
総合評価
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powered by ブクログ半沢人気で池井戸作品が書店で平積みされている。つい手に取りたくなる。「不祥事」だけの購入予定だったがシャイロックも購入。正解、一気に読んでしまった。深いぞ!
0投稿日: 2016.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
連作短編集。 ちょっとイレギュラーな感じの短編連作集。 舞台は同じ支店で、各短編ごとに主人公が替わる。 一話づつ完結するのだが、途中の短編に出てくる話が最後に完結するという、長編的な面もある。 銀行業務の中でのやりとりや、事件、人間模様が描かれている。 途中の短編で行方不明になる支店の一人が最後の短編で謎解きの形で終わる。 題名である、シャイロックの子供たちはどこからつけられたのかが、謎である!
0投稿日: 2016.06.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
東京第一銀行長原支店で起きる物語。 10人の主人公とそれぞれが絡み合い、 100万円紛失から始まる不祥事に繋がっていく。 最後の結末が理解できないのか、理解したくないのか、どうも納得いかない。 面白かったが全体に不幸な終わり方に終始していた点が、読んでいて辛い。 池井戸作品は勧善懲悪の方がわかりやすくて好きかも。
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。 ミステリとしてもなかなかの仕上がりであった。
0投稿日: 2016.05.05
powered by ブクログ池井戸さん3作目 「七つの会議」同様でそれぞれ主人公に違う短編集でありながらゆるくつながり長編ミステリーとなっていく。 結局名前は支店長、副支店長、愛理、西木くらいしか覚えれませんでしたが(笑 最後のどんでん返しは、、、、ほんまかいなって思っちゃいましたね。 読みやすく引き込まれます。 銀行って担当会社との癒着を防ぐために転勤が多いって聞くけど、本当、、、、大変ですよねぇぇ。大手都市銀なんて入ってしまえば儲けもんって思ったけど、実際は違うんだよねぇ、独特の空気があるんですよね。
0投稿日: 2016.04.09
powered by ブクログ2016.4.2 働くことの意味、家族を持つ父親の孤独さ責任感。出世、昇進、業績、監査。たかが仕事、されど仕事。家族を思うと辛くなるし、働く旦那さんを支える奥さんもまた大変やなと思った。小さい子どもの純粋な「パパお仕事がんばってねー!」の一言が切なすぎる。 最終的にグレーな感じで終わって、スッキリしない。私の読解力がないのかもしれないけど・・
0投稿日: 2016.04.02
powered by ブクログ最初は銀行を舞台とした、ショートストーリー集なのかと思いながら読んでいたのだが、それらの話が混ざり合い、絡み合い、複雑な展開を見せてきて… 最後は一気に読み切った。
3投稿日: 2016.03.18是非に続編を。
ストーリーが大変面白かったです。終わり方が、読者を置いてきぼりにしております。登場人物一人一人の個性が出ており、ますます興味がわいてきます。ぜひ続編をお願いします。
0投稿日: 2016.03.11
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銀行で働く様々な職種の行員の姿をそれぞれの立場からリアルに描いた読み応え満載の短篇集かとおもいきや、水面下でひそかに進行していた犯罪に焦点を当てた長篇ミステリーに様変わりし、最後のドンデン返しでは、ある人物のイメージががらっと変わり、驚かされる!読み応えのある一冊。 解説(霜月蒼著)より 『シャイロックの子供たち』は、東京第一銀行長原支店で働くさまざまな年齢や職種の行員たちの姿を描く短編集として幕を開ける。 主人公は毎回異なる- モラルハラスメントを繰り返す副支店長、古川。 努力を重ねても成果の上がらない現状に苦しむ融資課次席、友野。 亡き父に代わって一家を支える行員、北川愛里・・・。 バラエティ豊かな短編が連なって、「銀行」という職場のありようと、そこで働く者たちの姿をリアルに浮かびあがらせる。 まるで、自分も、この支店で働いているような気分になってくるのだ。 (中略) 支店でなく本部の人間が語り手となる第五話。 ここを転回点に、長原支店でひそかに進行する犯罪を追う物語が浮上する。 本書は単なる短編集ではなく、各話が相互に関わり合う長篇ミステリに変わるのだ。 (中略) いつのまにか読者は、銀行の現場の仕事を学び、支店の人間関係のなかに入り込んでしまい、気づけば行員たちの悩みや喜びに合わせて一喜一憂するようになっているのだ。 (中略) 行員はみな、ぼくたちと等身大の人間ばかりであり、ぼくたちにも身近な問題に悩む。ちっとも他人事とは思えないのだ。 感情移入せずに本書を読めと言うのは無理な相談だ。 読んでいてせつなくさえなる。 (中略) ひとりの働き手として、働くことの目的を見失わず、働く者としての誇りを失わないこと。それを守らなかった者は破滅し、それを守る者は立ち続ける。本書はそれを力強く訴える物語なのである。 (中略) 行員たちの日々のスケッチをしていると見えた最初の数話にも、水面下の悪事の片鱗が巧みに隠されている。 後半では、それぞれ異なる立場から問題の「犯罪」の一端に触れる行員の物語が配置され、そこから徐々に「真相」が姿を現す仕掛けだ。 (中略) 行員たちの発見がモザイクのように積み重なり、犯罪の全貌が見えた瞬間、それまで見てきた幾人かの行員の「真の顔」が電撃的に明かされ、「東京第一銀行長原支店」という小宇宙の秩序が根底から引っくり返される。
