
総合評価
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powered by ブクログこれまで表紙絵とタイトルから何となく避けていた部分がありましたが、ふと読んでみようかなと思い購入しました。結果的には買ってよかったと思っています。とにかく栞子さんがかわいらしくて魅力的です。人見知りで不器用な面がありながらも本のことになると人が変わったように話し出す彼女。謎にぶつかったときの鋭い観察眼はちょっと鋭すぎる感はありますが、主人公との初々しいやり取りや距離が近づいていく様子にわくわくしながらもほっこりする場面もあり、謎解きと同じくらい楽しめます。 本に関わる謎については自分があまり登場する本を読まないこともあり、本をテーマにこういった物語を作れることに感心しながらとても新鮮に面白く読むことができました。これからの栞子さんと主人公の関係性が気になるので続きも読んでみようと思います。
2投稿日: 2017.03.12
powered by ブクログドラマにもなってシリーズ化もしているので、あまり期待しないで読み始めましたが、なかなか良かったです。謎を解くところもですが、そもそも栞子さんのことでわからないことが多いので、謎解きと並行して栞子さんのことがわかってくるゆっくしした感じが良いです。
0投稿日: 2017.03.09
powered by ブクログ名著や希少本をからめたミステリで、古書屋が探偵役というどこかで聞いたことのある触れ込みに勝手に敬遠していたのですが、読んでみたらとても面白かったです。 さくっと読めて、読後も悪くないし、引きもうまくて続きをすぐに読みたくなりました。伏線がとても丁寧で、むしろ丁寧すぎて着地点があからさまなほどですが、それほど気になりません。 舞台は北鎌倉ですが、江ノ電ではなく、大船駅や横須賀線が頻繁に登場するのもリアリティがあって良いです。買い物に藤沢や川崎、デートは横浜、主人公は大船に実家というのも地元感があります。 一方、ヒロインの『栞子さん』は北鎌倉の一等地で古本屋をやっている美人の本オタという浮世離れした存在で、視点の入り口としてきちんと構築された主人公の描きかたとはとても対照的です。彼女は常にスペシャルな存在として描かれ、その代償に超人主人公が●●と悲しい対決をしなくてはならない類いの少年漫画ちっくな宿命も背負わされていて、主人公の惚れたはれたよりも、そちらが非常に気になります。
0投稿日: 2017.02.22
powered by ブクログ友人からお借りして読了。 個人的には面白かった。 実際に現存する本を題材にその本と登場人物との話が書かれていて、登場した本も読んだことのない本ばかりだったので、読んでみたくなった。
0投稿日: 2017.02.17
powered by ブクログ本が好きだけど読めない五浦さんは、祖母の残した古書『漱石全集』をビブリア古書堂に持ち込んだ。ただの買取査定のはずが、祖母の思わぬ過去を知る事になる。 本が関わると、とんでもない知識と洞察力を見せる栞子さんの日々。 さくっと読めます。持ち込まれる謎は小さなものですが、栞子さんが伝聞だけで解決してしまうのには驚かされます。言葉に含まれる機微や意図を見逃さず新たな事実を見出すところは、推理できそうで出来ず楽しめました。 登場する本を毎回読みたくなりますね。
0投稿日: 2017.02.10
powered by ブクログ今までは生物の変人を読んできたが、この本では古書の変人、栞子が出てくる。 主人公は就活できずにいるガタイの良い男性である。 この凸凹コンビによって、古書に関わる事件が解決されていく一冊。 やたらと頭のキレる栞子に違和感を覚えてしまうので、私は△の評価。 しかし、第三話 ヴィノグラードフ・クジミン『論理学入門』の話は好きである。誰も傷つけることなく、円満に終わったのは「頭の良い」しのぶさんのお陰であろう。しのぶさん最高!
1投稿日: 2017.01.30
powered by ブクログ名探偵コナンを思い出した。 毎回起こる事件?謎を解いて大きな謎に迫っていくみたいな?この主人公の説明がくどくて好きになれない。一巻読んで満足かな。
1投稿日: 2017.01.28
powered by ブクログ軽く読めるミステリー。古本屋が舞台のバンドワゴンシリーズが好きなので読んでみた。メインではないが、実際の本が紹介されているので、そちらもちょっと読んでみようかなという気になる。自分ももう少し本を味わいながら読めるようになりたいと思った。
0投稿日: 2017.01.25
powered by ブクログラノベらしく非常にスラスラ読めた。古書を巡ってのミステリー小説。いつも読んでる小説に比べると物足りない感じもある。挿絵は綺麗。
0投稿日: 2017.01.06
powered by ブクログドラマ化されたラノベのヒット作ということで、手を出してみる。まともにラノベを読むのは初めて。 ラノベだけあって描写や思索に凝るというよりは、ストーリー重視だった。荒削りで短文中心の文体には最初こそ違和感があったが、慣れればそこまで気にならなかった。 本に関するうんちくが色々と得られたのは良かった。作品の中で登場した作品も読んでみようと思った。
0投稿日: 2016.12.13
powered by ブクログ2016.11.4 読了 個人的点数:70点 本を読めない男と、人見知りだが本のことになると饒舌になる女のとある古書店を舞台にした物語。 売れているということで読んでみたが思ったよりも普通だった。感動のクライマックスや、熱くなる展開などはなかった半面、全体的に読みやすく(作者はもともとライトノベルを書いてたらしい)ちょっと一息つきたいと思ったときに読むとよい様な物語だと感じた。 栞子さんのような普段おとなしいけど好きなことに饒舌になってしまう女性はなんかいいよね(笑)
0投稿日: 2016.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前から読もうと思いつつ、なかなか図書館になかった一冊。 確か、剛力彩芽が主演でドラマ化していたはず。 その時は読んでなかったので、ファンの「原作とイメージがぜんぜん違う!」の意味があんまりわからなかったのだが、今ならわかるような気がする。 ドラマ見てないから、どうだったのかわからないけど。 実写するなら「つぼみ」が栞子さんがいいなぁと、こっそり思っている。
