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レインツリーの国
レインツリーの国
有川浩/KADOKAWA
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総合評価

333件)
3.9
76
139
81
18
2
  • 自分の言葉と行動を省みることにもなる

    ネタバレしないように、どこまでこの感想を伝えられるかわかりません。 かなりの長さで主人公たちのやりとりに自分を省みて、恥ずかしくなったり自己嫌悪に陥ったり、勘当やときめきだけではなく、痛みを伴う物語でした。 男の主人公である「伸」が驚いたように、読んでいて自分でもまさか、と思ったところで女主人公「ひとみ」の気持ちを考えたら、まだ物語も初めなのにぶわーっと涙が出ました。 有川作品では後半で泣かされるのはいつもなので、最後は人目の無いところで読もうと思っていましたが、まさかの前半戦から外で涙をごまかすのに苦労するという… 青春時代の思いを語り合うって、大人になると恥ずかしくて難しいですが、そこをさらけ出すことを乗り越えたからこその絆は他紙かにあると思います。 さらに、人には言えない傷や思い出は、程度の差こそあれ、誰もが抱えているもので、それぞれの傷がどっちがひどいかは比べようもなく、本人にとっては自分の傷だけが確かなもので。 有川作品の甘さはいつもより控えめ、けれど、読んでおくことで言葉を大切にできたり、日常のなにげない自分の行動を戒めることができたり、そんなちょっと厳しい物語でした。読んで後悔は全くないですし、有川さんのあとがきは必読です。

    4
    投稿日: 2016.09.02
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    関西出だからって、メールの文も関西弁丸出しってありえへん!!(www) 本来なら障碍者物とか敬遠がちだが本作はそんなことなかった。

    0
    投稿日: 2016.08.04
  • 野暮なことですが

    本作、図書館戦争とのリンクに関しては有名ですが、作中に登場する「フェアリーゲーム」は巻末に参考文献として記載されている「妖精作戦」という本がモデルになっています。笹本祐一がソノラマ文庫に書き下ろしたラノベの元祖と呼ばれる作品で四部作。最終作の「ラスト・レター」の最後が当時としては衝撃的でリアルタイムで読んだ人は主人公のひとみと同じくショックを受けた様で作者の有川浩も然り。「天冥の標」で有名な小川一水もラストに納得がいかなかった一人でその為に作家になったそうです。 久し振りに読んで思い出した、どうでもいい事。

    7
    投稿日: 2016.07.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    1冊の本を巡って出会った二人の恋物語。とあるハンデを抱え、自分の理想の「国」に引きこもっていたヒロイン。ある日突然その国を訪れた青年が、彼女を現実の世界へ連れ出そうとする…。分かり合えなさを理由にいつでも投げ出せた関係だろうに、言葉で結びついた二人は、言葉のやり取りを通して、傷ついた関係を修復し前へ前へとつないでいく。元々「図書館戦争」シリーズに出てくる架空の小説だったとか。シリーズのほうも読んでみたくなった。

    1
    投稿日: 2016.06.22
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    本書は男女の恋愛話でありながら、社会的に重要なテーマも扱っている。そのため、読了してからも考えされられる面がある。著者が入念に取材した、その努力を伺えた。 ストーリーは、男女のメールでのやり取りを中心に展開していく。男がメールなのに口語(しかも方言!)を使うことに納得できず、なかなか感情移入できなかった。

    0
    投稿日: 2016.05.15
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    彼女が聴覚障害を持っていることを除くと、普通の恋愛小説。 少女漫画にベタにありそうな、自分のコンプレックスに悩む女の子と爽やかな男の子の話。 多くの人は人と自分が違う部分がコンプレックスがになるのだけど、この場合は聴覚障害。 2人の間のこの壁はかなり高いね。俺だったら越えられねええって感じ。こいつみたいにに踏み込めないもんな、根性ないから。 後書きの「自転車のベルを鳴らす時、もし相手が聞こえない人だったら?と考えることが出来るか」というのに考えさせられた。いつも自分基準よりちょっと広めの価値観を持って行動しないといけないな。 そもそも前の歩行者が邪魔だからってベルは鳴らしちゃいけないし。

    0
    投稿日: 2016.05.14
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    息子に薦められて初めて読んだ有川浩作品。伸の熱い部分にちょっとひいてしまったが、ストーリーのつながりは面白かった。

    1
    投稿日: 2016.05.14
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    想い合うことが時には傷つけてしまうことってあるよなぁー。でも、そういうときって独りよがりの優しさで相手の目線に立っての優しさじゃないなぁー。 と考えた1冊。 映画化は有川浩ファンとしてすごく嬉しいけど、自分の中にある本で読んだイメージと違うのが怖くて観に行けない…

