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シャイロックの子供たち
シャイロックの子供たち
池井戸潤/文藝春秋
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総合評価

570件)
3.8
103
229
175
22
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    東京第一銀行って「半沢直樹」が勤めている東京中央銀行の前身?そこを舞台にしたドロドロの醜い人間ドラマってとこでしょうか。 全十話でそれぞれ異なる人物に焦点を当てながら話が進みます。最初は連作短編かと思いましたが、一つの軸となるストーリーが展開されていきます。 「バブル組」よりもミステリ要素が強い印象で、面白さは同等。悪役の憎らしさは本作の方が上でしょうか。古川副支店長などは私が最も苦手…というより嫌いなタイプで、読んでる最中はまぁ腹の立つこと。おかげさまで彼にひどい扱いを受けるキャラにとても感情移入ができましたよ。 1点だけもやもやした感があるとすれば最終話。西本がもしかしたら… という要素は、ないほうがすっきりとした読後感で良かったんじゃないかと思います。

    0
    投稿日: 2013.11.24
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    同じ銀行支店で働く人々をそれぞれ主人公として短編にまとめつつ、読み進めていくと全編をつらぬく一つのストーリーが浮かび上がるような構成。 面白かったな。

    0
    投稿日: 2013.11.22
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    短編集のようで、読み進めていくと1つの物語につながっていく構成だった。 「半沢直樹」シリーズより面白かったかな。 半沢・・のような爽快感はなかったけど、心情にリアリティを感じた。 それにしても、銀行って怖いところねぇ~ ・・・・って、そればっかじゃないと思うけど^^;

    0
    投稿日: 2013.11.21
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    バラバラのように日常のように描かれた短編が、いつのまにか大きな事件へと発展している。エピローグのようなそぶりで、待ち受けている真実が衝撃的。

    0
    投稿日: 2013.11.20
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    半沢直樹と同じ東京第一銀行が舞台。 長原支店のそれぞれの行員を各話の主人公にしたて、それぞれの物語を展開するが、やがてそれは一つの事件へと収束していく。 各話の結末が意味ありげで結論が分からないままにしているのは最終話で盛り上げるためと思って読んでいたが、最後まで謎は謎のままだった。 物語の展開で読者に想像させようというもの。

    0
    投稿日: 2013.11.11
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    短編連作で、バラバラに進んでいった物語が最後は一つに集まってゆく銀行ミステリー。なかなか面白く読めたのだが、途中で結論が分かってしまいました。ミステリーとして読むのではなく、人間ドラマとして読み進めていくのがいいと思います。

    0
    投稿日: 2013.11.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    池井戸潤さんのもっとも得意とする銀行ミステリーです。 最初は短編集なのかな?と思わせつつ、実は全ての話がつながっていて、読み終わると長編になっているという作風は、同氏の「七つの会議」という作品に近いかもしれません。 ラストがいまいちハッキリせず、ちょっともやもやっとした読後感があるのですが、これは賛否両論分かれるところでしょう。(これ以上はネタバレになるので書けませんが。(笑)) 読者を物語にひきつける力は、安心の池井戸ブランドです。(^_^) 買って損はない作品だと思います。

    0
    投稿日: 2013.11.03
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    連作短編はあんまり好きじゃないけど、これは、面白かった。ただ繋がってるのではなく、だんだん盛り上がりが加速していく。 ラスト、架空融資を見破って、殺されたと思われた西木が、裏幕なのかもと思わせるストーリーはいいです。 滝野も、西木も、家族がいて、人生がグルグルしていて、やむを得ず、悪事に手を染めてしまう。うーん、せつない。

    0
    投稿日: 2013.10.29
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    個々に独立したエピソードを集めた短編集かと思いきや、一つの銀行の様々な登場人物ごとにエピソードが積み重なっていく。途中からは謎の解明にドライブがかかっていく。どんどん引き込まれていく面白さ。お薦め。

    0
    投稿日: 2013.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

     池井戸さんご自身が「一章ごとに主人公が変わり、それぞれの人生を描きながら一つの事件を進めていくという手法で実験的に書いたのが『シャイロックの子供たち』です。」と言うだけあって、不祥事を犯す行員の動機は、軽すぎるし、不祥事を収拾する人物たちが取る方法は、荒っぽい。  銀行が、支店に求める成果について、もう少し説明があれば、行員が受けてるプレッシャーを把握することができると思うし、行員が犯してしまう不祥事については、不祥事に手を染める前に、合法の範囲でもがく部分も描写するとリアリティが上がったのではないかと思う。

    0
    投稿日: 2013.10.27
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    短編が集まった作品。1つ1つの主役が違うんだけどトータルでは1つの作品となっている。銀行支店を舞台に繰り広げられる出来事を通じた人間関係。池井戸さんの作風の方向性を決めた作品として読むと面白い。

    0
    投稿日: 2013.10.23
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    都内の住宅街にある支店で起こった出来事をまとめた短編集・・・とみせかけた物語。 初期の作品と比べても完成度が高く、読みやすい。

    0
    投稿日: 2013.10.20
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    銀行を舞台にして、全体的にゆるやかにつながる短編集。半沢シリーズ並の陰謀がなかなか良いです。 まあしかし、このあいだ某銀行で不祥事が見つかったことだし、意外と日常茶飯事だったりして、、

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    銀行内の人間模様の短編集と思っていたら、あれよあれよと別な所に連れて行かれてしまった感じです。でも、銀行って大変ですねぇ。

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    シェークスピアのヴェニスの商人は、悪徳商人シャイロックを最後懲らしめると言う「喜劇」に分類されます。シェークスピアが喜劇としてこの作品を出したことは間違いないのですが、にも拘らず、これをシャイロックの「悲劇」と読む人が多いことでも知られています。 当時のユダヤ人がおかれていた状況を合わせていくと、シャイロックへのシンパシーが生まれ、解釈が180度変わってくる訳です。 作者が敢えてタイトルにシャイロックと付けて、且つ冒頭に悪徳金貸しという注釈を付けた意図はそこにあるのかなあ、と思います。 沢山の登場人物の背景を前半にしっかり描く事で、後半に起こる事件においての動機付けを明らかにし、正義とは何か、何を以て善悪の境界線を引くのか、と読者に問いかけるような、そういう意図を感じます。 そんな意図はない、ただの娯楽エンターテインメントだ、と作者は言うかもしれませんが数多のシェークスピア論、シャイロック論を知らないとも思えないので、そこがこの作品の隠れたモチーフなのかなあ、と思った次第です。 キャラクターの善悪ははっきり描かれていますが、そこに三分の理を感じると面白く読めるかもしれません。

