
総合評価
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powered by ブクログ【82冊目】熱意があって、人望が厚くて、頭もよい理想の教師・ハスミンが実はサイコパスで、生徒を手籠めにしたり、自分の生徒をどんどん惨殺していくっていう話。 概要だけ聞くと、とても読む気はしなかったんですが、友達が貸してくれるというので読んでみたら意外や意外、面白くてページをめくる手が止まりませんでした。 私が惨殺物が好きだというわけでもなく、また、ハスミンに一分でも理があるというわけではないのですが、ハスミンのやっていることが非道過ぎて、その先を見たくてしょうがなくなっちゃう感じです!
0投稿日: 2012.11.11
powered by ブクログ感想は下巻にまとめて書きますが、上巻は主人公の以上な裏の顔が徐々に明らかになっていくのがスリルがあっていいです。
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログ何という引き込まれる物語。 サイコパスおそろしい。 怪物同士の対決は格が違いすぎた…と思った。 蓮実に人間らしい共感の心は生まれるのか。 時折垣間見る生徒への愛情を信じたい。偏ってるけどさ。 下巻も一緒に買っておいてよかった!
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログ久しぶりに貴志祐介を読んだが、面白かった。主人公の行動が恐怖というより、楽しみになってくる。次はどうするんだ?そして、少しずつ王国を作っていく。
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログまだ殺戮は始まってないのですが、精神的に追い詰める感じです。未熟な少年少女を弄ぶ教師怖い。嘘を嘘で塗り固めて誰が本当の自分なのか分からなくならないかなー。この主人公。
0投稿日: 2012.11.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
貴志祐介の本は、大好きです。 最後まで一気に読めるし、映画を観てるみたいに 楽しい!! 悪の経典は、今映画公開されてて、ちょっと前に文庫本が 出たときに購入! 一昨日から読み始めたらすぐ上下巻とも読み終えてしまった。 感想は、一気に読めたし、面白かったです。 展開はそれなりに読めてしまった部分はあったけど、 こうなるんだろうなぁっていう予測と実際の結末が 逆に合ってたことがすっきり感を生んだのかもしれない。
0投稿日: 2012.11.09
powered by ブクログ勧められて読んだ。爽やかで弁も立って人気の高校教師・ハスミン。でもその裏の顔は。 悪の教典のタイトルだから、正義の味方のはずがない。どれだけ悪いヤツか、進むほど明らかに。デスノートの主人公と共通するクール&ダーティー。テンポが良くて一気に読めてしまう。 知能と感情は一体ではないという前提の話。自分のなかのハスミンに気付く瞬間があるはず。
0投稿日: 2012.11.07
powered by ブクログ主人公であるサイコパス教師蓮実聖司、いい意味で頭がキレてます。 上巻は丹念にトラップを仕掛けたり殺したりする感じで、個人的には上巻のほうが面白かったかなーと思います。
0投稿日: 2012.11.06
powered by ブクログ以前から書店に平積みされていて気になってはいた。 映画になってサイコパスな伊藤英明がとどめとなり購入。 他人に共感する能力が欠如したサイコパス教師、ハスミンの話。 上巻でかなりハスミンの化けの皮が剥がれているのだが、下巻ではどうなるのか楽しみである。 序盤は完全に小説版鈴木先生を思わせる内容。すぐにその思いは打ち消されるのだが。。 自分の潔白のために自分をナイフで刺すことができるとは異常すぎる。
0投稿日: 2012.11.06
powered by ブクログ映画予告の、主演:伊藤英明の映像が非常に魅力的だった。それで小説が魅力的かというと話はまた違ってくるし、映画の撮り方によって魅力が異なっていることもある。伊藤英明はどこか古くて新しい印象のある顔だなと思っていたら、比較的最近「海猿」でブレイクした人。 生徒から相談を受けたところまで読んだ。東なんたらよりかは余程読めるけれど、ジャイアントキリングまで上下巻は私には長過ぎるようで、後回し。自分が少しずつずれて変容していくおもしろさがあるのかなと想像する。 タイトルからして、教師・蓮実の異常性が、「いつの間にか」教室の数名の生徒に伝播し、量産されているというのが面白そうだよね。
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自分の職業柄、不快なシーンがあったんですが… 映画の宣伝から予想していたような、ハスミンだけがただただ悪なわけではなくおもしろかったです。 ホラー臭がして、苦手な感じかと思ってたけど、そんなことはなく読めました。
0投稿日: 2012.11.05
powered by ブクログサイコパス、ハスミン。おもしろかったです。 「黒い家」の菰田幸子とは全体的に違いますね。 ハスミン視点で進むことが多いからかな。あんまりハスミンがサイコパスって気がしなかったので、どちらかといえばエリート教師の裏の顔みたいな感じで楽しめました。 多分作者の意図とはずれちゃったかもですがハスミンが結構人間らしいというか……もっとターミネーターみたいなのを想像していたので。 良い意味で期待を裏切ってくれたのがおもしろかったのかもしれません。パーフェクトにやられちゃってもつまらないですもん。 改めて読み返してみると、下巻に続く伏線がかなり散りばめられていたんですね。
0投稿日: 2012.11.04
