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さいはての彼女
さいはての彼女
原田マハ/KADOKAWA
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総合評価

654件)
4.1
194
279
127
12
1
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    このレビューはネタバレを含みます。

    表題作だけ読んだ。あまり響かない。デキる女が想定外の旅先で想定外の人に会い、心を通わせる。その人は、耳が聞こえないけど、純粋でみんなから愛されている…。どうも軽薄な感じがする。描写も出来事もなんか薄っぺらいし、いかにも「物語」という感じがする。

    3
    投稿日: 2024.03.14
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    原田マハさんの短編集。 非常に読みやすく、集中すれば3時間ほどで読める。 4遍とも主人子は女性。 自分を支える大事なモノを失い路頭に迷うなかで、新しい出会いを中心に自分の中で忘れていた何かを思い出す作品が多い。 個人的には1作目のナギちゃん、そして3作目の天空さんが好き。 人を抱擁できるほどのスキルと信念は自分自身にもほしいと改めて感じました。 内容はシンプルながらも疾走感があって読みやすい。 また、心情・情景描写の表現が巧みで、読者側をどんどん物語に引き込んでいく。 原田さんの文章をまた読みたいと感じたし、原田さん初心者はぜひ読むことをおすすめします!

    2
    投稿日: 2024.03.10
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    都会に疲れて最果てのうちに旅に出る女性の話の短編集。 どのエピソードも共感できる箇所があり、心があったかくなりました。

    2
    投稿日: 2024.03.08
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    テンポよく読みやすかった。初期の方の作品だからか、色彩や情景表現はキレイだが、著者の描くハッとするような鮮やかさはちょっと物足りないかな。 日常から離れて自分を見つめ直して、また日常に戻る…どんな人にも必要な時間だと思う。

    2
    投稿日: 2024.02.27
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    マハさんの旅関係の本を読むと、いつも旅に出たくなります。しかもそれぞれの短編の主人公みんな女性だし。どの短編もすごく前向きで素敵だったし、文庫版の吉田伸子さんの解説も私はとても好きでした。オススメです!

    5
    投稿日: 2024.02.25
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    短編だけど、軽すぎることがなく一つ一つの話を大切に読めた。 男性よりか、女性らしい小説のように感じた。 女性の心の機微や、言動が丁寧に描かれていると思った。 バイクに乗ったことはないけど、いつか乗ってみたい。

    3
    投稿日: 2024.02.24
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    こころがあたたかくなったり、ちょっと涙が出たり。ハーレー詳しくないけど、こんな素敵な世界を知れてよかった。

    1
    投稿日: 2024.02.23
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    4つの短編を収録。全て女性が主人公。都会で疲れ果てた女性が旅先で再生する話である。うち2編にハーレー乗りの若い女性・ナギが登場。彼女がとても素敵だった。初めて読んだ原田マハ作品、じわーっと良かった。

    35
    投稿日: 2024.02.12
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    読んだ後にどこかに旅に出かけたくなる、何かをもう一度がんばりたいと思わせてくれる一冊。 会社や社会的な役割のような日常の生活から離れることができる旅行だからこそ素直に感じられる発見や感情のおもしろさを読みながら一緒に思い出させてくれる。

    4
    投稿日: 2024.02.11
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    「さいはての彼女」 表題作はスズカとナギのロードムービー(小説の場合は何と言うのだろう?)。しかし、ロードムービー特有の虚無感や怒りと言ったものは感じられず、ひたすらポジティブだ。そこが心地良かった。夏の北海道の心地良い風を感じさせるナギに会いたくなります。 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」 最近手紙書いてないなぁ。でも年賀状の短い文章でさえ四苦八苦する自分にはこんな優しい手紙は書けないなぁ。旅先での手紙は友の背中を後押しする優しさに溢れています。手紙の宛先も意外性があって良かったです。 「あいにく、雨ですね」 「ええ、けれど雨もいいものです」 旅館のバトラーのプロフェッショナルな佇まいも魅力的でした。 「冬空のクレーン」 1話に引き続き北海道が舞台。職場での居場所を失った女性が、冬の北海道で再び自分を取り戻し、職場へと戻っていくまでの物語り。女性(陣野さん)の再生の物語りには素直に感銘を受けるのだが、自分も古い価値観の人間なので、原因となった横川君には一切共感できなかった。いるよね、こう言った自分の感情は大切にするけど、他人の感情には無頓着なやつ。これは16年前の本だけど、こういう人最近さらに増えましたよ、マハさん。 「風を止めないで」 会いたかった1話のナギが再び登場します。編集さんよく解ってますね。主人公はナギの帰りを待つ母。ナギの生い立ちも語られます。 しかし、“風”に例えられる彼女の名前がなぜ凪なのかは不明。教えてください、マハさん。

    13
    投稿日: 2024.02.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原田マハ9作目。 地位がそれなりに高くプライドも高い働く女性たちが主人公。仕事で失敗したことがきっかけで旅をするのだがその失敗に同情してしまうため感情移入して一緒に旅をしている気分になる。 原田マハの短編やっぱりすごい。ハーレーに乗る爽快感も相まって読後の気持ちよさがあった。最終章で繋がっていることに気づき感動した。 ナギと母親が再会してからの会話、桐生さんとのその後が描かれていないのも想像を膨らませられてとても良い。 旅をして肩書きのない自分を思い出す

    5
    投稿日: 2024.02.09
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    ハーレーに乗る聴覚障害を持ったナギ。その人柄や前向きな姿勢、どこか惹かれる魅力に周りの人たちは初対面の人でさえ魅了していく。読んでいてこんな人と出会えたら人生の見え方が変わるんだろうなと思った。 また、自分が今まで行ったことのない土地へ、1人で行ってみるのも新しい発見があって楽しいのかもと思えた。 人それぞれに色んな思いを抱いて生活しているし、人には知られたくない傷を抱えながら生活している。でもそれを吹き飛ばすくらい幸せな毎日が送れると良いなと感じた。 自分も少し勇気を出して行動に移すと何か良いことがあるかもと思えた!

    2
    投稿日: 2024.02.08
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    ナギちゃんの印象が強烈だった。ほんとうに、風のような人。爽やかで、まっすぐなイメージ。 あと、タンチョウヅル!観に行ってみたいなと思った。 お話として好きだったのは、旅をあきらめた友と、その母への手紙。ナガラさんみたいにナチュラルに、落ち込んでいる人に手を差し伸べられる人になりたいなあと。

    1
    投稿日: 2024.02.07
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    4人の主人公はそれぞれ境遇や性格も違う、若くはない女性。そんな彼女らが思いがけない出来事に戸惑い、一度は立ち止まってしまった&その場から逃げ出してしまったものの、色々な人と交流することで再び前に進み始めていく再生物語。 主人公に同調しつつ、その周りの人たちに自分も癒されました。そして一人旅も面白そうだなと思いました。

    2
    投稿日: 2024.01.31
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    読み終わった後、無性に旅に行きたくなった素敵な作品でした❗ 旅に纏わる大人の女性の再生を描いた4編の短編集で、心の傷を優しく包んで元気もらえるビタミンC小説。 キャラクターは何と言ってもナギが一番です♫好きな作品は、表題作の『さいはての彼女』かなぁ?どの作品もそれぞれ魅力的で、どれが一番とは中々決められない程の秀作です❗ 原田マハさんは、アート小説が有名ですが、この作品のようなハートフルな作品も沢山出版されているので、もっと沢山の方々に読んでもらいたい作品です❗

