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サクリファイス
サクリファイス
近藤史恵/新潮社
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総合評価

779件)
4.3
332
292
103
5
1
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    シリーズ4冊を、いとこから借りました。 このような競技があることを、初めて知りました。 題名の意味が、ずしんと重いですね。 それを最上の喜びとする人がいることも、 初めて知りました。 自分には、とてもできないけれど。 特に好きなのは、3巻です。

    0
    投稿日: 2014.08.03
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    こんなに面白い小説を今まで読んでいなかったなんて。 サイクルロードレースという独特な題材を扱いながら、その世界の持つ特殊性を巧みに広範かつ理解容易なレヴェルにまで敷衍し、さらにミステリー仕立てのエンターテインメントとして見事に成立させている。 巻末の解説で大矢博子氏も書かれているように、コアな自転車乗りもロードレースのことはよく知らない読者も、ともに満足を抱く傑作なのではないだろうか。

    0
    投稿日: 2014.07.30
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    自転車レースに出てるということもあり、とても楽しかったです。 予想とは全く違う方向に話が進み、すごく楽しめました。 一つ悔やまれることもありましたが、当事者の主人公も心を痛めているので、よしとしましょう。 調べてみると、この続編があるとのこと。 必ず読みます!!

    0
    投稿日: 2014.07.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    何十回目かの再読。W杯に追いやられながらもテレビでツール・ド・フランスやってるし、『サヴァイヴ』文庫本出たし、ゆえに再読。読めば読むほど号泣ポイントが増えて、通勤電車で読むのは本当にキケン。無作為に開いたページで即泣ける・・・とは言い過ぎか。と書きながら試しにページを開いたら、やっぱりすぐ泣けた。もともとロードレースに興味はあったし、近藤史恵さんも好きだけど、それでもミステリーとスポーツがこんなに高いレベルで面白く融合された本はほかにないと断言できる。傑作です。

    0
    投稿日: 2014.07.09
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    ”sacrifice”というタイトルに惹かれて入手した. 自転車ロードレースの実業団チームの若手の一人が主人公(白石),その他伊庭(=同期,沢田リカコのかんじ),あとは石沢?,赤城(=先輩),篠原(=曲者),袴田(=石沢に落車させられて車いす生活になった,だが瀉血をやっていた),白石の元彼女(=袴田と結婚) 「だれがどうしてこうなった」というstoryより,ロードレースの場面のほうが面白かった(=まあ前半ですな) でもトータルでは,文句なく面白かったです.

    1
    投稿日: 2014.07.06
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <勝利は一人だけのものじゃない。だからこそ、決して汚してはならない。> ◇自分が受け取り続けたバトン、夢や嫉妬や羨望でまみれたバトンを。彼は間違いなくぼくの手に渡した。241-242 香乃の清楚ビッチ感と、故・石尾パイセンの勝利へのこだわりが強く印象に残る作品。 ◇自己輸血210 袴田を再起不能にさせたのは自己輸血をしていたから。勝利を汚す人間を石尾パイセンは許せなかった。 袴田が、自分のボトルのみならず、白石と伊庭のワインにも薬剤を混入した事を知り、パイセンは死を選ぶ。 ◇その後のレースは中止、賞金はすべて遺族に渡されるということだった。196

    0
    投稿日: 2014.07.02
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    自転車ロードレースを舞台にした小説です。日本ではあまり馴染みのない競技ですが、予備知識ゼロで読み始めても全く大丈夫です。物語の展開に応じて必要十分な競技についての説明があり、ロードレースにおけるスポーツマンシップ、騎士道精神みたいなピュアな部分を知る事ができます。また如何に過酷な競技であるかという点も。ストーリーも秀逸で、物語終盤にはロードレース中に起こった死亡事故についての大どんでん返しが。その展開には「そう来るか~」と唸りました。続編「エデン」も読んでみるつもりです。

    0
    投稿日: 2014.07.02
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    自転車ロードレースをそんなに知らない。息子と一緒に「弱虫ペダル」を時々見ていたのが下準備になったようだ。 まぁ アニメを見ていなくても 面白かった様な気がする。

    0
    投稿日: 2014.06.16
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    自転車ロードレースというのを初めて知る。テレビ放送でも見てみたいな。チーム競技だということを序盤だけでうまく説明している。後半の畳み掛けも爽快。自転車好きな人は是非。

    0
    投稿日: 2014.06.16
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    あっさりと面白く読めた。ツールドフランスのテレビ中継を見ても何が面白いのだろうと思っていたが、おかげで今度見る時は少しは入り込めるかも知れない。ただ、小説の出来としては軽い。高校時代の女のエピソードなど必要ないし、結末もかなり無理をしていると思う。タイトルは良い。

    0
    投稿日: 2014.06.14
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    弱ペダから自転車のロードレースに興味が出ていたので、選んだ本だった。 予想以上に面白く読めた。ずっと疑問に思っていた、レース中の走り方などがこの本を読んですっきり。 ただの自転車レースの話かと思ったが、ちゃんとミステリーになっていて、一気読みしてしまった。

    0
    投稿日: 2014.06.14
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    ロードレーサーになど乗った事もなく、競技にもほとんど興味がなかったが、それでも競技に関心がわきかなり面白かった。読み終わるのが勿体無いくらいだった。 ミステリーとしても意外な展開で、なんだか熱いものが込み上げてきた。主人公面白いが、石尾さんに感動した。

    0
    投稿日: 2014.06.13
  • 題名とのマッチングが凄い

    ミステリ小説だということを忘れてしまうくらい、自転車・ロードの世界に吸い込まれていきます。 読んだ後に、冒頭を読み返したくなり、そして題名の意味がずっしりとのしかかってきます。 素晴らしい物語でした。

    2
    投稿日: 2014.06.12
  • レースの世界を知らない人にこそオススメ!

    ミステリとしても完成度が高いけれど、スポーツ小説としても素晴らしい。タイトルの真の意味がわかるラストでは、鳥肌とともに感動が押し寄せました。 解説にもあるように、自転車競技の入門書としても優れている(と思う)ので、こんど世界のレースを観てみたいと興味が湧きました。続編が楽しみ!

