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悪の教典(上)
悪の教典(上)
貴志祐介/文藝春秋
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総合評価

661件)
3.9
149
281
149
22
9
  • ページをめくる(ボタンを押す)手が止まらない。

    ReaderStoreだけに止まらないボタンではありますが、この作品、読みたい。もっと読みたい。どうなるのこれ??気になる気になるが止まりません。一気に読み通しました。 過去に自分の読んだこの手の小説は、被害者/容疑者のどちらかの”応援”をしながら読み進めていたように思います。しかし、悪の教典においては、ハスミンの特異なキャラクター性を支持する気持ちと、その残虐性によって生じる被害者への同情の気持ちがせめぎあい、”どちらも応援”している、という自分の中での常識を覆す、新たな状況に遭遇し、ある意味においては戸惑いながらも、最後まで”どちらも応援”し続けました。 戸惑い続ける私にも、もしかすると読み慣れた読者の方にも、同じようにページをめくらせる。そんな作品だと感じています。

    0
    投稿日: 2014.12.23
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    町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は戸惑いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校と言う性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れ込んだ時ーー。ピカレスクロマンの輝きを秘めた戦慄のサイコホラー傑作。

    0
    投稿日: 2014.12.17
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    絶対的な悪は蓮実聖司なのに、なんで蓮実を応援してしまうんだろう(笑)消費される文学として心地よいテンポの良さ。結末が気になる。

    1
    投稿日: 2014.12.17
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    90 学校を舞台とした数々の死 しかし、その内実は一人の教師による巧妙な殺人だった あの手この手で自らの存在を脅かす人間の存在を消してしまう人気教師の蓮実 また、その周りの圧倒的なキャラクターをもつ先生、生徒たちが複雑に折り合いながら物語はよりサイコでカオスなショーと化していく

    0
    投稿日: 2014.12.13
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    前半に抱く、一見爽やかで有能な教師・蓮実に対して『なんだかイヤな印象』。 それが後半になると『ああ、やはりな』と思う理由があり、怜花ら生徒の心理と重なるようになる見せ方は上手いと思う。 一気読みできるおもしろさ。 下巻も楽しみなので、すぐ読みたい。 ただ、時々文法がおかしいな、と思う箇所あり。

    1
    投稿日: 2014.11.29
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    前半はいい人を装って実は… 裏の顔は精工な計画のもと犯行が行われるのに 後半は雑な行き当たりばったりな計画…別人のようです。 頭良かったら全員殺すよりもっと簡単でいい方法あるでしょ。 しかもAEDって伏線がわざとらしいし。 マフィアにも殺人鬼にも負けず劣らずなのに学生に負けるってもの ちょっとありえなさすぎかな。 前半は面白かったです

    0
    投稿日: 2014.10.29
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    蓮実の目指すのは何なんだろ。そのために、邪魔者を消し、カムフラージュに奔走する日々…。考えるだけでも面倒臭い。

    0
    投稿日: 2014.10.26
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    始めて貴志さんの作品を読みましたが、この作者は本当に頭がいいんだなと感じました。 心理学や機械学、人体の事など多くの事が詳しく書かれています。この小説を書く為に勉強はもちろんしたとは思いますが、もともと頭が良くないととてもじゃないけど、書ききれないと思います。 その中で殺人トリックを組み合わせたりと物語の進行も本当に上手く書かれていて、すごく器用な方だと感じました。 下巻が楽しみです。

    1
    投稿日: 2014.10.14
  • 先入観なしで読みましょう…

    下巻も同じ感想です…すみません。 ストアで上下巻が別売りになる前の 単冊本だった頃、購入したので 感想は上下巻同じ文を貼りつけてます。 読む直前に、映画化CMを たまたま見てしまい、心の中で ハスミンが伊藤英明にしか 見えなかったのは、失敗でした。 やはり、本というものは先入観を 持たずに読まないとダメだな←と、 いうことを痛感した作品でした。 海猿では、あんなにもカッコ良く 爽やかな男が、なんともまぁ… こんなにゲスな野郎に化けたかと、 どうしても、先入観を前提とした 感想しか浮かばないのが残念です。 ただ、それくらい先入観を持つと 残念な作品だけに、本から入られる 方々はおぞましく衝撃的な、かつ、 楽しめる(楽しくは、ないですが) 逸品ではあります。 ※元AKBのセンターが、  「この映画は私は嫌いです」と、  申しておりましたが、合わない方には  まったくもって合わないかと思います。

