
総合評価
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powered by ブクログ実際にあった三菱自動車のリコール隠しがモチーフとのこと。 読み終えたあと、調べちゃったよ。 大企業の圧迫に屈しず、迷いながらも信念をもって闘った中小企業社長のお話。 頑迷な程に諦めなかった赤松社長の御姿は表彰ものだし、周りの批判に耐え、心中覚悟で社長を支えた宮一、問田が魅力的。 義憤を感じながら行動する沢田も人間臭くて嫌いになれない。 分厚い本ですが、さくさく読めます。 万人にお勧めできる本。
0投稿日: 2014.07.23
powered by ブクログこんな面白い本、今まで読まずにいたことを心から感謝します。 直木賞候補にもなったし、ドラマ化もされたし、でもなぜか今まで手に取るチャンスがなかった本作品。 たまたま三連休初日に読み始めたのですが…。 途中でやめられへんやないかっ! 俺の三連休どうしてくれる!? 主人公とともに怒り、泣き、安堵し、気がついたら上巻読了。 もうこうなったら、三連休はこの本に捧げます。 このまま一気に下巻に突入!
0投稿日: 2014.07.19
powered by ブクログまだ記憶に新しい某財閥系の自動車会社のリコール隠しを題材に描いたフィクション…だそうですが、さて、どのくらいの割合でフィクションなのか興味が湧くほどに登場人物の動きや大企業の傲慢っぷりがリアルで、そういえば…と思い当たる節もあり、小説の中で息をして、悩み苦しみ、耐えて、闘って、それぞれの建物の中で生きる人間の物語を見た気がします。 できれば…中高生に…社会に出る前に読んでほしい一冊です。
0投稿日: 2014.07.18
powered by ブクログ池井戸作品では少ない上下巻の2冊での作品。文庫の厚みもあるので読み応えもあります。さて、読んでみて先ず思うのが、数年前に起こった実際の事故を想起させること。ちょうどその出来事を思い出しながら読み進めてみました。大企業と中小企業の対立が上手く描写されています。
0投稿日: 2014.07.17
powered by ブクログ下町ロケットを見た後のこの作品だっただけに、話の流れが似ている点は否めない。だが、人との巡りあわせによっては良いほうにも悪いほうにも転がるものですね。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログフィクションだとわかっていても、事実を題材にしているだけあり、リアリティがあって面白い。 池井戸潤の経歴もあってのことだろうが、憎きホープ財閥グループ(脳内では完全に三菱になってるが)の描写が見事で、それに立ち向かう中小企業に全力で感情移入してしまう。
0投稿日: 2014.07.13
powered by ブクログ不祥事を起こしてしまい、それをひた隠しに奔走する。その中の人々の思惑と、そのために事故を起こしてしまった中小企業の社長が立ち上がる、久しぶりにドラスティックで夢中になりかけた小説でした。 本当に大切なのは何か。企業か正義か、それとも自分か。本当にしなければならないこと、仕事について非常に考えさせられました。
0投稿日: 2014.06.28良作。
下巻にレビュー詳細。下町ロケットが夢の物語とすると、こちらは義憤の物語。
3投稿日: 2014.06.28
powered by ブクログ池井戸作品で最高傑作の予感大! 詳細なレビューは下巻を読んでから(^^) 暫定で★5つ。 2018.13th 映画公開ということで再読。 2回目なのに、ストーリーもほぼ覚えてるのに、それでも面白い!
0投稿日: 2014.06.08
powered by ブクログ池井戸潤の作品はこれが初めてでした。 こうもついてないかって出来事が重なり、 まるで他人事とは思えず、感情移入して読んでました。 どう逆転するのか、果たしてできるのか、ちょっとした希望が見え隠れするストーリーに、本当にのめり込みまれます。
0投稿日: 2014.06.01
powered by ブクログ事故の原因は中小企業の整備不良か、大企業の根本的な製品の欠陥か。 上巻は、事故によって会社経営も私生活もどんどん追い詰められてく主人公。大企業病にかかる社員の描写がリアルでよい。大きい会社は、大きな問題になればなるほど、隠蔽しようとするのかな。
0投稿日: 2014.05.29
powered by ブクログドラマ『半沢直樹』で有名になっな池井戸潤の作品をはじめて読んだ。 本作品は、2002年に起きた三菱トラック脱輪事故をテーマにしたものだが、事故を詳しく取材した上で書かれたノンフィクション小説というわけではない。 つまり、フィクションの小説であるので、事実そのものを描いている訳ではない。
0投稿日: 2014.05.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
赤松運送社長・赤松徳郎は、自社トレーラーのタイヤが外れて、通行人を直撃。死なせてしまう。警察からは家宅捜索を受け、お得意先を失い、被害者からは訴えられ、PTA会長はクビになりそうになり、息子は濡れ衣を着せられ、銀行は貸し渋り。どうなる、赤松運送!?待て、下巻!面白さ圧巻。
0投稿日: 2014.05.22
powered by ブクログ少しずつ読み進めて行こうと思ったのに、最初から面白くて、1日で上下巻を読み切った。丸一日、読書だけで終わった。朝と昼のごはんも食べずに、久々に読書三昧。
0投稿日: 2014.05.18フラストレーション
上巻のみ読み終えました。今下巻を読み始めたばかりでこれからどうなっていくのかわかりません。 この上巻ですごくフラストレーションがたまりました。 池井戸さんの作品はフラストレーションをいっぱいにためて、それを一気に解放してくれるものが多いですがそれを期待して下巻も早く読んでいきたいとおもってます。 登場人物がいろいろな方角から出てくるので、今どこの視点なのか若干つかみにくいところもあしました。ただ、そのそれぞれの登場人物たちがどう下巻で絡み合ってくるのか、またはこないのかわかりませんが続きが早く読みたくなる作品になってます。
