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オリエント急行の殺人
オリエント急行の殺人
アガサ・クリスティー、山本やよい/早川書房
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総合評価

269件)
4.2
106
97
42
5
0
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    「これまでに読んだどの推理小説よりも, こっちのほうがはるかに小説っぽい」 同感だ。まさか,と思った。 冬の欧州をまたぐ豪華列車オリエント急行。 それに乗り込んだ名探偵ポアロ。 案の定,不運にも積雪により列車は止まり, そして男性の刺殺体が発見される。 容疑者は職業・国籍の様々な乗客たち。 掃いて捨てるほどの手がかりと鉄壁のアリバイ, それらに絡みつく乗客たちの”嘘”。 車内で錯綜する証言に灰色の脳細胞が挑む。 「さあ,犯人は誰なのか」 もうじき映画が公開される本作。 後悔したくないのなら今すぐ読むべきだ。 ネタバレは万死に値する。

    3
    投稿日: 2017.12.03
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    このレビューはネタバレを含みます。

    映画公開予定をきっかけに購入。正直、アガサ・クリスティが女性であることすら知りませんでした。誰が犯人なのか最後迄分からず、それもそのはずですよね。まさしく傑作です。

    1
    投稿日: 2017.10.19
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    トリックもオチもなにも知らず、有名だからと図書館で借りて読んだ。 殺人が起きる→証言を聞く→推理をして証言の嘘を暴く→解決 という順番。証言が長い。 正直、このネタはむちゃくちゃで、なんだかバカみたいな話を読んだなと、いう気持ちだ。でもラストの人情味のあるポワロのセリフと、魅力あるキャラクターのやり取りが面白かった。 そして誰もいなくなったと本作しかアガサ・クリスティは読んでいないが、どれも突飛な発想と魅力ある人物という点がにている。

    0
    投稿日: 2017.10.12
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    このレビューはネタバレを含みます。

    不朽の名作を読み直してみようと思い手に取りました。 急行列車の中という閉ざされた空間で起きた殺人事件。犯人にも逃げ場はなく、かと言って警察サイドも応援を呼べるわけではないという舞台設定。 個室の寝台列車という舞台が、時代背景ともあいまって趣があって惹かれます。 犯人について、読者にとってフェアかどうかというのは意見のわかれるところではあるかと思いますが 全く予測できないよう一切書いていないというわけではありませんし トリックがわかってから読み直しても、よく出来ていると感じられると思います。 大胆なトリックはやりようによっては稚拙になりかねませんが 丁寧に上品に描かれています。 ネタバレになりますが ポアロは犯人を見つけ事件を解決したところで終え、警察には事実を伝えず犯人を引き渡しません。 ここは賛否の分かれるところかもしれませんが、被害者を完全に悪人であるとすることで仇討ちの体を取っています。 自分としては、ポアロの人間性を垣間見られる結論だと思うので、好きな展開です。

    2
    投稿日: 2017.08.17
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    あまりに有名なミステリー作品。 でも有名だけど本を読んだことも無ければ映画も見た事がなかったので読んでみれば、結末に唖然… これは確かに色んな意味で名作と言われる意味が分かった。 寝台特急、密室殺人、異文化が交わった高級列車の中で雪降る夜に起こる事件… それだけでムードは満点! 素直に面白かった!!

    0
    投稿日: 2017.08.17
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    推理小説・ミステリは好きではなかったし、避けてきた。読書=娯楽と考えているため、娯楽で頭を使うのは嫌である。私は論理的思考が苦手な人間であるため、考えるのも苦痛だ・・・ そんな理由もあってアガサ・クリスティも例に漏れず避けてきた。以前読んだ『春にして君を離れ』でアガサ・クリスティの素晴らしさをようやく知り、本書は瞬く間に読破した。結末は本当に意外で、どんなミステリ作家でもアガサ・クリスティは超えられないのではないだろうか。 ひとつ難を言えば、翻訳がすこし気になった。フランス語の習慣で「ムッシュー」と連発するのかもしれないが、日本語訳にするときはいちいち訳さずとも良いのではないだろうか。「ムッシュー」が何度も何度も繰り返され、もうたくさん!という気分になった。 私はトルコ大好き人間でもあるし、中東のエキゾチックさが大好きだ。アガサが宿泊し、オリエント急行を執筆したトルコのホテルにもいつか行ってみたいし、オリエント急行の始発駅にも行ってみたい。 もうすっかりアガサ・クリスティに夢中になった私は図書館で彼女の作品を探す日々だ。やはり人気作家、ほとんどの本が貸し出し状態。全作品制覇してみたい。