    8
    投稿日: 2014.10.02
  • 少年は困難を克服したかのように見えた、のだが・・・

    「じゃあ、僕は、心のない化け物ですか?」 と少年が、教師に問う。そんなはずはない。心がなければ、今、こんなに苦しむはずはなかろう。 だが・・・彼は何かが「違う」。その教師の言葉を借りれば、 「自然な感情というか、人と共感する力が、ちょこっとだけ未発達なんだと思う」と。 そう、幼い頃からそうだった。 あくまでも合理的に行動しているはずなのに、周りとの間に理解不能な軋轢が生じる。 それではどうしたらよいのか。心理学の本をたくさん読んで、見つけ出した結論、それは・・・ きわめて高い論理能力を持ち合わせていれば、感情を模倣(エミュレート)することは可能だということ。 相手が望むことを分析し、予測し、それに基づいて行動すれば、軋轢どころか、相手に好意を抱かせることすらできるのだ! こうして、「人と共感する力がちょこっとだけ未発達」だった少年は、学校一の人気教師になる。 それで、幸せに生きられたらよかったんだけど・・・。 彼が自分の「欠落」を自覚しており、それを補おうとした末の悲劇。 本文中、彼はほとんど「教師」として登場するのだが、どうしても、苦しんでいた「生徒」の頃の姿が離れない。 やはり、酒鬼薔薇聖斗の事件を思い出すのだ。共感できないこと、それは普通の(=共感できる)人間には共感できない類いの苦しみだ。 この14歳に、教師や親はどうしてやればよかったのだろう? 面白く(展開のスピード感的な意味で)、恐ろしく(事件的な意味で)、悲しい(あらゆる意味で)話だ。

    10
    投稿日: 2014.09.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    シリアルキラーという裏の顔を持つ教師が 引き起こす事件を描いたサイコ・ホラー作品。 第1回山田風太郎賞受賞作、第144回直木三十五賞候補作、 第32回吉川英治文学新人賞候補作、 2011年本屋大賞ノミネート作。 貴志祐介作品は文庫になるのを待てなくて (あさひなは文庫派です;) ハードカバーで買ってたくらい好きな 作家さんだったんですが…; 最近はすっかり小説から離れてしまっていたので 新作が出てたことも知らず…(;^ω^) この作品も映画観てから原作読むという流れになりましたw 上巻は本当に最後の最後まで序章という感じで 蓮実先生の日常行動や、その他の先生、生徒との 関係の話ですすむので若干退屈。

    0
    投稿日: 2014.09.14
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    教師として生徒にも保護者にも同僚にも好かれる蓮見。 仕事熱心で愛想も良く、完璧に思える男の素顔は、冷酷な殺人鬼だった。 最初の数ページは、本当に素敵な教師としか思えなくて、徐々に明らかになっていく本性に驚きの連続でした。 自分の目的の邪魔になれば、迷わず抹消する。 決して証拠を残さない完全犯罪。 人間とは思えない所業の数々に、思わず背筋がぞくっとしました。

    0
    投稿日: 2014.09.14
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    『与えられた能力を最大限に活かす術を』 人は皆、自身がなにが好きで、なにが得意なのかを理解し切れていない。どこかで、今の自分じゃない隠れた自分を探している。 極まれに、自分が何のために産まれてきたか知っている人間が居る。その人間は迷わない。止まらない。その、純粋無垢なままの『生きる』の結晶がこの作品である。

    0
    投稿日: 2014.09.10
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    何でもない日常でもサイコパスは考えることの次元が違って、あれどこか読み飛ばしたのか?って一瞬思う。 あ、ここが常人との差なんだと徐々に分かってきて、次第にどんな些細な事で殺人しても驚かなくなってくる。

    0
    投稿日: 2014.09.06
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    この作者の文のボリュームと、話の展開スピードはとても心地いい。ただのっけから、たくさんの登場人物!覚えられない。 カラスのくだり…。不必要だと思われる、性的描写。今のままでは、普通の評価、下巻に期待。

    0
    投稿日: 2014.09.05
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    ヤバイ。おもしろすぎる。 ハスミンのサイコっぷりが半端ない。 さすがにこれはバレないほうがおかしいでしょ!って思うところも多々ありますが、、そこもまた(・∀・)イイ!! では、下巻へ行きまーす。(・∀・)スンスンスーン♪

    0
    投稿日: 2014.08.15
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    面白い。蓮実が何もないようにおこない続けるのが見ててぞくりとする。まさかの人物が死亡したりという展開には驚いた。終盤にかけて、蓮実の僅かな綻びが見えて良い。それなりに性的描写あり。

    0
    投稿日: 2014.08.09
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    気になってたんだけど、書評があんまり良くなかったのでどんなもんかなーと思って読んでみた。上巻は割といい感じ。ただまぁご都合主義っていう感じはしなくもないが・・・。

    0
    投稿日: 2014.08.06
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    何の前知識もないまま購読。 最初はいい教師だと思った蓮実教師の変貌に目が離せない。 生徒の名前が多く出てきて、理解が少しかかりました。

    0
    投稿日: 2014.08.01
  • どこにでも居る人当たりのいい好青年でそれも教師だという

    生徒にも人気があり、同僚先生からの信頼も熱い。優しくk語りかけ難題を解決しようとする姿勢はすべてを自分のコントロール下に置きたいからだ。 背くものには殺人も屁とも思わず、絶対ばれない完璧な殺人で疑うものは誰も居ない。 上巻はそんな彼が形成された環境などにも触れている。今から下巻に進むのですがどんな結末が待ってるのでしょうか。

