
総合評価
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powered by ブクログ未知のロードバイクの話がミステリー仕立てで構築された秀作。 チームとして、エースの立ち位置。アシストの立ち位置を知らされて、本当にチームスポーツなんだと実感した。 エース石尾の発言を読んでいて、先日のボクシングの村田の勝利者インタビューを思い出した。「非情に使い捨ててきた人の思いも背負って戦っている」 厳しいながらもカッコいい世界がある。
5投稿日: 2017.10.24
powered by ブクログ展開を予想しながら読んでいたのに見事に騙された。犠牲の上に成り立つレース 、仲間の想いを背負って白石はまた強くなるのだろう。続刊もあるようなので読みたい。
0投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログ先にストーリーセラーに収録されている短編を読んでたんですよね。 だから尚更びっくりだよね。 切ないなぁ。
0投稿日: 2017.09.21
powered by ブクログ過酷な競技に挑む男たちがいる。 自転車ロードレース。日本では知名度が低いマイナー競技。 元陸上選手で18歳でレーサーに転向した白石誓ことチカはチーム・オッジに所属する新人選手。 白石は自分の役割はアシストにこそあると自負している。 同期で天才肌のスプリンター・伊庭、チームを牽引するベテランエース・石尾。 それら実力ある選手を補佐し上位に食い込ませるアシストが白石の仕事。 噛ませ犬。 捨て駒。 踏み台。 が、白石は卑下しない。 一定の実力をもちながら自分の本質はエースを助けチームを支えるアシストにこそあると割り切り、誇りを持つ。 これは自転車に命を賭けた男たちの物語である。 仲間の為に身を捧げ尽くす行為を外側から偽善と嘲るのは簡単だが、選手はそれを承知の上で悲壮な覚悟を決め、葛藤や苦悩を克服し、夢を託したエースを最前線に送り出す。 エースは無名の犠牲の上に成る勝利を義務として課され、ある者はチームに貢献し献身する行為に喜びを見い出す。 それらの対比が鮮やかに浮き彫りにする持てるものと持たざるものの優劣。 個人の勝利と引き換えてまでも尽くす価値と意義を信じればこそ白石は走り続ける。 そして悲劇がおこる。 風が頬打つ疾走感あふれるリアルなレース描写、抜きつ抜かれつの競り合いは静かに熱く、チカとシンクロし手に汗握ってしまうこと請け合い。 スポーツ小説としても充実の読み応えでしたが、終盤に仕掛けられたどんでん返しの連続も憎い。 巧みなミスリードによって「彼はこういう人はなんだ」とすりこまれた先入観があざやかにひっくり返され、思いもよらぬ真相が浮かび上がってくる瞬間は感動もの。 天才と凡人、主役と脇役、勝者と敗者。 そんな短絡な二極論では語りきれない世界がある。 己が信じたもののため身を賭して走り続けるストイックかつ情熱的な姿は孤高が人の形をとったようで、終盤明らかになる「彼」の究極の決断には衝撃を受けた。 サクリファイス [sacrifice] 犠牲。供犠(くぎ)。 勝負の神は残酷で代償なくしての勝利などありえない。 才能あるものは世に出る義務がある。 望まれて世に出たものはサクリファイスの遺志を継ぐ使命を帯びる。 最後近くの数ページ、逝ってしまった人間が背負ったものの重みと託したものの尊さに胸が熱くなった。
3投稿日: 2017.08.25
powered by ブクログこれはすごいですね~。本屋大賞をとったそうですが、納得。 以前コミュでもどなたかが推薦していたので、ずっと気になっていた本でした。 バイクのロードレースの世界をのぞける上に、よくできたミステリーでもあります。 読んで後悔しない1冊なんじゃないかしら。
0投稿日: 2017.08.02
powered by ブクログ白石は、チームで勝利を目指すロードレースに惹かれて、陸上競技の世界を捨てた。白石は、自身が所属 するプロロードレースチームをアシストすることで自身の存在を見出そうとするが...。 冒頭でのロードレースでの事故の暗示、 そしてサクリファイス(犠牲)の意味がわかった時、ロードレースに賭ける男の思いが見えてきます。面白かった。
0投稿日: 2017.08.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろすぎて一気読みしてしまった。 ロードレーサーの話。大会での駆け引き、エースとアシストの人間模様。 ロードバイクを趣味の一つとしているので大会がどんなものかは知っていますが、知らなくても十分楽しんで読める作品だと思います。 アシストの気持ちを全て引き受け踏み台にして走るエースの気持ち。石尾さんの気持ちを読むと涙がとまりませんでした。 そこまでしなくても。。。 物語だからこその展開なのかもしれないけれど、読み応えのある作品でした。
0投稿日: 2017.07.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
真面目で才能ある一人の青年の葛藤と成長。 ちょっとばかりの恋愛と謎が、通勤電車で読むにはちょうど良かった。爽やかな気持ちにさせられた。 心理描写が上手だと思ったし、ドロドロした嫌な気持ちにさせられる事なく、心から主人公を応援したい気持ちになった。 数々の事件の真相には、やり過ぎ感(作りすぎ感)があるが、仕方ないかなぁーとも思った。 冒頭で主人公の死を予感させるように書かれているが、ちょっと繋げ方に無理矢理感を感じた。 全体を通しては本当に楽しめたし、次の展開 レースぎ読み進めるうちにだんだん、どんな事が起こるのかと、期待が膨らんだ。
0投稿日: 2017.07.13
powered by ブクログ未知の世界のロードレースの話なんだけどわかりやすく魅力的に描かれていた。 これってシリーズなのかな?! 他の作品も読んで見たい! 意外なところでミステリー要素も加わり。 タイトルの意味を知って切なくなった。
0投稿日: 2017.07.06
powered by ブクログこんなラストとは。始まりの衝撃をさらに超える。 自転車競技がわからなくても、全く問題ない。 主人公、誓の下りの走りのように何も考えずにレースに引き込まれて、気づいたら驚きのラストへゴール。 エデンもすぐ続けて読みたくなる。 ていうか、今後の誓の活躍を見たいので、すぐ読みます(笑)!