1投稿日: 2016.09.28
powered by ブクログ娘が持っていたものを、仕事の資料として読んでみた。 ドラマを観ていたときは、さほど興味がわかなかったが、断然、小説のほうが素晴らしい。 読みやすいので、中高生にもオススメの一冊。 古書にまつわる人と繋がりの物語。 実在する古書を物語の鍵として、店主の栞子が店員の大輔とともに、謎解きをしていくうちに、お互い距離が縮まっていく展開も目が離せない。
0投稿日: 2016.09.22
powered by ブクログ本が絡むと突然饒舌になる美人古書店主と、本の読めない新米店員が織り成す、ちょっと不思議で結構甘々なミステリー。 版元からしてライトノベルの範疇に入ると思うのですが、いやいやナメちゃあいけなかった。人の死なない日常派テイスト、マープルおばさんばりの栞子さんの安楽椅子探偵っぷり、そして、数々のエピソードがフィナーレに向けてがっちりとはまっていく見事な連作。これ、自分が大好きな加納朋子や北村薫そのままじゃないですか。お気に入りのシリーズをまた一つ見つけてしまいました。書籍に関するウンチクも、そういえばどこか北村薫的ですね。 謎解きの面白さ、文学的素養、そしてもどかしくも微笑ましい人間模様。どの角度から読み込んでも面白い、素敵な1冊でした。続きが楽しみです。
1投稿日: 2016.09.18
powered by ブクログとりあえず読める最新刊までは読んだので(最新刊はリクエスト中。手元に来るま半年はかかりそう・・・)、もう一度一作目を読み直してみることにした。 なんせ、一作目を読んだのは2~3年前・・・。 改めて読み返してみると、やっぱり面白い。これはついでに(?)二作目も読み返そうかな。 「一作目はシリーズ化するつもりがなかったのか、なんか初々しいなあ」 ちゅう感じがまったくないのが、逆にいい。笑 元々、最終的なオチを考えてのシリーズ化やったのね。すばらしい! 大輔と笠井の関係とか、大輔の出自とか 「そんなやったのか!」 と、ちょっとびっくりしてしまった(シリーズものとしてそこの設定を忘れてて本当に大丈夫なのか・・・)。 そんな都合よく(?)関係者がまとまるものなん? と、思わなくもないけど、まあ、そういうのがあるほうが面白いもんね・・・。 私は、本って人の人生を左右するツールのひとつであると思う。 (あくまで、ツールのひとつ) だから、読書をしないなんてもったいないなあと思うのだけど、映画や音楽だって人生を左右することもあるやろうから、本だけが至上とは思わない。 ようは、心の琴線に触れるものならなんでもいいのよね。 私にとってそれが、本なだけで。 音楽やアニメなどの映像というか、視覚のものってどうしても「感性」が重視されるような気がして私にはハードルが高いわけやけど、本というツールは、常に手に触れるから、そのぶんツールそのものにも歴史が残りやすいのかもしれへんなあ。 ただ、だからってその本を手に取った人たちの歴史を知りたいとは思わないけれど。笑 私もそこそこの本好き。 せやからやっぱり、本について語れる人は好きやなあ。 本好きの周りには本好きが集まるはずなのに、どうしてか、私の周りには読書家がいないのだけど・・・(ネット上ではたくさんおられるんやけど)。 もっと本について色々話したいなー! (ま、私の外見ではとても「読書している」ちゅうようなタイプには見えないもんね・・・) ←体育会系 (2015.07.11)
1投稿日: 2016.09.10
powered by ブクログ4 鎌倉が舞台の古書店の話。本好きな栞子と本に興味はあるけどトラウマで読めない五浦の世界観は、ほのぼのしていて面白い。せどり屋の志田は始め登場人物も個性的で面白い。 栞子のはにかむ所や本の話になると真剣な性格になり洞察力がすごい所は面白い。また坂口夫妻の話は感動的。しのぶの天真爛漫だが夫想いの所がいい。
0投稿日: 2016.08.28
powered by ブクログおばあさんの蔵書の謎解きは面白かった。 栞子さんの古書にまつわる観察眼が鋭すぎ。 せどり屋というのも初めて知った。 栞子さんが巨乳である必要があるのかは疑問だが、なかなかに面白い。
1投稿日: 2016.08.27
powered by ブクログ一話ごと一冊の本をとりあげ、物語が展開している 物語的小説 登場人物は話によって個性があって面白い 淡々と読めて、次作も読んでみたい
0投稿日: 2016.08.20
powered by ブクログ本屋で見て面白そうだと思ったので読んだ本。ドラマを観た状態で読んだ。古本屋が舞台のミステリーという題材が好き。栞子のキャラクターが良かった。ビブリア古書堂のような古本屋が実際にあったら、常連になると思う。
0投稿日: 2016.08.10
powered by ブクログ書店でも平積みされていて話題だったけど、何となく手が出ず、ドラマから入った形。 内容が面白そうなので小説も読むか、と思い立ち読了。 お、面白い。 ただ、テレビドラマの配役はいかがなものか…これは映像化につきものの課題であるからここでは割愛。 本の虫、栞子から語られるある作品の背後にあるお話や著者の他作品との関連のマメ知識にイチイチ興奮してしまう。 大輔もそんな気持ちで栞子の話を聞いていたのかな。
0投稿日: 2016.07.26
powered by ブクログ栞子さんの「手が届かない」感...半端じゃない知識量、頭のキレ...がいいのに! 主人公と相思相愛? を予感させる描写に嫉妬した!! 久々にムキになっちゃうくらい、楽しい作品でした。
0投稿日: 2016.07.19
powered by ブクログ3年も積ん読にして、ようやく読んだ。 読みやすいのはもちろん、背景描写や雰囲気が好き。 スラスラ読めるから疲れない。
0投稿日: 2016.06.27
powered by ブクログ今更ながら手に取ってみました。 中々面白い! 有名な小説なのであらすじは省くとして。 古本屋って本当に楽しいですよねー。 時間が経つのを忘れてしまう。 本好きの人にとっては宝探しの様な感覚ではないでしょうか。 観てはいないけれど、ドラマ化もされていますね。 剛力彩芽は栞子さんのイメージとは重ならないなぁ。 とても読み易く、力を入れないで読む事が出来るので、息抜きにちょうど良いかも。 ただ栞子さんのオドオドはやり過ぎだと思う!
