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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延/KADOKAWA
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総合評価

2229件)
3.8
416
861
658
98
13
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    このレビューはネタバレを含みます。

     「わたし、古書が大好きなんです……人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです……中に書かれている物語だけではなくて」  全てはこの一節から始まった。  自分がこのシリーズを買った時には既に4巻まで発売されており、1巻に至っては中古書店にて\105で売られていた。しかし、この本を読み終わった時、自分のこれまでの古書に対するイメージ(かび臭いなど)が払拭された。気付くと4巻まであっという間に読み終わり、神保町に寄っては古書探索に明け暮れ、5巻からは発売日に購入して熟読するまでになっていた。  買ってきた古書の中には、前の持ち主が書いたであろうメモ書きが残っている事がある。これまでは舌打ちするしかなかったが、最近になって、その持ち主の読書スタイルを意識するようになってきた。そうなると、日焼けした背表紙ですら愛着を覚えてくるのだ。  ペーパーレス化に伴い、本を持ち歩く人はさらに少なくなるだろう。才能ある文章であっても、ネット上で売れなければ書籍にすらならず、将来的には全く足跡を残すことができない時代となるかもしれない。  その中にあって、「ビブリオ×ミステリー」に加え、「恋愛」テーマが加わった小説シリーズは画期的である。ここまで限定的であると、二番煎じを恐れ、他の同一ジャンルは出てこないのではないだろうか。そうなることを考えた上で、今シリーズには他に比類ない完成度とした上での完結となって欲しい。そして、「本」の素晴らしさを、改めて人々に知って頂くきっかけとなっていって欲しい。

    0
    投稿日: 2015.01.04
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    古本屋で起きる不可思議なことを解き明かす内気な美少女の話 かなり軽い 和菓子のアンとか、それくらい軽い 一時期、評判になってただけに少し残念

    0
    投稿日: 2015.01.04
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    「現実」と「虚構」の壁を侵食されます。 例えば、作中で時々知らないタイトルの本が出て来ます。 出てきたタイトルが本当に実在するか気になり、ウェブなんかで調べる。 調べ終わったら、また『ビブリア古書堂の事件手帖』の世界へダイブ。 『ビブリア古書堂の事件手帖』を読了するまでこの作業が発生します。 でもこの作業がとても楽しい。手間を感じさせません。 現実と虚構の世界が繋がる。そんな気分になります。 現実と虚構を行き来する、楽しい時間を提供してくれます。 また『ビブリア古書堂の事件手帖』は実際に古本屋へ足を運ばせます。 そして「高そう」と思う本の値札のみを片端からチェックする行動に走らせるのです。 この時はビブリア古書堂の作品メッセージなどかなぐり捨てていました。 そんな背徳感を感じる時間も提供してくれます。 上記の通りに行動を促すだけならいいのですが、 「栞子さんみたいな女性はいないかなー」 などと現実と夢を区別出来ない発言を男性にさせます。 この点では、ヒロイン栞子さんは危険な存在ですね。 『ビブリア古書堂の事件手帖』は読むと面白い。読んだ後も面白い。 ただ、『ビブリア古書堂の事件手帖』には魔力があります。 注意して読むようにしてください。

    0
    投稿日: 2015.01.03
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     鎌倉のとある古書店が舞台ともあって何気なく気になり読み始めてます。(なんだかんだで現在6巻読んでます。)  物語も読了後の後味?みたいなのも悪くはなくとても気持ち良く読める作品だった。  作中に出てくる文豪の生い立ちなども物語に絡んで違った角度からでも楽しめて読書をはじめる人にとってはとても読みやすい本だと思う。         

    0
    投稿日: 2015.01.03
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    テレビドラマを先に見ていたので、ストーリーを知っている分、新鮮味がありませんでしたが、良かった。 ドラマとは多少設定が異なっていますが、登場する本の話がとても興味深い。 6まで出てるみたいなので楽しみです。 “「自身モテ生キヨ 生キトシ生ケルモノ スベテ コレ 罪ノ子ナレバ」太宰治 「生きている者は誰でも業が深い、という意味にわたしは解釈しています」 「自分のことを言われているようで、わたしは好きなんです。好きな言葉というのは、そういうものでしょうけど…」”

    0
    投稿日: 2015.01.03
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    面白いのだけれど、ライトノベルの域は超えない。 作中でミステリの鍵となる「本」が出てくるが、 四短編で、各「本」とも本筋との関連があっさりしすぎてなんとも… よく言えば“読みやすい”。悪く言えば“「本」の扱いが雑”。 ざざっと読むには面白い。 「1冊の本」を鍵とした深いものを期待するなら、 多分別の作品を探して読んだ方がよい。

    0
    投稿日: 2015.01.03
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    サクサクッと面白く読んでしまいました。ヴィノグラードフ クラミジン「論理学入門」の話が、ちょっといいいなぁ。

    0
    投稿日: 2015.01.02
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    このレビューはネタバレを含みます。

    夏目漱石から始まり、小山清、ヴィノグラードフ、クジミン、そして太宰治で終わる本巻。 私が何よりも驚いたのは、太宰治の『晩年』を巡っての争いだ。 両者は一歩も引くことをせず、偽物の『晩年』を燃やすことで何とか事なきを得た第四話。 この第四話を読んで私は太宰の『雌に就いて』という本を思い出した。 太宰はこの本で、愛することは命がけで甘くないと書いている。 篠川さんと田中はまさにこれだと思った。 人を傷つけ罪を犯してでも手に入れたい本。 人を欺き命を懸けてでも守りたい本。 第一話の夏目漱石から五浦さんのメンタルをゴリゴリ削るかのような展開に私は五浦さんに深く同情した。 それでも最後は五浦さんと篠川さんが良い雰囲気で大団円を迎えたのはとても嬉しかった。

    0
    投稿日: 2014.12.30
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    大ヒットシリーズ、今さらながら読了。 「本を読めない」体質の人、というのが本当にいるのかどうか分からないけれど…。主人公が本の内容に興味を持たせつつ「なぜか」本の内容について語らない(ことで、読者に本を読みたい気分にさせる)というコンセプトは、うまく考えたなぁ、と感心。 本の内容だけではなく、古書店ならではの、本の「品物」としての価値にスポットを当てたエピソードもあって、この一巻はキレイにまとまっている感。次巻以降、主役二人の距離がどう縮まっていくかも含め、楽しみ。

