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桐島、部活やめるってよ
桐島、部活やめるってよ
朝井リョウ/集英社
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総合評価

1509件)
3.6
204
528
498
107
17
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    バレー部のキャプテン桐島が部活をやめたことで変化する、登場人物たちの状況や心情。 話題になっていたときに買ったまま積んであったのを読んだ。 出てくるやつ出てくるやつ、みんな若くて泣けてくる。 けど桐島は最後まで出てこなかった。ずっといつ出てくるんだと思って読んでいた。 自転車で滑走しながら「セックスしてー」とか叫んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.12.30
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    この小説では高校のスクールカーストが主に描かれており、様々な「階級層」に所属する登場人物の視点によって、学校生活でのそれぞれの悩みについて語られていきます。 衝撃を受けたのは、作者の朝井リョウさん自身がどの「階級層」にいたかは分かりませんが、あらゆる「階級層」にいる人物の微妙な心の揺れまで理解して書かれていること。もう子供でもない、でもまだ大人でもない難しい年齢の高校生の心情がよく分かります。 自分と同じような立場の人物から再度読んでも面白いと思います! これは多くの人にも読んで欲しいオススメの一冊です!

    0
    投稿日: 2013.12.29
  • 桐島くんは・・・

    高校生の生活を リアルに、わかりやすく書き下ろした、という印象。 そこまで遠くない過去の私にとっては、新鮮味はあまりない。 けど逆に言えば、高校生の実情をストレートに映し出していると思う。 文章が読み易くて、すらすら入ってきました。

    1
    投稿日: 2013.12.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画見た後だったからか、盛り場が少なくて不完全燃焼… 関西弁なのもちょっと気になったなぁー 本だと桐島の影響が少ない気がする。 高校生特有の何かよくわからないカーストを描きたいのはわかったけど、ちょっと露骨かな。 あと、序盤の「高校生は思ったことを何も考えずすぐ口にする」的な内容は、自分からすれば「いや高校生こそどうでもいいことを延々と考えて悩むよ」と思ったので、しょっぱな挫かれたってのもあるかも、 いろんな視点から描きたいようですが、高校生のほぼ大半は、この作品の登場人物としてすら出てこないような人生送ってます。 当たり前か。

    0
    投稿日: 2013.12.26
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    旦那サンに「映画の評判がいい」と勧められて読んでみた。 ラノベなのかなー。 良くある展開、よくある設定。。。 イマドキの子も昔も化粧とか髪の色が派手になっただけであんまかわりないんだなーと。

    0
    投稿日: 2013.12.24
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    すごくリアルで、高校生活をぐわっと思い出した。クラスの中での「上」とか「下」とかって、はっきり口に出さなくてもあるよなぁと思って、その辺りの葛藤とかが上手くて引き込まれた。難しい表現があるわけではなく、すっと入ってくる作品だった。

    0
    投稿日: 2013.12.23
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    映画館で映画の予告編を見て興味をもったので電子書籍にて読んでみました。 感想としては、10代の頃の懐かしい雰囲気を思い出させてくれる良い話だなぁという感じです。引き込まれる、とか面白い、とかはそこまで感じませんでしたが良い小説でした。 各章で主役が異なる別の話という形式。好きです。一部関係があるというのが良いですよね。 映画はどんな感じなんだろー、見てみようかな。

    0
    投稿日: 2013.12.15
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    初朝井リョウ。すごくきれいな文章を書く人だと思った。高校生の感情が等身大で描かれてる。19歳だもんな。同い年。こんなきれいな文章書く同年代がいるのか。あこがれるなあ。

    0
    投稿日: 2013.12.14
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    爽やか青春ストーリー。 文体も瑞々しく平易でテンポよく読みやすい。 繊細な心の揺れ動き、狭いながらも希望に溢れた世界観を感じさせるセリフ回しなど、完全体のおっさんとなった懐かしい「学校」がある。 ひと目で忘れないタイトルからの想像とは裏腹に、桐島くんは直接的には描かれない。本書は、桐島くんを知る人たちのショートストーリーを組み合わせた構成になっている。 しかし、登場人物が入れ替わることによってストーリーも代わっていくと独特な手法を取ってはいるが、大まかな描き方としては、エネルギー溢れる向日的な高校生を描き、やがてその繊細で閉塞感に満ちた内質描写へと軸足を移していくという構成になっている点で、旧来の青春モノと変わらない。むしろ王道といってよいと思う。クライマックスは後半、宏樹とかすみの章になる。そこで描かれる王道な不安や葛藤、向日性は忘れていた何かを呼び起こしてくれて、とてもいい気持ちになれる。 残念な点としては、本書を特徴的なものにしているはずの「桐島くん」が生きていないこと。 通読してもマジメで融通が利かないだけの人間という印象しか持てない。 「桐島くん」は本書の影の主人公というか、おそらく「テーマ」そのものを擬人化しようと試みであったのではないかと思うだけにこの点は非常に消化不良感があった。 全体の深化に伴って、桐島くんの葛藤も彫り込んで欲しかった。ピクロスのマス目を白黒に塗り分けるうちに全体の姿がおぼろげに見えてくるように、桐島くんの存在を感じられるようにして欲しかった。その悩みを痛いほど感じて身悶えしたかった。 あるいこれは高望みなのかもしれない。 爽やかな朝日を感じながら雨に打たれたいといっているような、アンビバレントな要求なのかもしれない。 きっとそこまで求めさせるほどの良質さが、この本にはあるということなのだと思う。

    1
    投稿日: 2013.12.13
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    非常にタイトルがインパクトあるな~と思い読んでみました。 バレー部のキャプテンの桐島が部活を辞めたという 噂をベースに同じ高校に通う6人の感情や葛藤の様子が 非常に細かく描写されています。 とにかく描写が凄いです。 筆者が若いというのもありますが、 若い人の視点でまとめられていて、高校生の趣向も 非常によくとらえていると思いました。 もう少し桐島の話題が出るのかと思ってましたが、 あくまでも「部活やめたってよ」という噂程度というのが 本作の面白いところかもしれません。 まあ結局何がゴールなのかはあまり見えない作品ですが、 桐島が部活やめてしまったことで、登場人物の環境や考えに 変化が出た部分を表現したかったのかと思いました。