    1
    投稿日: 2016.04.12
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    恋愛小説はあんまり読んでなかったのですが、良かったです。 "忘れられない小説のラストについて調べていて出会う"という設定がまず、ありそうで無さそうでステキです。

    0
    投稿日: 2016.04.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    伸行が女性の髪形やファッションの見立てのセンスがあったりとちょっとご都合主義かなあという設定の部分はあるけど、恋愛の物語としては面白い。こういう「恋愛」小説は自分の中で意識して避けてきたけど、これを機に色々読んでみようかなあと思った。作中の「フェアリーゲーム」の元ネタが笹本祐一氏の小説のようなのでこれも同時にチェックしてみたい。感想はこんなところです。

    1
    投稿日: 2016.03.17
  • 読む前に期待を膨らませすぎたかも・・・

    この本のきっかけは「図書館戦争シリーズ」です。で図書館戦争の中で『どんな小説なんだろう?』って感動期待を大きく膨らませすぎたのかも・・・ 「もっとデカイ愛と感動の物語」を想像しすぎていました。この程度なら『メディア良化委員会の検閲に引っかからないのでは?』というストーリーです。 有川浩さんの恋愛小説としても、他の「ベタベタ」というほどでもなく、恋人間の小さな行き違いに揺れる心を描いていますが、行き違いが女性の聴覚障害に起因している点は他の恋愛小説とは違っていますが・・・・だからどうこうではなく、男女が衝突しあっても普通に魅かれ、普通に成長してゆく姿が読み手に普通に伝わってくる作品です。 結局、有川浩さんも図書館戦争でそれが言いたかったのですが・・・(笑)

    0
    投稿日: 2016.02.01
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    「映画化!」と本屋さんで特集されていて気になって買ってみました。 何にも知らないで読んでみた私には、難聴者と健聴者という思ってもみなかったラブストーリーで、どんどん引き込まれていきました。 伸がコテコテの関西人っていうのも今までにない感じで新鮮でした。 有川浩さんの作品を読んだのはこの「レインツリーの国」が初めてだったのですが、すっかり有川ワールドの虜になってしまいました!

    1
    投稿日: 2016.01.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    有川浩による恋愛小説。 図書館戦争シリーズの中でエピソードとして出てくる本をきちんと物語として描いたもので、中途失聴の女性を主役にすえた作品。図書館戦争シリーズでも言葉の検閲を暗に(正面から?)批判した作者が、「なぜかタブー視されている」障害者を主役に物語を描きたいとして作品化したそうだ。 一般的に聴覚障害というと先天的な難聴や失聴をイメージしがちだが、本書では様々なタイプがあること、同じように見えるためにひとくくりにして判断されることで余計に孤立していくことなど、自分たちが気がついていなかったことにハッとさせられるシーンが多く盛り込まれている。 障害者を扱うというだけで様々な制約が課せられるようで、実際に図書館戦争のアニメではそうしたエピソードが放映されなかったということもあり、これに異を唱えるべく作者の思いがほとばしっている。 こうした課題提起をさしおいても、相変わらずの少女漫画ちっくな有川印の恋愛ものとして安定感を見せる。ただ、扱っているテーマが茶化すことができないものであるためか、いつものベタベタな甘々展開とはやや異なっている。また、有川作品としては短めで、とっつきやすい。

    1
    投稿日: 2016.01.03
  • 有川浩による図書館戦争シリーズとリンクする恋愛小説!

    図書館戦争シリーズの中でエピソードとして出てくる本をきちんと物語として描いたもので、中途失聴の女性を主役にすえた作品。図書館戦争シリーズでも言葉の検閲を暗に(正面から?)批判した作者が、「なぜかタブー視されている」障害者を主役に物語を描きたいとして作品化したそうだ。 一般的に聴覚障害というと先天的な難聴や失聴をイメージしがちだが、本書では様々なタイプがあること、同じように見えるためにひとくくりにして判断されることで余計に孤立していくことなど、自分たちが気がついていなかったことにハッとさせられるシーンが多く盛り込まれている。 障害者を扱うというだけで様々な制約が課せられるようで、実際に図書館戦争のアニメではそうしたエピソードが放映されなかったということもあり、これに異を唱えるべく作者の思いがほとばしっている。 こうした課題提起をさしおいても、相変わらずの少女漫画ちっくな有川印の恋愛ものとして安定感を見せる。ただ、扱っているテーマが茶化すことができないものであるためか、いつものベタベタな甘々展開とはやや異なっている。また、有川作品としては短めで、とっつきやすい。