    0
    投稿日: 2014.07.22
  • 起こり得る事だから怖い

    生徒に人気を誇る教師が、人の痛みを感じないサイコキラーだったら。3人の高校生が彼の裏の顔を暴こうとするが、逆にその行動を悟られてしまう。世の中にはサイコが隠れており、機嫌を損ねると消されるという恐怖がリアルに描写されている。この平和な日本で現実に起こり得る事として感じられ、非常に怖かった。

    3
    投稿日: 2014.07.20
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    「もしサイコパスが学校に紛れ込んだら」という仮定を膨らませてできたのがこの作品とのこと。 妹曰く、主人公である蓮実自身に感情がなく、ただ人をどんどん殺していくだけで、まったく感情移入できなかった、ということだったが、いざ読みはじめてみるとすっかりどっぷり小説にのめりこんでしまった。 たまたま、この本を読むより前に、サイコパスを対象として行ったインタビューを元に構成されたルポ(『サイコパスをさがせ!』)を読んでいたのも、少しサイコパスについての知識があったという点でよかったのかもしれない。 サイコパスには脳欠陥がみられること、狡猾であること、感情が希薄、などなど・・・。 下巻を読んでわかったことだが、上巻はまだ序章にすぎなかった。序章でも十分死人は出ているわけだが、上巻は蓮実の二面性と頭の良さを印象づけ、また、どこの学校にもあり得るかもしれない闇の部分を拡大投影したパートとなっている。

    0
    投稿日: 2014.07.19
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    人がどんどん死んでいく。 現在も過去も未来も。 なんで人は人を殺してはいけないのかということをよくよく考えさせられるなあ。 釣井という、みんなに疎まれたひとりぼっちの男性を殺したところでどうなるのか。 んー、下巻はその観点で読んでみようかな。 この著者は、心理テストや殺し方が詳しい。ペルソナを読んでも思ったけど。

    0
    投稿日: 2014.07.18
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    友人からの紹介 とりあえず上巻時点で 何ら予備知識無しで読み始めてみたかった…それぐらい一章から二章にかけてのじわりじわりと露呈する蓮実の描写には気を遣っているように感じたし、面白い。 殺人という直接的なものよりも、死以外を与えた制裁のエピソードの方がより蓮実の静かな凄みのようなものを感じ、面白く思った。

    0
    投稿日: 2014.07.18
  • 恐いのにページをめくる手が止まらない

    生徒からの人気が高く、校長や教頭からも慕われている蓮実先生(通称ハスミン)。彼の正体は恐ろしい殺人鬼。 天才的な判断力と、駆け引きを繰り広げながら行動を起こして行くハスミンは、漫画『DEATH NOTE』の夜神月を彷彿とさせますが、この物語に L は登場しません。 すべて計画通りに行くはずだったものは少しずつ綻びを見せ、やがて学校全体を巻き込んだ大虐殺へと発展します。 逃げ惑う生徒たちに救いの手は差し伸べられるのか? 最後までドキドキが止まらない、サイコホラーの傑作。

    6
    投稿日: 2014.07.18
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    義父から頂いた本。 すごい面白かった。一気読み。 だったけど、怖かったー。 ハスミン怖いよー。 人気の英語教師は共感性欠如の殺人鬼。 目的のためには殺人という手段を用いることを厭わない。

    0
    投稿日: 2014.07.13
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    事件の顛末から振り返ればハスミンの何が天才的なのか分からないという意見があるのはもっともだが、真の意味で天才的なのは以下の点だと思う。 共感能力ゼロにも関わらず、外見上はほぼパーフェクトに人間関係を構築できること。目的に対するあらゆる手段の可能性を排除せず、先入観なく思考し行動できること。 ハスミンの前には倫理的な善悪の差別は存在せず、己の欲望と社会環境を調和させながら楽しく生きている様を感じる。 「木を隠すには森の中」 見立て殺人でお茶を濁すとかしない。森を創ってしまうとは、まさに天才的な発想。 でも最後に逮捕されて安心した。

    0
    投稿日: 2014.07.13
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    どんなもんかと思って読み進めているうちにハマる。 多少強引な設定もあるが受け入れられない程ではない感じ。 引き続き下巻へ。

    0
    投稿日: 2014.07.10
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    テンポよく、次から次に色々起こって、さくっと読み終わる。映画CMのせいでか、バトルロワイアルみたいな話だと思ってたら、全然ちがうくて、一人の教諭が暗躍する話。蓮実先生が、告白のウェルテル先生で脳内再生されたのが、わたしにとっての「ウェルテル効果」。

    0
    投稿日: 2014.06.27
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    サイコパス、犯罪者のはずなのに蓮見先生を嫌いになれない。寧ろ惚れてしまう。生徒とのシーンで何度恥ずかしくなって本を閉じたことか。笑 合理的で淡々とした思考、行動、好きですね。

    0
    投稿日: 2014.06.22
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    高校を舞台にしたサイコホラー小説。身近にいる殺人鬼と関わる人々の心理描写が非常にリアルでした。殺人の仕方や、その間の心理描写、全体的にリアルに非常に考えられて書かれているのを感じました。犯人が冷静に計画的に犯行を繰り返す、しかし時々意図しない部分もあり、これが後半にどのように関係していくのか、非常に楽しみです。

