
総合評価
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powered by ブクログずっと積ん読になっている著者の作品のなかの一冊。 これは旅行に持って行っては絶対にいけない本。 移動の電車のなかで、涙を隠すのに苦労します。 旅に行けない人に代わって旅をする。 それはその人の人生を紐解きながら ひと時を共に歩くこと。 病の娘のために 夜の病院に一人通い 隣の病室に花を生ける家元である父親 頑なに見えた父親の情愛が 花の匂いとなり 誰もが心を揺さぶられる物語です。
2投稿日: 2019.07.04
powered by ブクログ原田さんの作品は絵画だったり政治だったりと、舞台が明確なものが多いが、今回は「旅」。 おかえりの旅にワクワクする気持ちが随所ににじみ出ていて、知らない場所や人と会う旅への不安が微塵も感じない。旅って楽しいよ!ってオーラ全開!おかえりの人柄? 重い話もあるはずなのに不思議と明るく、楽しく読めた。 これは駅内の本屋で売れるワケだよ(笑) おかえりの故郷の礼文島で、海の向こうにある世界に行きたいと思っていた憧れと想像力が、彼女の旅への原動力だった。 そして今は旅先での出会い、美味しい食べ物、知らない街並みが、おかえりを旅へ向かわせる原動力になっている。 番組打ち切りの憂き目に、「誰かの想いを背負って旅をする」という、好きな事を仕事にできたおかえり。 好きなことをして誰かの助けになる、という旅行代理ならぬ、代理旅行で彼女は輝いている。
7投稿日: 2019.06.29
powered by ブクログ友達にもらった本。それぞれのストーリーが暖かく締まるのでほっこり、真面目に進んでいけば、出会いを大切にしていけば、良いことあるなぁと素直に思える。
2投稿日: 2019.06.26
powered by ブクログおかえりさんの周りはいい人ばかりでほんわか読んでいましたが、後半結構うるうるくる場面が多く最後は涙涙でした。すっきりさわやかな読後感。良かったです。
1投稿日: 2019.06.24
powered by ブクログあなたの変わりに旅に出ます。 旅の代行屋として活躍する主人公“おかえり“が旅を通して、人を繋ぎ、人の暖かさが際立つ本作。 人だけでなく、旅先での風景描写が美しく、出てくる人はみんな、優しく、人情深い。 そして、旅を通じて、みんなを笑顔にしようとする“おかえり“のキャラクターと姿勢はとこか惹かれてしまう。 「おかえり」と迎え、待ってくれる人の元へ「ただいま」と無事に帰る。 そんな旅をしたい。旅に出たくなる。 読後、そう強く思わずにはいられない。
2投稿日: 2019.06.23
powered by ブクログ事象の説明がくどい ひどい小説 久しぶり読んで残念な気持ちになった 原田マハさんは、いままで面白い本が続いてたのに
0投稿日: 2019.06.19
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
この作品の舞台は芸能界です。 主に二つの出来事からなるお話です。 看板番組だった『ちょびっ旅』が打ち切りになってしまい、仕事がなくなった32歳のタレントのおかえりこと丘えりか。 ところが、あるきっかけで、華道家元の娘で難病である真与の母親の鵜野さんから頼まれて、真与のかわりに、真与の行きたかった場所を旅します。 行先は、秋田県は角館のしだれ桜の名所です。「太陽の娘」の異名を持つおかえりなのに、まさかの雨、そして、雪にまで見舞われ、一時は大変なことになると思いきや…。 そして次のお話しは、旅の代理業を、事務所の萬鉄壁社長らと始めたおかえりが、四国の愛媛県、内子町に行くお話。 このお話しにはおかえりの事務所の社長、萬鉄壁の過去の物語がからんできます。 そして、おかえりは旅の終わりに語ります。 「私はタレントとしては、才能にも運にも恵まれなかったと思います。でもラッキーなことにそれ以上のものに恵まれたんですね。私を支えてくれる人たち、それから旅をすること。この二つに恵まれて、私、最高に幸せです」 とても、アットホームな雰囲気の心温まるおはなしでした。 おかえりが行った、角館にわたしも行ってみたくなりました。(おいしいものを食べにです)
29投稿日: 2019.06.17
powered by ブクログテンポがよくて、読みやすい一冊。ちょっと泣けるので、要注意(苦笑) 展開は予想できるのに、悪くない。読了感はいいです。
1投稿日: 2019.06.07
powered by ブクログ崖っぷちアラサー元アイドル丘えりか(通称おかえり)。 唯一の旅番組が、自分のせいで無くなってしまい、さらに崖っぷちに。 そんな窮地に出会った仕事が「旅屋」だった。 いろんな事情で自ら旅に出られない人の代わりに旅をし、成果物として動画などを渡す。 旅好きの私からすると、 自分が行かなきゃ意味ないじゃん!と突っ込みたくなるのだが、読んでいくと、"おかえり"に旅してほしくなってしまうのが不思議。 そして、私も旅に出たくなりました。 私もいつか、おかえりと言ってもらえるような旅をしたいな。
2投稿日: 2019.06.06
powered by ブクログおかえりと言う言葉がどんどん優しさで包まれていく。 なんて素晴らしい旅物語なんだろう、 旅は出かけるだけで、すでに意味がある。 このセリフが好き。 明日はどこか遠くに旅に出たくなる一冊です。
5投稿日: 2019.05.28
powered by ブクログ原田マハさんの著作2冊目読みました。 いつも暖かい気持ちと元気をくれる マハさんの本は最高です! 旅屋おかえりとの題名からも 旅に出たくなる一冊でした^ ^
3投稿日: 2019.05.27
powered by ブクログ旅をしたくなった!ほっこりする作品。上京してきたときに抱いていた夢とは違う形だけど今に満足しているという終わり方も、想定通りにいかないけどそこが楽しい旅と同じで良かった。
2投稿日: 2019.05.25
powered by ブクログ「おかえり」と迎えてくれる誰かがいるから旅は完結する(170ページ) 感銘を受けました。 家族に感謝しないといけないと思いました。
5投稿日: 2019.05.25
powered by ブクログちょっと元気が欲しいヒト 読むと 旅行したくなります 旅行じゃなくても 散歩でも…いつもと違う景色を観たり 人と会ったり アラサータレント おかえりさんが 大切なことを教えてくれました
2投稿日: 2019.05.16