    16
    投稿日: 2024.01.14
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    今の人生をもっと足掻いて、自分が勝手に引いてしまっている「線」を乗り越えて、思う存分楽しみたいと思わせてくれる本だった。人生のどん底だって思う状況でも好転させることはできる。

    2
    投稿日: 2024.01.06
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    人生の再生をテーマにした4短篇。 著者の作品はいつも序盤から引き込まれる。 出会う人々みんなが優しくて温かい。 主人公の心がほぐれて本来の自分を取り戻していく様子に胸を撫で下ろす。 ナギちゃん再登場に歓喜する。

    2
    投稿日: 2024.01.01
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    心温まるほっこり、頑張ろうと前向きになれる短編4本 自分も少し遠くへ旅に出たくなる気持ちを掻き立てられる

    3
    投稿日: 2023.12.21
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    普通で嫌気がさすこともある日常から、特別な旅に出ることで本来の自分を取り戻したり、新しい視点を得たりする登場人物たちがどれも素敵だった 私も人生をもっと足掻いて、どんなことも超えていく!限界だと思っているその壁も、無理だと思って引くその「線」も、誰かが作ったものではなく私自身が勝手に作っているものなのだも思わされた

    2
    投稿日: 2023.12.20
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    あのときの景色を思い出しました。 近くても、繰り返しの毎日とちょっと違う特別な日になった時の 天気とか、一緒に出かけてくれた人のこととかを また大切にしたくなりました。 これから人の多い街に行くけれど、やっぱり自然の前では誰でもすっかり素に戻るんだろうと 心にとめておきたいです。 疲れてる?って感じたとき、自分を思い出す方法をふっと教えてくれるお話

    2
    投稿日: 2023.12.19
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    旅行をきっかけに人生の天機が訪れる3篇。最後の1篇は旅行者を受け入れる側視点だが。旅行によって日常生活を見つめ直したり思わぬ出会いがあったり。皆が体験する旅行ではこんな風な劇的なことは起こりにくいがそれでも旅行をしてみたくなる。 ハーレーや丹頂鶴に関して興味深い掘り下げも嬉しい。 日常生活に疲れた人々におすすめの1冊です。

    7
    投稿日: 2023.12.10
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    旅に出かけたくなる気持ちにさせる 会社の看板が自分の凄さのように勘違いしている人に 大事なものを気づかせてくれる ハンデがあっても、前向きに生きることの大切さ 気づかせてくれるストーリー

    2
    投稿日: 2023.12.10
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    短編集なんだけど、ちゃんと点と点が糸で繋がってるような、そんな作品だった、、訪れたことのない土地を本に出てくる言葉を頼りに想像する時間が本当に幸せだった

    2
    投稿日: 2023.12.05
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    凪のお話が大好きで何度も読んでいます。彼女のように自由に生きたい。人それぞれ違う苦しみがあるけど、その中でも輝きを見つけて生きていきたい。

    2
    投稿日: 2023.12.02
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    傷や挫折からの女性の再生がテーマの短編4篇。 1つ目と4つ目は耳の聞こえないハーレー乗りの女の子ナギに纏わる話し。どれも良かった。

    9
    投稿日: 2023.11.26
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    原田マハさんの作品は情景描写が美しく、言葉としてではなく映像として頭の中に残っています。 高校生の頃、マハさんの作品を読んだ際は繊細な言葉が理解できませんでしたが、今読んでみると疲れた心にスンと入ってきて旅に出たくなりました。 登場人物の魅力的な人柄に惹かれ世界観に引き込まれ、その小説の舞台である土地までに愛着を感じられました。 一年以内に女満別に絶対行こうと思わされました。 また、人との出会いが旅の醍醐味であるとも気付かされました。出会いを通して自分の人生を見つめ直し、新たな自分に会うってステキですね。

    9
    投稿日: 2023.11.23
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    落ち込んだマインドに効く一冊。 自分も彼女たちのようなsome of them 。 自分だけが特別不幸なのではない。みんな何かしら経験していること。だから、辛くても、また歩み出せば、変わる。乗り越えられる。そんな仲間を見つけたような気持ちになり、落ち込んでいる気持ちが安心感に包まれる。うん、がんばれそうだ。 線はどこにもない。 あるとしたら自分で引いたもの。 どんどん越えていけばいい。 思った通りに人生を生きていける人間が、いったいこの世の中にどれくらい存在するだろうか。なぜ、自分はそのごく限られた中のひとりなんだと信じることができたのだろうか。 人間は調子のいいときには調子のいいこと以外、まったく考えない。 ほんのささいな出来事をきっかけに、うまくいっていたすべてのことがドミノ倒しのように倒れていくことなど、ちらりとも想像できない。 人生を、もっと足掻こう。 会社勤めをしていた頃の、私のなんと虚勢を張っていたことか。大企業の肩書を使えばなんでもできると高をくくっていた。 肩書を失ってみて初めて、私は個人である自分を意識した。 人生の成功者と言われなくても、目の前の50mを全力で駆け抜けるのだって十分気持ちいいじゃないか。 青空は雨降りを過ごしたからいっそう気持ちよく感じる。 どんな大それたことでも、誰かがそう考えるところから始まる

    5
    投稿日: 2023.11.22
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    2023年、今、今の私が読んで良かった本第1位 刺さった、、人生をもう一度建て直そうとおもうよ 今自分の前にある現実だけが人生じゃないって再び気付かされたような 線を引いているのは自分 そんなもの、超えていく、超えていける そしたらきっと、人生は美しい、生きてて良かったって、足掻いてよかったって思えるかな どんなに自分のことが嫌いでも、一生自分とは離れられないから、優しく向き合うことは大事なのかなって、広い世界を自分と一生生きようと思う 原田マハさんは私に、世界は広いことを教えてくれる、本に、出会えてよかった

    7
    投稿日: 2023.11.18
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    「さいはての彼女」原田マハ 読了。 女性が主役の4つの短編集。 マハさんの作品は読後感が爽やかで良い。 ハーレーに乗る凪は「恋は雨上がりのように」の主人公のようなイメージを勝手に思い浮かべながら読み進めた。

    0
    投稿日: 2023.11.12
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    四篇からなる短編集。 挫折や傷を追いながらも人は前に進んでいける。 この一冊を通して全ての物語に心地よい風が、前に向かって吹いています。 表題「さいはての彼女」と四篇目の「風を止めないで」で登場するナギ(凪)ちゃん。疲れた人の心に温かな風となって癒やしてくれます。とても凛とした清々しい風です。 二篇目「旅をあきらめた友と、その母への手紙」。最後に添えられたーその母への手紙ーがとても心に沁みます。 三遍目「冬空のクレーン」では、東京の冷たい空にに伸びる紅白の無数のクレーンと北海道の平原に立つ丹頂鶴の群の描写に引き込まれました。 また、読み返したい一冊です。

    8
    投稿日: 2023.11.09
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    はじめて著者の本を読みました この本だけなのかもしれないけど、、、うまくストーリーとしてよくまとまりすぎていて、なんだかすごく上手な優等生の作文を読んだような気分になった。 すみません。いいとは思うんですけど。なにが引っかかるんだろう。

