
総合評価
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powered by ブクログこのシリーズ初の長編。 栞子さんが江戸川乱歩の謎に挑戦! これまでに出てきた古書にはなじみがなかったけれど 乱歩の怪人二十面相や少年探偵団モノはわたしの読書の原点でもあるので 今回はめちゃくちゃ興奮しながらの読了。 乱歩作品をまた読み返したくなっちゃったなー イチバンの謎である栞子母の智恵子が登場して この作品もついにクライマックス! 次巻を読むのが楽しみです。
0投稿日: 2013.11.03作中に出てくる本が読みたくなります!
本作は江戸川乱歩にまつわるお話ですが、これまでのシリーズと同様に、作中に出てくる本がすごく読みたくなりました。それだけ、主人公の本に対する愛情が伝わってきます。登場人物がとても魅力的で、謎を解いていくストーリーもとても楽しかったです。読み終わったあとに心穏やかになれる、「うん、読書っていいな」と思える、続きが早く読みたいシリーズのひとつです。
6投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログ乱歩が題材で乱歩ばかり。知ってる話も多く出てきて個人的には楽しめました。そしてやっぱり栞子さんはとても可愛い。
0投稿日: 2013.10.31
powered by ブクログだんだんおもしろくなってきた。 相変わらずの恋愛描写はいらないけど、需要があるんだろうな。 読んでいてやっぱり剛力アヤメはイメージじゃないな~(ドラマは見ていないけど)
0投稿日: 2013.10.28色々と明らかに
栞子さんの家族に関する伏線が色々と明らかになります。 古本屋の商いについても興味深かったです。 今後の展開も楽しみです。
2投稿日: 2013.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸川乱歩がネタのお話。やっぱり馴染みもあるし楽しいね。 久しぶりに少年探偵団シリーズ読みたくなったな。 栞子さんとお母さんの対決の展開はドラマと違ってた。 ドラマ版の方がお母さんが魅力的で怖かった。小説の方が栞子さんはかわいい。
0投稿日: 2013.10.23
powered by ブクログビブリアシリーズ初の長編ですが楽しめました。 篠川智恵子怖い。最後はドキドキした。 次回作も楽しみです。
0投稿日: 2013.10.22
powered by ブクログ友達に借りた本の中にあったので読んでみた 世間的には評価の高いビブリアシリーズだけどやっぱりなんか違うなー、タレーランの方がしっくりくるな たぶん謎解きに興味ないからそれ以外の部分での評価になってるんだろう すれ違い家族と恋人ってのはよくあるパターンだけど、まあうまくまとめてくれるんじゃないかなと それ以上に魅力的な仮説はあるかしら そうね、仮説ね だからいくら推理されても納得いかないんだよね
0投稿日: 2013.10.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ドラマが何か嫌な感じだったので4巻を読んでなかった。でも今回読んでやっぱりビブリアは面白いって思った。大輔と栞子はすごい歯がゆい!!どう展開していくのか楽しみ。
0投稿日: 2013.10.20
powered by ブクログ乱歩を扱った長編 お母さんが登場 乱歩、古書店を経営したことがある。 販促用に黄金仮面をデパートの屋上からまく 乱歩自身の提案 開店直後の古本屋を狙う同業者、マニア、せどり 田舎の古書店は経営難しい 久々に乱歩を読んでみようかな、と思う。 孤島の鬼とかパノラマ島奇談
1投稿日: 2013.10.16いよいよ中盤
読みやすいです。シリーズものですが、どの巻から読んでも問題なく物語に入っていけます。 得てしてドラマ化された作品は、そのドラマがヒットすればするほどそのイメージが出来上がってしまいますが、よくも悪くもこの作品もその影響を受けています。 ネタバレしたくないので内容はあまり触れたくないのですが、新しい?登場人物が今後の大きな鍵を握り、人間関係の修復、恋愛、何よりも本との係わりが今後の話にどう関わってくるのか楽しみです。 作者いわくこの巻がビブリアの大きな話の中盤とのこと。 ここが折り返し、ビブリアの話が終盤に向かうのは淋しいけれど、作者の考える結末に向けて、自分の考える結末を温めながらこの話を繰り返し読みたいですね。
2投稿日: 2013.10.12
powered by ブクログ話がぐっと進んだ気がします。 ヒトリ書房の井上さんの過去もわかったし、 あの人も登場します。 二人の関係も少し進んだ気がします。 おもしろかったです。 出てくる作品がきいたことがあるタイトルだったので、入りやすかったです。 早くに買ってて、なかなか読めなかったんですが、ようやく読めました。 続きが早く読みたいです。
0投稿日: 2013.10.10うまい!気持ちいい!