powered by ブクログ発売は少し前だが、先日の一般参賀で、参加出来ない方の想いを込めたぬいぐるみなどを預かって、代わりに参加されている方をニュースで観た後、まさしく、そんな代理の旅を扱った今作を本屋で発見し、迷わず手に取った一冊。 旅番組のリポーターが唯一の仕事だった、タレントの「おかえり」こと「丘えりか」。その唯一の番組も自身の失言により、打ち切り。 所属事務所の社長・萬と試行錯誤するが、なかなか新しい仕事は見つからない。 そんなある日、電車にカバンを忘れたことにより、ALSの娘の代わりに東北の桜を見て来て欲しい、との依頼が舞い込む。 その件をきっかけに「旅屋」なる商売を始めるおかえり達だったが… 正直、様々な代理の旅を描いた連作短編集のようなものを期待していたが、実際に旅の模様が描かれるのは、2つのみなのが、とても残念。 そして、原田作品には珍しく、始終軽いノリなのも、何となく受け入れがたい。 それでも、おかえりの底抜けの率直さと、おかえりを取り巻く人々の優しさに、ラストは温かい気持ちになる。 何より、GWに旅を演出する側の仕事に対して、後ろ向きな気持ちになっていた自分には、今一度、自分の仕事を見直すいい機会を与えてくれた一冊だった。
9投稿日: 2019.05.15
powered by ブクログ旅とご当地グルメがテーマの旅番組のレギュラーを持っている主人公”丘えりか”。 略して「おかえり」です。 レギュラーといってもこの番組(ちょびっ旅)一本だけですが、大好きな旅をしながら仕事をできることに感謝しています。 ですが、とある収録でスポンサーの怒りを買ってしまい、急に番組が打ち切りとなります。 おかえりの事務所は、社長とおかえりと事務の3名の弱小事務所ながら、ちょびっ旅のおかげでなんとか事業が成り立っていました。 そのため、番組が打ち切りとなってしまったことで、事務所を畳む寸前まで追い込まれてしまいます。 そんな中、起死回生の事業として、『旅屋』を始めます。 旅屋とは、旅行に行きたいけど、事情があって行けない人の代わりに、依頼人の行きたい場所や景色・食べたい物すべてをビデオに撮影し、届ける仕事です。 旅の仕事に長年携わっていただけあって、主人公の得意分野でもありました。 それがおかえりの転機にもなり、この一連の旅が本書には描かれています。 どうなるかわからないけど新しい事業にチャレンジしたことや、レギュラー番組を持っているときから謙虚で、周りのスタッフを大事にしている”おかえり”の姿が印象に残りました。 だからこそ、『旅屋』という新たな仕事を始めるときに、レギュラー番組が終了したにも関わらず、以前のスタッフが協力してくれる場面には深く感動しました。 どんな仕事でも周りの人を大事にすることは変わらないと感じましたし、真剣に向き合うことや、未開拓の分野でチャレンジしていく必要があるなとあらためて思いました。 そして、『旅屋』のような仕事をしている人がもしいるのであれば、依頼してみたいと思ったのと同時に、やはり行けるうちはどんどん旅行に行きたいなと思いました。 「気づいたら、また今日も旅をしている」、なんて言ってみたいですね♪
2投稿日: 2019.04.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
旅番組のタレントが廃業しひょんなことから旅の代行をするという仕事を始めた話。実際にぬいぐるみを旅させるという仕事があるのは知っているのでそれに似たような感じなのかなと思っていたが、その奥にいろいろな人間模様があり、そして最後は主人公の周りがすべてつながっているというちょっと胸がキュッとなるいい話でした。なかなか読みやすくて一気に読んでしまった感じです。
3投稿日: 2019.04.17
powered by ブクログとても温かい良い話だった。 実際の旅はエピソードに富んでいるわけでも、素晴らしい人との出会いがあるわけでもないけど、それでも旅に出ると何かを持って帰る。何かを感じて胸に刻むことができる。 私も旅がしたいなぁと思った。 おかえりみたいに旅を楽しみたい。 ところでこの本、ドラマ化とか映画化はしてないみたいだけど、予定はないのかなぁ?映像としても見てみたい一冊。
2投稿日: 2019.04.12
powered by ブクログ私は一人旅をよくする。 先日、京都の退蔵院を訪れた際に、手書きの張り紙があり「帰れるから旅は楽しいのであり、旅の楽しさは我が家に帰れるからである…(続)」とあった。この本を読む前だったがそれを見て、そうか、帰るところがあるからか!といつも行ってらっしゃい、楽しんできてねと快く送り出してくれ、おかえり!と暖かく迎えてくれる家族を思った。 そして出かけた先の知らない土地、知らない人々、何処ででもみんな一生懸命生きてるって事を知ること。だから私は旅が好き。 まさにそれを改めて教えてくれたお話。
3投稿日: 2019.04.11
powered by ブクログとても優しい気持ちにさせてくれます。都合良く描きすぎな気もしますが…、入院中の私には響きましたね。私も旅がしたいよ
1投稿日: 2019.03.30
powered by ブクログ原田マハさんはこういった人情ものも書くのかとまずはびっくり。旅をすることの醍醐味がこれぞといったばかりに詰め込まれぐっと惹きつけられた。おかえりが丘えりかだったとは。 抜群の読みやすさと魅力的な登場人物で結末はある程度予想されるものの気がついたら一気読み。旅と人をつなぐ素晴らしさを追体験できた。ありだね。
2投稿日: 2019.03.03
powered by ブクログわくわくとホロリが続く一冊。おそらく読み終えたたくさんの人が思うだろうけど、旅に出たくなる! 最後までワクワクの一冊でした。 社長と、のんのさんの組み合わせが最高です。
2投稿日: 2019.02.25
powered by ブクログふと手に取った作品。名前が一緒だったから。笑 さらっと読めて…人間模様も素敵で面白かった! たびしたくなる! 涙が出るほどではないけど、満足な作品。
2投稿日: 2019.02.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『キネマの神様』読了直後の期待感のまま読んだせいか、前半は少々肩透かし気味。 漫画のようなセリフまわしとキャラ設定、展開の遅さに、「この調子で最後までいくようなら、読むのやめようかな…」とさえ思うほど。 が、7割ほど読み進めたところでようやく原田マハさん節が復活。目が離せない展開になり、最後までグイグイ読み進めることができました。 私も同じく旅を愛し、旅を仕事にした身として、「そうだよね、旅をするときって、こんな風にワクワクするよね」と、あらためて旅の魅力を感じるきっかけになりましたし、 旅の最終地点が私とゆかりの深い(最近では好きすぎて『県庁おもてなし課』を読んだばかりの)高知県で、思わず嬉しい気持ちになってしまいました。
