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さいはての彼女
さいはての彼女
原田マハ/KADOKAWA
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総合評価

619件)
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    さいはての彼女 旅をあきらめた友と、その母への手紙 冬空のクレーン 風を止めないで 著者:原田マハ(1962-、小平市、小説家) 解説:吉田伸子(1961-、青森県、書評家)

    0
    投稿日: 2018.10.25
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    のんびり読める素敵な短編集だった。バリバリ仕事して現状に満足している人もたまには自然に触れて自分の小ささを実感すると良いよね。それが仕事に活きてくることもある。

    0
    投稿日: 2018.10.14
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    星守る犬を読んで、原田マハさんを知った。 その流れで、読み始めました。思い上がりだったり、鼻にかけるような言動だったり!自分にもあるある。相手に対して、今できることを少しでもしてあげたい。無(亡)くなってからじゃ遅い。そんな気持ちにさせてくれました。

    1
    投稿日: 2018.10.03
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    一、三作目の主人公は好きじゃなかったけど、凪ちゃんや北海道(ツル)の力で自分を取り戻していく姿は清々しかった。

    1
    投稿日: 2018.09.30
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    初めて読む原田マハ。最近話題の人ということもあり読んでみようと手元に置いていたのをようやく読んだ。積ん読している間に原田宗典の妹だと知ってびっくり。 さらっとした4つの短編「さいはての彼女」「旅をあきらめた友と、その母への手紙」「冬空のクレーン」「風を止めないで」を収録。「さいはての彼女」と「冬空のクレーン」は似ている。都会のバリキャリ女性が身から出た錆な羽目に陥り、逃避先の北海道で自分を振り返るというわりとどこかにありそうなお話。「旅をあきらめた友と、その母への手紙」も行先は修善寺だけど、都会のバリキャリが……というところは同じ。「風を止めないで」は「さいはての彼女」のスピンオフみたいな感じ。 さらっとしていると前述したけど、小説としては何だかもの足りない。既視感のある物語だからだろうか。あるいは、美術方面に造詣の強い著者の色が出て、いわゆる文学的な小説とはちょっと違った色合いになっているということかも。こんど長編を読んでみよう。

    1
    投稿日: 2018.08.29
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    このレビューはネタバレを含みます。

    公安ものの長編を読んだあとだったせいか、このすがすがしさと読みやすさに思わず星5つつけました。 もやもやざわざわすることが一切なく、ただただ気持ちいい。ちょくちょくやってくる原田マハさんらしい言いまわしにもキュンとできる、申し分ない一冊です。 ※会社の先輩に借りました

    0
    投稿日: 2018.07.04
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    心を揺さぶる言葉がいくつかあった。 自分が引いた線なんて越えていけ。 海外に住んでいる私の心にガツンと響いた。 そっか、自分で線を引いてたんだ。 この本は、自分という個々を見つめることができる作品だと思う。 読み終わった後はちょっぴり沁みて、ちょっぴり晴々。

    1
    投稿日: 2018.06.24
  • 爽やかな短編集

    連作短編集です。 重たい内容ではないので、さらっと読めます。 こんな素敵な旅をしてみたいです。 読めば元気になれる爽やかで素敵な物語でした。

    0
    投稿日: 2018.03.13
  • 旅行したい

    爽やかな風が吹く小説って有るんですね。さいはての彼女、カッコいいです。好きな事を実践しているからでしょうか。さいはてにに乗ってもっと色んな場所に連れて行って欲しいので続編を期待しています。

    0
    投稿日: 2018.03.08
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    4つの物語はどれも面白かった。 解説の吉田伸子さんも述べていたことで、この本は『旅をしたい』というギフトを与えてくれる。

    0
    投稿日: 2018.03.04
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    気持ちのいい小説だった。 忘れていた大切なことを思い出させてくれるような、短いけど心に響く言葉がたくさん。 女性だけではなく、「線」ってものは誰の心の中にもある。 その線を越えるための一歩を踏み出す勇気をもらった。

    1
    投稿日: 2018.02.02
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    原田マハさんは、メールとかスピーチとか手紙とか書かせたら日本一な気がします! 新年から気持ちいい風を感じた小説でした。 「自分が勝手に引いた線を越えていけ」 「一緒に行こう、旅に出よう。人生をもっと足掻こう」 「頼りのないのはいい知らせ」 「恋人も友達も困ったからといってすぐに作れるものじゃない」 文庫はあとがきも素敵です。

    1
    投稿日: 2018.01.02
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    凪ちゃんに恋せずにはいられない。 とても爽やかで、まっすぐで、優しい女の子。 どのストーリーの主人公も、仕事を一生懸命に頑張る女性。 読後感の良さは今年一でした。 短くても中身の濃い一冊。

    2
    投稿日: 2017.12.22
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     全速力で駆け抜けてきた主人公たちが立ち止まった時、自分が見てこなかった人生の景色を見る。それは新しい価値観だったり、自分の歩んできた人生の道のりだったりするわけだが、立ち止まることは悪いことではないのだ。

    0
    投稿日: 2017.09.18
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    バリキャリの女性の挫折と、また前に進んでいこうとする推進力溢れる短編集。 タンチョウヅルの舞いを見てみたくなって思わず検索した。

    0
    投稿日: 2017.08.13
  • 爽やかな読後感です

    少し現実社会から離れて考える時間、時間の使い方や価値観を変えるチャンスかな。人と交わっての人生かなと思いました。そういう気持ちを共有したいですね。

    0
    投稿日: 2017.08.09
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    2017.7.9 ああやっぱり原田さんのストーリーだいすき!読み終わった後に、ああがんばろう、私は私でいいんだと感じられる。文章が軽やかで楽しい。

    0
    投稿日: 2017.07.09
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    4つの短編集からなっています。原田マハさんの作品は初めて読みましたが、どの話も女性が主人公で仕事や恋愛に悩みながらも前に進んでいく様子がとても細かい描写で書かれていました。 特に風景についての文章はすぐにその風景が思い起こせるくらいに詳しく書かれていて、入り込みやすかったです。 同じ女性として共感できる部分もあり、読んだ後には頑張ろうって思えました。

    0
    投稿日: 2017.06.03
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    ハーレー乗りのナギをはじめとした女性が主人公の短編集。読みおわった後爽やかな気持ちになる小説。 最後の『風を止めないで』がジンときてよかった。