    0
    投稿日: 2013.12.13
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    生徒間のヒエラルキーって昔からあったが こんなに酷くは無かったと思う。 っていうか、それほど意識してなかった。 自分の立ち位置を死守しなくちゃならない今の子は大変だ。 何に対してか分からないけどイライラと煩悶する男子や 外見だけで人を判断する薄っぺらい女子を生々しく描く一方 若さ特有のひたむきで切ない恋心も情感たっぷりだ。 遠い昔の高校時代を思い出し ひと時甘やかなノスタルジーに浸った。

    1
    投稿日: 2013.12.08
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    高校時代の甘酸っぱい話と、大人になりきれていない中途半端な年齢といわれがちな17歳の葛藤を描いた作品。そうか、高校時代茶髪にミニスカートにダボダボズボンをはいてた彼らはこんなことを考えてたのかーと思ってしまった。笑 正直自分と重ね合わせられる登場人物がいなくて、あまりのめり込めず。というより、意味のない(私にとって)改行と段落が気になって気になってしょうがなかった。「、」で終わってたりとか若者言葉で構成されてたりとか。文章はシンプルなものが好きだから、どうしても気になってしまって途中で投げ出しそうだった。 全体的にはこの人とこの人がこうやってつながるのかーとスッキリ読めた。登場人物の名前が分からなくなって前に戻ったりもしたけど…桐島本人が出てきて何で部活辞めたのかは知りたかったかな。

    0
    投稿日: 2013.12.06
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    桐島くんはほぼ出てこないのね。 彼が部活辞めることによって起こる周囲の人間模様…かと思いきや、全然関係なくない?みたいな話もあったし、正直心に残ってない。

    0
    投稿日: 2013.12.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    作中で一回も本人は出て来ない「桐島」を基軸として、登場人物たちのモノローグが重なって行くことで、作者の言いたいことの輪郭が段々はっきりとしていきます。教室内の目に見えないようでいて見えるランク付に残酷なまでに支配されているのは男子も女子も一緒なんだなと。そのランク付にどっぷりと浸かっていられるなら楽かもしれないけど、自分の中にある、本当の光を放つ存在への苛立ちと憧れに気づいて葛藤してた菊池が、主人公だったんだなあと。その葛藤から一歩踏み出し始めた菊池も光を放てるようになればいいねと思った最後でした。

    0
    投稿日: 2013.12.02
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    高校バレー部キャプテンの桐島が、部活を突然辞めたことによって、周囲の人間がいろいろと変わってゆく 桐島が誰なのか?は、問題ではない

    1
    投稿日: 2013.12.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バレー部のキャプテンでリベロの桐島が部活をやめる。その背景には何があったのかを巡るというより、その周辺で巻き起こるほかの生徒たちの群像劇。バレー部員、ブラスバンド部長、映画部監督、ソフトボール部員、野球部員、バドミントン部員(の中学生時代)。それぞれの物語が少しずつ交錯しながら、思い思いの高校生活を送る。目立つか目立たないか、かわいいかかわいくないか、かっこいいかダサいか。そんな残酷な若者たちの自己階層化社会の中で、彼らは何を悩み、何に流されるのか。それが意外と深い悩みだったりして、妙に引き込まれた。良作。

    1
    投稿日: 2013.11.29
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    今読むのと、高校生の時に読んでたんとでは、また感想が違ってたんやろうなと思った。 もちろん、今読んでも面白かってんけど、リアルな高校生の気持ちが、男・女に関わらず、ここまでうまく書かれているとは!? 自分勝手なところ、周りに合わせたり、流されたり、いつの時代でも、こういう経験はみんなしてるんかな!?って思った。

    1
    投稿日: 2013.11.24
  • 人間とは

    何者 もそうですが、良くも悪くも人間の心根が見えてきます。時代やコミュニケーションツールが変わっても、人間そのものの本質は同じ、ということが感じられました。

    0
    投稿日: 2013.11.16
  • 瑞々しい

    オムニバス形式で語られる高校生達の物語。 瑞々しく透明感のある文章で、 静かに、でも心にストレートに響いてきます。 方言が使われているせいか、 地方の高校生の閉塞感もよりリアルに感じられました。

    1
    投稿日: 2013.11.13
  • 桐島は何処?

    最初はこの本の構成に戸惑って、これは誰だっけ?と何度か読み直したりしてしまいました。 でも人のつながりが見えてくると、スッと桐島の世界に入り込め、素直に17歳の世界を感じられる作品だと思います。 良くも悪くもグッと心に響きます。

    1
    投稿日: 2013.11.12
  • 映画を見た人は小説版も読んだほうが楽しめる

    映画を先にみて、読み始めました。 スクールカーストを描いてる作品なのですが、作品の面白さもそうなんですが、映画と同様に独特な組み立てで、映画とは違うラストが見ものです。 桐島の良さって、作品のテーマもあったり、作品の組み立てだったり色々な切り口であったり、そしてこれが19歳のときに書いた作品というのもまた驚きます。 朝井リョウさんの作品、他のも読んでみたいと思った一冊でした。

    0
    投稿日: 2013.11.12
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    読みやすかった。 高校生のカースト制について書かれた小説でした。 高校を卒業してからだいぶと経ってしまい、自分がこんな事考えていたかなーとか実感はあまり湧いてきませんでした。 語りになっていた登場人物の根みたいなのは同じだなあと思いました。 対比として出ていた女の子(梨紗とかさなとか)の語りを読みたかったとも思いました。 時々言っていることが狙いすぎている、というか痛すぎる時があり、むずがゆくもなったけど、高校生ってこんな感じだったかな、とも思いました。

    0
    投稿日: 2013.11.10
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    高校生の日常、その中の心理描写がすごくリアルに描かれている。それぞれがコンプレックスをかかえながらも、ごまかしながら日常を送っている姿が目に浮かぶ。なんでもないような一言を口に出せない臆病な自分に気づきながらも、懸命にごまかしている姿は、自分もそうだと突き付けられた気がしました。初めて朝井さんの小説を読みましたが、期待通りの内容でした。読み始めは、かなり軽い内容かと思ってましたが、テーマがはっきりしていて、そして意外と重く、本の厚さの割に、読んだ後の読みきった感が、長編小説を読んだ後に近かったです。

    1
    投稿日: 2013.11.10
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    1人1人に視点をおいて 話が進む、進み方が面白かった✨ スポーツバッグの金文字の表現も読んでて面白かった‼

    0
    投稿日: 2013.11.09
  • このタイトル、なんだ?