これほど見事に今まで第1巻より、ためにためた伏線が絡んでいく小説シリーズもあまり出会ったことがありません。ストーリーテリングのリズムもいいですし、流れが心地よいです。特に、まったくぶれないキャラクターの設定は見事で、よくありがちな「実は…」みたいな逃げ(映画「名探偵登場!」みたいに)がなく、真正面、直球ど真ん中で、小気味良いです。敢えて第4巻でレビューを書いていますが、まだの人はもちろん第1巻から読んでください。1巻から4巻まで未読の人は続けて楽しめるので羨ましい…。
3投稿日: 2013.10.08
powered by ブクログやっとのことで4巻を読みました。 話はとても面白かったけど、二人の恋愛模様は無くてもいいのに…と思ってしまいました。 この先どうなるか楽しみです。
0投稿日: 2013.10.07
powered by ブクログライトノベルは苦手意識があるのですが、勧められて読んでみました。どのような話かと思ったら古書の絡んだミステリなんですね!新しくて面白い。連作短編集風でさくさく読めます。軽目のお話なので、本格ミステリを期待されている方にはおすすめできません。個人的に夫婦のエピソードはほっこりとした気持ちになって好きでした
0投稿日: 2013.10.07おもしろい!
今回は短編ではなくて、1冊で1話です。 第4巻は江戸川乱歩が深く掘り下げられています。 推理小説ですが、ほんのりした恋愛描写もあって結構楽しめます。 続きが早く読みたくなる一冊です。
2投稿日: 2013.10.05
powered by ブクログ●あらすじ 古書店店主栞子さんとバイトの大輔さんが古書に纏わる謎に挑む話。 栞子さんのお母さんも登場。 ●登場する古書 孤島の鬼 少年探偵団 押絵と旅する男 ●感想 お母さんも実は寂しいのかと気付いた巻。 趣味と家族は比べられないんだよね。 あと思わず家のマッサージチェアを見つめてしまった。 あと性格大分違うけど気が付いたら見た目は、栞子さんは千反田さん、お母さんは燈子さん、文香は憂なイメージ。
0投稿日: 2013.10.01かなり楽しめました!
三巻までもちろん読んでいましたが、個人的にはこの4巻が一番楽しめました。ストーリーにも若干ながら意外感もあり、また主人公二人の関係の若干の(笑)の進展も微笑ましいものでした。次回作も楽しみにしています。
2投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログ今回は短編がいくつもある形式ではなく、 一つの長編となっている。 栞子さんの母も登場! 母娘2人の古書についての会話がなんとも高レベル。 また、大輔と栞子さんの関係も少しずつ変わってきている。 すごく読み応えがあり、今回の話題、江戸川乱歩の本について 詳しくなった気分が味わえる。また、読んでみたいと思った。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログ今回は乱歩が題材。 作者ご自身もあとがきで述べておられるとおり、馴染みがあるように思えて知らないエピソードが満載で楽しめました。
0投稿日: 2013.09.29
powered by ブクログデート描写があっさりすぎて、恋愛は後付けなんかなーと。 今回は乱歩尽くし。著者の愛を感じる。死ぬまでに全部読みたい…。
0投稿日: 2013.09.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった!! 小学校の時に読んでいた 怪人20面相の話もたくさん出てきて懐かしかった。 4作目だが、クオリティが落ちることなく むしろ磨きがかかっているように思える。 著者があとがきで、物語も後半に入ってきたと言っていたが、 次回作が待ち遠しいような寂しいような… 二人の仲や母との関係もどうなるか楽しみだ。
0投稿日: 2013.09.26続刊が気になる良作
古書と人が作り出す謎を古本屋店主の栞子さんが解き明かすお話です。 4巻目はついにあの人物との接触!ハラハラしながら読ませていただきました。 続刊が待ち遠しい一冊です。
3投稿日: 2013.09.25ビブリア古書堂 新作 電子ブックに登場!
1~3巻では短編での収録でしたが4巻目の今回は1巻まるまる使ってのお話でした。 ドラマのクライマックスの部分の話でしたので展開はわかってたのですが、それでもなかなか楽しめました。 是非次巻も購読したいと思える作品ですね。
2投稿日: 2013.09.24
powered by ブクログ栞子さんの母親が出てきました。 起承転結で言うと、転に相当するでしょうか。 それにしても、周囲の人が、実は嘗て、 栞子さんの母親と、何らかの関わりがあるというのが 多すぎですね。 このシリーズ全般に言えますが、 古本にまつわる出来事で、結構、人生左右されている人が 多いですよね。 たかが(と言ってはいけないのだと思いますが)、 古本で、そこまで人の人生に影響があるとは・・・。 まだまだ目が離せません。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
1~4まで読んだけど、これが一番好き。伏線伏線アンド伏線で、何でもひっくり返せばいいってもんでもないとは少し思うけど、読み応えがあった。江戸川乱歩が読みたくなる読後感もいい。 だけどこのシリーズの最大の魅力はやっぱりキャラクターと世界観。北鎌倉と古本屋と巨乳黒髪ロングのお姉さんという取り合わせが最強過ぎる。こんな生活したいと思ってしまう。大輔と栞子のカップルは何とも応援したくなる感じで、進展らしい進展が今回やっとあったのも嬉しかった。
0投稿日: 2013.09.23
powered by ブクログこの巻はビジュアル先行ぎみで加えて個人的にキャスティングが大いに不満だったのでしばらく書籍からも離れていたのですが、ここで期会があったので一気読みしました。 やはりビブリアは活字がgood!! テーマも推理ものの好きな私にあった乱歩でgood!! 三上さんの文章もすっとはいりやすくてgoodでした。