    0
    投稿日: 2017.05.25
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    独特の空気感〜(*´∇`*)心地いい。 自分はバイク乗らないけど、旦那さんがバイク乗りだから旅人の友達も多くて、うちにも泊まりにくる。 分かる部分も多くて、最後の章は少しジンときました。 この作品読んでナギに憧れる人も多いと思いますが、旅してると案外ナギに会えるかも。 私もナギのような彼女を知ってる。 彼女もハーレー乗りだった。 彼女にまた会いたくなった。 他に書いてる人もいたけど、峠を攻めたり、素人がキック入れたり、??って思うシーンもあったけど、景色が見えていいお話でした。

    0
    投稿日: 2017.05.19
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    丁度来月仕事がひと段落するので、旅に出たいなーと読みながら思った。 そんなに昔の本ではないのに、強気のキャリアウーマンのイメージが「平野ノラ」

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    投稿日: 2017.04.25
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    原田マハさんの短編集。主人公はみんな女性。今までの人生に一つも疑問を持たずに突っ走ってきた主人公達。今よりも少し遠くをゆっくり見ると、そこに広がるのは今まで自分が感じた事のない、不思議な世界。違う自分に会える。

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    投稿日: 2017.04.13
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    仕事をやりがいとしている女性が主人公の話が主となっています。 そんな折に仕事に失敗し、行き詰った時に旅に出て 様々な人と巡り会うことで心が癒され 次へのステップに繋がって再生されていくというのが 清々しく描かれていてどの作品も良かったです。 女性がそれなりのキャリアを続けて仕事をしていくというのは、 男性とはまた違った孤独との闘いがあり、 そんな辛さを誰も言えず抱え込んでしまった場合には こんな旅があったらどんなに心が解き放たれるだろうかと思いました。 どの旅でも自然の豊かさが描かれていて、 北海道でハーレーを乗っている心地良さや 自然の中での丹頂鶴が舞う光景などが目の前にあるかのような描写は 読んでいてもとても心地良かったです。 「さいはての彼女」で出逢った女性の凪の存在がとても印象的で この物語に風を吹かせているかと思います。 そしてそんな彼女を育てた父親の存在も素晴らしいものがあります。 聴覚障害のあった凪は読唇術を習得しようとしても なかなか出来ずにいたところ、 そこには耳の聞こえない人と「線」みたいなものが あるのと答えていました。 けれど父の言葉は そんな「線」はどこにもない。 もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。 お前が買ってに引いた「線」なんだ。 そんなもん、越えていけ。どんどん越えていくんだ。 などと言いながら励まし自分の好きなハーレーに乗せていました。 自分の身を持ちながら自分とはまた違った娘を このように育てていく姿には心打たれます。 これはもしかしたら身体の障害だけではなく、 人生の生き方もこのように乗り越えていって欲しいのだという 教えにも思えました。 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」では 主人公が前半では一人旅をまだ満喫できない自分がいましたが、 時間を追うごとにそれが無くなっていきます。 いつも一緒に来ていた友達を想うことと同時に 自分の人生や友達の人生とその母親も考えることになり こんな風にお互いに心の底から 思い合える友達がいることが羨ましいと思いました。 友達の母親への手紙を読んでいてとても胸が熱くなり、 主人公とほぼ同じ世代なので ことさらこうゆう事柄には共感してしまいます。 人生を、もっと足掻こう。って言葉が印象的です。 「風を止めないで」は「さいはての彼女」に出てきた凪の母親の話です。 好きなハーレーに乗っていた時に事故に遭ってしまい もうずっとハーレーを憎んでしまうかもしれないと思っていた時に ハーレーに魅せられた娘の凪を思う人が訪ねてきたことによって 忘れかけていた心を再認識。 そしてこの心が新たなる門出に向かう予感がして とても微笑ましく応援をしたくなる気分にさせられました。 人はどんな時、どんな場所でも立ち上がれることが 出来るのだと再認識できる作品でした。

    0
    投稿日: 2017.04.01
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    バリバリのキャリアウーマン(死語?(笑))が、ちょっとした仕事のつまづきで、いわば、その挫折なり感傷なりを、訪れた旅先での出会いで、いろいろな方法でまた立ち直っていく、というような、ありふれた話だ。 話自体はありふれているんだけど、心に残る読後感は、あくまでも清々しく爽やかだ。 まさに、一陣の風のようなもの。 4つの短編からなるんだけど、4話目は、1話目の、ちょっと長めのエピローグみたいなもの。 これがまた、後味がいいんだねぇ。

    0
    投稿日: 2017.03.14
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    原田マハさん4冊目。 この方は、がんばる女性、働く人の姿、生きることへの前向きな姿勢を描き、そのなかに「生きよう」「がんばろう」「前向こう」のメッセージを織り込んで物語を紡ぐ技巧がある。 リアルに寄り添って書かれているから、共感ポイントもいっぱいにちりばめられている。 あーあるあるこういううまくいかないこと…とか、 あーいるいるこういうイヤな奴…とか。 この本は、4話からなる短編集で、これまで読んだ長編とは雰囲気が違うものの、一冊を通して伝わるメッセージには一本の脈が通っている。 読後感は爽やか。 心が疲れたときに読むといいかな。と思う。

    0
    投稿日: 2017.02.12
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    全て女性が主人公の短編集。 それぞれ、旅が物語に関わってきます。 どの女性たちもいろいろと悩みを抱えています。その中で旅を通して、気持ちが変化していく様子が描かれています。 どのお話も読んでいて、心がじんわりと暖かい気持ちになりました。 そして、胸がいっぱいで泣きそうになりました。 読後は穏やかな気持ちになるので、ほっとしたい時、疲れた時に読んで元気になれたらと思います。 原田マハさんの小説は、「本日は、お日柄も良く」に続いて2冊目なのですが、どちらも前向きに頑張っていこう、と思わせてくれます。

    1
    投稿日: 2017.02.05
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    原田マハさんの物語に出てくる女性はみんな揃って「気持ちの良い」ヒトが多い。 今回のナギも、聴覚障がいを持ちながらも、周りにひかりと風を感じさせる、清々しい女性。 マハさんの本は、いつも情景が細かく思い浮かんで、ありきたりの言葉だけど、本当にその場に行きたく、体験したく、見てみたくなります。 バイク乗りではないけど、タンデムしてみたいな☺️