    直木賞作家ということで読んでみた。うーん、変わっている。高校生が話す文句がそのまま小説になっている感じがする。それが嫌味に感じずにストレートに入ってくる。内容は特段おもしろいわけではないが、文章構成に光るものを感じた。

    29
    投稿日: 2013.11.09
  • 中年の私でさえ感情移入できる高校生活の描写

    バレー部のキャプテンの桐島が部活をやめたことから広がる高校生たちのさざ波を描いた青春小説です。  私が高校生だったのは、何十年も前ですが、丁寧な文章描写のおかげで、頭の中がすっかり高校時代になりました。この著者はすごい文章力です。  17歳って、ちょっと残酷な年代なんですよね。今の高校生も私の高校時代と同じなんだなと思いました。ちなみに私は学生時代、映画部でした。

    30
    投稿日: 2013.11.09
  • 構成が面白い。

    こういうのは、なにか古典的な原型があるんでしょうか?この構成が、いろんな見方があることや、自身と他者との見方の違いや、強さと弱さというものが簡単には説明できないことやら、さまざまな人間のサガを映し出している。小さい宇宙があつまって大きな何かを物語っているような不思議なまとまり感もある。 流行の楽曲など、あと数十年経つと古く感じるんでしょうが、ここに書かれている感情は、今の空気なのか、不変なものなのか。非常に優れた小説だと思います。

    0
    投稿日: 2013.11.08
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    40歳のおっさんである自分には、10代の青春群像はあまりにもまぶしいというか気恥かしくて、終始そわそわしながら先ほど読了しました。 一言いいでしょうか。 うまい。 朝井リョウくんはうまいです。微細な心の動きを掬い取るのがとにかくうまくて舌を巻きます。情景描写も実に繊細で、そっと対象に触れるように、人物が、学校が、体育館が、町並みが描かれます。え? これ19歳の時に書いたんでしょ? 栴檀は双葉より芳しなんぞと言いますが、ほんと、そう思いました。 たとえば。 「部活が終わったあとは、体が熱を持っている。冷えていく町並みに体温だけがうまく溶けこまない。どんどん幕を下ろしていく今日の中で、体の中に残っている熱が置いてけぼりになっている」(P32) 「詩織の髪の毛はさらさらさらさら流れる小川みたい。太陽が揺れるたびにひかりがさっと髪の毛を降りていって、水みたいにひらひらひかる」(P55) 「自分の考えたものを人に見られるときって、初めてまゆ毛を剃った日の百倍くらい恥ずかしくて、なんだか余計なことまで喋ってしまったりする」(P119) 「ふうん、そっか。と私は返事をした。たっぷりと伸ばしたはちみつのように、細い細い細い声になってしまった」(P173) 挙げればキリがないので以上。 最近、「スクール・カースト」という言葉がよく聞かれるようになりましたが、本書でも、生徒たちがいかに「階級」を意識しているか(より正確には、がんじがらめになっていると表現した方がいいかも)が如実に分かります。 「高校って、生徒がランク付けされる。なぜか、それは全員の意見が一致する。英語とか国語ではわけわかんない答えを連発するヤツでも、ランク付けだけは間違わない。大きく分けると目立つ人と目立たない人。運動部と文化部」(P89) 「女子にとってグループは世界だ。目立つグループに入れば、目立つ男子とも仲良くなれるし、様々な場面でみじめな思いをしなくてすむ。だって、目立たないグループの創作ダンスなんて、見ている方までもみじめな思いになる。どこのグループに属しているかで、自分の立ち位置が決まるのだ」(P150) 読んでいて痛々しくなります。でも、私らの頃も、これに近いものはありました。自分は割と目立つグループの中で、あまり目立たなかった方。でも、グループはある程度、固定化してはいたけれど、グループ間の交流はそれなりにあったと記憶しています。それはちょっと旅行に行く感覚だったかもしれません。 本書では、甚だしい場合に至っては別のグループは、まるでそこにないものとして扱われます(特に上位グループから見て下位グループは、無視ないし軽視といったレベルではなく、言葉の厳密な意味で「そこにないもの」として扱われます)。 だからこそ、解説者の吉田大八さんも触れていた通り、終盤の前田と菊池の「出会い」はとても美しい場面となっています。もう、静かに感動がこみ上げてきて、ふるふるしてしまいます。 ちなみに私は前田涼也くんの章が一番気に入りました。 朝井リョウくん。末恐ろしいです。

    5
    投稿日: 2013.11.07
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    このレビューはネタバレを含みます。

    衝撃的だった映画の余韻。 生徒ごとに分かれている原作。 胸がつまりもする、学生時代のあの狭い世界、 生々しい。 なるほど、 見かけだけで夢中になれるものがないイライラ。 このイライラの多さがあの映画になったんだな。 どちらもいい。

    0
    投稿日: 2013.11.06
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    映画が好きなので、それから小説も気になり読んでみることに。 高校生の心情がリアルで、すごくわかる!と感情移入してしまった。 高校生の狭い世界、 楽しいけど不安な日々。 生徒ごとにオムニバスのような感じなので想像が余計広がって個人的にはサクッと読めるし面白かったです。

    1
    投稿日: 2013.11.04
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    いつも私たち若者はSNSとか携帯電話とか使って誰かと繋がろうとしている。 でも必ずどこかで人をふるいにかけて、自分より下か上かって考えてる。 だから「人間関係は硝子細工に似ている」(P65)ってこの本では言ってる。私もそう思う。 この本は、そうした友達同士で群がってる人にこそ読んで欲しい。 本当は一人なんだってこと 目立たない人の影の苦しみとか 自分を見つめなおせることができる本だと思います。

    0
    投稿日: 2013.11.01
  • 高校生活オムニバス

    計算されたショートストーリーの交差が、高校生活を立体的に、生々しく、そして少し残酷に描き出す。 登場人物それぞれの感情を引きずり、複雑でもやもやとした中にひとすじの希望がある読後感。

    0
    投稿日: 2013.11.01
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    凄い期待して読み始めたのに、なんか不完全燃焼。 心理描写はすごいけど、物語としては・・・ でも、かすみの話はなんか良かった。ただそれって文庫に後から足されたものなんだよね。

    1
    投稿日: 2013.10.29
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    正直そこまで話題にのぼるほどではなかったかなという感じ。 ただ、学生時代(全寮制の高校にいた私にとっては中学時代か)のクラスの階層とか、学校のなかの空気とか思い出した。すっごい生々しい。

    1
    投稿日: 2013.10.29
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    初読 十代の感性と瑞々しさ、学校生活、部活、友人、勉強。そういうことが詰め込まれた、連作小説のような本作。 バレー部の桐島が部活をやめた。そこから波紋が広がっていく様子を複数の登場人物の視点から描かれていく。映画化もされた良作。

    0
    投稿日: 2013.10.29
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    映画より心に引っかかるものが少なかった気がする。聞こえないふり、見ないふり。自分の立ち位置は間違えないという学校生活。私がそう実感したのは、いじめられていた時だった。卑屈な時。 でも、確かな友人ができたらどうでもよくなった。 オムニバスは好き。いろんな視点で同じエピソードが語られると、重なり合って立体に見えてくる。ただし時代の違いなのか、そこまでの共感はなかった。

    0
    投稿日: 2013.10.27
  • 中高生独特の感性を描く、青春群像劇!