3投稿日: 2014.05.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これは、昔WOWOWで仲村トオル主演でドラマを見ました! 内容はうすらぼんやりとした記憶がありましたが、評価が高いので購入! 読んでいて、「あぁ~、そうだった、そうだった!」と思い出しました。 内容をなんとなく知っていたからなのか、どうもノリノリで読めず・・・ でも、結末も思い出せず、読み進めたといった形でした。 この作家さんの本は「ようこそ、わが家へ」しか読んだ事がありませんが、どうも私の中で読んでて盛り上がらないんですよね・・・ それでそれで?って感じで読みたいと思えないというか・・・ 盛り上がらないまま下巻へ・・・といった感じです・・・ 2
0投稿日: 2014.05.09
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行者の母子を直撃した。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追及する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。家族も周囲から孤立し、会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログトラックが人身事故を起こしてしまい、被害者家族からの訴訟、倒産の危機に直面する赤松運送。 事故の原因が自社の整備不良でなく、大手自動車会社の欠陥にあることを暴いていこうとするストーリー。 運送会社対自動車会社の一騎打ちでなく、様々な企業のそれぞれの社員が複雑に絡んで行く人間模様がおもしろい。 個人的には沢田がんばれという想いである。 下巻に続く。
0投稿日: 2014.05.06
powered by ブクログ上下巻もあるのに、まさかの一気読み。中だるみも一切無し。半沢直樹シリーズよりも面白かったんじゃなかろうか。文句なし。
1投稿日: 2014.05.05
powered by ブクログ自社のトラックが事故を起こし、被害者遺族の訴訟と取引先の撤退によって倒産の危機に立たされた社長が、トラックの製造元である自動車会社のリコール隠しに立ち向かうというストーリー。言ってみれば、三菱ふそうのリコール隠し事件をそのままフィクション化したような小説である。 池井戸潤の小説の中でもかなり長編の部類で、上巻は今だ解決の途中といったところで終わってしまう。ぜひ2巻同時に買い揃えてから読み始めてほしいと思う。
0投稿日: 2014.04.29真実の可能性は、小説によってまた描かれる。
脱輪事故によって人を死なせてしまった運送会社。 しかし、その責任は本当にドライバーのものなのか。 整備は十分になされていた。 自動車メーカー側に責任はないのか。 パーツは正しいものが使われていたのか。 三菱自動車のリコール隠し事件をもとに、 日本を支える大企業と小さな会社の争いと、正しさの行方を追う。 無理な値段で仕事を買い叩かれる街場の工場。 断れば会社は立ち行かないが、その値段で受けることはどこかでの妥協も意味する…。 それは何か不幸な未来を生み出すかもしれない。 論理的な正しさと人間的な判断のやむを得なさ、 働くという事、人間と人間が仕事をするということの困難が描かれる。 日本を支える基幹産業による失態が、なかなか大規模な報道にまで至らないとき、 真実の可能性は、小説によってまた描かれる。
11投稿日: 2014.04.29
powered by ブクログすっかり、出た頃に読んだものと思っていましたが、話が思い出せないので、再読と思ったら初めてらしい(笑)。 上巻にして既に池井戸潤らしさがバシバシ出ています。 事件をひとつの筋としてのサイドストーリーからも目が離せません。
0投稿日: 2014.04.20町の運送屋を嘗めるな
トレーラーの脱輪事故で人身事故を起こした町の運送会社。それをきっかけに色んな事が起こり転がり落ちていく。。。 そこを踏ん張り大手ホープ自動車に立ち向かう物語。 モチーフとなった事件を良くは知らないですが、読んでいて感情移入出来る作品。 現実は厳しいとは思いますが、先入観に捕らわれず、自分が正しいと思ったことはとことん闘った方が良いのではと思わせてくれる作品。
7投稿日: 2014.04.19
powered by ブクログ池井戸作品2作目。昨年から積み上げていてやっと読めました。池井戸さんはハズレが無い!面白すぎて一気読みです。と言ってもまだ上巻なので、気になって気になって仕方ない!下巻に急がねば!
0投稿日: 2014.04.07
powered by ブクログ前に読んだ池井戸さんの「下町ロケット」がおもしろかったので, 別の作品も読んでみようと! 最初に読み始めた頃から思ったんだけど… 話の流れとか,人物設定とか,大企業と中小企業との対峙とか…「下町ロケット」と とても似ている?(^o^; 何となく,この人は今は悪い人っぽいけど,そのうち変わっていくのかな?とか想像できるような… そんな感覚はあったものの… やっぱりおもしろかった♪ 早く読み進めたくて,睡眠不足になったくらい(笑) スピード感もあるし,読んだ後すっきりするし, 池井戸さんの他の作品も色々読みたくなる☆
0投稿日: 2014.04.04
powered by ブクログ2014.04.03(木) 赤松運送業者とホープ自動車。 企業とは人。そのとおり。 下につづきます。
0投稿日: 2014.04.03
powered by ブクログ長いけれど面白くてあっという間に読んでしまう。実際の事件をモチーフにしているので、そのころの記憶を想起しながら、改めて興味を持つようになりました。
0投稿日: 2014.03.31
powered by ブクログ「下町ロケット」がロケットの部品を作る町工場の話しだったように、「空飛ぶタイヤ」は、タイヤを作る工場の話しかと思ってた。内容をしって、タイトルから一気にファンタジックなイメージが払拭されてしまった。
0投稿日: 2014.03.28空飛ぶタイヤ
池井戸 潤の世界 中小企業の運送会社赤松運送の赤松社長が挑む大企業ホープ自動車。裏にはホープ財閥グループ ホープ銀行、ホープ重工、ホープ商事が見え隠れする。思わず実在の名前が浮かぶ設定である。 物語が面白く一気に読んでしまった。
5投稿日: 2014.03.26現実は小説のようにはいかない