powered by ブクログ映画化されたようなので、ホラーっぽいということもあり、文庫本を読んでみました。主人公の悪知恵の高さはなかなかの面白さです。
0投稿日: 2012.11.04
powered by ブクログ前から映画化で本屋に並んでて、気になっていたのですが・・・。恐かった、誰だこの人先生にしたの!と思うほどでした。一見普通に見える人の狂気って恐いですね。
0投稿日: 2012.11.04
powered by ブクログ主人公はとある高校教師。教育熱心であり、クラスのいじめや学校のトラブルを次々に解決していく超有能な教師。天才的頭脳と巧みな話術をもって学校の支配者としての地位を固めていく。 最初のトラブルでは友好的に解決していくものの、後半になったら暴力的手段も用いて、邪魔者を排除する。その度合いがどんどんエスカレート。ちょっと驚くほど。 彼の問題に取り組み姿勢、トラブルがわかったらすぐに取り組むとこは見習わなければならないと思う今日この頃。恐ろしい後半に続く。
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
関わりのある全ての人間をコントロールできる蓮見先生。実際にいたら、関わり合いたくないが、人を掌握していくところや簡単に切り捨てて、捕まえさせたり、殺害してしまうのは、単純に怖いと思った。ただ、これから行っていくことへの説明が長くて、読み進めていくのに、ちょっと間延びした。 ◇購入
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
裏表紙のあらすじが既に激しくネタバレ。 あれを読んでいなければ、最初は爽やかすぎる教師が、徐々に「あれ?もしかしてこの人あんまり普通じゃない…?」と思えるエピソードを積み重ねていくことで徐々に背筋が寒くなってくるのに、あらすじでサイコパスと書かれているので上巻の半分くらいが台無しに。 今後、文庫のあらすじは無視して買おうと決意するきっかけになりました。 しかし、貴志祐介の「人が人を殺すことを全く違和感と思わない」人々の書き方は上手すぎて、現実世界が信用できなくなるほどです。黒い家でもそうでした。クリムゾンの迷宮はちょっと違うかな… 自分の周りにはそういう人がいないことを再確認して安心するために自分はホラー小説を読んでいるのかもしれない…
0投稿日: 2012.11.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
珍しく主人が仕事帰りに買ってきた本を読んでみた。 そうそう。そういえばこれ、映画化されるんだよねー。 貴志祐介って、私が読んだのは13番目の人格だけやったから、あんまり印象に残ってなかったんだけど(サイコパス系の話を書く人という印象しかなし) こえぇ! マジで怖いよっ!! これってジャンルはなんになるんだろう? サイコホラー? とにかく怖い。主人公のマスミンの怖さ、半端ねぇ。 最初は「胡散臭い先生だなー」って印象だったんだけど、回想シーンが挟まれるたびにどんどん人が死んでいくんだもん。 リアルでも死んでいくし! てか、上巻のラストで釣井が死んだのはビビった。 それまで先生は二人とも死んではなかったから……。てか、釣井もたいがいだけど。 まぁ、ハスミンのほうが一枚も二枚も上手だったってことだよなぁ。いやぁ、怖い怖い。 下巻はもっと怖くなりそうで今からドキドキです。 最終的に、どういう結末を迎えるんだろう? ハスミンはちゃんと処罰されるんかなぁ。 なぁんか、上手く逃げそう。
0投稿日: 2012.11.01
powered by ブクログ面白いサイコホラー。 最初は気味が悪かったが、途中から現実感が無くなりエンターテイメントとして楽しめた。主人公の価値観が理解できてからは、単純に犯人側の視点から見た連続性のあるサスペンスと感じた。主人公が機転の良く障害を排除していくストーリーは(手段は反社会的だが)楽しい。学校という舞台もイメージしやすくて、読みやすかった。
0投稿日: 2012.11.01
powered by ブクログ2012.10.30 最近サイコパスに興味があり、何か関連がある小説は無いかと探していたら見つけた一冊。どうやら映画化もするみたいでタイムリーでした。序盤は極々普通の教師が学校での問題(主に人間関係)を解決していくのが描かれていましたが、主人公の蓮実教諭の過去が徐々に明らかにされていくにつれて残虐非道な殺人が実行されていきました。学校はなぜか安心だという印象を持っている私にとって殺人鬼が教諭だというのは中々衝撃的でした。しかし蓮実教諭以外にも生徒と教諭が不純性行為をしていたり変態がいたりと濃い学校ですね(笑)
0投稿日: 2012.11.01
powered by ブクログ爽やかで生徒思いな人気教師、蓮見の正体はー。 徐々に増幅していく違和感が、確信に変わる。下巻も楽しみです。
0投稿日: 2012.10.31
powered by ブクログ今回は私の心情で。 「なんかテーマ見えないなぁ」 →「 あー、なるほど、そゆことねー」 → 「なら、さくさく進めちゃってぇ」 → 「ちょっとまどろっこしぃなぁ、、、もっとさくさくスマートに進めて欲しいなぁ」 → 「!!!この1行!!!ぎゃぉおおおおお(最近見ないレベルでの凄い鳥肌!!!」でした。 6日で上下巻の1,000ページをサクサクっと読めちゃう、良くできたエンターテイメント作品。ってか、これ、ファンタジーだと思うwww そして最後に私も叫びたい。 「そうだ、エコよりエロだ!!!」!!!
1投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログ爽やか~♪でスマートだが熱心な現代版金八先生かと思いきや、いきなり黒い!!「邪魔者は躊躇なく排除」息つまる知能戦が有るかと思ったあの人もあっさり退場で、さて下巻はどうなる!?