    桐島が部活をやめる事を発端として、 ある程度距離のある登場人物達が少しづつすれ違うストーリー。 序盤は全く引きがなく、こ、これは・・・と思ったものの、後半にいくにつれぐいぐいと引き込まれました。 桐島が部活をやめる事は全く重要ではなく(実際、作中全く明らかにならないです)、 校内カーストや部活、恋愛、進路なんかで悩む登場人物をさらりと描いてます。 このさらり感を物足りないと感じるか、読者に想像させる余韻と捉えるかで大きく評価は変わると思います。 情景の表現など蛇足感はあるものの、私はさらり感にリアリティを感じました。 それにしてもこの作品にこの題名を付けたのは天才的だと思いました^^ 秋の夜長に気楽に読みたい時にお勧めです!

    0
    投稿日: 2013.10.26
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    文章だけでなく、想像する部分で物語っているとこも。 高校生活を思い出す、青春真っ只中が的確な文章で描かれている。 映画も気になる。。

    0
    投稿日: 2013.10.24
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    映画版にハマってしまってから早1年。映画のイメージを崩したくないと思って読むのを躊躇っていた原作をようやく読んだ。 映画の中での核となっていた部分は、吉田大八監督の手が加えられてできたものなのかと思っていたが、原作ですでに書かれていたものをより濃縮していたんだなぁ。朝井リョウ、恐るべし。映画であの人が言いかけた言葉はこう繋がるはずだったんだなぁ、とか、この人にはこんなバックグラウンドがあったのか、とか、また新しい発見があって、原作は原作で読んでよかった。

    0
    投稿日: 2013.10.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画がとても好きだったので原作にも興味がわいて読んでみました。 まず、原作とはかなり設定が違う。 吹奏楽部の部長が好きなのは野球部のヒロキではなくパーマ頭の竜太だし、 映画部はゾンビ映画ではなく恋愛映画を撮り始めるし、 バドミントン部のかすみの友達はソフトボール部である。 なんとなく雰囲気が出そうな言葉を連ねているだけのように思えて言葉がぜんぜん入ってこなかったのがつらかった。 女の子たちも、かすみ以外見分けがつかない。 映画を見ていなかったら前田以外どれも見分けつかなかったかもしれない。 読み終えて「だから何?」と言いたくなる感じでした。 ただ、バドミントンではなくソフトボール部だったミカの家庭の事情にまつわる話はもっと読んでみたかった。 それまではよくある学生の憂鬱‥という感じだったのがこの子の話になってから非日常になるんです。 普通なら耐えられないこの子の日常。たぶん家出する、私なら。 そんな日常にどういう風に乗り越えていくだろうか、という話ならもっと読みたかった。 あと、この作品のヒロインかすみ。 最後にこの子の中学時代の話が出てくるけど、これはこの子が周りと歩調を合わせて生きていくということでいいのだろうか‥。 そんなの一般的にみんながとる手段でしょう。 それをあえて物語としてただ書くだけでいいのか、と。 合わせる苦痛とか、本当は前田が好きなのに交われない道を選んでしまったつらさとかそういうところが大事じゃないか?と思う私は古い感覚なのかな‥。 作品全体に学生時代のあのもやっとした憂鬱な空気が漂っていて、でもそれをとくに払いのけるわけでもなくただその空気を再現してくれるだけ。 私には合わないかな‥と思った。 そしてこの作品をあんな映画にした監督、脚本はすごいな‥と思いました。

    1
    投稿日: 2013.10.20
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    図書館本。題名がきになっていたので読みました。青春もの?なんすかね。ちょっと斜め読みしちゃったので微妙ですが、題名のインパクトの割りには普通かなと。個人的には、実果ちゃんの話しが切なかった…

    0
    投稿日: 2013.10.17
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    高校生の頃の気持ちを痛いほど思い出した。丁寧な描写で読みやすかったです☻もっと他の作品も読んでみよう♪

    0
    投稿日: 2013.10.14
  • 恐るべき文章力

    スクールカーストとか現代の高校生事情とか、テーマ性は確かにあります。 でも、なにより強調したいのは著者の文章力。「これで(たしか執筆時)十代? これでデビュー作?」と驚くしかありません。風景・心情描写ともに巧く、しかも印象深いです。特に心情描写に関しては、登場人物と年齢が近い作者だからこそ書けた文章だと思います。 登場人物(高校生)と年齢が近ければ近いほど楽しめるでしょうが、最近の高校生事情をのぞき見る感覚で読んでみるのもいいかと。

    0
    投稿日: 2013.10.13
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    どこまでもストレートに高校生たちの言葉で、彼と彼女の心の中が描かれている。自分の想いも定まらず、答えも出せず、言葉にもできない感情が溢れていた。

    2
    投稿日: 2013.10.13
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    自分が高校生の時のことを思い出しました。私も自分に嘘ついて頑張って中心グループに入ってたなって。青春って感じだけど、でも苦い青春ですね。

    0
    投稿日: 2013.10.11
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    My first kirishima Ryo. 斬新のひとことに尽きる。 そしてリアリティある生きた感覚。

    0
    投稿日: 2013.10.11
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    「 何者」に次ぐ二冊目の浅井リョウ。 若者の狭いけど全てと思える学校の人間関係、その中で色々考えたり悩んだり。 自分も昔、こういう感じが少しはあったなぁとか。 就活中の大学生を描いた「 何者」よりは文章全体が瑞々しくてまだ良かった。 でも浅井リョウはもういいかなって思ったけど、「 チア男子」だけはちょっと気になるなぁ。

    0
    投稿日: 2013.10.09
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    このレビューはネタバレを含みます。