「半沢直樹」シリーズの池井戸潤が書いた長編小説。 三菱ふそうのリコール隠し事件を題材とした話で、主人公は事故を起こしたトラック運送会社の社長。この社長のキャラクターが実に良い味で物語に深みを与えている。 主人公、赤松が経営する赤松運送のトレーラーから走行中突然タイヤが外れ、そのタイヤが歩行中の女性に激突、女性は即死した。事故は赤松運送の整備不良と決めつけられるが、整備を担当した社員の仕事ぶりを確認して、これは整備不良では無いと赤松は確信、トレーラー製造元のホープ自動車は赤松運送の整備不良と断定するが、、、 不審を持った赤松の元にホープ自動車自体のリコール隠しが原因という情報がもたらされ、赤松はホープ自動車、取引銀行のホープ銀行、赤松がPTA会長を務める小学校のPTAなどと戦いつつ、真相を探っていく、と言う話。 物語では池井戸潤お得意の大逆転によりカタルシスのある物語となっている。読み応えもあり大変面白い。 ただ、この物語の題材となった現実の運送会社は赤松運送よりもっと零細な会社で、「人殺し」などの中傷ビラが貼られ、無言電話などの嫌がらせが続いて廃業に追い込まれている。 また、被害者の弁護士は原告に無断で損害賠償金額を引き上げた訴訟を起こし、500万の損害賠償金額を一切原告側に渡さず、横浜弁護士会から懲戒処分を受けている。 現実は小説より醜い。
38投稿日: 2014.03.18
powered by ブクログ登場人物の心情描写が分かりやすく、展開もスピーディーで一気に読めてしまった。 現代版のオペラって、こんななのかな。
0投稿日: 2014.03.16
powered by ブクログ大企業の論理は客観的には非合理に見える。しかしながら、その中にいる人から見たら合理的に見えるのが不思議。その大企業の矛盾に正面から立ち向かう主人公は本質を突いていてかっこいい。
0投稿日: 2014.03.15
powered by ブクログ大抵の人からすると、大企業が正しくて、中小企業は間違っているのだろう。大企業は、世間の論理ではなく、企業の論理で他をねじ伏せ、その地位にある。 中小を馬鹿にするさまが、まざまざとそこに描かれていた。これは偏った表現だろうか、それはわからないが、そうだとしても多少はそこに真実が潜んでいるのではないだろうか。 負けるな中小
0投稿日: 2014.03.07
powered by ブクログ中小企業の2代目社長vs財閥系大企業。脚色してる面はあると思いますが、ノンフィクション経済小説ならではの臨場感があります。不測の事態に陥ったときに、胸張ってうちはやることやってるよ!って言えるような仕事がしたいです。
0投稿日: 2014.02.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
親父の後を継いで懸命に運送業を営んできた赤松さん。 突然、社のトラックの前輪が外れて主婦を直撃。即死。 銀行は融資を差し止め、子供はイジメに合い、辞めて行く社員。 窮地に追い込まれていく。 一方、赤松のトラックを製造するホープ自動車の内部でもきな臭い動きが。 暗躍する雑誌記者。 真実はどこに? 下巻へ続く! うおー!お弁当箱でも一冊で読むべきだった。 下巻は会社に置いてきちゃったし。 上巻はひたすら忍耐の赤松さん。 同業者に助けられたり、若い整備工モンタがいい奴だったりで救われるところもあるものの。 確かにジャッキー・チェンじゃないけどさ、苦しみが深いほど逆転したときは爽快だけど、上下巻でこれはちょっとキツイ。いや、私が二冊持ち歩けばよかったんだけどさ。
4投稿日: 2014.02.25
powered by ブクログ「仕事観」を書かせたら安定の池井戸小説。今度の舞台は家電メーカー。 題名どおり、一つの事件について関連する7名が行う会議から「仕事」への価値観、考え方を語った小説。 職務、数字、やりがい、意義、、、それぞれ会社/仕事に求めるものへの差異が組織の巨大な論理の中で翻弄されつつも登場人物の行動に変化を与えて行く。 彼らの価値観がどのような生い立ち、背景から形成されたものなのか、池井戸さんの描き方の丁寧さが印象に残った。 ちなみに読了感はスッキリせず。
1投稿日: 2014.02.19
powered by ブクログ池井戸さんの作品は、いつも展開が同じだから、慣れている人にはあまり面白みはないかもしれません。(ちなみには私は三作目です)その代わり、私のような組織に属したことがないような人間に取っては、中小零細企業、大企業、銀行の内情を知れるので、面白かったです。
0投稿日: 2014.02.13
powered by ブクログここに描かれている事件は実際にあったときの記憶が残っている。 大企業の論理の前に危機的状況に陥るが、自分(会社)の正義を曲げずに立ち向かっていくところは沈まぬ太陽に近いところがある。 続編が楽しみ。
0投稿日: 2014.02.04
powered by ブクログ実在する某旧財閥系自動車メーカーが思い浮かんでしまう。 しかし、どこの組織にも気骨ある人物はいるもんだ。
0投稿日: 2014.01.31
powered by ブクログ私の会社でも三菱自動車を担当していた部署があり、「リコール隠し」はなかなか身近に感じる題材だった。 筆者が三菱銀行出身だということで、多少の誇張表現はあったとしても、とてもリアルで詳細に内情が描かれている。面白かった。
0投稿日: 2014.01.22
powered by ブクログ大切なことは、人様に迷惑を掛けないことと、友達を大事にすること。困ったときに頼れるのは友達、だから友達はたくさん作れ。
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログタイトルだけ見ると、まるでファンタジーと言うか楽しそうな感じでしたが、裏表紙にある通り、ある事故から大企業のリコール隠しを暴いていくストーリーです。 真相究明と、それぞれの思惑、意思、上巻はとりあえず解決しません。 いつもながら銀行の体質、資金繰りの現実、大企業の傲慢さ、それと戦う中小企業。人間関係も面白い。内容的にどうしても人物の構図と会話がややこしくなりますが、それぞれ重要なのでじっくり読んでいきたいです。