    0
    投稿日: 2014.12.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

     主人公は五浦大輔。大学を卒業したものの就職が決まらず、母親からは「プー輔」と呼ばれている。彼は、5歳のころの経験が(おそらく)もとで、本が読めない体質。長時間字を追っていると、鼓動が高鳴り、手のひらに汗をかき、気分が悪くなってしまう。本が嫌いなのではなく、読みたいけれど読めない。  そんな大輔が、祖母の形見の「漱石全集」の査定のために、訪れたのがビブリア古書堂。そこの店長の栞子は、極度の引っ込み思案で、本の話以外は他人とまともなコミュニケーションができない。  かくして、本のことは聞くことしかできない大輔と、本のことしか話せない栞子の、絶妙かつ奇妙なかみ合わせの2人が、物語を転がして行く。  本書は、古書店に持ち込まれる本にまつわる謎を、栞子が解くミステリーだ。実は栞子は入院中で、この物語は、いわゆるベッド・ディテクティヴ ミステリーの部類に入る。ただし、本書の魅力はミステリーとしての出来より、「本」というものの捉え方によるところが大きい。  本には物語がある。小説などなら当たり前だ。しかし、古書店で高値で取引される本には、出版の経緯や著者自身のエピソードなどにも物語がある。さらに、人の手を経て来た本には、持ち主にも物語がある。本書は、それらが渾然一体となって、本好きを惹き付けるオーラのようなものを発している。続編希望。....

    0
    投稿日: 2014.12.28
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    僕にとってビブリアは初めてはまった日本の小説だ。アメリカに生まれ、アメリカで育った僕はあまり小説には興味なかった。日本の補習校には通っていたし、親には日本語でしゃべったけど漫画くらいしか日本の文学に興味を持っていた。今年の夏、ニューヨークシティにある紀伊国屋で僕は「おすすめセクション」でこの本を初めて見た。英語にはこういうことわざがある。「本は表紙を見て判決を下すな。」通常、僕はこれに同意するが、今回はそのことわざを無視して、物凄く綺麗な女性が描かれている「ビブリア古書堂の事件手帖1 〜栞子さんと奇妙な客人たち〜」を買い、帰りの電車で読み始めた。ほかの人には僕が初めて補習校の教科書以外の日本語の本を読む人には見えなかっただろう。所々辞書を引く必要はあったし、三巻まで主人公の名前である「篠川」を「ふじかわ」と呼んでいたけどとにかく内容が面白くてそれ以上に読みやすかった。僕の一番好きなところは「事件手帖」って書いてあるけど殺人事件や強盗事件ではなく、普通にどこでもある日常的な事件のことだ。アメリカにはこういう本はほとんど無い。テレビでもいま流行っている本にも必ず誰かが死ぬ。本当にワンパターンだ。でもビブリアはそれと違うし、主人公達が助ける人々はその章だけじゃなく後に出てくるのもまた面白い。一巻を買った日、僕はなんで続きを買わなかったのだろうとすこし悔しがった。年に二,三回しかシティに行かない僕は生まれて初めて二日連続でシティに行って、残りの四冊も買って、すべて一週間以内に読んでしまった(もっと時間をかけて、楽しんで読んだほうが良かったかもしれない)。ビブリアシリーズは僕に日本の本に興味を持ってくれた小説だ。6巻が紀伊国屋に着くのを僕はソワソワして待っている。

    9
    投稿日: 2014.12.28
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    有名な文豪夏目漱石の『それから』など様々な本とそれらに関わる人々にまつわる謎を解き明かすミステリー小説です。 その探偵のポジションにあたるのが栞子さん。容姿端麗、本に関する知識は膨大。 そんな彼女が営む古書堂で働き始めた大輔やそこを訪れる様々な客達。 古書を巡って織りなされる、人々の想いとは…。

    0
    投稿日: 2014.12.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古本屋さんの何気ない日常の小さな謎が読んでいて楽しかったです。 今まであまり興味のなかったジャンルも読みたくなりました。

    0
    投稿日: 2014.12.21
  • 先々の広がりが非常に楽しみになる一冊

    所謂ライトミステリと呼ばれているものでは某Qと骨に相当がっかりさせられていましたので、こちらも最初は恐る恐るという感じで頁を捲っていました。 がこちらは面白い! まぁ素材が古書ということで興味があったからかもしれませんが、薀蓄は控えめでしたし、主人公の設定が突飛では無かったですし、主人公以外のキャラクターにも親しみが持てましたので、読んでいて気持ちが良かったです。 これから先事件で関わったキャラが増え、ビブリア古書堂の常連になるにつれ物語に深みが増していきそうな所にも期待してしまいますね。 さて続きを買わねば。

    4
    投稿日: 2014.12.21
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    ネットで見つけて、古書店ものと知り、気になって仕方がなかったです。読んでみて好みのもので正解でした。

    0
    投稿日: 2014.12.19
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    いわゆる安楽椅子探偵モノ。 物語はヒロインの古本屋店主で本マニアの栞子さんが、古本に関わる人間の秘密を解き明かす展開。 最初、某"文学少女シリーズ"みたいにヒロインが本にまつわる蘊蓄や謎を語るのかと思っていたけど、そこまでではなかった。 どちらかというと本よりそれを持っている人間の方に焦点が置かれている。 で、その秘密がわかっても無理に白日の下に晒そうとしないのが、良く言えば常識的。 でも、その分、物語の印象は大人しめで薄くなった気がする。 作者はライトノベル出身だけど、ライトノベルならきっともっと積極的に秘密を暴いて、その後でフォローが入るだろうと思った。 それと、ライトノベルなら絶対主人公は冒頭の高校生の時に栞子さんに話しかけてる!(笑) そう言う意味では、もう少しドキドキ感が欲しかった気もする。 とは言え、この人の側にいてあげたいと思わせられる栞子さんのキャラは、すごくいい!(笑) こんな娘いたら惚れるよなあ。

    0
    投稿日: 2014.12.13
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本に関する並外れた知識と推理力を持つ古書店店長栞子と、本が読めない体質の店員大輔が、事件の謎を解く。

    0
    投稿日: 2014.12.12
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    安楽椅子探偵もの。短編でそれぞれに本が様々な形で関わってきます。読みやすいし、登場した本の内容を知らなくても十分に楽しめる。気になった本は読んでみようと思った。

    0
    投稿日: 2014.12.11
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    【その美しい女性は優れた古書の知識で、謎と秘密を解き明かす】  鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。  だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。  これは栞子と奇妙な客人が織りなす、“古書と秘密”の物語である。

    0
    投稿日: 2014.12.10
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    鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない、若くきれいな女性だ。だが、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。 だが、古書の知識は並大抵ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも。彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。 これは栞子と奇妙な客人が織りなす、”古書と秘密”の物語である

