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サクリファイス
サクリファイス
近藤史恵/新潮社
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総合評価

779件)
4.3
332
292
103
5
1
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    プロのロードレースチームに所属する主人公白石誓が、自分はどのような走りをしたいのかを問われながら、ライバルたちと競い合っていく。 そこに、レース中悲劇に遭遇する。 その悲劇は、なぜ起こってしまったのか、ミステリーを織り交ぜた作品です。 私は、「エースをアシストすることが好きだ」と言う主人公誓に惹かれます。エースを目指すことに逃げていると指摘されても、そうかもしれないけど、それで良いと思うところが。 それと、袴田という元レーサーのことは、結末が納得いきませんでした。

    0
    投稿日: 2022.06.08
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    青春感じる本格的なロードレース小説かと思いきやミステリーが融合した物語。 臨場感あふれた自転車競技の面白さと騙されるミステリー要素が上手く絡み合いめちゃくちゃ面白かった。

    0
    投稿日: 2022.06.03
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    サクリファイス、生贄。 自転車のこともロードレースのことも殆ど知りませんが、この作品を読んで過酷でストイックで本当に犠牲生贄の上に勝利があるのだと知りました。 ロジックも面白く読んで良かったと思わされた作品出会えて良かった。

    0
    投稿日: 2022.06.02
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    大分以前にストーリーセラーだったかな?で読んで気になっていたので、この度シリーズ1冊目を手に取りました。アシストするって簡単なことじゃないんだな、というのとスポーツ選手にとってドーピングは理由はどうあれ本当に大変なことなんだと実感。悲しい結末でしたが誓が大きく成長するのを期待して次巻に続きたいと思います。

    0
    投稿日: 2022.05.08
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    異動期前に買って、2022年現在で、4回読み返している。 石尾さんの気持ち、繋がれた思い。 仕事に対しての気持ちとか、そういうものにも通じるものがあると思う。 軽く読めるけど、簡単な言葉でグッとくる、心の奥にキックを入れてくる言葉が多い。

    0
    投稿日: 2022.05.08
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    あー!おもしろかった。 サスペンスでミステリーなんだけど、爽快な気持ちにさせられる、そんなスポーツ小説です。 私ね、スポーツ全然興味ないんですよね。ごめんなさいね、スポーツ好きな人。スポーツ好きな旦那に引かれるくらい興味ないんです。スポーツまともにしたことない運動音痴なんでね。 でもそんな運痴尾花でも、ここまで鮮明に競技中の頭や心の動きを描写していただけたら、そら夢中になってしまうよ〜。 とにかく近藤史恵さんの文章が巧みなのよ!読ませるなあーーーーって感じです。 主人公はロードレースの選手。元は陸上選手だったけど勝つための走りに疲れて、ロードレースに転向しアシストの役割を担う。エースを勝たせるために「仕事をする」「働く」っていう表現がでてくるんだけど、くーっ!かっこいいなーっっっ!なにそれ!! 自分の勝ちのために必死になるんじゃなくて、自分を犠牲(サクリファイス)にして役割を果たす。それに自由を感じると。私の性格にも似たような部分があり(いや、ここまで徹してないし全然こんなカッコよくないけど)、それを言語化してくれている気すらしました。 自分を犠牲にする人もいれば、何かを、他の誰かを犠牲にして勝利を掴む人もいる。 たくさんの屍を踏みつけてそれでも掴んできた勝利の神聖さ、それを知っている人にしか見えない景色が多分あるんだろうな。その景色ってどんなんだろうな……。 犠牲というか「献身」と訳すべきなのかもしれないね。 「自分ひとりだけのものじゃない勝利」のための献身の物語。

    0
    投稿日: 2022.04.28
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    自転車ロードレースの醍醐味が良くわかり、ファンになってしまいました。自分がチカと一緒に走っているように思え、ワクワク、ドキドキしている感覚を味わえたのは、作者の描写の素晴らしさのおかげであり大感謝です。知力、体力、感性、運と多くの要素により、チカが今後もステップアップしていくのが楽しみです。また、本書の石尾選手のミステリーの良さは、組織で競うロードレースのチームプレーの素晴らしさであり、彼のチームを愛する気持ちとサムライ魂だと思います。次の世代をグローバル化したいに気持ちをチカと伊庭に実現し欲しい!❤️

    0
    投稿日: 2022.03.29
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    ロードバイクの話だけかと思って読み進めると、途中からの急展開! 主人公に共感出来るシーンもあったり、ロードバイク乗ってる人も読見応えあり そういう私もロードバイク乗ってます

    1
    投稿日: 2022.03.20
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    ロードレースについて全く知識のない状態で読みました。 また、スポ根的な小説も初めて読んだ。 ロードレースは全く知識はなかったが詳しく説明してくれて最初から理解しながら読めた 一位が優秀ではなく、チームとして勝利するところはF1と同じかな 途中からいきなりミステリーになり、スポ根のサクセスストーリーかと思いきや、後半は謎解き。 サクリファイス=犠牲や生贄、この意味が最初は一位を起てるロードレースの意味かと思いきや、、、、 薄い本だがもっとボリュームある内容でも良かったと思う なんなら、続編を見たい

    1
    投稿日: 2022.03.02
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    色々と気になる部分がないではないが、それでも個性溢れる登場人物達が、非常に魅力的だ。 完全な悪人も善人もそこにはいなくて、ただ、信念や思いをやり取りし、時に押付け合いながら、ロードレースというひとつの世界を共有している。 この世界をもっと眺めていたい、と思える作品。

    0
    投稿日: 2022.02.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    知り合いに薦められて読んでみました。 ロードレースについては無知だったのでこんなスポーツだったんだと知らないことばかりでした。 そしてこの作品がまさかミステリーだったなんて。 スポーツ系の青春的な作品だと思って読んでいたので最後の展開にはびっくりしました。 自分が1番にならない勝ち方があるって不思議でした。 そんな風に思える人っているのかなって思いはしたけど、主人公の心の動きが序盤から最終にかけて少し変わっていくのも感じれ他気がします。 ロードレース自体も見てみたいなと思える作品になりました。

    0
    投稿日: 2022.02.11
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    ロードレースは、個人競技でもあり、団体競技でもあることで、選手達の心に渦巻く嫉妬、羨望、責任、プライド、不信感…そして、信頼と未来への希望… その中でおこってしまう選手の死亡事故。彼はなぜ死ななければならなかったのか? 主人公、白石誓がその謎をといた時、涙が止まらなかった。

    0
    投稿日: 2022.02.01
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    このレビューはネタバレを含みます。

