正常なプレイヤーを捕食するのを眺めるだけ。 薬物を仕込んだ人と正常な人とを、特にルールもないクローズドサークルに閉じ込めたときと内容が変わらないんですよね。 だったらあんな手の込んだRPGもどきにした意味ってなんだったんでしょうか。そこをもうすこし活かしてほしかったです。 ああでも藍のゲーム機で示されるであろうアメが提示されなかったから、これだけのゲームになってしまったのかなあ。 アメが提示されていたら、そのアメ目的の狂気が生まれてもっと面白いゲームになる予定だったのかも。 エンディングを見る感じ、ちょっとアメとなる褒賞は安すぎる気がしますが……笑 何にせよ「殺し合い」としてのサバイバルを期待していたところがあるので、「逃げ」によるサバイバルを描いたこの作品はちょっと不満でした。

    0
    投稿日: 2015.08.16
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    全体的に面白かったと思います。 最後の終わり方が、完全に何もかも解決するのではなく謎を残したままで終わるためあまり好きでない方もいらっしゃると思います。

    0
    投稿日: 2015.07.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    閉鎖期間中のオーストラリアの国定公園で繰り広げられる サバイバル殺戮ゲーム。 人食いの描写などがなまなましい。 ホラー作品もほとんど経験がなかったが、読みやすく、一気に読みふけってしまった。

    0
    投稿日: 2015.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    終始息が詰まるようなサバイバルゲーム、バトルロワイヤルはさすがでした。後半は一気に読めてしまった。 主人公の藤木には若干感情移入が出来なかったのだが、その代わりヒロインの大友藍がとても魅力的だった。 彼女も結局はゲームの協力者だったのだろうが、どういった経緯でああなったのかやっぱり気になる。謎の多い女性は魅力的だね。 出来れば藤木と再会してほしいんだけどそれを言っては野暮なのかな。

    0
    投稿日: 2015.06.30
  • 筆者のセンスがいい

    私自身ゲームは、全くやらないので想像して読み続けましたが、理解し難い専門用語など多々有りました。貴志さんの読ませる能力がページをめくらせる。 結局最後までよみました。面白かったでした。貴志さんは、似たような作品を出さないから凄いとおもいます。

    3
    投稿日: 2015.04.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    物語の導入部からぐいっと引き込まれて、一気に読了しました。最初から最後までサバイバルと謎解きでドキドキハラハラしっぱなし。不条理で過酷で、でもどこにもムリがない。「えーそんなのありえんわ!」ってならないのが凄く良かった。 結末としては予想の範囲内で、少しクールダウンする感じ。

    0
    投稿日: 2015.04.22
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    遂にホラー貴志祐介に手を出してしまった。思ってたよりも怖くなかった。『新世界より』の方がよっぽどグロい気がする。実際自分があんなとこに放りこまれたら正気じゃいられないけどね!バトルロイヤル形式だから人が死ぬのはわかってたし、ゲームの企画意図は結構早い段階で予想はついたしね。最後はいやにあっさり。初期作品ながら洗練された文章は相変わらず。あと貴志さん博識だなぁと毎回思う。2011/251

    0
    投稿日: 2015.04.16
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    確かにデスゲームではあるが、参加者同士の駆け引きが少なく、サバイバルゲームと評した方が的確。 展開も読みやすいので、単純にストーリーを楽しめる人向き。

    0
    投稿日: 2015.04.04
  • パニック小説と言うか、冒険小説と言うか・・・・

    ちょっとだけネタバレ。 ゲームブックと言う単語が出てきて驚きました。 確かに、ルールのあるサバイバルゲームの中で、選択肢によって運命が明らかに分岐していきます。 思えば、現実の生活もそうなのかもしれません。 狂気と対抗する事になった主人公。 ただ、最後はいただけないです。あれだけ頑張ったのなら、もっとハッピーな終わり方を・・・・・ と言うのは私が甘いだけかな?