4投稿日: 2017.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2017.6.5読了 2019.4.17再読 2024.10.2再読 読後にサクリファイスの意味を調べて驚愕! 生贄て… しかし、なるほどなタイトルでした。
0投稿日: 2017.06.06
powered by ブクログ本のフェスで出会った本。 サイクルロードレースの話なんで、弱虫ペダル好きの僕は思いっきり楽しんで読んでたんだけど、それだけじゃない! ミステリーなんです! 息もつかせぬレースと予測できないミステリー。 そりゃ面白いでしょ。あっという間に読んじゃった。
0投稿日: 2017.05.08
powered by ブクログ白石にしても石尾にしてもずーっと掴みどころがないし、他の登場人物の発言もうまい具合に読み手に揺さぶりをかけてくれる。 レースのことは少し難しかったのです読み進めるのが苦にならず、中盤からはころころーっと展開していきました。 白石が袴田のやり取りの中で見せた以外な一面はちょっとスッキリしました。とはいうものの、実はもうちょっと書いてほしい(ネガティブな意味ではなく、興味あるということで)ところあります。 個人的には香乃サイドからの物語も読んでみたいかも。
0投稿日: 2017.05.08
powered by ブクログロードレースという競技が良く分かる。自己犠牲を伴うアシストという存在の大事さ、良さが伝わってきました。
0投稿日: 2017.05.04ロードレースの魅力を伝える
ロードレースの魅力、たとえばチーム間の駆け引き、アタックのスリル感、集団の迫力、上り坂をひたすら上がるストイックさ、レース中に降り出す雨の情景、などなどよく伝わってくる。謎解きは少し無理筋感もあるが、ロードレースのひとつの特徴を踏まえている。軽いな、と言う感じもあるが、読んでいてチョット引き込まれた。
1投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログ史恵作品三作目。インターバルを読んで、これは狡いと思いました。因みに褒め言葉ですw ここで元カノを出し、元カレが危ないですよ!と、警告されるなんて。気にならないワケがない!! “ツール・ド・フランス”名前は聞いたことあるけど…って、程度で全く興味なんてなかったが、この作品を読んで素直に観てみたいな、と思いました^^ そうゆう気持ちにさせてくれる素晴らしい作品。オススメです!
0投稿日: 2017.03.07
powered by ブクログアシストを飛翔させるためのエースの行動。サスペンスというより一人のエースの男の覚悟をみた気がしました。
0投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログ自転車競技がどういうものか この本一冊で素晴らしさが伝わってきます。 いやーな終わり方を予想してたのに、 騙されました。 後味がいいわけでわないけれど、 自転車競技という、人の犠牲の上に勝ちをつかむ、そのための責任をおうということがどういうことかがわかった一冊でした。
0投稿日: 2016.12.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
命を賭してまで守り抜きたかったものは、ロードレースの崇高さ? 仲間を踏み台にして得られるエースの勝利。仲間を踏み台にする覚悟があるものにしか、エースを務める資格がない。他のチームスポーツにはあんまり応用の効かない要素。ラグビーならありかな? ラグビーにエース的ポジションがあるのかな?
0投稿日: 2016.12.06
powered by ブクログさすが近藤史恵という唸りしか出てこない読後でした。 近藤史恵は人間の心の動きを平均よりも数歩深く掘り下げて描く作家だと理解しているので最後のどんでん返しを期待して読みましたが、やはり予想のはるか上を行く結末でした。 読み終わった後に茫然としてタイトルを見ると「そっちの方向から見たサクリファイスなのか」ととても感慨深く…。 緊迫した男たちの状況を描きながらも、女性作家ゆえか近藤史恵ゆえか、全編にロマンと優しさのようなものが流れていたのが救いでした。 男性作家だったらもっと容赦も救いもない描き方だったかもと思ったり。
0投稿日: 2016.12.05
powered by ブクログ自転車レースの楽しみ方がわかった気がする。今度見るのが楽しみ サスペンス的にはちょっと無理があるとこもあるが、それ以上にレースが楽しい
0投稿日: 2016.11.27
powered by ブクログ自転車の世界でのエースの精神と団体競技という枠での立場が、とても衝撃的。タイトルの通りのストーリーが最後に証されて悲しいまでに考えさせられる
0投稿日: 2016.11.06
powered by ブクログStory Sellerでの出会いから辿り着いたサクリファイス。 今まで赤城視点で見ていたチーム・オッジを違うところから見ていて面白かった。 途中まで全力で応援できなかった石尾を、生粋のロードバイカーだって思えるラストが切ないけれど良かった。 それにしても、何でタイトルが“サクリファイス”なんだろうって、途中まではアシストのことをそう表現しているのかと思っていたけど、その真の意味に気が付き、腑に落ちたところで胸がぎゅってなった。 勝利には色々な勝利がある。 自分のためだけの勝利、大切な人に捧げる勝利、チームのための勝利。 団体競技を心の底から敬遠する私の心に響いた、究極のチーム戦の物語。
0投稿日: 2016.10.28
powered by ブクログ主人公のチカが、考える走り。楽しいと思えること。自分は、一番になるわけではなくて、誰かのアシストである。それでも、たまらなく楽しい。その周りに起きている仲間の裏切り、憎しみに心を痛めながらも、淡々と生きていく彼に乾杯。 彼の彼女は、正直、好きには、なれなかった。人を恨むのは、とくにはならない。
0投稿日: 2016.10.23
powered by ブクログ2016/10/21 【自転車】は一見個人競技のように見えるが 【ロードレース】はチームプレーだった。 ロードレースを全く知らずに読み始めましたが、話の続きが気になり一気読み。 チーム内での役割と、性格。 更にミステリー要素も加わり、とてもドキドキしながら読めた。 次は舞台が、日本から世界へ。 続きが気になる!!