    真実がわかってくる毎に アシストに徹することの意味、 エースの素質がわかってきて ロードレースの臨場感もあり面白かった。 きっと、自分だけでは受け止めきれないだけではなくて、石尾の意志を伊庭にも伝えたくて、 伊庭にも真実を教えたんだろうなと思ったけど、 じゃなんで香乃には伝えなかったのかが難しい。 事実を知っていたら香乃と袴田は 結婚したんだろうか? 香乃は今回の事件の前の袴田のドーピングさえ知らずに結婚してしまったのか? 白石はそれが香乃の幸せだと思ってのことだったのか? 謎だけに余韻が残る。

    6
    投稿日: 2022.01.22
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    この作品はどのカテゴリに分別すれば良いのでしょう。ミステリ?それともスポーツ小説? 何にせよ言えるのは、作者の文章力が素晴らしいということです。 文章は写実的ですっきりと読みやすい。それでいて正確に場面を描写しています。 自転車ロードレースに全く詳しくなくても、説明がとにかく親切なので理解しやすいです。 自転車ロードレースは闇雲に勝利だけを目指す競技ではなく、勝利だけが名誉なのでもない。 総合優勝、ステージ優勝、山岳ポイントにアシスト…活躍の仕方は人それぞれ。 エースがチームにいればエースの総合優勝のためにチームで協力するわけですが、その場合は名が残るのはエースのみ。 競技スポーツとしてはかなり特殊だと思いました。 「サクリファイス(自己犠牲)」が最終的にこんな意味を持っていたのにはとても驚きました。 ミステリとしてもスポーツ小説としても読める、本当に面白い作品でした。

    19
    投稿日: 2022.01.10
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    いやーおもしろかった! これおもしろかったわ!!. . え?そうなの? 最初の1ページはそこにつながるの??. . ロードレースって団体競技だったんだ… そんな駆け引きがあったんだ… . 海外の景色見たさになんとなく見たことあるくらいだけど… 今度ちゃんと見てみようか?

    1
    投稿日: 2022.01.06
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    自転車わからないけど一気に読んだ。評価高いのには納得。けど、スポ根度が物足りなかった。誓たちがあっさりトップ選手になるけど、それはめっちゃ凄いことなんでしょ? シリーズいっぱいあるから楽しみ。

    1
    投稿日: 2022.01.05
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    認知度の低いマイナーな自転車競技やロードバイクをテーマに、多くの読者の心を掴んでいることは評価したい。 しかし、ページを読み進めるうちに感じる違和感は何だ? 『すでにギヤはいちばんインナーに入っている』⇒2段しかないロードバイクのフロントギヤ。インナーに1番も2番もない。 インターハイ男子に3,000mという種目はない。 プロ選手にクロモリを乗らせる設定は?一定層に根強い人気があるからといって違和感しかない。クロモリと同じパイプの太さのアルミやカーボンフレームもあるし。 ヘルメットの中は汗ダラダラになるけれど、脱ぎたくなる(競技中に)ことはない。競技規則や安全を促す上でも感心できない。ゴーグルではないし。 チーム内での選手間の雰囲気も、それぞれの立場による葛藤を抱えながらも、冗談を言いつつ明るく楽しくが普通。 マイナー競技あるあるで、他チームの選手を含めて選手全員が知り合いみたいなもん。メディアや関係者含む全員が良くも悪くも村社会を形成している。 石尾の事故発生直後のコース逆走も、競技規則上有り得ないこと。ましてや監督が「戻ってこい」の指示はあり得ない。※逆走は規則で禁止事項。 袴田がチカにボールを投げつけるシーンも、普通競技経験者は未経験者にそのような行為は絶対にやらない。 エースとアシスト、レース展開や駆け引きなど筆者はそれなりに自転車競技を観戦していると思われる。だがJスポーツを見ただけに留まっていそう、と思われるような踏み込みの甘さと薄っぺらさ。 最後まで読み終え、解説を読んで納得。 「ロードレースをリアル観戦したこともなく、ロードバイクに乗ったこともありません」 リアルな現場には深い人間ドラマがある。 著者の筆力なら徹底した取材を重ねて頂ければ、それを描けると思う。期待はしておきたい。 解説には「業界のプロが読んで感動できる、それほどのレベルの自転車小説」とあるが、常日頃スポットライトが当たることの無いマイナー競技に目を向けてくれた感謝だけ。お愛想を真に受けないでもらいたい。社交辞令しか言われていないのは、対象に踏み込めていない証明でもあるのだから。

    1
    投稿日: 2021.12.10
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    自転車ロードレースを題材に、ミステリーを含んだ小説。弱虫ペダルを読んだことがあったから、ルールはだいたい知っていたが、他のスポーツにない奥深さを改めて痛感した!特に団体戦は個人の順位がつけらながらも、だれかのアシストがなければほぼ優勝にたどり着けない点に魅力を感じた。アスリートならでは、まわりの期待からくるプレッシャー、負けず嫌いからくる自分勝手さ、勝ちへの執念からくる貪欲さが感じられる作品でした。

    1
    投稿日: 2021.10.31
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    ロードレースの、他の作品では中々描かれない 面白さが詰まっていた。 タイトル『サクリファイス』が表しているものは 一つではなく、この物語には沢山の 「サクリファイス」が存在していた。

    1
    投稿日: 2021.10.04
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    こんな競技があるなんて知らなかった。 個人競技のように見えるが実は団体競技。自己犠牲に美を感じる日本人には馴染みやすい競技だと感じた。アシストとエース、それぞれの気持ちと責任感がすごく伝ってきた。で、スポーツ感動小説かと思いきや、ミステリとしても秀逸。驚きと感動の結末でした。

    0
    投稿日: 2021.09.25
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    自転車には全く興味がない人もロードレースに興味が湧くこと間違いなしな一冊 途中から真実が気になって読むのを止められなくなった!!

    0
    投稿日: 2021.09.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    数年前に読んだ小説だが、続編が複数出ていることを知り、復習のために再度読んでみました。 自転車競技の特徴をうまくミステリーに組み込んだなーって感想。 当時自転車競技界では色々あったもんな。

    0
    投稿日: 2021.09.11
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    ロードレースというあまり知識のないスポーツではあるけれども、詰まることなくスラスラ読めた。 速さだけではなく、駆け引きやチームワークが勝敗を左右する難しいスポーツ。 そんなレースで起こる事故。 色んな人の思惑が絡まって、予想をひっくり返される真相に驚いた! スポーツとミステリーが違和感なく、両方を楽しめる素晴らしい本。 主人公は好感が持てるし、先輩や同期の選手も魅力的に描かれていて、ぜひ続編を読みたい!