0投稿日: 2016.03.02
powered by ブクログ銀行という組織の中の人間模様を描いた短編集。いくつかの編はストーリーが繋がっていて、ミステリー要素もあり面白かった。 お金という魔の力に翻弄されているのか、銀行という組織によって心が蝕まれていくからなのか・・・ 組織人としての苦悩が、リアルに伝わってきた。 銀行マンを見る目が変わりそう。 池井戸潤氏の他の小説には、苦悩しながらもカッコいいスーパー企業戦士が出てくる物語が多いが、本書はそういったスーパー企業戦士ではなく極普通の銀行マンが登場人物。なだけに、よりリアル感を感じた。 創作の世界とはいえ、銀行の側面を見ることができる一冊。
1投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログ銀行にまつわる短編集と思いきや、それぞれの主人公の物語が繋がって、出来事は色々な側面を見せる。 事実が明らかになるが、どの話も一人のそれぞれの主人公の視点で語られるため、全容はやはり曖昧なまま。 そこに、色んなことを想像して、推理して…。 現金紛失の事件が、まさかそんな風な事態に繋がってゆくとは…! 銀行という過酷な世界で、上に上がるために、それぞれの人がそれぞれの形で何か壊れていったり失って行く姿をみると、キャリアとか仕事とか人生とか、そういうものについて考えてしまう。
1投稿日: 2015.12.19
powered by ブクログ近くの図書館でビブリオトークイベントをやっており参加してきた。テーマは「池井戸潤」。その中で紹介された一冊。 著者得意の銀行モノ、短編になっており同じ銀行内で主人公が変わり話が語られていく。銀行内の様子がありありとイメージ出来る様な描写は流石。中盤から登場人物が失踪しミステリー要素が強くなってくる。話のテンポも良く楽しく読みやすい。
0投稿日: 2015.12.10
powered by ブクログスッキリしない終わり方。章ごとに登場人物が変わるのはよくあるが、何となくまとまりがないような感じ。 やはり半沢直樹シリーズが良い
0投稿日: 2015.12.06
powered by ブクログなんとなくトリックが途中でわかってしまうのが残念だが、新しい感覚で読める金融ミステリー。池井戸潤の小説を、もっと読みたくさせられた。
1投稿日: 2015.10.15
powered by ブクログ七つの会議のベースのような作品。それぞれの短編が一つの軸に繋がっていて一気に読める作品。この作品の主人公たちの生き方はバラバラだけど普通に働くこと、暮らすことを考えさせられる一冊。
1投稿日: 2015.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤による連作短編集。 全10話のショートストーリーがいつの間にか絡み合って一つの長編を構成する。各話の主人公は全て異なっているが、物語は基本的に時系列に進み、前の話で描かれた出来事がそれ以降の物語に影響を及ぼしていく。 物語は大田区にある銀行の支店が舞台。営業成績が芳しくないために支店長、副支店長は部下を叱咤激励しながら成績を上げようとする。それはまさしく客のためではなく全ては自分の昇進と会社の利益のため。顧客本位を貫きたい部下との衝突、部下を守るために上司に食ってかかる管理職などいろいろな人間模様が描かれていく。 悪いヤツは最後まで救いがなく、地道に真面目にやっている人は最後まで信念を持っている。部下への暴力、ギャンブルにハマって銀行の金に手をつける男、架空融資。これでもかと言わんばかりに様々な問題が沸き起こる支店。こんな銀行、ちょっと嫌だなと思いつつ、実際の銀行の裏側って案外こんなものなのかもと思えてしまったり。 いわゆる勧善懲悪ものではないが、それだけにストーリーがリアルに感じられる。読み始めたら止まらない面白さもさすがである。
0投稿日: 2015.09.20池井戸潤による連作短編集
全10話のショートストーリーがいつの間にか絡み合って一つの長編を構成する。各話の主人公は全て異なっているが、物語は基本的に時系列に進み、前の話で描かれた出来事がそれ以降の物語に影響を及ぼしていく。 物語は大田区にある銀行の支店が舞台。営業成績が芳しくないために支店長、副支店長は部下を叱咤激励しながら成績を上げようとする。それはまさしく客のためではなく全ては自分の昇進と会社の利益のため。顧客本位を貫きたい部下との衝突、部下を守るために上司に食ってかかる管理職などいろいろな人間模様が描かれていく。 悪いヤツは最後まで救いがなく、地道に真面目にやっている人は最後まで信念を持っている。部下への暴力、ギャンブルにハマって銀行の金に手をつける男、架空融資。これでもかと言わんばかりに様々な問題が沸き起こる支店。こんな銀行、ちょっと嫌だなと思いつつ、実際の銀行の裏側って案外こんなものなのかもと思えてしまったり。 いわゆる勧善懲悪ものではないが、それだけにストーリーがリアルに感じられる。読み始めたら止まらない面白さもさすがである。
1投稿日: 2015.09.20
powered by ブクログ2015年9月3日読破! これぞまさしく『池井戸潤さん』らしい一冊! 銀行内の様々な人達の物語で、最後は一つの結論に至る。 はっきりしなかったのが難点だが・・・。 もしくは私に読み取る能力が足りないのか・・・。 でも人事とは思えない内容で、どんどん引き込まれて先が気になる一冊でした!