    0
    投稿日: 2013.10.14
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    一つの銀行の支店内で展開する短編集風。 各話のラストがずいぶんと中途半端だな~と思ってたら、少しずつリンクする物語がより合わさっていつの間にか一つのミステリーになってました。 最初と最後の2話づつがイマイチでしたが、それ以外は面白かったです。 中途半端に次の話に移るので、続きはどこだ!っと一気に読み切りました。

    0
    投稿日: 2013.10.14
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     銀行が舞台だ。半沢のような気持ちよさを期待していたが、あれ、短編集かなと思うくらい話が突然変わる。でも話はつながっている。だんだんと期待していたものと違う展開になってくる。どうもミステリーのようだ。この作家は推理小説も書くんだと意外性を感じた。  登場人物が多く混乱してくるが、小さくまとまった短編の中でそれぞれの登場人物が印象付けられる。そして、小さな事件が起きてそれが大きくなっていく。  推理小説としては中途半端な感じで期待はずれだったが、みずほの暴力団事件を生む銀行の実態がわかる気がする。

    0
    投稿日: 2013.10.09
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    半沢直樹シリーズの著者の作品で、半沢直樹シリーズに負けず劣らず、とてもおもしろい作品だった。 wikipedia によると、"シャイロック" は "ベニスの商人" と同義語らしく、"浪速 (なにわ) の商人" 的な蔑称のニュアンスを含んだ、"強欲" を意味するようだ。銀行マンのことをそう称しているのか、あるいは物語の中に登場するモラルの低い人たちを指しているのか、正確には分からないけれども、たぶん、後者の意味なんだと思う。 半沢直樹シリーズと同じく、銀行を舞台にした悲喜交々 (ひきこもごも) で、堪能させていただいた。下克上的な痛快さはないけれども、事件の真相を追うミステリー的な要素は存分に楽しめた。結末は書ききっておらず、読者の判断に委ねるスタイルのエンディングで、ホントはどうだったんだろう…というのが気にはなるのだけど、著者である池井戸潤氏の世界を存分に楽しめる一冊だった。

    0
    投稿日: 2013.10.09
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    著者の銀行に対する想いが滲み出ている。 内容自体はミステリーで、この後に書かれることになる作品の「形」が出来上がったような作品。 期待を裏切らない一冊でした。

    0
    投稿日: 2013.10.06
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    短編のそれぞれが集合して一つの長編小説を形成している。銀行という組織に関する嫌悪がこういうミステリーを成り立たせているのか? 読み進んでいるうちに組織に対する不条理に憤りを感じてくる。従業員は組織にとってコマでしかないのか?

    0
    投稿日: 2013.10.05
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    様々な銀行員が抱える業務上の問題と、仕事以外での普通の家庭のギャプが切なく感じるとともに、事件を追っていく展開の巧妙さにこの小説の面白さを感じる。さすが銀行員になる人たちたから、ぼんくら銀行員と思っていても、そのしたたかさはエリートならでは(笑)。

    0
    投稿日: 2013.10.03
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    話がころころ変わるのと人物がどんどんと出て来すぎて最終的には誰が誰なのかよくわからなくなってました。そのせいなのか結末もそこまで盛り上がることなく終わったように感じます。銀行員の仕事はこんな感じなんだなと言う事が少しだけわかりました。

    0
    投稿日: 2013.09.30
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    2013/9読了。 半沢直樹シリーズではないですが、銀行を舞台に短編形式で構成された作品。 登場人物が結構多く、途中少し戻って確認したりしながら読み進めました。 それぞれの職場での苦悩や、背景にある家族や家庭環境がストーリーを深いものにしています。 終盤に出てくる家族の感情に感動、オススメです。

    0
    投稿日: 2013.09.29
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    とある銀行を舞台にした物語。短編の様に、銀行に関係する人物ひとりひとりの視線で紡ぐ。銀行員の苦悩が伝わる作品だが、その他にも苦労ゆえの逃げ道や、結果、周りの家族の思いも描かれている。 少しは銀行員の魅力を語った作品も見たくなってきたのだが。。。笑

    1
    投稿日: 2013.09.27
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    銀行の話。 短編集ですが、一つの銀行の支店での話なので 登場人物は重複しており 一冊で一つの大きなストーリーといったところ。 「銀行の不正を暴く」という点では もちろん池井戸節で爽快感はあるんですが、 他の作品を読んだ限りではこれが一番評価は低いかな。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    人間とお金の危うい関係を、一銀行の支店を舞台に描いている。 お金をコントロールし上手く利用しているうちは問題ないが、ある日突然、何かのきっかけでお金に支配され、コントロールされるのも人間。 お金と人間の関係のバランス感覚失い、もしくは利用の仕方を誤り、自分の人生を破綻させる事は、お金をよく知りつくした銀行員にも起こりうる。 ある意味、ホラー!

    1
    投稿日: 2013.09.23
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    ある支店の銀行員の人生物語。という点では半沢直樹に似た印象を感じます。ただ、本作では特定の主人公はおらず、支店社員に次々とスポットを当てていきながら、一連の事件に収束していく、というような構成になっています。 しかし、上司・部下の衝突、昇進争い、現金紛失、精神の病、社員の失踪、一大スキャンダルなどなど。会社社会の暗部ばかりを描き出しているようです。こんな会社・・・本気でイヤだ。

    0
    投稿日: 2013.09.22
  • 「半沢直樹」の伏線はここにある

    テレビドラマが驚くような視聴率を叩きだした「半沢直樹シリーズ」。本作は、半沢シリーズと同じ「東京第一銀行長原支店」を舞台に起こる事件が、代わる代わる登場する10人の主人公を通して浮き彫りになっていきます。銀行内で起こった不祥事が、それぞれの立場から探りあい、語られ、うごめく嫌な人間関係が徐々に顕に…。銀行員というと優秀なエリートである印象が強いですが、競争意識の高いエリートが集まる場所だからこそ、内部の人間関係は激しく衝突していくのでしょう。銀行員から作家に転身し、金融機関を熟知している池井戸だからこそ書ける銀行の裏側は、けっこう事実なのかもしれませんね…。(スタッフO)

    1
    投稿日: 2013.09.20
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    銀行を舞台にした短編集(?)。 1話ごとに主人公が変わっていくが、少しずつ謎が隠されていて、最後まで読んでいくと1つの壮大なミステリーが浮かび上がる! キーパーソンである西木のイメージが、各話の主人公の視点によって、二転三転していくのが面白かった。 結局彼はどうなったのか… 第4話の遠藤の話は背筋が寒くなるが、同時に課長の心遣いに心が温かくなったりと、とにかく一息で読み進めてしまう作品だった。