    1
    投稿日: 2014.06.07
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    タイトルにかけられた意味、その犠牲への覚悟の重さがわかった瞬間に肌が粟立った。 ロードレースを題材にしていて、レースの駆け引きやトレーニングへの意識なんかも面白かった。アシストの重要性が序盤からしっかり描かれていたのも納得。 伊庭は巻き込まれただけっぽいのに、いいやつだな、と。

    1
    投稿日: 2014.06.04
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    Story Sellerシリーズで読んでいた部分はスピンオフだったんですね。読み始める前は自転車ロードレースの小説かなって思ってましたが、ところがどっこい本格ミステリでした。主人公の客観的で俯瞰する語りが印象的でした。自転車ロードレースのことは詳しくなくても、とても楽しめる内容で続編が気になります。

    0
    投稿日: 2014.05.29
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    裏切りは許されず、駆け引きの中で繰り広げられるロードレース。日本のプロチームで起こった3年前の事故は本当に事故だったのか。競技での駆け引き、チーム内での駆け引き、様々な駆け引きの中で繰り広げられて話が進み、最後まで目が離せませんでした。過去の事故のことばかり追っていたら、展開に目からうろこでした。思い十字架を背負うことになったチカ。続きが気になります。

    0
    投稿日: 2014.05.21
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    ロードレース競技をテーマにしたミステリ。 ロードレースについては、ほんのちょっと知ってるくらいだったのだが、分かりやすい説明に臨場感たっぷりの描写、一気にロードレースに興味を持った。 正直ロードレースを扱っているのに、なんでこんなタイトルなんだろうと思っていたけど、これ以上ふさわしいタイトルはないと思う。 続きもでているみたいなのでぜひ読みたい。

    0
    投稿日: 2014.04.27
  • 不完全燃焼に感じました。

    己のチーム内での居場所は何処なのか、レースにかける思いや考えを模索している自転車ロードレーサーが主人公の物語で、ある事件の謎解きもあるという、サスペンスの要素もある青春小説です。そしてサスペンスの部分は、物語の分岐点としての役割が強いため、ほぼ青春小説です。 サスペンスの際の動機が、個人的には首を傾げるものでした。何だか不完全燃焼のまま、物語が進み、終わてしまいました。自転車ロードレースという特殊な環境下ではあるのですが・・・。自転車ロードレースの描写などの際は、引き込まれたのですが、後半が個人的には不満でした。

    0
    投稿日: 2014.03.31
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    近藤史恵のサクリファイスを読みました。 自転車のロードレースを題材にしたミステリーでした。 自転車のロードレースは日本ではあまり報道されませんが、ヨーロッパでは盛んなスポーツのようです。 ロードレースにかける登場人物たちの駆け引きや悩みなどが描かれていて楽しめました。 石尾の事故の顛末に関わるミステリーは意外でしたが、石尾ならそのように決断するんだろうな、と納得したのでした。 読み始めてすぐ、あれ、この物語は読んだことがあるような気がする、という既視感にとらわれました。 解説を読んで思い出したのですが、Story Sellerという短編集にこの物語の外伝が収録されていて、それを読んだことがあったのでした。

    0
    投稿日: 2014.03.26
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    シャカリキとか弱虫ペダルとか、漫画では馴染みのあったロードレース。たまに、ボーッとジロやツールの映像を観たりもしてたけど、小説では完全に初。 正直そこまで期待せず読んだけど、いい意味で予想を裏切られた。淡々としてるから、あっちゅう間に読めるけど、読後にはちゃんと余韻を残すし、展開が気になるからこそ、すぐに読みきれたのかも。 多分もう一度読むときは、登場人物それぞれに対する見方も変わると思う。 もう一度読みたいし、エデンも読まねば!!

    0
    投稿日: 2014.03.23
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    2014/03/22 いやー面白かった。 まるでロードバイクに乗っているかのように一気に読んじゃいました。 スポーツ物って、私がルールをよく知らないからあまり読まないのだけど、そんなのは食わず嫌いだなぁ、と。 誓の性質からこのタイトルなのかと思ってたら、こんな理由があったなんて。 これ以外にはもはや考えられないタイトル。

    1
    投稿日: 2014.03.22
  • 思ったよりおもしろかった

    書籍の説明をみてこの小説どうなんだろうと思いましたが、読み終わるとなるほどと納得させられました。次の作品も読んでみたいです。

    1
    投稿日: 2014.03.21
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    一位になるだけが、競技ではない。一位をアシストするための選手もいる。自転車のロードレースがそれだ。過酷なスポーツだか、紳士なスポーツでもある。奥が深く、欧州での人気もなるほどと思った。

    0
    投稿日: 2014.02.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    近藤史恵さん、初読みでしたが、最初からフルスピードで駆け抜けました。 言葉の装飾、無駄がないのに臨場感がある描写が素晴らしく、競技のことも知らなかったのにしっかり伝わってきました。サイクルロードレースって奥が深くて、団体の外にも中にもこんなに駆け引きもドラマもあるんですね。 何度も予想を裏切られ続けましたが疾走感満載!続編も楽しみです。 この本を読むきっかけをくれたお友達に大感謝!!

    1
    投稿日: 2014.02.24
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    この小説は自転車競技(正確にはロードレース)にかける青年たちの群像物語なのだろうと読み始めましたが、途中からどうも様相が異なりだしたのに気づきます。最後に、事の真相が明かされるという展開にミステリーの味付けをした作者の細かい仕掛けに驚くことになりました。 主人公の白石誓はプロのロードレース選手として、各地を転戦する日々。ロードレース選手として勝利を目指してその都度与えられた役割を全うすべく奮闘するのですが・・ロードレースという競技はヨーロッパでは伝統ある人気競技だそうですが、日本ではこの競技の認知度は低いので、私も当然というのかほとんどルールを知りませんでした。チームを組んで、エース級の選手を勝利に導くために自分を犠牲にして、走りを調整する。 主人公の白石は、いちばんにゴールに向かって飛び込むのが性に合わず、エースの石尾のアシスト役を担っています。競技なのだから、一斉に速さで勝負と思ったのですが、レースはそんな単純なものではなく、お互いの駆け引きが重要で、選手の実力、得意不得意によってその都度戦略を練って、各々が使命を果たしてレースを繰り広げるというもののようでした。プロの選手としては海外のチームから声がかかることは誰もが夢見ることですが、白石の耳に海外のチームからアシストとしての自分が目をつけられているとの話が伝わってきます。 エースの石尾に敬意と恐れの気持ちを両方抱きながら、彼のアシストをこなしますが、石尾の過去のレースで取った行動に不信感を抱く人物が、彼らの周りには少なからずいるのでした。そうした最中、白石もかつての恋人との思わぬ再会があり、心が揺れ動きます。 そして、ベルギーでの遠征で事件は起こります・・彼に残された水分補給のペットボトル・・それには思いがけない意図が隠されていたのでした。白石はとうとうこの事件の持つ意味に気づき、迷いながら走っていたレースの勝利の本当の意味を知ることとなります。勝利を巡っての人間心理は醜さも垣間見せるですが、爽やかな青空の広がる結末でした。