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログ映画化を知っていて予告を目にした事があるせいか、映像が所々浮かんでは消えていった。 上巻の内容は、予告を見て感じたイメージとは少し違ったみたい。
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログ前半は、内容が掴みきれず…難しい日本語が多い。 やったけど波に乗るとサクサク読めました。 蓮見先生みたいに、流暢に英語は話したいなあ。 早く映画観てみたい! 下巻へ。
0投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログ学園物でしかも死者が出る…ってテーマでかつて、ものすごい衝撃を受けた作品があった分あまり期待せずに読んだらびっくり。これまた衝撃。そして映画化!気になるー ただ、今回は殺される人数が尋常じゃない。上巻だけで何人逝ったよ… 盛り上がるほど鬱になる展開でした(笑)なのに続きが読みたくてしょうがない(笑)(笑)
1投稿日: 2012.10.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2012 10/26読了。WonderGooで購入。 とんでもなく高い能力を持ち人当たりもいい、しかし他人に共感する機能に障害を持つ高校教師・蓮実が、担任する教室を理想の王国とする上での邪魔者を裏で次々排除していく姿を描くピカレスクもの。 『新世界より』が面白かったのでこちらも絶対おもしろいんだろうと思って購入した本。 ・・・いや、おもしろいだろうとは思ってたけど、ここまでとは・・・! いっきに話が展開するのは下巻だけれど、この上巻もとんでもなく面白い。 人を殺すことを目的とするシリアル・キラーではなく、自分が心地よい/自分の利益を優先するという、自分の生きたいように生きるための手段として殺人という選択肢を持つ人物・・・というのが、なんでこんなに惹き込まれるのか。くそっ。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
友達に借りて初めてこの作家さんの本を読んだ。名前は知っていたけど、いかにもグロそうで敬遠してたこの作品。意外にも読みやすく、残虐な場面は想像していたより少なかった。 蓮実先生、怖い。こういう心理的な恐怖が実は一番怖いかも。続きが気になるので下巻に突入。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログもっとバンバン人を殺してそれを楽しむ!みたいなイメージで読み始めたんですが違った(笑) それはそれとして、個人的には蓮実にもほかの登場人物にもあんまり魅力を感じなかったかな、と。 あぁそうかぁ……、という感想しか。 怖いとかおぞましいという感覚はあんまり、うーん。 釣井先生をあのキャラにしたせいで、蓮実のキャラクタとしての個性が散逸した気がする……。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログ目が話せなくてイッキ読み。眠い。けど気持ち昂る。恐怖で。 フィクションでこれほどゾゾ毛立つのは、羊たちの沈黙と浦沢直樹のMONSTER以来。やっぱサイコパス怖い。 でもノンフィクションでこれ以上に悲惨な事件が現実にあったと思うと身の毛よだつよね。。。 あと個人的には良く知った町田が舞台で情景がリアルだった。 リス園とかダリア園が出てくるなんてw
0投稿日: 2012.10.27
powered by ブクログ読んでる間は怖くて面白くて熱中して時間を忘れてよむけど、感想といった感想は出てこない。とにかく人が死ぬ。その恐怖と主人公の異常性にひきつけられて読んだ。
0投稿日: 2012.10.26
powered by ブクログ映画の予告編の「黒い」伊藤英明に興味をそそられて、 翌日には本屋さんへ走る自分がいました。 もしも有能な人気教師がサイコパスだったら―。 上巻は「恐ろしい一夜」へ至るまでの序章のような感じです。 有能な人気教師である、昼間の明るいハスミンの描写と、 その裏(いや、こっちが表なのか?)にある蓮見聖司の本性、黒い影。 その対比が面白く読めました。 サイコパスとしての本性、その影は、最初は薄気味悪い程度なのですが 読み進めていくうちに、背筋が冷えるような恐怖へと変わり、 それは影どころか、深い深い闇であることに気づきます。 そして下巻へ―。 どんな結末が待っているのか、恐ろしいけど楽しみ。
3投稿日: 2012.10.26
powered by ブクログずっと気にはなっていたけど読めずで、 貴志祐介さんの作品初めて読んだ。 設定は面白いと思った。 読んでる側からは大きな”事件”がうごめいて見えるが、 あまりにも躍動する感じがなく小さく描かれている。 本の中のリアルは小さな”事故”が重なっていく感じで、 そこに一部で漠然としてはいるもののとてつもない不安、 いや、恐怖を感じる者たちも出始める展開。 これらの事件を小さく見せてるのは、 これから想像に及ばない大きな事件が起こると予感させる。 どんなヤマなのか…続きが気になる。
0投稿日: 2012.10.26
powered by ブクログ伊藤英明主演悪の経典の原作本。 惨劇は下からだが、上だけでも十分楽しめる。 ただ、あまりホラーが苦手な人はやめた方がいいかも。 (映画もR-15)
0投稿日: 2012.10.25
powered by ブクログ「おぞましい」としか言えない。下にもこれが続くと思うと恐いよ。こんな人間は現実にはヒツヨウナイね。映画化もヒツヨウナイかな。でも恐いのにノンストップで読める不思議さ。下に続くよ。
0投稿日: 2012.10.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なにこれ。 ビックリするくらいオモシロイ!って思う自分の人格が大丈夫か不安になる! 黒い伊藤英明に興味が湧いてきたよー! 感想は下巻でー。
0投稿日: 2012.10.23