1投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2014年最初に読み終わった小説。 陽一から薦められて約5年、やっと重い腰を上げて読み始めたものの、面白すぎておよそ900ページの上下巻をほぼ5日間位で読破。 僕自身も会社で働き始めて約10年、「会社の常識、世間の非常識」という言葉が少しわかるようになってきた気がする。この小説で問題として取り上げられているリコール隠し、会社の利益・自分の出世至上主義とは一線を画すけれど、自分の会社でも本当に消費者の利益だけを考えては仕事ができない時は正直あるので、本当に考えさせられた1冊。 物語は三菱自動車のリコール問題をノンフィクションとして捉えた小説。実際に被害者・関係会社・三菱本体・銀行などがこのような経験をしたのかは謎だが、非常にRealityを持って読める内容のストーリーだった。 トラックの脱輪事故で幼い息子を持つ母親を殺してしまった事故の当事者である中小企業の赤松運送が大きな組織とそれにぶら下がったプライドの塊であるホープ自動車に挑む果敢な挑戦の物語。被害者と悪の枢軸ホープグループの間に挟まれ、警察からも、世間からも疑いをかけられて四面楚歌の二代目社長・赤松が仲間とともに辛辣すぎる困難・悪夢を乗り越えて大企業の隠蔽工作を暴いていく痛快なストーリー。700ページ位までは胃が重くなるような困難が続くのだが、そんな中でも信念を曲げずに原則に基づく赤松の意思決定・行動力、そしてそれを支える仲間たちに沢山の勇気をもらえる。そして世間が、警察が、ホープグループが自分たちの過ちを気付き始めた時、全てのことがあっという間にひっくり返っていく姿は爽快。いち中小企業の赤松運送が正しいことをしている姿勢を支持され、2兆円を超える売り上げのホープ自動車を罰し、更生の道へ進めていく。 何かの本でも読んだが、本当に大きなことを成し遂げる時、世間はそれを嘲笑し、反対し、邪魔をする。それが今回の赤松の挑戦であり、この周りの反対に挫折して、夢半ば倒れた者の方が世の中は多いのではないのかとも思う。この本はそれを諦めないで頑張るための勇気をくれるような内容だ。 余談だが、ホープ自動車の社章を似たような形の3つのひし形にするところ、トヨタ自動車をセントレア自動車、という名前にするなど、筆者のお茶目さに笑った。 池井戸潤の小説、いつも勇気をもらいます。下町ロケットといい、果つる底なき、といい、良い小説でした。今度はシャイロックの子供たちと半沢直樹シリーズを読むことにしよう。
0投稿日: 2014.01.01
powered by ブクログ現実に起きたトレーラーの脱輪事故とそれに纏わるリコール隠しの一連の事件をモチーフにして書かれたであろう作品。上下巻構成となっており、上巻はとにかく事故の犠牲者と家族、その第一当事者となった赤松運送を襲ったあまりにも理不尽な状況に辛くなる。そして、大企業の論理に支配されたホープ自動車と東京ホープ銀行に未来はあるのか。まさに池井戸さんの他のシリーズと同じように、読みながら職業人として、人としての矜恃が問われている気分になります。急ぎ下巻へ。
0投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ引き込まれて一気に読みました。実際の事件をベースにした題材なので、ある程筋はわかっているが、精緻な描写により、よりリアルに感じた。でも、本当に三菱自動車ってこんなひどい企業なのかな、作者の事件に対する憤りも含まれているような気がした。
0投稿日: 2013.12.27
powered by ブクログ池井戸さんの話は、下町ロケットしかり、半沢直樹しかり、皆皆似ているのだけれど(大手銀行相手に間違っていたり、リコール隠しをしていたり、小さな町の中小企業VS大手銀行とか)分かっていても夢中になって熱く読めるのはすごいと思った。 一つの事にあらやる方向で様々な人間の思考が交差して最後にはきちんと収束できてスッキリするのがとても面白く、受けるのだと思った。 この上巻が雨で汚れ、図書館で弁償することになり手元にくるけれどこれくらい面白かったらま、良いかと思えた。
0投稿日: 2013.12.27
powered by ブクログ池井戸潤の空飛ぶタイヤを読みました。 小さな運送会社を経営する赤松はホープ自動車製のトラックを使っていました。 ところが、会社のトラックの車輪が外れるという事故が起きてしまいます。 車輪は道を歩いていた主婦を直撃して、その主婦は亡くなってしまいます。 ホープ自動車からは整備不良という診断結果が返ってきますが、赤松はその診断結果の裏にリコール隠しがあるのではないかと疑います。 赤松は整備不良が原因で過失致死の家宅捜索を受け、会社の信用も落ちてしまい、主要な取引先からも取引を断られるという四面楚歌の状態になってしまいます。 しかし、亡くなった主婦の無念を晴らすためにホープ自動車に戦いを挑むのでした。 赤松の無力感、仲間からの激励、状況の変化に対する一喜一憂が我が身のように感じられました。 エリート意識に凝り固まるホープ自動車の役員・社員たちも血の通った人間として描かれていて彼らの行動に憤りを感じてしまいました。 とても面白く読みました。池井戸潤の他の本も読んでみようと思ったのでした。
0投稿日: 2013.12.26
powered by ブクログ走行中のトレーラーのタイヤが外れて歩行中の母子に直撃し、母は死亡。ホープ自動車が出した「運送会社の整備不良」の結論に納得できない運送会社社長の赤松徳郎。真相を追求する赤松の前を塞ぐ大企業の論理。会社の経営も危機的状況下、絶望しかけた赤松に記者・榎本が驚愕の事実をもたらす。 銀行とか企業の経営について詳しくない私にでもスラスラ読むことが出来、面白かった。
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ巨大企業と中小企業、サラリーマンのウップンが詰め込まれた本。 主人公の中小運輸業社長は細々ながらも健全な運営を行うヒーローだ、日常の疲れや子育てを抱えながらも日々邁進している姿に好感を持てる。事件を通して関わる周囲の人には巨大企業内の縦社会や関連メガバンクの都合の内部葛藤、中規模都市銀行や同様の事件を経験した経営者など様々な切り口で語られているのが面白い。 出来ればこの手の波乱万丈が身の回りに起きないことを願いつつ
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ大好きなおかずをとっておくが如く、読むのをとっておいた池井戸作品。やっぱり面白い!正直、タイトルからくる印象としては同作者の作品群の中ではグッとくるものが弱かったものの、面白さは上位ランク。某三●自動車のリコール隠しを彷彿させる作品。巨大企業組織に立ち向かわせる作品ではこの方の右に出るものはいないのでは??
