
総合評価
(1553件)| 212 | ||
| 547 | ||
| 512 | ||
| 108 | ||
| 17 |
powered by ブクログ正直、題名と若い作者、そして映画化された話題作、というニュースで、なんとなくスルー(強めに言えば食わず嫌い)をしていたことを深く反省。もの凄い。中高生時代の苦しさ、残酷さをこれまでかと多面的に連打してくるのに、それでいて爽やかな風を感じる不思議な作品だった。菊池宏樹編の終盤近くにがつんときた。 スクールカーストという言葉も知らない、または存在していなかった、あの時の自分に教えたい。ふと、読み終わってから、山田詠美の放課後のキーノートと、対になるような気がした。
0投稿日: 2026.05.10
powered by ブクログ朝井リョウ先生の小説は大体好きだが、これはあまり刺さらなかった。 桐島から繋がっていく?物語なのは覚えているがそれ以外が記憶にない。
0投稿日: 2026.05.09
powered by ブクログ高校を舞台にした作品だが、いわゆるきらきらした青春小説ではなく、人間関係や立場によって揺れる感情がとてもリアルに描かれている。学校の中にはそれぞれの立ち位置があり、上には上の、下には下の優越感や劣等感がある。どちらが良い悪いではなく、それぞれの視点から見える景色や悩みが描かれていて、高校時代の空気感を思い出した。登場人物たちの繊細な感情描写が印象的で、朝井リョウさんの「人の心の深いところ」に入り込むような作風はデビュー当時からあったのだと感じる。さらに、この作品を19歳で書いたということにも驚かされた。
0投稿日: 2026.05.09
powered by ブクログ美しい…。 フィルムカメラでワンシーンごとに切り取られたみたいに、情景や感情が表現されていて、その意図をはっきりと読み取れるように、一文一文、丁寧に何度も読み直した。 リアルタイムで進む現実とモロローグが交錯する形で話が進むことが多くて、頭の中の映像がより鮮明になった。気がする。 菊池の何度も繰り返し使われていた、見て聞いて感じたことを、全部殴り書きにしたようなモノローグ。焦燥感も自己陶酔も劣等感も全能感も、何もかもが加工なしでダイレクトに私たちの胸に投げかけられて良かった。
0投稿日: 2026.05.06
powered by ブクログつい先日「イン・ザ・メガチャーチ」が本屋大賞を受賞した朝井リョウさん。19歳の時に発表したデビュー作においても、読み手を引き込む文章の腕はさすがです。 読んでいて身につまされたのは、学校の中における「上」の人と「下」の人という、生徒たちの格差の描写でした。 おじさんになった今でこそ少し距離をおいて眺めることができるものの、10代の頃にこれを読んでいたら直接的に感じてしまう部分が多く読み通せなかったかもしれません。 とはいえ、登場人物の中で「上」とされるグループの宏樹と、「下」のグループの涼也の、当事者それぞれの視点から語られる格差の対比というものが、この作品の一番おもしろいところだなと思いました。
1投稿日: 2026.05.06
powered by ブクログ題名とは異なり桐島は登場せず、ただ部活を辞めたという事実によって、わずかにずれた人々の関係性が描かれる。同じ年齢で同じ学校に通いながらも境遇の異なる高校生たちが、桐島を通じてつながっていく作品である。
0投稿日: 2026.05.04
powered by ブクログ映画部前田くんを、映画の通り神木隆之介、 野球部菊池くんを菊池風磨、 バスケの竜太を小瀧望、 桐島を重岡くん、 バレー部副キャプ孝介をわしの元彼、 バレー部小泉風助を松島聡、 バレー部花屋日野くんをタイプロの日野くん、 ブラバン部部長あやを若かりし頃の沢尻エリカ、 ソフト部宮部実果をわしの友達のミカちゃん 映画好きな東原さんを東出と不倫したあの女優さんで イメージして読みました
1投稿日: 2026.05.02
powered by ブクログスクールカーストの解像度が高い!! 大人になった今だから俯瞰して読めるけど学生時代には刺激が強いかもしれない! あの世代の若者たちにとって学校は世界のすべてで、その狭い世界の中でどう立ち振る舞うかがこれからの人生とか家族との時間とかよりも大事で、どう考えても生きづらそうすぎるだろとは思うけど、でもそういう過程を経たからこそ大人になれているんだろうなとも思うし、かと言ってそういう過程を経ないと大人になれないのかと言われたらきっとそんなことはないし、学校って本当に特殊で複雑な小さな世界!そういう未成熟さが危うくて、だから未成年は庇護の対象なんだよなと納得したりしつつ、そういう不完全さに愛おしさを感じたりもする
1投稿日: 2026.05.01
powered by ブクログ高校生くらいのときなら心に響いたのかな。学生の人間関係に一喜一憂しない自分に歳を取ったなと感じてしまった。
1投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログ朝井リョウさんは高校生なのか、女性なのかと思ってしまうほど解像度が高かったです 思春期の不安定な気持ちや人の関係性は、大人になった今でも心に刺さりました 共感できます 題名の付け方もいいですよね インザメガチャーチもとても面白かったですが、本書や少女は卒業しないのような青春ものも読みたいです
0投稿日: 2026.04.29
powered by ブクログクラスの立ち位置って分かりやすい。でも上の子下の子それぞれ悩んでて、お互いに憧れてる面があるのだと、特に最後から二つ目、宏樹の回を読んでて思った。 高校生って、自分の時振り返ってみても時間があるようでないようで、その中で容赦なく今後の選択を迫られる。自分の整理つかない気持ちを言葉にする術がないから、モヤモヤしたままなんかイラついてた自分を思い出した。 それから、好きなこととかこうしたいと思えることを、自分で見つけることって何より大事だ。誰かに言われたから周りがそうだからじゃなくて、自分で気づけると勇気出せる。
6投稿日: 2026.04.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「インザ・メガ・チャーチ」を読んだのでずっと避けてきた過去の作品を読むことに。 発売当時から私には青春小説は若すぎるだろうと言う被害妄想をぷんぷんさせて回避していましたが、読んでみたらそんな枠には収まらない作品だった。 そもそもが「桐島くん」が部活をやめるにいたった話かと思っていたけど、桐島君が出てこない。 この作品でも「わかるわぁ」が沢山ありつつ、この頃から現在まで安易な「みんなハッピー!」みたいな終わらせ方はしないんですね。 当時19歳、今現在もヒット作連発で凄いなぁ…
0投稿日: 2026.04.24
powered by ブクログYouTubeで朝井リョウさんが話す言葉のチョイスがすごく好きだなって思った。もう共感できない感じで手にしてなかった本。昔の色々思い出した。でも今もなんとなくある、上とか下とか。世界最強だった高校生。きらきら懐かしい。
1投稿日: 2026.04.22