1投稿日: 2016.06.23
powered by ブクログ#読了。初読み作家。 鎌倉にある古本屋「ビブリア古書堂」。父親から店を受け継いだ篠川栞子は、内気で人見知りが強い女性だが、本(古書)の話になると饒舌に。亡くなった祖母の古本を鑑定してもらいに行った五浦大輔は、祖母の過去を栞子から推理され、そのままバイトをすることに。 古書を売りにきたお客達の事情を、栞子が推理していく探偵人間物語のようなもの。北鎌倉と古本というイメージはぴったり。3話はほのぼのとしていてよかった。
2投稿日: 2016.06.06
powered by ブクログ図書館 最近 三浦しをんの月魚を読んだから古書堂ってのがたまらない設定。 軽く読めてなかなかいい。
0投稿日: 2016.05.17
powered by ブクログ久々に、人が死なないミステリ。 っていうか新しい! こういうスタイルもあるのね〜、とひたすら感心してしまう。 内容も面白い。でもサラッと読めるし。 ただ、登場人物が少ないから、犯人とかが必然的に読めちゃったりするのが残念。 多分、普段から古本を買ったり読んだりする人じゃないと、あんまり面白くない、っていうか意味が分からないのではないかと思う。
2投稿日: 2016.05.06
powered by ブクログなんとなく、物語の進行が全体的に「ぬるっ」とした感じに思えた。栞子さんの推理も突飛に感じるところあり。 でも、続編は読んじゃうかもな〜。
1投稿日: 2016.04.13
powered by ブクログライトで読みやすく、安心して楽しめる。 古本にまつわる、不器用な、またはちょっと背負った人たちの、でも温かい物語。 面白かった。 ドラマの方をチラッとではあるが先に見ていたが、ここまで配役が原作とかけ離れているのもめずらしいのでは…
1投稿日: 2016.04.07
powered by ブクログ鎌倉が好きだ。本屋より古書店が好きだ。 そんな私にはぴったり。そして、頭が切れるからこそ、人より本が好きな危うげな栞子さんから目が離せない。 。。。剛力さんではムリがあった気がすることに、確信を持ったのもまた一つ。見てないけど。
0投稿日: 2016.04.04
powered by ブクログ(内容) 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。 (感想) 色々な古書を知れるのが何よりの幸せですね。積読の本が減り次第、色々な古書を買いたいと思ってます。
0投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログ話題だったのも納得の読みやすさ。古書にまつわるミステリー4編。栞子さんや、せどり屋の志田さんの、本に関する知識が半端ない。
1投稿日: 2016.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本を通して見えるエトセトラ。 俺こそ五浦大輔を通して話される、ビブリア古書堂店主篠川栞子とのお話し。 本編では店主栞子さんは病院にいます。そこにひょんなことから店員になった大輔とのある意味日常が描かれています。 本好きは、本好きを呼んでしまうのかな。 読めなくても興味が一緒のほうが、一緒にいて楽しいよね。 周りで起こっている事件は結構えげつないですが、二人の間はほっこりしていてそれが救いです。
0投稿日: 2016.02.20
powered by ブクログ本が好きな人にはオススメしたい作品。 今ではかなり人気が出てしまったが… 初めて手に取って読んだ時には「これは人気シリーズになる」と確信出来るような一冊だった。 もう少しでシリーズも終わりのようなので最後まで読めるのを楽しみにしている。
1投稿日: 2016.02.14
powered by ブクログ短編連作のミステリー 人は死んだりしなくて、ほんわかした感じのお話が多い。 でもたまに深刻度が増す。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログ栞子は、古本をとおして ニンゲンに対する洞察をすることで、 よくわからないことに スポットライトを浴びせる。 五浦大輔は、栞子のもつ能力にひかれる。 おばあちゃんが 本好きで 本を大切にしていたが、 それを見てはならないというおばあちゃんで。 普通は 本好きならば 読むように進めるはずなのだが。 そのことで、本を読みたいけど読めないというトラウマになった。 それも、有りなのか? という ダブル設定によって 物語を成り立たせる。 夏目漱石全集 贈呈の書き方。 小山清 落ち葉拾い 小菅奈緒 爪切りと耳かき。 論理学入門 三段論法 晩年。 『自信もて生きよ 生きとし生くるもの これ すべて 罪の子なれば』 背取り屋 というのがあるのを初めて知った。 うまく 説明しているようで、 どこかが 欠落している 奇妙な物語。
2投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログライトノベルって今までなんとなく敬遠していましたが、本がテーマだったのと、人気が高いことから購入して読みました。 栞子さんの本に対する情熱にとっても感激しました。そのまま6巻まで手もとに置いて、ちびちびと読んでます。
1投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログトークショーのために再読。いろんな本の知識が詰まっていて本好きのくせにいわゆる名作を読んでこなかった私としてはへえって思うことが多い。それが楽しい\( ¨̮ )/栞子さんみたいな人が周りにいたら…それはそれでちょっとめんどくさいかな笑
1投稿日: 2016.02.10
powered by ブクログ某大型書店でおすすめされていたので購入。人気作なだけあってとても面白かったです。ミステリは推理しないで読み進める派なので栞子さんの推理に大輔くんといっしょになってヘえ〜なるほど〜となりました。続きを読むのが楽しみな作品です。
0投稿日: 2016.01.30
powered by ブクログ何かに拘ることや、感受性が人一倍強いことがとても素敵なことだと思えるような内容でした。2~4巻もあるので、楽しみです。 家内が友達に貸していた本が帰って来たので、私も読んでみました。私がいつも好んで読んでいるミステリーは、どちらかというと殺伐としているものが多いので、この様なホッとする作品もたまには良いものですね。 社会的な問題を取上げられているわけでもなく、屈折した生い立ちを歩んだために精神状態が不安定になってしまった人物が事件を引き起こすわけでもありませんが、ちょっと変わった登場人物達に降りかかる事件は、誰の身の上にも起こりそうな話で感情移入してしまいます。 本が好き!を楽しんでいると、本(物語りや著者のメッセージ)への共感が人と人との心を繋ぎとめるってことがあるよねぇ~と思います。 私たちは自分で考え方を創造することはできないので、多くの考え方は親や先生などから譲り受けるのだと思いますが、本から譲り受ける思想もありますよね。ビブリア古書堂の事件手帳を読むと、は、本が私達に与える影響が、まさに人から人への恵みであることが感じられます。
0投稿日: 2016.01.24
powered by ブクログふだんあまりこういう本は読まないのだが、気分転換に「気軽に読めそうなもの」と思い読んでみた。 そういう意味では大変楽しく読むことができ、この巻以降も読んでみようと思わせてくれる娯楽小説だ。 何故か私は、あまりに流行っている時には、その本を読みたくないという天邪鬼なので、今になって読んでみた。