0投稿日: 2015.09.03
powered by ブクログ2015.08.27 大田区の支店を舞台にしたオムニバス。全10話。 2話目と9話目は家庭持ちのサラリーマンは少なからず自身と重ね合わせて感じるものがあるのでは。 珍しく勧善懲悪ではないラスト
0投稿日: 2015.08.27
powered by ブクログ半沢直樹でも花咲舞でもない、銀行を舞台にした連作短編集。 まあ面白いんだけど、銀行員って本当にこんなに評価と出世だけを考えているんだろうか。
0投稿日: 2015.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
銀行の裏側を色々知ることが出来て、そこは興味深いところでした。 全部を信じてはいけないと思いつつ、不正、癒着、殺人…何でもありなのか、銀行は。 この小説が現実なら、銀行員にはなりたくない。実際にはなれないんだけども… 一昔前は、銀行にお勤めと聞くと、エリートなイメージだったけど、今はそうでもないのかも知れない。 とにかく登場人物が、病んでる人が多すぎて、不憫に思えてくる。これから、窓口に行った時は、遠巻きに観察させてもらおうと思いました。
0投稿日: 2015.08.23
powered by ブクログひとつの銀行支店を舞台に、様々な行員の人生や生活が描かれている作品。 最初はオムニバスかと思って読み進めていましたが、いつの間にか繋がり始め、ラストにつながっていくのがどきどきしました。 ひとりひとりのキャラの顔が浮かぶほどではありませんが、わかりやすいキャラクターで、読みやすく面白かったです。 ただ、あまりにも誰も幸せにならない物語で、銀行員ってこんなやな奴ばっか!?と悲しくなってしまいます(笑) お金関係の事件だけかと思いきや… 一枚の帯封に左右される人生。 この人いっつも銀行だなー…と思いつつ、結局楽しんでしまうのがなんだか悔しいです(笑)
0投稿日: 2015.08.17
powered by ブクログ池井戸さんの小説、初めて読みました。 面白かったです。普通に短編なのかと思ったら、謎がつながっていて、楽しかった。 それまでいい人だと思っていた人が、実はいろいろたくらんでいたり、、、すごい描写力でした。
0投稿日: 2015.08.14
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015/7/30 正義が勝つスカッとする話を書く作家さんだと勝手に思ってた。 そうじゃないのもそりゃあるよね。 途中までこりゃ陰鬱な。何で西本君みたいないい人が殺されなアカンねん!と憤っていたけど最後で仕掛けてきた。 これで誰も死んでなくてやりおおせたんならガラッと色が変わるじゃない。 さすが。やるね! でも陰鬱な期間が長くて疲れたし、いい人幸せな人おらんしで「おもしろかった!」とはならなかった。
0投稿日: 2015.07.30
powered by ブクログ2015.7.24(金) 読了 短編集です。 ですが、全編が東京第一銀行の長原支店が舞台になってます。 腹の立つ上司やら、頭の回転の早いテラー、それを庇う上司、家族の為に夢を実現させようとするバンカー、物語の中で起きた不正を暴きに来た検査役、そしてその事件。 解説にもありましたが、短編集が何話目からか長編ミステリーに変わるのです。そして自分も長原支店にいる気がして来ます。 そして「えっ!」ってなる。 帯に『池井戸潤の裏Best1』ってなってたけど これ裏なんだ。 ちょぉぉぉ面白かった。 でも私。銀行員になりたくないと池井戸さんの小説を読むとよく思う‥‥‥
0投稿日: 2015.07.26
powered by ブクログ短編が途中からうまく絡み合いひとつの事件をどんどん浮かび上がらせていく様はさすが。 うーん、いやなキャラがとことんいやであまり気持ちよく読み進められなかったなぁ。。
0投稿日: 2015.07.22
powered by ブクログオムニバスっぽいがすべて繋がっているお話し。 二転三転するので、特定の誰かに感情移入せずニュートラルな立場で読むのがよいと思われます。 最後はちょっと歯切れが悪く感じました。
1投稿日: 2015.07.12
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店の行員の短編集。同じ銀行の何人かの話。途中で失踪者が出て、微妙にそれにまつわる話も裏に隠されていておもしろい。
0投稿日: 2015.07.06
powered by ブクログ東京の大手銀行支店を舞台とした不正事件.連作風で物語は進行し最後の方はミステリー謎解き風になる.銀行マンって大変なんですね.
0投稿日: 2015.06.28
powered by ブクログ娯楽小説として十分に面白いけれど、ミステリとしての仕掛けがちょっと稚拙というか、そんな凡ミス的事件は何度も起きませんぜ、銀行というか会社あるいは社会ってそんな馬鹿ではないですよという感じ。 さておき銀行勤めしたことのない当方には分からんのですが、銀行ってこんなに湿った感じがするのかな?多少脚色ありでも本質を突いているとすれば、やはりこれは金融という虚業ゆえなのかもしれない。事業会社でも多かれ少なかれこの手のジメジメした人間関係はあるけれども、扱う素材が「カネ」そのものであるがゆえに経済の本質がもろに表出し、ヒトが生きることの均衡を保つのが難しいんだろう。 ということで銀行員にならなくて良かった良かったと生来の自分の怠け癖に感謝しておる次第であります。
0投稿日: 2015.06.25
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店で働く銀行員たちを主人公とした10編の短編集。 短編は主人公が異なり、10人のそれぞれの視点から銀行と言う仕事の日常やトラブルが描かれています。 銀行独特の厳しい社内規定やノルマに追いつめられたり、出世コースから外れて悩んだりする登場人物たちを 見ながら「銀行なんて就職するもんじゃねえな…」と辟易しながら読み進めていきました。 すると一話完結型の短編かと思いきや、中盤以降、百万円の現金紛失事件をきっかけたとしたある一つの犯罪が浮かび上がってきて、ページをめくる手が止まらなくなります。 このあたりの情報の出し方がうまくて、抜群のリーダビリティでしたねー。さすが池井戸さん。 思ってもみなかった事実の反転には驚かされ、終盤の展開にもワクワクさせてくれました。 銀行内部でのダイナミックな事件だけではなく、人間関係的なところでも読ませてくれます。 短い一編の中で、登場人物たちの今に至る来歴や事情が簡潔かつ丁寧に語られ、家庭を持つ等身大の個人としても活写されてます。 そういう補助線がちゃんと刻まれているので、一人の立体的な人間像が立ち上がり、読み手は共感しておのずと 彼らの感情に寄り添うことができるんですね。 100%悪い人間も出てこないのでとてもリアルでした。 ラストもちょっとモヤモヤしましたが・・・でも面白かったです。 こういう余韻の残る終わり方もたまにはいいと思いました(某作家みたいに、毎回はイヤだけど!)。
0投稿日: 2015.06.22
powered by ブクログ一つ一つ別の話に見せかけて、それぞれが同じ支店で働く人の話でみんながつながりあってるという私の好きなパターンのお話。 だけど・・・池井戸さんなら池井戸さんらしく、勧善懲悪すっきりはっきり、ちょっとうまくいきすぎでも、読んだ後は爽快な気分になりたい! 面白いけれども、読んだ後、なんだかどんより。 こういう作品も書いているんでしょうけども、私が池井戸さんに求めるものは違うんだな。