powered by ブクログ朝井リョウ先生といえば...いつだったかの番組で、自分で書いた答辞の文章の美しさに感動し過ぎて半分読んだあたりから既に泣いてた話をしていた。変態なんだ(いい意味で)と思ってた。けどこの作品を読んで、確かに朝一リョウ先生の答辞なら泣くかも⁈と今なら思う。 この本、高校で過ごした遠くの記憶が蘇る。 作家の年齢よりちょっと下くらいだから流行ったものの話だとか制服の着崩し方とか、細かい景色に懐かしさを感じていた。学生の時も読んでおけばよかったな〜今とどんな違った感想が書けただろう。
5投稿日: 2026.04.21
powered by ブクログ祝!朝井リョウ本屋大賞受賞! で、朝井リョウコーナーが図書館に出現。 本屋でもやってたな。 これでもか!ってくらい今までの著作が整列し、積まれてた!笑 だもんでデビュー作のこちらを借りて読みました。 青春!高二!共学! ま、女子校出身の私にはちと分からない世界ではありましたが、ひじょ〜〜〜に細かい描写(さすが朝井リョウ)で空気感まで伝わってきました。 もうそのまんま、おそらくそのまんまの高校生のリアルが描かれ、まるで映画を観ているよう。 映画化されてますが観てません。アハ 朝井リョウが19歳の時に出版された本書は第22回小説すばる新人賞受賞作。(2009年) そして私が読んだのは文庫版で2012年に出版されたもの。 これにはなんと、「東原かすみ 〜 14歳」が加えられた、と書いてありました。 な〜るほど〜!納得。 なんか後味悪かったんですよ、最後が。 元々の6話、6人の視点の物語で終わってた方が良かったんです。私はそう思いましたね。 最後の解説は吉田大八さん。 私は知らない人だったけど、この方がこの作品を映画化した監督さんだったのですね。 最後にこうありました「もしこの先世界がもっと深い闇に迷うことがあったとしても、微かなひかりをすくい上げる朝井さんの感覚は、ますます研ぎ澄まされていくに違いない。 それが学校の外へと向けられたとき、僕らが感じるのは救いだろうか、それとも徹底して容赦の無い何か、だろうか?」 と。 あれから15年。 朝井氏の「イン・ザ・メガチャーチ」を読めば分かる。 すげーな、吉田大八さん。当ててるよ。
47投稿日: 2026.04.19
powered by ブクログ朝井リョウ好き!これがデビュー作かあ、すげえなって思った 面白すぎてすごい読み進めてた 今となってはくだらない悩みもあの時はデカかったなあ
1投稿日: 2026.04.18
powered by ブクログ2026年21冊目『桐島、部活やめるってよ』 朝井リョウさんが本屋大賞を受賞したということで、彼のデビュー作を再読。改めて19歳でこれを書いたという事実に衝撃を受けた。 前回読んだのは学生の頃。 社会人になった今読むと、「高校ってこうだったよな」という懐かしさと同時に、カーストや部活の息苦しさみたいな、あまり思い出したくない感覚までリアルに蘇ってきて少ししんどい(笑) 登場人物はみんなそれぞれの立場で、学校という世界でうまく生きていくために必死なんだよね。その温度差や視点の違いが丁寧に描かれているのが面白い。それにしてもなぜ朝井さんはそれぞれの視点の感情や立場をこんなに上手く言語化できるのか。凄すぎる。
21投稿日: 2026.04.17
powered by ブクログ遠い昔、高校時代を思い出す、、、 ウチはどうやったかなぁ、、、 野球部に入部して、ついていけず挫折。 誘われるままにサッカー部へ入部。それなりに活躍。ほんとそれなりにww ちょうどJリーグが開幕、サッカー部がモテモテ 人生最初で、最後のまやかしのモテ期到来 それ以外高校生活の記憶はないなぁ。当時の友人とも卒業以来会ってない。今あってもわからないだろうなぁ。おじさんになって
25投稿日: 2026.04.17
powered by ブクログ朝井さんの細かな描写が青春時代を蘇らせてくれる作品。ずいぶんと大人になった今読んで共感する部分は少なかったが高校生の時ってこんな感情だったよなと思い出させてくれる作品でした。
0投稿日: 2026.04.13
powered by ブクログん〜〜〜っ!!!高校生!!!! 自分はたしかにこの高校に通ってないし、登場人物の誰でもないけど、たしかにわかる!!!運動場の砂ぼこりの匂いまでする。なつかしい。今思えば大事な時代。
0投稿日: 2026.04.12
powered by ブクログ初の朝井リョウ作品 朝井リョウさんの人柄はラジオなどで知っていたから、この方が作る作品はどんなのだろうと気になって読んだ。結果とても読みやすくて数時間で読了してしまった! 桐島自体は出てこないけど複数の視点から桐島が出てくるから徐々に桐島の人物像が想像しやすくなった。桐島が部活を辞めた理由はわからないけど、想像しながら読むのは楽しかった。 私自身がバレー部だったのと高校時代を思い出して懐かしい描写が多く、少し切なくなった。
0投稿日: 2026.04.11
powered by ブクログ(昨年読んだ作品のため、記憶が曖昧) タイトルにそこまで惹かれず、読むのを先延ばしにしていたが、途中からはページをめくる手が止まらなかった。 桐島が部活をやめた。たったそれだけのことが、桐島の友人はもちろん、彼のことをほぼ知らない人へも影響を及ぼすその連鎖がとてもおもしろかった。私は高校生ではないし、感情移入できるか心配だったが、「誰にでも悩みはある」(ありきたりな言葉でしか表現できない自分の語彙力が憎い)ということを再確認できる作品だった。そして、登場人物が思いもよらぬところでお互いを認識している、繋がりを読むことが楽しくて仕方がなかった。よくこんな物語を書けるな〜と終始感嘆していた。
0投稿日: 2026.04.11
powered by ブクログ高校生もそれぞれの立場からいろんなこと考えてるよな〜たしかにな〜あったな〜て感じやしサクサク読めてよかったけど最後どういうこと?普通に考察力なさすぎておしまい。AIに全てを委ねすぎて考える力を失ってしまった
0投稿日: 2026.04.06
powered by ブクログ文章が上手いせいかあっさりと読めてしまい、登場人物の悩みもすぐに通り過ぎていってしまった。 ただ、人の悩みなんて外から見ただけではわからないということ、夢中になれる何かを持った人間が羨ましい気持ちには共感ができたのでその箇所が印象に残った。 個人的には、色々考えている学生もいいが、今回焦点が当たらなかった学生についての方が興味関心が湧いた。
0投稿日: 2026.04.05
powered by ブクログ本を読むと大体この感想になる。 「僕は想像力に欠けている」 この本での本質はそこじゃないかも?だけれど。 特に実果のパートだ。 こういう女子を見る時の僕の目の解像度は荒い。 それなのに、実は…といった背景があった。クラスにいた〇〇ちゃんの背景にも色々あっただろう、ぬくぬく育った僕は想像すらせずレッテルを貼っていた。 高校生の頃の僕は宏樹のように、俯瞰して冷めた目で色々を見ているところがあったと思う。勉強に熱を入れられた分、宏樹よりは生きやすかったかも。 本気でやって何もできない自分を知ること、それは大人含めてみんな考えることで現に最近の僕はそれだ。 好きなことを好きと言えること、そう言えるものや大切にしたいと人がいること。これが大切だ。 朝井リョウは19歳にしてこのような世界を見ていたのか、感服。