    0
    投稿日: 2013.09.19
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    「半沢直樹」で今をときめく「池井戸潤」作品。だいぶ前に買って読んだのですが、銀行員の苦難が描かれどちらかというとダークな作品ですが面白かったです。それにしても古本屋で池井戸作品はほとんど品切れですごいですね(笑)

    2
    投稿日: 2013.09.16
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    半沢直樹の原作に続けて、読了。 銀行を舞台にした、群像劇。 バラバラだった登場人物が繋がっていく様は、ミステリーもののようでした。 銀行が酷いところのように感じますが(本当に酷いのかもしれませんが)、どこにでもある闇なんだろうな、と思います…ホントに。

    0
    投稿日: 2013.09.10
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    Kindle版。銀行のある支店で働く銀行員から描いた銀行員の姿。お金を扱うことでの悲哀を感じさせます。

    0
    投稿日: 2013.09.07
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    この作品で、「徹底的に人間を書くことにこだわった」ということを、池井戸さん自身が語っていた記事を見てから読みだした。なるほど、ある支店で仕事をする人間を、短編で10話、深く描いている作品だと思いながら読み進めた。しかし、すべての短編がつながっており、物語が進むにつれて複雑に絡み合う本格的ミステリーであることに虚を突かれた。すごい作品なのかもしれない。

    0
    投稿日: 2013.09.04
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     ある銀行を舞台に、その銀行で働く人々が一話ごとに話を進めていく。しかし、銀行内で起きた100万円紛失事件が発端となり、更に行員が失踪するなど、次々に問題が起こる。  支店の評価を上げるために躍起になる支店長や副支店長、本来なら顧客のためにあるはずの銀行が自分たちの出世や保身のためのものになってしまっている。そのことで運命を狂わされる人々の悲劇が描かれている。

    0
    投稿日: 2013.08.30
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    「半沢直樹シリーズ」はここから誕生した。 そう思って読むと、なかなか面白い。 豊富な登場人物。一見無縁な人と出来事が、徐々につながって行って、モザイクのような全体像を見せる手法。出来事の時系列をあえて乱して描くことで、読み手を錯乱させ、あとでアッと思わせる工夫。ミスリードしておいて驚かせる伏線。 ここに「義憤」を混ぜ、怒りを書きたてて倍返ししていく痛快さが出てきたのが後々の作品になるのだろう。 そういう意味で、うぶな池井戸作品といえそうだ。

    0
    投稿日: 2013.08.30
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    短編書いてて、途中でミステリーに方向転換したのかな?って作品 面白かったけど、読後感は池井戸潤ぽくない。

    0
    投稿日: 2013.08.28
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    ドラマ「半沢直樹」がおもしろいので、買ってみました。 こちらも、銀行。 短編かと読んでだのですが、繋がってました。面白い!

    0
    投稿日: 2013.08.28
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    池井戸銀行ものには、半沢でヒットした「クソ上司」が必ず登場。本人も苦労したんだろう。しかし、本当にこんな社員いるのかい!?

    0
    投稿日: 2013.08.28
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    銀行内部の話。短編小説であるが、最後は、ひとつに繋がっていく。 登場人物が多いのと、出てくる名前が、場面が会社だと苗字で、家族間だと、名前になるので、誰が誰なのか、把握するのに、少し考えてしまいました。 池井戸さんにしては、スカッとしない。終わり方が、不透明。どうなの?これからどうなるの?と、思わせぶりな終わり方である。 半沢シリーズを読んだ後だけに、これは、面白いというより、ハッキリスッキリしないと言う後味の悪いものなので、☆3つにしておこうと思う。 これを読んで、思うこと。ギャンブルには手を出さない。連帯保証人にはならない。ちょっとだけならいいかな?が、後々、とんでもないことに巻き込まれていくぞ、と教えられている内容かな。いけないことと分かっていても、流されてしまう意思の弱い人もいるんだってこと。

    1
    投稿日: 2013.08.22
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    銀行の話。半沢直樹とか他にも銀行の作品があり確かに面白いが、マンネリ感を感じてきて他のテーマの作品を読みたくなった。

    0
    投稿日: 2013.08.17
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    群像劇とすれば、宮部みゆきのスナーク狩りや長い長い殺人のように引き込む力はないように思います。 前半は退屈でなかなか読み進められなかったけど、後半(特に最終章)は面白かったです。 登場人物が多く、把握するのが大変でした。 私は事件の犯人は途中から何となく気付いてしまいましたが、最後の終わり方は…フランス映画風? 嫌いではないですが、この本を読むと気分が暗くなります(笑) 銀行って本当にここまで根性の悪い人の集まりなんだろうか? 銀行には転職したくないなぁ〜と心底思いながら読みました。

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    銀行の中身を鋭く描いた問題作。銀行という全国に広がる巨大組織。数字を元に『完全』を求められるのにはあまりにも『不完全』な人間。『完全』と『不完全』のひずみが登場人物を翻弄していきます。次々と主人公が変わっていき、短編集かと思っていたら中盤からつながりを持ち最後にはサスペンスまで転換していく構成は見事としかいえません。元銀行マンの作者が描く出世競争、汚職、人間関係は妙にリアル。「おぉー」と関心してしまうこと間違いなしです。ちなみにシャイロックとはシェイクスピア『ベニスの証人』に登場したユダヤ人金貸しのこと。契約に沿って主人公達を苦しめる強欲金貸しとして登場しますが、現在でいえば契約を正直に執行しようとしただけであり、都合よく踏み倒したのは主人公たち。時代と共に金融の価値観が変化していることも面白いですね…。

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    内容(「BOOK」データベースより) ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!?“たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    こんなことが起こらないように: 身の丈に合わない株取引はしない、ギャンブルにはまらない、連帯保証人にならない、話し合いのできる&弱みを見せられる家族関係を作っておく、頑張っても無理なことはあると割り切るけどできる限りのことはする。

    0
    投稿日: 2013.08.11
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    「半沢直樹」の世界だね。 けどなんか設定が「半沢」と同じ感じ。 対立軸が上司ってのもいまいち世界が狭い感じが否めず。 もっと世界が広がれば面白いと思うんだけど、この人の小説はこんな感じなのかしら。