0投稿日: 2016.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
実業団のロードレースの話。 主人公(学生時代は陸上のオリンピック候補)のチカを中心としたはなし。 チカはクライマーだが下りもそこそこ速いがエースになるのではなく、アシストで満足する性格。 同期の伊庭はsプリンターでチカとは正反対の性格だ。チカの入る3年前にエースとある選手がレース中にアクシデントがあり、転倒により障害を抱えてしまう。 その復讐が海外のレース中に行われてしまう。 単純なロードレースの物語かと思ったらまさかのミステリーw。でも意外とよく練られたストーリーで面白かった。
0投稿日: 2016.10.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
過酷な競技、ロードレース。 日本ではまだなじみがないスポーツではあるけれど、少しずつロードバイクに乗る人も増えてきているかな、という感じです。 主人公は陸上競技で初来を嘱望されていた選手。 ただ、周囲の期待を背負いながらゴールテープを切る事に疑問を感じ、ロードレースの世界へ。 エースを勝たせるために、アシストとして自らを犠牲にしながら、純粋に「走る」ことができるこの競技に惹かれていきます。 主人公の所属する「オッジ」というチームのエース、石井。彼にはエースの座を守る為にライバルを故障に追い込んだという黒いうわさもありますが、真相は果たして…。 「犠牲」の上に成り立つからこそ、勝利は誇れるものであり、またエースには「勝つ」責任が生まれるのです。 主人公が負わされる“責任”とは…
0投稿日: 2016.09.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自転車ロードレースの世界に生きる若手選手の挑戦と彼が直面する事件の真相をめぐる物語です。 予備知識がない読者を惹きつけることを何よりの前提として書かれており、競技の入門編としてとても簡潔で興味がそそられる内容でした。 ミステリ的な要素もありますが、少ない伏線は専門的なものも多く、読者にページをめくらせる動機という役割が専らでしょうか。 人間関係が多分に物語的である点も、話を単純化することでレースに集中できるため、結果オーライだと思います。 命のやりとりが選択肢になる程なのか、選手の決断には若干おいてけぼりにされた感もありますが、主人公の葛藤や事件の真相が突き付けてくる純粋さによって、ロードレースの醍醐味と作者が推す主題が、読者の胸に刻まれることは間違いなく、作者の目的は大成功と言ってよいでしょう。
0投稿日: 2016.09.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
おもしろかった! ロードレースに興味がわかず、敬遠していたけど読んでよかった! 人生をかけるってすごいことだな。文字通り自転車に命かけてたって。 今まで自分の人生をアシストしてもらってた、今度は自分が仲間の人生アシストするって、単純に言ったらそうなんだろうけどなあ。 アシストを何より尊いと思ってたからこその結果。サクリファイスかぁ。石尾さんみたいな熱量の人はそうなっちゃうんだろうなー かのに言わなかったのは罪悪感を持ってほしくなかったからかな。 しかし袴田は人生を狂わされたということだが、もう一人は自転車辞めたくらいで納得できん。 でも事件が明るみになると石尾さんの行為が無駄になるしな… 感動、というのでもなく、切ない、というか、心が震えるってやつな感じで、とにかく面白かった!
0投稿日: 2016.09.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった。 主人公の性格からかたんたんと話が進んでいきますが、今まで知らなかったアシストというレースの参加の仕方がすごく新鮮でした。その犠牲の上にチームの勝利が獲得できる。確かにエース向きの人、サポート向きの人って世の中にいると思います。石尾さん凄すぎるな。
0投稿日: 2016.09.04
powered by ブクログロードレースものですがミステリ要素もあり、ラストである登場人物の行動の意味が明かされた時はああ!と涙とやるせなさが一気にこみ上げてきたのでした。それでこのタイトルなのか…。不穏な序文、さらに主人公のもやもやした不安とともに読んでいるからこそ、ラストのカタルシスがすごかった。またチーム内外の駆け引きやレースの臨場感など、ロードレースという競技の魅力も十分伝わってきてとてもおもしろかったです。
0投稿日: 2016.08.23
powered by ブクログStory Sellerの「プロトンの中の孤独」で始めて近藤史恵さんの作品を読み、ロードレースの世界の描写に新鮮な驚きを感じました。そして、この本に行き着きました。 チームのエースは、高潔で孤高なアスリートか、手段を選ばずトップの座に執着するゆがんだ人物か。 個人技とチームプレー、その中でしのぎを削る選手たち、それぞれの個性やお互いに対する感情・・・目の離せない物語です。
0投稿日: 2016.08.16
powered by ブクログ「サクリファイス」とは「犠牲」という意味。自転車のロードレースは特殊なスポーツだ。紳士的でありながら過酷を極める。1位の選手を生み出すためにサポートやアシストに徹底する人間がいる。プロの世界の息を飲む駆け引きと犠牲。そして絡まり合う、嫉妬、猜疑心、迷い、恨み。次第にミステリアスに加速するストーリー。二転三転する展開。石尾は喜んでエースとして「犠牲」になった。「行けよ」という声を背に白石は静かにスタートラインに立つ。本を読み終えてから、再びモノローグのページを読む。ここに、この本の全てが集約されている。
0投稿日: 2016.08.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ロードレースをモチーフにした臨場感あふれるミステリー。 先輩のベテランエース石尾の黒い噂に主人公の白石誓の身が案じられ、いつ事故ってしまうのか?とハラハラさせられる。 事故の真相は意外意外!予想は完全に外れ、石尾像が見頃に覆された! ロードレースが団体競技であることや、その複雑なルールや戦術も学べ、競技の魅力に驚かされた。
0投稿日: 2016.07.31
powered by ブクログ期待の陸上選手から日本のプロのロードレースチームに転向した白石誓は、先頭を走るよりチームでアシスト役にまわり、“エース”を勝たせることへ喜びを感じていた。自転車ロードレース『サクリファイス』シリーズ第1作。 テレビで時折放映されているツール・ド・フランスは食い入るように見てしまう性分でしたが、ルールはよく分かっていませんでした。本作を読み進めていく中で、自転車ロードレースという競技の概要を知れること。そしてストーリーとしても重厚で、登場人物の心理描写が精緻に描かれ、心に残る作品のひとつとなりました。 選手個人としての能力や方向性、チームとの連携、ライバルとの駆け引き…長時間長距離にわたるレースの中、緩急をつけてレースの波を引き寄せるように、ストーリー自体も「静」と「動」が入り乱れ緊張感のある展開が続きます。 サスペンスとして手に取るとやや拍子抜けするかもしれません。しかし、ラストにかけてある真実が明らかになると、やり切れない気持ちと「サクリファイス」というタイトルの意味がずっしりと肩にのしかかります。 ~memo~ サクリファイス…生け贄、犠牲