0投稿日: 2026.04.03
powered by ブクログ正欲、生殖器、イン・ザ・メガチャーチと読み、これが4作目。 桐島を出さずに、こんな思春期の高校生の繊細な心情まで描けてしまうのか。 朝井リョウ先生が好きだ
0投稿日: 2026.04.02
powered by ブクログ思春期の共学で起こりうる事象の一部を適当にスプーンで掬って、そのままプレートに出したような小説。多分だけど。自分は高校女子校だったし、中学が共学だったとはいえ、そこまで自意識を自覚して生きていたわけではないし、カーストは見えていたけどそんなのアホ過ぎると思って気付かないふりをして生きてきた。けどわかる。誰にでも一度は通るこの感覚。気持ち悪いほどに。アラサーの今でもあの頃の気持ちが蘇ってしまうほどの描写の数々。どうして朝井リョウはこんなにも意地が悪いのか。 私も映画部のような時間、あった気がする。でも、宏樹とか実果、亜矢の時もあったかもしれない。教室に入れば、その小さな世界での立ち位置が瞬間的に決まる。けれども、あくまでもその世界での自分であって、そこを出れば違う立ち位置の自分がいる。自分は自分なのに。いや、自分は一面じゃないことの証拠なのかもしれない。自分は環境によって変わりやすい生き物なんだと思い知らされたあの頃。でも今だってそんなもん。青春ってなんだろうって思うけど、言語化できない。青春の時に露骨になった嫌なものは、その部分だけを残して今でも続いている、気がする。だから懐かしさと共に、今の私のダメなところを写しているようで虚しくなった。そう、青春にはまだ真白なキャンバスのような煌めきがあった。光があった。私にはそれが今ないんだ。だからこんなにも読んだ後にあれこれうぅっ…って悶えてるんだろうな。
0投稿日: 2026.03.31
powered by ブクログ西加奈子さんと朝井リョウさん回のあちこちオードリーを観て、ふとまた読みたくなって再読。初読は「桐島、部活やめるってよ」がめちゃくちゃ話題となった当時高校生だった頃。 アラサーとなった今読み返してまず思ったのは"沢島亜矢"の選曲良すぎということ。チャットモンチーも aikoも大塚愛も出てくる曲全部が懐かしくて、朝井リョウと同世代でめちゃくちやありがたいと思った。aikoの"気付かれないように"は高校時代に聴いていた時よりも、アラサーになった今めちゃくちゃ響く曲なので、同じくアラサーになった"沢島亜矢"も、いろいろ経験して歌詞の意味をアップデートしたかなとか勝手に想像したり。 朝井リョウがシングルではなくアルバム曲の"気付かれないように"をチョイスしていることに嬉しくなったり。 高校生のあの頃の自分と重ねながら、登場人物それぞれの感情に共感したり、こういう人いたなとか自分の知ってるあの人と重ねたり、青春時代に戻ってタイムスリップしてきた感覚。なんでもないことでふざけたり笑ったりとにかく楽しい日々の中に、時にはチクっとしたり苦くて酸っぱくて蓋をしたい思い出だったり、、、あぁ懐かしいな青春時代いいいいという気持ち。 今よりもあの頃の方が毎日いろんな感情で渦巻いていたかもな。総じて懐かしい。とりあえず今からチャットモンチー聴く。気付かれないようにも金魚花火もラッドもハイスタも。
0投稿日: 2026.03.29
powered by ブクログ朝井リョウさんデビュー作品、ついに読みました。 学校の人気者・桐島が突然いなくなり、その影響で周囲の生徒たちが自分の立場や価値に悩み始める物語。 中高生のころの「学校=世界」を思い出すようなお話。 思春期真っ只中、成長に個人差が生じている時期では、達観した考え(メタ認知)をする人ほど疲れてしまうよなぁ。 確かに何かに夢中になったりせずに、日頃から何も考えずにバカに過ごすことも、周りの目を気にして目立たずおとなしくしていることも、どちらもむなしく見えるのだろう。 人には確かにそれぞれの立場、生き方があって、大切にしていることが違っている。 そんな価値観の違いがあるのが人間なのだと思った。 というか、桐島が全然出てこない笑
28投稿日: 2026.03.28
powered by ブクログ胸がぎゅっと締め付けられる ブラスバンド部の部長と宏樹の話が好き。 普段全く思い出さないのに、 自分の学生時代の記憶が鮮明に蘇って来た。 当時の感情が具現化されていたからだろうな。 これが本を読むってことなのか、最高じゃん 会ったことない人が自分の感情を知ってるのって不思議だぁ。朝井リョウ大好き!
0投稿日: 2026.03.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画部の話がかなり苦しかった。中学と高校でスクールカーストが異なる前田が、それに苦しめられる心の様が描かれている。また、女子グループの歪さも細かく描かれていた。自由気ままに動く中心人物と、その様子を伺いながら過ごす人物がいて、それが桐島がいなくなったことで変化する様子も面白かった。菊池が前田を見て、眩しいと感じていることも含めて、高校というものの異質さを感じることができる作品だった。
0投稿日: 2026.03.18
powered by ブクログ有名だったからどんなもんかと思って楽しみに読んだけど、よく分からないまま終わってしまった。主人公が登場したいタイプの新しい青春ストーリー。
0投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログ肝心の桐島は最後まで登場せず、、、 登場人物それぞれの友達・部活・恋愛・家族・将来・自分探しなど色々な悩みが絡み合って高校生のリアルな心情が綴られていて、相沢沙呼氏の小説ほど痛くはなく、どちらかといえば瑞々しさが強いかなあ、程度やアイテムは違えど今も昔も同じようなことやってんなあと感じる
0投稿日: 2026.03.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
3.6 p24 いつもはきらきらと輝いて見えた体育館なのに、急に居心地が悪くなり、嫌いになる。だけどそれは、きらきらしなくなったからではない。自分がいないコートが、いつもよりずっとずっと輝いて見えるから、余計その場にいたくなくなるのだ。 p61 恋は下心。そんで、愛は真心。 p75 怒られそうなことをする前の高揚はいつだって、強い強い追い風となって私達をわくわくさせてくれる。
0投稿日: 2026.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
青春を切り取って、各視点から高校生の等身大の気持ちを描く作品。 映画部の話と、亡き妹を演じる子の話が好き。皆一生懸命に生きているのだということを、信じられるような作品群。
0投稿日: 2026.03.12