    3
    投稿日: 2023.11.03
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    旅行に行きたくなりました。この本は人生が行き詰まったり、悩んだ時に他のことにも目を向けさせてくれる気がします。誰しもずっと幸せなわけではないし、立ち止まることはあるけど、そんな時は顔を上げて新しいことや違うことをするのもいいなと思えました。人の優しさに触れたくなる。そしてそのためには人に優しく接しようと思えます。

    3
    投稿日: 2023.11.03
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    おすすめされて「さいはての彼女」だけ読みました。秘書に嵌められて北海道の女満別を旅することになった主人公が、様々な出会いを経て起こる心情、考え方の変化を感じられました。 主人公は経営者で一生懸命に生きて来たけど、仕事も恋愛も上手くいかなくて刺刺した感情を持ったまま旅がスタートしていきますが、バイク乗りの女の子を始め色々な人との出会いで前向きになっていく様子は勇気づけられます。 人の出会いは視野を広げ、考え方が柔軟になるなと改めて感じました。

    2
    投稿日: 2023.11.01
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    お仕事系小説というわけではないかもしれないけど明日も仕事を頑張ってみようかなと思わせてくれる。その一方で、本当に自分の情熱をかけられることって何だろう、それがパッと出てこないことに実はコンプレックスを抱いていたりする。夢中になってやれる、やりたいことに出会って、可能であればそれに関わる仕事をしていたい。最近読んだ為末さんの『熟達論』とか楠木さんの『好き嫌いシリーズ』に通ずる好きこそものの上手なれを思い出す。とは言え、今の仕事を嫌いでイヤイヤやっているわけではないし、それなりに楽しい側面もあるから十分恵まれているのかもしてない。いずれにせよ、何のために、何を求めて仕事をしているのかを見失わないようにすることかな。自分の芯を持って夢中になれることに向かっている人はいつだって眩しく見える。自分がそうでないからと言って卑下するほどでもない。成功とか失敗とか優劣とかって話ではなく、いろいろ悩んだり苦しんだりしながらも自分の物語を生きていくということ。なるべく後悔のないように納得して日々の選択をしたい。 そしてやっぱり、バイク乗りってあこがれるよね。免許取ろう。いつかハーレー乗ってみたい。ゴチャゴチャ書いたけど、その本読んでいちばん感じることはそれ。憧れ。

    3
    投稿日: 2023.10.29
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    『さいはての彼女』 ピエールマルコリーニを食べる女社長が、明日付でやめる有能な秘書にはめられたおかげで、ハーレーに乗る少女と出会う。タンデムを通じて最果ての地北海道で生い立ちや彼との別れや仕事上の立場からくる傲慢な心が解けていく。 「最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を想像できるか。それができる人は、一年後、十年後、必ず成功する人です。」 ビジネス哲学をこう話すが、その意味も少女の生き方を見て、捉え直しされる。 「夕日が沈むのを見届けて、まにあってよかった、って。がんばって走ってきて、よかった。生きてきて、よかった。そんなふうに思って、嬉しくなるんです」 確かに自分も夕日に勇気づけられてきた。たぶんこれからも。 素敵な話だったけど、ハーレーの店を見ながら、ピエールマルコリーニを大切な人と食べた事を思い出して心がざわついた。 『旅をあきらめた友と、その母への手紙』 女友達との旅を楽しみに生活をしている35歳女性。その友達の母が倒れ、一人旅に。 一人旅でありながら、友達を思い、メールでつながり、一人旅を満喫しつつ、友達の母親に手紙を書く。 人は関係を大切に生きるべきなのだと思う。自分の存在は一人でいても関係性の中にある。 しかし、女一人旅はなぜか絵になるなー。 「人生を、もっと足搔こう。」 この言葉に勇気づけられた。 もう少し足掻いてみる。 三島から修善寺への旅。 大切な人と三島に行った事を思い出して、この物語でも心がざわついた。 『冬空のクレーン』 開発担当の課長級責任者が会社のメンツに巻き込まれ、東京から逃げて北海道のタンチョウヅルとそこで働く人に出会う。雪原での雄大な風景と人の言葉が心を癒す。 絶望からの再生。 大量の予定を、こなしているだけの日々の中にも、もちろんやりがいは含まれている。 それでも、こういう時間が今の自分には必要だと思う。 『風を止めないで』 一話のハーレーに乗る少女の母親に、突然訪れたロマンチックな恋の話。 人の出会いは、素敵だ。 大切にしたい。 誠実でありたい。 この小説を読み終えた時、ちょうどアメリカ帰りの飛行機の中で、浜松上空だった。この3月も同じ状況で、その時は窓側で、雪の残っている富士山を上から見ることができた。 その写真を大切な人に送ったのを思い出して、また心がざわついた。 たまたまなのにざわついてばかりの本。 なんだろ…。

    12
    投稿日: 2023.10.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4編からなる短編集。仕事や生活に疲れた女性の主人公たちのものがたり。 一編、さいはての彼女 二編、旅をあきらめた友と、その母への手紙 三編、冬空のクレーン 四編、風を止めないで この本でおそらく読む人のほとんどが心に残っていると思うけど、凪とお父さんのエピソードが本当に印象的でした。耳の聞こえる人と聞こえない人との間に線があると障害を抱えて苦しむ凪を、親として子に真っ直ぐに向き合う父の姿に胸を打たれました。そして無音の世界で生きる我が子をハーレーの世界に招き入れて、線なんて超えてゆくように一緒に走る。その後、凪は障害というハンディキャップを感じさせないくらい、強くてかっこいいハーレー乗りになって、旅先で会った人と仲良くなって沢山出会いをしています。彼女の持つ強い磁力に惹き付けられて、繋がりができていくのが素敵。 彼女のお母さん目線の話が四編で、お母さん目線の凪もいいなと思った。 「ナギのメールには、いつも「今日」と「明日」がある。「きのう」は、ない。」という文章があって、普通にめちゃくちゃ凄いなと思った。私は過去振り返っては悩んで落ち込んだり、言い訳にしてばかりだけど、凪のように前向きに純粋に今日と明日のことを考えてられるのって凄いと思う。 私も、凪のように強く、前を向いて突き進みたい。

    1
    投稿日: 2023.10.25
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    急に人生立ち止まることになってしまった4人の女性が思いもかけず旅先で得た貴重な出会い。 私は冬のクレーンで思わず泣いてしまいました。人生うまく行かない時もあるよね。でも足踏みしてるような時間に得るものもある。 なんかじんと来るような本でした!