    1
    投稿日: 2014.12.10
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    本好きの友人から5巻まで大人借りしました。 なかなか面白いストーリーで、読みやすくて、吸い込まれました。 2巻目も楽しみです。

    1
    投稿日: 2014.11.26
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    ビブリア古書堂に持ち込まれた古書や蔵書にまつわった事件が起きて、それを(今のところ)安楽椅子探偵的な店主栞子さんが解いて行くというストーリー。4編入りで、謎解きがストーリーと密接に関わっていたのは最初の「それから」だけだで、あとは本の商品としてのふるまいやモノとしてのふるまいにまつわる謎解き。もっと作品の内容とがっつり絡み合うのかと思ってたからその辺は拍子抜けしてるけど、がっつり絡むと「それから」みたいに概ね読者の予想通りになるだろうから難しいところだろうなー。でもなんというか普通に楽しめる良い古書ミステリだと思いました。続きも買って読む。

    0
    投稿日: 2014.11.25
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    栞子さんに推理力がありすぎて少し置いてきぼり感がありました。 内容は、短編4話がそれぞれ独立した話かと思いきや、全てはラストに繋がるように上手くまとめられています。 因みにドラマは未視聴ですが、キャラクター像が違いすぎて完全にミスキャストだと思います…。

    0
    投稿日: 2014.11.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人の手を渡った古い本には、中身だけではなく本そのものにも物語るがある」の言葉通りの「日常の謎」系ミステリーであり、安楽椅子探偵ミステリーです。第4話だけが「日常」の範疇から外れていて、違和感が残りましたが、キャラクターは魅力的です。

    0
    投稿日: 2014.11.16
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    作ったばかりの図書カードで借りた最初の本、背表紙には“teen”と書いてあったけど、テレビドラマでやってたなぁという記憶と、本棚の目立つ場所に置いてあったことから、なんとなく手に取ってみた。最近はbusiness本ばかり読んでいたので、久々のストーリー物だったが、日々の辛い通勤時間を数日だけ楽しみに変えてくれた本だった。

    0
    投稿日: 2014.11.12
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    ドラマを見てから気になっていて、やっと手をつけた一冊。設定は多少違うもののドラマに出てきたエピソードばかりだったので、ストーリー的にはなんとなく先か読めてしまいあっという間に読了。ビブリア古書堂の雰囲気への憧れと近いようで知らない古書の世界を覗き見るドキドキ感だけでもとても楽しい。そこで起きる事件はありふれたものではないけれど、誰かの日常にふと起こりそうな雰囲気の出来事ばかりなのも興味深くてワクワクする。本は好きでも知らないことだらけでなかなか入らない古書店に近いうちに行ってみようと思う。シリーズで6冊目まで出てるようなので続きにも期待。

    3
    投稿日: 2014.11.08
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    幼少期に祖母の本棚に近づき、打たれた経験から、本を読めなくなった大輔。ひょんなことから、黒髪ロングの眼鏡美女 栞子が店長を務めるビブリア古書堂で働くことになり… 夏目漱石「それから」や太宰治「晩年」、小山清「落穂拾ひ」…。栞子の並外れた推理力により解明される謎の数々。 「自信モテ生キヨ 生キトシ生クルモノ スベテ コレ 罪ノ子ナレバ」 太宰のこの言葉をどう解釈するか。 国文学専攻のくせに純文学嫌いなのだが(エリートのぼっちゃんたちが周りをさんざん振り回した挙句自殺したり、当時の作家の生き方が気に入らない)、少しは読み返そうかな。

    10
    投稿日: 2014.11.05
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    【ビブリア古書堂1】ビブリア古書堂の店主篠川栞子(しおりこ)が古書に隠された秘密・それをめぐる人間の思いを解いていく物語。 栞子さんが本について語っている時の笑顔は素敵なんだろうな。サクサク読めて、心地がいい本でした。 「子供の頃から、俺は本というものが苦手だった。」

    0
    投稿日: 2014.11.02
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    読みやすく、すぐに読めました。 前にドラマで見たので、新しい発見はなかった かな。栞子さんが思っていた以上に人見知りだった。 続きも読んでみます。

    0
    投稿日: 2014.10.31
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    読みやすく続きが気になる本でした。ベタな展開が多いです。入院中の栞子が主人公から聞いた話だけで謎を解くのがどこかの探偵のようです。続きもあるようなので楽しみです。

    0
    投稿日: 2014.10.27
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    普段は極度の人見知りだけれども、本の話を始めると急に生き生きとし始める鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」の店主・篠川栞子と、本を読むのが苦手な五浦大輔を中心とする、軽いミステリ仕立ての物語です。 第1章は、大輔が1年ほど前に亡くなった祖母の持っていた『夏目漱石全集』を、ビブリア古書堂に持ちこんだことがきっかけで、2人が出会う話。栞子は、本の見返しに書かれた署名から、大輔の祖母が彼に託したメッセージを解き明かします。 第2章は、ビブリア古書堂でアルバイトをすることになった大輔のところに、せどり屋の志田という男が依頼を持ち込んでくる話。女子高生に持ち逃げされた小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』(新潮文庫)を取り戻してほしいという依頼を受けて、栞子の名推理が展開されます。 第3章は、ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』(青木文庫)を売りに来た坂口昌志という男と、それを止めようとする彼の妻・しのぶが相次いでビブリア古書堂を訪れます。 第4章は、栞子が大切にする太宰治『晩年』の初版本を手に入れようとして、栞子を階段から突き落とした「大庭葉蔵」を名乗る男を、大輔と栞子が追い詰める話。 剛力彩芽主演のドラマが物議をかもしたことで有名な作品ですが、ドラマ化ではなくアニメ化してほしかった、というのが、最初に浮かんだ感想でした。古都・鎌倉の昔ながらの古書店の雰囲気と、ライトノベルらしいキャラクターの組み合わせがかもし出すゆったりとした空気を、できることならアニメで味わってみたいと思わされます。

    1
    投稿日: 2014.10.16
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    本屋さんで平積みになってる姿を見かけるので読んでみた。 幼少の頃の思い出のせいで本が読めなくなってしまった大輔と、普段は内気だけど本を語り出すと止まらない古本屋の店主栞子さん(若くて美女らしい)が、古書店に持ち込まれる実在の古書にまつわるエピソードをもとに事件・謎を解いていく。 とても面白いかというと疑問であるが、何となく飽きずに読んでしまえた。 文体なのか、ストーリーなのか、とても読みやすい。 栞子さんと大輔が、ホームズとワトソンのようにも思えてくる。 1巻最終話は話しに展開があって面白かった。2巻も読んでみたいと思う。 古書店に持ち込まれる元の本も読んでみたい。