    1
    投稿日: 2014.02.20
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    自転車競技の本。個人戦でありながら団体戦。なんとも不思議なスポーツでありながら、その躍動感がよくわかる本。

    0
    投稿日: 2014.02.18
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    自転車ロードレースファンじゃなくても楽しめると思う。ロードレースの奥深さがよく伝わる内容。ミステリーの要素もあって最後までドキドキ。ボリュームもないので一気に読破してしまった。早速続編も買いたいと思う

    0
    投稿日: 2014.02.18
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    一応分類としてはミステリだが、青春スポーツ小説にミステリ風味を少し、といった印象。 この作品を読むまで、私がロードレースについて知っていたのは「ツール・ド・フランス」という単語だけだった。そんな私でも楽しめ、読み終わる頃にはロードレースを見てみたくなっているという点で、よくできた作品だと思う。 ただ、主人公の昔の恋人は不要だったな。主人公によって語られた過去の彼女と、実際に登場した彼女との印象があまりに違っている。てっきりそこに何かからくりがあるのかと思ってしまったくらいだった。作中の登場時間も少ないから、正直、「そんなに惹かれるの?この女性に?何で?」と首を傾げてしまった。 読者が神の視点に立てる分、「(主人公にとって)突飛な行動をとるのだが、魅力的な女性」というのはよほど巧く描いてくれないと同調できないんだよなあ。 それ以外についてはとても面白く一気に読めた。続編が出ているらしいので、いずれ機会があったら手に取ってみよう。

    0
    投稿日: 2014.01.27
  • スポーツミステリー!

    久々にスピード感のある物語だった。たんに引き込まれて、一気に読んでしまったせいか。最高なスポーツ小説!そして、ミステリーとしても絶品。謎解きによって、何とも言えない感動があるのもいい。

    1
    投稿日: 2014.01.27
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    面白かった。さくさく読みました。 サイクルロードレースが、団体競技だったとは…(@_@) エースとアシスト。アシストの『犠牲』の上に成り立つエースの成績。目からうろこでした。 大好きなサッカーに当てはめても、エースストライカーよりアシストする選手が好きな私は、主人公の誓くんが好きです。そして香乃は本当に男を見る目がないし、デリカシーに欠けると思うなぁ(`ε´)

    4
    投稿日: 2014.01.21
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    自転車のロードレースが舞台のお話。ロードレースという競技についても詳しく触れられていて、新ジャンルでおもしろかった! 執着心だったり、大好きな人だったり、アシストとしての自分の立場だったり…舞台はロードレースだけど、自分と重なるところもあった。

    1
    投稿日: 2014.01.11
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    ロードバイクの知識が少しあったので読んでみました。サクリファイスというタイトルが秀逸だなーと思う作品でした。

    0
    投稿日: 2014.01.09
  • そういう事か!とうなる逸品

    自転車をテーマにした作品とは知っていたけど、 あんなにサスペンスの要素があるとは知らなかったので、 物語の展開にドキドキ。 ぐいぐい惹きつけられて読み切ってしまいました。 久しぶり自転車乗りたくなりましたよ。 「サクリファイス(犠牲)」上手い題を付けましたね。

    0
    投稿日: 2014.01.05
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    ロードレースを題材にした小説は珍しいのではないかと思う。 スポ根的な話かなと思って読み始めたが、途中からミステリー仕立てになってくる。 展開はある程度読めるが、それよりもその犯行の背後のドラマにまんまと感動させられた。ロードレースは一人のエースをゴールさせるために、チームの他のメンバーがアシストを勤め上げる。それが1つのサクリファイスなのだが、もう一つのサクリファイスが爽やかな感動を呼び起こす。 解説で作者はロードレースの観戦したことなく、ロードバイクに乗ったこともなかったとの記載があり非常に驚いた。

    1
    投稿日: 2014.01.02
  • ロードレースって面白い

    ロードレースどころか自転車もよく知らない私ですが、魅力がものすごくよく分かる1冊です。レースの駆け引き、スピード感に引き込まれました。

    1
    投稿日: 2013.12.30
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    サイクルロードレースの臨場感と、勝負の世界に生きる男達の息遣いまでが感じられるほどの緊張感がとにかく物凄い。競技ルールを知らない人間でも理解でき、知らずとのめり込ませてしまう構成と、そこにミステリを織り交ぜ最後まで読者を掴んで離さないサスペンスな展開はお見事と言うしかない。プロトンの中の孤独を先に読んだため、石尾と赤城の結末は悲しかった。勝利は自分のものだけじゃないという言葉にストイックに非情までに徹した石尾の思いは尊いものですが、同時にとても哀しくサクリファイス(犠牲)というタイトルが胸に刺さります。

    1
    投稿日: 2013.12.28
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    ずっと積読状態だったが、やっと読むことができた。 ロードレースのことは何も分からないけれども、すごく興味を持って読むことができた。 エデンも読みたい。 ロードにも乗ったことがない作者がここまで書けるのは、すごいと思う。