2投稿日: 2019.01.20
powered by ブクログ血の繋がりがある親子や親族、また血縁はないがそれぐらい深い絆を持った登場人物達の愛に触れ何度も温かい涙が溢れた。旅することの楽しさ、喜びを改めて感じさせてくれた。
2投稿日: 2019.01.15
powered by ブクログ面白かった! あったかくなる物語 そしてのんびりした旅に出たくなる物語! 売れないアラサータレントの「おかえり」こと「丘えりか」は、スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因で、唯一のレギュラー番組であった旅番組を打ち切られることに! 全く仕事が無くなった彼女がひょんなことから始めたのが、人の代わりに旅をする仕事。「旅屋」 正直、そんな仕事成り立つわけないじゃんって思いますが、この物語の設定の中では、それがハートフルな旅で成り立って行きます。 最初の依頼はALSの患者の家族の依頼で満開の桜を求めて秋田県角館へ。道中の温かい人たちの出会い。そして、依頼人への報告。その旅がどれだけ素晴らしい物だったのかが温かく動画として語られます。しかし、それだけで終わらないところもミソ。ジーンときます。 いろいろ依頼をこなすうちに、旅番組のスポンサーだった会長からの依頼が。そして、その依頼人の姪を捜して愛媛県の内子町へ。しかし、この依頼のウラには複雑な家族関係が絡んでいます。それおかえりがほぐしていきます。 そんなうまくいくわけないじゃんって思うところはおいておいて、これまた、依頼人への報告は目頭が熱くなります。 どちらも、家族愛がテーマです。 心温まります。 お勧め!!
12投稿日: 2019.01.13
powered by ブクログ出来過ぎ感はあるけども、 気持ちの良い面白い話でした。 くさくさしてないまっすぐなおかえりが 斜に構えて読ませてくれない、というか。 素直に受け取るしか無いかんじで。 しかし解説が猛烈にひどい。 これは解説じゃなくてあらすじ。読む気失せる。
2投稿日: 2018.12.06
powered by ブクログ原田マハさんは大好きでほとんど読んでいるが、話の前半の要所(旅屋を始めるきっかけになった依頼)はすごく良かった、カフェでもウルっとしてしまった。それに対して後半が少し散漫な印象なのはなぜなんだろう??という意味でちょっと惜しい☆3つ。
2投稿日: 2018.12.01
powered by ブクログ全然惹かれない変なタイトル、、と思いつつ、旅は好きなのでまあ読んでみるか、と読み始めの期待値は低かったけど、読後はその期待値の低さを覆すもので、読んでよかったと思える内容でした。 自分の代わりにお金を払って他人に旅に行ってもらう、という仕事が今後も継続的なビジネスとして成り立つか、多少の疑問が残りますが、書かれている依頼のケースには、なるほど、と思ってしまいました。
2投稿日: 2018.11.23
powered by ブクログ賛否両論別れるが、自分としては面白く、泣けるいいストーリーだと思う。少し無理矢理感があるが、それはそれでいいし、2時間ドラマには最適な感じ。
3投稿日: 2018.11.05
powered by ブクログ芸能人としてはイマイチだった、丘えりかことおかえりが旅屋となり成長していくお話。 私も素直に旅を楽しみたくなった。 ライブとかもいいけど、旅だけを目的にまちに繰り出したい。 いいお話だった。
9投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログ旅の醍醐味は旅先の美味しい料理や美しい風景などと 様々な楽しみがありますが、 この作品ではその土地での人との巡り合いが とても重要になりおかえりの仕事としても もちろんのこと人としての成長が垣間見ることが 出来て他の小説では味わえないような 面白さや教えがあったと思います。 「いってらっしゃい」と送り出してくれて、 「おかえり」と迎えてくれる誰かがいるということが 今までは何の気なしに言っていた言葉がとても心に沁みました。 人生も旅も何度もやり直せて、遅すぎるということが ないということがこの作品ではよく伝わり、 旅に出たいという気持ちになりました。 主人公のキャラクターがとてもよく 憎めない人柄がより感動に繋がり、 その他の登場人物も心優しいひとばかりでほっとさせられました。 原田さんの作品は好きなので何冊も読んでいますが、 芸術、美術以外のこの作品もまた一味違って とても心が温まり癒されました。 そしてこの作品のタイトルのつけ方のセンスを感じます。
2投稿日: 2018.10.23
powered by ブクログほのぼのとしていて、温泉旅行は趣味じゃないし、旅行というか知らない町など外へ出るよりおうちでのんびりが好きな私ですが、旅行というか旅はいいなあと思わせる。
3投稿日: 2018.10.12
powered by ブクログちょうど旅をしながら読んだ本。 主人公の年齢などイマイチぱっとしない自分の人生について考えながら旅をする事、人との出会い暖かさがステキな話だった。
2投稿日: 2018.09.15
powered by ブクログアイドルとしてデビューして、パッとしないまま三十路へ。今のレギュラー番組は旅番組ひとつだけ。そんな主人公「おかえり」がひょんなことから「旅代理屋」になり、依頼人に代わって旅する物語。 依頼人には様々な事情があって、でも、おかえりの旅を愛する気持ちと一生懸命さに心ほぐされていく。成果物もさまざま。 読み終わった後は優しい気持ちになれる。少しホッとしたい時におすすめの本。
8投稿日: 2018.08.31
powered by ブクログほっと心が暖かくなるような小説だった。 いいなぁ、旅屋。 旅は、行って、帰ってくるからこそ旅なんだなぁ。旅の話だけど、帰りを待つ人たちの話でもあり、行った先でも帰っても良い人たちに出迎えてもらえる旅はなんて幸せなんだろう。
2投稿日: 2018.08.09
powered by ブクログこれは良かったねぇ。泣かせるねぇ。 心温まる本当にあったかい作品でした。 出てくるキャラも際立ってるし、話の展開も良いし、読んで良かったな。マハさんには泣かされる。
1投稿日: 2018.08.02
powered by ブクログ旅行好きの著者による旅をテーマにした小説。複雑に絡み合った登場人物と、旅先での風情と人情がマッチして、面白いストーリーとなっている。