    図書館にて借りました。 レビューはブログにて。 http://ameblo.jp/minori-0325/theme47-10032961603.html

    0
    投稿日: 2013.10.09
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    甘酸っぱさもあるんだけれど、苦みや辛みも含んでいる青春小説。 今の世代の子たち(高校生)は、僕らがそうだった頃に比べると、 空気が良きにつけ悪きにつけ鮮明になっているなぁと感じました。 スクールカーストなんて呼ばれる、校内での生徒間の地位の在り様なんかが特にそうですね。 著者は19歳でこの作品を書いたそうです。 憎しみも憧れも奢りもなく、しっかり淡々と同世代を対象化して書いていて、すごいです。 それぞれ、サブのキャラクターたちには「それでいいのかよ」と言いたくなる人がいますが (だといって、そう言っても、笑い飛ばされて終わりになるような人だと思いますが) それぞれの章の主人公たちには、どこか、愛情を持ちながらそれぞれ読めて、 応援したり見守ったりしなくても、その存在を知るだけでこっちも嬉しい気持ちになれるような 人だなぁと感じました。もしも、ヘルプを求められれば、しょうがねぇな、なんて言いながらも すぐさま手を貸してあげてもいいぞと思えるタイプの人たちです。 そういう思いって、きっと、僕らが高校生のときとかに、上の世代で同じように思っていた人がいただろうし、 もしかすると、今でも、上の世代の人は下の世代にそういう温かな目を向けているのかな なんて思ったりもしました。そういう、上の世代から下の世代へと見てあげる感じって、 昔っからあるのかもしれないですね。 高校生たちは、窮屈を窮屈とも嘆かずに、そうあるものだとして生きている。 その窮屈さは浅薄な価値観によってできあがっていたりもするんだけれど、 それに気付くのはもっと年を取ってから。 そして、きっと、見守る立場の僕らが思うように、そんなきらきらした大事な年頃の時代を、 そんな浅薄な価値観で彩ってしまったことを、その後、残念に思ったりもするのだろうし、 残念にも思わずに、自分の子どもたちに伝えていって同じことを繰り返そうとする場合も あるのかもしれないと思いました。 面白かったです。 文章も読みやすいうえに描写がこまかく人の気持ちを丹念に追っていました。 映画化もされて、そっちも賞を取ったような記憶がありますが、 それも機会があれば観てみたいです。

    1
    投稿日: 2013.10.05
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    上と下や、部活の風景 全て高校生をリアルに描いていて面白かった。 学校生活で実際に起こりそうなことを本にしてる あとバレー部の私としては、レシーブの気持ちとかまさにその通りで読んでて、共感した。

    0
    投稿日: 2013.10.04
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    桐島なのに桐島が出てこない…! 桐島の周囲が語る桐島、それが一番わかりやすいけど 高校生頃って大人になったら通用しないルールと価値観があるなぁ、私にもあったなぁ、こんなことが正しくて強かったなぁ…と思わず遠い目になってしまう。 薄っぺらい部分もある。 でも、同じくらいの瑞々しさやキラッとした光沢もあって、それがうらやましくも感じる。 きっと、大人になってから読んだ方が楽しい小説。

    0
    投稿日: 2013.10.03
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    桐島は部活を辞めた。 そして開いた穴は誰かが埋めた。 この小説の世間の評価としては、ままにならぬスクールカーストの上下を扱った作品らしい。 でも書かれてることは「上下」じゃなくて「表裏」だ。 しかも誰もが自分こそ表だと思っていて、裏側は誰も見えてない。 見えてないせいで互いを羨み、妬み、軽んじ、傷つき、そしてその中で何かをつかんで生きている。 そういう物語。

    1
    投稿日: 2013.10.03
  • 原作を見てから映画を見れば

    おすすめは映画をそれも予告も何も見ないで原作を見ることがおすすめです。 この小説に限らず、登場人物とか自分のイメージが一番ですから。

    1
    投稿日: 2013.10.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画とはまた少し違う感じでした。(登場人物・設定等)今の高校生の内面を驚くほど書き当てているのではと思いました。小説は小説でよかったと思います。描かれ方的にも一人一人が主人公になっていてわかりやすかったです。「光」と「ひかり」の書き分けは小説でないとできないことだと思います。 文庫収録のかすみの話・・・よい話だったし、かすみもいい子だと思ったけど、前田と宏樹との出会い(解説で「邂逅」とあったのがとても素敵だと思った)のシーンでお話の余韻を感じたかったから、いらなかったかなと個人的に思いました。 映画部の話がやっぱり好き。前田くん、映画よりも輝いています。 宏樹の感じる虚しさはやはりつらい。 文庫本の解説がとてもよかったです。「格差があって、戦争がある。だから-学校は、世界だ。」という言葉が印象に残っています。

    1
    投稿日: 2013.09.28
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    比べるものじゃないけど、映画のタイトルのくだりとか、面白いと思ったのは小説より映画だと私は思った。(たぶん、役者の演技がうまかったからだと思う。)Twitterみたいな文章で気軽に読めるが、何か一つ、物足りなかった。情景描写と擬態語がちょっとくどいかなぁ…。でも、作者は女の子かと思うくらい、女子の気持ちはよく書けてると思った。

    0
    投稿日: 2013.09.28
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    嫁曰く「高校語が分からなくて、意味が解らなかったと」 そこまででは無いが、中年には読みずらい。 本書のなかに出てくる映画はどれも好きなのに、ここまで気持ちを共有できない物かと、若者との距離を感じる。若者の世界を視点を切り替えうまく表現しているのだとは思うが。 読み終わった感想「桐島って誰?」

    0
    投稿日: 2013.09.28
  • 元高校生なら面白く読めると思う。

    スクールカーストって言うんでしたっけ? でも、どの階層に所属しても、青春なんて苦い。 それでも、懐かしいし、いつまでの輝いてるし。 それが、教室の隅で屈折してるだけで過ごした日々だとしても。 読書後、誰かと、それぞれの高校時代について、語り合いたくなる感じです。

    0
    投稿日: 2013.09.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    借り物。 映画を観てからの原作本だけど、こっちも面白かった。 映画の方は映画の特性を生かした群像ものですんばらしい出来であったけど、小説も多視点の短編連作という感じで、こっちもよかった。 それぞれはそれぞれの立場で、生きているんだよねぇ、カリカチュアライズした目で見ちゃうけど、みんながみんな、やっぱり、それぞれのドラマを持っている、ンだよね。 名前となんとなくの性格以外は、人間関係やらかなり違っていたので、割合新鮮に読めました。