    0
    投稿日: 2017.06.05
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    初めて推理小説を面白いと思った。 読み始めたら次々に変わる展開に引き込まれ、一日中読み続けてしまいました。 シャーロックホームズを前に読んだとき、横文字の登場人物や場所や事件に、何が何だかわからず、楽しめなくて結局映画を観てから小説を読みなおしたことから、 アガサクリスッティはどうかなと半信半疑だったのですが、読みやすいです。 小学生でも読めるのではないかなと思いました。 ストーリーも話が終わりに向かうことで全貌が明らかになる。 お決まりの形にすんなり謎が解けて、推理小説って本当に読み終わった後こんな気持ちになるのかと感心しました。 またこの作者の本を読みたいです。

    0
    投稿日: 2017.05.21
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    アガサ・クリスティの代表作。映像化もされているが、レトロでエキゾチック な雰囲気は原作ならではの良さがある。  時代物のミステリーでは、アリバイなどの証明は主として参加者の証言を基 にされますが、本作も多分にもれず、いかにも怪しい、もしくは犯人にふさわしくない キャラクターたちが、名探偵、エルキュール・ポワロ氏とスリリングな駆け引きを 繰り広げてくれます。  この作品の魅力は、事件とトリックもさることながら、この時代を生きた人に しかわからない「常識」、例えば「いささか愚鈍なれども、名誉を重んじる 真っ正直なイギリス人が、ナイフで12回も相手を刺すことなど! ありえないと 思いませんか、友よ!」 といった言い回しが各所で描かれていて、現代の読者 には新鮮に見えることだと思います。  少々、皮肉屋のポワロ氏が様々な人種と、階級の人たちが乗り合わせた豪華 寝台特急「オリエント急行」で偶然出くわした殺人事件。  犯人は様々な痕跡を残してはいるが、12人の容疑者たちには、それぞれ決定的な 一手が欠けていて・・・。 ミステリーを読みなれた人でも、ラストの展開は予想し 得ないと思います。  ネタを知ってる人も、一度原作を読んでみることをお勧めしたい作品です。

    1
    投稿日: 2017.04.20
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    [図書館] 読了:2017/4/4 ええええ…犯人も、結末も、「そんなんありかいっ!」て言いたくなるなぁ。

    0
    投稿日: 2017.04.04
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    雪に閉ざされ立ち往生した列車内での殺人事件。 クローズド・サークルものの傑作である。 実際にアメリカで起きたリンドバーグ愛児誘拐事件を物語に取り入れている。 事件にかかわる登場人物は多い。 けれどしっかりとキャラクターが描かれているため混乱することなく読むことができた。 1934年に発表された物語とは思えないほど古さを感じない。 豪華寝台列車という舞台設定、予測できない雪のための列車停止。 被害者である男性客の身元が判明してからポアロの冴えわたる推理が開始される。 最終的にポアロはふたつの推理を示し、事件の依頼者である鉄道会社の重役に判断を委ねている。 法が正しく履行されることによって秩序は守られるはずだ。 けれど、法の網をずる賢くくぐり抜けた犯人は誰が裁いてくれるのだろう。 事件の結末にはいろいろな感想があるかもしれない。 けれどこの物語の醍醐味は推理の過程にある。 会話から真実の糸口をみつけ、事件の真相を導き出していくポアロの推理は本当に見事だ。 時代を経ても面白いものはやはり面白い。

    1
    投稿日: 2017.03.28
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    移動するオリエント急行内で起こる殺人事件と曲者揃いの容疑者たち。意外な事件との関係性と、状況証拠から推察し一人ひとり切り崩していく名探偵ポワロ。そして物語は読者の予想を超える結末を迎える。 『そして誰もいなくなった』程ではないにしろ、設定や構成で度々味わう既視感は、それだけアガサ・クリスティの書き上げた本作が衝撃的で、以後の作品に多大な影響を与えたからである。故にいま読んでも十分楽しめる古典的ミステリーだ。このトリックとラストは当時賛否両論を巻き起こしたのではないかと思うが、批判を恐れぬアガサの独創性と丁寧な細部への描き上げそしてポワロの愛すべきキャラクターが支持する良質な締め括りだと感じる。

    1
    投稿日: 2017.03.27
  • アガサクリスティーの代表作の一つ

    私は列車ものと、この手のトリックも初めてで、運よくネタバレも知ることなく読むことが出来たのでとても楽しめました。 本作は前知識なしで読むことがとても重要だと思います。きっととても驚くと思います。 また、本作はポアロが最初から登場し、事件に巻き込まれる形で登場します。ポアロシリーズを初めて読む方でも違和感なく読むことが出来ると思います。 そして、容疑者の証言を一人ひとり聞いていき、疑問点やはっきりしてきた点を整理していくのでポアロと共に推理していくことが出来て楽しかったです。 あと、アクロイド殺しでもそうでしたが、ポアロの独特な道徳心も見ることができます。 私はそういう面が探偵役が警察官でない価値があると感じ、好きです。