    12
    投稿日: 2021.08.30
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    大好きな自転車と大好きなミステリの融合が完璧になされた最高の一冊。主人公の白石誓もいいが先輩の石尾がすごい。 何度読んでも感動する。4冊の続編があるが、なお次作を熱望している。単行本を持っているのに文庫の新刊も買ってしまったほど。自分的にはベストオブベスト。

    0
    投稿日: 2021.08.12
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    ロードレースを題材にしたお話。 『弱虫ペダル』を観ていたのでロードレースの簡単な知識はあったが、実際のレースではここまで色んなことを考えてレースは行われているのかっと驚いた。 続きが気になってどんどん読み進めることができた。 ミステリー要素もあったが、そこまで強くもなくミステリーが苦手な私にはちょうど良かった。

    0
    投稿日: 2021.08.06
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    めちゃくちゃ面白かった。ロードバイクのことは知らないし、そこまで興味も持ってなかったけど、読むページが止まらなくて久しぶりに一気に読みきった。 主人公にも好感がもてる。ロードバイクを走らせる描写と心理描写に想像を掻き立てられた。 不条理だと思える出来事が誰しも起こり得る。そんな時にどのような心の持ち方をすれば良いのか。とても苦しい想いの中で、人としての力が試される。物語全体を通し、自分の責任について向き合えなければ心の枷は外せないのだと感じた。

    7
    投稿日: 2021.07.28
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    面白かったけど少し軽い感じがしました。 内容が軽いじゃ無くて描写が軽く感じました。 細かく描写すればもっと良くなるような気がします。 もったい無いように自分は思いました。

    5
    投稿日: 2021.06.26
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    ロードレースは小さい頃から親しみがあり、ツールドフランスなども見てました。 実際に競技を見てる感覚とは違っていて、こんな駆け引きもあるんだと驚きました。 クライマックスは少し無理やり過ぎる展開のようにも思いましたが、全体的にまとまっていてハラハラさせられました。

    0
    投稿日: 2021.06.18
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    『弱虫ペダル』が好きで自転車レースのルールも 分かっているつもりでしたが、青春漫画のように なかなかエースをアシストするというのは難しいものだなと。自分を犠牲にして仲間を勝たせるのは他のスポーツにはないので、そこをミステリーにするのは面白いと思いましたが。 ただ、主人公の元カノいるのか? いい人風に描かれてるけどめちゃくちゃ酷い人じゃない?結局は美人だからか〜と思いました。

    0
    投稿日: 2021.05.17
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    自転車レースの駆け引きは、この本を読んで初めて知りました。風を切って走る姿が想像でき、チカを応援しながら読み進めましたが、なんとも言えない悲しい気持ちを残して読み終わりました。

    10
    投稿日: 2021.05.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本屋大賞受賞してたみたいなので、表紙が気に食わないけど読んでみた。 サクサク読めて面白かった。自転車競技に対する見識も深まった。 ただあまり登場人物の心理描写に重きを置いてないせいか、主人公にも、ほかの登場人物にも感情移入しにくい。主人公はちょっとサイコパス気質があるように感じた。特に自分の元恋人と殺人犯との結婚を静観するところが怖すぎて、サクリファイス要素に集中できなかった。

    1
    投稿日: 2021.03.21
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    サクリファイスというタイトルがまさしく!という作品でした。 文章が読みやすく、またロードレースの展開含め、ストーリーのテンポが良く一気読みしました。 ミステリーとしては、大きな事件が起きたのは物語後半だったので、そんな構成もできるのかと驚きでした。 各キャラクターも魅力的で、ロードレースという新たな世界を知ることもできとてもおすすめです。 あと、よくある感想だと思いますが、ロードレースを見に行きたくなりました笑

    1
    投稿日: 2021.03.21
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    このシリーズでは一番好きかも。 主人公のチカはいつも「一番」になることを嫌う。誰かのために自分を「犠牲」するアシストという天命に導かれロードの世界へ足を踏み込んでいく。 そして自分も気付かぬそのアシストの才能により、日本からツールへと駆け上がっていく。 ミステリーとロードレースが融合した作品。 ローディーの自分は何度も読んじゃいます笑

    1
    投稿日: 2021.02.28
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    先の見えない展開にドキドキしながらイッキ読み。読後にタイトルの意味に気づき鳥肌が立った。青春とミステリが絶妙に融合した作品

    0
    投稿日: 2021.02.26
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    フォロワーさんの感想を読んで、これは面白そうだなぁと、Amazonでポチっと買ってしまった(*^-^*) 勝つことを義務づけられた〈エース〉と、それをサポートする〈アシスト〉が、冷酷に分担された世界、自転車ロードレース。 初めて抜擢された海外遠征で、僕は思いも寄らない悲劇に遭遇する。 それは、単なる事故のはずだった――。二転三転する〈真相〉、リフレインの度に重きを増すテーマ、押し寄せる感動! 青春ミステリの逸品。 スポコン青春物語かなぁ?という雰囲気で始まる物語。 自転車ロードレースなんてスポーツが存在することすら知らない私(^-^; えーー!?そーーなんだ!?へぇ~!!!と自転車ロードレースの世界を少し知る度にびっくり。 中盤から物語はだんだんミステリの雰囲気を醸し出してくる。 うーん、いーねー、いーねー。 妬み、僻み、そんな愚かな理由から事故が起こったのか? 疑心暗鬼の中、海外遠征に赴いたチーム。 そこで新たな悲劇が。。。 物語としては、とても面白かった! Amazonでポチっとしたので、本の分量がよく分かっていなかったのだが、 この本はとても薄い(T_T) 280ページくらいの本だった。 私は小説は厚くて長いものがとても好みなのだが、この小説は少し少なすぎたかな。 それぞれのキャラクターの人となりを、じっくり紹介してほしかったかもしれない。 もっともっとこの物語にどっぷり浸かっていたい自分が居た。

    34
    投稿日: 2021.02.21
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    ロードレースのことは全く知識がなくて読んだが面白かった 団体競技であり、エースの裏には重要なアシストがいる 早く走るだけではない複雑な駆け引きや体力の温存など難しい計算が必要なものだとは アシストに徹するか、エースの道を選ぶか

    0
    投稿日: 2021.02.11
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    サクリファイスー生贄 ロードバイクという競技の性質を全く知りませんでしたがなるほど色んなルール、ルールブックに載らないルールもあるんですね これほどまでにチームスポーツだとは思いませんでした サッカーでいう所の花形ポジションの前線のプレーヤーがゴールやアシストなどで目に見える結果を出してもてはやされる中、黒子に徹し自身を犠牲にしてチームの勝利を目指すのがボランチや守備のプレーヤー そんな黒子に徹する事に生き甲斐を感じる主人公白石くん でもチャンスが来た時、自分でもゴールを決めたくなって… それでも自分はエースをたてる黒子 それをエース本人が教えてくれる そしてそれをこの競技を理解している人間は当然評価する しかし起きるのは悲劇 明かされる思いもよらない真相 レース中の疾走感と共に走り抜けるように一気に読み進んでました レースで勝って名前が載るのはエースのみ エースの勝利はチームの勝利 中々胸が熱くなりました ただ一点、浮気女はどの面下げて会いに来てんねんと苛つきました