powered by ブクログ蓮実は、生徒のみならず多くの教諭からも信頼される学校一の人気教師であった。 しかし、彼は幼少より高い知能と共感能力の欠落が見られ、感情を偽りつつ自分に害なす者を容赦なく排除するという一面を持っていた。 上巻の了読感想ですが、読み始めてからは続きが気になり、テンポの良さも相まって一気に読んでしまいました。 主人公の表裏の顔という点だけでも十分魅力があるのですが、学校には他にも「怪物」と呼称するに値する様々な人物が登場し、主人公との頭脳戦による水面下での攻防は読んでいてハラハラドキドキします。 主人公視点か第三者視点で読み進めるかで、読者の心境も大きく変わってくる面白い作品だと思いました。 ページ数は若干多めですが、読みやすいのでオススメです。
0投稿日: 2012.10.22
powered by ブクログ映画化することをうけて、最近映画のCMで仮面をつけている伊藤英明が出ているが、仮面をつけた状態、仮面の裏側が少し垣間見えるような状態を示す内容になっている上巻。主人公の仮面をつけている時の対人時のしたたかさは、なにか学びたくなるほどだが、仮面の裏側が少し垣間見えるとホラーものといった感じ。人間の心の裏側が怖いというのを改めて痛感させてくれた作品でした。
0投稿日: 2012.10.22
powered by ブクログ不良生徒やモンスターペアレント、集団カンニングに、淫行教師などの問題を抱える東京都町田市の私立高校につとめる蓮実聖司は、有能で人気者だが裏では自分に都合の悪い人間を次々と殺害していくサイコパスであり、一部の生徒から疑われ始めていた。文化祭の前日、蓮実は邪魔になった女生徒を自殺にみせかけて始末しようとするが、手順が狂い殺人の嫌疑がかかりそうになる。それを覆い隠すため出し物の準備のため校舎に泊り込んでいたクラスの生徒全員を同僚の教師の仕業に見せかけて散弾銃で皆殺しにしようとする。こうして一夜の血塗れの大惨劇が始まった。
1投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ映画化で話題になっていたので購入。 ストーリーとしては,主人公は表では人気の熱血教師だが,裏では自分の障害になるものはどんな手段をこうじても排除するサイコパス。主人公が自分の障害となるものは,自分の生徒だろうが冷静に排除していく姿には戦慄を覚えます。 話のテンポがよく,上下巻のボリュームを感じさせないほど読みやすかったです。 伏線も張られており,読み終わったあと「あ~なるほどね~」と感心しました。 とても面白い作品でした。
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ読み始めは爽やかな青春小説という感じだが、ページが進んでいくうちに ドロドロとしてくる。 実際にはちょっと有り得ない感じがする。作り過ぎ感が気になってしまう。 面白いがその点が少し気になってしまう。 釣井教諭と蓮実の戦いが見たかったがあっけなく、、、、、
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ周囲にバレない様に、自分にとって邪魔な人間をバンバン排除していく高校教師の主人公。でもそもそも感情らしきものが備わってないので、残忍、とか、冷酷、という言葉も当てはまらないのがそら恐ろしい。そんな主人公の不気味さに気付きつつある生徒がどう出るのか後半が楽しみ。 作中に出てきたマックザナイフ、陽気な歌で好きだったのに、歌詞の内容を知り、ビックリ、、(T . T)
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログ淡々と感情を吐いていく感じがオモシロイ。 蓮実を嫌いになれないって人の気持ちがなんとなくわかる。 下巻は・・・、すでにあんまり読む気しないけど・・・。
0投稿日: 2012.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
楽天koboイーブックストアにて購入し、kobo Touchで読む。 貴志祐介は好きな作家ですが、さすがに読ませる。。 読者の多くは、おそらくタイトルからもしくは事前情報で 主人公の蓮実がとんでもない奴だと知っているのだと思うが にも関わらず序盤はいい教師としての蓮実を見せられるため 自然と奮闘する蓮実を見守るような心境に始めさせれる。 というのが、作者の罠のようなもので、 そこからだんだんと悪魔としての蓮実を見せられるのに どこか応援するような気持ちを捨て切れないまま上巻は終わった。
0投稿日: 2012.10.19
powered by ブクログ映画化される前に読んだ。 悪意に満ちた英語教師が連続殺人を繰り返すお話。 蓮見ほどの頭の良さでもやっぱり何かを隠すためには、更に何かをしなくてはいけなくなるだな。 結局自分が受け持つ二年四組はほぼ全滅。生き残ったのは計算外の三人だけ。 誰も彼の犯罪を立証することができないなか、死にかけた生徒を助けようとして生徒が行ったAEDの録音機能が証拠となり蓮見は逮捕される。 ただ最後に蓮見が『やりのこしたことがある気がする』っていう記述があり、伏線をはっているのがイマイチだった。 完璧だ!とほくそ笑んだところを、足元をすくわれる方がラストとしてはおもしろかったと思う。
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
秋の夜長の伊藤英明祭り!! 映画の予告編見て、原作読みました。 ミステリーは特に伏線のための設定情報を読む必要があるので、読み始めがなかなか進まず… この本も最初の主人公の住環境とか、職場とかの説明ではページが進みませんでした。 が、伏線が噛み始めると一気に加速して止まりません!! サイコパスという主人公の特殊性で、感情移入は全くしないんですが、なんというか、「私ならどうする?」と考えたり、もしくは極悪な主人公を応援する気持ちになったり、不思議な感覚で面白い本でした。 若干アダルトなシーンもあって、それは伊藤英明で脳内再生されててたまりません。映画に期待w
0投稿日: 2012.10.17
powered by ブクログ映画化されるというので読んでみました。伊藤英明似合うなー、きっと。 しかし、最初はただの学園物かと思っていたら、途中から大変なことに。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画観たさからの原作読みだったが、 この役で伊藤英明いい意味で化けたらいいな、と思った。 脱・海猿、みたいな。 ちなみに海猿は観たことがないが。 思えば妻夫木くんも「悪人」で見事に化けたっけ。 そういう意味では伊藤くんに期待している。 ほぼ彼イメージで読み進めた。 上巻は別の意味でR15ということを知った。 映画ではどんな風に上巻が描かれるのかが少々興味津々。 (予告はほぼ下巻のイメージ)