    6
    投稿日: 2017.03.12
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    あまりにも有名なこの本を、読んだことがなかったので。 ネタバレせずに読んだのでとても楽しめました(笑) 結構昔に書かれた本なのに、全く色褪せない面白さ…。 ハマりそうです、アガサ・クリスティー。

    0
    投稿日: 2017.01.21
  • 1934年発表のミステリー

    ポアロもの。 小難しい講釈などはなく、スラスラと読める。 閉ざされた場所での殺人は定番ものだが、この終わり方は驚き。おもしろかった。

    0
    投稿日: 2017.01.19
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    有名すぎるミステリーの傑作ゆえに、何となく犯人を知っていた。知らずに読んだらもっと面白かったのかなと思うと、ちょっと悔しい。 しかしながら、被害者と、殺人の動機やトリックは知らなかった。 その辺りを解き明かす過程がとても面白かったと思う。 つくづくアガサ・クリスティーはすごい。

    2
    投稿日: 2017.01.18
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    アガサ・クリスティの本を読むのは、「そして誰もいなくなった」以来です。 数年前に三谷脚本でのドラマを見てから興味を持ちました。 結果的にはドラマ見る前に読めばよかったかなーと。 でもまあ、本が先なら先で、ドラマ見てもおもしろさが半減したかも知れませんが……。 いろんな国のいろんな名前の人が出てきますが、三谷ドラマの配役をあてはめると理解しやすかったです。 名探偵ポワロさんは、名前はもちろん知っている有名人なので「あなたがポワロさんですか〜」と感動的でした(笑)

    0
    投稿日: 2016.10.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    素晴らしい構成で、最後のシーンなどは劇場にいるようだった。 誰が犯人だろう、って考えながら読んでてまさか全員とは思わないもんなあ

    0
    投稿日: 2016.06.02
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    再読だが、プロットもさることながら、単なる推理小説ではなく、読む人たちの心を揺さぶる小説であったとおもう。

    0
    投稿日: 2016.03.11
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    ミステリーの王道!オリエント急行内で起こる殺人事件。乗員乗客全員に完璧なアリバイがある。この「完璧さ」が実はヒントなんです。 様々な国の人物が乗り合わせているゆえ、言語や文化の違いを多く発見することができ、こういった描写は陸続きの海外ならではだなと感じました。他言語や海外の文化に造詣が深ければもっと細かな点に目をつけ、楽しむことができるのではないかと思います。 そして最後にポアロが謎解きをするのですが、終わり方には色々な意見があると思います。犯人はまさか予想した通りでした…

    0
    投稿日: 2016.02.27
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリーの王道ですね。読んだことあったけど、内容を忘れていたのもあり、再び読んでもおもしろかった。 こういう外国の小説読むと、いろんな国の人達の特徴が書かれていてそれも楽しみのひとつ。 そして、オリエント急行と言えば、国と国を通り抜ける列車なので、スケールが大きい。 ミステリーとしてももちろん面白い。

    0
    投稿日: 2016.01.22
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    ◎夜行急行の中で起こる殺人事件の犯人は? オリエント急行で殺人事件。偶然乗り合わせたポアロは、容疑者を探すがみなアリバイがあり容疑者がいない・・・?そこで見抜いた真実とは。 列車の中でこんなにもいろんな事実をつなぎ合わせ関係者をあぶりだすポアロの明晰な推理力に感服。 トラベルミステリーの元祖かどうかわかりませんが、2015年の年初に三谷幸喜が脚本を書いた日本版オリエント急行の殺人を見た後だと、演者が目に浮かび外国文学のはずなのに日本の物語みたいに読みました。

    0
    投稿日: 2016.01.16
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    小学生の時に読んだときは、たくさんの人が複雑に出てきたので混乱しながら読み終え、感想「なんかすごかった」と、嵐のような印象を受けました。 大人になって読み込むと、相変わらず登場人物の思惑が嵐のように渦巻いている印象を変わらず受けます。でも、その一つ一つの感情の機微から人物が浮かび上がり、それぞれに愛おしさを感じることができました。 年を経て、自分自身に経験が積まれたからでしょうか。 繰り返し、読んで検証したい作品です。

    0
    投稿日: 2015.12.20
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     トリックが有名なミステリだと解説にも書いてあったけど私は一切知らなかったので、新鮮な気持ちで驚くことができた。ワンシチュエーションものが好きな私にとっては、オリエント急行の車内だけで事件も推理も展開されていき、じょじょに真相に迫っていくのが閉鎖的でスリリングで好み。ただ、トリックの衝撃もさることながら最後の最後のオチも私には衝撃で、それについて考えさせられる余韻のあるお話。

    0
    投稿日: 2015.12.20
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    洋モノは困ったことに名前が覚えられないことがしばしば。本作も然り。 日本人名だったら、もっと頭に入ってくるのか、登場人物が多いから覚えられないのか。そのミステリも解いてはくれぬか、ミスタ・ポアロ!