0投稿日: 2013.09.22
powered by ブクログちょっとビブリアワールドから離れていたけれど、久しぶりに手にとってもやっぱり面白い! 栞子さんのすらすらと紡ぎだされる推理が面白くって 一気に読んでしまう。 本の推理がもっと読みたいからまだ終わらないでほしいなあ。
1投稿日: 2013.09.21
powered by ブクログ前巻はイマイチだったけど、今回は面白かった。 これまで短編だったのか長編に。江戸川乱歩の話にそったストーリー。 江戸川乱歩は最近読んだばっかりだったので、頭の中にすぐストーリーが入ってきた。 鍵となるものの隠し場所が好き。ドキドキする。 でも再読しようとは思わないタイプの話なんだよなぁ。 (図書館)
0投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログ内容(「BOOK」データベースより) 珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが―。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ三巻を読んだ流れで、そのまま最新作も読了。 今回は初の長編でした。 江戸川乱歩が、主題になってますが、実は乱歩一作も読んだことないんです。ただ、この小説を読んでいると古本屋の独特の匂い(ブックオフにはあの匂いがないのよね)を嗅ぎたくなる。 そして、江戸川乱歩を読みたくなった。 青空文庫に無いかと思って調べたら、江戸川乱歩は、2017年に没後50年になるから著作権フリーになるのね。
0投稿日: 2013.09.19
powered by ブクログ今回は長編。 ややこしいけど、実際あるものを使って読めるものを書くのはすごいことだと思う。 先が気になってしまう内容。 もうちょっと続いて欲しいと思うシリーズ。
1投稿日: 2013.09.17
powered by ブクログ江戸川乱歩が題材のストーリでした。栞子さんと五浦くんの恋の行方も気になるところだし。 震災後のある日、ビブリア古書堂はある依頼を受ける。金庫のロックが解けたら、書庫にある江戸川乱歩の本をすべて譲るというものだった。この謎を解こうとしている最中、行方知らずになっていた栞子の母親が現れたのだった… 栞子さんの母親が、少し怖かった…何考えてるのか分からないというか、頭の回転が栞子さんより早いとことか… あとヒトリ書房の井上さんと幼なじみの直美さんがどうなったか気になった。 江戸川乱歩読みたくなった…(´・ω・)
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログ江戸川乱歩な一冊。 今までの短編集じゃなくて一つの謎をとく長編。 謎解きの部分は全部読んでもよくわからん。 そして今でも少年たちに文中にあるほど読まれてるんだろうか、乱歩。 母、出てきます。 篠川家、女三人性格違いすぎて家族に思えないよ。
0投稿日: 2013.09.14
powered by ブクログこのシリーズ初の長編。可も無く不可もなく、意外性も無く。 物語の中では1巻から半年しかたってないらしい。半年かけてやっと告白、しかも栞子さんの返事は5巻に持ち越し。二人の恋の行方だけ気になります。
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
2月に出てたなんてついぞ知らず、先日本屋さんで出くわして、正直あの残念なドラマ化で(OPの本へのひどい扱いからアウトだったし)、私の中でイメージダウンしててどうしようかと思ったけど、3巻の私の感想的には続き読む価値あるかな、と思って買ってきた 感想としては、やっぱ栞子さんすごいな、とお母さん怖いなでした お母さんの方にも事情はありそうだけど、本への執着心、人を遠回しに脅すような交渉術が怖い 栞子さんよりも知識も洞察力も上ですごいけど、怖いし、人としてないかな、と思うのからやっぱり好きになれない 一方で井上さんは印象がいい方に変わったかな 今回の謎解きは乱歩関連一つだったけど、正直今まで乱歩の作品を読んだことない私には、馴染みも懐かしさもなかった そしてやっぱり読んでみたいなと思うのと同時に、その作品の多さに圧倒されて、読むならどれかに絞らないと無理そうだなと読む気がちょっと削がれた 圧倒されたと言えば、作者も相当調べたんだろうね 参考文献もすごかったし どれが一番初心者向けなのかな でもそれよりも、デートも出来て、想いを告げた大輔と、それに対する栞子さんの答えが気になる! 軽く酔った栞子さん可愛かったけど、どれ位覚えてるのかなー 栞子さんの中は大輔の存在は大きいみたいだし、期待したいけど、鈍感さがどれ位邪魔するかだな 大輔がんばれー あと、家族を捨ててまで追いかけてる本とか、志田さんと栞子さんのお母さんの関係とか、栞子さんのお母さんの事情とか気になることが最後に一気に置いていかれて・・・ずるいよね 終わり方として 次も手に取るしかないじゃん 多分またすぐに忘れちゃうけど、次も期待
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログ4巻は、母 篠川智恵子の登場と、母への率直な思いを口にする妹、母に複雑な思いを抱く栞子、そんな彼女を気使う大輔という関係を軸に、江戸川乱歩の膨大なコレクションと引き換えに依頼された金庫を開ける謎解きのストリー。 狭いところに閉じ込められて、珍しくサービス付きで、お約束だがニマニマさせてもらった。 大輔くん頑張ったナ! http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3050.html