    0
    投稿日: 2017.02.05
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    最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を想像できるか。それができる人は、一年後、十年後、必ず成功する人です。 振り返ってみると、人間という生き物は、調子のいいときには調子のいいこと以外、まったく考えないものだとわかる。ほんのささいな出来事をきっかけに、うまくいっていたすべてのことが、ドミノ倒しのように連鎖して反対側に倒れていくことなど、ちらりとも想像できないのだから。 短編の一話目、表題作。知床峠で絡まれるのですが、これがいけない。ハーレーのタンデムで知床峠の下りカーブを攻めるって。あと、ハーレーのエンジンがかからなくなったのを素人がキックでかけるなんて。これかは何かの比喩なのでしょうか。カッコつけ以外に伝えたかったことがあるのだろうか。こういう意味のない「ありえない」があると萎えてしまいます。

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    投稿日: 2017.02.04
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    画家や絵のお話は好きなんだけど、これはなんだかなあ、ゆるすぎてするっと抜けていっちゃう。凪を演じるならどの女優がいいかひたすら考えていた。蒼井優かな。

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    投稿日: 2017.01.13
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    凪ちゃんが作る波紋が人を繋げている。短篇だからいいのか、でも長篇でシリーズにしてもらっても読む。面白かった。

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    投稿日: 2017.01.09
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    これ、好きだな~。 4編の話で構成されていて、ゆる~く全体的につながっている感じ。 非日常で気づく、日常における問題点ってあるなあ。 これって本当に大切なことなんだっけ?みたいな。 楽園のカンヴァスはシリアストーンだったけど こういった話だと独特の心地良い世界観がたくさん出ていて、 読後が気持ちよいです。

    0
    投稿日: 2017.01.09
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    短編もあとがきも全部好き!! 年初め、素敵な読書時間を過ごせました♪ マハさんからのギフト受け取れて良かった。

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    投稿日: 2017.01.07
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    目次:さいはての彼女、旅をあきらめた友と,その母への手紙、冬空のクレーン、風を止めないで、解説 吉田伸子

    0
    投稿日: 2016.10.18
  • 車のドアを思いっきり蹴りたおすおネエさま!一度でいいからやってみたい!

    ナギちゃんは、バイクの後ろに乗せて走る走る!なんて胸のすくこと! ほんのちょっと踏み出すだけで、今まであったものが違って見えてくる。 見落としていた何かを、気づかせてくれるものとは・・・。 短編集の中のみんな、笑顔で「ごきけんよう、またね!」って言えたらいいね。 そんな、気持ちの良い後味を満喫できました。 ずい分前の若い頃、250CCにまたがって、あっちこっちへ駆けていましたが、 北海道の広大な自然の中で、ナギちゃんと同んなじ風を感じたかったなあ。

    7
    投稿日: 2016.10.12
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    仕事に疲れた私にぐっとくる「冬空のクレーン」。私は一生懸命やってる、だけど、周りがそれについてこない、と思いそうになっていた。でもそうじゃない、自分のひとりよがりだたのかなと。 ってことに気づかせてもらいました。 「風を止めないで」は私には甘すぎる大人の恋で、少し苦手でした。

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    投稿日: 2016.10.03
  • 読んでいてホッコリする短編集。

    4つの短編からなる短編集だが、どれも主人公は女性である。そういう意味では女性向けなのかもしれないが、男性でも十分楽しめる。 4編のうち3編は旅をテーマとして扱っている。主人公は皆キャリアウーマンだ。仕事をバリバリこなしていたが、ちょっとした躓きで行き詰っているのも共通している。 旅を通してその行き詰まりを吹っ切っていく様が読んでいて心地よい。ホッコリした気分になれた。 ただ一口サイズで食べやすいのが短編のいいところではあるが、どっぷり浸かるには物足りないところで終わってしまう。たまに読む分にはいいのではないかと思う。

    2
    投稿日: 2016.09.23
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    原田さんファンになって本を読み漁っている感じ。中でも、これは自分の人生に活力がほしくてレビューを読んで購入。 【さいはての彼女】【旅をあきらめた友と、その母への手紙】【冬空のクレーン】【風を止めないで】 痛い女子の気持ちはちょっとわかる気がする。この物語の主人公たちみたいに大きなことはできないけど。ナギみたいな素直な子になりたい。

    0
    投稿日: 2016.09.16
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    お気に入り作家の短編集。これまでは中長編しか読んだことがなかったけど、短編集も十分に味わい深くて満足。さすがに長編ほどの読み応えはなかったけど、ここでも書簡が絶妙な役割を果たしていて、相変わらずの言葉の強さを実感させてもらいました。3話目のタンチョウの話はちょっと弱いかなと思ったけど、素敵な2話目とか、1話目と4話目が繋がってたりとか、飽きさせられない構成もお見事でした。

    0
    投稿日: 2016.09.01
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    女満別 形相が豹変 鈴木涼香スズキスズカ 滑稽 没頭 キレ癖 枕詞 アテンダント 限りなく最北端 繁忙期 BMW6シリーズ以外に浮気をしたことはない さんさん燦々と降り注ぐ南国の太陽の下 極上ランチ ニセコにスキー 洞爺 本質的に駄目な奴。私が一番、敬遠するタイプ。 泣けるほど旧式な車 澱んだ気持ち 絶望 凪 鈴鹿サーキット タンデム さしずめハーレーの伝道師 カスタムビルダー 読唇どくしん 完全な無音の世界を走っている ヤンキー時代のゾク修行 永遠のような果てしなさ 網走 高倉健 催促法 ウエルカムシャンパンとクラブハウスサンドウィッチ 思わず感嘆してしまった 山梨の甲府 ローライダー仮面ライダー 強い磁場 国道244号344号 小清水 南斜里駅 ウトロ温泉 知床半島 オホーツク海 体験したことのない不思議な気持ち ビジネス哲学を披露 ハーレーの唸り声を全身で聞きながら 僅か2両の電車 雄大 裾野 フルスロットル 日没の光景 真っ赤に熟した果実のような夕日が、水平線に触れて蕩けていく。空は薄紅色にしんと透き通り、海とひとつに溶け合っている。 斜里町 行き摩りの姉 知床ツーリング自慢 阿蘇 箱根 日光 上高地 アメリカ横断 ルート66 感慨深げに 羅臼岳の雄姿 熊の湯 入道雲 国後島 生きるんだ。越えていくんだ。 紅蓮の炎 手術に取り組む外科げか医師のように整備を始めた 最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を想像できるか。それができる人は、一年後、十年後、必ず成功する人です。 「ride to live」 凄い冒険 もう一度、一緒に走ってみない? 新幹線で三島駅 伊豆箱根鉄道 長良妙子 人生設計図 意気揚々 ドミノ倒しのように オレッツァ 完璧な静寂は、豊かな眠りをもたらしてくれた。 伊豆の踊子 波口喜美 支配人とバトラー 嘲笑 屈辱 心身喪失 釧路空港 籠城 億劫 鶴居村 伊藤タンチョウサンクチュアリ 最終目的地ファイナル・ディスティネーション 雁の群れ 掃き溜めに鶴 給餌きゅうじ 天羽あもう 千羽鶴 四井都市開発 デベロッパーの課長クラスの方 晩秋の縁日 ヒヨコ用即席湯たんぽ 陣野志保 質疑応答 点景になった私 山梨県甲府市の郊外 タオさん 菊池阿蘇スカイライン キャンペーンガール 無粋 一分一生 赤いハーレー ロマンチスト ナギのメールにはいつも「今日」と「明日」がある。「きのう」は、ない。 優れた物語は、読者にギフトを与えてくれる、と私は思っている。 楽園のカンヴァス ルソーやピカソの絵 非日常 テリトリーの外 六本木ヒルズのタワー 頓挫 失業 追伸 自分が勝手に引いた「線」