0投稿日: 2015.06.16
powered by ブクログ七つの会議と同じパターン。いらない話のオンパレード。下町ロケットや空飛ぶタイヤと全然タイプがちがって、個人的にはまったく好きでない。
0投稿日: 2015.06.06
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店を舞台にした行員達の業務姿を描いた短編集でしたが、だんだんミステリータッチの話になってきて面白かったですね。しかも最後には二転三転の展開もあって、真相は闇の中という読み手に想像させるような結末も良かったと思います。 でも、池井戸潤の銀行を舞台にした作品を読んでいると、銀行の保守的で軍隊的な内向き体質というのに辟易とさせられます。
0投稿日: 2015.05.27意味深なタイトル
「シャイロック」は悪徳商人の代名詞。その末裔として生きる銀行員たちのドラマを、ある事件(行内で起こった百万円紛失事件)をキッカケとして、次から次へと展開させていく。銀行員の悲哀を織り交ぜながら、普段はエリート意識の強い銀行員も一人の人間なんだなぁ、としんみりと考えさせられる。
0投稿日: 2015.05.25
powered by ブクログ銀行の特殊な環境を知ることができる。 銀行繋がりで「華麗なる一族」が頭によぎりつつ、山崎豊子さんが描いた世界とほぼ銀行の中身は変わっていなく、これが日本の現状か、と思わされる。 簡単ひっくるめてしまうと、女性は強いのだと感じた。
0投稿日: 2015.05.24つながる短編
ひとつの支店に所属する複数の行員を主人公にした短編が絡み合い、ひとつの物語を構成している。人生いろいろ、なにが正義でなにが悪かは、現実の社会生活においても客観的に分類することは、実際に難しいのかもしれません。主観と主観のぶつかり合い、エゴが渦巻く世界に、私たちは生きているんですね。
0投稿日: 2015.05.20
powered by ブクログいやぁ、予想外の展開。すっかりバンクものと思って読んでたら、途中からミステリーになって、さらに最後にもう一つ展開があるとは。後半はやめられなくなってしまった。
0投稿日: 2015.05.07
powered by ブクログ半沢直樹でない銀行融資課の話。各行員のオムニバス形式で短編集のように進むが、全体に大きなストーリーに終息する。 最初の数篇は、半沢直樹でも使っていたようなパワハラ的な話、純文学な話があったりして、散漫でのめり込むほどではないながらも短篇集として楽しめる。中盤以降では、大きなストーリーを解決(?)に向け、ほぼ1つのストーリーとして進む。大きなストーリーも、小さいストーリーも面白い…んだけど、文章が褒められたものではないのだな。 特に「男は」と露骨に正体隠しをしている編は、むしろ不要と思えるし、苗字を伏せている編は、何を意図して伏せていたのか不明。ミステリのトリックとして使っているのなら、読者に気にさせた時点で失格だ。さらに、この作家で時々見られるのだが、改行や断りもなく突然3年前の時点に舞台が飛んだりするところも、なんだかなあという感じだ。 面白いんだけど、他人におすすめはしたくないなあというのが、最終的な感想。
0投稿日: 2015.04.21
powered by ブクログ東京第一銀長原支店で働く何人かの銀行員それぞれの視点での短編のオムニバス形式であるが、全体としても一つのミステリー小説となっている。 ミステリー小説としてもどんでん返しがあったりして十分面白いが、銀行員それぞれの人生の描写が非常にリアルで興味深かった。同じ職場に集う人、一人一人にそれぞれの人生のドラマがあるんだ、ということを再認識した。また、働く中で、組織とどう付き合っていくかということを考えさせられた。
0投稿日: 2015.04.19
powered by ブクログ池井戸作品の中でも珍しい短編集。 全部の作品を読むことで長原支店の人間関係や隠されている真実が浮かび上がるというなかなか面白い構成でした。 ただ一回読んだだけだはすこし理解するのは難しいかも…
0投稿日: 2015.04.03
powered by ブクログ短編集なんだけど、繋がっている。 あの人あの人あの人、銀行に勤める人のあの人にスポットをあて話がすすむ。 そこで起きた事件、銀行内で起きた100万紛失… まさかの犯人が…
0投稿日: 2015.03.31
powered by ブクログ銀行を舞台にした連作短編ミステリー。 とても一緒に働きたくないような職場の面々だが人生を背負っていて個性的であり各々が主役となりオチがある。 犯人の意外さというかキャラクターの複雑さはネタバレするので詳述できないのが残念。暗黒的かつ日常に立ち戻る結末も素晴らしい。
0投稿日: 2015.03.29
powered by ブクログ池井戸さん好きなんですけど、たぶん気分なんだけど、銀行モノはもうお腹いっぱいになってしまった〜 紙の月よりは入り込みやすかったけど、架空融資ってそんなの絶対いつかバレるじゃんて思いながら読むからいけないのかしら? それで殺人ってなんかな〜… 2015.3.26
0投稿日: 2015.03.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
残り少なくなってきた、非常に良いペースで読み進めている池井戸潤作品。本作品も銀行を舞台としたミステリー。構成は七つの会議と同じく、短編のように見せかけて実は一本の線で繋がっている謎を解明していくというもの。 各編ではそれぞれスポットを当てる銀行員がおり、誰もが自身の銀行員(格好良く言えばバンカー)としての理想とギャップにもがき苦しむ。それぞれの生い立ちがあり、両親があり、学生時代があり、入行してからの職場環境があり…。一人一人のそんな人生模様を見るのが面白い。何故なら私も同じく彷徨えるサラリーマンだから(笑)。 本作品の描き方で興味深かったのが、既に登場した人物を、後の編で「男は」という匿名で登場させ、読者の興味を充分に引きつけたうえでネタバラしをするという手法。西木という失踪事件を起こした男で用いられていた。それまでは随所に登場するちょい役だったのが、この手法により一気に中心人物に格上げされていく。いやぁ、憎い演出! ひとつダメ出し。多くの方の書評で同じように語られているが、締めが尻切れとんぼ、寸止めであるのだ。最終編においてはページをめくるスピードがぐんぐん増し、どんなオチで我々読者の溜飲を下げさせてくれるのかワクワクしっ放しなのだが、いつの間にか終了していた。それも、結論をはっきり出さず。あとは読者の想像にお任せするということか…。池井戸潤作品をたくさん読んできたが、こうした終わり方は結構多い。 なお、タイトルである「シャイロックの子供たち」であるが、子供がたくさん登場する訳ではない。シャイロックとは言うまでもなく、シェイクスピア作品「ヴェニスの商人」に登場する強欲非道な金貸しである。池井戸潤は銀行という旧職場を皮肉を込めてこき下ろししているのである。銀行員が強欲な金貸しの手先になっているような餓鬼に過ぎない、という意味で。
0投稿日: 2015.03.21
powered by ブクログやっぱり池井戸さんの作品はおもしろいです。銀行ならではの問題を取り上げつつ、先の気になるミステリ要素も入っててページがサクサク進みます。池井戸潤さんの作品はどれも好きですが、特に人に勧めたいものとなりました。