0投稿日: 2013.12.20
powered by ブクログ実際に起こったトレーラーのタイヤが外れる事故によりリコール問題が発生した事件がモチーフ。つ、つらい。大企業と中小企業とマスコミ、そして家庭。小さいものが大きいものに立ち向かうことはできないの?正義って?つらいけど、下巻に行ってきます。
0投稿日: 2013.12.17
powered by ブクログ池井戸潤と出会った最初の小説。 おもしろすぎる。 このような会社の論理を子供たちに伝えたい。 …夢がなくなるかな??
0投稿日: 2013.12.15
powered by ブクログずっと読みたかった上下巻、ついに読破 10年程前、三菱製大型車両がタイヤ脱輪を起こし通行中の母子を死傷させるという痛ましい事件が連日報道機関を賑わせ、リコール隠しまで露見し社会的制裁を受けたのは記憶に残っています。 本書では件の不祥事をモチーフに民間中小運送会社と大手財閥系自動車メーカーとの闘いを描いた社会派エンタメ群像劇です。 本を閉じる時間がこの上なく惜しい… 敵対側の見下し口調や挑発的態度が本当に憎たらしくて、フィクションという事も人物も団体も虚構なのは百も承知で読んでますが“この会社製は不買だ”と影響を受けやすい私には面白くて堪らない反面、精神衛生上よろしくないのかもしれない…
0投稿日: 2013.12.09
powered by ブクログ個人的に池井戸さんの本の中では一番!リアルな話だけに、伝わってくるリアリティが半端じゃない。小説を読んで、感情移入し発汗するだけでなく、油汗をかいたのは初めてだ!
0投稿日: 2013.12.07
powered by ブクログ知人にいただいたので読みました。 この手の小説はあまり読まないのですが、読みやすく途中で読むのをやめられず、すぐ読み終わりました。
0投稿日: 2013.12.07
powered by ブクログ実在した事件をモデルにしたストーリー。 中小企業、大企業、銀行、マスコミと様々な視点から話が動いて行く。 他作品と比べ、登場人物たちのプライベートも盛りこまれており、 事故関係者を取り巻く環境の描写も面白い。 苦悩の末、一旦赤松運送による形勢逆転に向かうかー?
0投稿日: 2013.12.01
powered by ブクログ七つの会議とか、半沢の描く世界と同じなので、新鮮さは正直感じなかった。が、フィクションとはしているものの、実際起きた思い描ける事故があるので、現実味はあるし、興味深かった。もち下巻へ☆
0投稿日: 2013.12.01
powered by ブクログ下町ロケットを購入したかったのですがどこも品切れで仕方なく文庫化を待とうと思いとりあえずで空飛ぶタイヤを買いました。 めっちゃくちゃ面白い…。 悔しいし、辛いし、はやく報われたい… 遺族のシーンはもう泣かずにはいられません…。ホープ許さない…! 帰って下巻読むのが楽しみです!
0投稿日: 2013.11.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大企業ってこういう感じなのかなー 私は全然関係ない仕事をしているので、全然知らない世界。 就活のとき、向こう側を選択していたらどうなっていたのかな。 憧れることも多いけど、こういうの読むとなんだかなーとも思う。 小さい世界ではあるけど、こっち側にいるとそれはそれで世の中のことが見えやすい気もする。 もんたくんと、息子くんのくだりジーンとくる。 パパの真似してるだけだよって。 パターンは一緒だけど、やっぱり面白い。
0投稿日: 2013.11.19
powered by ブクログ※全編通してのレビューです。 「やられたらやり返す、倍返しだ!」 このセリフに溜飲を下げた人も多いことだろう。ご存知、TVドラマ『半沢直樹』の名ゼリフである。 ともすれば「正直者が馬鹿を見る」現代。みんな、何かオカシイとは思っている。そんな中で、「悪」に虐げられている「善」が、そのまま泣き寝入りすることなく、「悪」に立ち向かい、そして勝つ。なんというカタルシスだろう。冒頭に挙げたセリフが流行した背景には、そんな事情が見え隠れする。 さて、本書はその『半沢直樹』を生み出した池井戸潤さんによる傑作小説だ。基本的な構成は『半沢直樹』によく似ている。本作もまた、「倍返し」のストーリーである。 ところが、『半沢直樹』――というよりも、その原作(『オレたち~』)と異なっている点は、物語の描き方であろう。『オレたち~』が、どこかコミカルさを演出した描き方をしていたのに対し、本作は終始シリアスである。その理由は、前者は「金」を問題としていたが、後者は「命」をテーマに掲げていることにあると思う。「金」の問題は笑い話で済んだとしても、「命」の問題は笑うことができない。 決して笑えない「命」の問題に対して、さまざまな立場の人間が、それぞれの立場から行動し「倍返し」を試みる。本作はつまるところ、そういう物語である。 『空飛ぶタイヤ(上)』 空飛ぶタイヤ 序 章 決して風化することのない、君の記憶 第一章 人生最悪の日々 第二章 ホープとドリーム 第三章 温室栽培群像 第四章 ハブ返せ! 第五章 罪罰系迷門企業 第六章 レジスタンス 第七章 組織断面図 『空飛ぶタイヤ(下)』 空飛ぶタイヤ 第八章 不経済的選択 第九章 聖夜の歌 第十章 飛べ! 赤松プロペラ機 第十一章 コンプライアンスを笑え! 第十二章 緊急避難計画 終 章 ともすれば忘れがちな我らの幸福論 解説 大沢在昌
0投稿日: 2013.11.14
powered by ブクログ実際に起こった事件そのままを描いたとも思える作品。 正義感とお金の問題、社内政治などに絡む人々の 思いが詳細に描写される。下巻でどう解決されるかが楽しみ。
0投稿日: 2013.11.13
powered by ブクログ池井戸さんの話にはいつも素敵な奥さんが出てくる。 トレーラーのタイヤが飛んだ母子死傷事件は実際にあったので、色々思い出しながら読んだ。警察、雑誌、マスコミ、部品会社のリコール隠し。。複雑だけど、赤松さんの部下や会社に対する思いはまっすぐで気持ちいい!