    6
    投稿日: 2023.10.23
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    4つのストーリーで構成されている。 どの話も読後感が良く、短めなのでサクサク読めた。 普段本を読まない人にも気軽にお勧めできる本。

    2
    投稿日: 2023.10.22
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    ハーレーさいはてのなぎちゃんと、彼女に出会う女性の物語。残念ながら読んでいてもバイクにはひかれないが、こういう共通の趣味を通じた爽やかな関係、みたいなのには憧れる。 他の話は、高級宿に一人で泊まるハメになった女性、仕事から逃避してタンチョウヅルのサンクチュアリに来た女性、とハーレーからは離れるが、それはそれで人里離れた場所への旅行欲を掻き立てられる。

    2
    投稿日: 2023.10.21
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    『夏を喪くす』(短編集)が良かったから、もうちょっとマハさんの作品を味わいたくて手に取ったこの短編集、さらに上を行く素晴らしさ! 短編をひとつひとつ、こんなにのめり込んで読んだのは初めて。どれも短編とは思えない、長編を読んだときと同じような濃い充実感。 この本、今のところ、私の人生で読んだ短編集ナンバーワンです。これはもうマハさんにハマる予感しかないわ。マハさんて短編の名手だったんだ。 「さいはての彼女」、「旅をあきらめた友と、その母への手紙」、「冬空のクレーン」、「風を止めないで」の4本が収録されています。 「さいはての彼女」と「風を止めないで」は連作です。この、ナギちゃんをめぐるふたつの物語は大傑作! バイクは危ないしうるさいから好きじゃないんだけど、バイク乗りっていいなと思いました。ハーレーをカスタムして自分だけの相棒にする楽しさと、ハーレー仲間の一体感、ちょっとうらやましい。 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」は、のちに文庫で出ている『ハグとナガラ』の最初の物語のようですね。読みながら、「うお、これって『ハグとナガラ』じゃん!」とめっちゃテンション上がりました。こういう友達いいなぁとしみじみしちゃう、本当にい〜ぃ話です。 「冬空のクレーン」は単発ですが(たぶん)、これもすっごくいい話。雪に埋もれた心が、少しずつ溶けていきます。真っ白な雪原の中にタンチョウの群れ、この光景が私の目の前にも広がりました。 どの話も本当に素敵で大好きです。そしてどれも旅の話で、風景描写がすばらしい。こんな名作を今まで知らなかったなんて、めっちゃ損してた。何度も読み返したい、宝物のような一冊です。

    2
    投稿日: 2023.10.19
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    自分の最善と思える生き方を、最大の努力で突っ走ってきた女性が道半ばでつまずいてしまう。そして燃え尽き症候群の様な状況に追い込まれて、、、しかし、何らかのきっかけで再生していく。 原田マハさんの創り方がとてもいい味を出していたと思います。四つの短編に原田さんが「描きたいストーリー」、「思い」がまんべん無く込められている。読後感はそんな感じでした。そういう意味では読み始めから「安心?」してマハさんの筆力に身を任せて読み進めることが出来ました。 ハーレー等のバイクのことはあまりよく知りません。でも、最初と最後の作品がバイク(ハーレー)を乗りこなす「彼女」を上手く溶け合わせていてマハ・ワールド全開でした。 一つだけ違和感を覚えたのは「タンデム」という言葉。ググってみるまで明確には理解できていませんでした。もちろん文脈でバイクの二人乗りということは理解できるのだけれど、バイクに詳しくない私には明確には分からなかった。 頭の中には一昔前のコンピューターの名称の様な印象が付き纏い、どうしても読んでいる側でこの言葉が出るたびにコンピューターを思い浮かべてしまうのでした。 言葉の記憶、恐るべし。

    32
    投稿日: 2023.10.17
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    人生をもっと足掻きながら生きたい。 たくさん失敗して、経験して、強くなりたい。 そんなことを思った一冊。 解説の中で 「優れた物語は、読者にギフトを与えてくれる」 って一言あって、 この本の解説されていれる吉田さんは 「読後、無性に旅に出たくなってしまう」のが この本のギフトだっておっしゃっていたけど まさにその通りで、読み終わって、解説読んで 「あ!まさにこの気持ち!」ってなった。 原田さんから、旅に出たいという気持ちだけでなく、「強く逞しく生きよう」そんなメッセージのギフトも受け取らせてもらった気がする。

    2
    投稿日: 2023.10.15
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    原田マハの作品は読後がとても気持ちいい。爽やかな風に吹かれた感じがする。 この作品は再生をテーマにした短編集。ちょっと躓いて疲れた人が、人との出会いを契機にやり直しというか、また頑張ろうと歩き出す話だ。 影響を受けやすい僕は、そうだよな、何歳からだって心機一転やり直す事は出来るんだよなと、何かよく分からない元気が出ていました。 ただし、今更ハーレーには乗れないな。いいなあとは思うけど。

    19
    投稿日: 2023.10.11
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    この連休どうやって無駄に過ごそうか企んでいたのですが天気は下り坂で良くないし、おまけにぎっくり腰になってしまって山行き諦めました。 小屋でくつろぎながら読もうとザックにしのばせてあった文庫本「さいはての彼女」を取り出してめくることにしました。山に持っていくには気にならない重さの4遍からなる短編集なんです。 久しぶりに読む原田マハさんの作品なんですが、心地よい風が吹き抜けていくような感触に、じんわりしみ込んでくる読了感。今にも泣き出しそうな湿っぽい天気の中にあっても感じることができました。やっぱマハさんいいですよね。 端っこ好きで、すみっこぐらしで、行き着くところは決まってこの先は海しかない陸の突き当たりが舞台になってる作品多くってっw キャリア女性が旅に出る話が続くのですがどれもいいです。 最初は、尖った感じの女社長が主人公ですが、旅で知り合ったバイク乗りのイカした少女ナギちゃんに拐われちゃう話し、真っ赤なハーレーにタンデムして、滑走路のような1本道をどこまでも走る。独特のエンジン音を轟かせながら国道の路肩に停車してただのなんでもない場所が特別な場所に変わる。 水平線に堕ちる夕陽が一面を赤く染める瞬間。深呼吸する二人、もうこれ絶対いいやつううぅぅぅ。 このナギちゃんが明るくって人懐っこくて無茶いい娘なんですよねっw 2話目は、初めての一人旅をするOLの話、旅先で手紙を書くなんてしたことないですけど、じんわりきますね。 人生を足掻こうっていいなあ。 3話目は、タンチョウヅルを見に行った話。鶴と添い寝した話は興味深々。その後恩返しはあったんか気になりました。 4話目で、ナギちゃんのお母さんが主人公の話だけど、再びナギちゃん登場で右手を上げて親指立てて出てゆくとこかっこいいなあ。 自分で勝手に引いた線、健聴者と自分を隔つ線。そんなものどこにもないんだ、越えて行けって幼いナギに亡き父が言った言葉はいつまでも沁みてウルウルきました。 彼女の乗ってるハーレー自分で整備して「サイハテ」って呼んでるんですよw 過去に囚われない今日と明日のナギは凪じゃなく止まらない風なんですよね。 やっぱこの作品無茶いいな。山の描写は羅臼山の峠道走るところしかなかったけど、山のお供に持っていて再読したくなる1冊でした。濡れないようにジップロックに入れてザックに入れておこう。

    55
    投稿日: 2023.10.09
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    大好きな原田マハさん。 さいはての彼女 もTOP3に入るくらい、 大好きな一冊になりました。 胸がじーんと熱くなります。 解説の方が書かれていたように、 物語を読み終えた後に何かしら実際に行動に 移してみたいと読み手を突き動かしてくれる何か、 がある。 これを読み終えて、宛のない旅に出たくなったし、登場してくるナギちゃんに会いたくなったし、一番興味のないハーレーに乗りたくなりました。笑 (影響されすぎ?) 短編で全て女性が主人公なので、女性の方に特におすすめです。

    5
    投稿日: 2023.10.08
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    どの物語もとても素敵で心を動かされた。吉田伸子さんの解説の最後のまとめにハッとさせられた。勝手に線を引いているのは私たち自身。

    2
    投稿日: 2023.10.02
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    凪がかっこいい!気持ちいい! 凪とお父さんの見えない線のやり取りが凄く印象的で 共感できる事があるので 今でもふと思い出してハッとします。 何気なく生きている中で気付かされる事がある一冊で 凄く好きです

    2
    投稿日: 2023.09.29
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    原田マハさん作品、やっぱり好き。 解説を見て、なるほど!と思った言葉。 「優れた物語は、読者にギフトを与えてくれる、と私は思っている。物語を読み終えた後に、何かしら実際に行動に移してみたい、と読み手を突き動かしてくれる何か。それがギフトだ。ささやかなことだけど、普段の暮らしでは得がたい、何か。それがギフトだ。ささやかなことだけど、普段の暮らしでは得がたい、何か。」 そう、こういう物語に出会いたくて、本を読むんだよなぁ。 そして、4編の物語の主人公が、そんなに若くない(私と同世代の人もいる)女性たち。 成功と挫折。苦しみと光。 読んで、よし、今日は前に進むぞ、一歩踏み出すぞ。と思える物語だった。 「人生を足掻こう」 まだまだ、楽しむ!毎日を楽しむ!あきらめない!!!