    1
    投稿日: 2014.06.20
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    やっぱり映画ははしょりまくってたんだなー。 色んな場面が補足されて分かりやすい。 しかも映画のキャストで再生されるから先に見といてよかったかなー。 釣井先生がいなくなってここからどんどん話が進んでいくかな。 下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.06.15
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    猫山先生喋り方好きだったけどもうでないかな…人物像が全体的に典型的だけど読んでいて楽しい。下巻も早く読みたい

    0
    投稿日: 2014.06.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    彼は当初、普通の人として物語は進んでいく 本のタイトルとは違う印象だなと思い読み進めていく訳だが、途中から本性が出てくる 本の中に彼の本性が表現されていく訳だ そこからがこの本のスタート ジェットコースターですよと説明されて、乗ってみたらメリーゴーランド。。。かと思っていたらやっぱりジェットコースターだったみたいな 下巻は読みたい内容と違ったという意味で個人的に残念な内容であったが、上巻は最上級のサイコなミステリーであると言えるだろう

    0
    投稿日: 2014.06.01
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    これ面白い。 主人公の爽やかな顔の裏に隠された猟奇的なキャラクター、少しづつ進行していく事態。 ぐんぐん読んでしまいます。 下巻が楽しみです。 映画も見てみようかな。

    0
    投稿日: 2014.05.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生徒と教師、どろどろな秘密ばかり。 蓮見の過去、陶酔させるための言動がこわい。 後半殺しまくるところよりも、じっくり計画し ペットボトルに灯油いれる姿がじわじわと恐ろしい。 上下巻一気読みできておもしろい。 映画は見ない。

    0
    投稿日: 2014.05.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校を舞台にしたホラーサスペンス。 上巻は続きの展開も気になり楽しめたんですが、 下巻は単なる殺戮が続きます。 まるでB級映画みたいなんですが殺し方も鉄砲でバンバン撃つだけなんで個性もないです。 生徒が沢山出てくるんですが、印象薄いので死んでも特になにも感じないんですよね。 という感じで私には合いませんでした。 貴志祐介作品始めて読みました。 何か面白い作品あったら教えて下さい。

    0
    投稿日: 2014.05.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ハスミン、怖~っっ! ハスミンのエピソードも興味深かったけど、それよりも周りの人のエピソードがおもしろい! これから下巻に向けてどうなるのかしら・・・? 10

    0
    投稿日: 2014.05.09
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    ★3+ ひとつ嘘ついたら、それを取り繕うためにまた嘘をつき、と、どんどん嘘が大きくなる話。 途中で読むのがつらくなってきたが決して面白くないわけではない。

    0
    投稿日: 2014.05.04
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    前情報なしで映画を映画館でみた。見始める前から空腹だったにもかかわらず、映画館を出た後も全く食欲がわかなかった。 あまりにも非日常的なダークさに惹かれたのかわからないが、しばらくこの作品のことが頭の中に残ってた。 結局原作本も読んだ。周りには言いづらいが、悪の経典、好きだ。

    0
    投稿日: 2014.05.01
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    映画化もされたことですし、と観てはないけど読んでみよ、と軽い気持ちで手にとりまして。 結構な頻度で、主人公の蓮見教諭が狡猾に、ときに大胆に殺人を重ねていきます。 いやー、気持ち悪い!蓮見教諭ほんと気持ち悪い! 上巻はひたすらそういう感想です。 なんか…理解できなくて怖い、に似てる気持ち悪さ。嫌悪感。それが醍醐味っちゃそうなんですけど。 天使の皮被った悪魔じゃなくて、悪魔だからこそ天使みたいな顔をしているというか、うまく表現できないれど。後半は目をすがめながら読んでました。

    0
    投稿日: 2014.04.18
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    面白いです。 主人公の狡猾っぷりが気持ちいいです。 ちょっと思考が飛躍しているところはありますが。 でもこのまま完全犯罪を成し遂げて欲しいと思ってしまいます。

    0
    投稿日: 2014.04.17
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    【2014年5冊目】はじめは爽やかな学園ものかな~と思っていたのに、だんだん主人公の行動に「?」となっていく。そしてそれがどんどんエスカレートして…。上巻はホラー要素も少なく比較的読みやすいと思います。

    0
    投稿日: 2014.04.07
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    ハスミンが策略を巡らせているところが読んでいてゾクゾクします。 身近にいそうな感じがリアリティがあって…。(実際にいたら怖ろしいではすみませんが) 次々と先生や生徒がいなくなってしまい、下巻はどうなるのか気になります。

    0
    投稿日: 2014.04.04
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    殺人系の小説。上下巻。舞台は東京町田の高校で、主人公はそこの教師。主人公=悪役で、デスノートの夜神月的な感じ。悪の教典というタイトルは、ドリームシアターの曲から引用している。発売から2年以上経っているが、映画になったりマンガになったりで、中々の話題作であった模様。 SEX & Violenceなノリではありましたが、割りと食入る様に読んでしまいました。後味の良い作品ではないですが。。映画版も観てみましたが、後半のシーンは想像通りの迫力がありました。ただ、主人公の心理描写やその他色々を、小説に比べて省略し過ぎなのが残念。マンガ版はまだ完結してませんが、結構原作に忠実でGoodです。 「俺、もしここを切り抜けることができたら、一からやり直そうと思ってる。...ファイナルファンタジーのシリーズを全部な。」