    1
    投稿日: 2015.04.03
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    難しいことを考えず、すらすら読むことが出来た。サバイバルの知識が幾つか取り入れており、その事を踏まえて読むと、より楽しめると思う(現実に生かすこと難しいが笑)。

    0
    投稿日: 2015.03.09
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    見知らぬ森の中で目を覚まし、日本に帰る為に目的もわからないまま与えられたミッションをクリアしていくサバイバル物語。 所々にサバイバルに必要な知識も散りばめられていたりで、一気に読んでしまいました。 そういえば、ゲームブックなんて昔やってたなあ。

    0
    投稿日: 2015.02.26
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    リアルRPG。オーストラリアの荒野に放りだされ、グールと化したプレイヤーの追っ手をかわし、生きるか死ぬかのゲームを強制される。痛快アクション、、というとごへいがあるか?展開早くて、通勤電車だけで3日で読破。軽くておもろ。でも重厚さはいまひとつ。むしゃくしゃした時のアクション映画の効能があります。

    0
    投稿日: 2015.02.17
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    一晩で読んでしまいました。 この世のものとは思えぬ異様な光景の中で目覚めた男女9名が生死をかけたゼロサムゲームを繰り広げるというストーリー。 バトルロイヤルを連想させる内容でしたが、バトルロイヤルと比較するとエグい場面は少なめで読みやすい印象。 主人公を追っていく形で全ての登場人物にスポットが当たっていないために物足りない感じがあるのと同時に、読者側からの死角をうまく利用し後半の謎めいた場面では先を読みたい気持ちが止まらなくなります。 ラストはある意味でどんでん返し。 読み終わると残るものは無く、おもしろくなかった気がするんですが、読んでる時のハラハラ感やスピード感は引き込まれるものがあります。

    0
    投稿日: 2015.02.07
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    とにかく怖くて、最後まで本が手放せませんでした。 「火星」のようなところに、いつの間にか連れて来られてしまった男女9人のサバイバルゲーム。

    0
    投稿日: 2015.01.15
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    面白い。 頭に浮かぶ風景が凄く神秘的で恐ろしく、それで居て実在する場所という…その中で行われる殺人ゲーム。 最初から最後までハラハラしながら楽しめました。

    0
    投稿日: 2015.01.05
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    サバイバルゲームってこんな感じなのか!と最初は興味深々で読み始め、だんたんと恐怖のゲームへ。 残虐性もあるけど、お互いの腹の探り合いもわー怖い!! ゲーム性があるので、テンポよく読めました。 食べる描写はホントに気持ち悪いな~。

    0
    投稿日: 2014.11.28
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    面白い!決して深みのある作品ではないし、感動したり心が揺り動かされるような作品ではないし、記憶に永遠と残り続けるような作品ではない。 でも、読んでいる時間をエキサイティングに過ごせる娯楽小説としては完璧だった。 ジャンルとしては「サバイバル」もので、いい意味でB級パニック映画を見ているような感覚。それでいて、最後には爽やかな読後感もあって。 貴志祐介作品だと、「ダークゾーン」なんかと同じ系譜の作品で、ミステリー的な練られたシナリオもありながら、あまり頭を使わずに、駆け抜けるような読書体験で。楽しくて、心地よい時間を過ごせました。

    2
    投稿日: 2014.11.18
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    貴志祐介の『クリムゾンの迷宮』を読了。 久しぶりにホラー小説を読んだ。たまにはミステリ以外のジャンルも悪くない。それどころか、ハラハラさせられたりして面白かった。少しだけミステリ要素も見受けられたので、相乗効果もあったかもしれない。 主人公は知らない土地で目覚め、血で血を洗うゼロサムゲームに巻き込まれる。ちなみに、ゼロサムゲームとは「複数の人が相互に影響しあう状況の中で、全員の利得の総和が常にゼロになること、またはその状況」を指す(Wikipediaより引用)。 バトルロワイアルを彷彿とさせる作品。プレイヤーたちは、最初に与えられた僅かな食料と水を頼りに、迷宮を抜けるためゴールを目指す。途中で様々な生き物に襲われるが、途中で手に入る武器などでそれを殺して食料にしたり、トラップなどで捕まえる。そして、他にも色々と…。兎に角、このサバイバル感が面白い。 極限状態の中での駆け引きや殺し合いがリアルに描かれている。読み始めると、ページを捲る手が中々止まらない。 少し話は変わるが、作中に「ゲームブック」というものが出てくる。オレも昔やったことがあったので、とても懐かしかった。確か小学校低学年の頃だったから、約20年前になるだろうか(ちなみにドラクエ5のゲームブックだった)。 ……少々脱線してしまった。作中では中々グロい描写があり、そういうのが平気な人には一つの楽しみと言えるかもしれない。逆に苦手な人は、少し覚悟して読むといいかも知れない。オレはグロい描写は平気なのでかなり楽しめた。 そして、ラスト1ページがまた素晴らしい出来だったと思う。同著者の『黒い家』や『天使の囀り』などもいつか読みたい。

    0
    投稿日: 2014.10.03
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    奇妙なゲームに参加する事を余儀なくされた主人公。。。 参加者はどいつも狡賢くヤバい奴ばかり。 貴志祐介ワールド全開です!