    0
    投稿日: 2013.12.18
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    【ひとことポイント】 「ぼくの勝利は、ぼくだけのものではない」 【推薦文】 最近、ロードバイクに乗る人が増えたように思いませんか? 東日本大震災を契機に、エコロジーや健康に対する認識が徐々に変わってきているように感じます。しかし、それだけではないのではないでしょうか。自らの体が生み出すエネルギーのみで疾走するロードバイクには、普遍的で根源的な魅力があるからではないでしょうか。 本書は、日本ではマイナーなスポーツであるロードレースを題材にしたミステリーです。 しかし普段、自転車に乗らないような人にこそお勧めしたい。それは、自分ではない誰かになって自分の知らない世界を体験できる、それこそが小説の面白さなのですから。 近藤史恵の「サクリファイス」を読んでいない人は幸いです。なぜなら、あの驚愕を初めてのものとして味わうことが出来るのですから。 <健康栄養学K・K> 企画コーナー「成長する本棚」は(2Fカウンター前)にて展示中です。どうぞご覧下さい。 展示期間中の貸出利用は本学在学生および教職員に限られます。【展示期間:2013/11/26〜】 湘南OPAC : http://sopac.lib.bunkyo.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1620759

    0
    投稿日: 2013.12.01
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    ロードレース小説。 私は,大学時代は,サイクリング旅行部にいた。 しかし,不真面目な部員だったこともあり,正直, 競技としての「ロードレース」(チーム戦)というのが,よくわからなかった。 この小説を読むと,「ロードレース」というのがどういうものなのか, 何が魅力なのか,よくわかる。 また,走ってみたくなる。 続編もあるとのことで,それも読みたい。

    0
    投稿日: 2013.11.30
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    陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに 所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。 物語も気持ち良い疾走感があって、一気読み。勝負・駆け引きと、サスペンス。面白かったです(^▽^)

    3
    投稿日: 2013.11.29
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    面白い。小品ながら佳作。なんで、本屋大賞取れなかったのー?と思ったら、2008年の大賞はゴールデンスランバーなんですね。。納得。その影に埋れてしまうのは余りに惜しい!さすがに、作品中の感情を理解するのは難しいけど、それでも世界感、ぐぐっともっていかれました。

    0
    投稿日: 2013.11.28
  • 読後にタイトルの真の意味を知る。

    自転車・ロードレースのことを知らなくても、恐れることはない。専門的な内容とストーリーが自然に融合していて、すんなりと世界に入っていける。そして読み進めていくうちに、主人公であるロードレーサー・白石と一体化し、手に汗握ること必至。 白石がやがてたどりつく「真実」は、ロードレースという特殊な舞台を活かしていて、インパクトがあった。彼の心の変化、成長していく様子も心地よい読感がある。 読後にもう一度タイトルを見返すと、最初に受けた印象とはガラッと変わるのがおもしろい。スポーツ小説としてもサスペンスとしても、非常にレベルが高い満足の一冊。

    6
    投稿日: 2013.11.26
  • ロードレースの知識のない私には非常に面白かったです。

    ロードレースの臨場感に加えて、人物や情景が非常によく描けていると思います。ロードレースの知識が全くなくても、文句なく面白いです。反対に自転車乗りの人はどう読むか、興味があります。

    1
    投稿日: 2013.11.22
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    自転車のレースがよく分かる小説。これを読んだ後、ツールドフランスをみると楽しめる度合いが全く違います。

    0
    投稿日: 2013.11.13
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    ロードレースを舞台にした物語。サスペンスの要素もあり一気によめてしまう面白さです。あと、ロードバイクですぐに走り出したくなります。

    0
    投稿日: 2013.11.13
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    面白く、かつ興味深く読み終えた。 ロードレースの奥深さに、もっと知りたい気持ち、そして自分も安全に挑戦したい気持ちが膨らんだ(^◇^;) トライアスロンまではちょっと遠いかな⁈ でも、ロードバイクで風を感じてみたくなりました。

    0
    投稿日: 2013.11.12
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    【読了レビュー】自転車ロードレースとはどのようなスポーツであるか、その難しいルールに解り易く触れつつ、そこで活躍する選手の喜びや絶望、それぞれの選手哲学、ひいては人間の生き様にまで迫っていく。 この難しい世界をよくもここまで凝縮して、競技の核心に迫るエンターテイメントとして書き切ったな、という脱帽。 とても面白かった。

    0
    投稿日: 2013.11.07
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    自転車のロードレースの話で、後半からはミステリーのような展開になって、面白かった。 タイトル「サクリファイス」とは何だろう?と思ったら、「いけにえ、犠牲」のような意味で、読み終えたときに非常に納得。 トップを狙うエースと、そのアシストに徹する役割など、スポーツ(レース)ものとしても興味深く、今まで知らなかったロードレースの世界に自然に感情移入できた。

    1
    投稿日: 2013.11.01
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    自転車ロードレースをめぐるサスペンス小説。 数年前に、ロードレース中に起こった事故により、一人の選手が引退を余儀なくされた。それは本当に事故だったのか・・・チームのエースに、内心で疑いを抱く者もいたが、その真相は如何に・・・。 最初は物語のトーンに馴染めずじりじりしたが、物語のクライマックスが近づくにつれ、どんどん読むペースも上がって、中盤から最後まで一気に読んでしまった。

    1
    投稿日: 2013.10.27
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     近藤史恵さんは自転車ロードレースを素材としたサクリファイス、サヴァイブ、エデン、キアズマの4部を書かれています。自転車乗りとして以前から気になっていたのですが、これまでなかなか読む機会がありませんでした。サクリファイス(犠牲)、標題から意味するものは何か。主人公のアシストとしての人生か、はたまた……。最後の結末はロードレースをめぐるミステリー。  自分は一人気ままに長距離を走るツーリングが趣味でしたが、ここ数年郊外をかっこよく走るローディー達の姿を見るとことが多くなりました。自転車に家財道具を積んで北海道を走り回る、なんてスタイルははやらないのかもしれませんね。  ロードレースの駆け引きは大変面白く、交代でトップを引いていく姿は初めて見ると、くるくると入れ替わり何あれ?なんで別チームのメンバー同士が協調するの?とか疑問は多数です。  ゴール前のスプリントの勢い、自転車が大きくふれながら、でもぶつからず(時に肩で押しのけていますが)、なだれ込んでくるシーンは圧巻。コース脇で見ていても、通過する自転車はチェーンラインの音と、一瞬の風を残して通り過ぎていきます。  随所に自転車の楽しさが溢れています。クロモリフレームの美しさ、なんて書かれた日には、うんうんと頷いて、自分の古いクロモリツーリング車を磨きたくなります。  でも坂道を前にアウター/トップに入れて踏み込むなんてできません。年寄のツーリングは、坂を見たら、素直にインナー/ローで負荷を軽くしてカメのように登っていきます(smile)。ロードバイクが楽しくなる一冊でした。