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    投稿日: 2016.08.16
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    変化球なし。大映ドラマのようにひねりのない真っすぐなストーリー。ハマる。笑 清々しい気持ちになれるのは前に読んだ「生きるぼくら」と同じ。

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    投稿日: 2016.07.20
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    短編集といえば軽いお話が多いものだが、 最初の話と最後の話で関連性があったり、 作者の過去作の登場人物が出てくるので、 普通の短編集より楽しめた。 それぞれの登場人物のその後も気になるので、 また何かの作品で出てきたら嬉しい。

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    投稿日: 2016.07.15
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    原田マハは私の好きな作家の一人。その中でも落ち込んだ時に読みたくなる本がこの一冊である。 人生には、失敗したり落ち込んだり、上手く行かないことが山ほどある。ここに出てくる女性は皆強く、凛としている。それでも落ち込んだり、立ち止まったりしている。立ち止まるのは何も悪いことではない。そこから前に進めるために少しだけ寄り道をしたっていい。またきっと頑張れるから。

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    投稿日: 2016.07.12
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    まるでそこに水平線や地平線を感じさせる広々とした風。あの空気。困難な物事を打開した時に感じる『清々しさ』をこの様な例えにするのは誰しも経験がある筈だ。本作品は人生につまずきもがいている人が再生に向けて歩き出すありがちなものである。しかしそのありがちな話を風を感じるツール『バイク』を設定に使用する事で話の中に疾走感や躍動感を持たせ、また非常に魅力的なキャラを配置する事によって分かっちゃいるけどホロリとしてしまう。これが原田マハの凄さだと思う。風を感じて泣けるなんて素敵やん。(島田紳助の言い方で)

    0
    投稿日: 2016.06.25
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    じんわり心を温めて柔らかくしてくれる。優しい流れが大好き。 この本の凄いところは、色付きの景色を頭の中にはっきり描かせてくれることと、空気が動くのを(風が吹くのを)感じさせてくれること。

    0
    投稿日: 2016.06.23
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    敏腕女社長・涼香は沖縄でバカンスをおくるつもりだったが、部下の計らい(嫌がらせ?)により、女満別へ一人旅… そこで出会った“さいはて”と“凪”、によって、どん底気分から再生していく物語。 “さいはて”と聞くと、私は沖縄の離島を思い浮かべるんだけど、このお話の“さいはて”は、ハーレーの名前。パートナーのさいはてにまたがって現れる凪が最高にかっこいいのだ。 凪は耳が聞こえないのだけど、そんなもの感じさせないぐらいに自由で風になって飛んで行く。とっても魅力的だ。 何が良い、どこが良い、と具体的な事をあげなくたって、読み終わったら、ああ読んで良かったって、私まだ前を向いて行けるって、そういう想いになれる、元気になれる一冊。

    1
    投稿日: 2016.06.13
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    いろんなものがからっぽになって、どうしようもなくしんどい時にお花とともに先輩からの差し入れの1冊。 これをチョイスしてくれた言葉にない優しさを読み終わった後しみじみ感じる。 全編通して再生がテーマの短編集。 耳が聞こえないハンデのある凪が幼いころ聞こえる人と聞こえない人との間に「線」があると泣いた時、タオさんが掛けた言葉の力強さに勇気づけられる。 ーお前が勝手に引いた線なんだ。いいか、ナギ。そんなもん、超えていけ。どんどん越えていくんだ。 読み終わったあと、自然を前を向けるようなそんな物語が詰まっている。 ー人生を、もっと足搔こう あとがきで ーすぐれた物語は、読者にギフトを与えてくれる、とわたしは思っている。と書かれている。 まさにわたしにとってはダブルでギフト。 物語に、それを送ってくれた先輩に、感謝です。 いつか誰か大切な人が後ろを向いているときがあったとしたらわたしも同じように優しさを贈りたいと思う。 カバーイラスト:加藤健介  カバーデザイン:鈴木久美

    1
    投稿日: 2016.05.17
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    すべて女性が主人公の4編からなる短編集。 そのうち2編の舞台が北海道。ひとつは、道北(女満別・知床・羅臼)、そしてもうひとつの作品の舞台は、道東(釧路は鶴居村)。 4編のうち、第1編と第4編は、バイク:ハーレーと登場人物につながりがある。 3編は、『星がひとつほしいとの祈り』の一編と関わりがある。

    0
    投稿日: 2016.02.29
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    【99/10000】 原田マハ 著 「さいはての彼女」 角川文庫 表題作を含む、四つの短篇が収められている。 「さいはての彼女」 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」 「冬空のクレーン」 「風を止めないで」 初の原田マハ読書体験だったが、むかし学生時代に読んでいた、片岡義男に似た雰囲気を感じた。 他の原田マハさんの小説を読んでいないので、違うよという声が出るかもしれないが。 ナギや、その友達のようなハーレーよりは、クラシックやネイキッド派だが、ハーレーは暗喩であろう。バイクの細かいことは別にいいのかもしれない。 嗚呼、僕もバイクが欲しいなあ。ツーリングしたいなあ。

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    投稿日: 2016.01.03
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    2冊続けて聴覚に障害のある女の子の話になってしまった。ま、でも、こっちの方はそれがメインの主題ではないんだけど。3つ目までは良いなと思って読めたんだけど、最後の話は好きじゃない。ない方がはるかに良かった。せっかくの爽やかな話が、後味が悪くなってかなり残念。