2投稿日: 2018.07.01
powered by ブクログ2018.5.29 マハさんの本は、あったかくて、がんばろうっていう気持ちをくれるものが多い。 旅屋おかえりを囲む周りの人たちの優しさが、さわやかに描かれていました。さらっと読了。
5投稿日: 2018.05.30
powered by ブクログマハさんはこう言う本でも上手いですね。変わった設定の小説ですが、人とのふれあいや心の動きを楽しめました。
3投稿日: 2018.05.29
powered by ブクログ「おかえり」こと丘えりかが旅を通じて、人の心に温かさを届ける話。旅屋という設定は面白いと思います。読みやすかったですが、登場人物にもう少し深みがあった方がいいのでは?と思いました。「キネマの神様」がすごく良かったのでその対比です。
0投稿日: 2018.05.09
powered by ブクログ2018.5.6 旅好きの元アイドル。 その旅は泥臭くて、人情味あふれるもの。 そんな旅に出ようと思う。 旅屋の仕事なんて成り立たないと思うけど。
0投稿日: 2018.05.07
powered by ブクログ原田マハさんの作品は本当に心に触れてくる。 旅屋おかえりさんと旅をしてみたくなった。 本当に旅が好きで、出逢う人と仲良く、心通え合わせることがてきるなんて、最高だな。彼女のように生きることができたら、きっと幸せなんだろうな。 人見知りが激しい私には、きっとできないだろうな。
0投稿日: 2018.04.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とにかく、めっちゃ旅したくなります。物凄く読みやすかったです。旅の情景が目に浮かぶので、自分一緒に旅しているような気持ちになれて、すっごく楽しい。何より、おかえり、めっちゃ強い女です。普通どん底まで落ちるじゃないのって出来事がたくさん起きてるのに、「旅が好き」という信念があるから心が折れても、芯はぶれない。そんな姿がかっこいい。大志さんや真理子さんなど、登場人物も魅力的でした。 個人的には、短編集とかでおかえりが旅屋で訪れた場所をもっともっと見てみたい。とりあえず、お話にでてきた、角舘、内子(和紙作りたい紅葉みたい!)は行きたい。あー、もっと旅したかったです。マハさん、是非短編を! 「永遠を探しに」よりは大分現実的で、入りやすかったです。おかえりの根っこが強すぎるので、もうちょっと心の紆余曲折があったほうが入り込めたかもなとゆうことで、星は4つ。でもこの強さもおかえりの魅力のひとつで、だからみんなにこんなにも愛されるのかな。 元気になる一冊。私も旅をしよう。 心の洗濯、ひとやすみ。 いいことあるさ、大丈夫!
0投稿日: 2018.02.24
powered by ブクログ一気に読んだ。 登場人物ひとりひとりがすごくいいキャラクターで、ほんもののみんながいたらなぁと思った。 おかえりさんはどんな人でも最後は心を開いて向き合ってくれる。 それはいつもおかえりさんが真正面から素直に相手に向かっていくからなんだな。 そんなひたむきさがいいな。 続編が読みたい!
0投稿日: 2018.02.11
powered by ブクログ日々旅にして旅を栖とす。 売れないアラサ―タレント、「おかえり」こと丘えりかは、旅が大好きだった。 たった一つの旅番組の仕事を失って途方にくれる、おかえりと所属事務所の萬鉄壁社長、副社長の元セクシータレントののんのさん。 ふとしたことで「旅」の依頼をされたことから、旅の代行業『旅屋』を始める。 戻る場所があるのが「旅」 「いってらっしゃい」と送り出されて、「おかえり」と迎えられる旅は幸せだ。 そして、捨てるところがない食材のようなのが旅。 必ず身になる。 行って来れば勧めたくなる。 『あなたも旅をしませんか』と。 頼まれた場所を旅してきたおかえりだったが、自分で行き先を一つだけ決めた。 『旅人であること』という、「人生の行き先」だ。 そして、旅をすればするほど、ふるさとに近づく。 そこが一番懐かしい場所、いつか帰りたいと夢見る場所なのだろう。 見かけからは思いもよらない、萬社長のつらい過去。 しかし、社員たった三人のよろずプロは、遠慮のない家族そのもののような温かさを感じさせる。
12投稿日: 2018.02.07
powered by ブクログおかえりのように、人を幸せにできる仕事ができたらステキだと思う。しかも、好きなことをしながら。挫折を味わってこその、するどい感じ取る力が彼女の魅力なのかなと思う。旅を通して、地元の人ともっと交流できたら楽しいんじゃないかな。そんな気持ちにもなりました。
0投稿日: 2018.02.03もっと沢山の旅をして欲しかった。
いい作品、ほっこり感動モノ。 人の代わりに旅をする「旅屋さん」という商売、なかなか面白そうな発想。 しかし残念なことに、この舞台装置は最後の旅の為にのみ作られたもの。 発端となる旅はちゃんと描写されるものの、それ以降は「いろいろなんだかんだ」って済まされてしまう。え゛っ!そこ書いてくれないの? クライマックスには「丘えりか」に代理旅をさせる必要があり、それは旅番組ロケでは無理であり、その為には番組の打ち切りと「旅屋」開業が必要であり、「旅屋」開業には最初の運命的な旅が必要、とまぁそんな構成だったことは分かる。 けれども読者の気持ちとしては、そんなことは関係ない。もっと「丘えりか」には旅をして欲しかった。「旅屋」としての幾つかの小さな感動の物語を経て、最後にクライマックス!大きな感動をどうぞ、そんな物語を読みたかった。 コース料理を期待したのに「前菜」と「メイン料理」だけしかテーブルに来なかった感、この残念感で☆1つマイナス。 まぁ、それを補って余りある感動を与えてくれる最後の旅、コレを読まないって選択は無いでしょう。 ご一読をお奨めします。
0投稿日: 2018.01.29
powered by ブクログ唯一レギュラーだった旅番組を降ろされて仕事がなくなった元アイドルで落ち目のタレント、「丘えりか」が、あることをきっかけに、事情あって旅行に出かけられない人の代わりに旅に出てミッションを果たす「旅屋」に転身。 心温まるエピソードが二つ。後半のエピソードの結末を読んでいて目頭にジワジワっと来るものがあった。 これまで原田マハといえば絵画に纏わる作品しか読んでこなかったが、たまにはこういうのもサラッと読めて良いかも。 「旅屋」いい仕事だなぁ。。。旅好きな私にぴったりだよ(笑) 主人公が「旅屋」として出かけた秋田の角館、ネットで検索してみたけど何とも素敵な場所♪育児終了して自由に旅できるようになったら絶対行きたいと思う!