    0
    投稿日: 2021.02.06
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    スポーツもの、ましてや、自転車ロードレースなんて、知識も興味も全くない私が、スポーツものの小説を楽しめるか少々不安だったけれど、さわりからすごく読みやすかった。 私の知らない世界がこんなにもあるのだと、いつも教えられる。 自転車ロードレースは、勝者は一人であるにも関わらず、エースとアシストのチームプレーで成り立っているスポーツ。 エースのために走るアシストの支えがあって、エースは勝つことができる。 自分が勝つことよりも、誰かのために身を粉にして走ることが向いている人はアシストとなり、そのアシストの貢献や犠牲を全て一人で背負って勝ちに挑むエース。 その深い関係性の中で起きた事件のミステリー。 鍵は、「自分の担う役割」 近藤史恵さんって、本当に博識で持ってる引き出しがすごい。 ここまで偏りなく多彩な方面の小説が描けてしまう人ってなかなかいない。 外国の料理だったり、ジビエ料理に詳しいかと思えば、今回のように自転車ロードレースだったり。 私の知らない、いろんな世界を小説を通して見せてくれる。

    0
    投稿日: 2021.02.06
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    ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    評判通りの名作。ロードレースの世界を初めて知りました。タイトルがここまで生きる小説はなかなかない。他の人も書いていましたが、三浦しおんさんの風が強く吹いている、を連想させる心に残るスポーツ小説でした。ラストが圧巻。胸が痛くなる展開と、前向きになれる結末。あっという間に読んでしまいましたが満足。

    0
    投稿日: 2021.01.31
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    このレビューはネタバレを含みます。

    サクリファイス(新潮文庫) 著作者:近藤史恵 投稿者:新潮社 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo3969 かつての恋人と再会、青春小説とサスペンスが奇跡的な融合。

    0
    投稿日: 2020.12.02
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    本当に遅まきながら、著者の名作であり、大藪春彦賞受賞作を拝読させていただきました。評判通りの名作を堪能させていただきました。ツール・ド・フランスは知っていても、サイクルロードレースを生で観戦したこともなければ、テレビで観たこともなく(まあ放送してないですし)、競輪を数回観戦したことがあるだけで、先頭の選手にスンゴイ風圧がかかることぐらいしか知らないし、エースとアシストのチームスポーツということも拝読するまで知りませんでした。本作はそんな何も知らない初心者でも眼前にレースを観ているような臨場感、深い人間描写、そして著者の真骨頂たる極上のミステリを本当に隅々まで堪能できる超名作だと断言できます。少しだけ心が豊かになった気にさせてくれる読後感でもあります。

    0
    投稿日: 2020.11.28
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    たまに読みたくなるスポーツ小説。 三浦しをん「風が強く吹いている」以来。 ロードレースのアシストという役割は、裏方で勝敗に間接的に関わるという形ながらも、マネージャーなどとは違い競技にもしっかり参加できる。主人公白石誓はそのアシストを自分の性格に合った役割であると満足していたが、自分も似たところがありかなり共感できた。 スポーツ×ミステリーで、その展開やロジックも違和感なく、感動までも与えてくれる本作品。ページ数以上のドラマが詰まっていた。

    9
    投稿日: 2020.10.04
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    このレビューはネタバレを含みます。

    犠牲という意味のタイトルのサクリファイス。ロードレースはチームのエース勝たせるための犠牲を伴うゲーム。アシスト達の犠牲を無駄にしない唯一の方法は、エースが優勝することだ。この物語は、故に、チーム内の軋轢、嫉妬と挫折、切ないロマンスを生む。しかしこれだけではなく、その犠牲のゲームを理解したうえで、アスリートとしての矜持、駆け引き、選手の息づかいが伝わってくる。今回起きた日本人のロードレースチームの死亡事故。この悲劇の真相は、以前このチームに所属していた者の復讐劇だった。次はツール・ド・フランス!

    23
    投稿日: 2020.08.23
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    近藤史恵の自転車レース競技を書いた作品。自転車レースでの駆け引きや、人間模様が良く描かれており、とても良く読めた。作中のただの自転車事故では無い!というのには驚いた。

    0
    投稿日: 2020.08.23
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    よかった ロードバイクのロードレースってルールとか分かりにくいところあるけど、きっとまったく分からない人が読んでもそれなりに理解できると思う。 主人公チカが自転車の世界に入るきっかけとなるエモーショナルな部分で引き込んでおいて、そこからチカを中心に人が関わる明暗の感情や損得がサスペンスの要素も加わって飽きない、長編ではないけど最後は読んだ感が充足する。 自転車乗る人読んでる人多いんだろうな、シリーズ物になっているのでしばらくこのシリーズ読むと思う。

    0
    投稿日: 2020.07.11
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    ロードレースの事は知らなかったが、知らなくても楽しめる。チームとしての意味と目的、そしてその中で生まれてくる人間模様とそれぞれの思いが見えてくるとなんか考えさせられる。

    0
    投稿日: 2020.07.09
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    ・ロードレースの小説ってきいて自転車は好きだがレースは知らないし読めるだろうかと初めは心配だった。 ・スポーツの日の読書会に向けてよんだ。 ・昨日借りて今日読み終えた。 ・主人公の白石ちかうの精神状態がすき ・チームのみんなのしっととか葛藤とかその世界を知らないのに感情移入した。 ・才能がありすぎる人は孤独だと思った ・石尾豪さんは・・ ・石庭と白石の近くて遠い距離感が友達みたいでよかった ・あの選択を石尾さんは自ら選んだのかがわからなかった ・いっきに読んだ。 ・ロードレースは団体競技でアシストという仕組みをしった。 ・実際みてみたくなった ・続きが読みたい