    1
    投稿日: 2014.10.12
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    ずっと前にドラマを見て気になっていました。もう、栞子さんの大ファンです。もう取り戻せない10代20代、もっと本を読んでおくべきでした。無駄な時間はいくらもありました。遅ればせながら、ビブリアファンの末席を汚させていただきます。

    0
    投稿日: 2014.10.10
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    入院している設定で安楽椅子探偵的な趣があって良かったです。 なにより古本屋や古書に関する薀蓄が面白かったです。

    0
    投稿日: 2014.10.10
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    2012年本屋大賞8位。 ビブリア古書店の店長が古本を手にした人たちのちょっとした事件を暴いていくお話。 各事件が本の内容とリンクしている。軽いタッチで仄々していて面白かった。 にしても、オッサンにはなかなか手の出し難い表紙だなぁorz

    1
    投稿日: 2014.10.09
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    就活難航中の主人公・五浦大輔が「漱石全集」を巡り、鎌倉のビブリア古書堂に行ったことから話は動き出す。極度の人見知りではあるが古書に対する並外れた知識を持つ店主・篠川が本にまつわる様々なドラマを解決する。 うーん。なんだか、設定は決して悪くないはずなのに、淡々と、淡々と謎解きが進んだり、えっこれだけの言葉で伝わったの?というような場面があったり、ストーリーの起伏が見えるけれども捉えづらい感があって若干読者が付いて行きづらいかなあ。。。と感じた。「これが世界観」と割り切るのがいいのかなあ。。。 連作型なので謎が繋がっていたりして次回作が読みたくなる気持ちはあるけれども。

    0
    投稿日: 2014.10.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    話題の本なので、ちょっと読んでみたくなり手に取ってみました。入院中の栞子さんが、病院という身動きの取れない環境で、事件を次々に解決に導いていくのにはあっぱれ!若干「こじつけ?」と思うものもあったけどそれも許容範囲。さらりと読め、それでいて、ちょっと心に重いものも残す話もあったりするあたりが次の巻へ読み進みたくなるのも分かる気がしました。

    0
    投稿日: 2014.10.02
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    読むのをちょっと敬遠してきたビブリアでしたが、評価に負けて買ってしまった…が、もっと早く買っとけば良かったと思ってしまいました!! 文学のおもしろいエピソードもそうですが、何より古書店に行きたくなります。 栞子さん尊敬します!!

    0
    投稿日: 2014.09.28
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    ずっと読みたいと思ってたビブリア古書堂。実家への往復中に読む本を探しに本屋さんに行って、ようやく見つけました。 事前の評判通り、大当たり! めっちゃ面白い。 (そして、ちらっと見たドラマは確かに全然イメージ違ったので、そりゃあ原作ファンは怒るよなぁ、と思ったり) これは続きを読まねばならないでしょう。

    0
    投稿日: 2014.09.25
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    夏目漱石『漱石全集・新書版学校』/小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』 /ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』/太宰治『晩年』 今和次郎・吉田謙吉『モデルノロヂオ』/ピーター・ディキンスン『生ける屍』/梶山李之『せどり男爵数奇譚』

    0
    投稿日: 2014.09.23
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    三上延氏による日常の謎ミステリ小説。2012年に本屋大賞ノミネートされるなど、言わずと知れた2012年度の文庫部門No.1ベストセラー。 大人気作品すぎて、逆に敬遠していたところがあったのですが、軽い作品を読みたいなと思っている時に図書館で見つけたので手に取りました。 軽いミステリには苦手意識があったけど、この前に読んだ『氷菓』といい、面白く読めました。大丈夫ですね。すっかり払拭されました。 初っ端から主人公の出生に関わるような謎ときがあり、結構トップギア全開でスタートしますが、その分、手抜な部分はなく、よく練り込まれていて、丁寧な作品だと思いました。 疲れていても疲弊していても、サラッと読める上でしっかり書かれているのが人気の秘密でしょうか。続編も多く出ているので、ちょくちょく読みたいと思います。 それにしても、栞子さんのキャラがいいですね。三上延さん自身も言われてましたが、「男が好きなキャラクター像」って感じで、自分もお気に入りです。

    1
    投稿日: 2014.09.10
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    鎌倉の片隅でひっそりと営業している古本屋、そこに関わる人々のお話が、 実在する本と謎解きを通して書かれています。 実在する本の内容と、ストーリーがうまく絡みながら進むのが面白く、読み終わった後、あったかい気持ちになる本です。 推理や謎解きのお話が苦手な方でも、楽しめるとても読みやすい本だとおもいます。 謎解きをする美人店長が、先に全てを理解して、人々を助言、操る場面は、解決前のヒントのようでわくわくしますよ。 毎話、登場人物たちによって、出てくる本がとても魅力的に書かれているので、読んでみようかなと思いました。

    1
    投稿日: 2014.09.05
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    ラノベ…?と思って敬遠してましたが、読んでみたら案の定好きな作風でした。3年以上損しました笑 分かり易い謎解き。 すっきりしますね。 本に染み付いた物語、感じ取りたいと思っていた時期を思い出しました。

    1
    投稿日: 2014.08.22
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    甘ぇ。ベリースイーツストーリーすぎる。 嫌いじゃない、むしろ好物だけど。 ファンキーなせどり屋爺さんは俺の脳内では、志茂田景樹。 ドラマは剛力が主演ってこと以外知らなかった。 いや知りたくもなかったから情報全然見なかったけれど、誰がやっているのだろう。 栞子さんは1巻ではほぼほぼパジャマなのに、なぜジャケット絵がノースリーブなのだろう。 しかし、主人公大輔視点での栞子さん観察眼はエロエロ妄想大全開だな。 気持ちはわかるけれど。 妹・奈緒に「あの話って願望全開だよな」と言わしめる『落穂拾ひ・聖アンデルセン』これは読んでみたい。 2巻が楽しみだ。

    0
    投稿日: 2014.08.17
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    これも前々から興味があったけど、映像化されるということで、「乗らねぇからなっ!」と延ばし延ばしにしていた一冊。 面白いじゃない!!早く読めば良かった(^^;) 栞子さん、ステキ過ぎる(*´Д`*) 起承転結も分かりやすくて、サクサク読めた♪ いや~、栞子さん良いわぁ~( ´艸`)