    1
    投稿日: 2016.01.01
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    さいはての彼女 最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を創造できるか。それがてきる人は、一年後、十年後、かならず成功する人です。 うまくいかない時こそ成長するチャンスなんだろうな。そして周りの人とのつながりを大切にしていくこと。強く、誠実に、しなやかに生きていきたい。 読了。一気に読んじゃった。「風を止めないで」物語の間中吹き抜ける風が心地よかった。凪ちゃんかわいすぎ! マハさんのお話を読むと、知的好奇心が高まる!またもマハさんマジックにかけられてしまった。これだからやめられない!次はどんな魔法にかけられるんだろう。

    1
    投稿日: 2015.11.14
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    久しぶりのマハさん。 やっぱり物凄く面白い。なんかもぅ静かに興奮するぐらい面白い。 クビにした有能な秘書に、最後の仕事として南の島のバカンス旅行の予約を全てさせる。そこから始まる北の大地でのお話。面白過ぎる。そんな旅で出会った凪のかっいいこと。バイク乗りだけに、読んでるこちらにも心地のよい風が吹いてくるような、そんな読後感。 短編集って知らずに読んだから、予期せずすぐに終わってしまって意気消沈…してたところに表れたのがハグとナガラ。いやぁ久しぶりの再会。『星がひとつほしいとの祈り』に出て来た2人にまた会えた喜びったらもうたまらない。こちらはなんとも温かくかっこいいお話。物凄く好きな一編。3つ目のお話もまた素敵だったな。肩書きを消す格好良さ。個としての価値。 そして最後は、最初に出た凪のお母さんが主役。待ってる方の心配は計り知れないよね。途中ぅわぁっとびっくりもしたけど優しいオチで良かった。 全てのお話に心地よい風が感じられる1冊でした。ちょうど『風の果てまで』という素晴らしいアルバムを何度も繰り返し聴いてる今、この本に巡り会えた事への喜びがつのります。 それにしても、有能な秘書の最後の仕事に関するサイドストーリーが読みたいな。 マハさんお願いします。

    0
    投稿日: 2015.11.03
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    旅って思いもよらないことに偶然出会ったり、一期一会の人と話したり。 仕事に迷いが生じて、正に旅に出たりしていた今日このごろだったので、この本を読んで元気が出ました。 4編の短編小説の中でも、タイトルにもなっている、さいはての彼女、が私は一番お気に入りです。

    0
    投稿日: 2015.10.19
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    まったく余裕がなく読書ができなかった今年。 すこし落ち着きそうな気配がしたころ読んだ一冊。 装丁のどこまでも続く道路と、タイトル。 思わず手にとりました。 がんばってがんばって、 とにかくがんばっても なんか違う、って時がある。 でもそれまでに 頑張って積み上げてきたものが多すぎて 引き返せなくなって。 途中でバランスを崩して結局壊れてしまう。 むしろ、壊れるのを待っていた気分になる。 壊したかった訳ではないのに。 むしゃくしゃして、 泣きたいのか怒り狂いたいのか。 でも誰に?何に? と、自分自身の感情も込めて読んでました。 決して、私が仕事バリバリという訳ではないですが。苦笑 スズカがレンタカーを蹴飛ばす場面が忘れられない。 ナギもスズカも大好き。 ナガラもハグも大好き。 陣野さんも天羽さんも大好き。 とにかく原田さんが描く人物たちが大好きです。 仕事でヨレヨレになっていたときに、 癒されたくて手にとった本。 やっぱり本はちゃんと寄り添ってくれました。 「越えていくんだ」 「生きていくんだ」 「人生を、もっと足掻こう」 風が髪を揺らして、走り抜けていく。 一気に読んだ一冊です。

    0
    投稿日: 2015.10.14
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    いい本だった。 3人の仕事がバリバリできる女性が出てきた。 私とは女だという以外に共通点はなく 私は仕事も何もできないけれど、彼女たちに心を寄せることができた。 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」には泣かされた。 そして、表題作の凪ちゃん。そして最終話の凪ちゃんのお母さん。 とても素敵な女性だった。温かくなれたな、頑張ろう、私。

    7
    投稿日: 2015.09.30
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    なんとなく手にしたのだけど、タイトルの話を読んで、勇気付けられた。がむしゃらになることと、弱い自分とが、バランス取るまでのことごあった。私は、どちらにも気付いているけど、まとまっていないな。

    0
    投稿日: 2015.08.13
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    出張の新幹線の暇つぶしに、急遽ブックキヨスクにて購入。 この人のこの、すんなり言葉が入ってくる感じはなんなんだろうなぁ。別に共感してるわけではないと思うのだけれど。エンターテイメントとしてさらりと楽しめる。積ん読消化したら原田マハ強化月間したい。

    0
    投稿日: 2015.07.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    「人生を、もっと足掻こう。」 順調に攻め続けていても、いつかは会社の自分ではなくこの世界の自分に向き合わないといつまでも素の自分に出会えない。そんなことをナギに教えて貰えました。 ナギのような人間になれるかな? 素晴らしい作品でした。

    0
    投稿日: 2015.07.09
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    人生のいろんなモヤモヤをリセットして、気持ちを切り替えて頑張ろう!と元気になれる一冊。観光目的ではなくて、自分自身とゆっくり向き合えるような旅もいいなぁと感じました。

    0
    投稿日: 2015.07.07
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    さくっと読める四編からなる短編集。 それぞれの壁や失敗に心砕かれた女性達が、清々しく再生していく爽やかハートウォーミング小説。落ち込んだ時、悔しい思いをした時、悲しい時などにそっと励ましてくれる。読み終った後、短くても日帰りでいいから旅や旅行に行きたくなる一冊。

    0
    投稿日: 2015.06.24
  • さいはてに向かって突き進む女たち

    4つの短篇から構成されており、最後の「風を止めないで」だけは少し心動かされた。ハーレーダビッドソンに惚れ込み、それ特有の”風”を感じとる様々な人びとの心模様をうまく描写している。ストーリーは本のタイトルにもなっている一つめの短篇「さいはての彼女」とつながっている。できれば、この2本を結びつけて長編小説に仕上げてもらいたかった。

    0
    投稿日: 2015.05.25
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    とってもスカーーーッてする本だった! 一つのことに、大好きなことに一生懸命な人ってやっぱりとっても素敵だし、障害とかも全部乗り越えて、一生懸命生きるのってとっても素晴らしい!