    0
    投稿日: 2020.07.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    すごい本だ。 何がすごいって、ロードレースというあまり馴染みのないスポーツを題材にしているのに、説明過多になりすぎず、ストーリーの邪魔にならないように適宜説明が挟まれていて、すごく読みやすい。 もし、ロードレースのルール分からないし、という理由でこの本を読むことを諦めている人がいたらそれはもったいないからぜひ読んだ方が良い。 本当、読んでて一切苦痛を感じないから。 ミステリーとしても秀逸。 「サクリファイス」(犠牲)というタイトルの意味するところが分かったとき、腹の底からザワザワっとするものがあった。 袴田には、石尾さんの考えや行動の理由は一生理解できないだろう。 ロードレースにおける勝利は、エース一人のものではない。 勝利はチームメイトのサポートによって成り立っている。 だからエースの勝利はきれいなものでなければならない。 最期に自分の命をかけてチームメイトを守ろうとした石尾さん…悲しすぎて、かっこよすぎるよ。

    0
    投稿日: 2020.05.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    20200502_サクリファイス レースの展開は見るうちにわかってきた。どうやら、集団の中からふたりの選手が飛び出して、先行している。実況解説の話では、どうやら今日の優勝は、このふたりのどちらかに間違いないようだった。  選手はずっとふたりで走っていた。青いジャージを着た選手が前を走り、後ろにぴったり黒いジャージの選手が続いている。  なぜか、その黒いジャージの選手は青いジャージの選手の後ろから動こうとはしなかった。お互い少しでも、自分が先にゴールしようと思っているのなら、抜きつ、抜かれつ、で進んでいってもいいようなものだが。  青いジャージの選手はときどき振り切ろうとするかのようにスピードを上げるが、黒いジャージの選手はそれについてきてしまう。なのに前に出ようとはしないのだ。  すぐにその理由に気づいた。  マラソンでも空気抵抗というものがある。黒い選手は空気抵抗を避けて、力を溜めているのだ。  レースの結果はもうわかった。ぼくは少し興味を失って、ソファに沈み込んだ。力を温存している黒い選手の方が有利なはずだ。  それにしても、不思議なのは、利用されていることを知りながら、前を走り続ける青い選手だ。空気抵抗のことすら知らないほど愚かなのか。  ゴールまで残り一キロを切っても、その態勢は変わらなかった。解説者も、いつ、黒い選手が飛び出すかばかりを気にしていた。  それは、残り五百メートルを切ったときに起こった。黒い選手が、後ろから速度を上げて、青い選手に並んで、なにかを言った。  ふたりはがっちりと握手をした。  次の瞬間、飛び出したのは、疲れているはずの青い選手だった。ぐんぐん速度を上げて、黒い選手を引き離し、たったひとりで両手をあげて、ゴールへと飛び込んだ。  興奮する実況アナウンサーの声と、ゴールにいる人々の歓声が彼を包む。  少し遅れて、黒い選手もゴールインし、拍手と歓声に包まれていた。  ぼくは、ぽかん、と口を開けたまま、テレビを眺めていた。  いったい、何が起こったのかわからなかった。ぼくには、勝てるはずなのに、黒い選手が勝負を投げたようにしか見えなかった。でも、どうして。 …(中略)…  ロードレースにはエースとアシストという役割分担があるのだ、と。  個人競技に見えるが、実は団体競技に近く、ひとりひとりが勝利を目指すのではなく、アシストの選手はエースを勝たせるために走る。その結果、自分の順位を下げることになっても。  今日のレースで、青い選手は自分がステージ優勝を目指すため走っていた。だが、黒い選手は、後ろの集団にいる自分のエースのため、ひとり飛び出した青い選手のことをマークする目的でついていったのだ。彼のチームのエースは総合でトップの位置にいた。  ゴール近くになっても、チームのエースは先頭のふたりに追いつくことができなかった。黒い選手のゆさぶりで、総合優勝が変動するほどの差もつかなかった。もちろん、その時点で、黒い選手が優勝を目指すこともできた。そうしても、ルールとしては問題はないが、決してフェアな勝負ではない。  黒い選手はこう考えたはずだ。  自分はアシストとしての仕事をまっとうした。だが先頭交代をしなかった自分に勝利の資格はない、と。  だから、最後の五百メートルで並んだ瞬間に、そう言ったのだろう。  青い選手は全力で走り、実力で勝利をつかんだ。  黒い選手はチームのために走り、そして、最後にフェアであることを選んだ。  だからこそ、ふたりともが称えられているのだと、その人はぼくに教えてくれた。  ぼくは、礼を書き込むのを忘れて、ぼんやりとパソコンの画面を眺めていた。  あの瞬間、行なわれたのは取引とかそういうものではなかった。  勝利というものの尊さ、敵である相手を賞賛する気持ち、そして自分の胸に抱いた誇り。  黒い選手は、記録の上では勝者ではない。だが、彼は勝者と同じくらい誇らしい気持ちで、ゴールへ飛び込んだはずだ。  背筋がぞくり、とした。ぼくはすっかり乾いてしまった唇を舌で湿した。  この世界ならば、肩の重しを振り払って走ることができる。そう思ったのだ。

    3
    投稿日: 2020.05.02
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    Story Sellerと同じく自転車ロードレースの話。でもなぜかサスペンス要素が含まれているとの事。Story Sellerの時は、若手だった石尾がチームの柱に。そして赤城も出てました。最初のページを読むと、いきなり衝撃的な内容が。『えっ!?誰が?』ってな感じになり、この本に引きづりこまれる。自転車に詳しくなくてもすらすら読めます。そしてロードレースの奥深さ、アシスト役の美学ってなもんを学べます。ちょっとツールドジャポンを見に行きたくなる。物語は個人的には結構好きな部類です。ただ、サスペンス的な面ではあまり期待しないほうがよいかな。続編の『エデン』が3月刊行だそうです。でも単行本…。早く文庫化しないかな。

    6
    投稿日: 2020.05.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    いやぁ~迷わず★5つです。 ロードレースが題材で何となくとっつきにくそうだなぁと思っていた自分が情けない。 競輪もやったことがなく、ママチャリぐらいしか乗ったことはないが、ツール・ド・フランスというレースの名前ぐらいは知っている。 その程度の知識しかないが、しっかりとハマった(笑) 単なるレースの物語(青春モノ)ではなく、ロードレースの面白さ、駆け引きや選手の息づかいを感じられる臨場感。 そこに関わるチーム内の人間関係や心の葛藤。 そして隠された謎解きミステリー。 盛り沢山過ぎてとても贅沢な一冊でした。 サクリファイス(犠牲)というタイトルは読み終えたからこそ深さと共に納得感を得られる。 続編も早く読んでみようと思います。 説明 商品の説明 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。 受賞歴 第10回(2008年) 大藪春彦賞受賞 内容紹介 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。 内容(「BOOK」データベースより) ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 近藤/史恵 1969(昭和44)年大阪府生れ。’93(平成5)年『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    6
    投稿日: 2020.04.21
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    サクリファイス 犠牲 ロードレースは団体競技でサポート役がいて ゴールする前にエースに勝ちを譲ったりするために走る風除けの役目もある ツールドフランスは、富士山を何十往復もするような3週間にもおよぶ戦い 石尾さんのロードバイクにかけるおもいかっこよすぎ 特におもい印象はなかったけどすごい読みやすかった!読み切りの漫画を読んだかのような納得のいく本だった