    0
    投稿日: 2014.09.25
  • おどろおどろしさを詰め込んだ、懐かしい枠組み

    かつてゲームブックというジャンルの本があった。(今も?) 物語の中で、読者が選択肢の中から一つを選び、それによって展開や結末が変わってくるというもの。 たとえば、あなたは謎の老人から引き返せ、と言われる。 引き返すなら325へ それでも進むなら128へ というように、本のあちこちを飛び回ってマルチストーリーを楽しむことができる。 まあ、本書の中でも言われているように、コンピューターゲームに取って代わられるようになったものではあるが。 さて、物語は失業したあげく妻にも見捨てられた主人公が妙な世界に放り込まれるところから始まる。 次第に気付く。 何か、ゲームブックと似ていないか?と。 その世界がゲームブックとどう関係があるのかは、読んでみてのお楽しみ。 中身は少々(?)気持ちのところもあったが、 ゲームブックという懐かしい世界を思い出させてくれたことに感謝。

    7
    投稿日: 2014.09.22
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    火星の迷宮に連れてこられたメンバーでの生死をかけたゼロサム・ゲーム。道中一通り面白いけど最後が不完全燃焼

    0
    投稿日: 2014.09.19
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    ゼロサムゲームものとして評価高いので期待したがわりと普通だった。人物描写で誰が生き残るかわかるしあまり緊迫感がない。最後の賞金の額だけは衝撃的だった wサバイバル描写は面白い。まさか藤木がこんなにサバイバル能力が高いとは。自分なら早々に脱落してる自信がある。時計の針と太陽の位置で方角を知る方法を初 めて知って、いいこと聞いた!と書いてるそばから忘れてしまっている•••。

    0
    投稿日: 2014.09.19
  • 視覚情報の無いTVゲーム

    TV画面を見ないでゲームを進めているような気分になって、 スイスイと最後まで楽しんで読めました。 臨場感や緊迫感は伝わるものの、どこかで見たようなものばかりに 感じるせいか、心に響く描写や言葉には出会えませんでした。 情景は想像で補い、物語の展開を楽しみたいという活字ならではの 醍醐味を味わいたい方には良い作品だと思います。

    1
    投稿日: 2014.09.16
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    「新世界より」の独特な世界観に衝撃を受けて以来、その著作を1冊ずつ読み進めてきた貴志祐介氏の1999年の作品。 「新世界より」→「悪の経典」→「黒い家」という順番で代表作から読んできたためか、最初に感じたような強烈なインパクトのある作品には残念ながらなかなか出会えませんでした。 ですので、本作品も買ってはみたものの、正直なところあまり期待してはいませんでした。三連休の最後のゆるい読書にはちょうどいいかな、くらいの軽い気持ちで読みはじめたのですが、これが結構おもしろかったりするのです。 舞台設定が荒っぽいとか、展開がややスムーズ過ぎてやや雑だとか、どうしても気になってしまう部分があって、決して万人受けする作品ではないかもしれないですが、それを差し引いても十分に楽しめる内容でした。 あと、「黒い家」みたいに怖すぎないのもいい。 あれはマジで怖かった。ホラー小説としてはほぼ完成形と言えるくらい非の打ち所がない作品でしたが、怖すぎてもう二度と読みたくない(笑) ただ、最後はもう少し引っ張ってほしかったかな。そもそも「あり得ない」舞台設定なので、その後のストーリーがどうこうという既存の枠組みで考えてはいけないのかもしれませんが、それでもやや置いてきぼりを食ったような、満たされなさも残ります。

    1
    投稿日: 2014.09.15
  • 一気に読んでしまう!