3投稿日: 2016.07.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前本屋で見てタイトルが面白そうだと思って買って読んだ本。この本を読んで自転車競技の世界のことを知った。自転車競技のことをあまり詳しくなくても楽しめた。
0投稿日: 2016.07.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4.5 オリンピックも狙える程の逸材、高校生の白石誓は、インターハイ勝利と同時に恋人の裏切りに逢い、トラウマを抱え陸上界を去る。 選んだのは自転車ロードレースの世界。 ただひたすら、エースを勝たせる為にアシストに徹する。 そんな役割に心地良さを感じる誓。 だがある時、数年前にエースが起こした事故により、一人の有望な新人の選手生命が絶たれた事を知る。 故意か、それとも事故なのか・・・。 そして誓をも巻き込む衝撃の事故の真相は・・・。 ラストのどんでん返しには、思わず「やられた」! ロードレースという日本ではほとんどマイナーな競技の世界に触れて、新鮮な感動。 冒頭のプロローグは、てっきり道路に横たわる誓の視点だと疑わずに読み進めていたので、最後までハラハラしながら読んだのは私だけ?4.5
0投稿日: 2016.07.14
powered by ブクログ250ページ弱の小説ですが、文体も簡潔で、自転車レースの魅力、仕組みも良く伝えていると思います。 事件の原因となった事実と事件に至る人間の思考に現実感がやや薄い感じはしますが、ラストに至るまでの主人公の気持ちの揺れと物語のスピード感が秀逸ですね。 最後まで読んでタイトルに納得。 良い小説でした。
0投稿日: 2016.06.30
powered by ブクログ弱虫ペダルからロードレースに興味をもって読み始めました。 自分が勝てなくてもいい、ゴールすらしなくてもいい。エースを勝たせるためなら自分の自転車だって差し出す。そんなアシストを担う人の気持ちがわからなかったけれど、誰かのために走るほうが自由に走れる、という描写があって、そういうこともあるのかなぁと。誰かのために生きるほうが、自分らしく、自由に生きられることだってあるように。 いろんな走りがあって、いろんな生き方があって、だからロードレースの勝利は勝者一人だけのものじゃなくて、重くて。団体競技なのに、エースの抱える孤独はとても深くて。ああ、ロードレースってこんなにも怖くて面白いものだったのね、と実際のレースも見たくなること必須です。 紳士のスポーツといわれる所以もわかりやすくて、私にとってはロードレースの入門書になりました(それにしてもエグい話なので、これに比べると弱ペダの御堂筋君なんか可愛いもんだなぁ。)
0投稿日: 2016.06.25
powered by ブクログ全く知識がなかったロードレースだが単なる「自転車好き」として気になっていたのでその格好の入門書になった。もちろんエンタテインメントとしても,シリーズ(?)次々読みたくなる。元カノも魅力的^^
0投稿日: 2016.06.13
powered by ブクログ分量が少なく感じたが、ロードレースという慣れないテーマにも関わらずそれだけ読みやすく、なにより一貫性を強く感じられる物語だった。題名のサクリファイスから、主人公が1位を取ることよりアシストが好きなこと、最後のミステリーの謎解きまで、すべてがロードレースの魅力として繋がっていた。最後の解説にあった通り、全く興味のなかった自分でさえロードレースを見てみたいと思えるくらいに、強く惹きつけられる作品だった。
0投稿日: 2016.06.13
powered by ブクログ後味の悪い話、と聞いていたので、覚悟していたのだけれど、思ったより読後感は良かった。 なるほどなぁと。 自分を犠牲にして、チームを勝たせようとする意識は、なんとなく蟻や蜂的な社会性昆虫を思い立たせる。 人を踏み台にして頂点を目指すのは、業が深いことなのかもしれない。漫画『ベルセルク』(三浦建太郎)のグリフィスを思い出した。 人の踏み台になることは、これはこれで一考の価値ありだな。 少なくとも、ネガティブな面だけではないから、この本が面白く思えたのかもしれない。
0投稿日: 2016.06.11
powered by ブクログ大藪晴彦賞受賞作。非常に評判が高く、期待して読んだが、期待が大きかったせいか、それほどでもなかった。しかし、自転車のロードレースに焦点を当てたところは、非常に興味深く、一気読みしてしまった。終盤に入るまでは、ロードレースの駆け引きなどで引き込まれ、終盤に入ってからは、近藤史恵らしい謎解きも含まれ、内容的には盛りだくさんだった気がする。
6投稿日: 2016.06.10
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!大藪春彦賞受賞作。
0投稿日: 2016.04.14
powered by ブクログ何で今まで読んでなかったんだー! 面白すぎるじゃないか! 続編のエデン、サヴァイヴと共に一気に読了。 他の人よりはちょっとだけ身近だった、ベルギーの田舎でちょこっと解説してもらったロードレース。こんなに面白いスポーツだったとは…! ロードレースとは、アシストの役割とは、とはとは、その面白さとはとはとは。 知らない人でもオススメしたい。
0投稿日: 2016.03.21
powered by ブクログ(図書館本)このタイプの小説は初めてです。というのは私がよく読む小説はミステリーが多いのですが、スポーツ系は初めてということです。ただ自転車のロードレースがあること自体よく知らなかったのでちょっと最初は戸惑いました。よく知らないからか割と面白く読めました。タイトルの「サクリファイス」とは「犠牲」と訳されてますが、まさにタイトル通りです。チームのためにエースをアシストして犠牲になる。そういう生き方しかできない主人公の白石の謎解きがみごとでした。
0投稿日: 2016.03.13
powered by ブクログロードレースのことは知らなかったけれど、楽しめた。 敵チームとだけでなく、 同じチームの中でも、駆け引きの心理戦。 アスリートの勝つことへのこだわり方が アスリートそれぞれにあるのだと知った。 チームのために自分を犠牲にする、というのは 最初ちょっと理解しがたかったけれど。 チカのロードレースに対する思いを知ると、納得。 そして石尾さんが、 そんなチカを誰よりも理解していたのかもしれない。 ストイックなアスリートは 周りに誤解を生むことも多いのかもしれない。 チカの元カノはいまいち・・・だったよ。
0投稿日: 2016.01.01
powered by ブクログ以前読んだのをなにか登録しようって思ったところで思い出したうちの一つ。読み応えあったなー。再読したら★×5になるかも。
0投稿日: 2015.11.30
