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このユーザーのレビュー
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ビブリア古書堂の事件手帖(1)
三上延, 交田稜 / good!アフタヌーン
しっかりコミカライズできています
3
コミック→小説の順で読みました。
小説の1巻をコミックの1-3巻でまとめてあります。
内容としては95%は小説どおり!という印象でした。
小説もライトノベルのため読みやすいかとは思いますが,
長髪メガ…ネの主人公がかわいい!という方や,小説が読めない体質の方は
コミックから入るというのも選択肢としてお勧めだと思います。 続きを読む投稿日:2014.04.20
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さおだけ屋はなぜ潰れないのか?~身近な疑問からはじめる会計学~
山田真哉 / 光文社新書
会計学にまったくなじみの無い方におすすめです!
2
言い換えると、会計学を少しでもかじったことがある方には物足りないかもしれません。
本書はタイトルのさおだけ屋にに6つの話を加えた計7話で構成されており,
各話20分もあれば読みきれる内容のうえ,各話…のまとめも掲載されているため、少しずつでも読み進められます。
また,日常生活に会計の視点を取り入れることに重点を置いた内容ばかりなので,会計のことはまったく
知らない方への導入としてはとても適していると思います。
数学が苦手でも、これを読めばお金の話への抵抗感が払拭できるかも!という内容でした。 続きを読む投稿日:2014.04.16
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私とは何か 「個人」から「分人」へ
平野啓一郎 / 講談社現代新書
人間関係におけるひとつの考え方
1
人が持つ多面性について,よく使われる「本当の自分」という考え方に対し,本書では「分人」という言葉を使って
異なる視点からアプローチしています。
自分自身が持つ多面性も,他人がもつ多面性も存在してしかる…べきとしたうえで,この多面性をどのように
扱ったらよいのかということを考えさせる内容でした。
自分の気持ちの整理がうまくいかなかったり,他者との付き合い方に少しでも不安や悩みがあるのであれば,
本書はひとつの解決策を提供してくれると思います。
あくまでひとつの考え方ですが,私にはとても納得のいく内容で,とても参考になりました。
続きを読む投稿日:2014.04.16
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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延 / メディアワークス文庫
読書がもっと好きになる作品
1
本屋やネットで名前を聞くことがあり,前知識なしで購入
ライトノベルによくある萌え!という内容は少なめ,あとは微量のミステリと
古書にまつわるしんみりとするエピソードが詰まっています。
あまりリアリティ…ーはありませんが、実在の小説の内容を絡めたエピソードはどれも
後味がよく,こんな読書ができたらいいなぁと思わせるものばかりでした。
個人的な感想ですが,漫画の「マスターキートン」のキートン先生が考古学ではなく
文学の先生ならこんな感じになるのかなという印象を受けました。笑 続きを読む投稿日:2014.04.20
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球場ラヴァーズ ―私が野球に行く理由― (1)
石田敦子 / ヤングキング
全力で応援する姿がかっこいい
1
広島東洋カープを応援する女性たちが主人公のお話。
球場に来たことをきっかけに仲良くなった3人は仕事,恋愛,友人関係に
それぞれ悩みかかえながらも,悩みに立ち向かいます。
自分がつらいとき,周りで自分…以上に必死にあがいて頑張る人を見て
自分ももう少し頑張ってみようかなと思ったことは無いでしょうか。
頑張る人を応援すると同時に,その姿に自分も元気付けられているのだと再認識した漫画でした。
あと,広島県人やカープファンのあるあるネタも面白いですよ。 続きを読む投稿日:2014.04.20