    0
    投稿日: 2014.04.02
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    一見理想の教師が主人公だが、実は先生の内面は怪物だった。 恐らく人間皆どこか怪物的な部分を内面に宿しているが、本作の主人公蓮見せは正に怪物である。人は皆怪物的な部分を押し殺して生きている分、キチガイ的に人を殺して行く蓮見先生を、どこか応援してしまった。

    0
    投稿日: 2014.03.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    タイトルはエマーソン・レイク・アンド・パーマーのアルバム「恐怖の頭脳改革」に収められた名曲からの引用ですね。クリムゾンよりは遥かにダイレクトな印象かも・・・・。ハスミンを中心に描かれた学園物語は出だしこそ爽やかだが、少しずつ狂いだし徐々に狂気の世界に染めていく作者の手腕は流石。さらに壊れていくであろうストーリー展開をついつい期待させらてしまう・・・・(怖)。

    0
    投稿日: 2014.03.23
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    まだ上巻しか読んでないけど、面白いです。映画で話題になっているようなクラス全員皆殺し、等のようなことは上巻では起こりません。蓮実聖司ことハスミンが徐々にその悪の頭角を現していく流れに終始しています。非常に頭が良く抜きん出たカリスマを持つ。でも心の中には常軌を逸した打算を秘めている。そんなハスミンのキャラクターが際立っていて、人気な理由もよく分かります。

    0
    投稿日: 2014.03.18
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    友人が面白いと薦めてくれたので本屋で探してみたところ、黄色の背景にカラスというインパクト大な表装ですぐに発見! 初めはスキのない熱血教師の話かと思いきや… あれ??なんかおかしくなっていく…(- "-) 目的のためなら手段を選ばない蓮実の世界にはまっていき、あまりの割り切り方に、普通でないことがだんだん普通に感じてしまいます。読んでいて気持ちいいくらい。 やばいやばい…(@_@) これは下巻も読むしかないないなぁ

    0
    投稿日: 2014.03.16
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    【晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAをも虜にしていた。しかし彼は、邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。学校という性善説に基づくシステムに、サイコパスが紛れこんだとき―。】

    0
    投稿日: 2014.03.15
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    ★評価は読了後に。 確か作者は映画等々を超えたエンターテイメントの世界を描き出したいとその想いを語っていた記憶があるが、少なくとも上巻ではそれが達成されている。 それにしてもその娯楽というやつはこういうキワもの的設定で無いと表現できないのだろうか、そして読み手も満足しないのだろうか。どこか淋しさを感じずにはいられないなぁ。

    0
    投稿日: 2014.03.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    初、貴志祐介さん。浸透するように、すぅっと入り込める。しっかりと掴まれた感。好きになりそう。主役が、頭がいい。感心するばかり。生徒掌握術もなるほど、為になる、などとすっかり洗脳されながら読み進める。黒いけど、正義を行くのかと思いきや…ガンガン来た。下巻が楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.03.09
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    上・下巻とあるが、一気に読まなくては気がすまない。 私は上巻の不穏な空気感が好き。 ハスミンのようなサイコパスは小説では素敵なヒーロー。 ハスミンすきです。思考回路が壊れてる。 何度も読んで頭の中で続編作ってる。

    0
    投稿日: 2014.03.07
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    貴志祐介さんの小説にはまってます。 ネットで調べたら人気だったので読み始めた。 蓮見先生みたいな教師がいたら学生生活も楽しめたのになぁと思いながら読んでいたが、徐々に本性が明らかになって行く、なぜ?という疑問が常にあった。蓮見は障害の持ち主なのか、自分の目的のためなら人を殺すという選択をも厭わない。そしてその目的は何なのか? おもわず、秋葉原の通り魔事件を思い出した。人を殺してもなんとも思わない人がこの世にいるのかもしれないと思うだけでゾッとした。 むしろ快感にさえ思う人がいるのか? あと、校内で先生と生徒が淫らな行為をしていたが、実際も行われているとしたら…と思うと、胸が高鳴った。 下巻もこれから読みます。

    0
    投稿日: 2014.03.05
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    上巻は暴力的な表現が少なく展開も特にスピーディーなわけではなかったが、どんどん話に引き込まれて一気に読み進んでいった。蓮実の心情がとにかく客観的で無機質であって、淡々としているところが本当に恐ろしい。下巻はおそらくより暴力的な模写が増えると思うが一気に読み切りたい。

    0
    投稿日: 2014.03.05
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    映画の番宣などで主人公蓮実が悪役であることはあらかじめわかっていたが、冒頭はごく普通の良い人を印象づけるように工夫されていた。読者であるこっちも一瞬騙されそうになるが、徐々に狂った一面が明らかになっていく描写が巧みで先がすごく楽しみだった。

    0
    投稿日: 2014.03.03
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    教育的観点からすれば最悪な本だけど、惹きつけられ、本の世界に感情がひきこまれていく点からいえば星3つ!