    1
    投稿日: 2013.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「半沢直樹」はあいかわらず録りだめ中。 しかしながらこのブームにのっかり、初めての池井戸潤を読んでみる。 kamosigiさんより。 作品自体は2008年か。 こちらは昨年秋の文庫フェアより。 一度軽く読み始めたものの、そのままだったので、 再読からの一気読み。 マネーゲームがメインかと思っていたので、 数字に弱い私には、きっと長い時間が必要かと思いきや、 意外にも人間くさいドラマの数々。 途中ミステリー展開も挟みつつ、登場人物の個性や生きてきた人生を 丁寧に、読ませるんだ。 なるほど、おもしろい。こういうの好きです。 しかも最後に西木を完全に、読者に殺さないあたり(少なくともそう捉えたが)にくい。 池井戸作品とのいい出会いをもたらしてくれたkamosigiさんと、 半沢直樹ブームに感謝☆

    1
    投稿日: 2013.08.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    面白いし、サクサク読める。登場人物が多いのだが、伏線をちりばめて、最後に謎解き。よく考えて作られていることに感心するが、何かたりない。解説の霜月さんもいっているが、それは「義憤」がない事だと気がついた。正しい事を一生懸命やっている人が報われない。不条理な扱いを受ける。「空飛ぶタイヤ」がそうだし、「下町ロケット」も、今人気の半沢直樹は「やられたらやり返す、倍返しだ」と言う。その「義憤」がマグマの様に爆発し、正しいものを正しいとスッキリさせてくれる。そんなカタルシスがないのが残念だった。

    1
    投稿日: 2013.08.08
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    銀行内で現金100万円が消える!犯人は誰かー。銀行員それぞれが抱える家族や仕事の悩みがリアリティあって、どんどん読み進めることができました。 新たな経済ミステリー小説です( ^ω^ )

    0
    投稿日: 2013.08.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    つづきが気になり、さくさく読み切った。 もっとはっきりと事の真相がわかるのかと思ったけど、最後は匂わせるだけで終わってしまい、想像するしかないのが、ちょっぴりモヤっと。 でも章ごとに短編小説のようなちゃんとしたストーリーがありつつ、1冊を通して1つの事件がだんだんと見えてくる展開は面白かったです! 池井戸さんの他の作品も読んでみたくなりました。 あとは銀行マンってあんなにしんどい仕事なんですねぇ。学生時代なにも考えずに、就活でたくさん銀行を受けてた自分が恐ろしいです。笑

    6
    投稿日: 2013.07.23
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    東京第一銀行長原支店で働く様々な年齢・職種の行員達が、それぞれ主人公となって展開されていく短編で構成されている。それぞれの主人公の働く姿、苦悩、家族を思う気持ち、そして本音。そのため、読み進むのが辛くしんどくなったのも正直なところ。果たして、この支店内で幸せに生きている人、暮らしている行員はいるのか? が、それでも惹きつけられる内容構成。後半からは、ミステリの要素も加わっていく。 ちなみに、タイトルにある「シャイロック」とは、『ベニスの商人』に登場する悪辣、非道、強欲なユダヤ人の金貸し。シャイロックは、主人公が借金をする際に「金を返せないときには、身体を1ポンド切り取らせる」という証文にサインをさせる。

    0
    投稿日: 2013.07.20
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    一気読み。こんなに引き込まれるのは池井戸作品だからか、オレがサラリーマンだからか。もっと他の作品も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.07.20
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    最初の2、3話は、人物像があまりにステレオタイプ(高卒たたき上げの仕事の鬼が、いまどきの若者行員とぶつかるとか)で、読み始めたのを後悔気味だったが、物語の核心に迫るにつれ、ありきたりの設定の向こうにまだ何かがあることがぼんやり見えてくる。ここからは面白かった!そうなってみると、ステレオタイプと思えた行員も、きっちり筋の中で生きてきて、すべて計算の上だったんだ…と、作者に一本取られたことを実感した。

    0
    投稿日: 2013.07.18
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    都心から離れた大手銀行支店が舞台。 池井戸さんは元銀行員とのことで銀行内の事情がよくわかります。 閉鎖された職場で起こる日常の出来事ですが、中盤から事件も起こります。短編ですが繋がっていきます。 登場人物が多く、それぞれが色々なものを背負っていてリアリティがあります。営業ノルマの達成へのストレス、エリートであり続けることの難しさ、業績至上主義であり、それが全てになりがちな独特な世界、家族に対しての愛情。 総じて面白かったのですが、池井戸さんにしては珍しくスカッとしない作品です。最後がどうなったのかわかりません。謎が残ります。 誰も死んでいないのか、あの人にはどんな過去があったのか・・・。

    0
    投稿日: 2013.07.15
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    ネタバレあり はじめは、池井戸さんによくある、銀行関係の短編集かなと思って読んでました。 でも、それぞれが繋がっていて、しかもミステリーだとは(O_O) 面白かったです。

    0
    投稿日: 2013.07.11
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    読んでいる間の面白さと引き換えに、読み終えた後のどっと疲れた感情が二度読みたい感じを殺いでしまう(二度読んだらきっともっと面白いとは思うのだけれど)。重い……。

    0
    投稿日: 2013.07.09
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    池井戸小説の3作目として読みました。 「空飛ぶタイヤ」や「下町ロケット」と違ってオムニバスになっているので、ハマってしまって、眠いのも我慢して一気に読んでしまう恐れがない、と思って。 登場人物のひとりひとりがきちんと描写されて、ミステリーの要素を軸にストーリーがつながっているので、結局、次が読みたい病になってしまうのですが・・・。登場人物が交錯するので、あいつどんなやつだったっけ、とページをめくり返してしまいます。 これまで読んだ他の池井戸作品に比べ、非現実的な部分が強く、謎解きもそれほどでもないが、やっぱり引き込まれる。 銀行内の泥臭いところとか、銀行員の友人の姿を想い描いてしました。

    0
    投稿日: 2013.06.15
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    面白くてページをめくるのを止められずに一気に読んだ。 メガバンクのとある支店の中で起こる様々な出来事を通じて、銀行という組織とそこで働く人々を知ることができる。 しんどいとき、踏ん張りたいときにもう一度読みたい。

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    投稿日: 2013.06.11
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    扉のページに「シャイロック」の注釈がわざわざついています。ある都市銀行を舞台にした銀行員の物語なのですが、「強欲な金貸し」のお話だけで済まないところがこの小説の醍醐味でしょう。 お話は10話に分かれていて、1話ごとに銀行員を中心とした人物像を描いています。登場人物は結構な人数で特徴も様々、以前の話が伏線となっていることもあるので、ページを戻ることが何度かありました。どの組織でもあることでしょうが、個人と組織で働くことの矛盾点が浮かび上がってきます。終章に向かうにつれてお話は深刻さを増していきミステリー仕立てになっているので読み急ぎたくなる展開です。