    いわゆるサバイバルゲームみたいな感じですが、リアリティがあり、本気で怖いです。 しかしながら続きを読みたくなるため、怖いながらも一気に読んでしまいます。 エンディングには賛否ありそうですが、私は大好きでした。 シリーズ続編が出てほしいと感じる作品です。 ちなみに、携帯ゲーム機の「9時間9人9の扉」や「善人シボウデス」、漫画の「バトルロワイアル」なんかがイメージが近いと思います。

    1
    投稿日: 2014.09.08
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    思ったよりゼロサムゲームではない。2014年では刺激の少ない作品に分類されるのかもしれない。発表直後に読みたかった。ただ面白い内容であることは確か。

    0
    投稿日: 2014.09.07
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    SFに限りなく近い。 心理描写と話の展開のバランスが上手く、映像化したとしても小説の方が面白いだろうなと思う。

    0
    投稿日: 2014.09.03
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    2014/8/31 このゲームの目的とかもっと面白いオチを期待してたのでちょっとがっかり。 途中はおもしろく読めたけど、最後がよくわかんなかった。

    0
    投稿日: 2014.08.31
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    話の展開は良くて面白かったのですが、貴志祐介さんの「新世界より」と比べるとすこし物足りないといいますか…、新世界がどれよりも面白かったからですかね。 一度読み出したら続きが気になって、一晩で読み終えてしまいました。

    0
    投稿日: 2014.08.27
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    火星と題した、山岳荒野地帯で繰り広げられる謎のサバイバルゲーム。 突然そんな環境に放り込まれた主人公ら9人のプレイヤー。お互いに疑心暗鬼しながらクリアを目指すが・・・

    2
    投稿日: 2014.08.21
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    ハラハラドキドキしながら、どんどん読み進める。子供の時にやったゲームブックとは、懐かしい素材一方、最後がよくわからない…読み終わったらがっかり…なんだろう?この虚無感。こういう非現実的な素材がもともと好きでないのかも…

    1
    投稿日: 2014.07.19
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    ゲームブックという知らない世界を知れて楽しかった 後半なんでもありになってちょっと残念 もっとゲームブックのルールで戦って欲しかった

    2
    投稿日: 2014.07.07
  • 一気に読み終えてしまいました

    貴志祐介氏の作品では「悪の経典」、「黒い家」、「ダークゾーン」に続き四作目に読みました。 バトルロワイヤルのようなデスゲーム系の作品ですが、登場人物の様々な狂気の描きかたが秀逸です。読んでいて、息苦しくなるほどのめり込んでしまいました。

    1
    投稿日: 2014.06.29
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    夏かしのゲームブック。描写が生々しいけれど、ハラハラドキドキしながら読み進めました。最後は、結局ハッキリしないままのモヤモヤはあるけど、一気に読んでしまう作品です!

    2
    投稿日: 2014.06.28
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    いきなり謎のゲームに参加させられ、サバイバルするはめになり、ゼロ和ゲームのために極限に追いつめられるという設定は既視感がいなめない。結局最後までゲームの主催者も目的もチラリとも明かされないし、人肉食の気持ち悪さしか感じられなかった。

    1
    投稿日: 2014.06.21
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    グロ表現はあるものの読みやすく最初から謎が多く中盤からは物語が加速していくので退屈することなく読み終えることが出来ました。 最後もやっとしたまま終わるのもらしいといえる。

    0
    投稿日: 2014.06.19
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    脱出劇。連れてこられたメンバーが定められたルールの中ゲームの中、どう生き残るのか、、。結構ベタベタな展開である意味安心して読めた。しかしつくづくこの著者は濡れ場を描くのが上手いなぁって思う。

    0
    投稿日: 2014.06.09
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    読み終わって振り返るとおもしろくないのだが、読んでいる最中は続きが気になり、要するにおもしろくて、読む手を止められない。

    2
    投稿日: 2014.05.21
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    【情報とはなんたるや】 面白かった。好きな作風。 ただ、信じられるものと信じられないものの境目があまりにも曖昧だったり、ゲーム指導者側に有利な強引な筋書きで萎えた。 もう少し秩序のある設定だったらもっとのめり込んで読めた筈。

    0
    投稿日: 2014.05.17
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    今でこそよくあるサバイバルな設定やけど、刊行当時は珍しかったのかしら。 それにしても何も考えずにひたすらサラサラ読めるし、サバイバルの豆知識もわかりやすく面白かった! 他の貴志祐介作品と比べると非現実的要素が多いけど、一番好きな作品かも!!

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    貴志先生!怖すぎます。 同時に恐いもの見たさで次のページを開いてしまう。一気に読んでしまった。 いちいちグロい描写も上手い。生き物を食べてる様子とか想像すると本当に気持ちが悪くなる。 結末は一体何だったんだろう?金持ちの遊びでゲームに参加させられていたのかな?