0投稿日: 2016.01.12
powered by ブクログすーぐ読める、続き気になる内容。大庭さんの展開は伏線がいっぱいあっておもしろかった。栞子さんは人を使うのがうますぎる。てか、みんな手のひらで転がされてるわぁ。名言もいっぱいでてくる。昔の人の本とか読んだことないけど、おもしろいんかなぁ。古書も読んでみたくなった。
0投稿日: 2015.12.11
powered by ブクログ今ごろになって読んでみた。 通勤電車でさくっと読めるのがいい。謎というより、裏表紙の説明文のように「秘密」を暴いていく物語。 ストーリーは本自体の謎と本を持つ人の秘密のふたつを解いていくもので、なかなか斬新! 物語の鍵となる古書が魅力的にかかれていて、チャレンジしたくなった。 ただ、ラノベ(に近いのかな、これは)ならではのキャラ作りだけは常に気になってしまった…。でも、面白かったのでもう少し読んでみたいと思います。
0投稿日: 2015.12.09
powered by ブクログキャラクター文芸の作家になることを目指していながら今更になってこの本を手に取る恥ずかしさ。はさておき、話題になるのも頷ける面白さだった。理路整然とした謎解きは読了後に爽快感を与えてくれるし、本の知識が自然と入ってくるのも楽しい。 時折出てくる比喩表現に感心させられつつ、文章は全体的にあっさりとしていて読みやすく……いや何があっさりだよ。ラーメンの感想なら食べログにでも書いてろ。 何より、作者の人が本当に本が好きなんだろうなということが作品から伝わってくる。じゃなきゃこんなに素敵な物語は書けないでしょうとも。2巻買ってきます。 関係ないけど、舞台の場所がもろに母校の通学路で驚いた。お陰で情景がすんなりと想像(というよりは懐古)できたし、読んでいてどこか懐かしい気持ちになれた。三上さん絶対俺と同じ高校の卒業生でしょ!
0投稿日: 2015.11.24
powered by ブクログ大好きな本。 色んな本や作者のことがわかる。 面白い。 6巻まで買って、今4まで読んだ。 5を今読み中。 どうなるかな…大輔とも、お母さんとも
0投稿日: 2015.11.22
powered by ブクログ古書にまつわる話なので、勉強にもなります。面白いのは、古書に絡んだミステリーを栞子さんが解き明かす場面。普段の頼りないのに、謎を解き明かすときになると急にいきいきして頭が切れる女性に変わるのも読んでいて面白いです。
0投稿日: 2015.10.31
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
スラスラと読めた。 読書好きで人見知りな「ビブリア古書堂」の店主栞子と、幼いころの出来事が原因で本が読めなくなった大輔。 この二人が古書にまつわる事件を解決していくシリーズ。 栞子さんの古書の知識が物凄い。 現実にある本を取り扱っているから、次読みたい本が決まる。
0投稿日: 2015.10.17
powered by ブクログ鎌倉に行きたくなる。。。 古書店については三浦しをんの本でちょっと知識(?)があったのでスムーズに入れたけど、せどりとか家まで買い取りに行って査定するのとか、少しでも知識があるとよりわかりやすいのかも。
0投稿日: 2015.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ第1弾。 タイトルは良く聞いていたけど、なるほど、こういう話だったのね、ふむふむ。 知的好奇心が満たされる安楽椅子探偵モノ。 本好きのハシクレな私は、栞子さんとは程遠くとも、本を手にした時のわくわく感や、好きな本に関して語りたくなる気持ちなどが、私なりにわかって、そこがまた楽しかった。 ただ、古書を扱う為には、それだけじゃすまないあれこれがてんこ盛り。 なんというか、そういう業界があるということに、そこで働く人達がいるということに、心が温められる思いがするよ。
0投稿日: 2015.10.02
powered by ブクログ話題の本ということでブックオフで見かけて購入。 手軽に読めて、それなりの面白さがあるが、そんなに印象には残らなかった。ただ、小説に何か心に残るものを期待するのも筋違いなので、手持ち無沙汰な時や、気分転換の時に読む小説としてはいいと思う。
0投稿日: 2015.09.26
powered by ブクログ表紙で敬遠したものの、ずっと気になっていたので思い切って購入しました。 てっきりある程度キャピキャピしたものを覚悟していたのですが、落ち着いた沈んだタッチで、古書を巡ったミステリーという聞いたことないジャンルの世界を作り上げています。 こんな地味なのみんな大丈夫なんか?と思いながらも実は栞子さんの天然な感じに実は萌えてたりする。 ライトノベルって一回も読んだことありませんが、これはその中に入るのだろうか?
1投稿日: 2015.09.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ずっと気になっていて、やっと図書館で借りた本。 思っていたより推理物で、でも古書を題材にしていてとても面白かった。
0投稿日: 2015.08.28絶妙なバランス!!!
古書のウンチクと謎解き、人間関係それぞれのバランスが絶妙であっという間に読み終わってしまいました。 作中に出てきた作品を改めて読んでみたくなりました。 本好きな人には是非読んでほしい1冊です。
0投稿日: 2015.08.28
powered by ブクログご近所とか縁のある場所が小説の舞台になってると嬉しいよね。 小説に限らず、映画やドラマなんかもだけど。 この短編集は、大船・北鎌倉あたりの話だから頭に映像が浮かぶ。 関係ない地域の人でも、 いわゆるアームチェア・ディテクティブもののミステリーだし 古本屋が舞台だから本の話もたくさん出てくるし。 私は短編のタイトルになっている本は、どれも読んだことなかったけど充分面白かった。
0投稿日: 2015.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
昔ドラマみたけど違和感あった。 やっぱ栞子さんはロングヘアイメージ強い。 まさくんとしのぶの話がいいなあ。
0投稿日: 2015.08.03
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
以前ドラマ化されたときに少し興味を持った作品。でもドラマも見なかったしそこまでかなーと保留にしていたのですが、先日古本屋さんで何気なく見かけて衝動買い。 古書にまつわるミステリーってなんだかおもしろそうだなーってことで読んでみました。 うん。すごく面白い。 いい意味でライトノベル。すっごい読みやすいし設定もいいし(本の虫と本が好きなのにアレルギーで読めない人っていうのがいい)何より作者さんの本好きがひしひしと伝わってくるのがよかったです。 とりあえず出てくる四冊は読みたいな。特にそれからは気になる。そういえば漱石の話ってこころ以外知らないわ。 1話は主人公大輔のおばあちゃんの話。結婚前の恋愛モノかと思いきやまさかの不倫にびっくり。 2話は常連客志田と女子高生の話。志田がいい味出てて好きだなー。 3話は前科もちと元キャバレーで働く夫婦の話。この話すっごいよかった。しのぶの「あたしが読めばいいじゃない。声に出して」には思わず涙が! で、ラスト4話が栞子さんのお話。ここで今までのメンバーがガッツリ出てくるのもいいし、何よりまさかの彼が犯人でびっくり。しかもそこに大輔も絡むのかよ! と二度びっくり。ミステリーとしても私的には二重丸です。 これはぜひ続きも読まなければ!