    0
    投稿日: 2013.06.09
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    初めての池井戸作品でしたが、予想してたよりも面白かったです♪ 企業内幕・金融業界のドラマが中心だとは聞いていたんですが、サスペンス要素を絡めて連作短編で読ませていく展開に惹きつけられ、一気読みに近い感覚でした。 組織ってところは、肥大化するとトコトン硬化してしまって弊害だらけになっていくんだな~とw  個人がますます蔑ろにされていくシステムの怖さは、役所や銀行といった“一般社会への影響力が大きい”組織において特に顕著で、それを難しさを感じさせることがほとんどなく読み進められる♪ だからだんだん楽しくなってくる♪ 受賞した「下町ロケット」を、すごく読んでみたくなりました ^^ 早く文庫化してくれないかな~w それまで、池井戸さんの他の作品を読んでみたい、しかし積み本が山のようにあるw  ^^;  いつになることやらw

    1
    投稿日: 2013.05.30
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    池井戸潤の得意とする銀行員の仕事をテーマとした小説である。短編集ではあるが、都内の一支店のできごとであり、主人公は替わるものの登場人物はほぼ同じである。顧客獲得のノルマが果たせず嫌な上司に怒鳴られる場面などけっこうリアルで、人が怒られているのを見るのと同じ不快さを感じるほどよく描かれている。章が進むほど、刑事事件というかミステリ的になり、通常のおもしろさを味わえる。日頃の仕事がたいへんでつらい人には、まったく気分転換にならないので薦められないので、★3つにした。

    1
    投稿日: 2013.05.01
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    読んだが、タイトルがよく解らなかったのでぐぐってみた。 シャイロックとは - シェイクスピアの「ヴェニスの商人」に登場する人物。 悪辣、非道、強欲なユダヤ人の金貸しとして描かれている。 銀行の支店の中で、現金紛失事件、失踪事件、架空融資事件など銀行の中で起こる様々な出来事。人間欲や金が絡むと、こういう事になってしまったり、表沙汰にならない事件など、多々有りそうな感じがしました

    0
    投稿日: 2013.04.24
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     シャイロックとは、シェークスピア作「ヴェニスの商人」に登場するユダヤ人金貸し。借金の担保に1ポンド(約470g)の人肉を切り取ることを条件に出したり、自分の娘が駆け落ちした際には、娘のことより彼女が身につけている金品を心配したりと、とにかくあくどく描かれていることで有名なキャラ。  この作品は、池井戸さんお得意の勧善懲悪ものじゃなかった。みんなそれぞれに正義や野望を持つ。しかし、ある人が持つ正義は、別の人から観ると悪になり、その逆もまた然り。  しかし、このシャイロックは、視点を変えれば、キリスト教徒に迫害され続けたユダヤ人の代弁者である。「キリスト教徒だってやられたらやり返すだろう。俺たちもそうだ」と口にした人間としても知られる。  人は完全なる善にはなれないし、また完全なる悪にもなれない。  西木は正義感あふれたヒーローだったのか、はたまた私欲にまみれた悪者だったのか。その結論は出されないまま、幕を閉じる。  誰だって、最初からこうなりたかったわけじゃない。ちょっとしたボタンの掛け違えがあれば、こういったことは起こりうる。たかがフィクション、たかが作り話、という感想で終われない作品だと思った。

    10
    投稿日: 2013.04.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    あまりに面白くて今日は寝不足。銀行内部のドロドロを煮詰めたみたいな本でした。最後のブチっとした終わり方が、逆にいろいろな想像をかきたて、余韻まで濃厚。

    0
    投稿日: 2013.04.10
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    またまた池井戸作品 東京第一銀行長原支店を舞台とする連作短編集。 銀行で働く人々をそれぞれフォーカスし、ある時は主人公、ある時は脇役、ある時はキーマンとして人物像を明らかにしながらストーリーは展開していく。 七つの会議に通ずるものがありましたね。 個人的には感動するシーンが少なかった気がしますが、感情移入していた人の別の顔が見れたりと裏をかかれたシーンもしばしば。 若干登場人物が多過ぎて、誰が誰だかわからなくなりましたが、読みやすい内容で一気読みでした~

    0
    投稿日: 2013.04.03
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    目の前ことをがむしゃらにやることに必死になって、大事な目的を失ってしまうことって時としてあるんだと思う。 頑張った後には、時々振り返って回りをゆっくり眺めてみる余裕が必要だなーって思った。

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    投稿日: 2013.03.25
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    一つずつの短編が読み終わると長編になってます。 読み終わったばっかりだけど、最初から読み返したい。

    1
    投稿日: 2013.03.12
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    池井戸さんの作品に初挑戦させていただきました。 最近冷めかけてた読書熱がふつふつと。ありがとうございます。 まず、今まで読んだ群像劇の中でも頭ひとつ飛び出てます。そのクオリティの高さだけで物語としての厚みがぐっと増していて、読み応えがありました。 フィナンシャル・ミステリって呼ばれているらしいですが。お金の流れなるものに対して、単に「面白くてためになる」だけでなく、新たな視点の提示によって世界を別物に見せてくるような。 さらに、池井戸さん自身がメガバンクで働いていた経歴があったからなのか、同じ金融機関に身を置く僕としては確かなリアルを感じて。ここまでの経験はないですがね。 そんな発見と興奮が溢れる作品です。そりゃ本好きの先輩が勧めてくれるはずです。 ただ、ひとつ、最後の第十話がやけに落ち着いた印象を受けて、内容的には結末をひっくり返されるような話だけだっただけに、そのギャップが素直に受け止められませんでした。それは僕が本読みとしてもまだまだ未熟だからですかね。 池井戸さんの作品はあと3点貰ったので、楽しみです。いただきます。

    0
    投稿日: 2013.02.24
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    とある銀行支店の内部を、さまざまな銀行員の立場から描いた短編・・・と思いきや、それぞれの章が後半になるにつれて一気に繋がってくるミステリ連作短編。 登場人物の数はとても多いのだけれど、それぞれの個性が見事に描かれているので、自分が銀行内を俯瞰で見ているような気分になる。 しかし、これを読んで絶対に銀行では勤めたくないと思った。無理。心身を極限まで削って、理不尽なことにも目をつぶって、業績があげられないと激しく叱責されて。どこまでのリアリティなのかわからないけれど、銀行員さんを見る目が変わりそうです。

    0
    投稿日: 2013.02.10
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    2013/02/04読了。 これは、銀行という職場ならではの出来事なのか。それとも、何か共通するものがあるのか。池井戸潤の作品には、リアルな感情があるように思う。