    3
    投稿日: 2023.09.26
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    旅がテーマの短編集 ふと"自分は何のために旅に出るのだろう"と考えた時、日常を投げ出して『逃げる』と言う選択肢はない気がする。もちろん『戻る』と言う大前提で気分転換をすることはあるけれど。 旅はリフレッシュして前向きになるためのターニングポイントなのかもしれない。 やっぱり原田マハさんの本は読みやすい♡

    2
    投稿日: 2023.09.24
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    事情があって都会から逃げてきた女性達(キャリアウーマン達)が、旅先で出会った人とのストーリー。短編集。 『さいはて』と名付けたハーレー乗りのナギが良い子だった! 相変わらず原田マハさんの作品は、悪い人が登場しない。 みんなまっすぐがむしゃらに進んできたけど、ちょっとした意見の相違から、行き違いになってしまう。どれもそんな話。応援したくなる。 2023.09.24 読了。(再読だった気配…)

    1
    投稿日: 2023.09.24
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    私もひとり旅大好きです。自分を見つめ直したり、自分の存在のちっぽけさを知ったり、とにかく日常生活から離れられるから。 いつもの私の旅は、素泊まり、青春18きっぷ、夜行バスと、かなりリーズナブルですが、この本を読み終わって、久しぶりに贅沢な旅行がしてみたくなり、早速、温泉旅館一泊二食付きを予約。 そしてその旅行までの日常生活、がんばろうって思えるし、旅行の帰り道、悲しくなるけど、また旅行できるように明日からがんばろうって、その繰り返し。 この本に出てくる女性たちに共感できること多くてうれしかったです。

    2
    投稿日: 2023.09.23
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    原田マハさん、という作家が好き。 …なのだけれど、彼女の描く〝成功した女性〟は随分と偏っているように思う。 大手企業に就職(or自ら起業)、ブランド物を持ち、外車を乗り回し、ハイヒールでコツコツ歩き、だいたいは男性から振られてしまう。 何というか、ひと昔前のステレオタイプ… 凪ちゃんは素敵だなぁ、と思った。魅力的で読んでいて気持ちが良い! でも、成功した女性たちは皆似たり寄ったりで、どうにも好きになれない。リモワのスーツケース、シャネルのバッグに、誰もが欲しがる大手企業の社名の入った名刺。それらを超える個性とか、彼女たちの良さみたいなものがイマイチ伝わって来ないのが残念。 マハさんの、アート小説は大好きなんだけどな…

    13
    投稿日: 2023.09.14
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    仕事で精神的に疲れた人にオススメの一冊。 リフレッシュするために旅に出るのはオススメだろう。ついつい、少ない日程に予定を詰め込んでしまう。事前に入念に調べて、時間通りに予定した場所に行き、現地の料理を楽しみ。。お酒を飲んで。。といった、「期待通り」、「予想通り」の旅行で本当にリフレッシュできるのだろうか? 今までの自分は、計画が少しでもズレる(天気が悪くなったり、渋滞や事故で時間が遅れたり)ことにイライラしてしまっていた。 4つの短編に登場する旅人たちは、予定が無く旅に出て、新たな出会いと発見を得ている。まさに旅の醍醐味なのだろう。確かに運の巡り合わせかも知れないが、それだけでは無い気がする。 予定が無いというのは、空っぽでリセットされている状態であり、普段私達が逃しがちな出会いやチャンスを拾う可能性があることかも知れない。例えば、ふとした瞬間に振り返って景色を見直したり、旅先で初対面の人に話しかけてみたり、といったことができる。いつもと違う行動が、自ずと素敵な結果を導くのかも知れない。 思い切って、「行き帰りの飛行機以外何も決まっていないような旅」にチャレンジしてみたくなった。

    24
    投稿日: 2023.09.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    働く女性、生き方に悩む女性みんなに読んでほしい一冊!! 4つの短編集なんだけど、仕事、結婚、家庭、家族、含めた人生に悩む女性たちが主人公のお話。 リアルな女性像に共感するし、不器用でちょっと切ないお話が多いんだけど、なんでかわからないけれど読んだ後にスッキリするし元気になれる。不思議。 独身の女性が悩みながらも生き生き輝いているお話が多くて、独身に戻りてぇ〜〜〜!ってちょっと思っちゃったな。 私ももっと独身を悩んで、働いて、旅行して、楽しんだらよかったんじゃないかって。 自分だって自分なりに楽しかったけどそう思ってしまうくらい楽しそうな女性たち。 目的もない旅行とか出てみたかったなーなんて。 凪みたいな子に出会ったり、人工的な美しさが勝てない風景に出会ったり、上質な体験を経験したり、思いがけない出会いに胸を鷲掴みにされたり。 とりあえず、不思議と元気が湧いてくる短編集だった。 落ち込んだ時に読みたい一冊になった。

    2
    投稿日: 2023.09.13
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    短編集ですが、つながりを感じてとても嬉しくなる作品でした。主人公たちは仕事に全振りしてきた妙齢女性がほとんど。そんな彼女たちが仕事なしで自分の人生を振り返ると、また違った景色が見えてくる。読んでいて心地よいのは、その彼女たちがまた職場へ元気よくそして一回り大きくなって戻っていくからだと思う。明日からまたお仕事頑張ろう!