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ4冊目読了。今回はこれまでと違って短編集ではありませんでしたが、全く飽きさせない展開で引き込まれるように読んでいました。特に後半になるにつれて面白く、栞子さんの母親が登場し、大輔との関係でもかなり進展がみられました。あとがきにそろそろ後半とあるように、話が佳境に入ってきて面白くなってきたように思います。次の5巻にも期待です。
0投稿日: 2013.09.09
powered by ブクログ古書にまつわるあれこれを読むことは 本好きにとってやっぱり楽しい。 今回は大好きな江戸川乱歩だし、長編で読み応えあり。 「孤島の鬼」(人間椅子」さっそく読もー。 あと栞子さんと大輔くんの関係もまた一歩前進したような。 (う~ん、もどかしい。けど、そこがいい。) 次がまた楽しみ。
0投稿日: 2013.09.08
powered by ブクログシリーズ初の長編に相応しい面白さだった。 シリーズものにはキャラクターが当初はなかった個性を見せ始めるものが多いけど、本シリーズにはそれがなく、最初の構想がしっかりしていたんだと感心する。 乱歩に関する蘊蓄も長編だけに質・量ともに充実しており、さぞ書くのが大変だっただろうに。ここまでレベルを上げるとあまり短い期間での続編は難しいと思いますが、次作も楽しみにしています。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログ江戸川乱歩に絞った長編。 栞子さんの母親もがっつり話に絡んできます。 乱歩はミステリ愛好家としては数作読んでましたが、 少年探偵団ものから本格ミステリまでと、幅広い作家であったことを気づかせてくれました。 少年探偵団はほとんど読んだことがないのと、 乱歩の持つ独特なむせかえるような薄暗闇に、酔ってしまうため、 あまり好きな作家ではなかったのですが、また読みたくなってきた。
0投稿日: 2013.09.07
powered by ブクログ第4巻は江戸川乱歩をめぐっての謎解き。はじめて1冊通じて同じテーマが扱われる。 登場人物の設定や、毎回取り上げる本の興味深さがウリの本シリーズだと思うのですが、今回のように1冊通しての本格推理となると、どうしても展開や、登場人物の発言、行動などの表現にアラが見えてしまう気もします。 大きな流れではいよいよクライマックスに向かっているようなので、次回作も楽しみにしています。
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ予備知識なく読み始めたら3・11当時の事件だったので、2年後の今読むと本筋とはまた別の意味で感慨深かったです。いつもながら栞子さんは初版本だの出版社別だの本のサイズだの、とても人間業とは思えぬほど本のあらゆるジャンルで知識がありますね。神です。好きで古書店を営む人って普通こんなにも知識があるのでしょうかw。そしてとうとう登場と相成ったお母様、これまた上手を行く神!今まで悪者っぽく描かれていたけど、もしかして訳アリ?ほんとはチョットいい人かも?の可能性あり?どうなんでしょ。
0投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ4巻読了。 3巻目までとは違って長編。 短編の方がずっと良かった。 1巻を読んだとき、本への知識、古書について、そして謎解きが数篇の短編仕立てになっていて、ちょっと読むにはうってつけだと思って読み続けてきたのだが、4巻目になって長編になっちゃうとは! 内容もずっと複雑に、重くなり、その割には登場人物のキャラが立っていないように感じる。 特に、栞子さんの母親が私には全く理解できなくて、人物的にもすこぶる面白くない。 色々な事情があってああなったのなら、その色々な事情をつぶさに明かしてもらいたかった。 長編なのだから。 著者はあとがきで「この物語もそろそろ後半です。最後までお付き合いいただければ幸せです。」と言っているけど、結末はなんとなく想像できるし、もう読まないと思う。 私にとって、ビブリア古書堂の事件手帖は3巻で終了。
0投稿日: 2013.09.03
powered by ブクログ三巻まではワンパターンで、そろそろマンネリ化しそうだな~と思っていたところに栞子のお母さん登場! ほんといいタイミングです。 また、主人公の恋は実るのか。 今後の話に期待大です♪(((o(*゚▽゚*)o)))
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ江戸川乱歩 母親がっちり登場 基本的に 栞子と大輔 栞子・大輔と客人 栞子と母親 という組み合わせが平行して話が流れていくんですが 基本的に栞子と母親の話は興味が無いので、それが多い4巻は あまり読んでいて楽しくなかったです。 でも栞子・大輔と客人での、乱歩の話は面白い。 古書って奥深いんですね(すごく浅い意見だけど) 新刊楽しみ
2投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ今回は乱歩。 今までの中で一番面白かったかな。 知らない乱歩の作品も多々紹介されているので、青空文庫で検索して読んでみよう。
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
前巻までと決定的に違うのが、間にテレビドラマが入っている点です。この手の話はどうやって謎解きをしていくのかが楽しいのであって、ドラマによりネタがバレてしまっていては、やはり面白味も半減です。とは言え、取り上げられる作品(今回は江戸川乱歩)はやっぱり読みたくなりますね。
0投稿日: 2013.08.25
powered by ブクログ3.11のことがちらっと出てきました。リアルな時事が出てくると、物語を身近に感じられて、リアルタイムで本を買って読んでる者からすればうれしいですね。五浦さんがめちゃめちゃ栞子さんに対して頑張ってて、応援したくなります!