powered by ブクログ自転車ロードレースの話だけど、ミステリィに分類してみる。 『犠牲』意味について色々考えさせられる。
0投稿日: 2015.11.23
powered by ブクログロードレースの話が読みたかったので。 エースとエースアシストの関係は深いね、ロードレースは戦略とかいろいろ駆使してて面白い! 2015.11.04
0投稿日: 2015.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
食わず嫌いで今更読みました。 小説で読む前に、何年も前に漫画で第1話だけ読んだのですが・・・これが凄く絵がゴチャゴチャして読みにくく挫折。とばっちりで?小説まで読まず仕舞で何年も過ぎてしまいました。もっと早く読めばよかった。 自転車のロードレースの世界を描いた珍しい小説・・・と思いきや、中身は全くのミステリー。自転車に詳しい人間から見ても良く書けている上に、説明がクドく無いから自転車に興味無くても読みやすい。謎解きも二転三転、想定外の展開へ。とにかく良く出来てるなぁ・・・の一言に尽きます。しかもあとがき読んでビックリ。著者は自転車レースを生観戦したことも無ければ、ロードバイクに乗ったことも無くてコレを書いたことが一番の衝撃かも。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ社会人のロードレーサーのお話。 ここ最近、「弱虫ペダル」や「Over Drive」などを観ていたので、登場人物たちへ感情移入しやすかったのもありますが、主人公がアシストとしての役割に甘んじるか・アシストとしてのプライドに自信を持つべきか、勝ちに行くべきか、ぐらつくところが日本人っぽくて、ノンフィクションのように読めました。(もちろんフィクション) 序盤で主人公の葛藤の話かと思っていたら、いやいやミステリー。 どんでん返しに、大どんでん返し。 あまりの結末に、涙さえ出せなかった…。驚きで出せなかったのです。 減点ポイントが一つとして見つかりません。 出会えて良かった一冊です。
0投稿日: 2015.11.03
powered by ブクログ半日もかからず読み終えました。ミステリというより、スポーツ・青春要素のほうが大きい印象。主人公がエースのアシストに徹するのか、それとも自らエースを狙いにいくのか…その心の葛藤にわくわくし、次はどうするのだろうかととても楽しく読めました。
0投稿日: 2015.11.01
powered by ブクログロードレースというと一般には馴染みの薄い競技だが、読むうえで支障がないよう、作中でさりげなく解説してくれている。題名にもあるよう、このスポーツは「サクリファイス(犠牲)」の上で成り立っている。エースのために自ら犠牲になる、それがアシスト。こんな役割を命じられれば不満で腐りそうなのだが、意に介するどころか喜んで役割を全うする主人公。爽やかな笑顔が目に浮かぶようで、自分にはまぶしすぎる。 作品自体は短い。駆け抜けるように読み終わってしまったが、こんな世界で勝負している人たちがいるということを知られて良かった。
1投稿日: 2015.10.14
powered by ブクログ長らく読もうと思っていて読めなかったこの本。 自転車ロードレースの世界をえがいたものです。 ビストロパ・マルシリーズは好きだったものの、自転車っていうのが特異なように思えてなかなか手が出なかったのです。各方面で評価が高いと知りつつ。 さて、主人公は白石誓(ちかう)。 陸上界で有望選手と目されながら、勝利の意味が分からず深夜たまたま観戦したのをきっかけにロードレースの世界に飛び込む。 主軸に描かれるのは、この主人公と彼の同期で生意気な伊庭、それに彼らが所属するチーム・オッジの絶対的なエース石尾豪を中心に自転車の世界が描かれて行きます。 面白かったです。息つく間もなく読み終えました。 前半は自転車ロードレースについての説明もかねて、くどくならない程度にその様子が描かれます。主人公のチカがあまりにも勝利に執着心を持たないので、淡々としていますが、それでも彼が伊豆ステージを優勝するあたりはすごく盛り上がる。 そして、エース石尾の過去の噂。レースでのつまづき。起こった悲劇。 そのすべての謎が解明されるとき、大きなカタルシスが得られます。 おもしろかったなぁ。 自転車ってそういう競技なんだ、って知ることができたのもよかった。
0投稿日: 2015.09.27
powered by ブクログ簡単なあらすじ 1.ロードレースチームの若手が 2.だんだん頭角を現してきたら 3.周りからリーダーに潰されるから気をつけろと言われた 4.若手はそうは思えなかったが 5.大変なことになった 4と5は本筋だから言えないのです。 さて、ロードレースはよく知りませんでしたが、個人競技かと思いきや、チームで一丸となり、エース1人を勝たせるために他の皆でサポートするらしいです。完全に個人競技だと思っていたので勉強になりました。 新旧世代交代と個人の意地、葛藤とあきらめ、色々な要素が含まれたとても良い本でした。 他の誰かをサポートするよろこび、自分が主役になれなくてもその為のジャンプ台として仕事を全う出来た満足感。自分では主役に慣れない悔しさ、妬み。感情は一方向ではないですね。日によっても朝晩でも違いますしね。 そんな中で大事件が勃発しますが、最後の方だけミステリーっぽくなります。ミステリー要素入れなくても充分面白かったと思います。
1投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
図書館で。「サクリファイス=犠牲・生け贄」意味を調べてぞっとしたけど、なるほど!そういう意味か!と、物語を読み終えて納得。この物語を書いてくださった近藤史恵さんがすばらしすぎる!登場人物の赤城さんの台詞で「あいつの勝利は俺の勝利で、あいつの負けは俺の負けだった。あいつが勝つから、俺は影法師でいられたんだ。」という台詞が印象的でアシストという役割を担う方々を尊敬しちゃう。ロードレスって奥深すぎる!続きも読もう♪
0投稿日: 2015.09.11
powered by ブクログ良かった!読後に読み直してしまった。 自転車に関する読書として勧められて一読。読み終えて、"あー、そこが伏線"とか"あれって?"と気になり再読してしまった。 ミステリーとして、しっかりとした伏線が張られているので、登場人物の心理や立場が刻々と変化していくので、ページをめくる手は止まらなくなる。
0投稿日: 2015.08.28
powered by ブクログロードレース好きは必読。 ロードレースの要素を抜いてもミステリーとして面白い。 自転車用語の解説もあまりないが知識がなくても自然に読める。 あと唇なめすぎ。
0投稿日: 2015.08.10
powered by ブクログ一気に読めた。 文章が読みやすくて薄いのと、面白いからだね。 石尾さんかっこいい…!! ロードレースを見てみたくなった。
0投稿日: 2015.08.03