    0
    投稿日: 2013.09.27
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    著者19歳の作品。高校2年生を描いているので、著者自身にとってもわずかに2年前の出来事だ。物語の舞台となっているのは、朝井リョウの出身校、大垣北高校だろう。使われているのも、近畿地方の方言と、中部地方のそれとが混在するような言葉だ。会話を含めて、おそらくは当時の高校生の「リアル」な姿が活写されていると思われる。あるいは、明確なヒエラルキーを持ったスクールカーストが描かれた最初期の小説の一つだろう。しかも、それがごく当然で自然な姿として。そして、著者自身の姿が投影されているのは、映画部の前田涼也だろう。

    0
    投稿日: 2013.09.26
  • 現代小説の話題作に相応しい

    話題性に飛びつき、読破。 現代の若者の心理描写が素晴らしいです。表題が意味する連鎖反応になるほどなあ、と感銘しました。 読書している最中は、楽しめました。

    10
    投稿日: 2013.09.25
  • 桐島君は、どうしたの?

    高校生の普通の日常にある変化が起こって変わり始める学園生活を8人の生徒目線で書かれている。 各生徒の話は小さくまとめられ、連続で読むと高校生活の日常に桐島が起こした行動が各生徒にどのように影響を与えているかが書かれている。 劇団ひとりの「陰向日葵に咲く」と似た作品で読めば読むほど中味の解釈を探しているのはおもしろい。

    6
    投稿日: 2013.09.25
  • 思い出します

    ”学校”ってところ独特のパワーバランス。微妙だけど、確実。リアルに学校時代を思い出せてくれました。

    1
    投稿日: 2013.09.25
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    実果にすこーし共感。 ただなー、赦してるのかな?赦せてる? 私は難しかったなー にしても、イロイロな人間の立場で語れるってスゴイ。女子の気持ちとか、よく書けてると思う。こんな女子いそう。 かすみはいい子そうだ。

    0
    投稿日: 2013.09.24
  • 青春の物語

    私の青春はこんな清々しいものではありませんでしたが、この物語は学生時代を思い返しながら、楽しく読めました。

    1
    投稿日: 2013.09.24
  • 客観的でいるのがかっこいいと思っていた僕へ

    中学生のころ、やたらに熱いヤンキーがやたらに熱く先生やらに反攻している姿を見て すこしうらやましいような、いや、やっぱり馬鹿にするような、そんな思いで日々を過ごしていた。 「客観視」という言葉が好きで、それは「頭がいい」とか「大人な人」という言葉とほとんど同義だった。 社会人になって出会った言葉 「頭のいい奴がどれだけ集まってもモノゴトは動かないし始まらない。  でも、そこに一人、行動する馬鹿がいると、モノゴトは始まり、一気に動き出す」 今、「桐島、部活やめるってよ」を読んで、中学のころの僕の悲鳴が社会人の僕のところに届いた。 そんな作品です。おすすめです!

    4
    投稿日: 2013.09.24
  • 映画をみてから、小説を読みました。

    映画を見た時と同じく、学生の時の甘酸っぱく切ない感じが、活字で読むと、ますます自分の学生時代の思い出が重なって、懐かしく、くすぐったく、感じました。

    1
    投稿日: 2013.09.24
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    ずっと後回しにしてたけど、作者のインタビューを読む機会が有って購読。 あらすじやインタビューではもっとシニカルな表現で埋め尽くされてそうな先入観だったけど、読んでみれば柔かくて瑞々しい文章。 細やかな観察力といい、これで当時19才なら、最近の著書も読んでみようと思った。

    0
    投稿日: 2013.09.22
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    映画版がロングヒットを記録。映画も観る予定ですが、小説から。ちょっと期待しすぎてしまったかな。 『何者』と同じ印象。なんてことない日常を切り取っただけ。本作はストーリー性もメッセージ性も弱く、これを小説と呼んでいいのか、やや疑問に感じた。日記だね。 ただ、高校時代を思い出してノスタルジーな感覚に襲われたという効果があったのは事実。そこを評価してほしいのなら、まぁまぁでしょうね。

    0
    投稿日: 2013.09.21
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    映画は映画小説は小説の良さがあるとありきたりな感想を持ったのだけど、私は映画のほうが断然好き。 しかし、終始光と風にこだわる描写がそんなに大仰なイナカアピールしなくてもイナカ感が出ているところとか、すべてにおいて感じる「普通」っぽさが鼻につかなくて、そういう作品って珍しいなあと思ったり。 やっぱり映画部が一番共感できる。 「おっまた~」が原作になかったのは残念!

    0
    投稿日: 2013.09.20
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    数学が面白くて誰に勧められるでもなく… 映画になると聞いたので興味をもって読みました。宮部さんや乃南さんの、ましてや村上さんや浅田さんのようなグッとくる感じは望むべくもありませんが、ずいぶん久しぶりに、ワタシの高校生活を思い出させてくれました。数学が面白くて誰に勧められるでもなくそれはもうジグソーパズルのように毎日エンジョイしていた頃のことを…。映画部の連中のように輝いていたのかもしれません。 とっても短い時間の出来事を、登場人物の目でいろんな場所で切り取った写真集みたいな作品でした。作者の朝井くんは早稲田大学の学生さんです。これからどんな作品を作ってくれるのか楽しみです。

    0
    投稿日: 2013.09.20
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    なかなか良かった。大きな盛り上がりが有るわけでもなく、事件が有るわけでもないのに、最後まで一気に読んだ。 自分の高校時代を懐かしく想い出させてくれた一冊。もうウン十年も前の高校時代を想い出させてくれただけでも高評価。 高校生の姿をデフォルメすることなく描いてるので、物語に入りやすかったな。 文体も瑞々しく好感! ただ感動できるかと言うと・・・苦しいな。

    0
    投稿日: 2013.09.17
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    図書館にて借りる。朝井リョウデビュー作。私が高校生の時は映画部タイプだったなぁ。地味なタイプでした(笑)

    0
    投稿日: 2013.09.17
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画を見て、あれ?こうだったっけ?と思ったので読み返した。映画は桐島より前田より宏樹の印象が強かったけど、本を読むと、桐島がキーになってる感じがする。

    0
    投稿日: 2013.09.16
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    現代の高校という社会をリアルに描いている。 私的に浅野いにおさんの高校版のような気もする。 最後は、どう終わるのかと思ったが 意外とすっきりとはさせずに、アッサリと終わる。