0投稿日: 2013.11.10
powered by ブクログ例の事件をモチーフに堂々とフィクションと謳って綴られるが、どうしてもあの事件を思い浮かべながら読み進む。 中小企業社長の苦悩、家族のあり方、企業の闇体質、サラリーマンの矜持、モンスターペアレント等のサイドストーリーも興味深い。 後半が楽しみ。
1投稿日: 2013.11.09
powered by ブクログ半沢の小説の解説を書いた方が進めていたので手にとった本。ほぼ完徹に近い勢いで読んでしまった。この先に潜むカタルシスに否が応でも期待させられてしまう。
0投稿日: 2013.11.05
powered by ブクログこれを知る前に読んだ池井戸さんの下町ロケットは衝撃的におもしろかった。その作者なのだからという期待のせいか、上巻を読んだがいまひとつスッキリしない。下巻を盛り上げるための伏線ばかり組んでるのがみえみえで素直に楽しめなかった。まぁ下巻でどんでん返しスッキリするのだろうと思いつつ、よくここまでドン底を描けるなと。読んでて暗くなりました。下巻に期待です。
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ某自動車メーカのリコール隠しの小説。市場は、正直であり、いくら隠しても真実は明るみにでるものである。
0投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログ面白い!それぞれの心情がリアルに描かれていている。通勤電車で読破、すぐに下巻を購入。いやなことを忘れて没頭できる小説。
0投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログ後半1/4でぐーっと良くなって4★になった感じ。 こないだ逆パターンがありまして。最後の印象て 大事すね。尻拭いて紙汚れてないと気持ちいいだろ!
0投稿日: 2013.10.29
powered by ブクログリコール隠し系、池井戸小説によくある現実にあった事件をヒントに書かれたフィクション。中小企業が大企業に立ち向かってというストーリーは下町ロケットなどとも通じる。そしてまた、これも池井戸小説よくあるところですが、主人公だけでなく大企業側の人物や、また銀行側の人間やいろいろな生々しい悩みなど記載されている。 引き続き、下を読みます。
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ胸が苦しくなって、何度も悔しくて泣きそうでした。 とある事の摘発?平たく言えば指摘?がなっかなか踏み切れなかったり、邪魔されたりでもどかしかった! そこがちょっと読んでてもーっ!となったので星は四つ(笑) でも、下巻でこのモヤモヤが解消されるので是非読んで欲しい!
0投稿日: 2013.10.09
powered by ブクログ三菱のリコール隠しを題材にした作品。経済小説ではあるが,外の作品とは違い,舞台は銀行ではなく企業。ただ,でてくるキャラクターは外の作品に似ている。 下巻が楽しみになる展開。倍返しになるか??
0投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
テレビで半沢直樹を見ておもしろかったので、初池井戸作品です。 とても面白かったです。 実話を元にしているのもあるけど、リアリティがありました。 よっぽど会社員時代に嫌なことがあったのかなぁと思いつつ、会社の組織ってあんなものだよね…とか思ってしまいます。 上巻はちょっとストレス溜まる展開だったけど、下巻が楽しみです。
0投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
池井戸潤強化月間、今回は遂に上下巻の長編に手を出す。 名作と誉れ高い「空飛ぶタイヤ」。購入は上下巻を文庫本で 一気に。 ちょっとファンタジーチックなタイトルだが、内容はいわゆる ドロドロ系。中小の運送会社が保有するトラックのタイヤが 突然外れ、通行人を直撃し命を奪う。この事故を境に会社は 坂道を転がり落ちていき、遂に倒産の危機に。しかし、事故に 不信な点が・・・、という内容。 上記の運送会社の社長が本流主役であるのだが、エピソード ごとに語り部が変わる。大手自動車会社のカスタマーマーケ、 メガバンクの融資審査部、そして警察。それぞれのディテール が異様に細かいのは驚異。作者の来歴から考えれば、中小企業 や銀行、大手自動車会社などの造詣が深いのは理解出来るのだ が、警察が舞台でもこのトーンは変わらず。最近の人気作家の 中でも、その引き出しの多さは群を抜いている感。 上巻で綴られる物語はやるせないながら手に汗握る展開に終始。 特に運送会社の社長には感情移入が半端で無い。中盤まで、 実に良いテンポで進んでます! この作品、稿を改めて下巻のレビューを!
0投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログ「倍返しだ!」のひとの「倍返しだ!」じゃないやつ。 あえて、じゃないやつスタートなのだ。 私はそういう奴なのだ。 かなり面白いのだが、ちょうど車を買うタイミングに読み始めたもんで、複雑な気持ちにさせられる一冊。 下巻へ。
1投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ私のブログです。 http://pub.ne.jp/TakeTatsu/?entry_id=5052675
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログ悪役にすごい怒りを感じさせられたというだけでもものすごいインパクトを感じ一気に朝まで読んでしまった。 実際のモデルがないことに驚かされる展開で、面白みがぎゅーーーっと詰まっている良書。 ためらいなく誰にでも勧められる一冊。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
リコールが発表される時、その企業は信頼に足ると思っている。あってはならないけどミスは付き物。その対処の仕方で企業の体質や消費者への思いが伝わる。最近も飲み物が自主回収されたけど、私はその商品を毎日飲み続けているし、これからも安心して飲み続ける。ホープ自動車よ、保身最優先の企業に生き残る道はない。赤松社長頑張れ!
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ腐った大企業に挑む中小企業の社長。 どんな結末か非常に楽しみである。 鼻持ちならない大企業幹部の鼻っ柱をへし折ってほしい。
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ企業小説とはいえ、どういう風に真実が暴かれていくのか、続きが気になりドンドン引き込まれていきます。企業の隠蔽体質は、どこにでもありそうなので、小説の中だけでも、ざっくり叩き潰してほしいです( ^ω^ )
0投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ続きを早く読みたい、と思ってページをめくる手が早くなる。そんな本。 主人公一人の視点だけでなく、複数人の背景を見ながらストーリーが進むのも面白い。
0投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログ一億円を断った赤松社長と宮さん最高!信念を突き通す主人公を書かせたらピカイチの池井戸さん。下巻が楽しみ!赤松社長頑張れ!!