0投稿日: 2015.01.20
powered by ブクログ友人にも銀行員が何人もいる。私は全く異なる業種に就職したが、銀行に就職しなくて良かったと思わせる一冊。まあ、働くってことは銀行に限らず大変なんだけどね。でも、こんな職場は最低ですね。
0投稿日: 2015.01.18
powered by ブクログ出世しないことはこの世の終わりなのか? もっと“豊かに”生きる道はないのか? たったひとつの銀行という世界が全てだと思って生きる人々の気持ちには、到底共感できなかった。 みんなもっと楽に生きればいいのに。 お金や権力や見栄よりもっと大事なもの、あるよ。 東京第一銀行長原支店に勤める人々それぞれの視点から描く短編集。 と思いきや、実はすべてが1つの真実に結びつく。 こうゆう構成は、同一人物でも、客観的な視点と主観的な視線では印象が全く変わるからから面白い。 魅力的な人物は愛理以外いなかったが。 ミステリーとしては一気に読んでしまうほど引き込まれるものがある。 最後のオチにはただただ興奮。
0投稿日: 2015.01.12
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店内の組織の一人一人のストーリー。口やかましい副支店長、優秀な融資営業、銀行の内部がリアルに描かれ面白い。現金100万円の紛失事件の犯人を探すストーリーでもあり、組織の中の歯車としてのそれぞれの生き方や反発には自分も同じ会社員として共感し感情移入して読めた。
0投稿日: 2014.12.05普通が一番
銀行を舞台とした連作短編集。たたき上げの誇り、社内恋愛、現金紛失事件、出世競争などなど・・・どこの会社でもありそうな出来事(さすがに人が死ぬことはなかなか無いと思いますが・・・)を各登場人物の生い立ちから描いています。その心理描写がお見事で、手に取るようにわかります。サラリーマンなら「わかる、わかる!!」と同情してしまうシーンが多々あると思います。大企業で出世すれば世間からは勝ち組と言われ、羨ましいと思われるような生活もできるでしょうけど、そのエリートがエリートであり続けるのも大変なんだなぁと思います。やっぱり普通が一番と思える作品でした。普通であり続ける努力はもちろん必要ですが・・・
3投稿日: 2014.12.05
powered by ブクログある町の銀行の支店で起こった現金紛失事件。 女子行員に疑いがかかるが、別の男が疾走!? ‘‘たたきあげ”の誇り、格差のある社内恋愛、 家族への思い、上がらない成績…… 事件の裏に透ける行員達の人間的葛藤。 二転三転する犯人探し、組織の歯車の中で、 リアルな生が交差する 圧巻の金融クライム・ノベル!
0投稿日: 2014.12.02クオリティの高い短編。そして全体を通しても満足の読後感。
とある銀行で働く人々を描いた連作短編集。歯車として生きる者、それに疑問を抱く者、激務の苦しみが報われる者、対照的に散る者…。「銀行員」というエリート稼業の裏にある過酷な業務の描写は、さすがの池井戸クオリティ。息苦しくなるほどのリアリティを持って読者に迫ります。 そんな話が続くのか…と思いきや事件は起こります。ある女子行員に降りかかった現金盗難疑惑。そこに端を発し、やがて事件は思わぬ方向に。独自に調査していた行員が失踪し、やがて真実が明らかに…。 出世レースを戦う人間の息の詰まるような思い、それを支えあう家族、そしてミステリー要素。短編でありながら各話が少しずつ繋がり、そして最後に余韻を残す読後感。短編としても、全体を通しても、非常に読み応えのある満足の一冊でした。
6投稿日: 2014.11.22
powered by ブクログ昔、就職するのに、商社、銀行が、固いと言われて、私は、父と同様に、商社に入社したが、、、池井戸潤の作品の銀行シリーズを読んで、銀行マンとは、何とも大変な職業であると、思った。 しかし、父の商社でも、上司によって、人生が左右されたのであろうが、、、、 今は、銀行も、メガバンクになり、潰れない代わりに、合併で、上司が、入社の時の銀行で無い上司だと、仕事の既決や、昇進も大変であろうと、思う。 この小説は、10話からなり、一銀行の支店で働く色々な年齢や職種の行員を、主人公に、焦点を当てて、最後に、一つへと話がつながる面白さで、引き込まれるように読み終えてしまった。 きついノルマ、避けがたい人間関係、有能な同期への嫉妬、どうしようもない上司、等、どこもかしこの会社に居そうな人物ばかりであり、それが、銀行の中の金融犯罪への真相を、最後に解明へと、つながる動機、手口、の過程が、一話づつに、伏線として、描かれている。 池井戸潤の作品は、 『勝ち組』に、ならなかった主人公達ばかりだが、権力、組織を嫌って、地道に生活を全うする人々を愛し、活写していて、人の『優しさ』の追究を、現していると、思う。
0投稿日: 2014.11.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
登場人物が多く一人一人に色んな人生があるんだなと感じた作品。 最後は腑に落ちなかった。銀行員って大変だなぁ。
0投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログ◆お金が絡むといっそうシビア◆ 銀行を舞台にした10の連作短編集。 著者の銀行小説はドラマ化ですっかりメジャーになった感がありますが、この作品は痛快な主人公が出てくるわけではありません。 銀行で働くさまざまな立場の人を主人公にした各話を読み進めていくと、実は全体が一つのミステリーになっています。特に後半は一気に読みたい。 他人のお金を扱うというストレス、そして銀行という組織…ほんと銀行員ってたいへん。
0投稿日: 2014.11.10
powered by ブクログ短篇集かと思ってたらいつの間にか長編ミステリっぽくなっていった。短篇集としては面白いがミステリとしては中途半端か。
0投稿日: 2014.10.26その人の印象というのは、あくまで外から見えているものを自分のフィルターにかけているだけ。
銀行の一支店を舞台に、登場人物数名の視点から、現金紛失事件と絡めて、一人ひとりの人生が語られる本です。 なんといいますか、これだけ読むと、銀行(メガバンク)には、こんなに悪い人たちしかいないのか、と思いそうになる感じですが、 一人ひとりの葛藤には一サラリーマンとして共感出来る部分も多く、ジーンときてしまったシーンもありました。 すごく幸せそうに見える人でも、実はすごく苦悩していたり、 ぱっとしない印象の人でも、実はすごく色々考えていたり、 わからないものだとつくづく思います。 それが、この本は、現金紛失事件を軸に書かれている為、先を読みたいと思って読み進めるうちに、 その人間ドラマにひきずり込まれる本でした。
0投稿日: 2014.10.26
powered by ブクログ今月に入ってから、目が回るほど忙しい毎日でした。 主に仕事だったんですが、家族の行事や自らの体調不良もあって、気がつけば既に10月も下旬。時間に追われる日々は精神衛生上よろしくないですね。 これだけ長い間、1冊も本が読めなかったのは記憶にありません。 今日は超久々の完全オフなので、整体に行って、料理を作りながら読書をしています。 で、池井戸潤の「シャイロックの子供たち」。2006年に発売された作品の文庫版です。 10話からなる短編集かと思いきや、それぞれの話が密接に絡み合いながら、最終的には一つの長編を構成しているという、そんな作品。 登場人物が多いのも特徴。リストが付いていないので、メモしながら読むのをお勧めします。 また、著者が得意とする銀行ミステリをメインストーリーとしつつも、今回は家族、特に親子の物語が基調となっていて、同じ境遇に生きている読者にはとうてい他人事とは思えず、切なさに涙をこらえられないシーンもあります。 しかし、この著者に駄作というものは存在しないのでしょうか。 どの作品を読んでも、途中で止められない魅力と、清々しいほどの読後感があり、全作品を読破してしまうのも時間の問題です。