powered by ブクログ19歳でこれを書いてしまうのかすごいな。 自分が19の時はこんなに"ひと"の事を見れていなかった。 こんなにも様々な、対極にいるような人間たちを描けるのか。 でもただの世間的な目で見た時の枠組みとして見ると「対極にいる」とか、「カーストの上下」とか そういうのも実際本人達になってみないと分からないし、 人にはそれぞれ"その人の状況"によって生まれる悩みや葛藤があって その反対に喜びや拠り所も人それぞれなのだと感じさせられた。 そんなことわかっていても結局周りと比べてしまう 自分の優れている場所を探し 自分の劣っている場所を探す 相手と比べ、世間と比べ悩む。 でもここまでの人生、自分しか同じ人生を歩んだ人間はいない。 同じ人間も同じ環境で育った人間も、同じ経験をした人間もいない。 だから他と比べて望むとか落ち込むとかそういうことではない。 そういう事を高校生という世界で表現してくれているというか、分かりやすくぶつけてきている。 このくらい達観して人間を、 俯瞰して自分を 見れたら楽だろうな。
1投稿日: 2026.03.10
powered by ブクログ面白かったけど、個人的に好みじゃない読後感だった。 群像劇の表現はとても純文学的かつリアルで好きです。
0投稿日: 2026.03.10
powered by ブクログ17歳、5人の高校生を描いた群像小説。 朝井リョウさんが語る他の作家さんの様子が面白く、観察眼が良い人だなとは思っていたけれど、大学生で17歳の心情をここまで描かれると、冷静な分析力もある人だなと思った。 タイトルに出てくる「桐島」は一度も登場しない。 桐島が部活を辞めて5人それぞれが受けている余波を描くことで、タイトルを表現しているのが面白い。 17歳、高校生。 「カッコいい」と「かわいい」が唯一の評価基準。 そんな「今」だけを見て、楽しさや勢いで生きられる時期である17歳が、稚拙でもあり羨ましくもあった。
1投稿日: 2026.03.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
私が中学生の時に話題になり、題名だけは知っていて、ようやく読めました。 桐島が主人公かと思いきや、一度も登場しないまま終わっていった。。 青春を沸々と思い出させる表現力に圧倒されました。 大人になった今では、気にする機会もないけど、 学生にとっては、クラスの中で自分が「上」なのか「下」なのかで世界が決まるような、学校が世界の全てのような、そんな感覚だったなぁと思い出しました。 その中で、叶っている恋もあれば、眺めるだけの恋も交錯していて甘酸っぱい気持ちになりました。 最後、宏樹がいろんなことにイライラしているのは、 自分が「上」の立場にいると自覚しながらも、そんなことは全くの無意味で、「下」にいる人も、自分の好きなことに向かって全力で取り組んでいて、、 その面では自分は「下」なんだ、何もキャンバスに描けてないんだと分かりつつ、「上」にいるというプライドを捨てきれなかったのかな、と想像しました。 朝井リョウさんのデビュー作、読めて良かったです。
0投稿日: 2026.03.04
powered by ブクログ最終の結果待ちで何をやっても集中出来ないから 久々に読み返してみた。 前田の話と菊池の話が特に良くて、 前田の話は毎回ドキドキしながら読んじゃうし、 菊池にはかなり共感してしまう。 なにかに熱中する他者が羨ましいけど熱中した先の失敗が怖くて挑戦できない気持ちわかるーーーーと思いながら、自分には大好きなものが沢山あって良かったなあと思った。 前買った時にはついてなかったカスミの話が追加されてた!個人的には前田と菊池の下りで完璧に締めくくられてたから蛇足かなとか思っていたけど、ミステリアスだけど芯があったカスミの、芯はなぜ生まれたのか分かる面白い話だった!現実にいて欲しい
1投稿日: 2026.03.02
powered by ブクログインザメガチャーチが面白くてデビュー作を。 タイトルは読書にハマる前から知っていた。 学生のときに読む本だろうと思って書店でこの本を見かけてはスルーしてを繰り返して、今回「今読みたいと思ったときが自分にとって最適なタイミングだろう」と突然感じてようやく購入。 出てくる学生は同じ高校で、物語のスポットライトに当たっている彼らはそれぞれ同じ空間にいながら全然違う価値観や世界線にいるみたいで 桐島が部活を辞めることが彼らを繋いでいるのかそうでないのか絶妙な因果があったりなかったりする。 当の桐島は本の中を通じて常に霧にかかってよく見えない。そんな感じ。 それぞれ性格も環境もスクールカーストの中での立ち位置もバラバラだけど、皆悩んで葛藤して、隣の人にはわかってもらえない様なことを考えてる。 学生ってみんなこうなのか。かつての自分もこんなんやったかなあと思ってみたり。 悩み事は違えど大きな枠で見ると皆同じ悩みの様にも感じて不思議。 おっさんになって色んな経験をして心に少し余裕が出来て?から読むのと、経験が少ない中、手探りで正解を探している学生の頃に読むとではこの本の読む印象ってきっと違うんだろうなと感じた。 自分の娘が大きくなって何に悩んでいるか分からず漠然としているときにこの本を勧めてみるのはありなのかなと直感で思った。 みんな違ってみんな良い。けれど 人間はないものをねだったり、ないことにコンプレックスを抱いたり。でも好きなことには周りが見えなくなるくらい夢中になってみたり。、 そういうのを人生最初に正面から感じるのが青春なのかなぁと思った。
15投稿日: 2026.03.01
powered by ブクログ初めて朝井リョウ氏の小説を読みました。 エッセイとのギャップに驚いた……けれども、誰もが経験する、学生という時間の中で起きる少し切ないことや救いに焦点を当ててひとつの作品に仕上げる力と、日常のおかしみを文章にする力は似たものなのかもしれない、と思った。 桐島、という人物の視点から紡がれるという訳ではなく、桐島と同じ部活で同じポジションの人物から、彼から少し遠い距離に自分は位置していると思っている人物まで、様々な立場・ポジションの人物の日常や気持ちが綴られる、という内容だった。 私はどちらかというと前田君のような学生生活だったと思う。(所謂スクールカーストの上側とは言い難かった) 上側の人は、毎日楽しくて学校で自由に振る舞えていいなあと思っていたし、こっちのことはそんなに気にしてないんだろうと思ったこともある。 だけれども、この本を読むと、上だとか下だとか、雰囲気や空気によって決められたものを乗り越え、話をしてみる/言葉を交わしてみることで分かり合えることの希望が描かれている気がして、もっと色んな人と話してみればよかったかもしれないと思った。
1投稿日: 2026.02.26
powered by ブクログ17歳 自信が無いのに自意識過剰 人の目が気になるのに存在をスルーされるのは嫌 何にでもなれると大人から言われても、その何かが分からず不安でいるくせに、あんな大人にはなりなくないと変な反発心だけ育てていた 楽しくて苦しくて生き方が分からずもがいていた時代を思い出す
12投稿日: 2026.02.24