0投稿日: 2018.01.26
powered by ブクログ最近は、『原田マハ』さんにハマっています。 どの作家さんが好きってなかったんですが、原田さんの文章は綺麗で描写が丁寧で、情景が映像のように浮かんでくる。 旅行は好き。 でも、いつも観光名所や美味しいものをめぐることはあっても、 出身の作家さんの本を読んだり歴史を調べるまで至らなくて、『旅』するってこうゆうことなんだと教えてもらいました。 本を読む魅力の一つは、多様な人生観や考えに出会えること。まるで会話をしているように、心身を包んであったかくしてくれたり、大切なことを教えてくれます。 旅屋おかえりは、名前の通り『旅』をするお話です。 次の旅は、もっと大切に丁寧に旅をしようという気持ちになりました(*´꒳`*)
0投稿日: 2018.01.22
powered by ブクログそんな単純な、と思いつつ。ラストでは少し切なくなった。永遠の別れを思い出す手がかりとなるモノというのが、人情モノのセオリーだろうか。
0投稿日: 2018.01.20
powered by ブクログ旅がしたくなる小説でした。旅先の場所、人、食べ物を純粋に楽しむおかえりがうらやましい。この小説に出てくる地名は本当の場所なのかな?秘湯も桜も和紙も全部魅力的に見えて、私もおかえりみたいな旅に出たいなーって思えました。
0投稿日: 2017.11.26
powered by ブクログどんな旅にも意味がある。 旅で出会う人たち 四季の風景 いつもと違う食事 戸惑いや失敗があっても最後は行ってよかった。 おかえりのように旅を愛して続けたい。 そう思えた作品。
3投稿日: 2017.11.12
powered by ブクログ笑った、泣いた。原田マハさんの小説に登場する人はどうしてこんなに真っ直ぐで気の良い人たちなんだろう!主人公おかえりの困難に自分で突き進んで変えていく力に元気をもらえた。
0投稿日: 2017.10.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
放送打ち切りとなった旅行番組のレポーターが、様々な事情で出かけることのできない人の代わりに旅行をしてくるという、旅屋をはじめる。そういう物語。 ハートウォーミングで手軽な小説である。2泊ほどの旅行の際、鞄のポケットにでも差しておき、車中や就寝前にちょいちょい読むのに丁度よいボリュームと内容。あえてそういうさじ加減にしたんだろうなぁと思える。小説巧者の原田さんならではの妙技。 旅行ベタで、情報収集とかあまりしないから、よく「そこに行ったらコレがマストやろ」といわれるものを見逃したり食い逃したりする。旅慣れている人から見たら随分勿体ないことをしているらしい。俺としてはそれでも存分に楽しんでいるんだが…。 この物語で旅屋に依頼をする人たちの諸事情は十分理解するが、それでも俺は旅屋に旅行体験の代理を依頼することはないだろう。遠方へのお使いを依頼することと、旅行を自分の代わりに体験してもらうことはベツモノだと思う。下手は下手なりに旅行は自分で楽しむものだと思っているのである。
0投稿日: 2017.10.18心穏やかになる
ハッピーエンド。 寄り道多き毎日を過ごすことが楽しみになること間違いなし。 原田マハさんらしいしっかりした作品でした。ですね。 こころひろく喜怒哀楽にやっていきたいなと思う読後感です。読んでよかった。
0投稿日: 2017.10.12
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
マハさんの文章からはじんわり温かさが滲み出る。登場人物の言葉の一つ一つが、大丈夫大丈夫と背中を押す。この作品ももちろんそう。 都合よくいき過ぎな展開だと思いながらも、たとえ現実は上手くいかないことだらけでも生き続けよう、生きていこうと思える一縷の希望を持とう、そんな真摯なメッセージにほだされる。 それに加えて「旅屋おかえり」が伝えてくれるのはかけがえのない旅の素晴らしさ。 これから成長していく息子と旅先で何を見つけられるのか、今から楽しみにしている。
0投稿日: 2017.09.17
powered by ブクログ旅好きの元アイドル、おかえりこと、丘えりこの旅に対する情熱と愛情が伝わってくる。さらに、旅を通して、人と人を繋ぐことを仕事にできるなんて、なんて素敵なんだろう❗️ 特に後半は涙なしでは読めません。 そして、私自身、また旅に出たくなりました。
8投稿日: 2017.09.06
powered by ブクログどう考えても、よろずプロの鉄壁社長のモデルはガッツ石松のような気がするのは自分だけだろうか?それにしても実在の人物や会社名を一字変えただけの安易さは…○空ひばり、北島○郎、○通、T○S、天○真理とか。
0投稿日: 2017.08.29
powered by ブクログ売れないアラサータレント丘えりか、通称”おかえり”は 唯一のTV出演だった旅番組がささいなミスで 打ち切りになったことから、旅の「代行業」を始める・・・ 最初の病気の人の代行始める時は、 このままもっと重苦しいお涙頂戴的な話になるかと思ったけど、 案外そこはさくっと終わったし、なかなかまとまってて、おもしろかった。 キャラも立ってるし、平均点超えてると思います。 高梨臨あたり主役で、単発のスペシャルドラマとかできそうだな〜。
0投稿日: 2017.08.17
powered by ブクログ図書館で借りたけど、期待以上の感動で、即、購入決定! 泣いて笑って、胸にひびく、1番好きなバターン
0投稿日: 2017.07.26
powered by ブクログ丘えり。おかえり。現実の様なお話。人と人の繋がり、笑顔は幸せにする。ハッピーエンドだよね。というお話
0投稿日: 2017.06.26