    8
    投稿日: 2013.10.26
  • ロードレースを知らなくても楽しめる

    運動はからっきし、ロードレースという競技のことを何一つ知らない私でも、チカとともに風を感じ走っているような爽快感を味わえました。タイトルの通り犠牲の話ですが、言葉の持つマイナスのイメージとは違いました。誰かの糧になる喜びと、それに応える強さを教えてもらいました。

    1
    投稿日: 2013.10.23
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    すごい面白かった。サポートすることが自由とは、今まで知らなかった世界。そういう勝利もあるのか、そういう生き方もあるのかと度肝を抜かれる思いだった。なにもロードレースの世界に限らない。今そばにいる人たちもそれぞれの役割があって、勝利に向けて参加してるんだなと思った。チカみたいな人、私好きだと思う。そして石尾さん、、かっけーなー。

    1
    投稿日: 2013.10.23
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    しばらく自宅に積んであったが、読み始めてもっと早く読めばよかったと後悔。そのくらい面白く、一気に読めた。自転車のロードレースが舞台。疾走感、スピード感が半端なく、その勢いに合わせてページをめくる指の動きも速くなる。ロードレースの複雑な仕組みは、この本で初めて知った。団体競技だが、仲間の協力、サポートではなく「サクリファイス=犠牲」があって成り立つ競技であることを。

    0
    投稿日: 2013.10.22
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    他人の夢が仮に自分の夢でもあったとして、それを叶えるために自ら死を選択するというのは現実的にあり得るのだろうかと真剣に考えさせられた。 あり得ないのでは、と思いつつもそういう犠牲を払ってでも掴みたい一生に一度のチャンスというのはあるのかもしれないと感じもした。

    1
    投稿日: 2013.10.21
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    読メのオフ会で奨められる前から「ストーリーセラー」の短編集で気になっていたのだけど、ついに読み始めると、予想以上に面白かった。そして、あとがきを読んで小説家の想像力にうなってしまう。しばらくこの作者を追いかけることになりそうです

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    投稿日: 2013.10.15
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    物語そのもののおもしろさと、自転車のロードレースについての新たな知識とを、一度に味わうことができた。 自転車ロードレースに関しては今までまったく知識がなかったのだけれど、1人のチャンピオンを生み出すために、陰でどれだけの犠牲(=サクリファイス sacrifice)が払われていることだろう! 文中にもあったが、これほどまでにあらかじめ「主役」と「脇役」が明確に線引きされたスポーツは、他にないのではないだろうか。 それぞれの登場人物についてもっと細かく深く描写されていれば、さらに没頭できたかもしれない。それは続編に期待かな。

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    投稿日: 2013.10.11
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    読んでいてバイクのレースの過酷さを知った。 プロローグに悲劇が起りそうな伏線が張られていたため、主人公たちの死と隣り合わせの勝負にスリルがあった。 周りの人を犠牲にして勝つからこそ、勝利が尊いのだという考えには賛成だが、全体的に石尾さんの行動は少し身勝手だと思った。

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    投稿日: 2013.10.07
  • さらっと読めるのに深い印象を残す数少ない本

     題材が自転車ロードレースをめぐる人間模様ということもあって、疾走感・躍動感がある。正直、面白すぎて昨日の夜は1時まで読み込んでしまった。オススメの本です!  『アシスト』というサイクルロードレース独特のシステムに魅力を感じ、主人公:白石誓が飛び込んだ世界。日本を代表するチーム「オッジ」の若手のホープへと成長した誓が直面する人間関係の軋轢、エースへの尊敬と疑惑、ライバルとの関係、夢のステージ、恋愛の古傷、どのエッセンスも魅力的。です。  読むものを共感させるのは、個人プレーでもない・かといってチーム競技とも言い切れない、ロードレースの世界の微妙な世界が織り成す人間の模様に生々しさ、人間臭さが漂っているからかもしれません。

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    投稿日: 2013.10.04
  • ロードレースの世界に生きる男のプライド!

    エースを勝たせるために働くアシスト、ある意味ハードボイルドな男の世界! ロードレースの知識は皆無でしたが、非常に楽しめた作品でした。 エデン、サヴァイヴという続編も続けて読んでみたいと思います。

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    投稿日: 2013.10.01
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    面白いという評判は耳にしていたものの、ロードレースなんて全然知らない世界だし…と思って読まずにいた作品。 ワタシの1行ふせん欲しさに買いました。笑 全然知らなかった世界なのに読んでいるうちにどんどん引き込まれて思いのほかさらっと読めました。 全体的にあっさりしていたので、もう少し深く突っ込んでほしいなぁという物足りなさも感じました。 でも、全然縁のなかったロードレースの世界にここまで引き込まれると思っていなかったので、概ね満足です。

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    投稿日: 2013.09.30
  • 自転車好きをも唸らせる傑作です

    もちろん自転車好きではなくても十分に楽しめると思います マニアックになり過ぎず、説明口調にもなり過ぎず 自転車の魅力を伝えていながらも、物語は人そのものを描いている 多くの人に読んでもらいたい傑作です

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    投稿日: 2013.09.29
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    日本では馴染みの薄いロードレースを題材にした小説で、大藪春彦賞受賞作。 文庫本300ページ弱なんだが、もっと細かく書き込んでも良いと思った。心理描写が希薄で、せっかくの題材がもったいない。この小説には不要と思われる女性が登場するのも減点。読んでて不愉快になるだけで、青春小説の趣のある内容に合わない。 ラストでの真相は、爽やかさを感じさせるものだけに、余計な贅肉が付いているようで、不要な人物はいただけない。 文庫本上下巻ぐらいの内容にして、もっと人物の心理やロードレースについて深く描かれれば、読みごたえのあるものになったと思う。 一気読みしたが、物語に引き込まれての一気読みじゃなく、文章が軽くて一気に読めた印象。

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    投稿日: 2013.09.28
  • 自転車好き、いやそうでない方にもオススメです

    自転車のロードレースを舞台にしたミステリ小説です。 自転車好きの方はもちろん、そうでない方もわかりやすく執筆されているので十分楽しめます。 そして、読み終わるころにはロードレースに興味を持たれるのではないでしょうか?