    0
    投稿日: 2016.01.02
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    『ストーリー・セラー』で有川浩に初挑戦。 「イケル」と判断。その勢いで話題作かと読んではみたけれど…。 普通だった。こんな感じなのね…って感覚。 ということで、本日『阪急電車』を入手。 さて、もうひとつ試そう。

    1
    投稿日: 2015.12.20
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    図書館戦争の作中に登場する小説という位置付けですが、こちら単体でも楽しめます。思いやる気持ちが相手にとっては負担になってしまうこともある、真っ直ぐな気持ちのぶつけ合いが好感。メールのやり取りの部分のフォントが丸文字で読みづらいのはちょっと。

    0
    投稿日: 2015.11.28
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    昔読んだラノベの感想を書いてあったサイトを見て懐かしくなりメールを送ってみた。 そこから、めんどくさい性格の聴覚障害の女の子と関西出身の男の子との恋が始まった。 有川ラノベの源流、「図書館戦争」に出てくる小説という異色の立ち位置の作品。 今読み返してみても、やっぱり面白い。

    1
    投稿日: 2015.11.21
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    恋愛小説は滅多に読まない私ですが、ご飯を片手間にしてまでも、読み続けたくなってしまった本。 2人のメール、チャットのやり取りが好きで、その部分をじっくりと一言一言理解しながら読みたいなと、感じました。

    1
    投稿日: 2015.11.18
  • よいのだけれど

    図書館戦争に出てくる作品です。 なので、やっぱり本編を読んでから読む方が楽しめると思います。 有川さんの作品も文章も大好きなのですが、ただ一点、関西人の描写が何とも… 当方、有川さんのおっしゃるところの「ネイティヴ」ですが、違和感が結構あって。 この作品の主人公の男性が関西人設定なのですが、その必然性があったのか? お願いやし、関西に手ぇ出さんとってって感じです。

    2
    投稿日: 2015.11.17
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    図書館戦争シリーズの内乱で実際に登場するレインツリーの国という本のモデルとして書かれたそうです。 耳が聞こえないことを巡って、障害者と健聴者との微妙なズレがこの物語を面白くさせているのだと思う。 著者が伝えたいことは、作品の中の登場人物たちが暑く語ってくれてます、とあとがきにささっと書いてあるあたりほんとうに面白かった。

    1
    投稿日: 2015.11.12
  • 自分で築く壁

    中学のときに思い入れのあったラノベを10年振りに調べてみたこときっかけに, ネット上での「青春菌の応酬」が始まります。 実際会うことになってみると,意外な壁が・・・。 あまあまな物語ではありますが,いつものようにこの作家さんのセンスのよさによって, 深刻な問題が織り込まれています。 星4.5でしょうか。

    3
    投稿日: 2015.11.08
  • べたべたの恋愛話。

    2015年1月27日読了。べたべたな恋愛話でした。特徴があるとすると強いて言えば、女の子が耳の障害を持っていることかなと思います。男の子はすごい男前で、こんな優しい男の子他にはおらへんと思います。それやのに女の子は不器用な子で、私の方が心配になるぐらい男の子に嫌われるようなことばかりします。でもそれが女心かと言えばそうかもしれません。気持ちはすごく分かります。映画化になるみたいで、キャストがどんな風に演じるのか見てみたいなと思いました。

    6
    投稿日: 2015.11.05
  • やっぱり先に図書館戦争読んでください。小牧さんと毬江さんのこと知って欲しいのです。映画も楽しみです。

    のぶゆきさんの のぶで しんさんと呼ばれるって新鮮でちょっとヒミツめいてて、そういうのって案外面と向かって言えないことでもどんどん言えちゃうかも! それから図書館戦争内乱は、読んでから間があいていたのでもう一度開いてみました。 やっぱり堂上さんと郁さんとのやり取りはめっちゃ気持ちいい! 有川さんの作品って、読むんではなく生き生きした会話が弾んで飛び交っているようです。『レインツリーの国』では、メールのやり取りでさえおしゃべりしてるのかなって錯覚。それって関西弁やからかなあ。 そもそもの問題である『フェアリーゲーム』の結末。 読み終えてからでも、どうするのが一番良かったのかを結構引きずって考えています。 これはお互い相手を思いやる気持ちがある限り、どこまで行っても平行線をだどる様な気がするのですが・・・。 二人のぶつかり合いながらの理解しようとする一生懸命さは、地に足を踏ん張って立っている強さを感じます。 障害者の方の日常生活の事を少しでも知ることができ、(分かったつもりだった事が分かり)勉強になりました。