powered by ブクログ平成29年6月 マハ好きのため、読む。 この人の本は当たりと外れがある。 どっちかというと自分的には、当たりではなかったな。 でも、普通に面白かったんだけどね。 売れない旅好きの元アイドルが、唯一持っていたレギュラー番組が無くなり、、、新しい道を探す。 旅を通じて、新しい出会いがあり。。。 旅に目的をもつ、もたない関係なし、必ず何かを見つけて帰る。 旅は、出かけるだけで、すでに意味がある。 ・・旅に出ようって思った。やっぱり旅に出よう。 旅の始まり、駅弁を広げ、その地域に生まれた作家の文庫本に目を通し、これから旅する先に思いを馳せる。 これが醍醐味らしい。 確かに、その地域に生まれた作家の本を読むっていいよね。今度、やってみよう。 司馬さんとかの歴史小説ならやったことあるけど、それ以外の本でもやっぱり、その人の生まれた場所ってその小説の題材になりやすいもんね。うんうん。
0投稿日: 2017.06.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
二部構成のような流れで二時間ドラマを観ている感覚。 人の想いを動かすのは至難だが、主人公のその純粋な想いが変えていくのは面白い。
0投稿日: 2017.06.10
powered by ブクログ原田さんの力量のなせる技なのでしょうか、内容的にはかなり無理のあるご都合主義とも言えるものかと思うのですがふたつのエピソードがとても胸に沁みて涙腺が緩みました。空いた時間に読むには良い本だと思います。
1投稿日: 2017.04.30元気がもらえる
アイドルを目指して上京してきたのに、すっかり理想とは縁遠い状況で仕事をこなす主人公”おかえり”に、人生最大のピンチが。事務所倒産・実入りなしになるかもという逆境でも、いつも明るくパワフルな彼女が織り成す爽快な物語で、読んだ人は、自分の”価値観”や”感情”を大事に動きまわる”おかえり”からエネルギーを沢山もらえるはずです。みんな何か抱えているけど、みんな前に進もうとしてる、読後感爽やかな作品です。
1投稿日: 2017.03.30
powered by ブクログ旅っていいな 人との繋がりっていいな 温かい気持ちになれました 実際にはこんなことってないんだろうけど…苦笑 だからこそ、小説の醍醐味が詰まっていると思います 毒々しいのが苦手な私にぴったりハマる1冊でした ほっこりしたい方へ
0投稿日: 2017.03.27
powered by ブクログ「叩かれて叩かれて強くなった美しい人たち」という文章が記憶に残った。 さらりと気軽に読めて、ほっこりする本
0投稿日: 2017.03.19
powered by ブクログアラサータレント、丘えりか。旅レポートの仕事から、旅の虜になり、色んな人の想いを背負って代わりに旅をして、依頼人に成果物をもっていく役割を負う。原田マハさんらいし、人情味のあるとても暖かい気分になる素敵な一冊。オススメです。
0投稿日: 2017.03.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
普段は紙の本を読むのですが、手元になくて時間が空いたときに読む為 1つスマホに入れておくのにどれにしようと、選んでいたときにみつけました。 『旅屋おかえり』。どんな話か見当がつかなかったけれど原田マハさんなら大丈夫かな、と。 アイドル 丘えりか(おかえり)さんが旅番組の降板をきっかけに 「旅屋」という仕事に鞍替え 「旅屋」とは、訳あって旅ができない人に代って旅をし、依頼者の求める成果物を納品する、という仕事。 楽しい旅、依頼人の身の上の大変な話、など、温まったり冷えたり(?) いい話でした。
0投稿日: 2017.02.05
powered by ブクログおかえりって言葉は不思議だ。 言われた瞬間にその場所が故郷のような錯覚に陥る。 くすぐったくて甘ったるくてそんな幸せ。
0投稿日: 2017.02.02
powered by ブクログ『おかえり』が旅をしてくれる番組。新しい視点でワクワクしたが、新しいからこそ、うまくいくか心配。そんな心情の変化が細かく記されていて、一文字一文字を大切にしながら読んだ。
0投稿日: 2017.01.27
powered by ブクログ主人公の元アイドル 丘えりか(おかえり)が旅番組の降板をきっかけに大好きな旅を仕事とする”旅屋”として、人々とぶつかり・共感しながらも自分にとって大切なことは何かを見つける物語。 主人公がアラサーなため、自分にとって大切なもの・胸を張れるものは何かを考える時期だという点に少し共感できた。 感情表現が豊かで、明るいおかえりを見ていると元気が出てくる。読みやすいので寝る前や旅のお供に。
0投稿日: 2017.01.08
powered by ブクログ2017.1.7読了。 『元アイドル、いまは旅人』の肩書きを持つおかえりの、旅行を代理するお話。 出てくるキャラ皆が情に厚くて、特に鉄壁と名のつく社長の怪しさの裏にあるものを知りたくてしょうがなくなる。 序盤からハイスピードで話が進んでいくし、緩急も読者が読みやすい程度に付けられていて、一気読みできちゃう作品です。 あー旅行したいな、こんな仕事あったら自分だったらどういう成果をあげようかな、なんて、旅をすることに自由に想いを馳せることのできる一冊。
0投稿日: 2017.01.07
powered by ブクログ泣いたぁー。 電車の中で、クスンクスンと泣いた。 人との絆、身近にいるから忘れがちだけど、 身近にいるからこそ、大切しないとダメだなと 改めて思った。
0投稿日: 2016.12.22
powered by ブクログ20161219 又、泣かされてしまった。良いストーリーだ。悪い人が出ない安心感、なのか。この本を好きな人は、人を好きになれる人なのだと思います。
0投稿日: 2016.12.19