    0
    投稿日: 2020.04.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2007年に出版されて、すぐ読み返し、それ以来の再々読。 内容はよく覚えてるのに涙が止まらない。 サイクルロードレースの素晴らしさを、レースに詳しい人にもほとんど知らない人にも存分に伝えてくれる大傑作。 知り合いをサイクルロード好きの世界に引き込むにはこの本を読ませればいいんだ! レース観戦には、ものすごく多岐にわたる知識が必要なのに、こんなにさらりとまとめあげてしまう近藤先生の力量に改めて敬服した次第。 あれから13年、サイクルロードレースの世界もだいぶ変わってしまった感はあります。あの頃は熱かった!

    0
    投稿日: 2020.03.05
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    ロードレースを題材にした一冊。 ロードレースというと、ツールドフランスという大会名くらいしか知識がなかったが、素晴らしく面白い作品でした。 個人競技かと思っていたが、団体競技らしい。 そのルールも、また他の団体競技とは異なる。チームのエースを勝たせるために、アシスタントする選手が犠牲になるという、タイトル「サクリファイス」その名の通りだ。 犠牲の上に成り立つ、勝利。記録に残るのは団体競技でありながら、個人一人という。 正に主君に仕えるサムライ宜しくだ。 ミステリ要素も含みながら、青春群像漂う一冊でした。

    0
    投稿日: 2020.03.04
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    私が15年前読書にハマった一冊。 そして、ロードレースにも興味を持った本。 あれからロードバイクを買い、それなりに遠征もするようになったが、機会があり再読。 すーぐ読めた。 やっぱり面白いと思った本はいつになっても面白い。 おススメ。

    2
    投稿日: 2019.11.22
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    最近室内ローラー漕いでるので読んでみた。ロードレースの事さっぱりわからなくても弱虫ペダル読まなくてもよくわかるように書かれつつも物語としての醍醐味がある。アシストするはずだったエースこそが仲間の事を深く考えていて、ってラスト展開は感動するし、ミステリ的な要素も楽しめた。出てくる美しい元彼女がビッチなのもまた味わい深い。ミステリやロマンス抜きの単にロードレースものとしても読んでみたいと思えた。

    3
    投稿日: 2019.11.15
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    再読。 以前に読んだのはおそらく10年近く前。 10年前と己の状況の何が違うか。 ・弱虫ペダルを読みまくっている ・(その影響で)ロードバイクをやりたくてしょうがなくなっている ・自転車屋に行ってトランペットを眺める少年の眼差しで自転車を見ている 自転車にめちゃくちゃ興味を持っている今ならば、なお面白く読めるのでは、と思い至って読んだが、驚いたのは10年前に夢中で読んだ印象が色褪せなかったこと。 そして、今回は自転車に興味を持っている分だけ、面白かったし、感動した。 (蛇足) エースである石尾さんが、弱ペダの金城に脳内変換されてしょうがなかった。

    2
    投稿日: 2019.10.23
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    サクリファイス。 自転車ロードレースがどういう競技かわからない状態で読み始めたときは、タイトルを見て?だったが、読み終わって改めてタイトルを読んだときなんだか鳥肌がたった。

    1
    投稿日: 2019.10.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    自転車ロードレースを舞台にした小説。自転車のロードレースと言えば「ツール・ド・フランス」、ドーピングとガン克服で有名なレーサー、ランス・アームストロングが書いた自伝も読んだが、私の知識としてはその程度だ。 日本では未だ、マイナースポーツのこのロードレースをテーマにしかも、ミステリーの要素も含ませながらストーリーは展開していく。 レースのルールは知らなくても、この小説を読めば基本の知識は得られ、その白熱するレースの状況、選手たちの心理等にも惹きつけられる。もちろん人物描写も細やかである。 題名の「サクリファイス」の持つ意味が終盤はっきりとわかり、単なるミステリー、単なるレース小説ではない人間模様を描き、それが読者に感動を与える。

    1
    投稿日: 2019.09.04
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    読み終わってから題名を見るとなんでぴったりなんだと思う。これもまたあっっという間に読める。 まず自転車競技のルールを全く知らなかったからこんなに奥深くて面白いんだと知った。本気で見てみたい! 主人公の人となりがタイプだったなぁ切ない

    1
    投稿日: 2019.08.22
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    近藤史恵さんの『サクリファイス』読了。 プロのロードレースチーム所属の若者が主人公。親本で読んだのはもう10年前か。その当時は実はロードレースのことをよく知らなかった。ツール・ド・フランスを毎年TV観戦するようになってレースが団体戦だと知った。 エースの勝利のために必死でアシストする。特異なスポーツだと思うかもしれないが、サッカーだってポジションによって基本的な役割は決まっている。 ピッチに立つ以上誰にも点を取るチャンスはある。それと同じように、エース以外が勝利の栄光を掴むこともある。主人公は自身の勝利を目指すべきか、アシストに徹するべきか悩む場面が何度も出てくる。仕事の場でも同じようなことを考えることがある。店の主役は俺じゃない、と。 レース中は様々な駆け引きが行われていて、優勝だけが唯一のゴールというわけではないことが本書を読むとよく分かる。正しくはツール・ド・フランスを観戦するようになってから理解が深まって、今読んで本書の面白さがさらに分かった。 前半に大阪と奈良の県境にある暗峠を走破するシーンがある。一度だけ走ったことがあるが、あそこを足つかないで登れる人種はもう別の生き物だと思えるくらい傾斜が凄かった。ただ、登りたい気持ちは少しは理解出来ているつもりだ。

    3
    投稿日: 2019.08.16
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    2019.7.22 ロードレース自体も面白いシステムだし、登場人物も少なくて読みやすかった。 ただ主人公の幼馴染、ありゃタチ悪い!