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    投稿日: 2014.03.01
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    ちょっと前に話題になった本。 上下巻の上巻ということで、まずまずな感じ。 下巻にてどう話を持っていくか楽しみな一冊。 ホラーっぽい感じだが、どういうジャンルなのか ちょっと分からない。

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    投稿日: 2014.02.28
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    蓮見目線かつ動機がはっきりしているので、あんまり怖いとは思わなかったですね。自分が被害者になると思うといやですけど。

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    投稿日: 2014.02.22
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    途中まで読んで、気分が悪くなり読むのをやめた。どうやらこの先もっとグロくなるみたいなので、やめてよかった。グロいのは好きじゃない。

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    投稿日: 2014.02.14
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    他者への共感力が欠けた人間。 そんな人間、いるのかと思いきや、 この物語のなかには、確かにいた。 明らかに異常。おかしい。 少女が好きという、俗っぽさもあるけど、 殺人を躊躇わないのは、やはり、 人間として、何かが欠けてしまっている。 久しぶりに読み耽ってしまった。

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    投稿日: 2014.02.08
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    テンポがよくてすごく読みやすい。 ボリュームある感じだったけど一気に読ませられた。 内容は宮部みゆき「模倣犯」の視点逆バージョンみたいだった。 善い先生に段々と違和感を覚えてくるのは怖かい。 でもあまりにさらっと人が死んでいくのでついていけない。 感情の起伏がないから入り込みにくかった。 襲われる側の描写している作品の方が好みかな。

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    投稿日: 2014.02.08
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    主人公のサイコパス具合にのめり込みました! ストーリーはただ単に学校の教師が次々と生徒を惨殺していくものでしだ。しかし、主人公にカリスマ性を持たせており、主人公にみいってしまいました。そのためストーリーは単純でも、とても面白く読むことができました!上下あわせてなかなかの量ですが、あっという間に読めました。

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    投稿日: 2014.01.29
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    とにかく、引き込まれる。 最初、蓮見という教師の狂気に触れたときは嫌悪感だったのに、どんどんその闇がなんなのか、気になって、気になって…引き込まれていく。

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    投稿日: 2014.01.27
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    ほどよいスピード感で主人公が狂っていくさまが引き込まれます。 後編読んでからのレビューですが、読み応えあります。 読み終えた後で映画も見ましたが、 個人的には、原作から読んでよかったと思います。

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    投稿日: 2014.01.27
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    映画化もしてずっと気になっていたし、貴志さん好きだからわくわくしながら読み始めた。なんとなくのあらすじは知っていたけどすごく読みやすく、色んな人の目線から書かれるのが面白い。映画の印象ではハスミンはもっと猟奇的な殺人鬼のイメージだったけど、本だと割と冷静なのね。 みんなから慕われていようと本性まで見抜くのは難しいし、私は絶対こんな人に出会いたくないし関わりたくない。 上巻ラストでまさかの釣井先生が!釣井先生とはもっともつれるとおもっただけに下巻の展開が楽しみだ!

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    投稿日: 2014.01.20
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    エンタメとしては面白いのだろう。だが、読後に何ひとつ感動はない。時間の無駄。もっと真の面白さがある本はいくらでもある。

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    投稿日: 2014.01.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    裏面の概要は読まず、「教師が殺人しまくる」って感じで読み始めたから、最初のうちの平穏さ、むしろ周囲とうまくやる教師やん、となかなか読み進まなかったが、カラスを殺したあたりからおかしさが現れてきた。 「ただほかの人より選択肢が多い」だけ、というセリフが上巻か下巻か忘れたけど、怖い。しかもそれを選択する必要があるならやれるあたり。 あかん、あかん、どっかにこんな人がおるんやろうか。 殺人が単なる手段になってて、しかも手段やから通過点であって、そのための工作もきちんとしている。 一気に読んでしまった

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    投稿日: 2014.01.17
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     共感性欠如という病を持つ高校教師、蓮見聖司の鬼畜的なその行いは本書後半で明らかになる。更に勢いをつけながら、蓮見という異常者は下巻で何をしでかすのか楽しみである。

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    投稿日: 2014.01.12
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    「新世界より」がとても良かったので同じ著者の本に手を伸ばしたが、こちらは駄目、最低。 ただの胸糞悪い話。 生徒達を主役にして、不気味な教師との攻防戦にすれば、「バトルロワイヤル」のようにスリラーとして楽しめたかもしれないが。

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    投稿日: 2014.01.07
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    恐ろしい、非現実的な内容なのに、さらさら楽しんで読めました。情景が目に浮かぶような台詞回しが非常に読みやすかった。 蓮見の人物像が分かりやすく描かれており、ドキドキしながら読めました。

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    投稿日: 2014.01.06
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    太さの割にすごくサクサク読めた。 こんな内容なのにすごく楽しんで読めるあたりさすが貴志さん。下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2014.01.03
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    蓮見先生という人気者の先生が働いている高校の話。読んでいて辛い話しはなかなか進まない。でも皆がどうなるのか気になりコツコツと読み進めて行った。フィクションとはわかっていながら、怖いなぁと考えさせられた。