1投稿日: 2013.08.23
powered by ブクログ1~3はTVドラマ化される前に読んでいたのですんなり。 今回はしっかりドラマのイメージを消し去って文字の世界に入り込むことに。 江戸川乱歩がテーマの今回。 読んでいて、ふと懐かしい気持ちに。 そういや昔よくルパンとかホームズとか読んでたなあ・・・ ミステリとか推理小説とかの類ってやっぱりどの世代の子ども、あるいは大人でも好きなんだろうなあと。 うまくできてますね、やはり。 人気シリーズにありがちな、安易にラブロマンスに仕立てあげてしまうというのも特に見受けられず、 むしろ大輔と栞子さんの甘酸っぱい、ピュアな感じがたまらん!!! まだ21なのに「初々しいぞおまえらあああああ」としみじみ。
1投稿日: 2013.08.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ついにお母さん登場。 栞子さんとほぼ同スペックながら、ことごとく上をいくお母さん。 最後には、そんな悪い人でもないんですよ、というフォローも入り、和解へ向けた伏線かなぁ?と。 多分全面的な和解はしないんだろうけど、ちょっと距離は縮まるって感じになるのかな。 本筋の乱歩の話も面白く、一日で読みきってしまった。 五浦君も今回はよくがんばった! (主に告白方面で)
0投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
ビブリア古書堂4作目。 乱歩フリークの旧客からの依頼は、所有している乱歩のコレクションを譲る代わりに、金庫を開けてほしいという謎めいたもの。 調査を開始した栞子たちの前に姿を現したのは、十年ぶりの再会となる栞子の母・智恵子だった。 今までは短編集でしたが、今回は江戸川乱歩にじっくり焦点を当てた長編。 ストーリー自体も乱歩作品をうまく取り入れており、乱歩ファンには堪らない出来になっています。 個人的に乱歩の大人向け短編が大好きなので、乱歩の不思議な世界と一緒に謎が展開されることによって新たな乱歩作品を読んでいるように感じ、すごく楽しめました。 副題の「二つの顔」とは、『うつし世はゆめ よるの夢こそまこと』という乱歩の言葉にもあるように、コレクターの鹿山や栞子の母の二面性を示しているのでしょう。 栞子の母は欲しい本はどんな手段ででも手に入れるという、「一線を越えてしまった人」と捉えていたのですが、終盤では普通の母親らしい面も見せ、多面的な、人間らしい立体感を持った像として心に残りました。 本を間に挟むことでしか他者との関係を成立させられなかった栞子のじれったい恋模様も大きな動きがあり、読みどころが多かったです。 「物語はそろそろ後半戦」だそうなので、次回作も楽しみです。
3投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログ最初の時の衝撃が少し薄れて来ました。ドラマのせいかも(笑) 内容的には悪くはないのですが、だんだん読み終わるスピードが落ちて来ている気がします。次に期待です!
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログそろそろ古書の知識なしで読み進めるのはつらくなってきた第4巻(苦笑)。それでも謎解きやミステリーの部分がだんだん面白くなってきてるのが分かります。 シリーズ初の長編でまるまる江戸川乱歩がテーマ。あのお母さんも登場しますが、1番気になるのは大輔と栞子さんの関係の変化ですよね! TVドラマのほうは一切見てなかったぶん、より純粋に楽しめるかな(^ー^)
0投稿日: 2013.08.13
powered by ブクログビブリア古書堂第4弾の本作はシリーズ通して初の長編。 今回の依頼は、資産家が残した貴重な蔵書と引き換えに、開かずの部屋の謎解きをするというもの。 江戸川乱歩の作品を読みたくなった。
0投稿日: 2013.08.11
powered by ブクログ古書の主役は江戸川乱歩。読みごたえのある長編だった。物語も、これで役者がそろった、って感じ。次回作への期待が高まる。それにしても、新しい巻が出るたびに、話が面白くなっていくのは素晴らしい。
1投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸川乱歩をテーマにした長編。今までにないトーンで面白かったですし、栞子さんの母親が登場したことで、一気にシリーズとしての新展開を迎えた気がします。 それにしても、乱歩的なジャンルは個人的に苦手なこともあり、ほとんど読んでないなという自分の浅さを痛感した一冊でした。ちょっと読まないとかなぁ。
1投稿日: 2013.08.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「押絵と旅する男」の第1稿に関して、その答えは納得できる終わり方だった。また、ラストで次回の謎が提示されて、期待が高まる。
0投稿日: 2013.08.07
powered by ブクログ江戸川乱歩コレクターの遺産、金庫の鍵とパスワード探し。母篠川智恵子、幻の古書探しの旅。 謎だった母が出現。江戸川乱歩現役時代からの時代の流れ、人生。
0投稿日: 2013.08.05
powered by ブクログ相変わらず、穏やかな空気感に癒されます。これを読むと、出てくる本を読みたくてたまらなくなる。しかし、物語も佳境に入った割には盛り上がりに欠けるかな。穏やかな性格のキャラクターがメインなので、あまり感情の起伏とか変化が表現されないし。それでも少しずつ進みつつある関係もあり、今後も展開と次はどんな古書が出てくるのか楽しみ。この巻自体の評価は低いですが、続きも絶対読みます。
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログ長編でじっくり江戸川乱歩を取り上げています。乱歩はちょっと怪しげな印象を受ける作家だと思っていますが、その雰囲気がこの本にも表れています。 そろそろ後半とか。栞子さんと大輔君のその後や母親との関係はどうなるのか続きが楽しみです。