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
事故のニュースは覚えていたので、本当の話と思っていたら、フィクションで驚いた。そのくらいに現実の物語に思えるのだ。 財閥系はこういう価値観・世界なんだと思うとともに、報道の裏の側面もあって、世の中の矛盾とか、そういったものがひしひしと描かれていた。銀行の矜持が感じられて、そこがなんだか救いでした。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ文句無しに面白い 朝も昼も夜も読み進めた本は久しぶりです 現実に起きた三菱自動車リコールの話。 登場する人物、どれをとっても不足なし。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ半沢シリーズを読んだ後にこの小説を手にした。題材は三菱自動車の車軸が原因の事故であるのは、タイトルを見ただけで分かる。したがって、最終的な結末もある程度予想出来るのだが。それにかかわる多くの関係者が入り組んでストーリーが展開する。そこには不祥事を隠蔽しようとする大企業の組織の嫌な面が必ず出てくるのが、著書の特徴である。
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログ2013/9/6読了。大ヒットドラマ「半沢直樹」の原作者である池井戸潤さんの小説。会社の元部下が読んで面白かったということで上下巻貸してくれた。まだ上巻を読んだだけだがこれは傑作!大型トラックの脱輪したタイヤで死亡した主婦とその家族、運送会社の社長、トラック製造元の自動車会社、グループの銀行、事故の真相を追う週刊誌記者・・・。様々な立場、思惑が絡みつつ、事故の真相に迫っていくストーリーは迫力がある。読み進めながら「なんかこれって三菱っぽいなぁー」と思っていたら、実際に三菱自動車の脱輪事故とリコール隠しが物語のベースとなっていると知って納得。最終的にどういう結果になるのか?下巻を読むのも楽しみです。
0投稿日: 2013.09.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
三菱自動車のリコール隠しに着想を得た作品。官僚体質にどっぷり浸かった ホープ自動車と、グループ繋がりでずるずる与信を行うホープ銀行の姿が、 とてつもなくリアル(本当はこんな裏事情があったのではと勘繰りたくなるほど!) そうした、「組織の論理」で歪められた会社に、個人が立ち向かう姿がカッコいい。 個人は非力で、組織に押しつぶされ、懐柔され、翻弄されるが、 その意思までは摘むことはできない。彼らを亡き者にしようとする 副社長が悪役振りも相まって、志を曲げないホープ自動車の内部告発者達に、 胸を打たれました。 /// 赤松運輸のトラックがタイヤ脱落事故を起こして死者を出す事態に。 トラックは製造元のホープ自動車に送られ調査されるが、 結果は「プロペラシャフトの整備不良」。 しかし、そのトラックは定期点検で「プロペラシャフト」を検査し、 問題ないことを確認していた。 赤松運輸の社長はホープ自動車の調査に不信を抱き、 押収部品の返還や、弁護士を使った法的手段など、真っ向勝負を挑む。 しかし、一旦容疑者とされた赤松運輸は仕事を失い、資金繰りは悪化。 ホープ自動車の事故を追う週刊記者に一縷の望みを託すが。。。 組織的隠ぺいを図るホープ自動車、ホープ自動車の再生にかけるホープ銀行の 担当役員も加わり、赤松運輸への圧力を強める。 そんな中、ホープ自動車の中から内部告発の動きも出始めて。。。
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ走行中の車からタイヤが外れて、偶然そこにいた女性に当たり亡くなってしまった事故って、実際にありましたね。なんて理不尽な…どうして?って思ったの憶えています。事故を起こした運送会社、赤松社長の奮闘を応援しつつ…。大きな会社の組織のゴタゴタや出世競争、銀行やマスコミと、登場人物も多く、それぞれの立場も色々で、ついて行くのが大変ですが、面白い!池井戸さん初読みですが、先にドラマ半沢直樹の世界に触れたので、すんなり入って行けました。ただ、事故の被害者家族のことを思うと、辛いなぁ。さぁ、どうなる下巻。
1投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログまだ続きがあるけど、面白いとおもった。もともと実際にあったことをベースに書いていて、その頃私も思った、これは?この人たちは?といった疑問の部分をすべて書き出していってくれているようだ。もちろん、そんなところまで考えもしないような人もいると思うけど。さまざまな関係者の視点で書かれた文章は、思いがけなくぐいぐい読まされてしまい、結構あっという間に上巻が終わった。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ冒頭の追悼文が胸を突く。 ストーリーの始め、出てきた道路をよく知っていて、 ああ、あのカーブ、と思ったら事故が起きた。 動き出す警察署もよく知っていて、ああ、あの階段の上の部屋にこの刑事さんはいるんだろうと思う。 出てくる駅や会社がある場所がほぼ知っている範囲内。 驚くほど身近なストーリーになった。 それにしても、この緊張感をこれだけ持続させる展開はすごい筆力だ。 今では忘れた人もいるかもしれない、某自動車会社のことを思い出させる。 この上巻は現在品切れで、手に入れるのにちょっと苦労した。
1投稿日: 2013.08.24
powered by ブクログ実際にあった事故をもとにした小説なので、興味がありながら今まで読んでいなかったのですが、皆さんの書評でも高い評価、これは読まないと!と手に取りました。読み始めたらもう止められない、読書中すっかり睡眠不足に陥りました。レビューは下巻で。
0投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログとある自動車会社のリコール隠しのお話。 実質一日で読み切ってしましました。 中毒性高し。 早く下巻が読みたいです♪ 自動車会社のリコール隠しと聞くとどうしてもあの会社が思い浮かんでしまいます。。。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ突如起こってしまった脱輪事故。整備不良と判断され、果たして本当に整備不良なのか。社員を信頼し、どん底に突き落とされた社長の気持ちに共感する。続きがとても気になる。
0投稿日: 2013.08.20
powered by ブクログとにかく上手い! 複雑に絡み合う思惑を、難語を使わずごくわかりやすく書き分け、どんどん増えていく登場人物のイメージを、必要最低限の描写で明確に浮かびあがらせ… 池井戸さんって本当に頭のいい人なんだろうなぁと思わせられる、爽快な文章でした。 間髪入れずにいざ下巻へ!