    0
    投稿日: 2013.09.15
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    高校時代のヒエラルキーを感じるようでしょっぱくて懐かしい。 でも純粋にすき。もっと大人になった時に、また違う気持ちを感じたい。

    1
    投稿日: 2013.09.15
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    文章が幼稚だが、語り手が高校生だからと我慢して読んだ。 この原作からあれほどのカタルシスを生み出した映画製作者には最大級の賛辞を送らなければならない。 映画を見たあとに読むと欠陥や余計な要素がより目につくと感じた。

    1
    投稿日: 2013.09.14
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    会社の先輩から借りて読んだ。 とにかく高校生の人間関係がリアル。でも生々しくもなく、作り物っぽくも感じさせない文体が特徴的だった。 目線が色々な生徒に移っていく、短編集みたいなつくりになっている。 ひとりの話だけ異色なストーリーだった。 読み終わってすぐは肩透かし?と思ったけど、じわじわとこういう形の話もいいなと思えた。タイトルの付け方がすごい。 貸してくれた先輩が、将来子どもが生まれて高校生になって、子どものことがわからなくなったときに読みたい、と言っていたのに同感。

    0
    投稿日: 2013.09.13
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    高校生の日常を描いたもので、大して面白い話ではなかったが、懐かしく感じた。映画の方が楽しめそう。 タイトルは斬新でインパクト大。桐島が全く出て来ない所も◎。

    0
    投稿日: 2013.09.11
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    あとがきの吉田大八('63生)「スクールカーストに気づかなかった」 対談の石田衣良('60生)「『映画好きは邦画好き』に世代差を感じる」 ジェネレーションギャップありすぎワロタ 50代や60代の人がこれ読んでも、作者とほぼ同世代の自分ほどは共感、感動できないんだろうと思うと、文章の隅々まで共感して楽しめる自分はなんて幸せなんだろうと感じる。

    0
    投稿日: 2013.09.11
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    自分が高校時代に抱いた感情に重なる場面が多々あり、懐かしさと歯痒さを感じた。 「桐島」がバレー部を突然辞めた事で、同学年の5人の高校生に微かに影響を与えて行く。その影響に伴う心の動きが非常に丁寧に綴られており、自分が当時抱いていた感情をなぞる様だった。 部活、恋愛、友情、趣味、家庭、将来、夢。 「高校生」と言う、少年と青年の中間の立場からこれらを見つめた時、今の自分の「幼さ」を客観視した様で、もどかしかった。 スローペースで進む物語の端々で、空や光の描写が色鮮やかに描かれる。周囲の物、人、それぞれを見つめる視線に、その人の感情が現れる様な文章に、物語を読んで行く楽しさを見出す事が出来た。

    0
    投稿日: 2013.09.09
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    思った感じと違う! まず待てど暮らせど桐島くんぜんぜん登場せーへんし(笑) バレー部キャプテンの桐島くんが辞めるって話によったりよらなかったりだが、その時期の同級生達の心もようのお話。 章ごとに違う生徒目線になってて、色んな境遇の色んな性格な子たちがいて面白かった。 あっこに登場した脇役のあの子もフィーチャーして欲しいなとかも思いながら読んだり(笑) そこまで作者とは世代は変わらないはずなのに、自分の高校生時代と照らし合わせたらぜんぜん違うかったり、変わらず同じようなところもあったりで、最近の高校生を垣間見れた気分も面白かった。 ひと泣きもあったし、予想とは違ったがよかったかな。 映画も面白いって聞くし興味有。

    0
    投稿日: 2013.09.08
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    高校生の部活の話なんて今更、と敬遠 してた作品。結果は読んで良かった。 高校時代は楽しかったと思う。でも戻りたいとは思わない理由が、分かった気がする。 タイトルが携帯小説みたいで好きじゃなかったけど、読み終わってみると、このタイトルをつけたセンス、すごい。

    1
    投稿日: 2013.09.06
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    いまいちそこまで「おぉおお!」とならなかったのは、映画版を先に観たからか。 映画版の出来が良くて何度も観たから、登場人物も完全に映画のキャストで読み込まざるをえなかった。 設定や細かい展開とかが多少、映画版とは違う。 映画版がいかに分かりやすく、写実的にスクールカーストそして宏樹の内心をあぶり出した傑作であったかを再確認。 いやはや、映画「桐島、部活やめるってよ」凄いですよ、と最後に一言。

    2
    投稿日: 2013.09.06
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    バレー部のキャプテン・桐島の突然の退部が、5人の高校生達に波紋を起こして……。至るところでリンクする、17歳の青春群像小説。 Amazon より 瑞々しい感性がほとばしる文章.視覚的. 自分が高校生だったとき、こんな風に世界は色をもっていたのだろうか.

    6
    投稿日: 2013.09.06
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    瑞々しい。 等身大で比喩や表現がきれい。 才能を感じる文章だった。 美果の話が切ない。 朝井さんがどう変わって行くのか気になる。 何者も読んでみたい。

    0
    投稿日: 2013.09.05
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    このレビューはネタバレを含みます。

    高校生の青春もので、連作短編集ですね。 スクールカーストの一軍から三軍までの気持ちをうまく書いてたと思う。 読んでてせつなくなってみたり。 忘れた感覚がよみがえる感じもありました。 最後に桐島くるかと思ったけどこないのね(笑)

    0
    投稿日: 2013.09.04
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    高校におけるカーストをよく描いていると思う。上位カーストも、下位も、それぞれちがう悩みを持っているんだな。高校生たちにとっては学校が世界のすべて、というのが残酷であると改めて感じた。世界はもっと広いのに。

    0
    投稿日: 2013.09.03
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    著者の浅井リョウが同じ高校出身と知って興味が湧いてよんでみた。 高校という、明るく狭く行き場のない感じが上手に描かれていて、先入観を裏切られるいい小説だった。もっとお手軽な予定調和の学園物語をイメージしていたのだけど、なんのなんの。ハードに青春の悩み葛藤挫折やり過ごしが描かれていて、傷跡をえぐられることしばし。 小さなエピソードも、小説全体としても、肝心の中心が出てこない、という構造は素晴らしいアイデアだし素晴らしい出来、素晴らしい効果。ドーナッツの輪ってのは、存在しないことによって存在する。浅井リョウ、若いのに分かってるなぁ。 ただし、透き通った文体が邪魔をして登場人物たちに共感できない感じがした。視点(語り手)が次々に代わる小説では避けられないことだが、誰ともなじまない一貫した語り口が生み出す統一感と疎外感、このバランスがむつかしい。作品を通して感じられる冷徹さは、誰もが持っている冷徹さを集めたというよりは作者の冷徹さに思えて、時々ひやっとさせられた。 会話が懐かしい訛りの大垣弁ですすむところは、嬉し恥ずかしくすぐったい感じ。

