
フォーラヴァーズ、ワンナイト
高岡ミズミ,嵩梨ナオト
フルール文庫 ブルーライン
フォーラバーズの意味
サイトで既読でしたが、中途半端なおわりかただったきがしたので、どのように決着をつけたのか気になって購入。 ゲイに対して嫌悪感ありありの受けでしたが、作中であったような目に会えばさもありなんと言う感じ。特にナギの言動が不愉快でした。ストーリーを進めるためとはいえ、あそこまで受けに苛立ちをぶつける必要はどこにあるのか…。そのお陰で頑なだった受けの思考回路に少しひびが入れられたとは思うのですが。 対する攻め。面倒なことの嫌いなバイが、受けの思わぬ魅力にとりつかれて必死にアプローチしたり、自分の家に連れ込もうとしたり、見てくれに合わない年下ぶりがストーリーが進むごとに際立っていって、ラストはかわいいわんこ風に(笑) フォーラバーズの意味、ふつうに考えれば4人という意味かなあと思ったけれど、厳密にはこの4人は恋愛関係にはないので、for loversが正しい内容を現しているのかな?
0投稿日: 2014.08.19いつか甘く融ける恋【電子特典イラスト付】
淡路水,サマミヤアカザ
フルール文庫 ブルーライン
イラストとイメージが若干違った気が…
Webで既読。生真面目な研究職の二人の距離が徐々に近づいていく描写が繊細で、読んでいて楽しかったので、書き下ろし目当てに紙媒体で購入。本編では結構しっかりしてるなあと思った攻めが、実際には子供っぽい独占欲の塊だということがわかって残念な気持ちに。どっちかというと食えないオヤジの教授の方が魅力的だったかも(笑)ただ、文章のリズムなどは好きなので次作に期待。
0投稿日: 2014.07.20恋する証拠を確かめようか【電子書籍限定短編】
いおかいつき,上原た壱
フルール文庫 ブルーライン
大人同士の初恋
webで読了。30台と40台の大人の男同士がじゃれあってるのがすごく楽しい。そのじゃれあいを恋愛かどうか確かめるために体を重ねる…ただそれだけのストーリーなんですが、非常に色っぽかった。お互いに焦りのない余裕な態度がどんどん夢中になっていくところとか。面白かったです。
1投稿日: 2014.07.20どうにかなればいい
ナツ之えだまめ,高崎ぼすこ
フルール文庫 ブルーライン
面白かった
連載既読ですが、やはりまとまって読むと分かりやすい。受けも攻めも最初から両思いなのはこちらには分かりきってるので余計に攻めの行動には腹が立った。なので受けが帰国後に怒ったところはかっこよかったのに、あまりにもすぐ赦しちゃったところは納得がいかないなぁ。もっと困らせればよかったのに(笑)その攻めの心情は描き下ろしでしっかり書かれていたので、おおむね満足。しかし13のオトコノコに惚れて大きくなりたいという野心を持つ攻めは純粋なのかな。そんな彼の創る作品を一度見てみたい。
0投稿日: 2014.07.20ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~
三上延
メディアワークス文庫
おもしろかった
話題になってたので読んでみた。「古書」がメインのライトミステリーでとてもおもしろかった。一気読み。知らないタイトルの本が出てくると、読みたくなること請け合い。キャラがはっきりしていて読みやすい。続きを買おうか検討中。
1投稿日: 2014.06.23リンゴに蜂蜜
秀良子
リンゴに蜂蜜
秀良子
MARBLE COMICS
不思議な余韻のある作品
電子書籍で購入。表題作、グループで来てる海なのに、こっそりイチャイチャしてるのがかわいい♪臆病になっている夏樹を、コマノが強気で背中を押しつつ支えている感じが、なんか好き。こういう関係性、いいなあ。「世界の終わりのなつもよう」10年ぶりに、特に親しくもなかった高木に会いにこられた宮脇の、混乱してるのに無気力なのが、なんとも言えずいい味出してるというか。だんだんと二人が近づくにつれ、宮脇が昔の容姿に戻っていくのも何だか前に進む感じがして楽しい。結局この二人がどうなるのか、想像できる余地があるところもいいな。
2投稿日: 2014.01.04