    0
    投稿日: 2019.07.23
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    自転車のロードレース。チームプレーや駆け引き、エースに尽くすことなどレース中にそんな事が…ストーリーも引き込まれる内容でさくっと読めて面白かったです。

    0
    投稿日: 2019.06.24
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    自転車レースのことを、ここまでわかりやすく、面白く、スリリングに書いてあり、且つストーリーも面白い。 漫画のように読める。イッキ読み

    0
    投稿日: 2019.06.19
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    読み友さんの間でも評価の高い本です。ようやく読みました。ロードレースについてはほとんど知らなかったのに全く問題なく物語に必要な知識をするすると教えてもらいながらどっぷりとロードレースの魅力に取りつかれて読みました。後半主人公が一つ一つ理解して気づいていくことには戦慄を覚えずにはいられません。最後に彼がたどり着いた推測の衝撃は半端ではなかったです。「Sacrifice」の意味が私にもとても重くのしかかってきました。こんなアシストを受け取った彼はこの後大きく成長しなくてはなりません。続編が楽しみです。

    0
    投稿日: 2019.06.14
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    誰が誰に”サクリファイス”したのか。 ロードレーサーの生き様が気持ちよく描かれるとともに、 その精神がしっかりミステリの核にも繋がっている。 筆者は観戦もしたことがない、という解説文に笑った。

    1
    投稿日: 2019.04.20
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    生贄と自己犠牲、どちらともとれるタイトルで、あまり先を予想せずに読んでおもしろいと感じた。 献身というモチベーションが、ゲーム理論や合理性を破壊するあたりが気持ちいい。

    2
    投稿日: 2019.04.03
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    ただの自転車競技に関する小説だと思って読み進めたので展開にびっくり。「そんな!」と呆然…です。だが、自転車に限らず人の営みとは犠牲とそれを背負った人の歩みなのだと考えさせられます。なかなか素晴らしい作品でした

    1
    投稿日: 2019.04.02
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    今年1番の本に、早くも出会ってしまった。 私自身自転車が好きで、クロスバイクにほぼ毎日乗るのである程度の知識はあったが、ロードレースに関して全く知識がない人が読んでも、とても読み応えのある本だと思う。 ロードレースとミステリー、そして人間同士の想い。 これらが絡まり合い、物語はどんどんと味のあるものになっていく。 こんなにも多方面から楽しめる物語に、私は初めて出会った気がする。 〝サクリファイス〟 読み終えたとき、この題名の意味を改めて実感し、涙が止まらなくなった。 もう一度言う、今年1番の本に、出会ってしまった。

    1
    投稿日: 2019.03.26
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    4.6 順番がぎゃくになりましたが、ロードバイクシリーズの第一弾やっと読めました。 やっぱりこれを一番最初に読みたかったなぁ、と。

    7
    投稿日: 2019.03.23
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    インタハイの陸上中距離で優勝した主人公が陸上競技から離れ 自転車競技に転じた この物語は 自転車競技を描いたスポーツ小説ではなく その競技の中で起きる悲劇にかかわるミステリー小説なのです スポーツの駆引き そして 悲劇にかかわる駆引きが面白いと思います ^_^ スポーツ小説として ミステリー小説として 楽しめます ただ 主人公のおさななじみで恋人だった女の子の行動が理解できなかった ^_^; 自分がじじだから仕方ないですね ^_^; 続編の「エデン」を 早速 Amazonで注文しました ^_^ 職場の同僚の おススメ本です 私も 同じく薦めたい一冊です ^_^

    1
    投稿日: 2019.02.05
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    これは何回めか?というくらい読んでいるし、これからも読むだろう。競争という環境におかれていながら、1番にゴールするだけでなく、1番にゴールさせる競技者に着目!なかなかの裏方目線は読んでいてぐっとくる。

    0
    投稿日: 2019.01.10
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    近藤作品は初見だが、これはなかなか熱さと冷たさが同居する内容で一気読みでした。後半のミステリー要素も読みごたえあり。他の作品も読んでみたいと思わせる一冊でした。

    4
    投稿日: 2019.01.03
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    読みやすく、話に引き込まれ、あっという間に読み切ってしまった。こういう主人公は、個人的にツボにはまる。実力があるのに、前に出たがらないというか、期待や失敗することに恐れて、前に出れなくなったこと。チームの仲間との関係、レースでの経験を基にして、そんな状況をどうやって乗り越えて、そして前向きな自分らしさを取り戻せるか、とても面白いテーマだった。また、全くサイクルロードレースについては知らなかったが、技術面、作戦面など、話の中でとてもスムーズに理解することができた。

    0
    投稿日: 2018.12.09
  • 感情移入はできないけれど

    この競技特有の世界だということはわかりますが、主人公の選択には同意できず、感情移入は難しいです。また、周りで関わる人々も幸せとは思えない点も重苦しい。 でも、読み物としては面白かったし、続編も是非読んでみたいと思います。

    0
    投稿日: 2018.11.30
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    前半部分の息つかせぬロードレースの展開と、後半のミステリーとしての面白さに脱帽です。 読み終わってみると、タイトルがこれまた泣かせる。 いい本読んだ。

    0
    投稿日: 2018.11.24
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    自転車なんて全く興味がなかったが、マンガの「弱虫ペダル」を読んだついでに小説にも手を出してしまった。マンガと尺の取り方が違い、レース展開が意外とあっさりとしているが、心理描写がより克明に描かれていて、小説は小説で面白い。

    0
    投稿日: 2018.11.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    レース中の死亡事故。エースの石尾、同期の伊庭、ケガで引退した袴田、元カノ。各々の思いが絡み合い、悲劇を起こす。

    3
    投稿日: 2018.11.17
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    スポーツものは好きではないから避けてたけど、読了数4800人、☆4.2はただごとではないなと思って読みました。自転車競技、ロードバイクもの。アシスタントとしてのロードレース。風よけ先頭を交代する紳士的スポーツ、チームと地形の駆け引き、エースを勝たせるための踏み台であるアシスタントの役割、チーム内の協力と駆け引き。 自分が「勝たない」脇役に徹し続けられるスポーツにスポットライトが当たって、こんな競技と役割があるんだという驚き、ツールドフランスの見るポイントがわかったなという知識、それよりも話の面白さ。題名がずいぶん大げさなと思ったのと仲間内の足の引っ張り合いを恐れてヒヤヒヤしましたが、この小説の良さはラスト10ページにある。 弱ペダを数冊読んでたので、ダンシングとかスプリントと回転数とかちょっとした用語を知っててイメージが湧きやすくて助かった。

    1
    投稿日: 2018.11.15
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    ロードレースの知識も興味もゼロで読み始めて、読み終わった後はロードレース見てみたい!!と思うくらいその魅力と面白さがわかりやすく詰め込まれていました。サスペンス要素の盛り込まれたドキドキハラハラの展開にラストまで一気に走り抜けてしまいました…!!主人公もとても魅力的なので、続編も絶対に読みたい!