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    投稿日: 2013.09.27
  • 自転車ロードレース界を裏から切る!スピードとサスペンス溢れる作品

    最近読んだ本の中で一番「面白いの発見した!」と思った、いい意味で掘り出しモノ作品。 表紙を見てスポコンかと思ったが、これはミステリーの傑作。 スポーツ作品ならではの爽快感と、ミステリーの深淵な魅力がハイブリッドされた他にはなかなかない 読み応えのある作品。 そんなに長くないので、数時間で一気に読めると思います。オススメ!

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    投稿日: 2013.09.26
  • 一気読み確実!

    日本には馴染みのない自転車ロードレースの話ですが、知らなくても分かるように書かれてます。 エースとそれを支えるアシストの関係がまるで人間社会の縮図のようで、とても奥深いスポーツです。 ミステリの要素も含んでおり、読み出したら止まりません。 この本を読んだ後に、それまで興味のなかったツールド・フランスを見て熱狂してしまいました。

    4
    投稿日: 2013.09.25
  • 自転車ロードレースの裏側で

    自転車ロードレースを舞台にした本作は、熱で溶けたアスファルトの上に広がる凄惨な事故現場から、時間を遡るように真相が探られます。輝かしい栄光を浴びるエースと、エースを支えるアシスト。役割がはっきりとしたチーム戦には、仲間を勝たせることを徹底するチームメイトの苦悩がありました。自分の得意な走り方をいかに発揮するか、そして過酷な状況下での心理的な駆け引きがレースの進行とともにしっかりと語れ、自転車ロードレースを知る入門書としても読む価値があります。勝利を目指すチームの裏で動く思惑とは何なのか。ラストに予想もしなかった展開が待ち構えていて、自転車で駆け抜けるように一気に読んでしまいました。本作の後にも『エデン』『サヴァイヴ』『キアズマ』と続く「サクリファイスシリーズ」。続編にも注目です。(スタッフO)

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    投稿日: 2013.09.20
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    ロードレーサーに乗り始めて、5年以上になる。競技としての自転車に興味がなかったわけではないが、縁はなかった。この小説を読んで、興味は最高潮になった。

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    投稿日: 2013.09.15
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    13.09.09 読破 めちゃ面白かった!! 今年読んだ小説でナンバー1かも♪ ロードレースがメインの話なんやけど、主人公の心の描写がリアルで、自分がそれに引き込まれる。 興奮覚めやらぬ感じです(笑)

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    投稿日: 2013.09.09
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    後輩のすすめで買ってみました。 勉強不足ゆえにわたしは初めて目にする書籍でしたが、評判のいい有名な小説とのこと。 プロのロードレースチームに所属する白石誓は、ただ走ることが好きだった。 エースとしての勝利への渇望ではなく、そのサポートに徹するアシストとしての役目に生きがいを感じながらも、各地のレースで結果を残していく白石。 そんな中、彼は遠征で訪れていたヨーロッパで衝撃的な事件に遭遇する。 胸に迫るロードレースでの駆け引き、チームメイトやかつての恋人との関係、そして浮かび上がる事件の真相。 280ページに凝縮された物語の完成度に、きっと驚嘆するはずです。 主人公が毒気のない性格であることも手伝って、読んだ感触はあくまでさわやかですが、決してそれだけではないところがいい。 これで作者がロードレース見たことないって嘘ですよね?(わら ミステリーの重さが苦手な人にぜひ読んでほしい良作です。

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    投稿日: 2013.09.08
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    面白かった。久しぶりに読了後めまいを起こすほどに入り込んで読んだ。 内容について考えていると、すべてが「サクリファイス」の一単語に詰まっている気がしてくる。 はやく「エデン」を買いに行って、「story seller」内の短編も読み返したい。

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    投稿日: 2013.08.31
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    犠牲とは、役割の達成と自己陶酔と自分の実力の限界値の見極めが綺麗に割り切れるものではなく、複雑に溶け合った形で成り立つ。 見た目には美しいが、その中身は溶けた溶岩のように熱く、そして永久凍土のように冷えきっている。 人は何かしらの役割を持つと生きることが容易い。「お前の仕事はこれだ」と言われれば、それを受け入れることができればシンプルにそれに突き進めば良い。ただこれは虚構の世界の話であり、現実にそう生きているならば、現実でも浮世離れした人となるのかもしれない。命令された仕事を着々とこなすロボットと同じだ。 自分の限界に気づいても、他人と違うことを見つけ、欲が出て、それを抑えて、隠して、時々憤ったり、落ち込んだりする。 過去にとらわれただ自分のために走りたかった主人公は、エースのためのアシストとして走り、そこに葛藤する。常に誰かのために走ることを強いられていたことを受け入れ、誰かの勝利はその下のサポートによって成り立ち、勝利はサポートした人たちへ還元される。支えている人や思いが多い分だけ、勝利を託された人への重圧は重くなり、その還元を成果で還元できない場合、どのような形を産むのか。 ロードバイクのタイヤのようにクルクルと回り続けるこのサポートと結果の還元はスピードが上がるほど止まらなくなる。一度止めるとなると相応の力が両者にかかり、おそらくロードバイクは形を留めることができないだろう。 絶妙なバランスで構成された世界は、そのために脆く、危うい。だけどそれが完全な形を望みながらも、壊れることもどこかで期待する悪魔のような魅力を持つ世界なのだろう。

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    投稿日: 2013.08.28
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    いろんなパターンの悪役が揃っていた 強い信念とか思い込みの怖さなど、ドロドロした要素もありつつ、さらっとした主人公の語りで一気読み

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    投稿日: 2013.08.28
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    面白かった。けどミステリー要素はミステリーと呼ぶには稚拙。ロードレースの青春小説に専念したほうが良かったと思う。続編はミステリーではないらしいので、読むのが楽しみだ。

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    投稿日: 2013.08.07
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    タイトルが内容を端的に表現していてよい。あとマニアックな内容のわりに、とても読みやすい。結末はちとやりすぎかな、とは思うが、アクシデントに対して全体的な最適化を図る行動はまさにサクリファイス。自分を棄ててまで成就させたい想いがあるのは幸せですな。

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    投稿日: 2013.08.06
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    そんなに期待せずに読んだけどこれは結構良かった。 ただのマイナースポーツ紹介小説かと思ったらそうでは全くなく… そこがまあ突っ込みどころになってるっちゃあなってるけど良い。タイトルの意味、など。