    4
    投稿日: 2023.09.10
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    とてもいい話ばっかりでした。4作とも女性の主人公でとても素敵な人達。嫌なことがあったり行き詰まったら旅に出てみるかな。

    17
    投稿日: 2023.08.31
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    じんわり感動しました。 各話の主人公は、それぞれ人生に疲れていますが、旅をきっかけに人生を見つめ直します。 非日常を味わうのが旅だけど、旅先には別の人の日常があります。 旅ならではの出会いや感動があります。 だから、旅っていいですよね。 旅に出たくなる本でした。 そして、ハーレー乗ってみたい(笑)

    3
    投稿日: 2023.08.27
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    良い意味で裏切られました。それぞれ事情をかかえている4人の女性の人生の転期となる瞬間が、爽やかにスピード感をもって描かれています。誰かに背中を押して欲しい時にまた読みたくなるはず。

    4
    投稿日: 2023.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    再生をテーマにした四つの短編集 どの話も良かった 一番印象に残っているのは『さいはての彼女』 仕事をがむしゃらに頑張って来たんだけど、どうしようもなくなって、立ち止まる そして旅に出る 旅先での新しい人との出会い、美しい景色との出会いが、肩書きのある自分ではなく、個人の自分と見つめ合う機会を与えてくれる またここからゆっくり歩いて行けばいいんだよ、と背中を押してもらう そして、旅先で出会ったハーレーを乗りこなす凪ちゃんが、とてもキラキラ輝いている その影には、愛情たっぷり与えて育てくれた、今は亡きお父さんがいた お父さんがどんなに凪ちゃんの事を愛していたか、凪ちゃんを見ていればわかる 風の様な凪ちゃんに会ってみたいな 旅先には、知床、釧路、摩周湖等の道東や、静岡修善寺が出て来るので楽しめる

    49
    投稿日: 2023.07.27
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    またまた好きな原田マハ作品が増えました。さいはての彼女。サイハテ、SAIHATE。素敵なストーリーでした。女性を主人公にした短篇集。

    13
    投稿日: 2023.07.23
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    とても、お気に入りの一冊。 自然の空気を吸いたいとき、 キレイな景色を見て、胸いっぱい空気を吸い込んで、 心を軽くしたい時って、ある。 そういう時に読むと、 心に爽やかな風を吹き込んでくれる一冊。

    8
    投稿日: 2023.07.19
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    見えるもの見えないもの色んな何かを抱えながら働く女性たち。 旅に出たからそれらに向き合えるのか、 向き合うために旅にでるのか、 旅での出逢いがこれからの彼女たちの生き方にチカラを与えていたように思う。 悲しみや挫折は経験したくないけど、それを乗り越えた彼女たちだからこそ輝いて見えるのかなぁ。

    12
    投稿日: 2023.07.08
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    旅を題材とした、人と人との繋がりの話。 世界はとても広いんだなって感じた、仕事や立場がある人、家族がいる人はその分、行ける場所、やれる事が限られてしまう。手持ちが重いとそれだけ手放せない。だからどんどんと世界が狭くなってしまう。 世界には見たこともない景色が、味わったことのない食が、色んな人がたくさんあるのに狭い世界で必死に自分の居場所を守ってる。 だからもっと旅をして、世界を広げたいと感じた。 自分が思っているよりも、人1人がいなくても世界は変わらないし、変わらずに回り続ける。 凪ちゃんに会ってみたいな きっととても素敵な人なんだろうな サイハテに刻まれた、凪(言葉が変換ででてきません…多分風冠みたいな部首です)という字、風を止めないようにっていう意味がとても良いなって思いました。 私は小型二輪免許しか無いのでハーレーには乗れませんがいつか免許をとりハーレーになって気ままな旅をしたいです。 私も人生もっと足掻いていきます

    2
    投稿日: 2023.07.06
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    女性の旅をテーマにした4編からなる短編集。 順調なキャリアを築いてきた主人公たちが、壁にぶつかり、旅に出る。 最初の作品は起業家の涼子が沖縄でバカンスを過ごすつもりが、秘書の嫌がらせで何故か女満別へ。 女満別で待っていたのは、広大な大地。 最初は悪態ばかりつく涼子に、作品選びを失敗したかと思ったが、涼子が旅の途中で出会うナギと言う女性の存在で物語が一変する。 涼子と同じようにナギの駆る「サイハテ」でタンデムしているような爽快感を読んでいる方も感じる。 銀座の高級寿司しか食べたかったことのない涼子が、徐々に自然に惹かれていく様子が何とも心地よくなっていく。 2作目の舞台は修善寺。 友人と一緒に来るはずだった旅館に一人で泊まることになったハグ。友人に想いを寄せながらも、雨の修善寺の情景が手に取るようで、風情があって良かった。 3作目の舞台は再び北海道。 仕事で挫折し、勢いで有休を取ってしまった志保。 特に目的もなく向かった北海道で「タンチョウヅル」の生息地を訪れ、余裕のなかった日常を取り戻す。 4作目は1作目で登場した「ナギ」の母の話。 ナギが何故「サイハテ」に乗るのか?ナギが旅先でどれだけの人の心を掴んで来たのかが描かれる。 旅先の描写が目に浮かぶようで、仕事に疲れた時に読むと、主人公たちと同じく心が休まるような気がする作品。 やっぱり旅は心を救ってくれる。

    24
    投稿日: 2023.07.01
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    すっごく良かった! 短編ながらギュッと濃縮されていて、ストーリーも情景も終わり方も最高。 表題作で出てくる凪があまりに魅力的で、旅先でそんな素敵な人に会えたらいいなあと思った。

    4
    投稿日: 2023.06.19
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    大人の女性のひとり旅が多く描かれた作品。 行き先はどこも僻地といえるような日本の辺境。だけどそこに暮らす人がいて、そこでしか見えない景色がある。 日常の中で傷ついたり傷つけたり、少しずつ自分をすり減らしていた彼女たちが旅をきっかけに人と出会い、ゆっくり熱を吹き替えして命が回復しいく。 旅と聞くと賑やかな観光地や大切な人との楽しい思い出ばかりが浮かびますが、本作で描かれる旅は人生の道で「立ち止まる」ことを意味しているように感じました。 毎日が過ぎる中で自分が擦り切れ、周りを傷つけたり意固地になったりしてしまう働く女性たちが、時間を取って僻地に一人で行くというのはかなりハードルが高いと思います。 だからこそ、うまくいかないとき、しんどいときは勇気を持って立ち止まる時間を設けることで自分を取り戻せることにつながるのだと感じました。 最後の一話は少し毛色が違う作品でしたが、タイトルにもなった「さいはての彼女」のB面のような物語。複雑で繊細な心理描写がとても素敵な物語だと感じました。

    5
    投稿日: 2023.06.17
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    そんな線はどこにもない、お前が勝手に引いた線なんだ。自分が勝手に引いた線あるんだろうな。 ナギを見てるとスカッとする。旅に出たくなる!

    4
    投稿日: 2023.06.13
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    原田マハさんの綴る物語が大好きだ。解説の通りで、原田さんの物語はいつもわたしにギフトをくれる。 結婚しているとかしていないとか、子どもがいるとかいないとか、仕事がどうとか家庭がどうとか、そんなのはみんな自分が勝手に引いた「線」なのだ。軽やかに超えていこうよ。越えられるよ。

    8
    投稿日: 2023.05.30
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    「人生を、もっと足掻こう」 人生なんて思い通りいかないよね。でも足掻くのをやめたら、そこで終わりだ。もっと楽しまなきゃ。

    4
    投稿日: 2023.05.28
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    小気味よくどんどん読み進められる文体がよかった。 4つのうち2つの物語の舞台になっていた北海道に、久しぶりに行きたくなった。 特に1つ目の物語の舞台は、実際に夏に車でほぼ逆回りで巡ったので、もう20年くらい前になるけれど、情景が目に浮かんできた。 バイクは乗ったことないけれど、疾走感がよい。 ただ、3つの物語に出てくるキャリアウーマンとは程遠い生活をしているので、イマイチ共感できないところもあったけれど、狭い世界に囚われていた自分を打ち破る視点の転換は、誰にでも起きうる(起こしうる)ことと思う。 読後前向きな気持ちになれる点もよかった。

    3
    投稿日: 2023.05.22
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    原田マハの作品がとても好きなのは、何かのギフトを与えられることだ。 今回の作品は可能性を広げる、旅に出たくなる、そんなギフトが得られた気がする。