    0
    投稿日: 2014.04.30
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    面白かった…かなぁ。あれば3.5。 少人数バトルロワイアル。RPG要素もダイブある。ただ殺し合いはそんなに無い。 人生に絶望していた藤木が申し込んだアルバイトがきっかけで、「火星の迷宮」を舞台にデスゲームが始まる。携帯用ゲーム機からの指示にしたがい、様々な選択肢からアイテムや情報を駆使して生き残りをかけて闘っていく。その中で1チームだけ異変が。

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    投稿日: 2014.04.15
  • ハラハラドキドキ

    最初からサバイバルの殺人ゲームへと展開、 迷宮の情景と迫る恐怖感でドキドキして読めました。 真相は謎のままなので気になる終わり方です。

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    投稿日: 2014.04.06
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    おもしろかった! 今じゃ珍しくない設定やけど、ドキドキスリルで一気に読めた。薄いし。 カイジとか好きな人は好きそう。 カイジ読んだこと無いけど。

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    投稿日: 2014.03.29
  • ザッツ、エンターテインメント!

    再読。内容盛り沢山で、これぞエンターテインメント! な一冊です。 本作が特に素晴らしいのは、中だるみが全く無い所でしょう。 出だしのサバイバルはゲームのキャラを扱う感覚で少年心をくすぐられますし、それにも慣れてきた頃を見計らった様に作品の本当の狙いが見えてきます。 そしていよいよ終幕となった所から、今度は「実はここからが本番」とばかりにミステリ展開が待っているという。 本作の徹底した娯楽性の追求には、脱帽のうえ脱カツラです。 読み終えて、本作が主人公の物語の出発点でしかなかったと捉えた人は少なくない筈。 続編出して!

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    投稿日: 2014.03.26
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    母が図書館で借りてきたので近くにあったから読んでみたら、物凄く面白かった。現実から非現実へ閉じ込められるSF小説。「黒い家」を読んだ後だったのでスリル感はいまいちだったけど、これはこれで面白かった。 オチが微妙だけど。

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    投稿日: 2014.03.21
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    日常から紙一重で乖離されたSF小説。その紙一重にあたる部分のリアリティが、スラスラと読みやすい作品である一因を担っている。しかし、突飛な設定ならまだしも、現実世界からそう遠くない設定は、主人公が現実世界に戻れて時の真相究明の齟齬になっていた。こじつけたようなSF世界への転移は、なかなかすんなり嚥下できるものではなかった。桎梏された原因も不明のままであったのには愕然とした。しかし、「迷宮」での推移にはハラハラさせられた。食屍鬼の容貌や、ゲームに仕立てた物語の展開は非常に興味深く、読み易い題材であった。

    2
    投稿日: 2014.03.08
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    新世界よりが良かったので、他の貴志祐介さんの作品を見ようと選びました。 見知らぬ土地での殺し合い、鬼気迫る感じが面白かった。 ただ、最後のオチが負に落ちなかった。

    0
    投稿日: 2014.03.05
  • 映画『CUBE』『バトルロワイヤル』好きならオススメ

    30代男性です。 とても面白かった。謎解き逃走しながらのサバイバル生活を、力強い文章で詳細に描いているので緊張感がすごい。 最初から最後までダラダラした場面は一度もなく、一気に読破してしまった。 映画『CUBE』や『バトルロワイヤル』が好きな方は是非。オススメです。

    1
    投稿日: 2014.02.28
  • ダークゾーンよりずっと

    ホラーRPG小説とでも言うべきでしょうか。徐々に明かされていく謎、次第に狂気の度合いの深まる世界。荒唐無稽な話にリアリティを保つ作者のバランス感覚がすごい。  傾向としては、貴志祐介さんの最近の作品である『ダークゾーン』に似ているように思います。が、作品の質としてはこちらの方がずっと高いのではないでしょうか。 面白いです。

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    投稿日: 2014.02.28
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    Mチャンに紹介され探して買って、読みかけたものの行方不明になってた本 読み出したら止まらない 一気読み 面白かったけど、すっきりしない終わり(‥ゞ