0投稿日: 2014.10.19
powered by ブクログみんなそれぞれ、 バレたら困ることがあって、、、 真相が解明していくの際も、誰をどこまで信じようか、常にドキドキして読んでました。 終わり方がもう少しハッキリしてたら、この読後のモヤモヤはなかったと思います。これはこれでいいのかもですが。 池井戸さんの作品はどれも一気読みしたくなりますね^ ^
0投稿日: 2014.09.17
powered by ブクログ初めて池井戸さんの本を読んでみた。前々から下町ロケットなどで名前だけは知っていたけど、半沢直樹ブームで更に知名度アップ!どうやら銀行のお話で、半沢直樹のように映像がさくっと入ってきてとても読みやすかった。 短編かと思いきや、全て東京第一銀行長原支店のお話でそれぞれ目線が変わるオムニバスで少しずつ繋がっていく。 銀行という組織は本当にこんなんなの?!ってくらい縦社会で不正や癒着、横暴な上司に日々叱咤されるのか、、、大変な組織だな。 最後の終わり方がもやっとだけど、それがまたいい。西木はきっと生きている。
0投稿日: 2014.09.11
powered by ブクログ郊外の小さな支店を描いた一作。 100万円横領という事件を横軸に一遍一遍主人公が異なり飽きさせない。リアルというか生々しさはさすが銀行物は池井戸さんだなと思わせる。 余韻を残すラストも良かったと思うが、なんだか憐憫を感じる。銀行マンってある意味あこがれの職業だけど内実はキビシイのね。
0投稿日: 2014.09.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ひさしぶりの小説いっき読み。 短編集かと思いきや、すべて同じ東京第一銀行長原支店で働く人たちの物語。最後には、その人たちの人間関係がつながりだし、一つの長編作品となる。 主人公が一人いて、脇役がいる構図ではなく、多くの人にスポットを当てるため、小説世界がより立体的に感じる。 それでいて、全ての物語が一つの謎に向かって収束していくので、後半は読むのを止めることができない。 最近の池井戸作品より明らかに面白い。 金融ミステリーに、伊坂幸太郎と海堂尊の要素を組み合わせたような印象を受けた。
0投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログ☆4.0 銀行の一つの支店を舞台にしたオムニバス短編集。 最初は何の関係も無さそうな一つひとつのストーリーと登場人物が徐々に絡み合い出し、物語の展開から目が離せなくなる。 最後の最後に暗示される事件の本筋に、ヤラレタ〜と思ってしまった。 不条理に怒鳴り散らす上司。そんな上司に反発してもしなくても、上司に疎まれるだけで、実力があっても、組織で上に登る道は閉ざされる。 自分の身内には銀行に入れたくない、と思ってしまう。 フィクションとしてオーバーに描かれているのではあろうが、余りに怖ろしい組織、小社会。
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログ一つの銀行を舞台にしてストーリーが展開されています。この作品に於いては、長編ではなく一つずつ話が変わる短編集ですが、かと言って話が飛んでいる訳ではなく、そこは著者の技量が垣間見れる所です。読み始めれば、時間を忘れるほど没頭できる作品の印象が。
0投稿日: 2014.08.23
powered by ブクログKindleで。 短編として読むには一話一話に深みがなく、長編として読むには関係の浅いエピソードが邪魔に感じる。 中途半端に思った。 ミステリのワクワクを期待して読むと前半ちょっとつらい。 第七話と第八話がおもしろかった。
0投稿日: 2014.08.19
powered by ブクログ途中で読むのやめた。 ある銀行の支店のお話。 各章、主役が異なる。 上司がきつかったり、騙したり、妬んだりで、読んでて気持ち良くなかった。
0投稿日: 2014.07.16
powered by ブクログおもしろい〜! 全体を通して繋がってるし。 なるほどなるほど、本のタイトルの意味ってそこにあったんだな〜。
0投稿日: 2014.07.01
powered by ブクログ2014年14冊目「シャイロックの子供たち」読了。 (私のなかでは)久しぶりの池井戸作品。が、久しぶりに感じないのはドラマになりすぎだからか? 今まで読んだものからすれば、本作品は「どよーん」という読後感。もちろん面白いのだけれど、池井戸作品特有の「ヨッシャー!」がない。これで良かったのか、悪かったのか、頭のなかであれこれ考えるけれど、正解はでない。本書を読んで銀行で働こうとは思えないよな~と…そんな印象。 最近、池井戸作品(本やドラマ)をみて思うのは、銀行ってそんなに人の口座を勝手に見てんの?という疑問。
0投稿日: 2014.06.15
powered by ブクログ池井戸さん5作め 銀行内で起こる様々な事件。昇進や出世の為に人を陥れたり蹴落としたり騙したりする人=シャイロック 事件を追うのは出世の縁のない冴えない課長さんと、責任感の強い女子行員。掴めそうで、なかなか真実にたとりつかなかったり、追い詰めたと思ったら逆転されたり、池井戸さんハズレないなぁ。
0投稿日: 2014.06.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で借りました。 初の池井戸作品です。 ひとつの支店が舞台となり、オムニバスのような連作短編集。 ひとつひとつの話がリンクしあい、ある話の主人公が脇役に回ったり、重要人物になったりして深みをだしている。 そのおかげで人物設定が履歴書を読んでいる錯覚に陥る(笑) テーマは「家族」とのこと。 モーレツ行員も、窓際行員も保身行員も、家ではみんな、家族の為のただひとりだけのお父さん。 よく横領で逮捕されたりすると、 「真面目で仕事が出来る人だった」 「家族思いで優しかった」 などと言われるのを聞くが、まさにそんな感じ。 どれも「へぇ~!」となる話ばっかりですが…どれも救われないなぁ。 あえて言うなら、「傷心家族」だけは一応栄転だし、本人も待ってたことだし良かったねと思う。 しかし…あの人は何処に…。
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店の行員の短編集。 高卒の副支店長 古川と経済学部卒の小山の確執、出世につまずいた海外勤務希望の友野、百万円紛失の容疑をかけられた北川愛理、精神を病んでしまう遠藤。 そんななか、紛失したと百万円の行方を追う西木が突然失踪してしまう。西木の代役となった竹本は西木の抽斗の中にあった物から西木は殺されたのではないかと推測するが転勤となる。 長原支店に黒田が査察に入り紛失した百万円補填の真相に気付くが、過去の秘密を九条支店長に握られていたため公表出来なかった。 エース滝野のサポートをした田端は滝野の不正に気付く。パートの晴子は西木が不正の黒幕ではないかとおもうが...