    6
    投稿日: 2023.05.15
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    お父さん… 「そんな線は元々ない。自分で勝手に引いた線だ。そんなもの、越えていけ。」 父からの大きな愛が、あの娘をあんなに強く逞しくしたんですね。 泣けました。

    5
    投稿日: 2023.05.12
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    ところどころ、前の作品とつながっていたり 先の作品と繋がっていたり 旅に行く時に読んだので 私自身と重なり、ワクワクが増した

    5
    投稿日: 2023.05.04
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    旅をあきらめた友と、その母への手紙 自分自身と幼馴染の関係を見ているようなお話だった。 途中まで、まさかナガラが急逝してしまったのでは?と思ってたけどそんなことなくてよかった。 人生のあらゆる場面を共有できる友、何も着飾らずありのままを見せられる友、そういう存在を思い浮かべながら読むと、その人と出会えてよかった、大切にしようというあったかい気持ちがじんわり湧いてくる。

    4
    投稿日: 2023.05.04
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    4つの短編小説。 主人公の女性たちはもう若い世代ではなく、なんらかの「こんなはずじゃなかったのに」という人生の厳しさを感じている。 でも、めっちゃエンパワーされた。(←日本語合ってるのか?) 実は3年前のコロナ禍スタート時に一度さらっと読んだのだが、あの頃は言葉が頭に入ってこなくて。 短編の1つは以前読んだ「ハグとナガラ」という2人の女性の旅小説で読んでいたけど、しばし時間を置いてから読むと、またこれはこれで、沁みるんよねぇ。親の病気とか、介護とか、もう自分だけのために時間を使えるわけじゃないってことを友人と分かち合うことができる。いや、分かち合える友人がいるって最高に幸せってこと。 そして、女のひとり旅は決して惨めじゃないし、寂しくない。堂々と、大人の女らしく見栄をはる(宿のなかのディナーの席とかで)。 ああー、こういう旅を私はまだしてない。いや、そもそも素泊まりのホテルだけ予約して、その町の小さな居酒屋とか、ラーメン屋とかに一人で入って、隣の席の一人客の女性と話したり、お店のおっちゃんと料理とかその土地の味付けとかの話したり、そういう庶民的なひとり旅しかしてない。でも、私にはそういう旅が合ってるというのもある。 なんか、独身女性とか、既婚者やけど母親ではない女性とか、何も悪いことなんてしてないのに、なんか世間からとやかく言われて、仮に母親になっても、子どものこととか、親戚との付き合いとか、女である前に母や妻や嫁の肩書きを押し付けられて、ほんとはもっと叫んで走り出したい気分やのに、それを抑え込んでるすべての女性にエールを送ってくれてる。 この本のなかの4つの短編小説は、全部それ。 あ~、北海道行きたい。 自分は、この大きな自然のなかのほんの一部の、小さな命を持った地球上の生物に過ぎないが、人間というより、動物や虫や草花と一体化してるのを感じたい。自然の中に溶け込みたい。人間として、人間が作った社会のなかでふるまってる虚栄を脱ぎ捨てたい。 小説を読んでるあいだ、実際には行ってないのに、風や海や雪や冷たさや、想像のなかで、私はすべてを脱ぎ捨てて身軽になっていた。 あぁ、楽しかった。

    6
    投稿日: 2023.04.30
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    短編集、なのか定かではない。全体がどこかでつながっている。 中心はハーレー乗りの女性、ナギだと思う。最初は主人公じゃないけど、いつの間にかその位置にいる。 どうやっても男性には書けない物語。少なくとも自分には無理だ。女性ならではの感覚や感情が溢れてる。これを想像で書ける男性はなかなかいないだろう。 自分はバイクには乗らないけど、全く興味がない訳でもない。たまに大き目のスクーターでも買って旅に出てみたいな、と惹かれる程度。 ピカソにしてもルソーにしてもバイクにしても、この人の話はそういうものに対する関心を、思い切り加速させるよな…。

    5
    投稿日: 2023.04.26
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    読み終わった時に、 ふふって、にこっとなるお話。 どんな人の人生にもいろんな曲線があって、 嬉しい時、悲しいとき、最高に幸せな時、どん底の時。 でもその辛い時にまた前に進めるのは、 人々との出会いなんだなぁーと。 時にはじっとするのも必要だけど、 一歩だけ踏み出してみて、その先で出会った人たちの声に耳を傾けてみると、 また一歩踏み出せるパワーがもらえるのかも。 元気がなくなったとき、また読みたくなる本です。

    4
    投稿日: 2023.04.23
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    挫折から立ち上がる過程の、あたたかい人々の物語。後半の二つの物語があたたかくて大好きになった。 短編だけど同じ世界線で繋がっており、色々な面から人生が垣間見えるところが、さらにその人たちへの思いを強くさせる。

    5
    投稿日: 2023.04.15
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    女性の一人旅をテーマとした短編集。 新たな出会い、見たこともない景色、心安らぐ「旅」の可能性をこの本を通じて感じることができました。 何かに行き詰まったときにはぜひ旅に出たいと思います。 心がほっこりするような優しい物語でした。

    4
    投稿日: 2023.04.12
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    疲れた時や癒されたい時にまた読み返したいな って思えた素敵な一冊だった どの話も良かったけどやっぱりさいはての彼女が 一番良かったな〜

    5
    投稿日: 2023.04.03
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    がむしゃらに仕事に突き進んできた女性が挫折し、傷心になっているのを壮大な自然が癒やすという流れの物語なんだけど、結局、相手を思い遣る気持ちがいかに大切かを書いてるのかなと思う。 相手を思い遣ることができれば、実は自分も幸せになれるってことかな。大事だな。

    19
    投稿日: 2023.04.02
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    深夜特急に続き、こちらも旅がしたくなる話。 深夜特急が男性の一人旅、さいはての彼女は女性の一人旅。図らずも、似たような小説を連続して読むことになった。驚きである。 内容としては、4つの短編で、それぞれ旅がテーマになっているのかな。 正直最初の2つの短編は得意ではなかった。主人公の心情の変化が自分には少し早すぎるように感じた。この性格で、この考え方になるか??っていう疑問が浮かんでしまい、読むのをやめようか迷った。 しかし、その後2つの短編は個人的に結構好きな話で、共感できる部分も多かった。

    8
    投稿日: 2023.03.21
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    久しぶりに、少しウルッとさせられる作品だった。 特に2つめの話しに出てきた、人生を雨に例えた部分がすごく印象に残った。 「雨降りが長い人もいるだろう。雨降りを避けて、旅に出る人も。旅に出たら、雨降りだったという人も…」 というところが、まさに自分がここ数年、土砂降りの中にいるような生活が続いているだけに胸に刺さった。 ここに出て来る人たちのように、現実を忘れて旅に出ることで、雨が上がって空が晴れるならば、自分も旅に出たいと思ってしまった。

    7
    投稿日: 2023.03.14
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    2023/3/12 読了 原田マハの小説は読み始めたら、いつも止まらない。明日も頑張ろうって気になる。

    2
    投稿日: 2023.03.12
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    行き詰まった時、「息が詰まりそうな時」旅に出ればなにか見つけられる。 色々な景色や人々との出会いが今日、明日を生きていくヒントとなり糧となり、また悩んだ時は旅に出る。そんな気持ちにさせてくれる作品。 一期一会を大切に生きていこうと感じた。