    0
    投稿日: 2013.02.04
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    登場人物が多くて、覚えるのに苦労したけど、読みやすくてすいすい読み進められた。 でも、ちょっともやっとした何かが残るなぁ。

    0
    投稿日: 2013.01.29
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    まるで自分自身に向けられたような言葉が並ぶ。 読んでいて心が焦り、出口の無さに絶望しかける。 でも最後に暗示される、ある生きざまに救われる。

    0
    投稿日: 2013.01.28
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    銀行の業務や人間関係を割とリアルな感じで書かれてました。 銀行というところは大変なんだなぁ、とか こういう上司っているよな、とか色々リアルで、 それがかえって怖かったというか薄気味悪い感じがちょっとしました。 業務や人間関係やノルマやあれやこれやと、割と陰湿な感じなので、このまま鬱々とした内容の話だったら嫌だなぁ、、と思いましたが、オムニバス形式のような、色々な人(全員同じ支店の銀行員)の視点から書かれていて、その中で起きる事件が焦点となっていく、といったお話で最後は犯人は誰?となってきました。 まぁ、途中から、あれだけ名前が出てきているのに、 その人にスポットが当たる話が中々やってこなかったので、 あの人かな?とかは思いましたが。 最後は真相が分からないまま終わったのが、中々よかったです。 タイトルにもなっている「シャイロック」って? と思ったら、シェイクスピアのベニスの商人に出てくる、 悪辣、非道、強欲なユダヤ人の金貸しなんだとか。 へえ。 まさに、といった感じでした。

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    投稿日: 2013.01.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    これは銀行内部の事件を書いています。銀行にお金を預けるのが恐くなる。って言うほどお金が無いけどね・・・(((笑)))

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    投稿日: 2013.01.03
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    池井戸作品を久々に。池井戸さんらしく、いい。 本当に人間をうまく描いている、 普通のサラリーマンの葛藤を描かせたら、NO.1であろう。 いろいろ考えさせれれることもあり、 自分がその立場だったら、おそらく悪いことだけど、 やってしまうだろうなと思ってしまう。 「フェアイズファル、ファルイズフェア」という言葉が自然と自分の頭に浮かんできた。 (シャィクスピア自体は読んだことないが、伊坂の「あるキング」から) シャイロック自体の意味が知らなかったが、調べると シェイクスピアの「ベニスの商人」にでてくる人物のことだと。 そんな偶然のつながりもあり、。今回は自分の中で大満足である。 あと、何度も~いうよ~(チャゲアス風)、いい文庫作品の後には、本当にいい解説がついている。間違いない(永井秀和風)今回も熱さのある解説だった。 それもあって、5点満点は当然かな。

    1
    投稿日: 2012.12.31
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    大変面白かったです。 1つの銀行を舞台に主人公の視点が各章でかわる短編 いろんな登場人物がいて、それぞれの過去や胸の内のものが絡み合っています 銀行という組織で働くことと家族について深く考えさせられます。

    0
    投稿日: 2012.12.25
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    ひとつの銀行の支店を舞台にそこに勤務する行員の公私を細部に渡りながら描くと、一つの事件の側面が見えてくる…。そんなおもしろい金融ミステリー小説。 終わり方がいまいちなのと、伏線が回収し切れていない感じが残念。

    0
    投稿日: 2012.12.20
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    ★★★☆☆ 銀行の内幕で起こる群像劇 【内容】 ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪した。そんな銀行員の生態を描く群像劇。 【感想】 なかなか面白いです。最初のうちはつながらなかったピースがだんだん繋がっていく様が見事。これぞ群像劇です。 登場人物が多いので、相関図でも最初についていればよかったな。 「シャイロック」とは、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』に登場するユダヤ人の金貸しのこと(悪辣、非道、強欲として描かれている)。なるほど『セブン』を彷彿とさせるステキなタイトルだな。 【引用】 負け犬は最初から負け犬なのではなく、負け犬だと思ったときから負け犬になる。

    0
    投稿日: 2012.12.18
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    ★2012年12月8日読了『シャイロックの子供たち』池井戸潤著 評価B+ 先日の高校級友の忘年会で推薦のあった一冊。以前『空飛ぶタイヤ』を読んだことがある池井戸。どうもゼミの後輩らしいが、文学部卒業後 法学部に入り、銀行員となって 作家に転職?した変わった経歴の持ち主。 それはそれとして、銀行業務と激しい出世競争、その中で演じられる人生の機微が描かれつつ、推理小説的な要素も入る作品。 内容的には面白い筈なのだが、余りにも強烈な組織内の軋轢にはちょっと引いてしまった。私の組織、会社に対する意識が甘いのか?これは小説だからなのか 考えてしまった。 確かに銀行はこんな一面はあるとは聞いていたが、ここまでか?だとすればメーカーに入った私は幸せな選択をしたのかもしれないなどと今更考えてしまった次第。

    0
    投稿日: 2012.12.09
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    地方の金融機関が舞台となり、そこで働く人間とそれを取り囲む人間による物語。各章ごとに違う人物の視点で話が進行し、それぞれの人物の会社や私生活での出来事が描かれており、その一人一人が心に持つ葛藤がストーリーを思わぬ方向へ展開させ、最後には点が線へとなるミステリー(?)作品である。 タイトルの『シャイロック』とは、シェイクスピアの『ヴェニスの商人』に登場する強欲なユダヤ人の金貸しのことである。同じ金融関係の職業であるが、登場人物のみながシャイロックのような性格を持ち合わせているわけではない。しかし物語が進むにつれ、人間の内面に潜む葛藤やずる賢さをみると、一概にシャイロックとは正反対と言うことはできず、己の欲求のために誤った行動に出る姿は強欲そのものであると感じる。 この作品は一般的なミステリー作品のように、殺人が多々起こるわけでもなく、その巧妙なトリックが描かれているわけでもないのだが、ジャンルとしてはミステリーとして分けられる。私も読んでいて途中まではその理由に疑問を感じていた。 読み終えた今の感想を述べると、社内で起きた事件の核心的な犯人は確かに存在するが、各登場人物の作中で描かれている内面や思想を読むと、それぞれが加害者であり共犯者なのではないかとすら感じてくる。そしてこれはまさに新感覚のミステリーだと感じている。

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    投稿日: 2012.11.29
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    池井戸潤作品をこれまで何作か読んだが 確信したことは、自分は絶対にバンカーには なれない、ならない、むかない。 そんな組織のお話なのにこれだけ夢中にさせる 作品はさすが! 次の池井戸作品は何読もうかな!?