    0
    投稿日: 2015.11.17
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    【あらすじ】 列車内で1人の男が殺された。しかし、列車には誰も乗り込んだ形跡がなく、乗客には全てアリバイがあった。 【感想】 最後まで読むと非常によく組まれた作品であると感心した。結末としては、一つの選択肢として想像できたが、そこに至るまでの推理が素晴らしい。全てのことに理由があるということに納得せざるを得なかった。

    0
    投稿日: 2015.09.27
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    オチは割と有名なのか、読む前から犯人知ってたんだけど、 (この表現が適切ではないだろうが…) それでも読み終わると憑き物が落ちたかのような爽快感がある。

    0
    投稿日: 2015.09.23
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    各国の人々が乗り合わせる列車内で起きた殺人事件に、名探偵ポアロが挑む。 人々の国による個性が出ているのが「欧米」でくくってしまいがちな日本人の私には面白かったです。

    0
    投稿日: 2015.08.28
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    久しぶりに読んだクリスティの小説。有名どこしか知らないけど、やっぱり面白い! 真冬のオリエンタル急行は、満員だった。季節外れの時期にして珍しい。名探偵ポワロは、予約はとれなかったが、鉄道会社の重役の友人のおかげで乗ることができた。 列車には、様々な国籍や様々な人が乗りあわせていた。そして、老紳士の遺体が見つかり、警察が踏み込んで来る前にポワロは事件解決に乗り出す。 この物語の背景には、実際にアメリカで起きた悲しい殺人事件が関係している。乗り合わせた乗客が疑われるが、怪しい男女を見たという証言やポワロ自体が怪しい人物を目撃している。 二度目の読了で、結末は分かっていたけど、もう1回読みたかった。何年も前に読んでいて、結末にえーっ!と驚いたことは覚えてる。だが、何度読んでも人物の関係性が分からなくて、頭が弱いことが判明する…もう1回読もうかな。 2015.6.28 読了

    0
    投稿日: 2015.06.28
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    この本のネタバレをまったく知らずに読むことのできる人は幸せです。しかし、ネタバレを知っていても尚、この作品には魅力があります。豊かな人物描写、そしてなんといっても終盤のカタルシス!これほど「ざまあ!」と言いたくなる殺人もないものです。 それにしても、作者は睡眠薬というものをあまりに便利に考え過ぎではないでしょうか?(笑

    1
    投稿日: 2015.04.01
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    フジテレビで先にドラマを見てしまった、、、 が、それでもおもしろい! 登場人物の嘘が含まれた証言から、段々と事実が浮かび上がっていく。 終わり方も秀逸です!

    0
    投稿日: 2015.03.28
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    今年第1冊目(洋書を除く) 特別ドラマで三谷幸喜脚本のオリエント急行殺人事件を見て、面白かったので読む事にしました。 が…、この手の作品を、流れも結末も知った上で読んでも面白くない(^^;; 三谷幸喜脚本の脚色の仕方の面白さに気付くぐらいで(^^;; ドラマを見ずに読んでいたら、面白かったのではないかと思うので、評価は付けるのをやめました。

    0
    投稿日: 2015.02.02
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    様々な身分や国籍の人が乗っていた豪華列車オリエント急行が舞台。大雪で立ち往生していた列車の中で起きた密室の殺人事件。これを名探偵ポアロが解決する。 20数年ぶりに読んだが、古典的な「ザ・推理小説」って感じで、トリックに凝っている。 12人の容疑者のキャラが弱いように思えたが、名探偵ポワロの推理の過程が独創的で、独特な雰囲気が魅力を感じさせた。 先日、三谷幸喜脚本でドラマがあったようだが、様々な国籍の登場人物を、日本人だけでそのように演出したのか是非見てみたい。

    0
    投稿日: 2015.01.30
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    『アクロイド殺し』を読んでいて思い出したのだけれど、唯一今までに読んでいたアガサ・クリスティーがこれだ。 読み終わったのは10年くらい前だけれど、未だに結末にびっくりしたのを覚えている。またいつか再読したい。

    0
    投稿日: 2015.01.30
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    古典ともいうべきミステリーを恥ずかしいながら初めて購読。 読んでいて、古さを感じさせない設定や心理描写がやはり名作。 東野圭吾などの流行りの作家もいいが、その分野の世界の名作は読まなければならないなと改めて実感。

    0
    投稿日: 2015.01.12
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    40年ぶり(!)の再読。 今読むとトリックの斬新さよりもラストのポアロの決断の方がショッキングだったりする。 80年前はこれが正義だったわけだ。