1投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
学校の超人気教師の裏の顔は、共感力の欠如により残忍な殺人を繰り返す大量殺人犯だったー。 予備知識もなくこの本を読み始めていたら、そら驚いたことでしょうけど、映画館でのシネアドを散々観ていたので驚きはなかった。 最近情報が多すぎて、映画も小説も意外性を感じないことが多くなってきて勿体ないと思う。 本屋で表紙買いするのが、楽しんで本を読める方法なんじゃないでしょうかね。。(「公開処刑人 森のくまさん」で失敗しましたが。) 脱線しました。。 少年時代から何件もの殺人を犯しながら疑われることもなかったのが、そんなにうまくいくんかな?と思いましたが、疑われない根拠などもしっかりと書かれていたので、まあ意外とそんなもんなのかなー。と思ってしまいました。 【独り言】 ・映画のCMやシネアドは見せ場を見せすぎ。 ・kobo touchで購入。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんの小説読んでたっけ・・・と初めは平和な学園生活が続く。その中で、主人公蓮実先生の本性がちらちら見始めてくると物語のテンポに乗れてきた。しかし乗れてきたと思った矢先、背表紙の本の説明であるシリアルキラーという単語から予想できる展開を匂わせながら下巻へ続く。です。
0投稿日: 2012.10.16
powered by ブクログ私立高校を舞台に、共感性が欠如した人間が悪意を振るう。 高度な知性と学習で感情をトレースして周囲を上手くだまし、場を掌握して、邪魔な存在はばれないように排除する。さくさくと簡単に人が葬られていく。 良い意味で不快感が胃の底から込み上げてくる感じを味わいつつ読んだ。 読み手側としては、蓮実せんせーは悪い人、という認識でいるため生徒や教職員連が気付かないのに悶々とし、騙されないで!と思ってしまうが、実際自分がその場に居たら簡単に騙されてしまうだろうなぁ。 この後どうなっていくのか気になる。下巻へ続く。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ共感能力がないとこうなるのか? いらなくなったら排除すればいいって感じ 。理想の王国がどうにもならないほど破綻したら、王国ごと消し去る気かな。 欲望のままにという感じだけど、意外と手間をかけて殺すんだなって思った。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログなかなか上下巻飽きずに楽しく読めました!ただ、最後のバトルは、ちょっとありがちで中身がないパターンに落ちていたのが残念。もう少し、感情的な駆け引きとかを組み込めていれば面白かったのにと思う次第です。
0投稿日: 2012.10.14
powered by ブクログ何だか話題になってるようで、気になって購入。 めっちゃ難しい話だと思ってたけど、全然想像してたのと違った。 スピード感あって、面白い。 下巻読みたい。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ久々にぞくぞくするサイコな小説。これぞ貴志祐介って感じ。 最近はここまでインパクトなかったから、一気読みしていまった。 「黒い家」を読んだ時にような懐かしい感じ。下巻も一気に読んでしまいそう。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ頭脳明晰で冷酷な殺人鬼の顔と、正義漢の教師の顔。 それよりも「要るの?」っていうくらい執拗にはいってくるエロい場面はなんなの?と思いつつ、けっこう夢中でサクサクと読んでしまった。 異常に頭がいい設定の割には、なんとなく犯行が場当たり的で、子供っぽい印象すら感じるが、なにかの伏線なのだろうか?
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ映画になると知って原作が読みたいと思い購入。 タイトルは知ってたのに、学園モノで、しかも先生が殺人鬼なんて話だとは思ってなかった。 晨光町田高校で教師をしている人気者の蓮実聖司。 通称ハスミンは、共感性欠如の殺人鬼だった。 自分にとって都合の悪い人物は、殺すことも厭わない。 もうすでに、この上巻の中で、一人を退職、一人を退学に追い込み、二人を殺害している。小学生の頃から数えてみると、もっと多くの人物を殺害している。 勘のいい片桐伶花と早水圭介が過去にあった、ハスミンの前任校での連続自殺事件を調べ始めたけど、下巻でどうなってしまうのか。最終的にハスミンはどうなってしまうのか。 ハスミンには、ほんの少しでも憂実と一緒にいた時の気持ちを、憂実に対して感じてたハスミンの感情を思い出してほしいと思う。その気持ちを、美彌が思い出させてくれることを、ほんの少しだけ期待して下巻に突入します。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログ貴志祐介先生の文庫化。 今回は学園モノ。 学園なので、登場人物がちょっと多く、最初はよみずらいかもしれないが、後半はスピーディーに読める。 下巻に続く。
0投稿日: 2012.10.13
powered by ブクログハスミンと呼ばれる英語教師、蓮実聖司は共感能力の欠如したサイコパス。レビューにも多数のっていたがmonsterのヨハンに非常に似ていることに大いに共感。ヨハンは洗脳教育、蓮実は生まれつきの違いはあるが、ただただ邪魔な人間を殺して殺して生きている。 形のない化け物が、獲物を狩るために人間の皮を被っているような恐ろしさをにじませている。 よんだあとは夜道歩けなくなるくらい怖いけど、やっぱりなんか魅きつけられてしまう。三池崇史みたいに彼をヒーローとまでいっちゃうのはそれはそれで気持ち悪いが、少しは応援したくなるその気持ちも分かる!人物描写が細かくて機微に富んでいる。ハスミンも共感能力が低いことを除いたら(そこが致命的に人格を歪ませているのだが)、全く普通の人と同じように考え行動しているということが分かる。喜怒哀楽は理解しているよう。自分の引き起こす殺戮劇場に恐怖した生徒が、自殺するのを哀れんでいるシーンがあった。それがまた、怖い。 他のホラー小説はグロテスクとしか感じなかったけど、はじめて自分がよんだ中で面白いといえるホラー小説だった。おすすめです!