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    投稿日: 2013.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    生徒からの信頼も厚く、人当たりのいい高校英語教師の蓮実聖司。しかし蓮実の正体は、邪魔者をすべて排除する冷酷な殺人者だった。 晨光学院町田高校を舞台に、蓮実が徐々にその本領を発揮していく上巻。映画版よりも深く、蓮実がいかにして殺人者としての自我に目覚めていったかが描かれている。上巻では、釣井教諭の過去にも触れ、その罪が明らかになる前に蓮実の手にかかる。釣井の罪について、映画版では思わせぶりなシーンがいくつか挿入されているものの、あまり触れられなかった部分である。 下巻では、蓮実の凶行がさらに加速していく。ここまで来るともう後戻りはできない。

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    投稿日: 2013.12.12
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    映画館で見終わったあと、読了。 サイコパスなハスミンが優秀で頼もしい。 この原作にしてあの映画。素晴らしい。下巻はまだ読めてないので読んでみたい

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    投稿日: 2013.12.07
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    まず上巻を読み終えたところで★3。 高いお金払って子供に私立行かせて、こんな学校だったら・・・と思うと寒気が。 下巻へつづく。

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    投稿日: 2013.11.19
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    映画を観てからこの原作を読んだが,映画では書ききれていない細部が色々と分かって驚いた.普通の出演人物だと思っていた人が影で殺人を犯していたり,何も関係がない人が死体があるんじゃないかと疑っていたり,セフレ関係があったり. 映画は映画で度肝を抜かれるオドロオドロシイ感じだったけども,ハスミンの心の動きや学校関係者や生徒たちの話を知るには原作は欠かせないと感じた. ただ,若干物足りなさが….うーん?

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    投稿日: 2013.11.14
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    225 それなりにおもしろかったけど、(主人公がどれだけ頭が良かったとしても)逃亡者がそんなにうまく見つかってしまうか?と冷めた目で読み進めてまった。

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    投稿日: 2013.11.04
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    学校を舞台に狂気を描いた作品は数多くあるものの、ここまで不覚手の込んだ作品は珍しいと思う。 少しやり過ぎている感もあるが、後半どのように発展するか期待しよう。

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    投稿日: 2013.11.02
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    映画の予告CMがテレビでよく流れていたから、あまりのサイコっぽさにその本をすぐ読む気にはなれず。 今になって、やっと少し気になりだしたので読むことにしました。 とにかく、怖い!と思いつつも、ハスミンをはじて、頭の良い生徒の考えについていくために夢中になって文字を追っていきました。 ハスミンがなぜ先生になったのか?そういう全てのことを含めるためにはあの分厚い2冊分が必要だったのだろうけど、あの2冊分を2.3時間程の映画にどうやってしたのだろう? なんだか、端折って映画にしちゃうのはもったいない気がして、機会があれば映画もチェックしてみたい。 ともかく、どうしてハスミンがあんな風になったか、何をしてきたか、これから何をするのか、気になって夢中で読み進めました。

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    投稿日: 2013.11.01
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    映画化されて話題になっていましたね。映画見ていないけど。 映画だったらさぞグロかっただろう作品ですね。 子供に「それ読んだら精神崩壊するらしいよ」って言われました。確かに(^_^;) 最後、虐殺が始まってから「蓮見やられないでほしいな」って感じたのは洗脳されていたのかも。 終わり方はぞーっとしたものが残りました。 下巻より上巻のほうが、謎があって面白かったかな。

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    投稿日: 2013.11.01
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    サイコパスが皆殺しして、だからなに?みたいな感じ 特に何も感慨を生まない本だった。貴志さんには過去作のように、もっと世界観練ったのとか、推理ものでも人間らしい犯人の視点を描くかして欲しい。 行き当りばったりな殺人本の何を楽しめというのか?

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    投稿日: 2013.10.26
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    心ない人のお話。 気持ち悪さを感じるけれど、すいすい読めちゃう。 ハッピーエンドは望めそうにない。 下巻買ってこよう。

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    投稿日: 2013.10.22
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    少し古いですが、一時期流行してた作品なんで読んでみました。 結構難しいこと表現が多い気もするけど、さくさく読めました。 すごい個人的な感想を述べると、作中で蓮実が自分が人を殺すという選択肢があるのは、それをやり通せるからだみたいな記述があったけど、この人は「殺して抹消する」という選択肢に囚われ過ぎて、他の解決法を考えると言う思考が停止しちゃってるよね。 まあ、だからこそのサイコパスなんやろけど。 現実的にありえないけど、誰しもが一度は抱きそうな考えを見事に描いた作品やなー、と感じました。

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    投稿日: 2013.10.14
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    各種ランキングで評価も高く映画化されているので、後れ馳せながら読んでみた。上巻を読んだ感想は、「面白いんだけど、まだ盛り上がりに欠ける」って事かな。 若干ホラー色が漂ってるのは、好みじゃない。 寡作の貴志祐介だけど、どの作品も水準以上なだけに下巻が楽しみ。