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    投稿日: 2014.02.19
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    主人公・藤木芳彦がある日、日常とは掛け離れた世界で目を覚ました。ふと傍らに置かれたゲーム機を見ると、そこに『ゲーム開始』の文字が映し出される。訳も分からないまま、藤木はそのゲームに巻き込まれていく-。 ルールも知らされず、敵も味方も分からず疑心暗鬼のまま進行していくサバイバルゲーム。裏切り、恐怖、生きるか死ぬか。非現実的な世界のなかで、人間の持つ不気味さや残忍さをとことん浮き彫りにしていく。『バトル・ロワイヤル』好きはハマるでしょう。 著者の作品は全般的に先が読めない展開に夢中になって読んでしまうものの、登場人物の誰にも感情移入できないモヤモヤとグロテクスな描写にやはり抵抗が...これはもはや相性の問題な気もします。

    0
    投稿日: 2014.02.03
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    ⭐️3つ。電子書籍。amazonで70%引きだったので。軽く読める内容ですね。SFチックな内容であまり読まないジャンルですが、比較的面白かったとは思います。現実に起こっている内容が実はゲームブックとリンクしながら進んでいって…というようなストーリーですが、グール?の存在がなかなかスリル感(&グロテスク)があって、終盤盛り上がりました。ただ、ラストが今一つでしょうか?特に感傷に浸らなくてもいいように思いました。

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    投稿日: 2014.02.02
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    2014/1/3 バトルロワイアルのような展開の話。こういうサバイバルのときに、最も必要なのは、食糧や水よりも、情報なんだと思った。 【引用】 腕時計をはずすと、太陽の方角に短針を向けた。短針と十二時の間を二等分した方角が、南になるはずだ。 (No.185) コアラとウォンバットって、もともとは、同じ動物だったんですって!信じられますかあ?進化の過程で、ユーカリの樹上生活に適応した方が、コアラになったということなんですけどね (No.2574) もっと恐怖を感じろ。そうすれば、血中にどっとアドレナリンが放出されて、今よりも、はるかに美味になる。知ってるか?狩りの獲物が、家畜よりずっと美味いのは、そのせいなんだ。 (No.3557)

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    投稿日: 2014.01.29
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    テンポ良くダレない展開で、読むの止まらず、あっという間に読み終わった。はらはらはらはらする。新世界よりでも思ったけど、動植物からの設定、描写が細かくて、想像膨らむ。新世界は若干描写多過ぎじゃ…と思ったりもしたけど、クリムゾンは読みやすかった!最期、もっと色々知りたかった><

    0
    投稿日: 2014.01.29
  • よくあるデスゲーム系です

    最初に。 高校生くらいの人にはおすすめします。 話の繋げ方が少々ザツ 時々ページ2枚めくちゃったか?って思ってしまうような感じです 内容はよくあるデスゲーム方式のもの 半分も読まないうちにだいたいの事が予想できてしまう感じで残念です。 最後の最後にそうだったんだ!!って思うものはありませんでした。 あぁ~そうですよね。って感じです 終わり方が中途半端です。あそこで終わらすならデスゲーム終わって帰ってきましたよ~で終わらせたほうがよっぽどマシだと思います。 浅い。荒い。 人間の精神の動きの表し方が貧弱です もっと話に現実味といいますかホントにこんな事があるかもしれない・・って思わせる感じにしたらリアリティの怖さがあったかもですね。 悪い評価しかしてない感じですが。 ページはすいすい進みました。 初心者向けの本だと思います。 推理小説なんかを読んでる方には内容が薄すぎると思うでしょう

    1
    投稿日: 2014.01.21
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    貴志祐介作家の作品を読むのはこれが初めてでした。 生きるか死ぬかのゼロサムゲーム。 主人公の心情や物語の風景など事細かに説明してあるので容易に物語が想像できて読みやすかった。 読み手にドキドキハラハラを与えるのが上手いなと思いました。

    0
    投稿日: 2014.01.19
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    2014/1/3 バトルロワイアルのような展開で、どんどん先を読みたくなる話だった。サバイバルのときに、最も必要なのは、食糧や水よりも、情報なんだと思った。

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    投稿日: 2014.01.09
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    設定がおもしろかった。いきなり火星(オーストラリア)でサバイバルゲームに参加させられることになった藤井達がなんの目的かもわからずにゴールを目指し進んでいく、ちょっとしたバトルロイヤルのような展開。面白くてすいすい読めたけど、結局よくわからない終わり方でラストがあっけなかったのだけが残念!