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    投稿日: 2014.08.14
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    『本が好きになる小説』という書店でのPOPに惹かれて購入。事件手帳とありますが殺人やトリック等物騒なミステリー物ではありません。wiki等にも書いてあるように本にまつわる日常の謎を古書について膨大な知識を持つ女性が読み解いていく物語です。謎や事件自体はやや簡潔ですが、この小説の魅力はジャンル問わずに古書の数々を作中で解説してくれていることでしょう。私は読書が好きですが、読書家といえるほど多くの本を読んではいません。なので先入観なく作中での解説も楽しめますし、古書への興味もわきました。またヒロインである栞子さんが清楚で見た目麗しく、巨乳。さらには本の事以外になると人見知りというところにもベタな魅力を感じます。主人公の五浦さんとの今後の発展も楽しみな一冊でした。

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    投稿日: 2014.08.13
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    二面性をもつ栞子さんと、いかにも体育会系な大輔の二人と、古書をめぐる物語。舞台は北鎌倉の地。 数年前に話題になった本屋さん大賞の小説。気になってはいたのだが、やっと読むことができた。 登場人物たちの性格は非常にユニーク。古書にまつわるミステリー小説となっている。主人公である栞子さんと大輔の掛け合いには非常に惹きこまれた。 一つの作品をめぐる一つの物語が収録されている、短篇集のような形をとっているので、切りよく読みやすい。 シリーズは5まであるようだ。今更ではあるが、順番に読み進めたいと思う。非常に魅力的な作品であると思う。

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    投稿日: 2014.08.12
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    今までなんとなく敬遠していた作品だったけど、とってもおもしろかった! 栞子さんが勘よすぎ…とは思ったけど。 これを読んでいると、作品内で扱われた本も読みたくなってくる。

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    投稿日: 2014.08.08
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    ミステリーとして読むには、栞子さんが万能すぎて少し物足りない。 ラストの落ちもすぐ分かる。 この作品の楽しむべきは舞台の雰囲気かと。 後、栞子さんかわいい。

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    投稿日: 2014.08.04
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    2012.10.13読了。人の手を渡った古い本には、中身だけでなく本そのものにも物語があるという。夏目漱石【漱石全集】、小山清【落穂拾ひ・聖アンデルセン】、ヴィノグラードフ・クジミン【論理学入門】、太宰治【晩年】。北鎌倉にある古書店に持ちこまれる本と、その持ち主に纏わる短編集。ライトノベル?非常に読みやすく飛行機の中で殆ど1冊読み終えちゃいました。面白いんだけど、あっさりしすぎてちょっと物足りない感も。論理学入門のストーリーが好き、出てくる夫婦が素敵。主人公のスタイルが背が高くてマッチョ。素敵w

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    投稿日: 2014.07.31
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    所謂ラノベなのだろうか。しかし、ラノベって何?純文学とは異なる娯楽小説をそう呼ぶのか、キャラ立ちするような登場人物が、漫画のような何でもありの設定で、つまりは人間的深みなんかを排除したポップな世界観を持つ小説をそう呼ぶのか。イマイチ、はっきりしない。 ただ、この本の著者は無類の本好きという感じがよく伝わってきて、シナリオや構成、設定すべてに、好感が持てる。自分で買うような本ではないが、あっさりとして、すぐ読み切れるライトさがある。ああ、ライト。だから、ライトなノベルなのだろうか。

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    投稿日: 2014.07.30
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    あまり面白くない。前半はとにかく、栞子さん可愛いよ可愛いよアピールがうざい。後半の盛り上がりも、そこまででもない。謎解きも、なんだかこじつけ風なのが多い。…それにしても栞子さんの男の理想詰め込みました感半端なくて………書いてる人きもいな、とまで思ってしまった。なんか、萌え系とかでならそういう人いてもいいけど、真面目な推理もの気取ってるのにそういうキャラ設定ってあたりにすごい違和感、かな。

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    投稿日: 2014.07.26
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーちっくで事件のヒントは実際にある古本がキーになるところは面白い。主人公とヒロインの恋愛ストーリー的な要素もあり今後の作品にも注目したい。

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    投稿日: 2014.07.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    2014.07.死んだばあちゃんの遺品の本を整理しているうちに夏目漱石全集8巻に夏目漱石 田中 亮介嘉雄様へとのサインが見つかったので五浦は北鎌倉のビブリア古書堂に持っていった.すると店長の栞子さんは五浦の祖母と田中嘉雄との関係などを理論的に推理してしまう.そして,怪我で入院している栞子さんを手伝うために五浦は古書堂で働くことになる.店の常連の志田が本を盗まれてしまうが,小菅奈緒の行動を推理し解決する話.サングラスをかけた坂口が論理学入門を売ろうとやってくるが,すぐに妻がやってきて本を返してくれと言う.そして,栞子さんが坂口の過去や視力の変化を見破り解決する話.最後の章は,栞子さん所有の太宰治直筆署名のある斜陽初版アンカット本を巡り栞子さんの怪我にも関わるお話.色々と繋がりのある短編集で読みやすいし,構成もしっかりしているし,とっても良かった!

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    投稿日: 2014.07.07
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    すごく良い、気軽に読めて続きが読みたくなる。漫画を読むような感覚と活字を読む両方の感覚が双方楽しめる一気に5冊とも読んでしまった。登場する本も読んでみたいという感覚に必ずさせられるのもよいのではないか。

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    投稿日: 2014.07.07
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     TVドラマ化された小説。ビブリア古書堂店主の栞子が剛力彩芽で店員、五浦大輔がエグザイルのAKIRAなのだが、あきらかにミスキャストだろう。この小説から受ける二人の印象がまるで違うのだが・・・

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    投稿日: 2014.06.30
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    このレビューはネタバレを含みます。

    本の表紙とタイトルに惹かれて... 栞子さんを見つめる大吾視点で進んでいくお話。 栞子さんの推理力に圧倒されます。 私は古書のことは1mmもわかりませんが、こんな風に物語に出てくると興味をそそられます。 そして鎌倉に行きたいです。

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    投稿日: 2014.06.29
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    いや、素直に面白かった。他愛ない日常を描く短編が続いて、全体で大きな話になってるやつ。まほろ町のもそうだけど、流行りかな? 小説を書く人が本の虫の話を書く、って少し頭が混乱する。筆者を代弁しているのは、大輔なのか笠井か、はたまた栞子さんか。英雄の書、でもそんなこと考えた気がする。

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    投稿日: 2014.06.26
  • 好みによる

    設定的なものは、どちらかというと好きな方だが明らかにする内容がそこか・・・。 栞子さんは人見知りであまり話さない人なのに、他人のあまり触れちゃいけないとこを暴いてしまうのは好みが分かれるかな。 今の段階では、栞子さんがちょっと怖い。 ただ読み進むにつれて全体の雰囲気が変わってきつつあるので次巻に期待。 古書に関する色々な話は面白い。