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    投稿日: 2012.11.23
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    ある支店の銀行内の出来事を、様々な人物からの視点によって、時系列的に書かれた小説。 一応話の筋は繋がっており、そこで働く銀行マンの様々な葛藤が描かれていて面白い。 一人一人それぞれ人生ドラマがあり、仕事をしていく中での幸福や困難がリアルに書かれている。 色々考えさせられる本である。

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    投稿日: 2012.11.23
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    銀行の地方支店を舞台にした連作短編集。多様な銀行マン目線を描くビジネス小説だと、油断していたら、終盤には殺人事件が発生するという予想もしない展開に驚愕。 主人公が特定せず、次々と個性的な銀行マンが登場するけど、読んでいてまったく混乱することなく、ミステリーの面白さだけに没頭できる。しかも、殺人事件も単なる犯人探しで終わらない。企業ミステリーとしての傑作だ。 ちなみに「シャイロック」とは。この小説ではその言葉は出てこない。読後に、検索して・・・、そーゆーことなのね。

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    投稿日: 2012.11.16
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    銀行のひとつの支店で働く人たちを、それぞれの章でひとりずつを主人公にして書いた小説。ひとつひとつのストーリーに派手さはないけど、それぞれがすこしずつ繋がり、徐々にひとつの話に収束していく構成。 銀行組織に馴染めない若手社員 ノルマに潰れてしまう中堅社員 社内でエースと言われる社員 などが出てくるけど、どの話も共感できる部分があって、とても身近に感じた。ストーリーも最後の方は意外な展開だった。 全体を通じて、【普通に働き、普通に暮らすことの幸福と困難さ】が描かれていて、それは自分自身、この年齢になって、親になって、やっと解るようになったことだから余計感じるものがあったかな。 普通のサラリーマン人生に飽きてきた人に特にお勧めの、個人的にお気に入りになった一冊です‼

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    投稿日: 2012.11.15
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    銀行の支店を舞台にしたミステリー小説なんだけれども、バラバラだった物語がひとつの終息に向かう流れは無駄が全くなく見事でした。人間のドロドロした感情や他者の介在を許さない家族愛をもっと書き、振り幅があると嬉しいなぁと個人的に思うのです。

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    投稿日: 2012.11.12
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    銀行マンを舞台にした出世競争と苦悩、それに家庭や人生について迷い、間違ってしまう人々について、結構図星の点をついた傑作だ。 俺も出世しないからといって一喜一憂するのはよそう。 やることやって自然に任せよう。あと、課長に流されてはいけないな。 マイペース。これでだめなら良しとしよう。

    0
    投稿日: 2012.11.12
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    【友借本】うちは自営業で友人も自営業が多いのですが、だからか、こう銀行員にはいい思い出もあるけれど、憎しみのようなものも持っていたりします(倒産とかしたので)ああ、この上から目線あるある……、ああ、こういう真面目さ納得、こういう人いるいるの連続でしたが、が、……辛いなあ。読んでて辛かった。でも同時にとても面白かった。お話として面白かったです。そうつながるのかー!という驚きがありました。連作短編の醍醐味がつまった物語。だけど、読むとどんより。そしてちょっとだけ銀行員に優しくなれるかもしれない。

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    投稿日: 2012.11.12
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    ストーリーは相変わらず面白いですが、短編だと魅力が低下しますね。 話を重厚にして、もっと書き込んでほしいです。

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    投稿日: 2012.11.07
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    ★責任を押し付けた部下から復讐にあう、とか、ノルマに対するプレッシャーから心を病む、とか、サラリーマンが陥りがちな罠が描かれていて、実際に陥る前に教訓とするにはいいかもしれないけど、あまり楽しい気分で読めなかった(笑) 後半、現金紛失事件がおきるあたりからサスペンス色が出てきてすこし楽しめるけど。 唯一さわやかなのが、北川愛理の存在(笑)

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    投稿日: 2012.10.20
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    初めて電子書籍で買って読んだ本。 それはさておき、銀行内部の事情がこれでもかというほど盛り込まれていて、目が離せません。そして起きる事件。誰が犯人なのかを追いかける意味でも面白いですし、重いものから軽い(?)ものまで犯罪に走る裏の気持ちが、あまりに日常とつながっていて、ちょっとゾッとしました。そういう意味でもすごい作品だと思います。

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    投稿日: 2012.10.16
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    伏線の回収にゾクゾクする…NAVERまとめhttp://matome.naver.jp/m/odai/2134812296771483001 からたどり着いたこの本。本当に伏線はられまくり。読み終わった直後に二度読みしていろいろ確かめてしまった。ひとつの銀行に勤める様々な人を主人公にすえた短編集なんだけれど、みんな泥臭いくらい人間味にあふれてる。 ある短編集では表向きのスマートな顔しか見せてなかった人物が、主人公となる別の話ではびっくりするほどダーティな裏の顔を持っていたり。えー、うそー!信じてたのに!!とつぶやきながら読み進めていた。 正直、この本読んで銀行ってエグい、と思ってしまった。学生時代の同級生でまだ頑張っている子を知っているけど、彼女は毎日どんな思いで戦っているんだろうかと。 小説だから、脚色されてる部分もたくさんあるだろうけど、それにしても勤め先に銀行を選ばないで良かった…と胸をなでおろした秋の休日でした。

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    投稿日: 2012.10.13
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    「不思議なことに、出世とか昇格とか、そんなものとは無縁の人間たちほど、魅力的で温かい。銀行ってところは、ヘンなところだ。」 むっちゃわかるわー。銀行だけじゃない、すべての組織でそうだと思う。立場が人を変えちゃうんだね。

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    投稿日: 2012.10.08
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    警察ミステリが苦手なのと同じで読まず嫌いだった池井戸潤。でも、この本は裏表紙の短い解説を読む限り、若干ポップで人間味溢れる重松清的な印象を受けたから読んでみた。 面白かった。 自分の中に、このまま今の会社に勤め続けて結婚して・・・みたいな保守的な部分と、いつでも辞めて既存のレールから外れた人生を・・・みたいな部分をがある。一見後者の方がかっこいいし、多分みんな心のどこかではそうなりたいと願ってる。でも、あくまでも「一見」だ。想像力が過大になりすぎてるんだと思う。 普通に働き普通に暮らすことって、魅力的ではないけれど、悪くない。普通の人生も、想像力を持って見れば、かっこいい。そんなことを思わせてくれる池井戸潤。重松清をほとんど読みつくしてしまった自分にとって、ちょうどよい出会いになった。

