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西尾維新, VOFAN / 講談社 (118件のレビュー)
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総合評価:
ゆきおんな
9
マルチタスク
今日子さんの早く的確な仕事ぶりが光るお話が満載でした。 ドラマとはキャストも結末も違っていて、いい感じです。最後まで読まないとタイトルの意味が分かりませんでしたが、こちらもとっても気持ちの良い終わり方…でした。 続きを読みたいと思いますが、ページ数の割にお高いのが少々気になります。続きを読む
投稿日:2016.02.05
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つたもみじ
6
シリーズ第二弾
シリーズ第二弾。連作中篇と見せかけた長編。最速の探偵にして、一日の記憶は寝てしまうとリセットしてしまう忘却の探偵・掟上今日子。美術館で警備員を勤める青年・親切守の巻き込まれた絵画を巡る事件。ある絵の前…で必ず立ち止まっていた美女(今日子)が、或る日を境にその絵に見向きもしなくなった。また或る日、激昂した老人がその絵を額縁ごと叩き壊す事件を起こす。前作はテンポ良く読めたのですが、今回は冗長さというか回りくどさを感じた。お金への執着度が増しましたね、今日子さん…。続きを読む
投稿日:2015.08.30
らくだ
4
顧客は一人だけじゃなかったんだ。
シリーズ第2作。 今回は長編でした。 今度は、警備員をクビになった親切さんのお話です。 あ、今日子さんのお客さんは、一人だけじゃなかったんですね。 ストーリーは面白かった。 このシリーズは1日で解決、…が信条なのだけど、 全然間延びしてなくてスゴイなぁ、と思いました。 ただ、結末は割とあっさりしていて、もうちょっとひねってあったほうがいいかな? でも、ひねったら1日、っていうのに対してボリュームがありすぎなのかな? どうして、推薦状なのかは、ほう、そういうことか、と、思いました。続きを読む
投稿日:2016.05.28
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3
パズル
短編集だった第一巻からうって変わって長編です。登場人物に関しても、一巻で今日子とならぶメインキャラだった厄介があっさりリストラされてしまいました。事件を引き寄せる体質って、好きな設定だったんだけどなあ…。ただし、今日子さんはホームズにおけるワトソンみたいな狂言回しが必要なタイプの探偵なので、厄介の代わりに親切守というキャラが登場します。あまり癖のないキャラです それと、剥井陸という重要なサブキャラクターが出るのですが、彼は面白いですね。学校にも行かず鉛筆で絵ばかり描いている、小生意気で鋭い小学生です。戯言シリーズで後にどんどん膨らんでいった(とはいえ、自分はそれらの作品群をまったく読んでいないのですが・・・)零崎人識を彷彿とさせます。この子もシリーズに関わってくれたらいいなあと思います。 あいかわらずミステリーはよく分からない自分ですが、本作はタイトルを含めて最後にパズルがかちんと合う構成になっておりまして、そこは好きでした。うん、なかなか面白いと思います 本作の中心人物は和久井ですが、額縁師なんて始めて知りましたね。彼の性格や。事件の舞台のビルディングの成り立ちなど、なかなか面白かったです 全体的には読んで楽しい作品でした。万人にお勧め出来ると思います ところで、後書きによると ・今日子の過去はまだ設定出来てない ・前回は短編集、今回は長編だったが、また短編や中編もやりたいね だそうです。厄介も再登場して短編集などもあるかもしれませんね続きを読む
投稿日:2015.04.26
とよ
推薦状の訳は最後までのお楽しみ
掟上今日子第2弾でしょうか。 睡眠の前後で記憶がリセットされてしまう、忘却探偵の活躍がスピーディーに展開されます。 今回のパートナーは、前回の厄才さんから親切さんに変わります。元警備員の親切さんと前作…とはちょっと異なる掟上さんは事件を解決出来るのか? タイトルの推薦状の意味は最後にひもとかれます。お楽しみに。 続きを読む
投稿日:2015.10.24
ホウトー
2
「推薦」に関わるあれこれ
美術品をめぐって巻き起こるいくつかの事件を、その日の記憶の全てを睡眠と共に忘れてしまう忘却探偵が「最速」で事件を解決していく話。また、今回は「推薦」されることが、いくつかの場面で、いくつかの方法で行わ…れ、ひとつの鍵となっています。 だいたい、3時間半くらいの読書時間でした。 西尾維新の作品としては、万人受けするという点で普通の作品です。特徴的な描写については、今までのシリーズに比べれば鳴りを潜めています。ミステリーではありますが、読者としてはヒントが少なく、解決編に入るまでに謎が解けるように書かれているとは思えません。とはいっても、ミステリー好きにはお勧めです。もちろん、西尾維新好きにもお勧めです。続きを読む
投稿日:2015.05.16
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amazara4
このレビューはネタバレを含みます
読みやすさの極み。 そこまで深刻な展開はなく、でも引き込まれる謎解き。 額縁作家って考えたことなかった、今日子さんにとっては2億の作品の価値が額縁を変えることで200万円まで下がっていたが、そこまで影響するものなのだろうか。アーティストの視点を取り入れた本作も面白かった。
投稿日:2022.12.25
Yuki
眠ると記憶がリセットされる。 他に類を見ないと思われる特異な設定の探偵、掟上今日子が事件の謎を解く、忘却探偵シリーズの二作目です。 語り手が前作と変わっていたのに驚いたのですが、全ての出会いが一期一…会と言っても過言ではない忘却探偵には、寧ろ自然なのかもしれませんね。 ただ、今回の語り手は台詞一つに対しても内面の思考の描写が多く、それが時に冗長に感じてしまいました。 もう少しコンパクトに纏めても良かったように思うのですが。 でも、謎めいた探偵の言動を考察し、その素顔を垣間見ようとすること自体は面白かったので、続編も楽しみにしています。 続きを読む
投稿日:2022.11.26
佐賀大学附属図書館(本館)
佐賀大学附属図書館OPACはこちら↓ https://opac.lib.saga-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB1852580X?caller=xc-searc…h続きを読む
投稿日:2022.11.01
たるお
美術館警備員、親切守(おやぎりまもる)という新キャラ視点で掟上今日子の活躍が描かれる。1日で記憶をなくす設定はそのままに、本作では額縁匠の傷害事件の謎を解く。 前作を読まずに、本作から読んでも大丈夫なシリーズ構成になっている。逆に言えば本作を読み終えても特に今日子さんについて大きな進展があるわけでもないのが少し物足りない。 とはいえ、エンタメ作品として安定のクオリティで楽しめた。推理やトリックを楽しむというよりは、鋭い今日子さんと、翻弄される主人公とのやりとりを楽しむ類のエンターテイメント小説だと思います。
投稿日:2022.09.09
夏目ひつじ
連続した全3編の物語。前作の内容を知らなくても楽しめる構成となっており、隠館厄介から親切守へワトソン役が変更されている。子供でも楽しく読める親しみやすい作品だと感じます。
投稿日:2022.02.15
watawata-knoppix
図書館で書籍版を借りる。 前回の備忘録からの登場人物が出ないのは意表を突かれた。 一冊ごとに関わる人間が変わる。その一冊には複数の事件があるので初日で紹介、それ以降はその縁で別の日の京子さんが推理。そして一日ごとに記憶リセット。 親切守(おやぎりまもる)。名前が覚えにくい。毎回出るたびに「しんせつさん」と読んでしまう。 よく考えてあると素直に思う。どんな意図で絵を描かせていたかが、最後まで全く分からなかった。
投稿日:2021.07.25
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