    12
    投稿日: 2015.11.04
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    読み始めから、先々の展開が楽しみでまだ途中ですがコメントしたくなってしまいました。 伸行とひろみの展開が楽しみです。 どこか自分のことと似ているところがあったりして、有川さんの本はいつも楽しみにして読んでいます。 ↓ 二人の展開がゆっくり流れていて、とても純粋な恋愛。 また有川さん作品を早く読みたいです。

    1
    投稿日: 2015.11.03
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    図書館戦争と並行して読んだ。 やはり有川浩さんはすごいなぁ、と改めて。 心の中に触ると痛い部分を持っている二人が、心を通わせたり、かみ合わないことにいら立ったりしながらも、相手を想うがゆえに一生懸命お互いに向き合おうとし、想いをかなえる物語(この先はまたわからないけれど、という本人たちの注釈ありつつ)。 「図書館戦争」とはまた少し違った意味だったりもするが、言葉の持つ意味を考えさせられた。自分が伝えたい意図と受け止める側の受け止め方が微妙に違った時に生じるいら立ち、そのいら立ちをそのままに流すのではなく、向き合う大切さを学んだ気がする。 私個人としては、最近加齢によってとみに耳の聞こえが悪くなっている母への対応も反省させられた。 有川さんの著者あとがきにはいつも裏話があり楽しみだったりするが、今回も「図書館戦争」の表紙絵に本作の本物の表紙を入れたいという仕掛けがあったことを知り、にやり。 山本弘氏の解説文もすばらしく、障害へのメディアの扱いについての一過言にもその通りだなと思った。しかし、この解説文の中でなにより衝撃だったのが、私も本を読む前に観ていたTVアニメにて、小牧と毬江の物語の章は描かれなかったんだな、とあまり深く考えずに思っていたが、この章が放映できないことが前提となったアニメ化だったと知り、別の意味で衝撃だった。

    1
    投稿日: 2015.11.01
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    主人公の男の子の性格は好きになれないけれど, 徐々に距離を縮めてく感じが良かった。 今時な話だった。一読サラっとしただけだけど深く読んだら感想変わりそう。映画楽しみにしてます

    0
    投稿日: 2015.10.31
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    すごくいい恋愛小説でした。それも、ただの恋愛だけではなくて難聴の方の知識や気持ちをしっかりと表現しようとしていることが伝わりました。個人的に、伸行さん好きです。しっかりと考えを持っていて、あまり言いたくないけど関西弁で。読んでいて、こう言われたら嫌なのか、とか学ぶこともできました。すごく良かった。貸してくれた友達に感謝!

    0
    投稿日: 2015.10.25
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    耳に障害を持つ女性に恋をするお話。 お互いの気持ちをぶつけて、分かり合うことの大切さを知る事が出来る。どんな人にも当てはまると思う。

    1
    投稿日: 2015.10.16
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    皆が違う立場で、違う考え方で、相手の考えを想像する事はできても完璧じゃないんだなと思いました。 本当に大切な人とこそ、考えを伝えあって受け止めあって、反発し合う事が必要なんですね。

    0
    投稿日: 2015.10.14
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    ちょっと携帯小説っぽくてあんまり好きなストーリーではないはずなんだけど、やっぱり有川さんの作品。 人が変わっていくのを描く話はすき。

    2
    投稿日: 2015.10.14
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    とことんまで互いを理解しようとする伸とひとみの姿に、ハラハラとドキドキを同時にもらいました。読んでよかった。 これを読んだことがきっかけであんな事件になったなら、毬江ちゃんも腹を立てるわ。もう。

    0
    投稿日: 2015.10.11
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    久々に本屋で買った小説。 二人のやり取りがとてもよくてあっという間に話に引き込まれた。結末もよく読んだ後にあったかい気持ちになった。

    1
    投稿日: 2015.10.10
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    今日(2015/09/26)本屋でたまたま目に付いて購入。 24日に角川から発売されたばかりなそうな。 図書館戦争は何年か前に読んでいたので本作がどんな話かはある程度理解していました。 読む前は正直ただのスピンオフで図書館戦争のついでに書いたのだろうと舐めていましたが、登場人物のコンプレックスや過去の体験がちゃんとその人格に表れているリアル感なんかが想像以上に共感できたし、恋愛は相手によってだいぶ難易度が変わるんだなと改めて感じました。 それにしても有川さんが書く掛け合いは引き込まれますね。 ベタ甘も久しぶりにニヤッとしました。

    3
    投稿日: 2015.09.26