    1
    投稿日: 2014.06.25
  • おもしろかった

    話題になってたので読んでみた。「古書」がメインのライトミステリーでとてもおもしろかった。一気読み。知らないタイトルの本が出てくると、読みたくなること請け合い。キャラがはっきりしていて読みやすい。続きを買おうか検討中。

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    投稿日: 2014.06.23
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    篠川さんが入院中で、五浦くんの報告を聞いての謎解きという感じで話がすすんでいくので、ポワロみたい。けっこう楽しく読める。

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    投稿日: 2014.06.22
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    剛力彩芽さん主役ドラマの原作。 表紙からかなりライトノベルチックなのを想像したんですが 軽快で読みやすいミステリー短編集で 題材が実在する名作ばかりのため 本好きのあたしには興味深い読みモノでした。 主人公の栞子さんも魅力的で○。 「活字を読むと脂汗が滲む」という特異体質を持つ大輔は 祖母の遺品の漱石全集の価値を知るため 鎌倉の一角にひっそりと佇む『ビブリア古書堂』を訪れ ものすごく内気なのに 本にまつわる話のときだけは饒舌になる女店主の栞子に 誘われるがままお店で働くことに。 そこで数々の小さい事件に巻き込まれ そのたびに栞子の抜群の推理力に驚かされるんですが 実は栞子には誰にも話していない秘密があって・・・。 ミステリーとしての作りは浅めでも 不思議な主人公二人の恋愛模様(?)と 各章に出てくる登場人物たちには味があると思います。 読み終わってすぐに続きが読みたくなりました。

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    投稿日: 2014.06.21
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    一話一話がしっかりしていて、短いながらも読み応えがある。 最後の話のもっていきかたが、違和感なくすんなり受け入れられるのもよい。 話の中に出てくる古書の紹介の仕方(?)も素敵。 読んでみたくなっちゃうww こんな古書店があったら常連客になっちまうわーww

    2
    投稿日: 2014.06.17
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    ちょっと興味があったところでドラマ化したために読んでなかったのですが、古本屋で安く売っていたので購入してみました。 ドラマより栞子さんが可愛らしくていいですね。 でも最後のあの人と主人公に関わりを持たせたことにどのような意味があるのか分かりませんでした。 ただの話題性ですかね。 そうでしたら無駄な要素のように思います。

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    投稿日: 2014.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    古本をめぐる「日常の謎」系の話。日常の謎が好きな私としては楽しく読ませていただきました。 一方で、著者も連作にするつもりが無かったのか、主人公の五浦と栞子の接近が急接近すぎるやろう!なんてつっこんだり。ライトノベルのお約束といえばそれまでか。 しかし映像化しやすそうなお話。ドラマとかになりそうな予感。

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    投稿日: 2014.06.10
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    この店主の栞子さんは本を見ただけで持ち主が本に絡んでる事件を解決してしまうんです!すご過ぎる でも、きっと古書の知識を知り尽くしているからなんでしょうね。。 古本は自分が買う前どんな人が持ってたのか調べられたら少し面白いかもしれないですね! でも、1冊1冊に色んな人の思いが詰まってる本だと思ったらこれまでの価値観が変わった気がする。 今まで古本って安く手に入れられるとしか思っていませんでしたよ。

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    投稿日: 2014.06.09
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    ミステリーと言っても殺人事件が起きるわけでもなく、ちょっとした謎の真相を突き止める軽い感じの小説。 ドラマをチラッと見てしまったせいで面白さが半減。 イメージが全然違うのに、テレビのシーンが頭をかすめて邪魔をする…。 栞子さんは男性が好きそうなタイプですよね。 それは置いといて内容はまぁ面白いんじゃないでしょうか。 本を題材にしてるから、本好きは惹かれますよね。 作中に出てきた本を読んでみたくなるけど、冷静に考えたら私は古書に興味がなかった^_^; でも古書に関する知識を得られたのは良かったかな。

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    投稿日: 2014.06.05
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    43 美しい古本屋亭主と、本を読むことができないプータローが古書を通じて次第に惹かれ会いながら、ちょっとした日常のミステリーを解決していく。 古書というアイテムが接点のない二人を徐々に近づけていくのだが、その古書は一冊一冊に人の物語が詰まっており、それを読み解きながらもミステリーの本質に迫る設定は秀逸。 オーソドックス、むしろミステリーとしては面白味がないかもしれないが、独特の世界観に本好き読者はきっと強く惹かれるに違いない。 ミステリー初歩本としても手に取りやすい作品だろう。

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    投稿日: 2014.05.31
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    2011年発表の人気シリーズの第一作となります。 あまりに売れ過ぎた作品のため、今更読むのも何となく恥ずかしいのですが、古本にまつわるミステリというのが気になって読んでみました(笑)。 ライトノベルのレーベルから出ているので、もっとキャラクターに依拠した作品をイメージしていましたが、なかなかどうして、しっかりとしたミステリ小説に仕上がっています(寧ろ割と地味なので、ここまで大ヒットしたのが意外かもしれないですね)。 無理なく本が謎の小道具となっているのも、いいですね。 色々と伏線も散りばめられており、シリーズの今後への期待も持てますね。

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    投稿日: 2014.05.30
  • なるほど、流行るわけだ、と思った

    程よい読みやすさ、程よい話の重さ、立っているキャラ、素晴らしいカバーイラスト。 このカテゴリの作品がみんなこのレベルなら、もっとラノベ業界自体が見直されていいのではないかと思う。 どこをとっても「本格」と呼べるような部分はないのだが、それも含めてよくバランスが計算された作品である。

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    投稿日: 2014.05.01
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    うーーむ 「ひだまりの彼女」のときも思ったけど これも、 男性がすきそう! って思った~~ 栞子さんとかね なんか男性すきそうだなあこういうひと って思っちゃったー かわいいけどね これで男性だったらわたし好きなんだろうなあと思うと えらそうにできないんだけど(笑) ちらっとしか見てないけどあのドラマはちがいすぎる と思った 本は好きだけどあんまり古書とかは興味がない(わたしは紙の本はすきだけど、本の価値は中身だと思って)ので ふ~~ん ってかんじだった おもしろかったけど

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    投稿日: 2014.04.29
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    ふむ。 安定的に面白いんじゃないでしょうか? 最後は、少し、ぇ?(いやいや無理があるでしょ)て思うところもあったけれど、なんていうか、シリーズ化して爆発的に売れたのもわかる気がするなぁ、と。思いました。 ものっすごっく☆5が付くほど面白いかっていうとそういうのでもないけれど、でも、わくわくスラスラ読める感じで、シリーズ化にはうなずける感じ。have funな感じで読みました。 店主と店員(主人公)の関係が気になるよね。やっぱり。