    0
    投稿日: 2015.04.18
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    ハーレー乗りの耳の不自由な女の子・凪ちゃんが可愛い。凪ちゃんベースのお話なのかなっと思ったら次の話には凪ちゃんは出てこなくて、でも最後に凪ちゃんに会えて嬉しかったな。爽やかな前向きな気持ちになれる短編集だった。2013/089

    0
    投稿日: 2015.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    風を感じる、その感性を磨いておけば、バイクじゃなくても、北海道や沖縄じゃなくても、旅をすることができる。俺にとっての山登りは運動というより旅の要素が多いってのは、風を感じたいから登ってる部分があるんかもなぁ そんなことを考えつつ、最後の短編を読み解説も流して「良い読書だった」と本をおいて、しばらくして、ふと考えた。 主人公の女性たちって、俺の周りにもちょくちょくいる、お近づきになりたくないタイプばっかりやったな。 部下いじめだったり、ブランド思考だったり、上流企業病だったり、仲間依存体質だったり…。心の中で風が吹きどまって澱んでしまうからヤな奴ってのは出来上がるのかも知れない。この本では女性ばかりが出てくるが、そこは性別に関係ないと思う。 自分の心を澱ませないように 「これからの人生を足掻こう。風を止めないで、これからもずっと」

    0
    投稿日: 2015.03.26
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    短編集の全てがきれいに終わりすぎかなとも思うけどすらすら読んでしまいました。 何人かの女性が登場していましたが、ナギに旅先で会ってみたいな。と思いました。

    0
    投稿日: 2015.03.07
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    私もバイクに乗りますけど、バイクを美化し過ぎですね。 何だかそんなモヤモヤで最初のはしっかり読めませんでした。 他のはいいと思います。 ただ、いらない表現があるというか、この方の言葉の組み合わせが好ましくない部分もありました。

    0
    投稿日: 2015.02.05
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    さいはての彼女 聴覚障害のある若い女性ライダーの話し! 根っからのハーレー好きでとにかく、風のような女の子! 読んでてものすごく前向きになれるしかなり面白い! そのほかの話も全て女性が主人公! 今年最初の本としてはかなりいい! やっぱり原田マハさんいいわ!

    0
    投稿日: 2015.01.05
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    落ち込んだ時、暗闇しか見えない時に出会える元気の元がそこにあると気付けるといいね。 さあっ 元気を出すぞ !!!

    1
    投稿日: 2015.01.01
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    原田マハさんの作品ということだけで手にした。が、つい数日前に行った道東エリアが舞台だったり、私も主人公同様ここ数年の中で最も感動したことの一つになった大量の丹頂鶴のことが出てきて、あまりにタイムリーすぎるとさらに感動。 私は現実逃避のために旅には出ないから、その気持ちはよくわからない。バイクも乗らないからハーレーの魅力はわからない。ただ、調子に乗りすぎちゃいけないし、必ず誰かの助けられて支えてもらいながら生きていることに感謝しないといけないなと実感した。

    0
    投稿日: 2014.12.27
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    最前線で働くキャリアウーマンが、ふと気づくと社内で孤立し、あるいは辞めざるを得なくなり、傷心の旅の中で、経済的な成功や社会的ステイタスにこだわらない「本当の生き方」を見つけ、新たな一歩を踏み出していく…ちまたに多いお仕事小説。 それを否定したいわけじゃない。いや逆に、そんな欲望まみれの人生は、私も飽き飽きしている。 でも、そうして生きてきた時間を全否定したり、捨てたりする主人公にも飽き飽きしていた。 表題作も「冬空のクレーン」も、主人公は胸を張って元の世界へ帰っていく。そこがいい。 捨て去るのではなく、何かを内側に付け加えて。 それはそれからの彼女たちの生き方を支え続け、もう消えることはないだろう。彼女たちも、自分の旅の中の小さな出会いを、決して忘れないはずだ。よいものだけを自分に足して、彼女たちは生きていく。こんな変化を自ら起こせるのは、女性だからだと思う。臆病で保守的で、自分に属するものに見え隠れする変化の兆しにすら怯えてしまう男どもには、無理。 退職したら乗ろうと思っているハーレー。 ナギのサイハテにどこかで会えるといいな。

    0
    投稿日: 2014.12.18
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    30代女性が主人公の短編集。みな元気にバリバリ働いて、人生は自分の思うように進む…かのように謳歌していたある日、ポツリと一滴の雨粒によって、それらが幻想だった…というような感じで落ち込み、怒り、ヘコむ。 そこから見知らず人との出会いで再生していく物語。 自分とも重ね合わせて、思う所多々。 ただ、今のところマハさんの作品は、美術絡みの方が好きです。

    0
    投稿日: 2014.12.06
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    共通する要素:女性,北海道,旅,変化 枠組みの中で短編を配置し,全体の統一感を持たせた単行本。 情報収集のための読書が多いが,小説もいいなと思った。

    0
    投稿日: 2014.11.29
  • ハーレーが欲しくなる。

    女性と旅、読後に気持ちよくなれる作品。 どれも良いと思うが、本タイトルの「さいはての彼女」と「風を止めないで」が、連作で特に良い。 オトコ目線で見れば、なによりハーレーが欲しくなる。ふらっと旅立ちたくなる。 ただ短編なだけに、ちょっと話の進行に無理や急ぎ脚が目立つのが残念。 「さいはての彼女」はじっくり長編で読みたかった。 一冊分に膨らませられるだけの背景があると思うだけに、余計に残念。

    1
    投稿日: 2014.11.26
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    いい風が吹いてくる。 今日も、明日も、ずっと・・・。 風を体いっぱいに受けて、 どこまでも遠くへ。 ひたすら自由に・・・。

    0
    投稿日: 2014.11.16
  • 最初の数行でグググっと

    やり手の女社長涼香は、いつの間にかやり手過ぎて社員が離れていくという状況に陥っていた。沖縄の高級リゾートでの束の間の休暇を…と思い、“有能な秘書”の高見沢に旅行の手配を任せるが…。 辿り着いた北の女満別で、かけがえのない出会いが待っていた「さいはての彼女」。 その他、女性のおひとり様の旅の短編が2つ。そしてさいはての彼女のスピンオフのような短編が1つ。 どれも挫折からの再生をテーマにしている。 原田さんの作品は、最初の数行読んだだけでグググッと惹きつけられる。 私もおひとり様旅行をするけれど、「旅自体を楽しんでいるんだぞ!」と、女性のおひとり様の旅=挫折からの逃避に思われたくないな…と作品と全然違うところで考え込んじゃった。