powered by ブクログこのミスベスト10、2008年版7位、かつ、本屋大賞2008年度2位。プロのロードレーサーの話。スポ根青春もの。ロードレースの世界のことがよくわかる。トップレベルのスポーツって脚色なしでそのまま感動するものだし、スポーツものも本来のスピード感や躍動感がそのまま伝われば十分感動する。この小説は、それに加えて、ミステリーとしても素晴らしく、意外性のある展開が競技シーンや主人公が成長していく主題を邪魔せず、相乗効果でぐいぐい引き込まれていき最後まで一気に読める。まあ、さすがに死なんでもってのはあるけど。やっぱ、小説は簡単で読みやすいくて泣けるのが一番良いです。
0投稿日: 2015.07.31
powered by ブクログ2008年本屋大賞2位 実業団自転車ロードレースの話 自転車ロードレースを知る入門編としてとても良いのではないでしょうか。 個人的にはもう少し専門的な部分に突っ込んで欲しかったなぁ、と思ったけれど。 この本について何の予備知識もなく読んでみたところ、スポーツものとしてツール・ド・ジャパンのくだりまでは非常に面白かったのですが、突然ミステリーとなったので興醒めしてしまいましたorz ミステリーにする必要あったのぉ? そうなのぉ?w
0投稿日: 2015.07.17
powered by ブクログ前々から気になっていたもののロードレースの世界を全く知らないので敬遠していたが、「弱虫ペダル」の影響でようやく手に取った。もっと早く読んでおけば良かった!スポーツの世界とミステリがこんなにも上手く融合するなんて。サクリファイス=犠牲の意味が明らかになった時、心が震えた。
1投稿日: 2015.06.26
powered by ブクログスポーツものはそのスポーツを知らないとなかなか手が出しにくいと思い敬遠していました。まったく知らないロードレースの世界だったけど、楽しめました。最近自転車(ロードレース用)に乗っている人をよく見る、自分の知っている人でも乗り始めた人がいたり、ちょっとしたブームなのかもしれません。過酷なレース、駆け引き、アシストという自分を犠牲にしてエースを勝たせる存在等、知らないことばかりでしたが、読みやすく素直にこの世界に入っていけました。主人公の恋愛話は余計な気もしますが、最後に石尾のした行動が最高のアシストだったのかもしれません。
1投稿日: 2015.06.21
powered by ブクログ『Story Seller』で「プロトンの中の孤独」を読んで、気に入った。 サイクルロードレースのことなんてなにひとつ知らない私にも楽しめただけでなく、ロードレースが好きにすらなった。 核となる事件は重たいし、チーム内外の複雑な人間関係もリアル。でも、団体競技のあのお互いの信頼感とか、自分の役割に徹する姿勢とか、そういった部分も描き込まれていて、(もともとそういうのに憧れているのもあってだけど)、とにかくかっこよかった。
0投稿日: 2015.06.20
powered by ブクログ自転車ロードレースのお話し そしてミステリの要素も含む ロードレースって不思議な世界だよね 個人戦のように見えて、チームのエース一人を勝たせるために他のメンバはアシストに徹するというね そして記録に残るのは個人のみという理不尽さ そんなロードレースの戦略とかけひきと選手の心理が面白い 僕もどっちかっていうとサポートに徹したいタイプだしね 題名の「サクリファイス」 犠牲って意味なんだけど、これが何のことなのかの意味がわかると「おぉ~~~~!」となる ってか、解説でも言われてるけど、作者はロードバイクに乗ったことすらないとか、ツール・ド・フランスを観に行ってもアイスを食べながら歓声を聞いてたとかウケる そりゃぁミステリ作家は人殺しをした事ないけど殺人事件を書くけどさ 実際に詳しい人が読んでも鑑賞に耐えうる描写はすごいと思う
0投稿日: 2015.05.18
powered by ブクログ単なるスポーツ青春ものと思いつつその物語性や心理描写に惹かれて読み進むなか、終盤にとても良質なミステリー、要素が用意されていて驚きつつも、少しほろ苦い終わり方が後を引く。 しかし、なぜ香乃に真実を教えてあげなかったのかが物語の上で残念。自分のものになる上、姑息な袴田から救ってあげられたのに。すでに罰を受けた袴田のことをバスケのコートにて目前で見たであろう、主人公の性格では言えないのかもしれないが。 自転車ロードレースに興味が湧いた。次の大きなレースを観戦してみたい。
0投稿日: 2015.05.17
powered by ブクログロードレースという自転車競技にまつわる物語。 結論から言うと、ロードレースに関する知識がまったくなくても非常に楽しむことができた。 通常、スポーツの競技者は、プロ・アマ問わず自分が一番になるのを目指すものだと認識していた。 しかし、アシストというシステムのあるこの競技では、自分を犠牲にしてでもチームのエースを優勝させるという役割分担が求められる。 競技者として、自分が主役になりたいという葛藤と、チームの一員としての責任。それぞれの登場人物の心の内が巧みに描かれている。 純粋にはじめて知るスポーツに心を躍らせながらも、それぞれの人間関係や駆け引きを楽しむことができた。
0投稿日: 2015.05.05
powered by ブクログ最初読む気はあまり起こらなかったがいつの間にか夢中になっていて、結局一日で読み終わってしまった。中編だったのですぐだった。 やはりスポーツものは楽しい。ミステリ仕掛けにしないで純粋にレース上でのサクリファイスを堪能したかった。
0投稿日: 2015.05.05
powered by ブクログ自転車のロードレースの物語。 ロードレースをまったく知らずに読んだが、充分楽しめた。 スポーツもので、青春あり、ミステリーあり。 爽やかなだけではなく、影のあるストーリーが魅力的。 ひとつのことに人生のすべてを懸けている登場人物たちが素敵だった。
0投稿日: 2015.04.17
powered by ブクログ「ヴァン・ショーをあなたに」の解説で、自転車ロードレースを知らなくても感動出来る。と褒めているので、読みたいと思った。
0投稿日: 2015.04.11
powered by ブクログ物語が一本道で分かりやすい まわりくどい説明もなく、ストレートに頭の中に物語がはいってくるので 主人公の心情がつかめた気がする ただ、あっさり過ぎて物足りない気がします くどいのばかり読みすぎてるのかもしれないけど
0投稿日: 2015.04.10自転車競技を見たくなりました。
最近では一番気持ちが揺れ動いた作品でした。 レースの臨場感とチームメイトとの応酬がテンポよく繰り返されどんどん引き込まれます。 チームの為にエースの為に自分の勝利を捨てることと、アスリートとして勝利を目指す葛藤がレースを通して描かれます。 衝撃的な事件の謎解きはミステリー的な要素もあり、余韻を残して終わります。 自転車競技を見たくなりました。
1投稿日: 2015.04.02
powered by ブクログ弱虫ペダルからロードレースに興味を持って本作を読んでみました。 ロードレースという競技の予備知識は多少あったのでイメージしやすく読みやすかった。 一見1人で戦ってるようだが、実はチームワークが最も大事とされる。とても奥が深いスポーツ!! またレースの臨場感が非常に良く熱いものを感じました! ロードレーサー一度体験してみたくなった!