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    投稿日: 2013.08.05
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    ロードレースを舞台にしたミステリー小説。 題名となっている「サクリファイス」の意味が、読みながら二転三転して、息をつかせぬ展開で一気読みしてしまいました。 自転車競技は門外漢ですが、この本を読んでチームプレーであることが理解できた気がします。 近くにある丹沢の山道を集団で走っている人たちを良く見掛けますが、彼らもこの様な心理状態で走っているかと思うとワクワクします。 この本は知人から勧められて読んでみましたが想像以上の内容で大満足です。続編である「エデン」も近々読んでみようかと思います。

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    投稿日: 2013.08.03
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    自転車のロードレースを舞台にした物語。展開が小気味良いためあっという間に読み終わった。もう少し登場人物を丹念に描いて欲しかった気もするが、オチもいいし、爽やかですらあった。

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    投稿日: 2013.08.02
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    自転車ロード・レースの世界を舞台にした物語です。 あまり馴染みのない世界ですが、前半で本書のキモである「エース役」や「アシスト役」など丁寧に解説されていますので、すんなりと物語世界に入れます。主人公の立場と心理の描写が巧みで次第に惹き込まれました。 ストーリーは「有望な新人を事故に見せかけて潰した?」という石尾への疑惑を引きずったままレース中に事故が起こります。 二転三転した後に、意外な形で「サクリファイス」の意味が判る展開は秀逸です。 ロード・レースの経験者や詳しい人からすれば現実的ではないかもしれませんが、小説としては良く出来ていると思います。

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    投稿日: 2013.08.02
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    ツールドフランスのニュースを見ると読み返したくなる小説です。 ロードレースの小説ですが、主人公はチームのエースではなくアシストという役割です。 この小説を読んで知りましたが、ロードレースは100人以上の人数が同時に走るにも関わらず勝利を目指すのはわずか数十人。残りの人は自分のチームのエースを勝たせるため自らを犠牲にして風よけになったり敵チームを牽制したりします。 ロードレース自体のおもしろさを伝えてくれるスポーツ小説としての一面とレース中に起こる事件を解決するミステリー小説としての一面を併せ持った不思議な作品ですが、読むと思わずロードレースを見たくなる作品です。

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    投稿日: 2013.08.02
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    競技の理解を深めるにつれ、競技自体にも確実に興味が持てたと思う。選手の心理も興味く、登場人物のキャラクターもとても面白い。読み進めずにはいられない作品。

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    投稿日: 2013.08.01
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    ロードレースの描写に引き込まれました。 主人公、白石誓のアシストとしての役割が 共感できて面白い。私としては珍しく積読 してます。

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    投稿日: 2013.07.30
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    2012年のツール・ド・フランスからロードレースを見始めた自分ですが、その自転車ロードレースを題材とした作品ということでTwitterのフォロワーさんから教えていただいた作品。 最初はロードレース×ミステリーとは何ぞや? と疑問だったのですが、なるほどそういうことだったのか。 読み進めれば読み進めるほどに、実際のレースと同じように二転三転するスピード感ある展開もさすが。 変な汗をかきました。

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    投稿日: 2013.07.27
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    近藤史恵さんの本は4冊目です。 これまで読んだ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「ふたつ目の月」で近藤史恵さんのファンになりました。 が・・・ 「サクリファイス」はロードレースがテーマだと知り、尻込みしていました。 全く知らない世界。 そして全く興味のない世界。 好きな作家さんの本だとしてもその世界に入り込めるだろうか・・・ それでも手を出さずにはいられない何かを感じつつ読み始めたら・・・ どっぷりはまっていました(笑) もうすこしで「食わず嫌い」ならぬ「読まず嫌い」に陥る所でした。 摩訶不思議なルールとナイト精神が混在するロードレースの世界。 そこにあるミステリー。 面白かった! とくに後半はぐんぐんスピードを上げてひきつけられていきました。 続編の「エデン」もぜひ読んでみたいと思っています。

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    投稿日: 2013.07.27
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    エースとアシストという役割がはっきりしている、自転車ロードレースを題材にした作品。アシストは、自らを犠牲にしてエースを勝たせる。だから、エースは徹底的に勝ちにこだわらなくてはならない。勝つことは、誰か一人の力で成せることではなくて、いろんな人の犠牲で成せるのだということを分からせてくれた。

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    投稿日: 2013.07.26
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    Kindleの日替わりセールにて購入。前々から気になっていた本だったので嬉しいヽ( ̄▽ ̄)ノ 読んでいる間中、ロードバイクに乗って走っているようなスピード感があった。地に足をつけず、ずっと路を走っている感じ。 熱くない涼しいスポーツ小説。自転車競技は日本ではあまり注目度高くないようなので、始めて知ったことがいっぱいあった。ロードレース→トラック以外、競輪→トラック内、とか。 ロードレースは駆け引きやペース配分が重要という面では主人公、白石誓がやっていた陸上と通じるものがある。 スポーツというのは爽やかな汗と青春!っていうイメージが先行するものだけれど、現実はそんなに甘くない。チーム内の嫉妬、牽制、先輩後輩の関係、スポンサーの出資、色々ドロドロした所も多いと感じた。アシストとエースの立場も、よっぽど信頼関係がないとやってられないと思う。 一人で勝手にやっていられる競技なんてないんだなぁ。

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    投稿日: 2013.07.26
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    面白い!緊張感もあるし、謎解きも楽しかったので、どんどんと引き込まれ一気に読めました。ただプロットに無理があると思う。石尾が見せる特攻隊まがいのプロ根性はとっても不自然。でも面白いから続編もどんどんと読み続けます。

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    投稿日: 2013.07.24
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    正直言って自転車は苦手だ。運転するのも狭い道を走ったりスピードを出すのは怖いし、歩いていて自転車に出くわすとうまく避けられない。(何度かぶつかったことがあって怖いからだと思う) そんな自転車音痴な私だが、この本を読んで俄然ロードレースを観戦してみたくなった。 少し青臭い感じのする文章が主人公に合っていた。 ミステリ部分ももちろん面白かったけど、何よりレースに興味がわいて興奮した。変わったスポーツだ。 解説も面白くて、びっくりした。 この本はブクログで知ったので、ブクログに感謝です。