1投稿日: 2013.08.19
powered by ブクログ大企業の官僚以上の官僚的なところがまざまざと写し出されていました! ウチの会社も正直同じようなところがあるので、ホープのようにならなければいいなぁと・・・(;´∀`) 話としては勧善懲悪ですね。 僕は半沢シリーズよりもこっちの方が面白かったです!
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログ面白い。この作者の作品は、物凄く理不尽で憎たらしい奴をとっちめて、スカッとする作品か多い。下巻で早くスカッとしたい。
0投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログ走行中のトレーラーのタイヤが外れて、歩行者の母子を直撃。子どもかばった母親が死亡。トレーラの所有者は、赤松運送。ここからストーリーは展開していく。フィクションとはいえ、三菱自動車のリコール隠しの事件とダブらさずにはいられない。「赤松運送会社の整備不良」で事を片付けようとして自動車会社。そして、上巻では、これでもか!っというくらい、赤松運送の社長は次から次へと窮地に追いやられていく・・・。
0投稿日: 2013.08.04
powered by ブクログ中小企業が大企業の陰謀によって売り上げを減らし、銀行が絡み、倒産の文字がちらつく中、立ち向かう――世の中の働く人たちへの賛歌。池井戸さんらしいお話! あらすじ: 赤松通運の社員が運転するトラックのタイヤが外れ、それが人を直撃し死亡事故を起こしてしまった。原因は「整備不良」。イメージの問題により大口顧客が手を切るなど、業績が一気に落ち込む。警察による家宅捜査が影響して、銀行の「コンプライアンス遵守」を掲げ逮捕状がないのに「犯罪者に投資はできない」との一点張り。経営は窮地に立たされようとしていた。そこで俄かに浮上した疑問――「果たして本当に整備不良だったのか?」。トラックの製造メーカー、ホープ自動車へ問い合わせ回収された部品を返してくれるように頼むが、うやむやにされてしまう。さらに息子の小学校で、新たな問題も発生し、経営も立ち回らなくなる寸前で、憤慨した赤松は奮起する。 面白くて面白くて面白くて夢中になって読むんだけど、ねえ、銀行ってみんなこうなの? 思わず銀行不信になってしまう池井戸作品(特に長編)。もちろんエンターテイメントの虚構を織り交ぜてるとわかってるんだけど、経営の生命線たる銀行の傲慢は見ていて腹が立つ。企業の従業員たちの生活がかかっているのだから、政治ゲームに利用するのはもちろんのこと、好き嫌いを抜きに誠実な審査をして欲しい。 ホープ自動車の不誠実さにはほとほと愛想をつかした。二度目の鉄を自ら踏もうとする姿勢は醜悪だ。酷い。 事故や経営危機もそうだし、学校での問題もそう。彼らが真摯であれば起きなかった問題なのだ。大企業は消費者だけではなくて、他のより小さな企業に対して影響力を持つ。中小企業の従業員を路頭に迷わすくらいの…。影響力があるから偉いとプライドだけ立派なのは醜い。内面も見本になるくらい魅力的な企業でいてほしいと一社会人として願うなあ。 普通ならここまでやると多少はあざといかなあ、なんて思うかもしれないけれど、池井戸さんの作品は不思議とあざとさがない。きっと、世知辛い世の中を生きている我々は、時に理不尽な扱いを受けそれでも歯を食いしばって働かざるを得ないからこそ、主人公に共感できる。もう思いっきり応援するし、思いっきり憤ったり、思いっきり嬉しくなったり! ラストはもう笑ってしまった。中小企業の暖かさって、いいもんだ!
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログ登場人物が、それぞれの立場で自分の利益とあるべき姿の間で揺れ、人生を選択してゆく。そんな登場人物たちの心を支えるのは、彼らの妻や子供であったり、同僚であったりする。上の感想でも書いたが、自分の信念を貫けるかどうかは、それまでの人生をどれだけ誠実に生きてきたか、その人生の中で妻や子供、上司や同僚、部下とどのような関係を築いてきたかが問われる。利害で繋がっただけの関係は脆くむなしいが、尊敬や信頼で繋がった関係は強く美しい。現実の世界から隠蔽は無くなって欲しいが、美しい人間関係はこの物語の様であって欲しい。
0投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログ第五章のタイトル『罪罰系迷門企業』が物語を象徴している。大企業のコンプライアンスに深く斬り込んだ傑作小説。非常に面白い。 不幸にも加害者の扱いを受けることになり、苦境に立たされた中小企業の赤松運送と事故原因を隠蔽しようとする財閥系大企業のホープ自動車の闘いの行方は… 大企業病という言葉があるが、物語に描かれるホープ自動車は、まさにこの病気に冒されているようだ。恐らく、ホープ自動車のモデルは戦車も製造しているあの財閥系大企業だろう。 下巻に急ぎたい!
3投稿日: 2013.07.17
powered by ブクログ走行中のトレーラーのタイヤが外れ、歩行者の母子を直撃。 財閥系巨大自動車メーカーは、この死亡事故原因を、 運送会社の整備不良として片付けてしまいます。 結果に到底納得できない運送会社の社長は真相究明のために戦うのですが、 中小企業と財閥系大企業の間の壁や世間の先入観に阻まれ、四面楚歌状態。 話は、運送会社対財閥系企業の単純な構図で進むのではなく、 財閥系企業の中では複雑な力関係や勢力図があり、それぞれの思惑が絡み合い、 脇役ともいえる人たちの存在が話に深みを加えています。 リコール隠しを無事に暴いて、すっきりとした終わりを迎えることが出来るのか、下巻が楽しみです。
0投稿日: 2013.07.15