0投稿日: 2015.07.31
powered by ブクログ剛力がドラマ主役に決まった時の叩かれっぷりで興味を持ち、ようやく読んだ(;^_^A 面白くて引きずり込まれて、あっという間に読了。 こういうタイプの女の人はオタク系からは好かれるかな…自分も好みな感じ(;^_^A
0投稿日: 2015.07.24
powered by ブクログこんな古書店があったら通い詰めそう。 ただ、店主の栞子さんの観察力にはビビリそうやけど。 テレビドラマをチラ見したことがあるけど、本のあらすじに忠実なタイプのものだったのね。 続きも出ているのか、残りも読みたいな。
2投稿日: 2015.07.24
powered by ブクログまた、行ってみたい所が増えちゃったなぁ。 北鎌倉を舞台にプロローグと1話完結の短編5編で編んだ文庫本偏愛推理ノベル。 文庫本だけでなく古書店や鎌倉へのセピア色した空気感が読み手の過去の記憶を掘り起こす。なんとも懐かしい雰囲気 に包まれながら物語世界に浸れるのが魅力。 コバルト文庫(いまでもある?)や少年ドラマシリーズの香りが漂う。 読み易さにも後押しされて連休最終日の夜に一挙に読んでしまった。 内気で清楚な篠川栞子さんはカバーイラストにあるように美乳との情報。こりゃ、続きも読まないとだな。文香ちゃん重要な情報サンキュー。
0投稿日: 2015.07.21
powered by ブクログコミック化、ドラマ化もされていて注目されてる本です!さくさく読める本で、2巻と続いていくみたいなんで続きもどんどん読みたいです!
0投稿日: 2015.07.15
powered by ブクログだいぶ前に本屋さんで特設コーナーみたいなのが作られててイチオシの本というのは知っていたが、読んだことがなかったので今更購入。古書店の店長栞子さんは訳あって入院中。祖母の本の査定をきっかけに五浦さんが店番として働き、査定の本を病院まで持って行って栞子さんに査定してもらうというのが毎回のざっくりなあらすじ。お客さんと直接のやりとりがあるのは五浦さんだけなので五浦さんの話から栞子さんが考察するが、その頭のキレの良さはピカイチ。探偵小説になるのかな。本の知識と細かな疑問点を合わせることで事件が解明されていきます。推理小説が好きな人には面白いと思います。現時点で7冊ぐらいシリーズがあるみたいなのでぜひ続きも読みたいです。 h27.7.10
0投稿日: 2015.07.10
powered by ブクログ表紙からすると中高生向けのような感じだが(実際そうなのかも知れないが)、なかなか面白かった。なにより古書がテーマというのは読書好きにはたまらない。キャラクターの個性もあって、謎解きも鮮やか。続きを読みたくなる。
0投稿日: 2015.07.04
powered by ブクログ先にレンタルコミックで、 1巻~3巻を借りた。 小説はちょうどその3巻分のが収まっていたんだなぁ。 読みやすいです。 ちょうどいい。 いろんな本の事も同時に知れていいですね。 早く次が読みたいが借りられてたー。
0投稿日: 2015.07.01
powered by ブクログ名作の題名がそのままタイトルになっている4つの短編。 それが最後につながるという連作集です。 TVドラマにもなっているようですし、 ライトノベルということで気軽に読むにはいい本でした。 読み終わった本の表紙を見ていたら、次男に、 「その本、家にあるよ」 「あまり面白くなかった」 と言われてしまいました^^; 息子たちの蔵書を知らないので、 こういうことがよくあります。 たまには息子の部屋の本をひっくり返してみようかしら…
0投稿日: 2015.06.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
本が大好きで頭がキレて不思議な雰囲気がある栞子さんに、読んでいくうちに自然に惹かれていく。 各章の題名にもなっている本の中身を知っていればもっとおもしろいのかも。知らなくても登場人物や設定がおもしろく、久しぶりにサラリと読めた小説かも^_^
0投稿日: 2015.06.23
powered by ブクログ小説は好き。 ドラマはいまいち。 話の内容は面白いし、 本が好き。 本だけじゃなく、 何かを好きになったら、 少し怖いぐらいに執着や愛着がわいてしまう。 それを他人には理解されることが難しい。 そうゆうとこはリアルだな。
0投稿日: 2015.06.12
powered by ブクログなんだこれは… 。ドラマ化されたり、夏目漱石や太宰治などの名作も紹介されるとのことなので気になって読んでみたけど…。稚拙。その一言です。ミステリー部分も、心理描写も稚拙。何も残らない。世間での評判がそれなりにあるのが不思議です。苦笑いとため息の一冊でした。
0投稿日: 2015.06.08
powered by ブクログ軽いタッチの短編集で、最近新書中心の読書生活を送っていた身としては、久しぶりのこういう作品に拍手喝采な気分。謎解き要素とかもしっかりしていて、登場人物のキャラも結構立っているし、少なくとも、他のシリーズも読んでみて良いかも、って思えるくらいまでは気に入った。古本市場のことは全く知らないけど、物凄い世界があるんですね~。
0投稿日: 2015.06.04
powered by ブクログ2015年6月3日読了は主人公大輔が、ひょんなことから「ビブリア古書堂」の店員となり働く中で、店主であり本の虫の栞子さんによる古書にまつわる謎ときに関わっていくことになる…。ドラマにもなったライトノベルだが、ノベルの中で古今の名作文学が多数取り上げられ、その内容が登場人物の行動に影響したり謎解きの手掛かりになったりする展開が面白い。「ほれほれ、世の中にはこんなに面白い本があるが、お前は知らんだろう~」という衒学趣味も感じなくはないが、主人公が「本が読めない」となっていることでこちら側も疎外感はあまりない、よくできた設定だと思う。「本にまつわるほっこりいい話」が主体だと思うのだが、事件の裏を「人間の悪意」で説明する話が多いのが気になる。もっと観点の違う「日常の謎」を読んでみたいがそこは続巻に期待。