powered by ブクログ「上」の人も「下」の人も皆、記号消費の思考回路が先行している。 私はどうしたらその人の興味関心や目標に共鳴して連帯できるんだろう?と思春期から一貫して考えてきたつもりだけど、だからこそずっと寂しいまんまなんだし、どこかで自分を殺して社会圧(役割)に適応してみたところで宏樹や実果のような虚しさをずっと抱えて生きていただろうなとも思う。 登場人物それぞれが、何かを選んだ場合の自分で辛い。あ、でもかすみは本当にひかりだった。
8投稿日: 2026.02.22
powered by ブクログタイトルは学生向けっぽいけど、大人の方が刺さるかも。大人になってから読むと、実は大人社会もたいして変わらないのでは?と思えた。スクールカーストでなく長いものに巻かれろ的な意味で。自分の好きなことして光ってる人は稀でかっこいいよね 懐かしい気持ちで読めた
1投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログスクールカーストって独特だよね。 当時はそれが全てのようだったけれど、大人になった今ではあまり感じない。ないというより形が変わってるんだろうけど、全く別物のように感じる。大人の階層はあの頃の市民権の有無のような致命的なものではないしなぁ。陰キャ陽キャ交わって楽しくやってるよね大人は。というか大人になるにつれ人間的な魅力に惹かれるようになるのかな。野球部の宏樹くんが、映画部の二人を眩しく感じるように。彼のもがいている姿がまさしく青春でとても良かった。
1投稿日: 2026.02.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島本人の視点からの話は無くとも、他の生徒たちの視点からの話の中にちらっと桐島の存在が出てくるという物語の構造は、正に高校生の人間関係を表していると思います。自分の所属するグループ内の人間関係が生活の全てでその立ち位置から外れないように過ごす高校生たちの感覚と自分の学生時代を重ね合わせて懐かしく思いました。平成時代の高校生活が詰まった瑞々しい青春を感じる作品でした。
0投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログ桐島は全く出てこないが、その桐島が部活を辞めたことで同じ学校の同級生の学校生活が変わってくる。初めて読みましたが、面白いですね。。
0投稿日: 2026.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
桐島、全然出てこないー!!! と思いながらずっと読み進めていました。 読む前から、朝井リョウさんといえば、『桐島、部活やめるってよ』が有名と認識していて、『桐島、部活やめるってよ』が有名、『桐島』が有名、『桐島』『桐島』……こんなに頭の中が『桐島』で満たされるんだから、桐島バイアスかかりながら読んじゃいますよね。 そして、冒頭に戻ります。 「桐島、全然出てこないー!!!」 いや、まぁ出てはくるんですよ。「桐島が〜」「桐島って〜」とか人伝に。章ごとに一人称がコロコロ変わる作品なので。でも肝心の『桐島』の一人称が出てこない…… 桐島が突然部活をやめた、というところから、それぞれ他の人物にちょっとずつ影響している、リアルな人間関係のようで面白かったです。こういう人間の機微の表現が朝井リョウさんは上手いですよね! 『正欲』や『生殖記』から入った私からしたら、なんて青春な物語なんだろうという思いでいっぱいです!!もっと若いときに読めば、もっともっと刺さる本になっていたんだろうと思います。青春羨ましい……(泣) アーティストだったり、俳優だったり、MP3プレーヤーだったり、100円マックだったり、当時の時代背景を思い出せて懐かしいかんじ。2012年発売ってことは、もう14年前の作品なんですね!そりゃ懐かしくなりますね! 実果の話だけ、湊かなえ作品かなと思うくらい重くて辛かったです。
25投稿日: 2026.02.12
powered by ブクログ今更読んだ。面白かった〜!! "本当の自分"と、"学校世界を生き抜く為の自分"との境目で苦しむ葛藤。 それも含めて青春だと 大人になってようやく思えた
1投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スクールカーストの話、それぞれの葛藤リアルだな〜なんかいろいろほんとに思い出す。ほんとにいろんな学生の空気感が封じ込められたそんな本。 リアルだな〜
1投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログそっか、桐島部活辞めるんか... そんな感じの小説だった。桐島のことは知らないし、友達の友達でもない、けど確実に彼がいなくなった影響を受けている。仰々しい言葉を使うならバタフライエフェクトだ。そんなことをひしひしと感じられる小説だった。 決して桐島視点からは物語は語られないし、桐島の親友と呼べるものからの視点もない。だが確実に彼が存在したいたことがわかる。 文庫版ではある少女の話が追加されている。小説の登場人物の重い女の過去の話だ。桐島とは関係ない。しかし、なぜかそこにはこの小説に関係しかないいわざる得ない何かがある。 私にとって本書は朝井リョウの小説第1号だった。朝井リョウのデビュー作の衝撃を感じるとともに、彼のファンになりそうだ。 私は3人称小説が好きだ。主人公の気持ち、考え、腹の中は決してわからないが、彼の周りの人物から彼の全体像が浮かんでくる。しかしその全体像も決して本当のものではなく、人々によって作られた巨像である。しかし、その虚像こそが普段の彼である。そんなことがわかる3人称小説が私は好きだ。
1投稿日: 2026.02.09
powered by ブクログ17歳という多感な時期 学年のカーストの中で自分が安心できる居場所を探し、自分の立ち位置や振る舞いを考え必死に生きている学生たちの気持ちがありありと伝わってくる。 作中では17歳は真っ白なキャンパスだ、なんて言われているけれど、正直渦中にいる彼らは迷いの中にいる。 繊細で複雑で不安定な彼らの心を物語から感じながら、自分の高校時代の記憶や感情が蘇ってきた。 複雑な気持ちになりながらも、懐かしさも感じた。
3投稿日: 2026.02.07
powered by ブクログめっちゃ抉ってくるもうむり、別に私たちは最初から、大人になってもここに出てくる高校生みたいに失敗したり悩んだりしていいんだった
12投稿日: 2026.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この本の特徴はやはりスクールカーストのリアルさだと思った。自分の学校にもあるようなあのグループとそれ以外の壁。例えば運動部のエースとか派手な女子が教室の真ん中にいる中、端っこで空気を読んでいるような人たちがいるというヒリヒリと心臓に悪い描写。吹奏楽部の部長とか、映画部の前田とか。みんな何かに必死だけど、それが将来の役に立つのかもわかんないし、前田がゾンビ映画に情熱注いでる姿はすこし切なかった。中心にいた桐島がいなくなっただけで、周りの人間関係がボロボロ崩れていくのが怖かったし、みんな桐島を通して自分を見てただけなんだと思った。できる人もできない人もみんな足掻いてるんだと感じた!!