    2
    投稿日: 2013.09.03
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    高校生活の影と『ひかり』を切り取った作品。 まだ、私は高校生に近いのだろうか、もやもやして、ちくちくして、苦しかった。上の人間と下の人間。当時はなんとも思わず過ごしているけれど、確かに、微かにそういうの、存在していたような気もするのだ。そんな中で見せられるひかりは美しく、眩しく、鮮やかだった。 桐島が回想でしか描かれず、章ごとに視点が変わるけれど、上手く繋がっている。切り取り方が、うまいのだろう。そして、事細かな描写が、筆者と年が変わらないだけあって、なんだかしっくりくるのだ。 筆者と同世代なら手にとってみてほしいと思う。そして、感想を聞いてみたい。

    0
    投稿日: 2013.09.01
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    読みやすくサクサク進む。 もやもやして息が苦しくなるような学校生活の記憶が蘇るw あーうんうんあー!ってなりながら読みました。 スクールカーストの描写とかすごく不愉快で好きです。 自分にはオチらしい落としどころが読み取れなかったのが残念。

    0
    投稿日: 2013.09.01
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    注目度が高い作品だったからか、何か物足りなく感じた。 こんな感情あったな〜と思い出す部分も多々あったが、あっさり読み終わってしまった。

    0
    投稿日: 2013.08.28
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    TVでこの若い作者を特集していたので、 どんな作風か気になってななめ読み。 今どきの文化や若者言葉、風景満載。 高校生が感じる、地道な努力や それが実らなかった時のことを恐れる プレッシャー、がテーマ?

    0
    投稿日: 2013.08.28
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    このレビューはネタバレを含みます。

    朝井さんと高校で出会わなくてよかったです。女子高生の心情をこんなにも熟知されているとは……! どの文からも高校生の眩しくてドロドロした感情が滲み出ていました

    0
    投稿日: 2013.08.27
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    題名の意味は読んでいるうちになるほど、と思った。想像と全く違った話だったが想像以上に面白かった。途中からは高校生あるあるみたいになってきて、この時の気持ちすごくわかるな〜とか、こんな事高校生だったら絶対あるよな〜と自分の高校生時代をずっと思い返していた。特に私はやはり女子だから女子高校生の気持ちが痛いほどよくわかった。自分より友達が目立つのが嫌だとか絶対みんなは口に出して言うわけないけど、正直そんなことを思わない女子なんていないと思う。可愛い髪型をして可愛い着こなしをして可愛い話し方をして…そんな事は全部計算だと言う事は正直女子ならみんなわかっているだろう。ただそれがやはりできる人と出来ない人がいるとは思うが。本当に共感出来る部分がたくさんあった。そして桐島が部活をやめた事によって微妙に起こる変化と共に高校生なら絶対あり得るような共感出来る部分を書いているところが実に秀逸な作品だ。今まで読んだ本の中で一番面白い夢中になって読み進めた本だ。

    0
    投稿日: 2013.08.24
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    読みながら、心は一気に高校時代へと飛んでいった。 あの頃は何もかもが輝いていたなぁ。 とても眩しく、懐かしく、ほんの少しのさみしさまでも感じさせてくれる、この小説の空気感が素晴らしいと思う。 ああ、ほんの一日だけでもいいから、高校生に戻りたい!

    0
    投稿日: 2013.08.22
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    学生の心の動き。残酷な目線や言葉遣いがリアリティを生む。自分の学生時代から比べると、随分と複雑でありヒエラルキーの意識と感じる。自分が鈍感だったのか、それとも、格差社会の反映か。

    0
    投稿日: 2013.08.19
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    スクールカーストという言葉を最近よく聞くようになった。クラスで目立って活躍している「上」と目立たないようにひっそりと生きている「下」。この小説にも、そんな高校の雰囲気がよく現れているが、これは昔もそうだったような気がする。高校というものが構造的に持っているものなのかもしれない。 五人の同級生の生徒が章ごとに語り手になっている。これをきっちりキャラクターごとに書き分けているのがすごい。そして、全校集会や体育の授業のサッカーなど、同じ場面が違った人物の目を通して描かれると、全然違った意味合いを持って読者の前に現れてくる。 ところで、この小説の主人公は誰か。桐島ではない。私は、スクールカーストで一番下に置かれている前田涼也だと思う。彼が背中に光を浴びている姿、そこにこの物語の救いがあると思う。

    0
    投稿日: 2013.08.18
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    映画を先にみて、読み始めました。 スクールカーストを描いてる作品なのですが、作品の面白さもそうなんですが、映画と同様に独特な組み立てで、映画とは違うラストが見ものです。 桐島の良さって、作品のテーマもあったり、作品の組み立てだったり色々な切り口であったり、そしてこれが19歳のときに書いた作品というのもまた驚きます。 朝井リョウさんの作品、他のも読んでみたいと思った一冊でした。

    0
    投稿日: 2013.08.17
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    学校の中の、「上」と「下」。どこかのタイミングで、決定的にそれは分かれて、誰も間違えたりしない。 どごまでも残酷に、それは決められる。 大人になって、社会に出てしまえば、割と気にならなくなるその階層は、学生にとっては生活の全てを覆う。 しんどいよね、気にしなければいいのにって思うけど、それが出来ないのもよく分かる。 でも一方で、宏樹が映画部の涼也に“ひかり”を感じたように、上とか下とか関係なしの、ほんまの格好良さにも、彼らはちゃんと気付いている。 それに気付くことが、大人になるっていうことならば、大人になるのも捨てたもんじゃないなと思う。 中学とか高校って、何て生きにくいんだろうって、振り返ってみて思うけど、この本の主人公たちのように、目前に迫る世界の、“ひかり”を鮮烈に感じられるのもこの頃なんだろう。

    0
    投稿日: 2013.08.16
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    オンライン投稿板時代からときおり交流があった縁で読みました。彼らしい「青春のきらきら感」は損なわれず、ちょっと胸が苦しくなるような、まさに青春群像劇といった感じ。ただ、個人的には昔書いていた文章のほうが、いっそう好ましいように思いました。これからのご活躍をお祈りします^^

    0
    投稿日: 2013.08.13
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