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    投稿日: 2013.07.20
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    久々に一冊を一晩で読み切った。止まらなかった。 幾度もどんでん返しが重なって、ミステリとしてもちろん面白いのだけど、特筆すべきは"謎"部分を嫌み無く自転車小説に織り込んだそのバランスじゃないかなぁ。 感動のお涙ちょうだいに向けて、安易に盛り上げない。泣きそうになったところでまたサスペンス。 だけど、その重みは、「サクリファイス」の意味は、十分に伝わる。 文庫で280ページとそう長くはない小説だけど、それにしても短編を読んだかのような読後感。恬淡としている。終章もちょっとあっさりしすぎなくらい。 生協でたまたま見かけて、昔なんかのメルマガでおすすめされてたから、ひょいと魔が差して買ってしまった。 そういう働きをするポジションが、私にもあったらよかったのになあ。なんて。

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    投稿日: 2013.07.18
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    自転車乗りですが、サイクルロードレースには実はあまり興味がありませんでした。でもたまたま本屋で「夏の課題図書」的に並んでいたので、ふと手に取ってみたら面白くて一気に読みきってしまいました。おかげでロードレースの面白さも少しわかった気がするので、最終週らしいですが開催中のツール・ド・フランスも観てみようかと思います。

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    投稿日: 2013.07.17
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    序盤から中盤にかけてはあまりサスペンス色が強くなかった。ないように感じていた。そしてロードレースの臨場感を味わいつつ、終盤の謎解きへの布石が巧妙にうたれていたことに驚かされる。最後の結末は安いサスペンスの後味の悪さの真逆をいく。

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    投稿日: 2013.07.15
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    陸上選手から自転車競技に転向した白石誓は、所属するロードレースチームで過去に起こった「ある事故」の噂を耳にする。そして、再び「事故」が起きて・・・。 サイクルロードレースのルールが分かりやすく説明されていて、自転車競技の面白さと物語の謎解きが絶妙に融合している。

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    投稿日: 2013.07.07
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    「これでは自転車レース殺人事件だよな」とツッコんだのは自分だけではないはず。 後半から肝であるレース描写から徐々にフェードアウトしていき、完全にミステリー小説に。トリックを見破り犯人を追い詰める主人公は、ロードレーサーというより探偵そのもの。 だが、自転車レースチーム内でのエースとアシストという独特の世界、レースでの駆け引きの心理描写にグイグイと引き込まれた。 次作の「エデン」に期待。

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    投稿日: 2013.07.02
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    ロードレースが舞台との予備知識のみで読みはじめて、青春小説と思いきやミステリ要素もありのお得感満載。エデン早く読みたい。

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    投稿日: 2013.06.27
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    サイクルロードレースという、自分を犠牲にしてまでエースを勝たせるスポーツ群像劇かと思いきや、人が死ぬ。 それも終盤で。 そのあとの展開は評価が分かれると思うが、犠牲になったのは主人公だけではないという展開が悲しい。

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    投稿日: 2013.06.20
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サクリファイス。発売当初からこのタイトルに惹かれて読みたいと思っていた。多くの人がレビューなどで書いている通り、タイトルからは少しミステリーやサスペンスを想像されるかもしれない。 しかし、これは自転車のロードレースの話である。 ロードレースには全く持って馴染みがないのだが、この物語の進行とともにロードレースの進行や見所が分かってくるところがすばらしい。 ロードレースとはチームの物語であり、エースがいてアシストがいる。 このアシストの美学についての言及は非常に示唆に富み、参考になった。 ほんのちょっと恋愛模様とその人間関係が入ってくる描写があるのだが、それは物語の進行上の話であって、そこまで気にはならない。下手な人間関係の終着点にはなってほしくなかったからだ。 また、ロードレースではスプリント型の選手と山岳系の選手がいたり、チームの役割やその全うする犠牲心。こういったところは全てビジネスやその他のことについても同じであると思う。 この物語の重要な人物である石尾さんが、エースであるが故にアシストを使い倒すという話があるが、それ故に勝ちに対する責任が発生するとは非常に考えさせられる内容だ。 自身の身の振り方や今後を考える上でも大変に参考になり、感情移入もできた本書は間違いなくオススメである。 また、定期的に読み返したい。

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    投稿日: 2013.06.04
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    ロードレースについて何一つ知識がありませんでしたが、内容がすんなりと入ってきて面白かったです!! 今回は友達に薦められて読んだので、全くあらすじやミステリー小説と知らず読み進み鳥肌がたちました!! とにかく面白いし、あっという間に読み終わりました。 何度も読み返したい1冊です!!

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    投稿日: 2013.06.03
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    何ともすごい作品。 初めの1ページがそんなシーンに繋がってたなんて。 ストーリーセラーで読んだ作品が好きで、手にとった本書。 石尾のイメージが崩れて行くようだったけど、最終的にはとんでもないやつだった。 葬式でも泣けなかった彼が、決め手となったステージを聞き、走馬灯のような記憶が流れるところではシンクロしまくりだった。 一転二転三転、現実は複雑に入り組んでて新たな情報でそれまでの真実はひっくり返る。 誰かの希望は誰かに託されて続く。 エデンも楽しみ。

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    投稿日: 2013.06.01
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    自転車レースを舞台にしたミステリー。シリーズ2冊目の「エデン」は自転車レースの勉強には最適ですが、こちらの方がミステリー色が濃くてストーリーは面白かったです。

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    投稿日: 2013.05.23
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    時間を忘れて、終りまで一気に駆け抜けて読むような本に久しぶりに出会った―!ロードレースって知らなかったのだけど、エースが勝つ、チームが勝つために、アシストとなる選手は犠牲(サクリファイス)になる、戦略的なスポーツだったとは・・。 チーム競技で、エースを勝たせるために、アシスト側に立つ選手は風の抵抗を受ける先頭に立つ、スパートをかけて、他のチームの選手を疲れさせる。 犠牲になることがアシストに立つ選手の役割。 スポーツマンとしてのアイデンティとアシストという役割との間で葛藤する主人公。『犠牲』が物語の核となって、ストーリーが展開される。 すごいスポーツの世界だなぁ・・。

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    投稿日: 2013.05.18