1投稿日: 2012.10.11
powered by ブクログこの手の本はこれまで進んで読まなかったが、映画化の垂れ幕を見て映像より文字で読みたくなった。 ホラーの描写に恐ろしくなるのではなく、想像してみて背筋が寒くなる系の話。 最後まで投げ出さずに読めた。 何となく思い出したのは羊たちの沈黙。 話の筋などに全く共通点はないが、なぜだか思い起こされた。 最後の物語はいらないかも。(笑)
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊藤英明主演で映画化されることで話題になっていて、文庫になっていたので、別の本を買いに行った時についでに購入。時間潰しになればいいかと思って読み始めたのだけれど、あれよあれよと引き込まれていき、上下巻結構な分量あったのだけれど、5〜6時間で読み切ってしまった作品。なんて言うと分かりやすいのかなぁ… MONSTERのヨハン・リーベルトと蓮見聖司って被るところがあって、それが「怪物」と言う表現でもあったりするんだろうけど、でも、人間ってどこか、やっぱり本能的に同じ様なところがあって、もちろん、それは社会秩序や教育、洗脳の賜物で、その本能が現代社会において実行にうつされることはあまりないのだろうけれど、それでもこう言う作品が時に世に出て評価されると言うのは、何らかの共感の連鎖があるわけだよね。そんな風に考えると、湊かなえの作品にも通ずるところがあって、とどのつまり、やっぱり「生きている人間が一番怖いなぁ」と言う結論に結びつく訳です。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今秋に映画公開されるということで、購読してみた。 表面は周囲から信頼されている良い先生が、実はすごく恐ろしい。 はじめは読んでいて、その矛盾がこわかった。 でも、蓮実がいつ本当の本性を現すのか気になって、どんどん読み進められる本。
0投稿日: 2012.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
蓮実聖司ことハスミン。 ルックスも良くさわやかで人気者の英語教師は、実はサイコパスだった―― 共感性が欠如し冷酷なハスミン…でも、彼の目線で話が進むせいか、ハスミンを応援しまくってしまいます。 殺人もろもろ犯罪しまくりなハスミン。30人以上殺しちゃってるハスミン。女の人をメロメロにしちゃうハスミン。色々ありえねーー!! て思いつつも、そんな彼が愛おしくて、最後の生徒皆殺しでは、実は生き残ってた生徒二人に殺意を覚えました。 ハスミンの邪魔すんなーー!!!!
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログ大人気の先生が隠し持つ深い闇。 やがてその闇はクラス全員に牙をむく… 映画化前に読んでみました。
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろい。さすがの貴志祐介。 サイコパスというのか?こういう設定好きだよね、作者。よくもまぁ一つの学園にこんだけ問題抱えた人が集まったことだ。 あとちょいちょいエロいれてくるよね、作者。未成年、同性愛、ウブ的なの多い気がするが作者の好みなのかな? 後半はどんな方向になるのでしょう?
0投稿日: 2012.10.09
powered by ブクログ下巻に続く。 まだ上映されてないけど、映画で蓮実聖司に伊藤英明を選んだのはうなづける。爽やかな役しか思い浮かばないところで心を持たない悪役をやったらどうなるか。嵌ったらピッタリだと感じた。下巻が楽しみ。
0投稿日: 2012.10.08
powered by ブクログ表の顔は、爽やかな高校の英語教師ながら、実は邪魔者を躊躇なく排除する殺人鬼。 殺人を行う理由が、人間誰しもがふと思ってしまうようなことだけに、より恐怖を抱いてしまう。 余談だが、電車の同じ車両で同書を読んでいる女性を発見!この確率はベストセラー本ってことを、以前何かで読んだことがある。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真理描写と後半にかけての伏線が上手いと思う。 特に日常に潜む悪意というか、まーサイコパスの場合悪意ではないのだろうけれど、計画性のある確実な悪みたいなものが垣間見えるのが良い。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ2012/10/7読了、映画の予告編を見て原作本を購入。蓮実の現実離れした狂気が恐ろしい。どういう結末が待っているんだろう。下巻に続く。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ様々な問題を抱える私立高校に勤める、蓮見聖司。彼は、その能力の高さと明るい性格で、生徒・教員共に非常に信頼される教師だった。しかし、その裏の顔は、共感能力が非常に低い、シリアルキラーであった・・・。 上巻では、邪魔な人間を懐柔したり、消したり、学校の問題を解決することで、さらに信頼を得たり等、彼の理想の王国を作るための、彼の暗躍が主に描かれます。 あらすじに書かれた生徒たちを次々と殺害していく展開は、下巻で描かれるため、それを期待している人はやや期待はずれかもしれません。が、完璧とも言える蓮見の行動を見ていると、ワクワクしてくるのは、作者さんの書き方が上手だからなのでしょうね。
0投稿日: 2012.10.07