    0
    投稿日: 2015.01.10
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    オリエント急行の中で訳あり風の男が殺された。車内の誰が犯人かをポアロが推理する。 密室内で特徴溢れるキャラクターが次から次へと登場し、舞台劇のような雰囲気。読みやすい訳で結末までスラスラと読むことができた。 表紙のポアロがイメージとだいぶ違うのが残念。

    0
    投稿日: 2014.11.21
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    大雪に閉ざされた寝台特急で起きた殺人……とかまぁ、今じゃコテコテな感じがするけれどもそういう舞台は嫌いじゃない。ただページも半分を越えて読み進めるうちに「もしかして犯人はアレじゃないだろうな……いや、まさかな、アレでなければいいが……」と思っていたものが見事的中してしまって、最後まで読んでそれ以上でも以下でもないことが分かるとガッカリしてしまった。 レイモンド・チャンドラーはこれ読んで「こんな答えには、非常に鋭い知性を持った人が目をまわすこと、請けあいである。間抜けにしかわからないことだろう」と言ってのけたらしい。 どうも、間抜けです。

    0
    投稿日: 2014.10.02
  • クリスティーの孫が語る、本作品の魅力

    ストーリーのおもしろさ故に見逃してしまうものがある。 クリスティーの孫であるマシュー・プリチャードが『オリエント急行の殺人』によせてという文章の中で次のように指摘している。 ・・・(前略)しかし、『オリエント急行の殺人』は違った意味でクリスティーの典型的な作品のひとつです。それは、抑圧された人々ー下僕や労働者、遺跡発掘現場での作業員といった人々への共感であり、社会正義への配慮でありました・・・(後略) この文章、本電子書籍では、目次の前に置かれているので、まず目に入ることだろう。 「列車での密室殺人」という旅に出かける前に、是非、じっくり読んでほしい。 それから、本文に移ってみよう。 オリエント急行の出発駅はイスタンブールだが、実は、物語はシリアのアレッポから始まる。 冬の朝5時のアレッポの風景は? そこにどんな人がいるのか? ストーリーを知っている人も、知らない人も、序文を読んでから本編を読むと、 普通なら見落としがちの、しかしクリスティーの描きたかったもう一つの世界が見えてくるだろう。

    3
    投稿日: 2014.09.14
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    アガサクリスティの本はこれが初めて. 難しそうだと思ったが,スラスラ読めて,ひたすら次の展開が気になる内容だった. 主人公の探偵の性格が非常によく描写されていて,楽しかった.

    0
    投稿日: 2014.08.01
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    アガサ・クリスティ、『オリエント急行の殺人』を読了。 国籍も身分も様々な乗客が乗り込んでいた豪華列車オリエント急行で、老富豪が死体となって発見される。偶然乗り合わせたポアロが調査を開始するが、全ての乗客には完璧なアリバイが…。列車内のクローズド・サークルものである。 探偵ポアロが地道に10人以上から証言を聞き集め、徐々に推理をまとめていく。 読んでいく内に一部の証言が嘘だと思えてきて、誰が事実を言っているのか混乱した。嘘の証言が一部どころではないかもしれないとも思えてくる。 犯人はかなり意外だった。予想の範疇を超えていたというか…。 あまりに予想外だったんで、それってアリ?とか思ってしまった。 確かに段々そんな雰囲気にはなってはいたのだが…。証言の矛盾に気付き、謎が解けた人なんているのだろうか?いたら賞賛に値する。

    0
    投稿日: 2014.07.26
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    アガサクリスティは初めて読んだ。ミステリは興味ないとおもっていたけど面白かった。まさかの結末に驚いた。

    0
    投稿日: 2014.06.10
  • ミステリーファンには避けては通れない

    推理小説としてのおもしろさは言わずもがな。密室+時刻表トリックが散りばめられ、読み応えあり。後半できすぎの印象があるが、ミステリーファンには避けては通れない一冊。

    3
    投稿日: 2014.05.15
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    豪華な列車とそれに見合った上流階級の人々がいて、その上雪につっこんで人の出入りができない閉ざされた空間が作り出されて、この状況に高まるのを抑えられません。 まず最初に事実と証言が述べられていることで、私も物語に入り込んで必死に何が真実なのか考え込んでしまいました。ポアロと一緒になって考えることができるので、最後までドキドキワクワクをいっぱい感じることができます。結末が楽しみで、思わずページをめくる手がとまらなくなってしまいました。 最後も、殺人という物語に対しての素敵な終わり方だったと、私は思います。

    0
    投稿日: 2014.05.15
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    このレビューはネタバレを含みます。