0投稿日: 2015.06.03
powered by ブクログミステリーとしてはさらっと軽くよめるが、案外展開はシリアスなものに。。。 ストーリーとしては面白いけど、どんどん読み進めちゃう!という感じの本ではなかった。 本の虫の栞子さんの足下にも及ばないが、本は好きなので、いろいろな本が出てくるのが楽しい。 ラスト展開はハラハラした〜
0投稿日: 2015.06.01
powered by ブクログずっと積んでたのをひょんな拍子で読みはじめてみたら凄く読みやすくてあっという間に読了していました。鎌倉と古書とかごめんなさい大好物の掛け合わせすぎて大変つらいです。ほのぼのかと思いきや案外ヘビーな展開になったので驚きつつも、続きが気になるので積ん読タワーに続刊がなかったら明日本屋に駆け込もうと思います。
0投稿日: 2015.05.30
powered by ブクログタレーランと同じような、謎解きの出来る古書堂店主と主人公のお話。楽しく読めました。第二巻、買っちゃったよ
0投稿日: 2015.05.23
powered by ブクログ以前TV観た内容。 実写から入ってしまったから、原作とのギャップが…。 でも、ストーリーは面白い。 鎌倉の描写も素敵。 '15,05.21読書完
0投稿日: 2015.05.21
powered by ブクログネット上の親友が愛読していて紹介してくれました。ヒロインの栞子さんが魅力的で、本に対する薀蓄が豊かに披瀝されることがこの物語の魅力ですね。また、舞台が北鎌倉で、読書という静かで内省的な行為に似つかわしい雰囲気を持っていること。 古書が作品中の事件の謎解きのヒントになるのですが、古書の持つ古びたセピアな感じや人にまつわる歴史を感じさせるのが鎌倉という古都に似合っているのもこの作品の魅力を増しています。 惜しむらくは栞子さんが、文学少女シリーズや氷菓のヒロインと印象が被ってしまうこと。古典部シリーズのヒロインより、栞子さんの方がよほど上品で素敵ですし、地の文もしっかりしているので好きですが。「ああ、またこういう感じの女性ね。」と思ってしまうのがちょっと惜しいです。 対してサブキャラは、苦労人や世間で光の当たらないところにいる人達がいい味出してて好きですね。これがなかったらただのライトノベルですが、登場人物に苦味や苦労、寂しさがあるのが珍しい。 本を読むっていうことは、どんな人にも享受される 内心の自由の行為なのですね。 中身が好き嫌いじゃなく、あの雰囲気に浸りたいと思った時に続きを読みたいシリーズです。続きも読むつもり、です。
4投稿日: 2015.04.25
powered by ブクログ今更ながら、読んでみました。いやー、栞子さんったら可憐!清楚! 推理する時のキリッとした感じも、我に返っておどおどする様子も、どっちもいい!萌え萌えでした(*´д`*)← 観てないけど、ドラマでは剛力彩芽さんが栞子を演じたんですよね。イメージ違いすぎるわ・・・(というか、剛力さんは原作クラッシャーとして有名だけど)。 お話も面白いし読みやすかったので、図書館で続きを借りてくる予定です。
0投稿日: 2015.04.20
powered by ブクログ有名な本を読まなきゃなあと思ってはいたもののとっかかれなかった私に、さらりとあらすじを紹介してくれたので、様々な本に興味を持つことができた。推理が素人目に見てもバレバレであったり、好きな表現が多用されていたり、軽い読み物というかんじ。だが勉強になるし2巻も購入予定。
0投稿日: 2015.04.14
powered by ブクログ人が死なないライトなミステリー。 本にまつわる人と謎を推理する安楽椅子探偵な栞子さん。 登場する本が読みたくなるいい小説だった。 5時間くらいで読破。
0投稿日: 2015.04.06
powered by ブクログ主人公、五浦大輔は祖母の遺品である本の価値を知るため、ビブリア古書堂を訪れる。 手元に本を残すかどうかを決めるためだけのつもりが、本に隠された持ち主の秘密を店主から聞かされる。 引き込まれるストーリーと読みやすい文章。一日で読み切った。 版を重ねるだけあって幅広い読者に愛されそうな作品。
0投稿日: 2015.04.04
powered by ブクログ古書には、持っていた人それぞれの物語があるとゆう話で読みやすくて面白かった。 私が売ったことがある本もまた別の誰かが買って色んな感想を抱いたり、またそれが別の誰かにうつっていくのかなーと感じた。次のも読むか考え中。
0投稿日: 2015.03.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2015/03/14再読了。 Kindleで読むために文庫をPDF化したものを再読。 ちょっと読みにくくなったが本棚をすっきりさせるためだから仕方がない。 いやあ、やはり面白い。僕の中の旬が過ぎている気がしたから時間がかかるかもと思ったが、あっという間に読み終えた。 最初に読んだ時は栞子さんはいい女だなーと思ったのだが、再読してみたら結構引いたわ。無理だわ(笑) まあさすがに現実にはいないと思うけど。 そこも含めて面白い。 ちなみにゴーリキーのドラマ版はイメージは違うけど僕の中では評価が高いです。 ハイ。
0投稿日: 2015.03.14ヒロインは暗めキャラ?