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    投稿日: 2014.04.25
  • 読書がもっと好きになる作品

    本屋やネットで名前を聞くことがあり,前知識なしで購入 ライトノベルによくある萌え!という内容は少なめ,あとは微量のミステリと 古書にまつわるしんみりとするエピソードが詰まっています。 あまりリアリティーはありませんが、実在の小説の内容を絡めたエピソードはどれも 後味がよく,こんな読書ができたらいいなぁと思わせるものばかりでした。 個人的な感想ですが,漫画の「マスターキートン」のキートン先生が考古学ではなく 文学の先生ならこんな感じになるのかなという印象を受けました。笑

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    投稿日: 2014.04.20
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    主人公は就職浪人中。ある日、祖母の残した古書の価値を調べるため、古書店へ。ところが店主はケガをして入院中なので、病院へ行ってくれと言われる。病院へ行ってみると、店主は超人見知りな美人。しかしこの店主、僅かな情報から様々な事実を見つけ出す切れ者で・・・。 若者向けのライトノベルって感じですね。 ひょんなことから知り合った二人のちょっと微妙な関係を縦軸に、本にまつわる事件とその解決譚を横軸に、物語は進んでいきます。 ミステリーとしてはやや出来過ぎ感がありますが、登場人物のキャラが面白いので、スラスラと読んでしまいました。 せどり屋、なんて商売があることを初めて知りました。 古書売買の世界も、なかなか奥が深くて面白そうです^^。

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    投稿日: 2014.04.20
  • 古書店を舞台にしたミステリ

    全部で4話の短編が収められていますけれど、基底に一本大きな流れがあり、最終話で一段落つく……という長編と短編の両要素を備えた構成になっています。 第一話で古書の鑑定依頼をした客・五浦大輔がそのまま狂言回しとなり、栞子の安楽椅子探偵をサポートする流れになります。 各章ごとにテーマになる古書があり、栞子によってその作品について解説されるものの、該当本のネタバレはしないよう配慮されている点は好感度大。 もちろん、その作品を知っている読者は二度美味しいことになるので、「古書を巡るミステリー」という切り口が最大限に活かされていると思います。 また、せどりなどの古書ならではのモチーフ使いも上手いです。 古書店という舞台効果をいかんなく発揮している反面、事件の真相の一つ一つが少々後味悪く、通読すると妙な苦みが残ります。 大輔と栞子の恋心未満みたいなハートウォーミングなやり取りもあるのに、読み終わった後「ほのぼの、すっきり」といった気分になれない……。 「町の片隅で起こる日常の不思議を解き明かす」系ミステリーかと思っていたので、悪い意味で予想外なストーリーでした。

    5
    投稿日: 2014.04.19
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    穏やかなミステリー。 少し物足りないような、でもこれで十分なような、ふわりとしたミステリーです。 栞子さんはそんなに萌えなかったんだけど、昌志、しのぶ夫妻がとても素敵で、じんわりと泣いてしまいました。 しのぶさん、最高に可愛かった。素敵。

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    投稿日: 2014.04.17
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    作品の雰囲気はとても好き。 それだけに中身がスカスカで残念。 推理は全部こじつけだし、展開がありえないくらいにご都合主義的。 いきなり冒頭4行目で紫陽花が散ると書いちゃうほど文章表現力も未熟(紫陽花は立ち枯れるもの)。 でも栞子さんのキャラは好みだし、著者の成長を楽しみに2巻以降も読みます。

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    投稿日: 2014.04.15
  • 軽いテイストだが、本好きにはオススメしたい

    北鎌倉の古書店店主である篠川栞子は驚くほど内気な人だけれど、本の話になると途端に饒舌になる。子供の頃のトラウマで本が読めなくなってしまった五浦大輔は、本当は本が読みたい。本の話をしたい栞子さんと、本の話が聞きたい大輔。割れ鍋に綴じ蓋コンビ(笑) ミステリーだけど殺伐とした話は少なく、本にまつわる謎を解くのが中心という感じ。作中で取り上げられた作品の蘊蓄も深すぎず、サクサク読めて軽いテイスト。登場キャラクターは個性もあり、エネルギーを感じられ面白かったです。

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    投稿日: 2014.04.13
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    月9ドラマの原作で話題になっているので読んでみました。ビブリア古書堂の店主、栞子さんと本の読めない従業員、体質の大輔が古書にまつわる謎を解いていくお話。 私は読書好きだけれど古書は全く読まないので、この本に出てきて興味のある本なら読んでみるのも良いかもと思う。第三話ヴィノグラードフ クジミン「論理学入門」(青木文庫)が気に入った。1冊の本から分かった、夫婦の絆がとても感動的でいいものだと思った。

    1
    投稿日: 2014.04.08
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    さくさくと読み進めらました。ただ、恋愛絡みのものがあまり好きではないので、期待して読み始めたぶんそこまで面白いとかんじられませんでした。栞子さん視点のお話だったら面白いかもなぁ。

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    投稿日: 2014.04.08
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    以前から気になっていた本。 本好き者が登場人物でそれ程でもない人物の語り・・・ って感じのストーリー。 古本にまつわる物語でサクサク読める本。 なかなか面白かった。シリーズになっているので続編も読んでみるつもり。

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    投稿日: 2014.04.08
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    とても読みやすい本でわずかな時間で読めてしまった。表紙や挿絵などからライトノベル風だと予想はしていたがやはり中身は軽い。 詳細→http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou19001.html

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    投稿日: 2014.04.03
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    本好きにはたまらない作品。 これに出てくる有名な本達も触れたことがないものが多いので、読みたくなりました。 栞子さんと大輔が今後どうなっていくのか続きが楽しみです。

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    投稿日: 2014.03.31
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    本を体質的に読めない主人公と、読書が熱狂的に好きなヒロインのミステリー?小説。栞子さんが可愛すぎてたまらない。シャーロックホームズのような栞子さんが、不調法なワトソンに説明するかのように事件を解決していく。ヒューマンドラマもあって、心がホッコリする。太宰治の晩年は読んでみたいなあと思った。新しい本への興味や知識が得られるよも、この本特有の醍醐味だろう。