    4
    投稿日: 2014.11.07
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    面白かった。 全体を通して少しそれはいきおいがありすぎやろ、 的なところはありましたが、余韻もよくてよかったですね。原田さんの作品は、とても 入り込みやすくリズム感がとてもここちよいです。

    0
    投稿日: 2014.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    読むとすっきりとして、少し前向な風が吹く。この本はそんな思いになれる短編集だ。 何かにつまずき、全てが終わってしまったように感じる時も、人生、道の途中なのである。ナギのおとうさんの言葉を借りれば、自分が引いた「線」を越えれば、道は果てしなく続いている。そして、越えてみれば、その「線」がいかに細かったのか、気づくものなのだろう。 しかし、一度自分に置き換えてみると、その「線」を超えることは難しい。大人になればなるほど難しい。知らず知らずに引いたその「線」は、例えば最初はガラス板ほどだったかもしれない。しかし、次第に車線ほどになり、最後にはまるで自分の周りに絶壁が隔たっているかのように感じられることさえある。まるで、世間が遠く離れたところにあるように思えるのだ。 だから、いくらこの物語が、勇気の破片をくれたとしても、どこか綺麗事のように聞こうとしてしまう。人の気も知らないで、とつきはねたくなってしまう。 それでも、心のどこかでやはり、ナギに憧れる。ハグや陣野さんのように成長したいと思う。自分らしく、楽しく生きるために、「人生を、もっと足掻」きたくなる。 落ち込んだ時は、この本を開いて旅の空気を吸おう!

    0
    投稿日: 2014.10.13
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    さいはての彼女 私の大好きな女の子に、また出会えたことが嬉しかった ずっと読んでいたい、読み終わると笑顔になれるお話 原田マハさんってそんなステキな作家さんだとしみじみ思います

    0
    投稿日: 2014.09.29
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    キャリアウーマンが仕事に疲れて旅に出る。そんな短篇集。 仕事や人間関係から逃げ出した先には、彼女たちを癒す出来事が待ち受けている! 頑張る女性を応援する、力が湧く物語。 そして、女性の一人旅もいいもんだ!と思わせる! 2014.9.27

    0
    投稿日: 2014.09.27
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    0909 p101 人生の真昼と黄昏を、それぞれに、笑って旅をしている。 私はひとり、座席の肘掛けに頬杖を突いて、人生の真昼でもなくたぞでもない、けだるい午後三時あたりを、いまこうして旅をしている。

    0
    投稿日: 2014.09.08
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    短編集。ツンツンと偉そうな涼香が、凪ちゃんに出会って心がどんどん溶けていくように温かい気持ちでいっぱいになっていく感じがよかった。そして最後の物語は凪ちゃんのお母さんが主人公。切ない話だけれど、新しい一歩に踏み出す彼女を応援したくなる一冊。

    0
    投稿日: 2014.07.31
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    4編からなる短編集。 どの短編もじ~~~ん、と心に響きます。 そして心地よい風が吹き抜けていく! 中でも「旅をあきらめた友と、その母への手紙」のハグとナガラは「星がひとつほしいとの祈り」にも出てきた友人同士。 個人的には4編の中で一番好きです。

    5
    投稿日: 2014.07.27
  • なんともステキな女性たち

    短編が4つ入ってます。 こういうのは「女の子応援小説」とでも言うのでしょうか? 「お仕事小説」とは違って、年齢的にみんな働いてるけどスポットは仕事よりも彼女たち自身。 恋に仕事に、そして自分自身の立ち位置に悩みや葛藤を抱える彼女たち。 どこにでもある、誰にも覚えのあるそのモヤモヤを旅を絡めて描いていく。 うまいなぁと思うのは決して説教臭くなく、いい話にしようという押しつけがましさもないところ。 なのにそんなに力の入っていなさそうなシーンでうるっとしちゃうのよね。 この人の書く女性はみんなさっぱりしていて気持ちがいい。 イケメンの父を持つ涼香はカッコイイ父が大好きだったが、その父は浮気した挙句に出奔。 それ以来イケメンはパンドラの箱と戒めていたのにイケメン社長に恋してしまう。 『 「おれ、涼香がいいんだよ」 これが効いた。 』 しかしその後 『 「おれ、涼香がコワいんだよ」 これがまた、痛いほど効いた。 』 これで一気に涼香が好きになってしまった。 よく考えると実は都合が良すぎるところもあるんだけど、それは小説としての舞台設定みたいなもので全く作品を損なうものではない。そこにいる彼女たちがどう思い行動するかが主題だからね。 読めばきっと清々しい気分になれますよ。

    1
    投稿日: 2014.07.08
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    さいはての彼女 彼女たちのその後がとーーっても気になる! 全部読み終えて! 心がすごーくぽかぽか! 『優れた物語は、読者にギフトを与えてくれる』 ほんとそんな感じ!! そのくらい私好みの本だった!

    2
    投稿日: 2014.05.29
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    30代のちょっといけ好かないキャリアウーマンの描き方が上手だと思った。 最初の短編『さいはての彼女』、3番目の短編『冬空のクレーン』に出て来る主人公の部下には絶対なりたくないと思う位。 でも、その2人も旅先で自然や人に触れ、自分の傲慢さを自覚して、優しい気持ちを取り戻していく様子が良かった。 最後の短編は、最初の短編にも出て来るナギちゃんのお母さんの話で、切ないのだけど、希望が持てる最後になっていて良かった。

    1
    投稿日: 2014.04.04
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    なぎさんの魅力がたまらなかった。きらきらしていて若くて、一生懸命で、とても素敵でした。 若いころ、自分の運命を受け入れて、こんなにきらきら生きられたら、もっと人生かわったかな、とふと思った。 働く女性たちが、迷い立ち止まりながらも、前へ進もうとする姿に、いつも共感します。