powered by ブクログ最近気になっている原田マハさんだから買ってみましたが……。 うーん、なんか読んでて恥ずかしくなっちゃった。 「ちょびっ旅」っていう番組のタイトルもそうだけど、オープニングの感じとか、番組の最後のナレーションとか……。 もしテレビでそんなセリフ聞こえてきたら、私だったらゾワッときちゃう。 あと、「旅屋になるよりも脱いだ方が業界ではあいつ、やるなと思われるんだろう」っておかえりが思ってるけど、脱いだら「あいつ、落ちたな」って思われる方が多いんじゃ? 旅を代行するっていうのも、そんなに需要あるのかなあ。 最近自分の持ってるぬいぐるみに代わりに旅に行ってもらう、っていうビジネスがあるらしいけど、それと似たような感覚なのかな。 でも、いろんなところへ旅ができるおかえりはうらやましく思えました。
0投稿日: 2016.12.08
powered by ブクログ旅屋おかえり。どんな話しか分かりそうでわからないタイトル。読み進めるうちに、軽快なタッチだけど計算されつくした展開に驚きました。推理小説みたいに最後は全部がつながって、やっぱり泣いてしまう。読み終わったら、秋の自然の中を旅した後みたいに、すっきりして、新しい一歩を踏み出せそうな気持ちになる一冊。
9投稿日: 2016.11.17職業 旅人
職業:旅人。ただし,依頼人のかわりに旅をする人。そして,その旅で得たものを依頼人に届ける仕事。 プロの旅人なんて,うらやましい。それで生活できたら,幸せだろうなあ。 それにしても,原田マハさんの描く人物というのは,非常に魅力的だ。感情も豊かで,かつ,それが文面から浮かび上がってくる。 まあ,ちょっとご都合主義な所もあるけど,それが小説のいいところでもあるし。
1投稿日: 2016.10.25
powered by ブクログ原田マハさん初読み完。 心温まる旅のお話。 それぞれの出逢いと別れ。 『いろんな事情を抱えながらも、せいいっぱい生きるいとおしい人たち。いいことよりも、きっと、つらいことのほうが多かったに違いない。けれど、みんな、一生けんめいだった。叩かれて叩かれて強くなった、美しい人たち。』 「手を振ってもいい?いつか、手を振る日が来ると思ってた。思い出に。それが、今日」 いままで、孤独な心をなぐさめ続けてくれた、思い出たち。私をあたため続けてくれた、やさしい思い出たち。でも、いつか手を振って、私、歩み出そうと思ってた。新しい人生を始めるために。
0投稿日: 2016.10.22
powered by ブクログ原田さんの(別の)本を読んで、気になった。旅屋という変わった職業の話。仕事に誇りを持っている感じがしてよかった。また続きも読んでみたいなと思った。
4投稿日: 2016.08.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
う~~~ん 原田マハさんはたぶん楽園の~しか読んだことないかな どんな人、ってのはないけど なんかイイハナシ系で読み始めてもうやめたかった(そういう気分じゃなかった) けどまあまあ面白かったかなーーうーん 売れない元アイドルのおかえりちゃんが体当たりで旅レポをする話で 人とのふれあいとか、旅っていいな的な話だった あんまり合わなかった
2投稿日: 2016.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原田マハはやっぱりほっこりする。 ーーー あなたの旅、代行します!売れない崖っぷちアラサータレント“おかり”こと丘えりか。スポンサーの名前を間違えて連呼したことが原因でテレビの旅番組を打ち切られた彼女が始めたのは、人の代わりに旅をする仕事だったーー。満開の桜を求めて秋田県角館へ、依頼人の姪を探して愛媛県内子町へ。おかえりは行く先々で出会った人々を笑顔に変えていく。感涙必死の“旅”物語。
0投稿日: 2016.07.18
powered by ブクログ元アイドルは「旅屋」という「旅代理人」なる仕事をする物語。 かるいユーモアもあり、 あったかい人たちがたくさん出てきて、目頭が熱くなります。
0投稿日: 2016.06.28
powered by ブクログ原田マハさんの作品はどれも大好きで、何度も読みたくなるお話ばかりなのですが、このお話は泣けました。とてもとても泣けてきました。なんと言っても、人が温かくて・・・。これ以上はネタバレになるので言いません。(笑)
0投稿日: 2016.06.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
家族ものに弱いわたし。 ええ、あちこち見事に泣き散らかしました。 寄る辺無い旅にさまよっている人も、いつかどこかに心落ち着けることができる、 そこが家であり、その人が家族である、 なんて幸せなことだろう。と思います。
0投稿日: 2016.05.22
powered by ブクログ懐かしくて美しい風景、そして暖かい出会いがあるから人は旅に出る。無意味な旅なんてない、出掛けるだけで既に意味があるのだろう。"人生は旅だ"とよく言われる。誰しも些細な事で凹み逃げ出したくなった時もあっただろう。そして叩かれて叩かれて強く美しくなるのだろう。人は何度でも失敗し何度でも旅に出る。『行ってらっしゃい』と送り出してくれて『おかえり』と迎えてくれる誰かがいるから旅は完結する。誰かがあなたを待っている。そしてあなたも誰かを待っている。旅はドラマが溢れてる。すなわち人生もドラマの連続なのだ。誰かの『おかえり』を聞くために皆旅をするのだ。
0投稿日: 2016.05.15
powered by ブクログいいね〜 やはりマハは間違いない。 この出来すぎた話が、 嫌味なく心に染み渡る(^-^)/
0投稿日: 2016.05.03
powered by ブクログ丘えりか、通称おかえり。鳴かず飛ばずの元アイドルで32歳。アイドルとしては芽が出なかったが、旅番組のリポーターを5年続け、持ち前の明るい笑顔で根強い人気があった。あるときスポンサーのライバル会社を宣伝してしまい、唯一の番組を降板させられてしまった。 落胆する彼女に、難病の娘の代わりにおかえりに旅をして欲しいという依頼が舞い込む。それ以降かのは旅をできない事情がある人の代わりに旅をする新ビジネスを始めた。 おかえりちゃんが一生懸命で清々しいです。悲しい話よりも、こういう希望のある話が好きです。