万能鑑定士Qのイメージを持って読み始めました。 知的で美人で巨乳(妹だけの言葉だから?)の古書店の女主人が次々と起こる古書に纏わる事件を解決!!と思ったら、性格的には引っ込み思案で本の事を語るとき以外は言葉もやっと聞き取れる様な根暗な(良く解釈は人見知り)主人公。 まぁ起きるエピソードも事件と云うよりは推理劇ですねぇ~。事件手帖よりは推理手帖と言った方が合うかと思います。 事件の謎解きをしながら読み進めたい推理小説ファンにはお薦め出来ません。 文芸小説ファンは出てくる古書の内容・作家等の多面的な事を知るには宜しいかと。それと舞台の鎌倉が好きで北鎌倉駅ホームの見える場所に座りながら読むと寄り物語に入り込めるかも知れません。 2、3と先買いしました。此の先面白くなって読み切れる様祈っています。
1投稿日: 2015.03.10
powered by ブクログヘビーな本を読んでいたので、気楽な本を詠みたいなと思いチョイス。ドラマで見たときは学芸会のようなノリだったけど、文学作品をモチーフとした物語で、良い勉強になった。作者の文学愛、本に対する愛情は並々ならぬものがあるのでしょう。 表紙が、アニメっぽく安っぽい印象だったけど、栞子のイメージにドンピシャだから、まあいいか。
0投稿日: 2015.03.03
powered by ブクログこれ、ミステリじゃないです。青春小説です。 表紙の女の子のラノベっぽさから敬遠していたけど 予想外によかったです 読みやすいうえに文章や登場人物に清潔感があって 鎌倉の夏の1コマという感じで絵画的でもあり、 とても美しいと思いました。 作者の他の作品も読んでみたいものです 本書はやはり栞子さんが肝ですね 彼女の知的な美しさとフェロモンが本から香ってくるよう。 でも個人的には形のいい巨乳という直接的な言葉 (これは妹の発言ですが)は避けて、うなじや鎖骨の 美しさに留めておいて欲しかった… でも人気のある本ということは読んで納得。 個人的には口絵の書店の外観が地元の駅前にそっくり なのでそこもお気に入りの一つです
2投稿日: 2015.02.27
powered by ブクログ本自体はおもしろかったけど、亡くなった後とはいえ孫に秘密を知られたお祖母さんの気持ちを思うと・・・。
0投稿日: 2015.02.25
powered by ブクログ過去のトラウマから本が読めない体質の大輔と、本のこと以外では人と上手く話せない栞子さん。この2人を主人公に、大輔の祖母の秘密を始めとした、古書にまつわる人の思いや出来事を紐解いていくお話。 会ったこともない作家や小説の登場人物の思いや行動を自由に想像し、お話を作り上げる。物語を読む時に頭の中で行うそんな感覚を小説の形にした感じ。時折推理が突飛な気もするが、そういった想像で作り上げたお話と考えると、まぁ許せてしまう。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ「本を読めない」主人公と「本の虫」なビブリア古書堂店主 栞子さんが古書に隠された持ち主たちの物語を読み解き事件を解決していく。 ストーリーそのものもおもしろいが、その中で古書の知識も主人公と一緒に楽しみながら学べるのが嬉しい。登場した古書も合わせて読みたくなる本。主人公が古書に詳しくないどころか、本を読めないという設定が、「古書」と聞くと身構えてしまいそうになる気持ちを和らげて、物語に入りやすくしているように思う。
0投稿日: 2015.02.24
powered by ブクログ本を読めない体質だが、本の話を聞く事が好きな大輔、人見知りだが、本の話になると饒舌になる栞子が本にまつわる謎を解く話。この二人はうまが合いそうだと思う。さくさくと読めるが、謎解きの背景に本の持ち主の私情などが詰まっていてシリアスな展開だった。坂口夫妻の話にホロリとなってしまった。栞子の本に関する薀蓄、業界話などは、本が好きな気持ちが伝わり興味をそそられた。怪我させたのが許せずにコレクターから本を守りたいがゆえ本を燃やすのはあるまじき事だと思う。読み終えてあまり行く機会がない個人経営の古書店に入ってみたい。
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログさらさらっと読めました。人気シリーズにようやく着手です♪栞子さんに起こった事件はなかなかハードで驚きます。本に執着するというのは時に人を狂気に駆り立てるのかと驚きました。声が小さくて口べたな栞子さんなのに大胆な行動力をお持ちのようでそちらも驚きです。古書店って普通に入りにくいのですがちょっと興味が湧きました。五浦くん、良い仕事先に巡り会えたようで幸せ者ですね❤ここまで本に造詣が深くなるにはどれだけの本を読めばいいのだろう・・・。最後の最後に栞子さんは巨乳と判明し、そして表紙を見て・・・なるほどね(笑)
0投稿日: 2015.02.23
powered by ブクログ鎌倉を舞台にした日常ミステリシリーズ。 短編表題作は物語の内容に留まらず「本としての価値」にこだわって扱われる。この作品でしかおこらず、解決されない事件ばかりなので、読むうちに物語の世界や登場人物に愛着がわいてくる。 特に店主の篠川栞子さんは、人見知りで内気な女性だが、本を介して人を見るときには、本がその人の写し鏡であるかのように何もかもを見通してしまう鋭い洞察力を見せる。そのギャップがすごく魅力的なキャラクター。 大人気シリーズなのにも納得。
0投稿日: 2015.02.22
powered by ブクログ栞子さんが素敵すぎる。 私にも本の話してー。 今まで読もうと思ってなかった本も読んでみようかな? そう思ったりしました。
0投稿日: 2015.02.17
powered by ブクログ予想に反して普通に面白く読めた。良くも悪くも読みやすい。時間潰しには最適(褒め言葉)な本。 1冊の本を深く掘り下げ、その本自体の謎を解いていく話ではなく、あくまで本の持ち主にまつわる謎解きがメイン。それが読みやすい反面、物足りなさを感じる一因かも。 ヒロインの過剰設定も人気の理由なのだろうけど、このキャラが苦手だとシリーズとしては読み続けにくい…。おそらく、続きはわざわざ買いに行かないかと…。
0投稿日: 2015.02.17