    事件は、オリエント急行乗る前から始まっているんだろうなと思うが、まだ序盤。 とあるキャラクターはフラグ建てちゃうから……あっけなく死んでしまう。 そういうこというのが大抵ミステリーだと本当に死んじゃいますよね。いや、そういうほうがむしろ作品としては作りやすい気もしますがね。 死んだキャラクターが『誰……?』になるよりも、『あぁ、そういやそんなことを』の方が印象に残りやすいです。 『じゃぁね』 という金髪ツインテールが死んだ。 『私先帰るから、あとよろしくね』 という金髪ツインテールが死んだ。 だと、後がありそうな後者の方が危険性がある感じが個人的にはします。

    0
    投稿日: 2014.04.19
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    オリエント急行で殺されたのは誰もが恨やむ極悪人。 12人の容疑者。 彼らの証言により複雑になっていく事件。判れば判るほど増す不可能性。あちらを立てればこちらが立たない。 全ての矛盾を解消し、一本の道筋を示すためポアロが取った解答とは。

    0
    投稿日: 2014.03.10
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    作品名も作者もそしてポワロもよく知ってはいたものの、内容を分かっていなかったので、TVドラマの録画を見るのを我慢して、先に本を読みました。 事件のモチーフの一つが実在の出来事であったことに驚きました。証言を集めて、灰色の脳細胞で次々と推理していくポワロのスタイルが冴えわたっていて痛快でした。状況証拠からのアリバイ崩しもあってそれもなかなか楽しかったです。ある人の「陪審員の…」言葉で、なんとなく分かった犯人像が決定的になったことが忘れられません。 オリエントエクスプレスに乗って実際に現場を確認したいものです。

    1
    投稿日: 2014.03.10
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    アガサ・クリスティー生誕120周年(新訳)として購入してから早2年^^;ようやく終着しました。 1933年に書かれた物語。真冬の欧州を走る豪華列車オリエント急行。初のポアロ探偵シリーズ。ミステリの魅力が詰まった永遠の名作です。

    0
    投稿日: 2014.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    <ネタバレ有り> ++++++++++++++++++++++++++++++++ 雪で停滞中のオリエント急行の中で起こった殺人事件。乗客の証言を元に検証していく過程が丁寧に描かれているので分かりやすくて読みやすかった。クリスティの本が翻訳嫌いにも読みやすいのは訳者のおかげかなと思ったけど、そもそも元々の文章が読みやすいのかもしれない。 別作者の古典的ミステリを読んだときも思ったのですが、それぞれの国の国民性や言語の違いが推理の重要な鍵になっているのも興味深い。 ポアロの推察については何でそれ座って考えてるだけでわかったの???と思わないこともなかったけど、読み終わってみたら気にならないくらい面白かった。殺されて当然な人間が殺されて探偵もそれを黙殺する、という展開に、悪は裁かれるべきというクリスティの主張が透けて見える。 ミステリの暗黙の了解に囚われている人ほどやられた感を味わえる作品だと思いました。別作品でネタバレされる前に読めてよかった。アクロイド殺しの方も早く読んでおこう。

    0
    投稿日: 2014.02.02
  • まだ読んでないんですか?

    イスタンブル発カレー行きのオリエント急行に乗り、ヨーロッパへの帰途につくポアロ。様々な職業、国の出身者が乗り合わせたその車中で、刺殺死体が発生します。しかし、乗客全員にアリバイがあったのです…。名探偵ポアロは、二つの答えを導き出す。 『そして誰もいなくなった』と並ぶアガサ・クリスティーの名作中の名作。世界各国の人びとが乗り合うオリエント急行という密室で起こった刺殺事件。名探偵ポワロシリーズの8作目の本書。1作目から戻って読みたくなること間違いなしです。

    4
    投稿日: 2014.01.21
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    ミステリ小説に完全犯罪はありうるか?その答えがこの小説にある。僕はあると思います! トリックはそこまでか!と言う感じ。本というものの評価は期待値と実際のギャップによって決まる。恋愛小説と思って読んだらスプラッタ、親友が死んだように見えるけど実は生きてるんだろうなと思ったらやっぱり生きてた。こういうのは期待値とギャップがありすぎる・なさすぎる興ざめの形。なにか一捻りがあると満足感があがるよね。まぁ逆に言えば期待値をうまく設定できればどんな本でも楽しめるはずなのだけど…そこまで訓練はされてない。 話が逸れた。この小説はそういう意味で裏切ってくれたので非常に満足した。実はクリスティによく訓練されてるのかもしれないけど…ならばこれも完全犯罪か笑

    0
    投稿日: 2013.11.01
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    豪華列車オリエント急行の中でおこった殺人事件。誰が犯人か当たりをつけながら読んでいたので、最後の結末にビックリ!乗客たちの証言にまんまと騙されましたσ^_^;

    0
    投稿日: 2013.10.11
  • 犯人は…

    全くの予想外、想定外。 最後のポアロの行動はなるほどなぁ、と。

    2
    投稿日: 2013.10.05
  • 驚愕の真実!