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログ7月27日~30日 珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと持ち主は言う。金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まる謎はあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが―。
0投稿日: 2013.07.30
powered by ブクログビブリアの第4巻。今回は、江戸川乱歩がテーマ。 栞子の母親である篠川智恵子が物語に大きく関わってくる。けっきょく母親がどんな人なのかは、最後の志田の話でまたわからなくなる。 栞子と五浦の関係は進展し、最後に告白まで行くが。。。 まだ今後に続く終わり方で続編が出るのでしょう。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
これまでと少し違い、江戸川乱歩をテーマにしたひとつの物語を収録。いよいよ栞子さんの母親が本格的に登場し、彼女がどのような性格で、どのような仕事をしてきたのか垣間見ることができる。 栞子さんは彼女のすごく似ているところがあって、ある種常人離れした価値観の持ち主ということは散々描写されてきたが、最後の最後で母親との決定的な違いみたいなものを見せて終わったので、このビブリアにおける大輔の意味みたいなものを感じた。 相変わらず彼がいることで登場する本の紹介的なものがあるので知らなくても十分楽しめますし、今回題材が乱歩なので、比較的親しみやすいと思いました。続きも楽しみ。
0投稿日: 2013.07.29
powered by ブクログ栞子の母親、篠川智恵子が登場する第四巻。TVで先に放送されてしまったのは残念だけど、シリーズの中でここだけ読まないのも変だし、買って読んでみることにした。 結局、メインプロットはTVドラマと同じ。最後のデートシーンがTVでは無かったけど、これは主演の剛力彩芽を慮ってのことだろう。まぁそれでも、面白かったのはさすが。 江戸川乱歩は小学生か中学生のころ、一通り読んだ記憶はある。しかし、明智小五郎や小林少年といった登場人物の名前以外、ほとんど覚えていない。しかし登場人物たちが乱歩シリーズを前に興奮する気持ちは、わかる気がした。
0投稿日: 2013.07.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
なんだかテレビのイメージも抜け、この本の空気感が分かってきて面白くなってきた。 今回は短編が合わさって一つの問題解決になっている。江戸川乱歩のコレクターが死亡し残った愛人に残された金庫の鍵を開ける話。話がチョット現実離れしているが、まあ、小説なので見逃せる程度。ただ、愛人もそこそこの江戸川乱歩マニアなのに、栞子が解ける謎をなぜもっと身近にいた本人が解けないというと根本の問題があるが、栞子が解決しないと小説にならないからしかたない。 とうとう栞子の母親が登場し、本の為なら娘を置き去りにしても当然という、本に取り付かれ常識離れしたキャラクターでイイ感じ。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログこれまでよりトリックが凝っていて、私の中ではシリーズで一番。かなり売れたらしいけど、安定した内容が続いているので良い感じ。
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4作目にして初の長編 お母さんもやっと登場 それにしても、お母さん腹黒い 物語の定番としては、真実が後々判明して実は良い人だったとなるんだろうけど、これはどうなるんだろ?
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
今回のが1番好きかも。 江戸川乱歩もすっごく読みたくなった。 今まで実は読んだ事なくて。 大輔くんの思いもドキドキしながら読みました。 続きも楽しみだな~
3投稿日: 2013.07.26
powered by ブクログ4巻目は長編。江戸川乱歩作品がテーマになっている。ストーリーのでき以前に、学校の図書館にあった少年探偵団シリーズを片っ端に読んだ記憶が蘇った。今から思うと、どの作品も似たような内容であったが、独特の世界観、雰囲気はいつ読んでも、作中のどこかでかならず鳥肌が立ったもんだ。 乱歩が読みたくなる一冊だ。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログ4巻目にして前編を通した長編ミステリになった。物語りもちょっと進んできました。 単なる読みきりモノじゃなかったんですね。
0投稿日: 2013.07.23
powered by ブクログシリーズ4作目にして初の長編で、一冊まるごと江戸川乱歩。内容も乱歩にふさわしく、暗号文や隠し扉などミステリ的なガジェットが満載なのが嬉しい。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