    0
    投稿日: 2014.03.05
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    34才、独身の私にとってはピンポイントに現実的な一冊でした。30代から40代にかけて、仕事に生きる女性の心の重みをスッキリと軽快にさせてくれる短篇集。最初と最後のお話はリンクしています。 特に好きなお話は、最初の「さいはての彼女」と最後の「風を止めないで」。原田マハさんの文章はとても美しくて情景が目の前に広がるような素敵な響きがあるので、私は大好きです。風の音、バイクの音、すべて感じることができました。 バイクは全然わからないし、乗ったこともないけれど、魅力的に描かれていました。 そして何より魅力的なところは登場人物のナギ。30才を過ぎて、なかなか素直になれなくなってきて、打算的で、しがらみばかりで、澄んだ目を持てなくなってくる・・シンプルで一生懸命なナギの生き方は本当に素敵でキラキラとしていました。周りの人まで笑顔にしていまう、そんな彼女。私もナギのようになりたいと思ったし、同じように笑顔で感謝や好意をハッキリと伝えられる人間になりたい。それは本当にシンプルな生き方なのに、難しい。自分で作った線を乗り越えて、そして人生ももっと足掻こう、読み終えた時は何だか心が軽くて、明日がまた楽しみになるような作品でした。 男性や女性でも別の世代の方が読むと、どう感じるかわからないけれど、私は、今、この本と出会えて本当に感謝しています。

    1
    投稿日: 2014.02.11
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     バリバリに働いていた女性が、心折れ旅に出る。そこでの出会いによってふたたび元気になるといった話。旅の出会いによって元気をとりもどすには、それなりに出会いに対する心構えというか人との出会いを大切にする心みたいなものが必要だろうなあ。旅にさえ出ればなんとかなるというもんでもない。

    0
    投稿日: 2014.01.27
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    どの物語もテンポよくさらっと読めます。 よし、頑張ろう!と思わせてくれる一冊でした。 でも一番心に残るのは最初と最後のなぎの物語ですね。 【25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!?だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集】

    0
    投稿日: 2014.01.05
  • 背中を押されました

    ちょっと停滞気味だった私のキャリア…  丁度読んでいた時に、異動の話が持ち込まれました。ちょっとリスクも伴う話なので悩みましたが、この本の登場人物たちに背中を押された気がして、お受けすることにしました。前を向かせてくれる一冊です。とくに凪ちゃんは最高です。

    6
    投稿日: 2013.12.14
  • これは良い!

    この作家の作品はこれが最初でした. あまり期待していなかったのですが,一気に読み終えてしまいました.力のある作家と思いました. 特にバイクにのって颯爽と走る女性がかっこよく,それを取り巻く人々も実に良い.

    1
    投稿日: 2013.12.11
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    読みたかった原田マハさん。人気作家さんなので、いつも貸出中ばかり。 これは4話からなる短編集で、1話目の『さいはての彼女』と最後の『風を止めないで』はつながりのあるお話。 読みやすい文章と気持ちのいい内容で引き込まれた。間の2つの話も面白かったけど、主人公の感じがどれも似てるから、『さいはての彼女』を長編で読みたかったな。旅に出たくなりました。私もナギとタンデムしたい!

    0
    投稿日: 2013.12.03
  • 「彼女」のカッコよさに魅せられる

    いろいろあって旅に出た女性の話を集めた短編集です。収録の4編はそれぞれ語り手が違いますが、最初(「さいはての彼女」)と最後(「風を止めないで」)の作品には共通する人物が登場します。 その人物とはタイトルにもなっている「彼女」のことですが、これがめちゃめちゃカッコいいんですよ。ふとした仕草やまなざしには、同性ながらキュンとしてしまいます。 彼女と一緒の旅ならどこだって楽しいだろうな~、と主人公がうらやましくなりました。

    11
    投稿日: 2013.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    短編集 どの話も、最初モヤモヤしてた主人公が、旅やその道中の人との出合いで最後にはスッキリする系 フラッと力を抜いた旅に出たくなる

    0
    投稿日: 2013.10.23
  • お仕事に疲れている方へ・・・

    一人の敏腕若手女性社長が、ふとしたことから「女満別」へ・・・ そこで出会う人々を通して、彼女の硬い心が次第にほぐれていきます。 旅が好きな人、バイクが好きな人へもおススメの1冊です。

    4
    投稿日: 2013.10.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    失意のまま、沖縄でのバカンスのはずが送り込まれたのは女満別だった。そこで偶然出会ったのはハーレー「サイハテ」に乗るナギだった。 定期的に女友達との2人旅行を楽しんでいたが、相方の母親が倒れて1人、憧れのホテルにバカンスに来た。 職場のトラブルで知床に来た彼女が出会ったのは冬の夜空に舞うタンチョウヅル。 旅っていいなって思わせる。単純な話なんだけど、読んだ後に爽やかな風が吹いたな。

    0
    投稿日: 2013.09.13
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    疾走感がきもちいい。 バイクで北海道を巡る物語だけあって、読み終えたらそういう気持ち良さが残りました

    0
    投稿日: 2013.09.09
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    さいはての彼女と風を止めないでが非常によかった。 主人公の女性たちが人の出会いを通じて立ち直っていく姿を描いた作品であり、さわやかに前向きになれる。 彼女の作品は言葉を操るのがうまいなと思った。 短編集ではなく、長編で読みたかった。

    1
    投稿日: 2013.08.28
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    一直線に伸びている道。さいはての消失点を目指して前へ進んでいく。目的地ではあるけれど着いてしまいたくない気持ち。でも僕たちは、歩を止めるわけにはいかない、ということだね。

    0
    投稿日: 2013.08.02
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    様々な女性達の再生をテーマにした短編集、 中でも題名にもある「さいはての彼女」には、震えました。 サイハテに乗るひたむきさの美しい女性と、 それに感化されていく一人の強い女性、  “ナギ、生きるんだ。越えていくんだ。” 最果てを目指すその二人の在り様が、一陣の風の様で、 心の澱を洗い流してくれる、風のような物語でした。 また、「さいはての彼女」の sideB となる、 「風を止めないで」もよかった、、  “ハーレー乗りって、みんなロマンチストなの?” こんな話を読んだら、バイクに乗ってみたくなりますね。 まぁ、免許は持っていないんですけども(汗  “この風、止めないでね。” 自分の心の風を止めずに、ただひたむきに、、 そして真っ直ぐに乗っていきたくなる、そんな一冊。

    13
    投稿日: 2013.07.29
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    原田マハさん初読み作品。 仕事や恋愛、そして日常に行き詰まったり、空疎感を抱いた女性たちが、旅での出会いや風景によって、都会生活では味わえない経験を経て人生を再生する物語。 登場人物の中で、ナギの存在感が圧倒的だ。風のごとく颯爽としていて、生きるエネルギーを与えてくれる。「線」を越えろ!どんどん越えていくんだ!

    0
    投稿日: 2013.07.28