    あらすじ オリエント急行で殺人事件が起きた。状況からみて犯人が列車内にいることは間違いない。証拠も多く、ポワロも最初は解決を容易だと考えたが・・・ 推理小説には途中飽きてくる作品も多いですが、この作品には全くそういう事がありません。個性ある人物としっかり作られたストーリーにより最後まで一気に読んでしまいます。 そして、最後に明かされる驚愕の真実には驚かされること間違いなしです。 まだ読んだことのない人はトリックを何かの機会に知ってしまう前にぜひ読んでほしい一冊です。

    2
    投稿日: 2013.09.29
  • 綿密に練られた、大胆な真相

    **************************************************************************************************************** (あらすじ) 中東での仕事を終えた探偵エルキュール・ポアロは、ヨーロッパへの岐路にて、イスタンブール‐カレー間を走る豪華列車『オリエント急行』内で、殺人事件に遭遇する。 被害者はアメリカ人の老人サミュエル・ラチェット。彼は、自室のベッドの上で身体を無数に刺された状態で発見された。浮かび上がった容疑者は同車両の客と車掌合わせて13人。果たしてポアロはこの事件を解決へと導くことが出来るのであろうか。 **************************************************************************************************************** 事件前に遭遇する登場人物の言動や不可解な出来事や、事件後の捜査によって明らかとなる証拠、証言、動機、アリバイ、そして犯行時刻、現場設定はどれも綿密に練られており、まさに推理小説の王道。 ところが、犯人、トリックの種明かしはかなり大胆、意外な結末。 全ての情報は与えられてますが、本気で犯人探しをすればするほど迷宮入りし、明かされる真実の意外性を楽しめる事請け合いです。

    1
    投稿日: 2013.09.24
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    このレビューはネタバレを含みます。

    【Impression】 犯人は1人、もしくは共犯者がいたとしても2人か3人、というのがいかに固定観念化されているか。 この結末の仕方も、勧善懲悪な面が入っていて、複雑というか、ちょっと今とは時代が違うから何とも。 今のアメリカであれば、きちんと処分されていたであろうから。 いやー、これはおもろい。 最後に一気に解決していくのも爽快 【Synopsis】  ●オリエント急行に、季節にはずれにも関わらず寝台車は満席となっていた。そして雪によって停車した車内で殺人事件が発生 ●死亡推定時刻における乗客のアリバイは完璧。しかしその形は不思議と、見知らぬ同士であるはずなのに、互いにアリバイをカバーしあうという形だった。 ●そんな折、殺害された男が以前アメリカで発生した事件の首謀者であることが判明。これがきっかけとなり事件解決へ向かう。 ●そして遂にポアロによって犯行の全貌が明らかになる。

    0
    投稿日: 2013.09.23
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    このレビューはネタバレを含みます。

    だいぶ前に、「そして誰もいなくなった」を読んで以来の、アガサクリスティは2冊目。 ラスト、ドラマの相棒とかだと、こうは行かないよなあと思ったけど、僕はこのラスト、好きです。 クリスティの優しさを感じる作品でした。

    0
    投稿日: 2013.07.01
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    なぜか映画を(テレビで)見たことがあったので結末は知ってました。 知っていてもなお面白い、というのも良作の条件の一つだと思います。 通常のミステリーとは一線を画す作品。それがこの「オリエント急行の殺人」だと言えます。 中学生か高校生だった頃。 ミステリー小説を読んでみよう、となった時、エラリー・クイーンやコナン・ドイルなど幾つか読んでみて自分にしっくりとあったのがアガサ・クリスティーでした。 海外の小説だから翻訳の影響もかなりあったとは思うのですが、クリスティーの小説は見事にハマりました。 ただ小説で読む時、なぜかポアロは敬遠していました。 ミス・マープルの作品は好きで何度も読み返したりしていましたが、エルキュール・ポアロ物にはなかなか手を出しませんでした。 ポアロの代表作である本著もそのなかの一つです。 ミステリー好きを自称するなら是非一読しておくことをお奨めします。

    0
    投稿日: 2013.06.20
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    海外のミステリー小説としては、一般的にみてこの作品がアガサクリスティの中では1,2を争う有名作品ではないだろうか。本作品はいわば死刑台列車での旅においてポアロが推理していく作品である。本作はアメリカのとある殺人事件がキーとなっている。キーとなる発言は作中の登場人物であるイギリス人のアーバスノット大佐の発言を注視していれば、大まかな犯人の人数が分かってくる。