江戸川乱歩の本を読んでみたくなった。 母が出てきたり、ひとりさんと話せるようになったり。 栞子さんと大輔の仲がほんの少し進展し、今後が楽しみになった。 ----- 古書の迷宮はうそもまことも隠している 珍しい古書に関する特別な相談--謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その家には驚くべきものが待っていた。 稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が遺した精巧な金庫を開けてほしいという。 金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。そして、深まるなおはあの人物までも引き寄せる。美しき女店主とその母、謎解きは二人の知恵比べの様相を呈してくるのだが--。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログやっと4巻読み終えた! ドラマが酷かったようだけど、小説は面白いです。 江戸川乱歩を読んでみたいと思った! そして、栞子さんは1巻から一貫して可愛い☆
0投稿日: 2013.07.16
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もうちょっとゆっくり読むつもりだったが、一気に4巻まで読んでしまった。今回は一冊まるまると 江戸川乱歩の話。ポプラ社版は子供の頃読んでいたのでなつかしい。背表紙が蜘蛛のが280円、西洋鎧のが350円だったと記憶している。裏表紙も前者は不気味な町並み、後者は無線機を持った小林少年だったと思う。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ今回が一番面白かった。最後まで展開に結構ワクワクさせられた。乱歩が関わるとやっぱ面白くなっちゃうよね。孤島の鬼はここでもレビューを書いたことがある作品で、傑作。でも乱歩って横溝正史に比べると全く作品を読んでいないので、これを見て読みたくなってしまった。物語自体も大きく展開を見せて、色んなところがつながってきた感じ。短編じゃなく、1冊で一つの話を書くとやっぱり読み応えがあって面白い。
0投稿日: 2013.07.16
powered by ブクログ本を巡る人生模様。その模様には色の濃いものもあれば薄いものもある。まじり合って素敵な色になるか?毒々しい色になるか?それとも時の積み重ねで味わいの色になるか?今後の色あいが楽しみ。
0投稿日: 2013.07.15
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ビブリア古書堂の事件手帖 4弾。「江戸川乱歩」が題材の長編。珍しい古書に関係する、特別な相談―謎めいた依頼に、ビブリア古書堂の二人は鎌倉の雪ノ下へ向かう。その別荘には驚くべきものが待っていた。稀代の探偵、推理小説作家江戸川乱歩の膨大なコレクション。それを譲る代わりに、ある人物が残した精巧な金庫を開けてほしいと姉妹は言う。金庫の謎には乱歩作品を取り巻く人々の数奇な人生が絡んでいた。行方不明だった母・智恵子が現れて栞子は競い合うように謎に挑む。ナゾに包まれていた母智恵子の過去や現在が明らかになる。 このビブリア古書堂の事件手帖シリーズ読んでいて良かった、推理の至宝「江戸川乱歩」の作品の栞子解説が、良いですね。精巧な金庫を開ける為に必要な鍵・暗号が、別荘の持ち主だった本宅の書斎のカラクリから見つかる構成、わくわくしました。シリーズはもう終盤に向かっていますね、寂しいけど早く次巻読みたい。
0投稿日: 2013.07.13
powered by ブクログ今回は初、お母さん登場。 栞子さんとお母さんとの関わりが少しずつ見えてくる。 相変わらずのライトノベルなので楽しく読めました。 やはり相変わらず鎌倉や大船辺りの土地勘描写が〇。
0投稿日: 2013.07.11
powered by ブクログ面白かったですね。2作目、3作目よりも良かったように思います(^_^) 2人の関係がハラハラですし、ミステリーのロジックもしっかりしてて、次巻への期待も煽りながら…うん、良かった( ´ ▽ ` )ノ
0投稿日: 2013.07.11
powered by ブクログ二面性。 普段は厳めしい顔をしていた父親がある人には、いたずら小僧の面を見せる。 栞子さんからみたら憎らしい母親もある人からみると、情の深い人にも見える。 怖そうな井上さんにも心を開いている人がいる。 人には色んな面を持っていて、ある人から見ると良い人なのかもしれないけれど、周りの人を傷つけてまで貫くべきではないと思った。 作品自体は、事件解決に手段を選ばなさ過ぎだし、表現にイラっとくる部分もあったり。。でもしょうがない。本格ではないから。
0投稿日: 2013.07.09
powered by ブクログ江戸川乱歩をめぐる古書ミステリー。 栞子の母親がでてきて、ひと騒動ですよ。 うーん。栞子の腹黒いのがすっかり身をひそめて…って、母親の方がよほど強烈ので仕方ないかな。とはいえ、あまりにも母親の行動が自分本位で、まぁ、これものちに本当の理由はこうなのよ、って出すつもりなんだろうけど、それにしてもあまりにもなので、この親でこう育ったのって無理だなって思ったりした。うん、栞子はともあれ、妹はいい子すぎるだろう。って、実質育てたのは父親ってことになるんだろうけど、その割には父の存在が薄過ぎないか。 もしかして、これは家長制度というか、父兄主義に対してのアンチテーゼを示そうとしているのだろうか。 と、深読みしてみたりするのである。 今回の依頼を持ちこんだ女性は長年愛人をしていて、その相手は名家の男だったわけだし。 …とりあえず、あのドラマの写真がついた帯はさっさと撤退すべきだよな。 うん。
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログビブリア古書堂シリーズ4作目は、シリーズ初の完全長編で、今回のテーマは江戸川乱歩と栞子さんのお母様。 うーん、これまでは面白く読んできたんだけど、本作は私が江戸川乱歩に対する思い入れが全く無いためか今までほど入り込めなかった。。。 これから物語は後半に突入ということなので、きっと今までのようなお気楽なトリビア短編集チックな展開にはならないのだと思うんだけど、やっぱり一人の人物(今回の場合は江戸川乱歩)で丸々1冊引っ張ろうとするとそれに興味が無い人たちはついていくのが大変かもしれない。 それにしてもこの作品、やっぱり最後の〆は太宰に戻るのだろうか。