0投稿日: 2014.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ある銀行の支店で起きた事件の短編集… と思ったら、話がつながってました。 でも登場人物が多くて、この人誰? 新出?既出? 結構読んでて辛いことが多かったです。 ここに半沢さんや、花咲さんみたいな人もでてきません。 どんでん返しもないまま、つらいラストでした。
1投稿日: 2014.05.29
powered by ブクログある銀行のある支店で働く人たちのオムニバスかと思いきや、次第にひとつの事件の真相が明らかになっていく。 話の構成はとてもうまいが、話の内容が辛くてきつい。不条理に怒鳴る上司、プレッシャーや罵倒の中で精神的に追い詰められたり、犯罪に手を染めてしまう。 それぞれに事情はあるものの、全員幸せではない。読後感がしんどい。
0投稿日: 2014.05.24
powered by ブクログ不祥事、銀行総務特命と続いて、池井戸潤3作目。これまでは、色々な支店の諸問題を解決する内容だったが、これはある支店一店舗に絞った内容で、登場部署、人物の相関関係を作りたくなるくらい、途中複雑になった。読み始めから、人物メモがあると把握しやすいと思う。 そのメモを片手に再読したい。
0投稿日: 2014.05.19
powered by ブクログ最後にどんでんがえしでスカッとする終わり方を期待してたのですが、これはそういったものではないようですね。でも面白かったです。
0投稿日: 2014.05.15
powered by ブクログある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪・・・!? ”たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上がらない成績・・・事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。二転三転する犯人捜し、組織の歯車の中でリアルな生が交差する圧巻の金融クライム・ノベル!
1投稿日: 2014.05.04
powered by ブクログ池井戸さんの作品は、ラストの「やったぁ!」という感じが好きなのですが、これは。。。いまいちでした 連作短編集かな 銀行の上下関係、数字に追われる成果主義、結構辛い作品です 登場人物が多いので、これは誰だったかしら?と思うこと数回!
0投稿日: 2014.04.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
連続短編集って感じですかね。 銀行を舞台にさまざまなポジションの行員をテーマに描かれてますが、池井戸潤の銀行系の本を読むたびに、銀行が嫌になるんですけど。。今もこんな古い体制なのかな。 やっぱり池井戸潤はスカっとしたサクセスストーリーが好きだなあ。
0投稿日: 2014.04.23
powered by ブクログヴェニスの商人のユダヤ人金貸しのシャイロックの如く、登場人物は銀行を舞台とした出世競争で、金の亡者となり身を滅ぼしてゆく。 銀行に居ながら冷静に本分を見失わない愛理と晴子は、シャイロックの純真な娘ジェシカということだろう。 個々のミステリーには不祥事、仇敵、俺たち…を読んでいると既視感はあるが、それぞれ1話ずつ独立しているようで緻密に絡みあい全体として長編を構成するとろに唸らされる。 本書は著者の銀行ミステリーの集大成と評されているが、後の作品は「空飛ぶタイヤ」や「鉄の骨」といった時事に絡めた著作へと発展していくことから、銀行に主な舞台を置く作品からの卒業作としての集大成なのだろう。
0投稿日: 2014.03.23
powered by ブクログ短編集と思いきや全てが繋がっている。ある話では主人公でも他の話では脇役だったり。だから脇役なのにキャラがしっかり立ってて面白い。
0投稿日: 2014.03.21
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店にスポットをあて、業績をあげようと必死にもがく行員たちの姿を描く。 こうして読むと、カウンターの内側にいる人たちは、一生懸命働いている人もいるけれど、自分のことにキュウキュウとしている人もいて、いずれにしてもものすごく大変そうな職場だなと感じる。 さまざまな立場の行員のゆるいリンクの連作短編集かなと思っていくと、 おもわぬミステリ色に染まってきて、 長編的傾向を帯びてくるのが面白いです。
0投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。
0投稿日: 2014.03.12
powered by ブクログ東京第一銀行長原支店の行員の目線を描いた短篇集 かと思いきや全て繋がっている 毎度のことだが、細かいところが銀行員出身ならでは あるあるすぎて笑えない…
0投稿日: 2014.02.23
powered by ブクログ池井戸さんならではの金融ミステリ。短編が繋がっているのでサクサク読めます。ラストは意外でビックリ。まさかあの人が…。よくできてると思います!