powered by ブクログ生徒をはじめ同僚やPTAからも絶大な信頼を得ている英語教師、蓮見聖司。しかし、彼の本性は共感性欠如の殺人鬼だった。 学校という閉じられた「ハコ」にサイコパスが放たれた時、人は──。 物語の中盤までは、本当に教育熱心で生徒のため様々な問題解決に腐心する人格者として描かれていますが、中盤以降、蓮見の支配を邪魔する人々に容赦なく鉄槌を下す様が、淡々と続きます。 底知れない闇をかかえる蓮見に戦きながらも、学内の人びとを偽りの誠実と信頼でからめ捕る手際になぜか魅せられ、頁をめくる手が止まりませんでした。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログハスミン怖っ。 頭が良くて顔も良くて熱血。生徒に慕われる人気の先生。でもただ一つの欠点は、彼が共感能力の欠如したサイコパスだということ...。 過去の所業の数々が回想として語られるが、まあ酷い。共感能力のある私としては(笑)、「ヒェー」と声が漏れる。 他の先生たちも裏では色々やっていて、学校が汚れた場所に思えてしょうがなかった。自分の卒業してきた学校も、汚染度のレベルは違えども、きっと表の顔と裏の顔があったのだろう。 さくさく進むので読みやすい。しかし先を読むのが怖い。 下巻へ。
0投稿日: 2012.10.06
powered by ブクログバトルロワイヤルの真反対?「そして粛清の扉を」をほうふつとさせつつも、序盤の主人公に肩入れしてしまうほど詳細な描写。これが「下」での展開の陰鬱さを際立たせてるのかも。
0投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログおもしろかった、夢中になった。 ハスミンには、不思議な魅力がある。 こうゆう謎多き人間に惹かれる。 発言はおかしいかもしれない。考え方も。 共感は出来ない・・ けれど、本能ってこういうものかもしれない。そう思った。
0投稿日: 2012.10.05
powered by ブクログ映画化されるとのことで、母に勧められて一読。 完璧超人かつサイコパスな教師が主人公で、最初から最後まで度肝を抜かれることばかりであった。 蓮実のような人間がもし現実に居たらと思うとぞっとする。こんな人間がいたらそりゃあこの世から殺人は無くならないわ、と納得してしまう。 とんでもない主人公だなと思いつつ、自らの妨げになる者すべてを破滅に導くその潔さ(?)に「どんどんやれ!」となぜか応援したくなるこの気持ちはなんなのだろうか… 反面、蓮実をじわじわと追い詰めていく生徒たちの行動も、どうか蓮実に見つかりませんようにとついつい祈りながら読んでしまっている。 続きが気になって仕方なくなるパターンの本。下巻も楽しみ。
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とにかく続きが早く知りたい・・・・ 感想は下巻を読んでから! にしても蓮ミン!! 殺人鬼でなければ是非とも居て欲しい先生・・・
0投稿日: 2012.10.03
powered by ブクログこれまでは「新世界より」が貴志作品のマイベストだったんですが、それに匹敵する面白さでした。 まさにページをめくる手が止まらないという感じ。1人の人間の周囲でこれだけ人が死んでればいい加減ばれるだろうにと思いつつも、ハラハラドキドキの連続で一気に読み終えました。下巻の方は更にバトルロワイヤル的になるらしいですが、近日公開の映画の方も益々楽しみになってきました。 それにしても、釣井先生は教師じゃなくて本当は何になりたかったんだろう?
0投稿日: 2012.10.02
powered by ブクログ面白かったの一言。一日で一冊一気読みしてしまった。スピード感のある文体もあってか、ぐいぐい引き込まれてしまった。 共感性の欠如って、大なり小なり誰でもある気がするなー、と思った私も欠如してるクチなのか…。
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ貴志さん作品は割りと読んでますが、黒い家のあの人レベルで現実に居たらいやな人が主役でした。 最初は普通っぽいのに読み進めていくうちにあれ、こいつまさか…?という見事な流れに流されます。 おもしろくて読み進む手が止まらないよ…
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ蓮見教諭がどんな人なのか、どうやって周りに根を回すのか等の部分なので、そんなに面白くもなく。 プレイボーイのようなとこがあったので三流のエロ小説かとちょっと突っ込みたかったです。
0投稿日: 2012.10.01
powered by ブクログ映画化に際して事前に読んでおかなければと思い急遽リスト入り。舞台になっているのが町田市でちょっとどきっとした。 読み始めは普通に仕事熱心で有能な英語の先生、という趣だった蓮見圭一が、頁をめくっていくうちにあんなことやこんなことに…!!
0投稿日: 2012.09.30
powered by ブクログ中盤までは、おやっと思わせる展開も無く、期待ハズレかなあと思いきや、引き付けられたように読めた。様々な伏線に、下巻での展開が気になるところである。
0投稿日: 2012.09.29
powered by ブクログ待望の貴志先生の作品!文庫になるのが早かったなぁ。 この作品で直木賞を逃した当時は「何でよ!」と思いましたが、読んでみて納得できるような箇所がいくつかありました。確かに完成度は高いですが最後の方が少し無機質な感じがしました。ラストも意味がよく分からなかったし。けれど面白いことは面白かったです。
0投稿日: 2012.09.28
powered by ブクログこんな教師がいたら真面目に怖い。笑 どこの学校にも必ず一人はいるであろう人気教師。 ってゆうこともあって! あり得ないだろうと思っていても、心の何処かでリアルを感じてしまう。 そして蓮実の頭の良さには本当に驚かされる。 そして、危険察知能力が鋭い女子生徒に注目あれ! 個人的にあの子が一番好きな登場人物ですね。 下巻も早く読みたいなー!
0投稿日: 2012.09.27
powered by ブクログ久々の貴志祐介作品です。 読み始めは、貴志祐介にしては何だか爽やかな小説だなぁと思ったのですが 所がどっこい!! そんなわけありませんよねー。。 こんな先生本当に怖いわ…。。 心理学を織り交ぜて色んな事件が起こるのですが、先生がとにかく頭が良いの!! 下巻で誰がどうなるのか、予想が全くつきませんー!!!