0投稿日: 2015.03.25
powered by ブクログロードレースの話と、最後の方はミステリーのような内容もあり、とても面白く読めた。ロードレースはこれまでまったく縁がなかったけど、レースの時の役割分担や駆け引きなどおもしろそうだった。それにしても、全てをレースに捧げたのは、エースとしてアシストの役割を誰よりも理解してたからなのかな。十字架を背負わせてでも成し遂げてほしかったんだろうな。
0投稿日: 2015.03.25
powered by ブクログプロのロードレース選手の感情など知る機会はないでだろうが実に巧みにレースの心情や状況を描いており、続刊もすぐに購入してしまうほど。ミステリー要素もあるがそれ以前にロードレース小説として素晴らしい。
0投稿日: 2015.03.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015/3/2 これまたエキサイティングな本だ。 ロードレースってこんなんなんだ。 誓が見て感動したシーンの描写だけで私もまんまと感動した。 この人すごい。 ストーリーも紹介文に偽りなく、青春とサスペンスの奇跡の融合。 スポーツ部では爽やかに、サスペンス部では恐る恐る、最後にそれが融合してとんでもない結末。 石尾に対しては複雑な思いもあるけど、最後に残ったのはやっぱり感動だな。 石尾は今までのアシストにとんでもない責任を感じて必死に戦って、最後に命まで投げ出してアシストしたんだ。 チームを守った。 すごい。生きてて欲しかったけど。 おまけに誓に計算ずくでチャンスまであげて。 なんなのこの人。 あと幼馴染の元カノの男の見る目のなさにざまあ~wと思ってしまったのはなんとなく誓に申し訳ない。 袴田みたいなどこか壊れた奴と一生幸せになんてやっていけるはずがない。 袴田も気の毒な人よね…と思おうとしたけど無理で、私は袴田をやっぱりクズだと思う。 元カノの残酷さも私の許容範囲外だしお似合いだわ。 2人して不幸になれとさえ思っちゃう。誓ごめん。
0投稿日: 2015.03.02
powered by ブクログ正直に書くとはじめは全く期待していなかった。 作者の先生の名前も知らず、何となく目に付いたので買った本だった。 いざ読んでみると、とても面白かった。 ミステリーとしての完成度はとても高く、なおかつ、ロードレースの緊張感、臨場感に溢れ、あっという間に読み切ってしまった。 ロードレースを詳しく知らなくても面白い作品なので、ぜひご一読ください。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ自転車ロードレースを舞台にしたミステリ。 と、まとめるには面白すぎる。せつな過ぎる。 最後にもう一度ひっくり返して、いくつかの伏線が 活きる展開にカタルシス。 さらに文庫あとがきによれば、作者はロードバイクにも 乗ったことがないと知ってまたびっくり。 プロの作家が紡ぐ物語と描写を堪能できる。
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログツール・ド・フランスの名前しか知らなかったけど、ロードレースを観てみたくなりました。体力だけでなく知力戦。敵チームとも協力して競技が進んでいくなんて、なんとも不思議で素敵なスポーツです。
0投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログ再読です。 ツール・ド・フランスなどのロードレースを見るようになり、前より知識を持った上で読みました。 ロードレースをよく再現している作品です。 ミステリーとしても驚かされました。 キャラの設定もよく、キャラにいろんな思い入れ、感情を持って読むことができました。 好きな作品の1つです。 続編も続けて読みたいと思います。 自転車競技について何も知らなかったが、読み進めながら少し知ることができすごく興味が湧いた。ミステリーとしても面白い。ロードバイクが欲しくなってしまった。
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログまず一言。面白い!! 長くはない小説ですが、実に良く出来ているなぁと舌を巻きました。 ロードレース中に起きた事故。 そこからうまれた疑惑、新しい事実。 ロードレースの事をなにも知らない私でも、とても楽しめました。 スポーツとサスペンス、読む前は今一ピンとこなかったけど 全てが分かった時の、あの切なさは他の本では中々味わえない気がします!! 良いもの読ませてもらいました。
0投稿日: 2015.01.19
powered by ブクログ記録は個人だが出場は団体というサイクルロードレースを舞台に、青春と恋愛とサスペンスを盛り込みながらもごちゃ混ぜ感がないのは、余計なものをすっきりとそぎ落とした文体とスピーディな展開のおかげかな。ロードレースを知らなくても読めば理解できる親切さも嬉しい。そしてまた最初から読み返したくもなる。
1投稿日: 2014.12.16
powered by ブクログ・あらすじ ロードレースの話。ツールドフランス! ・かんそう 前作よりミステリ要素が減った。 ロードレースの味が濃くなった。 前作より好みです。 ギリギリの世界を読むの面白いです。
1投稿日: 2014.12.11
powered by ブクログ日本ではメジャースポーツとはいえない、自転車のロードレースを題材にした小説。ロードレースにはエースとアシストというこのスポーツならではの関係があるが、その中でアシストにスポットをあてた珍しい小説だと思う。タイトルは犠牲という意味。ちょっとかじった事があるスポーツなので楽しめた。と言ってもそこまでやるか?感はあるが…
0投稿日: 2014.12.04
powered by ブクログ単純に自転車ロードレースの話だと思って読んでいましたが、終盤でどんでん返し。「サクリファイス」の意味を調べてゾクっとしました。スポーツ小説としてもミステリーとしても秀逸な作品だと思います。
0投稿日: 2014.12.01
powered by ブクログ本屋さんで平積みになっているのを見かけたけど、自転車なんて興味ないしと思いスルーしていてごめんなさい。 ロードレースは全く判らなかったけど、その世界には引き込まれました。 「さよならドビュッシー」のシリーズと同じでミステリーとしてよりも、レースでの駆け引きや熱を感じられて良かった。 ミステリー部分も、謎というよりは、何故事故が起こってしまったか、その理由が切ない。 散々アシストの夢を喰って来たエースならではの矜持なのでしょうか。 ただ、主人公の幼馴染であり、元の恋人である香乃の扱いが若干雑だと感じた。 主人公が生粋のアシスト気質を持っているからなのかもしれないけど、今でも想いが残っているかのような記述がある割には昔も今もあっさりとしすぎている。
1投稿日: 2014.11.13
powered by ブクログロードレースの話。 早ければそれでいいのかと思っていたスポーツは、個人、チーム、アシストとかいろいろな役割と思いが複雑ですごく苦しくて切ないスポーツでした。 エースの石尾さんはすごく早くてストイック。 だからこそ、起きてしまった事件。 守りたいもの、勝ち取りたいもの、全部読み終えたときに重たく、だけど、背中を押されてる気がした。
0投稿日: 2014.11.03
powered by ブクログロードレースの話でその世界は全くの無知だけど読みやすかった。結末が見えたかと思ったのにそうではなかった良い意味で期待を裏切られた。単純に面白い。