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    投稿日: 2014.01.07
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    文章に趣は全くありませんし、物語の真相が不明瞭なので釈然としない気持ちは残ります。 でも、血みどろのエンターテイメントとしては楽しめました。ルールに則って命のやりとりをする作品は面白い。

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    投稿日: 2013.12.29
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    ワケワカンナイ設定で延々と話が続いていく感じ。 でも、先が気になってしまってどんどん読める。 終盤になる頃には、どういう結末にするんだろうということが気になって仕方なくなった。 最終的には、まぁ無難な終わらせ方だったかな。 夢オチじゃなかったのは良かったです。

    0
    投稿日: 2013.12.22
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    ずっと昔に読んで内容も忘れていたのですが、超面白く読むことができました。食人鬼チームに追われるあたりが特にドキドキして読みました。 何年か経ったらまた読み返してみようかな。

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    投稿日: 2013.12.19
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    設定や細部がよく出来ているだけに 最後のオチ(?)がありきたりでちょっとガッカリ。 途中もグロいので二度と読みません。

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    投稿日: 2013.12.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エンターテイメント性の高い作品でした。 主人公が助かるので、安心して読めました。でも、大どんでん返しも期待していた分、無難なラストかなあといった感じです。

    0
    投稿日: 2013.12.14
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    貴志祐介だからと軽い気持ちで読み始めた。読みやすさでいうとちょっと重かった、創造力を常にフルで使っている感じ。 この作品の素晴らしさはラストだと思う。 共食いすることの罪。 私はこのラストで狂牛病を連想した。 かなりフィクション色が強く、ファンタジーともいえる作品なのだが、理にかなった作り話でひきこまれてしまう。

    2
    投稿日: 2013.12.12
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    大好きな貴志祐介先生の作品です。他の作品同様、先生の知識への探究心とストーリーの練り上げには脱帽です。表紙にはこの世のものとは思えないような赤い大地が広がっていますが、実際に存在するというから驚きです(色はここまでの赤ではないようですが)。先生お得意のサスペンスホラーですが、サバイバル作品としても楽しめると思います。

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    投稿日: 2013.12.08
  • 無駄のないホラー

    主人公は、目をさますと見知らぬ場所に居た。冒頭からこんな調子で、とにかく無駄がなく、常にスリリングなシーンが続く。読んでいて、常にドキドキしっぱなしだった。 この作品でいちばん恐ろしいシーンは、極限状態におかれた人間の心理について書かれた部分だろう。また、このゲームを企画した人間の意図にも、ぞっとするところがある。 オチやが少々平凡でさみしい気もするが、それを補ってあまりある勢いのある作品だった。オススメ。

    6
    投稿日: 2013.12.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    角川ホラー文庫から出ているがホラーというよりテラー物。 昨今この手のデスゲームものが流行だがやはりついつい引き込まれてしまう。 色々と謎は残したまま終わっているのでぜひ主催者側を追いつめる続編を読んでみたい。 本文にあった「ゲームの舞台は、もともと火星に設定されている」 のもともとの意味はなんだったのだろうか??

    0
    投稿日: 2013.12.07
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    ざっくりいうと主人公が火星だか土星だかでサバイバルゲームする話。貴志祐介の本はオチがありきたりで面白くないことがたびたびあるけどこれもそうでオチがありきたりでショックだった。オチまでの流れはスリリングで本当に時間を忘れさせる。オチが気になって一日で読破したような気がする。

    0
    投稿日: 2013.11.28
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    目が覚めると、そこは迷宮でした。 •••貴志さんの小説にハマるきっかけになった小説です。この作品は映画『CUBE』のように、主人公がダンジョン(迷宮)の中で目覚める事から始まります。訳も分からず、手元にあったナビに従い迷宮の中を進んでいくと、同じように放り込まれたプレーヤー達と合流します。 そして、そこから、この物語のゲームはスタートします。 主人公に予備知識がない状態からのスタートなので、読み手である私達と同じように、一つ一つ情報を組み合わせていき、自分の置かれている状況や、そこから脱出するための方法を模索していきます。 それ故に、物語の中にすっと入り込む事ができ、入り込んだ後は様々なギミックによってグイグイと引き込まれていきます。 また、特筆すべきは終わり方です、軽い余韻を感じさせながらスっと幕が降り、その時に感じる一抹の寂しさと、物語の世界にどっぷりはまった後の充足感を感じさせてくれました。 と、褒めちぎりましたが何ぶん小説を読み始めたばかりに出会ったので、美化されている部分が多々あるかもしれません。