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    投稿日: 2014.03.30
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    面白かった。ありそうで無さそうでありそうな感じ。こんなに何かに思い入れられるということの素敵さに憧れながら、栞子さんのナイーブさというか猜疑心のようなものに共感したり、大輔の真っ直ぐさに憧れたり。心の動きが伝わってきてとてもよかった。 栞子さんのキャラが読子に似てた。リアルなRODな感じ。どっちが先か知らんけど。本の虫ってのを表すとこういう感じになるのかな。どっちも好きだけど。 この本読んで、やはり登場人物に憧れたり、共感したり、惚れたりすると俄然読む気になるし、読みたくなるんだなって気付いた。俺が読むときに引き込まれるのはいつもそうみたい。 アムリタの時はそういうのが無かった。なるほどって感じ。 とにかく、続きが気になるので、続きを買おう。 そして、ドラマ見てないけど、どう考えても栞子さんはあの女優さんではない。全くイメージにそぐわない事がわかりました。

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    投稿日: 2014.03.29
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    古今東西の書籍に精通した女店主のいる古本屋で働く本を苦手とする青年の視線を通して描く物語。 本自体の謎と事件がうまく絡みあっていて意外性もある。殺人事件だけがミステリーでは無いと言う事。

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    投稿日: 2014.03.28
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    鎌倉の片隅にひっそりと営業している古本屋「ビブリア古書道」。そこの店主は古本屋のイメージには合わない若く綺麗な女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。

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    投稿日: 2014.03.24
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    内気な文学美女でメガネっ子でおっぱいが大きくって形もなかなかなんていくつ萌え属性を持ってるんだ! すいません、ちょっと卑猥なことを書いてしまいました。 移動中にサラッと読めるので萌え萌え好きな男子諸君にオススメ。

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    投稿日: 2014.03.22
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    以前から読んでみようと思っていましたが、おっさんが読む作品ではないような気がして躊躇していました(笑) 面白かったです。主人公の影響でしょうか。いろんな出来事が起きますが、なんとなく穏やかな感じで話が進んでいき、それが何とも心地いい感じでした。 話の中で出てくる作品も読んだことのある作品がありもう一度読んでみたくなりました。 ハマりました。続編も是非。

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    投稿日: 2014.03.22
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    鎌倉にある古書店の主、栞子さんが探偵。語り手の五浦くんがワトスンでしょうか。 とある古書を、当時購入したと思われるビブリア古書堂に価値の鑑定を依頼することにし、店主の栞子さんと出会います。 彼女は極度の人見知りですが、本の事となると生き生きと語り、時に驚くほど少ない情報から、鋭い謎解きをしてのけます。 本を好きなのに読めない五浦と、本を語るのが好きな栞子さんの不思議な関係がはじまり、ある謎解きをきっかけに五浦はビブリア古書堂に雇われる事になるのです。五浦をワトスンとたとえましたが道化すぎず、彼の思考も鋭いですが、栞子さんはそのさらに先をゆく、といった感じでよいコンビだと思います。 連作になっているため、徐々に増えてくる登場人物がどんどんリンクしていくのもよいです。今後も楽しみなシリーズです。

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    投稿日: 2014.03.21
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    なるほど。これが「ビブリア」なんですね。  何となく気になってましたが、手に取れないままでしたが、ようやく読みました。穏やかなミステリー。  最後に少し盛り上がりましたが、終始静かに、流れるような話です。かと言って、退屈な訳ではない。 何とも不思議な感触のミステリー。これは続編も読みたいです。

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    投稿日: 2014.03.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちくしょう!雨降って地固まりやがって!・・・栞子さんはどこに落ちてますか?( ´Α`) ↓グッときました。 「あたしが読めばいいじゃない。声に出して。」

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    投稿日: 2014.03.14
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    キャラ設定が面白い。古本を巡って繰り広げられる推理の展開も予想がつかなくて面白い。一気に読めちゃう良書ですね。

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    投稿日: 2014.03.13
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    このシリーズ大好きです。 古書についての知識も深まるし、ミステリーとしてもすっごく面白いし… 何よりキャラクターが魅力的ですよね。栞子さんぐっじょぶ!

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    投稿日: 2014.03.11
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    TVドラマがあまりにも叩かれていたので原作にチャレンジ。なるほど、ラノベファンなら栞子さんに深く傾倒してしまうのも宜なるかな。俺的にも「巨乳」という設定だけは死守して欲しかったなぁ(笑。思ってたよりはしっかり楽しめたので高評価。

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    投稿日: 2014.03.11
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    噂のビブリアを図書館で見つけたので読んでみた。 最初の三話くらいはドラマで見たので中身覚えてました。でも主人公こんなゴツかったっけ。 その前に永遠虹路を読んだので、なんでもかんでも美人出してんじゃねえよという気分で読み始めました。あと一巻は終始「栞子さん」ではなく「篠川さん」だからタイトルあざといとか思ってました。 話自体は古書店だししっとりしているけれど、一話一話の伏線回収が完璧だし終盤でアクション(?)が入ったりする加速感がうまいなーと思いました。最初の方は前述したようにオチを知ってるから「ああこの描写アレな」ってわかるけど、初読の話だと「あっあの描写コレか!!」ってなるし、オチがついたかと思ったら更にもう一個ありました、みたいな技術の塊だった。めっちゃすきではないけど魅せられる作品でした。あと剛力さんは半分合ってるくらいの感じだった。

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    投稿日: 2014.03.07
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    人から人へと渡ってきた古書を手にするならば、あらゆることを観察し、洞察し、正確に推理してみせる。タイトルに違わずミステリー小説だった。

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    投稿日: 2014.03.03
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    もともと自分は話題の作品はあまり好きではなく、買ったりしないのですが、とある経由で入手するに至ったので読んでみることにしました。いざ読んでみたら、なんとなくアッサリ感じましたが、論理学入門の話では目頭が熱くなり、込み上げてくるものがありました。最後の栞子さんに怪我を負わせた犯人には驚かされるところもありましたが、全体的に前半アッサリ、後半は凄く心温まり、感動しました。

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    投稿日: 2014.03.02
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    「事件手帖」というくらいだから殺人事件を解決するのかと思ったら全く違いました(笑) でも、読書初心者でも読みやすいうえにメリハリがある内容に引き込まれてしまいます。 名作の裏側を垣間見ることが出来る作品でもあり、人と本の繋がりの素晴らしさも良かったです。

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    投稿日: 2014.02.28
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    最新5巻まで読了。本にまつわる小さな手がかりから真相をつきとめるほのぼの推理モノ。 本好きなひとにはたまらない作品なのかなと思います。 エッセイや短編ばかりで堅苦しい本は苦手な私も、栞子さんが生き生きと説明してくれる芥川やら夏目漱石やらそこらへんの「めんどうくさい」本を読んでみたいと思わされました。

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    投稿日: 2014.02.26
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