1投稿日: 2026.02.05
powered by ブクログ最後2人の高校生の話は、いろいろ思う所があった。その時こっちの視点では。て内容だから読み返しながら楽しませてもらった。実写とセットで観るとより深みが出る。
1投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ映画より原作の方が自然でそれぞれの思いがわかりやすかった。 キャラクターのイメージ像として原作を読んだ後に映画を見ると面白いと思った。
1投稿日: 2026.02.01
powered by ブクログ初めて読んだ。 この本の言っていることがわからない人や、何も感じない人はそれはそれで幸せなのかと。 2026年4冊目
2投稿日: 2026.01.30
powered by ブクログ珍しく青春小説読んだ。 色んな子の視点で短い話がたくさん入ってて、全体的にまぶしくて甘酸っぱい。 実果ちゃんだけ突然重くてびっくりした。
1投稿日: 2026.01.29
powered by ブクログ教室でみんなの後ろ姿見ながら、どんな進路を想像して勉強してるんだろーってボーッと考えたことを思い出した。
3投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ遅ればせながら、初めて朝井リョウさんを読みました。しばらく続けて朝井リョウさんにハマりそうです。1人1人の気持ちが繊細に描写されていて、普通は覗けない心の奥を見ることができて面白かった。高校生のころ、思ったことをなんでも口にして馬鹿みたいにキャッキャ喋りながらも、確かに家のことや将来のこと色々、モヤモヤした気持ちを抱えていました!いつの時代も高校生はみずみずしく、傷つきやすく、かけがえがない時代だけど大変な時代ですね。
7投稿日: 2026.01.25
powered by ブクログ桐島くんは噂などでは出てくるものの、本人登場するシーンは最後までなかったので、タイトルからはちょっと意外。 各登場人物の数日間という短い時間の中に心理描写を詰め込んでいて、密度が濃いなと感じた。 実果の話がとても母親想いの子なんだなと思えて、グッとくるものがあった。
2投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログよかった リズム感?があって後半になるにつれてそのリズムに乗れてどんどん読めた 私は大学院生なので、少し懐かしい気持ちになりながら読めたのもよかった もっと歳を重ねてから読むとまた違う感想になりそう これ20歳で書いたの驚き、でも納得
2投稿日: 2026.01.24
powered by ブクログあの頃の窮屈さや、薄っぺらさがどっときた。 宮部実果の抱えているものが、他の子たちとはまるで違っていて苦しくなった。
2投稿日: 2026.01.23
powered by ブクログ平成1桁世代はめちゃくちゃ懐かしくなれる固有名詞が盛りだくさんの作品。ストーリーはもちろん、登場人物のちょっとした発言、ファッションで一気に高校時代に浸れる。高校生の浅はかとも初々しいとも感じるあの感じ。友達とか部活とかだけが全てで、箸が転んでもおかしいあの頃が恋しくなった。
3投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「桐島、部活やめるってよ」。タイトルが秀逸。 「正欲」「生殖記」「イン・ザ・メガ・チャーチ」と朝井作品を読んできて、ふと気づくとこの本も朝井作だそう。 桐島がストーリーの真ん中にいるのだが、本人は出てこず、桐島を囲む高校生が群像で描かれる。繊細な文体が染みる。
2投稿日: 2026.01.22
powered by ブクログみずみずしく繊細な表現で、高校生という青春時代の影の部分に光を当てて描いた作品。 自分の高校の頃を思うと、こんなに感傷的じゃなかったよなぁ、なんて思ったりもするが、この小説のように深く内面を掘り下げて見せられると、その文章の先にあの頃の自分の欠片を見つける気がした。 同じ高校の7人の生徒がそれぞれの章の主人公として語る構成で、別の話なのにお互いが少しずつかすっているのが面白い。その中で、宮部実果の章が、彼女の抱えているものが少しほかの主人公と違っていて個人的に印象的だった。 最後の章が希望を感じさせる終わり方をしているのも、清々しくてよかった。
10投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログやめた、でも、やめる。でもなく「やめたってよ」がここまで人を動かすなんて。 桐島、ハンパないって、、
2投稿日: 2026.01.20
powered by ブクログもう10年くらい前の高校生活なのに、当時の情景が浮かんでくるような細かさ。オムニバス形式なのも相まって、段々と高校生活が立体的になっていってなんかエモかった。
2投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ朝井リョウ先生が大好きで読みました。学生の自分には痛いほどわかる話で途中泣きそうになりました。学校という狭い世界はなんであんなにカーストが蔓延ってるんだろう。 私は部活で全国大会に出場しているし、キラキラ運動部だし、一見すると煌びやかな高校生活でした。だけどとても病んでいて、泣きながら帰った事が何度もあります。他の人を馬鹿にしているときに周りに合わせないといけない感じとか、本当はこんな話したくないのにどうしようもできないとか、心の動きに共感しました。この頃のストレスで今はパニック障害になってしまっていました。学校って辛いね。
3投稿日: 2026.01.18
powered by ブクログ自分の学生時代と重ねながら読みました。 スクールカーストは当時気にした事はなかったけど、きっと無意識に意識して過ごしてたんだろうなと。 ちなみに自分も同じように映画甲子園に出た事もあるけど、あそこまで熱は無かった。。
2投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ覚えやすいタイトルで、当時とても話題になったのに読んでないなと思い遅いながらも読んでみたがそんなことはなかった。平成が詰まっていた。 登場人物が多すぎて最初はこの人誰だっけとなりながら読んだけれど、思わず元に戻ってこの生徒かぁとイメージを膨らませながら読むことができた。 当時の悩める子たちに順々にスポットライトが当たっていく。みんな表面上は分類されたりするけど、本当に一人一人悩んでることや考えてることが違って複雑だ。自分を形成していく上で発展途上だから他の人の価値観を真似してみたり、本当の自分を偽って苦しくなったり、なんか違う感でずっとモヤモヤイライラしたり。 その瞬間を大切に切り取ってくれた本を世に送り出してもらえているのは幸せなことだなと思った。
2投稿日: 2026.01.17
powered by ブクログ名前は聞いたことのある、でもこれまで読んだことなかった〜系の作品。とある高校の5人の高校生にメインスポットが当てられ、違いがありながらも部分的に関連するそれぞれの生活が、鮮明かつ繊細に描かれる。 ついこの間まで高校生(現在大1)として生きていた者としては、本作の随所でノスタルジー、共感、リアリティを感じざるを得なかった。同時に、色々な立場・境遇にある子が題材になっているため、自分の知らない高校生の姿をたくさん知ることができた。
2投稿日: 2026.01.16
powered by ブクログ高校生の何にもなれない自分、スクールカースト、人を羨む気持ち、容姿が全て、、色々思い出した。大人になって思うのは、映画部の2人が1番強いんだよなあってこと。
2投稿日: 2026.01.15
powered by ブクログ甘酸っぺーーーーー!!やはりこの小説を読むには歳を取りすぎていたか…と、思いながら読み進めていったが、その印象がガラッと変わったのが前田涼也の章だった。 彼の感じている高校生活の理不尽さみたいなものに対する叫びに、首がもげるほど心の中で頷きながら読んだ。わかるー!!体育のサッカーってほんと心折れるよね!! 青春を謳歌している高校生のキラキラを描いた作品かと思いきや、むしろ虚勢を張ったキラキラの中でもがいている若者の繊細な心の機微を、信じられないぐらい的確に文字にして表現している作品でした。
6投稿日: 2026.01.13
powered by ブクログ中高生の頃に読んでたら☆5だった可能性すらあるけど、今はもう全然響かなくなってしまった〜〜 そういう時期ある。上とか下とか下らないから、早く学校とかいう囲われた空間から自由になるといいさ!でも学校でも素晴らしい友達に出会える可能性は十分あるから、目を光らせておくべきさ!