0投稿日: 2014.02.12
powered by ブクログなんだか途中働くことにうんざりしたけど 後半からぐいぐい面白くなった。 ひとつの銀行支店で働く人たちの オムニバスストーリー かと思いきや。 そう持って行きますか。 やられた。
0投稿日: 2014.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
短篇集かと思いきや、長大なミステリー。ラストの動顚返し。家族というもののありがたみ、楽しさ、哀しさ。いろんな要素が絶妙にブレンドされている。
0投稿日: 2014.01.27
powered by ブクログ文庫本の帯に『池井戸潤 裏ベスト1』と小さく書いてあることを読み終わってから発見したけど、まさにぴったり。 長原支店で働く様々な職種、キャリアの中から1人が主役になって章が構成され、物語は進んでいく。 同じ支店で働く人たちと言ってもその働く気持ちや目的は様々。私だったら誰を頼る?信じる?と物語に入り込んてしまうミステリー感がとてもロジカルにテンポよく上手く構成されていてる。池井戸さんの作品の根本は弱きを助け強きを挫く、入行2年目の女子行員やパートさんも主役になっている点も他の作品にないところ。
0投稿日: 2014.01.26
powered by ブクログ初 池井戸本! 解説に切なくなるとあったが、個々のエピソードが何か 他人事じゃないような気がして身につまされる。 家庭、仕事、人間関係など、どこかしら自身に重なるところがあり、 リアルに感じた。 後半に向けて謎が謎を呼ぶ展開になり目が離せなかった。 ラストも妙な余韻が印象に残った。
0投稿日: 2014.01.25
powered by ブクログテンポよく話が進む池井戸潤作品。どんどん魅きこまれて、一気読みです。 銀行を舞台にした人間模様が描かれている、主人公が変わる短編集。野望、嫉妬、羨望、憎悪がそこには渦巻いているからこそ、垣間見る正義感にホッとしたり…。全体的には一つになっていて、でもラストのモヤッと感は拭えないけど、含みを持たせた感じで終わったのかなという見方もできるかも…。 池井戸潤さんはどんなタイプの銀行マンだったんだろう…。
1投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ長原支店に勤める人々をめぐる人間模様が、いくつかの短編で描かれています。 企業戦士とは彼らの様な人の事を指すんだろうと思うと同時に、銀行という組織の恐ろしさと、人の脆さをしみじみと感じさせてくれた作品。 池井戸さん特有の、曖昧さがまた何とも言えない… 白黒ハッキリしたい人には敬遠されがちかもしれませんが、あえてどちらにもとれる描き方をすることで受けての想像力を掻き立ててくれます。 是非読んで貰いたい一冊です。
0投稿日: 2014.01.15
powered by ブクログ大好きな池井戸作品。ラストだけ個人的にはもう少し書き進めて欲しかったなぁと思う。もちろん、ここで終わっているから良いという方もいるでしょう。 最初短編集かとおもいきや、東京第一銀行長原支店を大枠の舞台にした一つの物語になっている構成。池井戸作品は土地勘が有るところが舞台になることが多いので、情景が目に浮かび、より臨場感を味わうことが出来る。目黒区、世田谷区、大田区界隈を職場にしている自分の特権♪
0投稿日: 2014.01.15
powered by ブクログ-シャイロック-シェイクスピア演劇「ヴェニスの商人」の強欲非道な金貸し。 銀行の支店を舞台に1話毎、働く行員に焦点を当て最終話で1つのミステリーとして完結する連作群像劇。 組織・出世・お金を前にすると人の道を踏み外す行程は結構簡単…。 話とは脱線しますが池井戸さんの小説はビジネスレポートの模範の様な報告書や始末書、演説のテンプレにしたい文面が毎回登場して本当に勉強になります。
0投稿日: 2014.01.09
powered by ブクログなんとも気になるところで終わっている。競争社会で生きるのって、、、大変〜。。長原支店の人間模様が、様々な角度から描かれ ている作品です。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ途中で本を見失って、随分間を開けて読んだので、そのうち再読しないと伏線も人物もよくわからない。ちと損した。
0投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログバラバラな短編が最後に繋がったと思ったらちらりとかわすような、ドンドン引き込まれて後味がバッチリ残った。読みごたえあり。
0投稿日: 2013.12.29
powered by ブクログあるメガバンクの一支店を舞台としたミステリ。一話完結の連作のような体をなしているが、全部繋がっている。非常に良く練られたお話し。次の展開が気になりすぎて朝晩の通勤電車内が待ち遠し過ぎました。
0投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログ短編のようで全ての物語が一つの舞台で違う視点から書かれている。ただ少しばかり難しく答えを言わないパターンか。
0投稿日: 2013.12.23
powered by ブクログ東京第一銀行が舞台の10編、連作短編。 行員其々の内容で、ミステリーも有りで、なかなか面白いと思い読み進めていくと…う〜ん、全てに於いてすっきりしない。 モヤモヤ感が残る〜 私的には、スパッとすっきりとしたいので物足りない感じ。 '13.11.30読書完了
0投稿日: 2013.12.01
powered by ブクログ倍返しの大ヒットで、改めて池井戸さんの過去作品を読み始めることとなった、これが2作品目。 倍返しでお馴染みの東京第一銀行の長原支店を舞台の、連作短編小説か・・・と思いきや、途中から長編ミステリの展開になっていたりとか、てっきり犯人の独白かと思わせといて、実は全然違う人物の回想だったりと、なんとも凝った作品でした。 オビには、「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊。」(著者)とあり、半沢直樹シリースを読んだ後で本書を読むと、確かに・・・のなるほど感でした。 (2013/11/22)
0投稿日: 2013.11.28
powered by ブクログ池井戸さんと同じくかつて銀行員である私にとって共感する場面が随所にみられ、快感ですらある池井戸作品。これで8作目を読了。銀行の一支店に勤務する行員一人ひとりの学生時代や家族、上司との関わりを通してみた現在の行員としての姿がオムニバス形式で描かれている。霜月氏の解説にもあるように、自分を捨て、上司に媚びへつらい、会社よりも業績を重んじ、エリート意識の塊のような行員たちを目の当たりに体験してきた池井戸さんならではの銀行への義憤が随所にあり、読んでいて爽快である。 さらに、この義憤に留まることなく、人を重んじ人生の意義を問うあたりは、著者の優しさも感じられ、ミステリーだけど素敵な作品でした。
0投稿日: 2013.11.28