1投稿日: 2014.10.21
powered by ブクログロードレースのことは、全く知らない。 それでも、最初の20ページほどで話に引き込まれ、一気に読んでしまった。 それは、文章の読みやすさや、私自身がエースのために自らを犠牲(sacrifice)にするアシストの主人公・白石に共感する部分が大きかったこともあるが、何より、エースとアシストの心理描写が見事だからだろう。 「スポーツもの」はドラマや漫画でもよく見られるが、それらが競技の種別によらない普遍的なスポーツマンシップや仲間との友情、心の成長などを扱っているのに対し、本作品は、「ロードレース」でなければ描くことのできない人間のドラマを扱っていることが、何よりも素晴らしいと思う。 エースとアシストという関係は、レギュラーと控えといった関係性とは全く違ったものであり、ロードレースというスポーツのもつ個性が、描かれている人間のドラマにピタリとハマっている。 ハマっているというより、ロードレースを通して人間が描かれているのだ。 ただ、それでも☆-1なのは、他のレビューでも見られるとおり、結末の後味の悪さ(悪いととるか良いととるかは人によるが)のせいだ。 ただの青春小説ではなく、サスペンス要素が入るので仕方がない部分もあるかも知れないが、どうしても他のシナリオはなかったのだろうかと考えてしまう。 (ブログ追記内ネタバレ有) http://preciousdays20xx.blog19.fc2.com/blog-entry-442.html
0投稿日: 2014.10.17
powered by ブクログまず、『Story Seller』で「プロトンの中の孤独」を先に読んでいて良かった。読んでいて良いと思ったからこそ、これを図書館の返却直後棚で見つけたら反射的に手に取ったんだけども。とにかく「プロトンの中の孤独」を先に読んでたからこそ、更に心に迫ったんだと思う。もうほとんど泣きそうだった。安易に泣いちゃいけない気もした。一応サスペンスと書いてあるけれども、そんなこと考えずに読んだほうが浸れる時だってあるんだよなぁという典型な気がした。自転車ロードレースの青春小説として、本当におもしろかった!!
0投稿日: 2014.10.01
powered by ブクログ終盤にミステリー要素があったが、単純にスポーツものとしても面白かった。 自分が勝つことだけが、すべてではない。アシストという競技の仕方があるロードレース。そんなロードレースに魅力を感じどんどんのめり込むでいく主人公。
0投稿日: 2014.09.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自転車ロードレースの内容だというから数年前に買ってみたのだけれど。 よくこんな物語つくれたな!!! 最初に説明すると、主人公は自転車ロードレーサーで、チームのエースを勝たせるためにいるアシストの役割を担っている。 ロードレースはチーム戦。一番速いエースとその他のアシストがいて、アシストはエースの風よけになる役、わざと無理に突っ走ってレース展開を撹乱する役、エースの自転車がトラブったら自分の自転車を差し出す役など様々ある。 で、主人公はアシスト。 まず、この主人公の性格がおかしい。 自己主張をしない質で、自分はアシストでいる方が気楽でいいって思考です。実力はあるのに。 そんな人、はじめから勝負の世界に身を投じないでしょ。 さらにおかしい主人公の元カノ。 記者をしている彼女は取材対象に恋をしてしまいます。 その間、数ページ。 どんだけ惚れっぽいんだよ!!!お前、取材の度に恋してるのかよ!しかもその恋人がどうしようもない小物。だめんず・うぉ~か~だよ。 期待していたロードレースの緊迫した展開なんかほとんどなく、代わりに小賢しい人間ドラマと火サス的なミステリーと水たまりより浅い恋模様があるだけ。 これが08年の本屋大賞で大藪春彦賞なのか〜。
0投稿日: 2014.09.23
powered by ブクログミステリーで有名な近藤史恵さんの作品だが、ミステリーと思って読むよりもスポーツものだと思って読んだ方が良い。珍しいロードレースを主軸にした話なのでそこは、とても新鮮だった。ロードレースの様子がよく描かれている。ただ、ミステリーのジャンルのせいか感情表現はいまいち。
0投稿日: 2014.09.18
powered by ブクログシンプルで贅肉のない、まさにバイカーのような文章に、すっきりした透明感を感じました。 各登場人物の背景やエピソードをもうちょい肉づけしていただけると、もっと厚みがましてたと思います。
0投稿日: 2014.09.15
powered by ブクログ【本の内容】 ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―。 陸上選手から自転車競技に転じた白石誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していた。 そしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。 アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。 かつての恋人との再会、胸に刻印された死。 青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた! 大藪春彦賞受賞作。 [ 目次 ] [ POP ] 「ただ、走る」ことが快く、ゴールに執着しない性格の白石誓は、プロの自転車ロードレースチームに所属、エースに尽くすアシスト役をこなしていた。 ステージ優勝で注目された誓の耳に、エース・石尾豪に関する黒い噂がささやかれ、そして、悲劇が――。 青春×スポーツ×ミステリーの醍醐味が一つの物語に融合した傑作長編。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
0投稿日: 2014.09.14
powered by ブクログああ、サクリファイスか。と、読み終わって、表紙を見て、哀しくなって、眩しくなった。自転車競技の中継を見るようになった。
1投稿日: 2014.09.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
泣いた。タイトルは単純にアシストのことを意味するんだと思っていたけれど、最後まで読んでもう一度タイトルの意味を考えて泣いた。もうすばらしいです。思い出しただけで涙です。自転車好きな人にも、自転車をそんなに知らない人にも、楽しめると思います。 ふつうに自転車競技の青春物語だと思って読んでいたんだけど、最後の解説を読んではじめて、ミステリーだったことを知りました。。。
0投稿日: 2014.09.03
powered by ブクログロードレース。勝つことが嫌で、ただ走ることが好きって、速い人にしか言えないセリフだなぁ。読んでて、最後の方でやっと、ミステリーだったと気付きました。
0投稿日: 2014.08.15
powered by ブクログ再読です 皆さんの評価が高かったので、もう一度読み直しました! 面白かったです! なぜ、前回は興味が持てなかったのでしょうか? 主人公の白石誓さんが好きになれなかったのかしら? チームそれぞれの人の思いがちょっと辛いです!
0投稿日: 2014.08.06