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    投稿日: 2012.10.08
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    後の「オレたち~」といった銀行ものの叩き台となった一作。 池井戸潤の作品のベースでもあり、他の作風へと影響があると思われる書き方が随所にみられる。 オチは何となく予想ができる展開だけど、個々の視点をうまく活用して描けていた。

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    投稿日: 2012.10.06
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    連作短編がミステリー風になっている。登場人物全員が人間として弱いところを持っていて、実際にもありそうだなあって思える。

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    投稿日: 2012.10.04
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    東京第一銀行長原支店。都会の小さな支店の中でおこる事件や人間模様、顧客とのいざこざなどを中心に十話の連作からなっている、銀行を舞台にした長編小説だ。 銀行に就職してから生真面目一筋に家族のために働く銀行員をはじめ、叩き上げの副支店長、社内恋愛中の女子銀行員、さえない係長と、一話ごとに主役は変わるが、その奥に潜む「銀行員は出世しなければならない」意識は登場人物全員が感じている。ある日勤務時間中に現金が紛失し、調査に乗り出していた一人の行員が失踪した…。 銀行内の裏の面を書き綴りながら、ミステリアスな現金紛失事件がおこり、意外な結末へと導かれる。時間が経つのも忘れ飽きることなく読んだ作品だ。 この作品の中では中小企業への資金融資の場面が頻繁に出てくる。銀行だから当たり前のことなのだが、とんでもない金額が日常茶飯事に帳面の上を飛び交い、会話の中に出てくることに驚く。そういえば、タイトルにはシャイロックとついていた…。 シャイロックは、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」に登場する人物だ。悪辣、非道、強欲なユダヤ人の金貸しである。銀行の融資活動は、企業への金貸し業務だから、ここからつけたのだろう。「ヴェニスの商人」のシャイロックのイメージのままだと、この作品の主人公たちはとても冷たい高利貸しや消費者金融の感じがするが、実際はそうではない。銀行員たちは守るべき家族があり生活のために銀行業務に励んでいるから、そんなに非道ではないのだ。 営業成績のために企業へしつこいほど訪問したり、新規契約のため泣きついたりするが、営業マンとしての自分の手腕を問われているだけである。途方もない大金と毎日接していると着服したい誘惑もおこるだろう。このあたりは作品においても現実においても、「銀行員」としてのモラルが問われるところだ。 銀行の仕組み、資金融資の流れ、出世社会の厳しさ、そして世間のからくりなどもよくわかるので、就職活動中の若者にはぜひ読んで欲しい作品だ。 余談だが、時間があれば、「ヴェニスの商人」も読むと面白いだろう。

    0
    投稿日: 2012.09.30
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    ある知り合いAに起きた話。もう既にない話。本当かどうか分からない話。 彼が十数年前、新人である電機メーカーの営業に配属されて1年半が経ったとき、支払いが滞っている店があった。月の支払いが出来ず、理由も支払い滞りが何度もあった注意店だった。 現金での回収ができないため、その時の上司に相談したら、店の商品を他の店に一旦移すことを指示された。ただし、支払いを回避するにはビデオカメラレコーダーくらいしかなかった。あとはカセットテープが主流のお店だったので引き受け先が無いのだ。 しかもそのビデオカメラは、店のテープダビングサービス用の機器として既に使われていて、とても売り物にはならない。 なんとか他のお店に頭を下げ、預かってもらい、翌月またその店に戻した日の夕方。店長が営業所にどなりこんできた。「Aにビデオカメラをとられて、ダビングサービスができなかった。保証をしてくれ」と。上司はAの目の前でこういった。「それはAが勝手にやったことで知らなかった。すまない。次からは直接私に言ってくれ。保証は●●することで(自主規制)。おい、A、これから勝手なことは許さんぞ」。 そうしたら店長は持ってきた栄養ドリンク20個を上司の席に置いて「皆さん、お仕事頑張って」と営業所員に言って帰っていった。 Aはその上司を見て、会社とはこういうものだと初めて気づいたという。頭に血が上り、目が熱くなり、体は震え、汗が出る。目の焦点はどこにもあわず、ぐるぐる回りだして、よほどぶん殴ってやろうと思ったという。その上司はその後すぐにすぐ下の部下を読んで居酒屋に飲みにいった。そんなところだ。会社は。上司は。 「早めに体験してよかった」という。それまでは小説やテレビドラマでしか見たことがなかったから、本当にあって驚いたそうだ。ただ「栄養ドリンク買う金があるなら、少しでも支払えよ」と心の中で思ったそうだが。 それから十数年後。もうAはその会社にはいない。ただ「会社員」を信用できなくなり、組織の中で上を目指す螺旋からようやく外れることができたと思っている。ただ、もう誰かが作ってくれる道はなく、自分で歩いてきた後ろにだけ道が出来る中、上を向いたとき北極星となるものを自分の中に見つけたいと言っている。 これがこの本を読んで思い出した話。感じたこと。事実は小説より結構不意打ちでやって来る。仮想が現実となったときどうできるか。人はそれを試すために本を読んでいるのかも知れない。ただし、良い上司も仲間もドラマや小説以上にいるということも最後に付け加えておく。

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    投稿日: 2012.09.16
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    銀行と家族が共通テーマの短編集。短編集と言っても、各話の主人公はみんな同じ支店に勤めている銀行員。途中からはサスペンス要素も入ってきて、ハラハラドキドキ。まるで自分がその支店で働いてるかのように読ませるストーリー。人の人生ってドラマチックだなと思わずにいられない一冊。

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    投稿日: 2012.09.10
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    これは、最近読んだ池井戸潤の話の中ではもっとも良かったかもです。 江戸川乱歩賞と直木賞を受賞を受賞している両方の力が満載です。 全く予備知識無しに読み始めたので、ただの短編集かと思いきや、精巧に紡がれた連作でした。流石の直木賞の実力で、一貫した人間像とその行動が生々しく書かれる一方で、読みながら安易にする予想を、乱歩賞の実力であざ笑うかの如く裏切ってゆきます。 あまり書くとネタバレになるので、この辺で。。。

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    投稿日: 2012.09.05
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    短編集なのかと思ったら、うっすらと繋がったミステリー(?) 最後が明快な解決に至らずに思わせぶりに終わったので、ちょっと肌に合わなかったけど、概ね面白かった。 キンセラ作「野球引込線」読んでみたい。

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    投稿日: 2012.08.31
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    話題の直木賞作家。 1冊くらい読んでみようということで。 こりゃサラリーマンに売れるだろうという感じ。 会社ってこんなに組織組織していて、ヒリヒリぎすぎすしてんの?私は幸せ者だよって思った。そんな私も会社員。

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    投稿日: 2012.08.31