2投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログタイトルの桐島が作中に出てこない。 いつ出るのかと待っていた自分がいたが、読み終わって桐島が出ないことでこのタイトルを物語っているとも言える。 どの集団の中にも階層があり、学校という同年代の未成年が集う場所ではさらにそれが顕著にみられる。 自分が学生の頃は自分では中間層だったなぁ、 一軍にもいて、二軍にもいたなぁ、うーんよくわからない立場だったなぁと今思えばそう感じる。 自分は上手くやってたと思う方だが、ほぼ同じ地域の集団の中に紛れ込むのが難しい人もたくさんいるだろうし、逃げても良いと思う。 その点、映画部の2人はスクールカーストの中では「下位」の立場だが、今よりも未来を見据えてただ2人が好きなことに没頭していた。 またミクも、家庭環境や不運な事故に負けじと前をみて日々を過ごしていた。 そうした階層に負けず自分の意志を持って日々を過ごす大切さを学んだ気がする。 読んだ後は昔の懐かしい気持ちと、人生学生時代だけじゃないんだよと。勉強嫌いだった自分がこうして本を読んで感想を書いているんだよと伝えたい。
2投稿日: 2026.01.12
powered by ブクログ図書館にて読了 平成の高校生という感じの描写が多くて懐かしかった。登場人物が多いのと視点の切り替えがあったり、修飾語の尾ひれが多くて集中できずにウトウトしながらなんとか読み終えた。
3投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログモヤモヤした背中を掻いてくれるような本でした。 青春に感じる鬱屈を 青いまま鮮明に書いてくれていると感じた。
4投稿日: 2026.01.10
powered by ブクログインザメガチャーチに圧倒されてこちらを読みました。様々な高校生が悩んでいることや心情が描かれていて、自分の学生時代を思い出しました。また少し経ったら読み返したい。青春小説ですが、大人になった今だからこそ、あの時考えていたことに触れ、記憶のタイムスリップができた気がする
12投稿日: 2026.01.08
powered by ブクログ桐島が部活をやめたことから学校生活において小さな変化が起こっていく。全く違う立場である5人の目線から描いている作品。 高校生という、子供と大人の中間の立場をとても上手く捉えていると感じた。 「学ランを脱いで、もう勉強しろと強制されることもなくて、突然鳥かごから放たれた ように自由になって、何事も全部自分で選択できるようになったとき、俺は何から順番 に並べていくのだろう。」193 自分のこれからの人生においても当てはめて考えてしまうような一文だった。
2投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ・バレー部のキャプテンである桐島が部活をやめることで、周囲の人にちょっとずつ影響を与える。短編集でそれぞれの視点で描かれている。 オーディブルでも聴き、特に小野憲章さんが語るパートは、詩やエッセイのようにも聞こえて耳が心地良かった。 特に好きだったのは、短編の中で唯一バレー部の話である小泉風助の章。 なぜなら私もかつて高校のときにバレー部かつベンチメンバーだったからである。 不在の桐島の代わりに試合に出られる。桐島がいないのは残念だが、内心自分が試合に出られて嬉しい。しかしコートに入ると居心地が悪くも感じる。この、高校生ならではの思春期のもどかしさを絶妙に表現している。 そして、バレー経験者である朝井さんだからこそなせる、試合中の表現も圧巻でした。
2投稿日: 2026.01.06
powered by ブクログテストでどんなにバカな解答を書くやつでも、これだけは絶対に間違えない。 微妙な雰囲気、感情を思い出し抉られて、胸が痛くなりました。
1投稿日: 2026.01.04
powered by ブクログタイトルから予想したものとは異なる内容で、そこも含めてわくわくした。 様々なキャラクターの高校生の考え方を、よく理解して書き分けられるのは本当にすごい。 人間観察をしても目に見える外側の振る舞いしか分からないのに、どうして心の内側の多様さを知ることができるんだろう。 朝井リョウさんの本をもっと読みたい。
1投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ小石に願掛けして蹴ってたなー 何祈ってたかは全然覚えてないけど、、、 楽しかったけど、こんな空っぽの友情で良いのかなとか悩んでたなー。若い!!
24投稿日: 2026.01.01
powered by ブクログオーディブルにて。 朝井リョウさんはエッセイが大好きなものの小説はいまいち好みでない。本作はまだ好きな方だった。 同世代なので、高校生に流行っていたものが同じでエモい。チャットモンチーとか。 肝心な桐島くんが結局最後まで出てこないので真相は闇の中だが、そこが読者に委ねられている感じがなかなか良いなと思った。
8投稿日: 2025.12.31
powered by ブクログ17歳という多感な時期をすごす異なる立場の高校生たちの心情を巧みに表現し、あのとき確かにそこにいたなと感じさせる"高校"を見事に描いていた。 今振り返ってみると、高校生のときって本当に高校という狭いコミュニティが私たちの世界だったなと感じる。 高校という狭いけれど確かに彼らにとってひとつの大きな世界の中に、カーストがあり、生きがいがあり、逃げ場がある。 確かにそんな雰囲気があったな、そう感じていたなと思わせるようなシーンがたくさん... 楽しい思い出ばかり残っていたけど、たしかにこんな葛藤はあった。あの頃の自分は小さな世界で悩んでいたんだなー なんでこんなに達観した目で17歳を捉えられているのだろう。 こんなにリアルに17歳を描けるのは、著者が19歳の時に書いたから?本当に天才としか言いようがないです。すごいです。 好きだったーーー!!!! ほんまに、朝井リョウの文章の全てが好き。 繊細で、心に刺さる表現がたくさん。 朝井リョウ全部読むしかない!
16投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ朝井リョウの著書何冊か読んでいたが、デビュー作をまだ読んでいなかったと思い今回読んでみた。毎回登場人物の感情と使う言葉のリアリティに引き込まれていく。学校に纏うスクールカーストという空気に対して思う距離感や感情に共感した。俺もこの感情はあったし、など振り返ることがあった。スクールメイトという一見交わっていそうで交わらない人がいるのは普通。ただ会話はしないが、大きく影響しあっている。上から下へ、下から上へ、見えない大きなうねりが生まれ、誰にもキラキラとはしていない、ネガティブな感情が発動される仕組みなんだと考えた。 互いを尊重し合えたら、尊重し合うにはどんな考えや経験が必要なんだろう。あなたがいるから、私がいるという一見分かりやすそうで分かりづらい関係性に気づかず卒業後もそのままのスクールカーストの残り香を纏って生きている人もいるのではないか。 上下の感情は人間に備わっている生来の感情。それを受け入れて、その上で尊重し合えたら、ネガティブな感情とも適度な付き合い方をできると考える。 尊重し合うには、自分の涙と光を知り、人の涙と光を知る。涙だけではない、一緒に光を見れることが大事なんだ。いや、見ようとする姿勢で十分なのかもしれない。
2投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ肝心の霧島本人は出てこない。桐島も部活辞めることがこんなにいろんな人の感情を揺さぶることになろうとは思わんよな。笑 途中描写が多すぎてちと読みにくかったかなあ。 それにしてもカースト上の心情もカースト下の心情もどっちも描ける朝井リョウって一体何者…どっちの気持ちもわかるっておかしくない?