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    投稿日: 2013.10.12
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    ”黒い家”の怖さがハンパなく、こちらも気になったので読んでみた。 1/3辺りまで、”面白くなるのか!?”と疑問に思いながらも読み進める。 そのうち、大体世界観がわかってきて 場面もコロコロと変わるので どうなるのか気になって一気読み。 怖いというよりも狂ってるという方が当てはまる感じ。 下巻に期待。

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    投稿日: 2013.10.07
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    はじめは爽やかに思えた独身イケメン教師 しかしどんどん薄気味悪く。。 分厚くて読み応えのある本。 下巻は一体どうなってしまうのか。 楽しみ。

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    投稿日: 2013.10.03
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    やたら賞も受賞しているし、 映画も人気があり、 久々ミステリー読みたいと思い 文庫本購入しました。 エグいグロいというのでどんなもんだと思えば 上巻は極めてミステリー要素が高く 面白く読めた。 単なるミステリーだけじゃない、 新感覚の面白さだなと思ったりもした。

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    投稿日: 2013.09.28
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    鈴木先生といい、女王の教室といい、なかなかにセンセーショナルだったけど、これはね、、、アカンわ。でもってなんかあのセンセイが頭に思い浮かんでしまうんは、なんでやろ。

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    投稿日: 2013.09.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    上巻けっこうすいすい読めた。さいしょのほう、めっちゃいい先生やんってほどやわ。こんなけいろいろ工作・かけひき・掌握すんのかなりの労力と時間つかうで、なんぼ天才って設定でも。計算(準備)された殺人がモットーなかんじやけど、結構その場でなんの準備もなしで手をくだしてることもあんねんけど。。。。。警察によくみつからんなあ。ほかの警察小説よんでたら、微量の血痕やアリバイ、容疑者の経歴でもくずしてるかんじなのに。。。。下巻もどうなるかたのしみ。 映画化されたけど、そっちはまだ見てません。でもこのボリュームは2時間ではむりだと思う。

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    投稿日: 2013.09.22
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    清々しいほど人を殺して行く。こんな風に自分の気にいらない人間を思い通りにこの世から削除していけたらどれだけいいだろうか。 映画化されてるので、ハスミンが脳内で伊藤英明になってしまってる。と言うか適役だと思う。

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    投稿日: 2013.09.21
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    2011年のこのミステリーがすごい!第一位 しばらく前に読んだ「黒い家」と同様サイコパスの話。ただ、「黒い家」と異なり今作ではサイコパス視点でも話が進行していき、いつの間にか殺人鬼である主人公に感情移入してしまった。 上巻は嵐の前の静けさといった感じでそこまで派手な話ではなかったが、下巻への期待が高まった。

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    投稿日: 2013.09.21
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    ストーリーを全く知らないで読み始めたので良い意味で蓮見に裏切られてすごく面白かったです。最初は普通の良い教師の話なのかと思い(題名が「悪の教典」だとうこともすっかり忘れてましたが)フギンを殺したあたりでようやく気付きました。幼少期から合わせたら蓮見の周囲でかなりの人数が死んでるはずですが、それには気付いてないのかが疑問です。

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    投稿日: 2013.09.12
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    映画化されて話題になっていた本。 あんまり興味なかったけど、知り合いが持っているとのことで借りました。 「その説明文必要?」と思うところもあったけど、ドキドキしながら読めました。(上下巻にしなくてもストーリー詰めれたんじゃ・・・と思ってしまった)

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    投稿日: 2013.09.11
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    デスノートに近い感覚で策士的に連続殺人を犯す主人公と都合のよい周りの生徒・先生の行動を純粋に楽しむ感じです。

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    投稿日: 2013.09.10
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    愉しく、恐ろしい。常軌を逸した行動や倫理の逸脱に対して抱く直接的な恐怖と愉快、それに加え、絶対に自分とは異質であるはずの主人公へ気付けば"共感"している倒錯した自己に対する畏怖と怖いもの見たさ。面白い。

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    投稿日: 2013.09.09
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    最初は人心掌握に長けた教師が学校を支配してく感じが面白いなっていう感覚だったけど、読み進めるに連れ、人が死に、過去が明らかになり、どんどん恐怖が増してくる。

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    投稿日: 2013.09.08
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    悪の教典読了。ほんとこの作者はなんでこうもサイコパスの描写がうまいのかと不思議に思うけど、理解の範疇を超えてたら(凡人の感覚だから)そう感じるよなぁと。しかしこの映画は原作読んでからでも良かったかもしれない。相違点はあるけど、人物相関図がわかりやすかったかなとおもう

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    投稿日: 2013.09.06
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    サイコパスが主人公の小説の中では描写がピカイチ。合理的で自己中心的で非人道的な思考・行動。サイコパスであるがゆえに犯すミスなど、とてもリアル。後半バトルロワイヤルになってしまったのは少々残念だったかも。せっかくならもっと日常に潜むサイコパス殺人鬼の恐怖に徹底して欲しかった。

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    投稿日: 2013.09.03
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    映画をみて、原作を読んでみました。 映画の設定とは違った部分もあり、映画を観る前に読んでおけば良かったかなと思いました。

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    投稿日: 2013.09.01