0投稿日: 2012.09.26
powered by ブクログ上巻の段階で、殺しまくっている蓮見さん。いったいこの後はどんな展開になることやら。 それにしても殺人に対して嫌悪も忌避も感じない、それこそ彼にとって紅茶を淹れるのと大差ない主人公に感情移入が一切出来ないが、それでも読むのを止められないストーリー展開は見事です。
0投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログ映画が始まる前にと駆け込み購入。上巻一気読み。 結末、下巻が気になるので早く読みたい。明日買おう。 文章から情景が浮かぶ—。 登場人物しかり、風景しかり 情景を描くのがとてもわかりやすい作家さんだなぁという印象。 なにか頭の中で漫画を読んでいるような感覚に陥る。 作品の感想は下巻よんでから。
0投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログ映画が面白そうだったので購入。 上巻一気に読んでしまった。 このまま下巻になだれ込んで睡眠不足になる予感。
1投稿日: 2012.09.25
powered by ブクログエンターテイメント小説といった趣で、映画を観るように読み終わりました。下巻よりも上巻の方が、知能戦のようなものもあって、面白かったです。
1投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログルックスが良く頭脳明晰で信頼も厚い高校の英語教師の主人公。 しかし彼は邪魔者を躊躇なく排除する殺人鬼である物語の上巻。 主人公がとても魅力的に描かれています。 他の登場人物もなかなか個性があって、感情移入ができます。 なんか『バトルロワイヤル』を思い出しますね。 特に読み難さもなくサクサクと読むことができました。 でも怖がりの方はちょいと読めないかもですね。 上巻は、下巻の大量殺人に向けての序章的な感じですね。 まだ大人しく殺人や騙し討ちみたいなのを繰り返します。 あまりスマートなやり方ではありませんがw ある意味ストレス解消したい方にオススメの作品です。
0投稿日: 2012.09.24
powered by ブクログよく分かりますが、淡泊すぎる。 もうアメリカには行けない理由など、徹底した設定は面白い。 GO TO DIE
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ上下巻とも一気に読んでしまった。 読後感は、気持ち悪い。 そして、次の日になってもハスミンのことが頭から離れない。邪魔者は排除する共感性欠如の殺人鬼。それが蓮実聖司の本当の顔なのだが、それでも私は、蓮実聖司の魅力にひきつけられてしまったらしい。 背筋がぞくぞくするし、とても怖いのだけれど、ハスミンを完全な”悪”とは思えない。 なんだろう、この感覚。自分でよく分からなくて、もやもやする。だからハスミンのことばかり考えてしまう。 ハスミンの人生が今後も続くよう心の奥底で願ってしまう。 どうやら私もハスミンの信者になってしまったらしい。
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログどんどん蓮見の正体がわかってきた 学校全体を殺してしまうのか、結末はどうなるのか気になる 早く下巻を読もう
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ超頭脳明晰な人間が、一切他者への労わりを持たなかったら。 反社会的手段を使う方が、その人にとっては『理にかなう』こともあるのかも知れない、と思わされてしまった。 読んでる途中は、オイオイどこまでやるんだ蓮実先生、という感じ。 「自分の居心地良い王国を作るための、選択肢が人より広いだけ。」蓮実先生は言う。 障害物の排除に殺人が最も適した手段なら躊躇なく選ぶ。 先生は人殺しが特別好きなのではなく、 あくまでも冷静で周到な観察に基づいて、数式を解くかのごとくに殺人を選択できるのが蓮実先生の怖いところ。 正直ストーリーは一切心浮く内容じゃないのに、蓮実先生の超人ぷりと、高校生の必死のサバイバルの結末を知りたくて、捲る手が止まらなくなります。 世相ネタも随所に反映されてる。一気に読ませるエンターテイメント!
0投稿日: 2012.09.23
powered by ブクログ主人公がとても悪いやつなので胸糞悪くなってくる。いねーよ、こんなやつ!って思いながらも全部読んでしまった。あとには何も残らない本。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ57点。人気No.1教師は実は凶悪な殺人鬼だった。ピカレスクロマンっていわれたら犯罪を犯す側に何らかの共感というか、感情移入できそうなものなんだけど、この主人公は思想や哲学をもたないサイコパスそのもの、です。 世界の秩序を乱すのは許さんぞ、っていう彼の世界は学園内、ていうか自分のクラスという非常に狭い領域で、邪魔者をただただ排除していくだけなのよね。なので、全く共感できない。 このままいったら皆殺しするしかないんじゃないかという勢いです。下巻は気が向いたら読みます。ところどころに挿まれる陵辱描写がエロゲのシナリオみたい。そういえばエロゲの主人公も、どこか共感力を欠いた設定が多いな。そういうキャラに共感するのかな。
0投稿日: 2012.09.20
powered by ブクログ読みやすくて面白くて一気に読んだ。 ところどころ疑問に思ったことはあったけど。 主人公が女生徒になぜこんなに人気があるのかがちょっと不思議。私はすごく苦手なタイプなんだけど。。。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ120918 蓮実聖司。安原美彌。片桐怜花。釣井正信、不気味。久米先生、前島雅彦。園田、柴原、体育。堂島、校長の遠縁、ジェンダー。清田梨奈、いじめ?父親燃やす。恩師熊谷。蓼沼ヤンキー。サガエ先生、前任校。半年で4人自殺、ウェルテル効果。田浦先生と早水圭介。釣井、寒河江を訪れる。奥さん失踪、鬱病。校長が不倫、殺害、埋める。釣井、電車で絞め殺す。下鶴刑事。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ミステリーというより、ただ大量に残虐な人殺しをする物語。 教育的にはよくなくて、子供には読ませたくない作品。
0投稿日: 2012.09.18
powered by ブクログ読み進めていくうちに徐々に蓮実の異常さが表面化してゆき、不気味な雰囲気と恐ろしさに惹きつけられどっぷりと嵌ってしまっていた。 次の展開が気になりページを捲る手が止まりませんでした。 ただ、学校が舞台なので生徒や教師が沢山登場するので、誰が誰だか…ちょいちょいページをさかのぼって確認しつつ読まなければでした。 下巻を読むのが楽しみです。
0投稿日: 2012.09.18
