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らくださんのレビュー
いいね!された数490
  • ラストナイト

    ラストナイト

    薬丸岳

    実業之日本社

    読み終わって思わず涙がこぼれました。

    面白かった。 事前になにも情報を持っていなかったので、 あ、テーマはこういうことなのか…と途中で気づきました。 確かに、題名は???でしたけど。 薬丸岳さんは、つらい境遇を受け入れて生きる男の人を描くのが上手ですね。

    6
    投稿日: 2017.01.05
  • 掟上今日子の遺言書(単行本版)

    掟上今日子の遺言書(単行本版)

    西尾維新,VOFAN

    講談社

    厄介さんの情けなさと、今日子さんの男前さを楽しんで読みましょう!

    厄介さんが再登場。 相変わらず、厄介さんでした。 少女の自殺の謎を探るのが今回のテーマでしたが、けっきょく曖昧に終わりました。 つまらなくはなかったけど、いつもそうですが、今日子さんのキャラが面白くて読む感じですね、謎解きには期待しないほうが楽しく読めると思われます。 次回作も今日子さんの楽しさを期待します。

    3
    投稿日: 2016.09.21
  • おとりよせ王子 飯田好実 7巻

    おとりよせ王子 飯田好実 7巻

    高瀬志帆

    コアミックス

    全巻読んでました。

    面白いんです。 終わっちゃったんですね、残念。 飯田君が、社会人として成長しました~、って感じで終わっているのは、とってつけたようでちょっとアレですが、 おとりよせ情報は、最終話にマンガ肉をもってくるあたり、とてもいいです。 おとりよせの情報は完全保存版ですね。

    3
    投稿日: 2016.09.03
  • マチネの終わりに(文庫版)

    マチネの終わりに(文庫版)

    平野啓一郎

    コルク

    不完全なところも見たかった。

    40代の恋愛がテーマ。 主人公の二人とほぼ同世代なので、パートナーへの愛は冷めても子供への愛情は冷めない、とか、心というかメンタルが思わしくないときは、刺激よりも癒しのほうが必要なのはそうだろうな、とか、やっぱり人生で一番好きだった人のことは忘れることはできないなぁ、等々、理解できるところは思った以上にあった。 でも、この主人公の二人、美しくて才媛な女と、天才ギタリストの男という、あまりにも完全すぎて嘘っぽいというか、一昔前の話っぽく感じてしまった。 まぁ、そのせいでいらぬ嫉妬を受けるわけだし、つまらぬ横やりが入って遠回りをするわけですが。 二人が完全なので、ギタリストの妻になった女のした行為にあんまり苛立たなかった。 この二人が感情的に怒ったり、苛立ったりしている様子が見たかったかもしれません。

    6
    投稿日: 2016.08.28
  • 山登りABC 山ごはんの基本とレシピ

    山登りABC 山ごはんの基本とレシピ

    ワンダーフォーゲル編集部

    山と溪谷社

    なるほどなるほど、なレシピがいっぱいです。

    山歩き、といっても近場の日帰りばかりですが、そのときちょっと料理したいな、と思って購入しました。 無塩のそうめんをゆでて、そのままフリーズドライのスープを入れて、スープそうめんの出来上がり!! など、簡単でおいしそうなレシピがたくさん載っています。 あくまでも山で作る料理のレシピ本ですが、家での手抜き料理にも使えそうで助かります。

    3
    投稿日: 2016.08.17
  • 刑事の約束

    刑事の約束

    薬丸岳

    講談社文庫

    ドラマの続編やらないんですかね??

    椎名桔平さんの夏目刑事、また見たいです。 夏目刑事シリーズの短編集。 5つのお話があります。 私が好きだったのは「被疑者死亡」 なんだか最後に救いがあるような気がしたので。 その他の話も面白いのですが、絶望を感じさせるストーリーがチラホラ。 ハッピーエンドでなくてもいいんです、でも、読んだ後、ちょっとホンワカしたいんです。 心に傷を負った夏目刑事に微笑んでもらいたいのです。

    5
    投稿日: 2016.08.17
  • 掟上今日子の挑戦状(単行本版)

    掟上今日子の挑戦状(単行本版)

    西尾維新,VOFAN

    講談社

    今日子さんのキャラクターの魅力!!

    今回は短編が3つでした。 いつものことですが、トリックとかあんまりないのです。 だから、読み終わってもあんまりすっきりしない。 ただ、今日子さんの忘却探偵という設定とキャラクターの面白さで引っ張ってるんですよね。 まぁ、それでも最後まで、さらには次の本も読みますよ。

    3
    投稿日: 2016.08.06
  • ワカコ酒 7巻

    ワカコ酒 7巻

    新久千映

    月刊コミックゼノン

    ワカコの魅力

    実は、全巻持っています。 酒飲みの私には、続きが出るのが待ち遠しい漫画の一つです。 ワカコ、いつも軽めに店を切り上げられるのがエライ! 私だったら、ダラダラと飲んだり食べたりしてしまいそうなお店がたくさん出てきます。 TV東京のドラマも欠かさず見ています。 ストーリー性とかほとんどないけど、読んでいると心がほぐれる感じがして大好きです。

    2
    投稿日: 2016.08.02
  • ヒポクラテスの誓い

    ヒポクラテスの誓い

    中山七里

    祥伝社文庫

    ドラマ化するんですね、見たいです。

    面白かった。 よくあるドラマ、◯◯法医学教室の事件簿、のような感じでした。 中山七里さんのいつものどんでん返しはなくて、ちょっと物足りないかもしれません。 シリーズ化するのかな?充分できそうな気がします。

    9
    投稿日: 2016.07.14
  • 我が家の問題

    我が家の問題

    奥田英朗

    集英社文庫

    冷静に考えたら、割とシビアな問題だったりする。

    家日和 のシリーズです。 こちらも、あっさりと読めてしまいました。 クスッとするのとも違うし、あらあら、と顔をしかめるのでもない、でも面白い、なんともいえないこの感覚が癖になってしまいました。 大体、一番最初の一行目に問題提起がしてあって、その問題というのが親の離婚だったり、夫が会社でお荷物の扱いを受けていたり、、、と結構シビアな問題だったりするのだけれど、そこからゆるゆると展開して、だからといって、結論は出ないのだけど、でもなんか、心にゆとりが生まれる、というか、本当に不思議な感覚です。 続きに期待してしまいます。

    4
    投稿日: 2016.07.04