    3
    投稿日: 2023.03.02
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    とても気持ちの良い短編集でした 読んでいたら旅に出たくなります! 仕事でちょっと行き詰まった時 旅に出て、パッと視界が開ける感じ。 やっぱり旅はいいですね ナギちゃんとてもいい子ー! 私もバイク乗りたくなりました! そんな私は入院中で しかも絶賛、絶食中。 本に出てくる食べ物の 美味しそうなこと。 あー食べたい。 鬱々とした気持ちを晴らしてくれる 素敵な作品でした(^^) ハグとナガラもちょろっと出てきますよー(^^)

    69
    投稿日: 2023.02.20
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    これから仕事をしていく上で 行き詰まったとき、疲れたとき、 仕事を投げ出したくなったとき、 じぶんを見失いそうになったとき、 思い切ってどこかへ旅をしよう そして旅の途中の素敵な出会いを大切にしよう 四編からなる短編集なんだけど、 一つ一つ元気が出る話。

    2
    投稿日: 2023.02.17
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    素敵な短編集。 特に「さいはての彼女」は行き詰まった時に何度も読み返して元気をもらっています。 好きな本は?と聞かれるとまず最初に浮かぶ本です。 特に日々仕事を忙しくされている女性の方に読んで欲しい一冊です。

    5
    投稿日: 2023.02.16
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    話に入り込めるステキな短編集。もっと他の作品も読みたくなる。最初と最後のストーリーが繋がるのがステキ

    1
    投稿日: 2023.02.15
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    美術作品をテーマにした作品が多い原田マハだが、本作は『美術』ではなく『旅』をテーマにしている。 仕事や人生に疲れた主人公が旅先での出会いをきっかけにもう一度前向きになる物語は、世の仕事に疲れている人達に夢と元気を与えてくれると思う。 行き詰まってどこか遠くに行ってしまいたいと思っている人には本作を読んで、読んだ勢いのまま大胆に遠出をしてもらいたい。

    2
    投稿日: 2023.02.10
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    とても読みやすい短篇集です。 最初と最後のお話しに登場するバイク乗りの女の子、凪ちゃんがカッコよくて好きになりました。

    1
    投稿日: 2023.02.09
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    原田マハさんの小説を読んだことがなかったので短編集を読んでみた。 4編からなる物語のうち3編は35歳くらいの女性たちが主人公。努力を重ね実力で自分の身を立てうまく行っている女性たち。 でも40歳前になるとそうはいかない。 20代の頃は30歳になったら終わりな気がしていたが見た目も体力もそこまで変わらない。(変わるけど) それより40歳を向かえる方が見た目も体力も大きく変わる。そして周りの環境、ライフスタイルすべて。 だから、いけすかない生意気な主人公たちも旅で心を洗われていくことに共感。 ・さいはての彼女 情景が浮かんでくる ナギの澄んだ力強さは素敵。 だけど、涼香の秘書に最後に送ったのはなー 思いもよらぬ体験とナギに心を洗われたのかもしれないけど秘書の立場だと驚愕 ・旅をあきらめた友と、その母への手紙 こちらも情景がよく浮かんでくる それも雨や紅葉の葉…景色だけでなく、宿の雰囲気、料理、他のお客さんの情景も。 作者のこと何も知らないのだが旅好きなのか。 こちらは自分の経験した良い宿を組み合わせて想像にいたる。 ・冬空のクレーン 北海道の壮大で真っ白な雪と白いタンチョウ 感覚的に好き 主人公の悩みとは別に景色や自然に心が澄む 風を止めないで ナギちゃんとお母さんの話

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    投稿日: 2023.01.31
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    "自分が引いた線" この視点を得られただけでも、この本を読んだ価値があったと思います。 自分で引いた線なんて、越えられる。越えていける。 落ち込んだ時、悩んだ時はまた何度も読み返し、勇気をもらいたいと思います。

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    投稿日: 2023.01.17
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    自分が勝手に引く「線」に私も衝撃を受けた。 私も線は引かずに、ふわっと、たまにはがむしゃらに越えていこう。 越えていけるんだと思えた。

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    投稿日: 2023.01.15
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    ちょっとうまく行かなくなった人達と後押ししてくれる人達。悩んでいることは小さなことだけれど、周りが見えずに深みにはまっていくのは世の常。価値観の違う人達や本と出会って乗り越えていくのでしょう。ナギは魅力的でしたが、最後のお話は説明が多すぎて、ミステリアスな部分が半減したのでいらなかったかも。大好き度❤️

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    投稿日: 2023.01.08
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    初、原田マハさん。 とっても読みやすい文書だった。 以下印象に残った箇所。 【そんな線はどこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた線じゃない。 お前が勝手に引いた線なんだ。 いいか、ナギ。そんなもん、超えていけ。 どんどん超えていくんだ。】 耳が聞こえないナギに線を超えていくためにバイクを教えたお父さん。すごいなぁと思う。 リスクをとっても生き甲斐を与えた。 結果、バイクを乗っていた際の不意の事故でお父さんを亡くしてもバイクをナギは放さない。 バイクによってお父さんの死を超えたのかな。 すごいなぁ強いなぁ。こんな女性に憧れる。

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    投稿日: 2023.01.07
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    ハーレー。ハーレーってかっこいいなぁ。乗る根性ないけど憧れてる。この本読んで余計そう思った。自分で自在に行きたい場所に行って爽快に浴びる風はさぞ気持ちいいだろうなぁ。かっこいいハーレーを乗り回りしてるナギさんはさらにカッコよくて清々しくて本のセリフの通り風のような人だった。 原田さんの作品はバリキャリばかり笑 他の短編も好きだったけど一番良かったのはタイトルのさいはての彼女かな。 どんなことが起こっても好きなこととか頑張ってきた過程があると振り切れたり立ち上がれるのも早いよなと思った。旅っていいなぁ。とか人生って色々あるけどそれでも生きていかなきゃいけないよねとかしみじみ思う内容だった。

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    投稿日: 2023.01.03
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    原田マハ作品は読み終わる頃に、女性が「これから頑張ろう!」と純粋に思える気がする。ナギは自分の感覚を大事に颯爽と生きているのがよかったし、主人公はそんなところに惹かれていい方向に導かれた

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    投稿日: 2022.12.30
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    原田マハの短編集。メールを送る時に「送信ボタンを押しかけて、最後のフレーズを書き直した。」というフレーズが違う編の中で2度出てくるのだけど、どちらもサイハテというバイクと生きる、耳の聴こえない女の子・ナギの出てくる話にて。ナギと関わることで、周りの人たちの言葉選びが、少しの選択が変わっていくところに口元がほころぶ。 原田マハの数ある作品のなかでも、すごく好きな一冊

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    投稿日: 2022.12.27
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     人生にちょっとだけ行き詰った人に読んでほしい一冊。人とのつながりが自分を前に進ませてくれることがあるのだと思わせられる。  情景の書き方が上手で、リアルな雰囲気を味わうことができる。特に「ナギ」エネルギーに満ちた魅力的な人物で、その言動に憧れすら覚えるほどである。さらに、そのようなキャラクターで主人公ではなく、1話と4話の重要人物として描かれているのは、周りを巻き込む人間性を秘めているためだろうか。  

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    投稿日: 2022.12.20