    0
    投稿日: 2013.05.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ちょうど渡独前、「名探偵コナン」において重要(だとうたわれている)事件が連載されてまして、その事件が「オリエント急行殺人事件」をモデルにしている、とのことでした。 この背景をふまえ、「オリジナルってどんな感じだろう?」と興味を持って購入しました。 さまざまな国の人物が登場します。それぞれの国民性について書かれた描写が多いので、当時の(作者目線からの)国際状況等を知る上で参考になるかも。 あまりにもなじみのない名前が多くて (しかもカタカナでかいてあるし)、あまりストーリーに集中できませんでした。ミステリーの女王様、すみません。

    0
    投稿日: 2013.05.12
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    家人の本棚より引っ張り出して読んでみたところ、実に昭和54年刷(320円)!バーコードもなく、便宜的に新しい版でブクログ登録するけど、訳が大仰で字が小さく逆に色々新鮮だった。ラスト見逃しちゃうあたりポワロいいのか?と思わなくもなかったけど、古典的な謎解きベースの推理小説で微笑ましく読めたかな。後書き読んだら、自分が読んだ版が出版された際にはまだアガサクリスティが存命で創作活動もしていたらしく、これが1番驚いた。

    0
    投稿日: 2013.04.10
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    このレビューはネタバレを含みます。

    最後の最後まで、この小説が何故名作と言われているのか分からなかった。 正直退屈とすら思っていた。 推理にカマかけがあるような気もしないでもなかったが、この発想は(逆に)盲点で名作といわれる理由がわかったきがした。有名なクリスティーがこれをやったから許されるわけで、名前の知られてない人が出してたら全く問題外の作品だったのかなとも思う。

    0
    投稿日: 2013.03.10
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    http://picchuko.blog.fc2.com/blog-entry-1061.html http://picchuko.blog.fc2.com/blog-entry-1062.html

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    投稿日: 2012.12.18
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    【印象】 とある探偵が偶然乗り合わせた長距離寝台列車が積雪で立ち往生。 そこには様々な国籍の乗客がおり、そのうちの一人が刺殺死体に。 犯人は一体。 結末に納得がいくかは人次第ですが、多くの人におすすめします。 【類別】 小説。ミステリです。 【書き表し方】 適度に読み易いものでした。

    0
    投稿日: 2012.12.16
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    国も風貌も違う、「たまたま同じ列車に乗った」乗客たちが巻き込まれた殺人事件。 初めは小さな染みのような疑問が散見されるだけだが、主人公によって、物語が進むと共にそれぞれは繋ぎ合わさり、驚くような結論に行き着く。 まさに「やられた!」という感じ。 でもそのオチはズルい。

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    投稿日: 2012.02.19
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    このレビューはネタバレを含みます。

    久しぶりのポワロ作品! よかったですね~最近戯曲しか読んでなかったから凄くよかった気はするんだけれど、アクロイドは超えられないのが惜しい(笑) 全員にアリバイがあるということ、こんなのクリスティーしか考えられない作品だと思う・・・

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    投稿日: 2012.01.23
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    すんなりと名前が覚えられないので海外作家ものは読んでいなかった。 手始めにと有名王道どころを選んで読んでみた。 こんなにステレオタイプで判断してよいのかと思ったが 最後は納得できる推理が展開されたので結末には満足できた。 ただ、ポートピア連続殺人事件のようにあまりにも有名すぎて 結末を知った状態で読んでしまったので感動は薄かった。 記憶を消して読みたかった。

    0
    投稿日: 2011.09.08
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    このレビューはネタバレを含みます。

    ミステリー好きと言いながら、王道を読めていなかったので初めてアガサ作品を読みました。 海外作品は翻訳者によって内容の理解度が違ってきますが、この訳は非常に分かりやすいです。 ただ、分かりやすいのはいいですが、現代風に訳してあるため、現代小説に慣れた人向けな感じがし、文章を楽しむよりは内容をそのまま読みたいって人向けの翻訳です。 内容の感想としては、えーーーといった感じです。 その手があったかと感心してしまいました。 ある程度ミステリーを読み慣れている人のほうが面白いと感じると思います。 ただ、人によってはこの結末は納得できないかも・・・。 現代としてはそれほど目新しい手法ではないかもしれませんが、当時としてはかなり型破りな結末だったと思います。

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    投稿日: 2011.08.16
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    途中で犯人が分かったのであまり楽しめなかった。 読み物としてはそれなりに面白かったけど、なんか消化不良。

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    投稿日: 2011.06.14
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    このレビューはネタバレを含みます。

    エルキュール・ポアロ・シリーズ  オリエント急行内で起きた殺人事件。12か所刺された被害者の正体はアームストロング大佐の娘を誘拐し殺害した犯人カセッティ。崩壊したアームストロング家の関係者が載るオリエント急行。乗客たちの証言内容に隠された秘密。ポアロの下した結論は?

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    投稿日: 2011.05.06