    0
    投稿日: 2013.11.25
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    得体の知れない存在に追い掛け回される緊張感や恐怖を一緒に味わいながら読んだ。良い意味で、胃の痛くなるような感覚を味わった。読むのが嫌になるような気がしつつも(きっと主人公補正で助かると信じながらも読むのが怖い)先が気になってグイグイ読み進んだ。 人間同士だからこその疑心暗鬼が恐怖心を煽るのだろうなあと思った。 ゲームブックが小道具に出てくるのもポイント。やったことが一度でもあるとイメージが湧きやすいと思う。

    0
    投稿日: 2013.11.18
  • とにかく怖い

    続きが気になってあっというまに読んでしまいました。 緊張感のある世界にどきどき。 再読したいのですが 面白さと同じくらいの怖さがあるので、なかなか手が出ません。

    5
    投稿日: 2013.11.08
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    貴志氏の素晴らしさは、描写力もあることながら、設定に関する綿密な事実調査にあると思う。「火星の迷宮」と称した一見チープな設定を現実感ある物語へと消化した構成力はさすが。『青の炎』はあまり楽しめなかったが本書は一気に読み上げてしまった。 特に人間性を残した食屍鬼(グール)は追い詰められる者の恐怖と追い詰める者の狂気が巧みに描かれている。小道具の取り入れ方も効果的だ。 伏線の短絡性とラストの唐突感は多少惜しい気がしたが、全体的には良質な娯楽作品に仕上がっている。

    0
    投稿日: 2013.11.05
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    カイジ好きな知的派に。 あのキャラの説明が長いけど、 これが唯一の情報…聞き逃すな。 ここが生死の分かれ目っ! って思える人は星5で。

    0
    投稿日: 2013.11.01
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    「天使の囀り」の後々まで残る怖さを半分期待して読んだのですが、そこまで怖くもなかったし、ストーリーも特筆することもなかったです。 もっと、追いつめられた人間の心理変化とかが迫って来るようなのを期待していたので、期待値が大きすぎた分、評価が低くなってるかもしれません。

    0
    投稿日: 2013.10.26
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    文章はラノベ的で、あんまりうまくない。 でも映画のように楽しめた。 とはいえ設定も話の展開も、いつかどこかで見た映画のような、そういう話。 単純な娯楽小説として読めば暇つぶしにはなる。

    1
    投稿日: 2013.10.20
  • ここまで五つ星

    クリムゾンとは深紅色の意とのことで火星のようなところが舞台となるおはなし。13番目のISOLA、黒い家、そして本作には共通した読後の爽快感あり。(これ以降は色々と当たり外れがある印象に・・)

    5
    投稿日: 2013.10.11
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    ラストが残念。途中まではとてもワクワクする展開だったが、悪い意味で先が読めてしまう。後日談をもう少しはっきりとやってほしい

    0
    投稿日: 2013.10.08
  • デスゲーム系の名作

    懐かしいゲームブックを主題にした作品です。安易に死にまくる最近の系統とは違い、徐々に狂気が表現されていくため、独特の緊張感があります。デスゲーム系が好きなら是非一度は読んでいただきたい、逸品です。

    3
    投稿日: 2013.09.29
  • 次第に引き込まれます

    序盤は何となく読んでいる感じでしたが、中盤以降は徐々に引き込まれて一気に読んでしまいました。

    1
    投稿日: 2013.09.28
  • よくあるようで新しい

    どこかで読んだことあるような話だな、というのが第一印象でした。 目覚めたら知らない土地。始まるサバイバルゲーム。 少し読めば先の流れが8割型予想できました。 が、そんなよくある話もこの作者が描くとこんなに面白くなるんですね。

    4
    投稿日: 2013.09.25
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    中学か高校に読んで以来インパクトがあった為か、また読みたいと思っていた。kindleで売ってたので再読。終わり方がちょっとイマイチな感じだけど、やはり全体的には面白かった。

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    投稿日: 2013.09.23
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    生き残りを賭けたゼロサム・ゲーム。ホラーと言うよりはむしろパニック小説に近いものがあるのかもしれません。息をもつかせぬスピーディーな展開に惹き込まれ、最後まで一気読みでした。 しかし、登場人物の非合理的行動や収束しきれていない伏線が見受けられ、やや消化不良でした。

    0
    投稿日: 2013.09.07
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    小説を読んでいるはずなんだけれど、映画を見ている感覚にまでさせられるのは貴志祐介さんの手腕だなあと改めて思える作品

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    投稿日: 2013.09.04