powered by ブクログ読書録「ビブリア古書堂の事件手帖」4 著者 三上延 出版 メディアワークス文庫 p154より引用 “『なにかの役に立つといふことを抜きにし て、僕達がお互ひに必要とし合ふ間柄になれ たなら、どんなにいゝことだらう』って な。” 古書店店主と店員を主人公とした、古書に まつわる人々とその周辺で起こる出来事を描 いた連作短編ミステリー小説。 子供の頃から本が苦手な主人公・五浦大輔、 彼の祖母が亡くなり形見分けが済んで、残っ たものの中には祖母の大切にしていた本の 数々があった…。 上記の引用は、「落穂ひろい」という作品 からの孫引きの一節。 こういう関係の人が一人でもいれば、生きて いくのが心地いいのでしょうね。まあ、なか なか出会えるものではないのでしょうが、そ ういう人に出会える可能性を信じて、毎日を 過ごすのもいいかもしれませんね。 古書に関する専門的な知識が必要なのかと 思いましたが、一つ一つ解説しながら物語が 進みますので、読むのに苦労することはあり ませんでした。 少し前にテレビドラマになっていましたが、 原作のイメージを大切にしたい人からしたら、 あのキャスティングはあんまりだったのでは ないでしょうか。私はドラマを先に見てしま いましたが、その後で原作を読んでも、あん まりだと思います。 ーーーーー
0投稿日: 2015.02.15
powered by ブクログとっかかりに首を傾げる部分があったが……。 古書に関する謎を、古書店の若き美貌の店長と店員で解決していく話。 これもまた、短編形式が連なって、最後でどんでん返し、のような形状。 純文学を余り好かない私でも、ちょっと読んでみようか、という気にさせる。 実際には、多分全く受け付けられないのだろうが……。 古書の知識についても、半端でないものを、著者はお持ちなのだろう。それも凄い。 ただ……ドラマで放映されていたものを、ほんの数分見たことがあり、そちらが先だった為に、キャストとキャラ設定に違和感が残ったところもあり、しかしながらやっぱり原作なんだなぁ、と思わせられた。
0投稿日: 2015.02.14
powered by ブクログ本に関する謎を解いてしまう古書堂の店主・栞子さんとアルバイトの五浦。 謎を解く栞子さんには ひゃ〜すごい と毎回思ってしまう。 私も本の虫だから、栞子さんに共感できる。 田中にはできないけど。 私は夫婦の話が好き。 奥さん優しいな。 過去に何があっても、今がどうだろうと、 幸せなら幸せでいられるんだな、と思う。 あのラブラブラブっぷりはね、嘘をつかない。 このお話は感動するなぁ。
1投稿日: 2015.02.08
powered by ブクログ本屋大賞ノミネート、ドラマ化、シリーズ○○万部突破! と、さまざまな情報だけ入手しといて一向に手にしなかった本作、本シリーズ。 ようやく読み始めました。 内容的には、古書とそれに関わる人々の織りなす日常ミステリーといったところでしょうか。 日常ミステリーすごく好きなのですが、半分くらいは途中で自分で解けてしまい(謎がね)、ちょっと残念でした。 本作では、ビブリア古書堂の主人である栞子さんは訳あってお店におられません。 ですが、最後退院の場面がありました。 ということは次巻からはお店復帰でしょうか? そして、語り部である五浦くんどうしちゃうんでしょうね?(ニヤニヤ) 本好きとお話(物語)好きというのは違うのではないかなーと。 そういう意味では語り部である五浦くんと、ビブリア古書堂主人である栞子さん。この2人はやっぱりお似合いなんではないかと思います。 続きも楽しみです。
0投稿日: 2015.02.05
powered by ブクログ不思議な話 栞子さんが主人公を信頼できなかった気持ちはわかるなー 本を読まない人間に本の価値はわからない 僕はコレクションもしないし、古書は読まないけど なかなかの本の虫だから 古書を読まないから本の辿ってきた道を考えることはないけど 僕は作者の辿ってきた道は考える だからなんとなく栞子さんの気持ちはわかるよ 熱く本を語れるのは本を読む人にだけだしさ でも、同じことは他のものにも言える 例えば、僕はスポーツに興味が全くない だからなんであんなにオリンピックやサッカーに対してみんなが熱くなるのかさっぱりわからない なんか非国民みたいな気がするんだけどさ 僕はスポーツをしないからわからないんだろうなぁって思う 熱く応援する人はスポーツをする人なんだろうな 本に関しても同じことが言えると思う 大事にしてるものが同じ同士はわかりあえるかもしれない だけど、大事にしてるものが違う同士は補いあうことができるんだろう 相手が大事にしてることを自分も大事にできることが信頼するってことなんだろう 夫婦の話が一番好きだった 僕もあんな風に盲目的に相手を信頼したい やっぱりさ、信頼されると裏切れないよね あの奥さんみたいにまっすぐに相手を見て、相手を大事にしてれば酷いことは起こらないんだよ 私が本を読めばいいんじゃんってあっさり言えるような関係ってとてもいい
1投稿日: 2015.01.24
powered by ブクログ主人公・大輔は祖母の形見の本の査定をしてもらうためにビブリア古書堂を訪れる。 その古書店の主・栞子さんはとても内気な女性で初対面では会話も成り立たない。 しかし本の話になると人が変わったように饒舌になり、鋭い洞察力で本の持ち主の謎を解いていく。 世間で話題になりすぎて読んでなかったけど、面白かった。 古書を通して持ち主の過去や謎を紐解くだけでなく、人と人の繋がりが出来ていくのが素敵。 連作形式だけど最後に今までの登場人物が全員出てきてミステリとしても面白い。 主人公がくっつくのかどうかも楽しみで、次巻が読みたい。
0投稿日: 2015.01.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマ化されたけど、本を実際読んでも面白かった。ライトな感覚のミステリー。登場人物が少なく、会話形式なので、読みやすい。 この本で紹介されている本を読んでみたくなる。
0投稿日: 2015.01.13
powered by ブクログこの本と出会ったのは古本屋さん。何かの縁だと思いました。以前から「おもしろいよ」と勧められていたこともあって手に取りました。私自身、本をあまり読むことなく生きてきたので物語に登場する実際の本は読んだことがないのですが、読んでみたいと思わせるような不思議な魔力がありました。古い本には内容だけではなくて、本そのものに持ち主たちの物語があるという考え方が素敵だな、と。続編は読みたいと思います。
0投稿日: 2015.01.10
powered by ブクログ予想以上におもしろかったので、続きを即購入した。本にまつわる少し謎めいた物語。その本を知らなくても内容はおもしろいし、その本を読んでみたくなる。
1投稿日: 2015.01.08
powered by ブクログ本屋で面白そうなのがあるなぁと思って手にとった本でした。まさかここまで自分がハマるとは思ってなかった。この本のおかげで他のものが読みたくなるので本を読み続ける自分がいて驚いています。他の人にもぜひ読んで欲しいです、でも本のうんちくが入るのでそういうのが苦手な人はしんどいかも…
0投稿日: 2015.01.04