0投稿日: 2016.04.27
powered by ブクログほのぼのとして、目頭が熱くなる「原田マハ」のシリーズはとても好きだ。 しかし何作か読んでいると、つい比べてしまう。 以前に読んだ、「生きるぼくら」、「キネマの神様」と比べると少し物足らない。 ストーリーのベースが違うから比べる事自体どうかと思うが、力量のある作家故に厳しくなってしまう。 しかししかし作品は心温まる素敵な話だ。
0投稿日: 2016.04.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
誰かの代わりに旅に出る、旅代行屋さん。代わりに旅をして欲しいと思う人がいるのかと思いきや、世の中様々な状況を抱えている人がいる。健康な体と心があって初めて旅行が楽しめるのだと改めて実感。今年の夏休みはどこに行こう。
0投稿日: 2016.04.17
powered by ブクログ本名 岡林恵理子 芸名 丘えりか 通称 おかえり またの芸名を 比嘉えりか 通称 ひがえり。 原田マハの オヤジダジャレは、主人公の名前に 現れるのだ。 『おかえり』とは、一人だけではつかわない 待っている人 待っているところがあり、 そこに向かう人がいる。 ニンゲンのつながりを表現する。 人生は旅でもある。 北海道 礼文島から 飛び出して、旅を続ける おかえり。 テレビの旅のレポーター。 たった1本しか出番がなく、たった一人の芸能プロ。 それが、スポンサーから打ち切られることで、 窮地に陥り、そのうえ 財布とキャッシュカードのはいった かばんさえ 電車の中に忘れてしまうおかえり。 絶体絶命の危機にある中で、 かわりに 旅に行ってくれないか という依頼から 新しいビジネスが生まれる。 原田マハの企画をするおもしろさなんだね。 芸能プロ社長の萬鉄壁の過去があかるみに。 (全然鉄壁でもない感じの雰囲気がある) スポンサーの江田会長から 旅の依頼があったことで、 『おかえり』は 旅の醍醐味を 知るのだった。 そして いつも『おかえり』を言ってくれる人がいた。 あざとく。たくみに。 人のこころの中に ずかずかと 入って行く。
0投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログ唯一、TVの旅番組1つだけがレギュラーの女性タレント。ある日、その唯一の番組もスポンサーから打ち切りを告げられ、番組は急遽終わってしまう。ここから、まさにストーリーは展開していく。TV番組が終わり、所属する弱小プロダクションで始めたのは「旅屋」。自ら旅ができない人の代わりに旅をするという「旅屋」。「旅屋」として様々な人との出会いとその思いに気づく主人公。そして、ある日、番組を打ち切ったスポンサーからの依頼で愛媛県は内子に旅することになる女性タレント。そこには意外な真相が・・・。主人公である女性タレントのたくましさ、彼女を取り巻く温かく優しい面々。心温まる1冊。 が、そんな心地よい読後の余韻を一気に吹き飛ばし、興ざめにさせられるのが、文庫本特有の最後に所収されている「解説」。これで書評家とは・・・。単に、「あらすじ」を書いているだけという代物。中学生の夏休みの宿題=読書感想文じゃないんだからさあ・・・。
0投稿日: 2016.02.21
powered by ブクログ旅をしたくてたまらなくなる。特に、この本に出てくる角館。武家屋敷の並ぶ町並みを満開の桜の時期に見てみたいものです。
3投稿日: 2016.02.16
powered by ブクログ基本、いい人しか出てこない。「こんなうまい話、現実にはあるわけない」と思いつつ、角館の現地の人との心温まる触れ合いのシーンや、温かいビデオメッセージのシーンなどは、何度読んでも泣けてしまう。涙腺の弱くなったオバサンにはきつい。
0投稿日: 2016.02.13
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
不覚にも読みながらたくさんたくさん泣かされた。気持ちよく、真っ直ぐに。 出来すぎ、な感じすら、おかえり、の勢いと情熱にさらわれていくように。 旅に出たいなぁ、と素直に思った。
0投稿日: 2016.02.07
powered by ブクログ旅番組のリポーターだった芸能人が旅番組が終了してしまった後、他の人の為に旅をする「旅屋」を始め、人々との交流を経て成長していく話。 私自身、テレビを見ないためか、芸能人にあまり興味が無いためか話に入り込んで行けなかった。中盤から少しづつ話に引き込まれ読む。主人公が「旅屋」を初めてからは、依頼主を変えての短編話になるのかと思いきゃ、さにあらず。 ストーリーの展開が見えていて、概ねその通りに進みつつも、小気味良い捻りを入れてくるところに、著者の力を感じる。ラストは電車の中にも関わらず、目を潤ませてしまった。
0投稿日: 2016.02.03
powered by ブクログラストは泣かされた!登場人物たちが泣くたびに私も…って感じで涙涙。 「旅」「出会い」「人情」が軸かな。 ちょびっ旅メンバーが、おかえりのために集まるところも良かったなぁ。 読後、温泉に行きたくなりました。
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ最初はすこし軽いつもりで読んでいたけど、おかえりのひたむきさと、地方の人達の優しさと、そして得られる出会いに思わず涙が出るような、素敵な作品でした。
0投稿日: 2015.12.23
powered by ブクログ登場人物がみんないい人しかいなくて胸が洗われるようなお話で、後半はボロボロ泣いた。旅に出られない人の代わりに旅をする仕事というと、地井武男がちい散歩で、そうした意識を持ってこの番組をやっている、とおっしゃっていたのを思い出す。ぜひドラマ化して欲しい作品だと思う。
0投稿日: 2015.12.19