    0
    投稿日: 2018.11.08
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    ロードレースの魅力、たとえばチーム間の駆け引き、アタックのスリル感、集団の迫力、上り坂をひたすら上がるストイックさ、レース中に降り出す雨の情景、などなどよく伝わってくる。謎解きは少し無理筋感もあるが、題名のとおりロードレースのひとつの特徴を踏まえている。まあ軽いな、と言う感じでもあるが、読んでいてチョット引き込まれた。

    0
    投稿日: 2018.11.05
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    再読。やはり面白い。 ロードレースを舞台にしたミステリー? 陸上から自転車競技に転じたチカは、プロレーサーとして レースに参戦していた。そのヨーロッパ遠征中に発生した悲劇。過去の事件が絡んでいるのか、何が真実なのか? そしてチカはスペインのチームへ。 最後まで読ませる。

    0
    投稿日: 2018.10.13
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    久々に一気読み。ロードレースのことは一つも知らないが、読み応え十分の作品。サクリファイスの意味、最後に大きく裏切られて読了!

    4
    投稿日: 2018.10.12
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    若い頃、ツールドフランスに夢中になったことがあったが、弱虫ペダルのアニメを見て、再び興味がわいててにとった。アシストという立ち位置の誓も素敵で、自転車競技のルールや駆け引きも少し理解ができて面白かった。

    0
    投稿日: 2018.10.12
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    38:友人に「ぜひ感想を聞かせて欲しい」と言われていたので読んでみました。個人的には、それほどハズレだとも意味がわからないとも思いませんが、素直に清々しさを満喫できないのもまた事実。登場人物それぞれがどう思っていたのか考え始めると、確かに他の友人に感想を求めたくなります。今度会って、この本について話すのがとても楽しみ。個人的な事情を除いても、自転車ロードレースの描写にはすごい吸引力が。スポーツをされてる方にも読んでいただきたい一冊。7/16、文庫版購入。

    0
    投稿日: 2018.10.08
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    いやぁ、スポーティーで爽やかな内容かと思いきや…でした。見た目の怖さではなく、人の心の怖さを知るとどれだけ恐ろしいか。モワッとした感じで読了しました。

    0
    投稿日: 2018.08.30
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    内容紹介 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと――。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。

    0
    投稿日: 2018.08.30
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    知り合いが何人かやっているロードレースのことは、自転車競技ってこと以外、何にも分からないで読み始めたが、あっという間に競技自体の魅力に引き込まれた。 比較的遅読な私が3時間そこそこで読みきってしまったので、物語の疾走感にうまく没入できたのが良かったんだと思う。 ミステリーの要素も予想外の展開だったけど、別の競技とはいえ、スポーツを続けている自分なら理解出来る真相だったので、より感情移入が出来た。 続編を早く読みたい。

    1
    投稿日: 2018.08.27
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    書き出しの文章である。即物的で完結な文体がハードボイルド好きには堪(たま)らなく魅力的だ。ロードバイクという名のマシンを雄弁に物語る。ところが主人公のチカこと白石誓〈しらいし・ちかう〉は細やかな精神の持ち主で、普通ならば短所になるであろう優柔さが独特の個性を醸(かも)し出している。文章のハードさと人間の柔らかさのバランスこそが本書の魅力といってよい。 https://sessendo.blogspot.com/2018/08/blog-post_13.html

    0
    投稿日: 2018.08.13
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    日本ではマイナーなロードレーサーを主人公とした小説。スポーツものなのに汗臭い感じがせず、淡々と進む物語に気づけば夢中となっていた。ロードバイクのことやレースについても丁寧に書かれており、乗らない人でも抵抗なく受け入れられると思う。最後は驚きの結末だった。

    1
    投稿日: 2018.07.03
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    2018.6.18読了 ☆4.2 スポーツ系ということで勝手に爽やか青春小説だろうと思っていたら、ミステリーだった。 爽やか一辺倒よりもこういった話の方が好き。 しかも後半どんでん返しがあり、読後感も良い、とても自分好みの作品だった。 ロードレースというスポーツについても丁寧に書かれており、全く知らない自分でも抵抗なく読めた。 それにしてもロードレースがこんなにもチームワークが必要なスポーツだとは知らなかった。

    1
    投稿日: 2018.06.18
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    面白いと評価の高い作品なのでいつか読みたいと思っていたので、ロードバイクに対する関心が高まっている今ほど読むのに適したタイミングはないだろうと手に取りましたが、評判どおり面白かった。 熱く、昂ぶるスポ根にできる内容をクールに淡々と描いているのですが、それが主人公であるチカの心象を上手く表して一気に作品世界に引き込まれてしまった。 いくらでも描けるレース中のドラマを徹底的に排除しているのでサクサク読めてしまうのが惜しい。もっとこの世界に浸っていたい。そう思わせてくれる作品でした。

    0
    投稿日: 2018.05.22
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    ロードレースってすごい。サクリファイスの題名がうなづける競技。ミステリー要素があり、はらはらしながら読めた。

    1
    投稿日: 2018.04.30
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    確かストーリーセラーで知り、本編読んでみたいなあと思って買った。色んなスポーツがあるのな… 元カノパートが必要だったのかは謎。結婚しちゃったのね…

    0
    投稿日: 2018.04.28
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    “自転車”という乗り物の印象がガラリと変わる1冊。スポーツとしてチーム全員が輝くのではなく、チームが勝つために自らを犠牲にする役割もあり、スポーツ競技の残酷さも感じられた。また、そこから浮かぶ不審な疑惑・事件をとおしてスポーツ好きもミステリ好きも読んで損はない1冊です。

    0
    投稿日: 2018.02.14
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    2008年本屋大賞2位作品 構成もシンプルで、読みやすいし 面白いとは思うけど ちょっと物足りないかんじ 単純に自分はミステリより 青春小説が好きなだけ 解説に書いてある通り ロードバイクというマイナーなスポーツの魅力と特殊性を 見事に描写している サクリファイスの精神が重要なロードバイクならではの ミステリ

    0
    投稿日: 2018.01.19
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    スポーツ小説かと思ったのですが、 ちゃんとしたミステリーでした。 自転車ロードレースを舞台にした、あるチームのエースを巡る 事故の真相とは? ちょっと変わった自転車に熱中している人達のお話です。

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    投稿日: 2018.01.08
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    自転車が好きでない人にもお勧めな一冊。自転車が好きな人には必見絶対面白い。こんなに自転車レースの心理描写がわかりやすい本はない。

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    投稿日: 2018.01.06
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    読み始めた当初はスポ根まではいかなくても、スポーツ青春ものかなと思って読んでたのですが、中盤から終盤にかけては人間関係を中心にストーリーが急展開。ロードレースはほとんど知識がなかったのですが、エースがいて、アシスト役がいてと、球技などのチームプレイとは全然違うんだなと勉強になりました。スラスラスラっと読めました。

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    投稿日: 2017.12.31