
RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと
荻原規子,酒井駒子
角川文庫
星降るロマンス
終わりました。学園成長物語。ファンタジーとしての面白みはあまり感じませんでした。ストーリーは車田正美様が風魔の小○郎あたりでやりそうなお話でした。 1巻が圧倒的によかったと思いますが・・・。
0投稿日: 2014.04.09天冥の標 VII 新世界ハーブC
小川一水
ハヤカワ文庫JA
神話のつくり方
2巻から延々と続いてきた系譜がようやく1巻へと。いやーそうだったのか。知りたい方は頑張ってこの大作を読みましょう。 個人的には神話ができる過程に少しドキッとさせられました。神話は読み物としては面白いものが多いけど・・・つくられる過程でこんなことがあったなら・・・。古事記でも読み直そうかな。
3投稿日: 2014.04.09世界の首都204が1冊でわかる本
都市の魅力探究会
中経の文庫
国歌名ものってるよ!
世界地図を片手に読みましょう。高校生の頃(*0年前)のと参照しながら読むと変化にびっくり。時代って変わるんだなぁ。 まめデータとして国歌名が載っていますが、意外に面白い。アフリカ・ブルキナファソ国の国歌は「ある夜」だそうだ。どんな歌詞なんだろう?? (ちなみにリーダーではちょっと読みにくいかも。タブレットクラスでおすすめ)
0投稿日: 2014.04.09海と風と虹と(中)
海音寺潮五郎
グーテンベルク21
純友、ちょっとセコクねぇ~
策謀家、謀略家・・・だまし上等、賄賂も当たり前。ちょっとヒーローとしてはいかがな対応が目立つ藤原純友さん。平将門がかわいそうだ・・・。がんばれ将門、負けるな将門!。
0投稿日: 2014.03.23万能鑑定士Qの事件簿 II
松岡圭祐
角川文庫
話はでっかく、解決は・・・
お話はでっかい(日本経済レベル)のですが、解決は身内??? ウキペディア的に流れる情報で面白く読めます。少々薄味に思いました。
1投稿日: 2014.03.23万能鑑定士Qの事件簿 I
松岡圭祐
角川文庫
小説版ウキペ○○ア?
シリーズの最初だからか、登場人物紹介の回? と思ってしまいました。情報、ウンチク、便利ネタ満載。 本文にあるように、「感受性をもって記憶すると覚えられる!」のだろう・・・と信じたい
2投稿日: 2014.03.23太平記の群像 南北朝を駆け抜けた人々
森茂暁
角川ソフィア文庫
GOODな副読本
歴史小説は何かと「戦国時代」「明治維新」が多いように感じますが、いやいやどうして鎌倉末期~南北朝~室町幕府も捨てがたい。 しかし何分にも登場人物の知名度が戦国・維新に比べ低いというか、人が少ないのが欠点。たしか歴史の教科書(30年以上前ですが!)でも数ページ程度で尊氏様の馬にのっているあの絵?しか記憶にないです。そこでこの本!小説ではないのでストーリーとしての面白みはないですが、南北朝の登場人物に会ってみたくなるような記述が満載。 さぁ北方様の南北朝シリーズでも読み直そうかなぁ。 それとも真田広之様の尊氏でもDVDがあったら観てみようかな。
2投稿日: 2014.03.07海と風と虹と(上)
海音寺潮五郎
グーテンベルク21
将門なのかな?
関東の雄!平将門を読んでみようと思ったら、藤原純友さんでした。少々中途半端な出番しか与えられない将門さん。今後活躍するのでしょうか?中巻に期待。 しかし、歴史大家の方々は、物語途中でよく個人の歴史観を解説風にはさみます。当本も例に漏れず出てきます。それはそれで面白いのですが^^・・・
1投稿日: 2014.03.07マルドゥック・ヴェロシティ3 新装版
冲方丁
ハヤカワ文庫JA
アクションシーンは映像に勝てるか?
個人的な意見ですが、派手なアクションシーンを楽しむ事ついて、文章は映像(マンガにも!?)に勝てないのではないかと思います。ただし、文章は映像では問題になるような”グロい”表現もできるメリットもあるのではないでしょうか。それをいかに使うかは作家様の腕次第。 行間を空け、箇条書き風?を駆使して”グロい”表現で読者の(嫌悪感をともないながらも)緊張を高め、映像を凌駕するアクションを体験できるの・・・かな。そしてボイルドの悲しみを胸に「スクランブル」を読み直そう。
0投稿日: 2014.03.07マルドゥック・ヴェロシティ2 新装版
冲方丁
ハヤカワ文庫JA
ハードな表現にご注意を
1巻から読まないと内容が分からないのでご注意を(短編的な構成ではありません)。少々ハード(グロイ?)表現があるのでその手がダメな方も注意が必要です。 1のレビューにも書いたのですが、スターウォーズで云うとエピソード2。シリーズの構成上、「つなぎの内容=起承転結の”承”」であることは仕方ないのでしょうが、3巻への期待は膨らみます。私個人的には、「敵側の毒女(性格は悪くはないですが)」を09メンバー(主人公側)が簡単に受け入れすぎのように感じました。戦闘のプロってそういうものだろうか?
0投稿日: 2014.02.09