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
Audibleで聴いたことで、文字以上に「生身の人間」の気配を感じ、スクールカーストの残酷さが耳からダイレクトに入ってきた。特に、カースト上位の人間が放つ言葉の「針」のような鋭さや、映画部の面々に対する冷ややかな視線が生々しかった。 1. 映画部の「痛々しさ」と異物感 映画部の彼らは、決して「隠れたヒーロー」としてカッコよく描かれているわけではない。最後まで周囲に溶け込めず、その姿は最初から最後まで痛々しかった。彼らが浮いているのは、単に趣味が違うからではなく、スクールカーストという閉鎖的な社会における「異物」として扱われているからだと感じた。 2. 「想像力の欠如」という残酷さ カースト上位の人間たちからは、「自分たちと違うもの」への理解や想像力が決定的に欠如していた。彼らは表面的な「ダサさ」でしか他人を判断できず、その奥にある熱量や真剣さに気づけない。その浅はかさは若さゆえのものかもしれないが、それだけに悲しく、残酷な現実として胸に迫った。 3. 最後の勇気 桐島という中心人物が最後まで不在のまま、物語は進む。ラストシーン、映画部の前田がカメラを向けた瞬間、そこには彼なりの「意地」と、痛々しいながらも振り絞った「勇気」があった。あの行動は、想像力を持たない者たちへの、彼らなりの精一杯の抵抗だったのかもしれない。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログ今考えると、自分が通った高校にカーストが無かったのか、そもそもカーストなんて物に気が付かなかったのか。多分後者だと思う。文武両道と何度も言われてきたけども、どちらかに偏っていたことを思い出す。多分カーストなんて考えずにテニスと勉強とファッションに熱中していたんだろうな。当時の物に対する気持ちというかモチベーションを、今は違う物に向けることができている感覚がある。その気持ちを持ち続けることができて良いなと、自分なりに思った。
0投稿日: 2025.12.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
同じ出来事を複数の視点から見ることって面白い。体育のサッカーとその後の昼休み。やっぱりそれぞれが全く違うことを考えている。自分は自分の視点からしか物事を見れないことが残念。こういうのを見るとやっぱり感想を人に聞いたり話したりすることは面白いなと思う。 最後の瞬間、2人の目が合うのが感動的。まさに邂逅、という感じ。
0投稿日: 2025.12.24
powered by ブクログ普段は明らかに学生青春モノは読まないのですが 朝井リョウさんのものだから読みたくなって、 あっという間に読了。 本当はやりたいことをやらずにいる…とか、 頑張っている人のことを馬鹿にするとか 羨ましいのにそれに気づかない感じ… がすごく伝わってくる。 学校におけるそれらは懐かしい感覚。 この学校という枠組みに守られている時にしか 味わえない『時』を思い出させてもらいました。 それにしても、情景描写がとても綺麗。 それらがまるで写真に収められた風景のように美しく感じられました。
18投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログ高校生の世界、こんなやったなー。狭い教室の中での世の中を毎日必死で人の目を気にしながら生きていたかも。懐かしい。でも、もうあの世界には戻りたくない
28投稿日: 2025.12.18
powered by ブクログ男子バレー部のエース・桐島が部活を辞めるそうだ――。そんな噂話が波紋を広げる。桐島が居なくなったことでレギュラーメンバーに変動があった部内、帰る時間を合わせる必要がなくなった友達、その周囲の人間関係。直接にせよ間接にせよ、桐島が部活を辞めることで彼らの日常が揺さぶられる。桐島に替わってリベロのポジションを得たことで、桐島が見ていた本当の景色を知る風助、桐島の友達に恋するブラスバンド部部長の亜矢、クラスカーストの下位にいるが信頼できる友と映画制作に燃える涼也、精神病の母を持つ実果、何となく情熱を持て余している宏樹…。みんな自分の世界が一番って顔しているのに、常に人の目を気にしている。身の内から迸るようなエネルギーと同時に、誰にも言えない鬱屈を抱えている様子に親近感を覚えてしまう作品。見切り発車で不安定で、でも譲れない何かを胸に秘めている。高校生ってこうだったなぁ。
0投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログどうしてこんなに色々なタイプの人間の心情をピンポイントに書き分けられるんだろう、というのが最初の感想だった。 高校生における「上」と「下」のグループ。 それぞれの立場が胸にせまるほどリアルに描かれていて、のめり込むように読んでしまった。 序盤の章で出てきた人物が、後の章で別視点から書かれていたり、読んでいくうちに物語全体の輪郭がはっきりしていく物語だった。 自分が好きと思ったものは、人が何と言おうと好きでいい。自分の中に確固たる「やりたいこと」がある人物は、見た目がどうであれかっこいい。 物語全体から、そんなメッセージを受け取りました。読んで良かったです。
1投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
単行本には「東原かすみ~14歳」が入っていなかったのでこちらも読了。 解説の吉田大八は本作の映画化監督。 2013年、『桐島、部活やめるってよ』で第36回日本アカデミー賞最優秀監督賞、最優秀作品賞を始め各賞を受賞。同作は初動こそ振るわなかったものの、鑑賞者による口コミの広がりにより6か月以上に及ぶ異例のロングラン上映となった。 解説からも吉田監督の制作方針がわかる気がした。 やはり映画部の前田と第一章と最終章のタイトルとなっている(”主人公”の)菊池の関係が最重要点ですよね。
0投稿日: 2025.12.17
powered by ブクログ桐島、部活やめるってよ ★3.3 有名やったから気になってたやつ、ようやく手を付けた。 とある中学校のクラスの生徒それぞれの視点を描いた話。いわゆる陰キャラ、陽キャラの人たちが互いにどう思い合ってるかが面白かった。映画部の陰キャの生徒は陽キャとはかかわらないようし、女子からもバカにされるが映画にのめりこんで楽しんでいた。一方、特にやりたいことの見つからない陽キャの一人は実は好きなことがあってそれに夢中になれている映画部のクラスメートを羨ましく思っていたりするのも面白かった。中学、高校時代はそのコミュニティが全てみたいな感じがするのが懐かしく感じた。大人は学生に対して「何にでもなれる。自由だ。」とか言うし大人になった今自分もそう思うが、学生の頃は主人公たちと同様に無気力感を感じていた気もする。ストーリーに起承転結はとかオチとかは特にないのでちょっと物足りなく感じた。読んで感じる感情は「成瀬は天下を取りに行く」に近いものを感じた。
8投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ桐島君を起点に何人かの物語が描かれていく。桐島君が一切出てこない人もいるけれどどこかで繋がっている。 学校という世界で生きている学生はそれぞれに苦しみや譲れないものがあって、確立されたスクールカーストの中でどう生きていくか。 菊池宏樹君の章が1番好きだった。 自分は何者になりたいのか、体育のミスなんて気にならないくらい夢中になれるものがあるアイツらが羨ましい。自分が腹立たしい。醜い。 宏樹は最後1歩踏み出した。 私に勇気を与えてくれる章だった。
2投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ映画を昔見たことがあって何かいい映画だった記憶があって、その後朝井リョウの小説好きになって過去作漁ってたら、まさかこの映画の原作が朝井リョウだったとはと思い読んでみた。 すごい若い頃の作品で、今みたいに鋭く言語化しまくる感じじゃないけど、学生時代の微妙な人間関係とか心理描写が上手く表現されててよかった。
0投稿日: 2025.12.14