0投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログベストセラーのビブリア古書堂も4冊目。 短編連作だったこれまでと違い、一作でまとまった長編になっています。 というのも前もって知っていたし、ドラマの最終回で、事件のあらましは先に見てしまったんですが。 江戸川乱歩がテーマというのはやはり楽しいですね。 作品を紹介しながら、謎解きが展開。 少年探偵団の一作目「怪人二十面相」が昭和11年に書かれたとは! (二・二六事件の年だそう) 大輔ならずとも、そこまで古いとは驚きます。 その後、手直しもしつつ発行されていたので、子供が読んでも違和感がさほどない内容になっていたよう。 江戸川乱歩のコレクションをもつ姉妹から、依頼が来ます。 慶子という姉のほうが鹿山明という邸宅の持ち主の愛人だったらしいが、当主が遺した金庫が開けられないという。 そこには大事な品が入っているという遺言だったのだ。 それはもしかしたら、乱歩の直筆原稿?! 鹿山明の家族は鎌倉に愛人がいて別邸があったことを知らなかったようで、連絡しても相手にされないという。 そちらに出向いた栞子は、鹿山氏の生活にあった隠された意味を見つけ出します。 鹿山明と慶子は、栞子の母・智恵子と取引があったのだった‥ ヒトリ書房の店主・井上も、この鹿山家と意外に深い関わりがあるとわかり、急に人間味があるように見えてきます。 栞子の母親には、昔ひどい目にあわされたっていうことなのね^^; 主役級の人物は俳優さんとけっこうイメージが違うので、微妙にだぶるけど~別な世界。 10年も失踪していた母親・篠川千智恵子がいきなり登場。 ミステリアスな雰囲気は、小説のほうが濃厚です。 金庫を開けるのを手伝うと言い出すのだが‥ なぜ家庭を捨てたのかはまだ謎だけど~妹の文香は素直に会いたがり、意外にあっさり受け入れる。 栞子のほうが、本質的には母親に似ているんでしょうけど、怒りを抑えられない。 母親はなぜ突然現れたのか? 栞子の気持ちはどう動くか。 そして大輔と栞子の仲は‥? それなりに進むので、ほんわりと嬉しい気分に。 物語は後半へ進むようです。
16投稿日: 2013.07.07
powered by ブクログ過去にいくつか読んだ乱歩作品をはじめ彼の他の作品も色々と手に取りたくなる。 そして、シリーズものとしての展開もグッと面白味がわいてきて次作が楽しみ。
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログ1冊を通して同じ依頼者の話というのは初めてだったのではないでしょうか。ヒトリ書房さんがあっさり手を組みすぎではないか、とか謎解きをひっぱりすぎじゃないかとか思うところはありましたが、お母さんも登場して盛りだくさんな巻でした。
0投稿日: 2013.07.05
powered by ブクログ篠川栞子さんのお母さんの智恵子さん登場. 江戸川乱歩シリーズで謎解き要素・遊び要素が多く, いい感じに引き締まった内容です.大輔氏もまあそれなりに 頑張っててよろしいのではないでしょうか.
0投稿日: 2013.07.03
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TVドラマを先に見ていたので、トリックはわかっていたけど、 最後の最後で志田さんと栞子の母親との関係が明かされたので、 続きがとても気になる。 そして大輔がついに告白! 栞子はどう返事をするのかしら・・・ 早く続きが読みたい~
0投稿日: 2013.07.02
powered by ブクログ今回は今までとは異なり、江戸川乱歩をテーマにとった中編である。 出版社にせっつかれているのか、刊行ペースが速まるこのシリーズであるが、なかなかどうして良い巻だった。 あの人もすんでのところまで事態を引っ掻き回して、二人の関係も決定的に動いて、物語はだいぶ進んでいる。作者には、もう終わりは見えているのだろう。
0投稿日: 2013.07.02
powered by ブクログドラマ先だったくせに、すでに忘れているところとかあるし、存分に楽しめた。また次巻がでたときに、3、4はリピートして進みたいところ。大輔が読めるくらいの短編だったら怖そうな話でも読めるかな。「二銭銅貨」読んでみたい。
1投稿日: 2013.07.02
powered by ブクログふぅ、と一息に読んだビブリア初の長編。 少年探偵団、懐かしいやぁ。怖いながら読んだなーと。本編関係のないほうに思考がいってた。 本編は…うーん( ̄~ ̄;)
0投稿日: 2013.07.01
powered by ブクログこのシリーズを読むと、あーもっと本が読みたい!もっと本のこと知りたい!て思う(^^)たくさんのコレクションがあるっていいよね。私もコレクションをいっぱいおけるとこ、コレクションだけしかないとこ、てのを作りたいなぁー!とりま、江戸川乱歩を読んでみようと思います。
1投稿日: 2013.06.30
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巻が進むごとに読みやすい気がします。 乱歩の謎で統一されてたので、金庫開けの謎ときを しながら乱歩について語られて、楽しかったです。 それと、栞子さんのお母さんが登場、家族を捨てた母親って だけではない側面もみられたかなと思います。 そして、横浜デートおめでとう大輔さん(笑)。 二人の恋を応援したいな。本の話を10時間されても、 きっと大丈夫だと思うけどなぁ。 依頼人もひとくせあったけど、金庫の中身は後半からだいぶ 予想ができてしまった気がします、それも栞子母に、 また履がえされましたが、 お金があってミステリーファンだったら、 隠し扉とか、隠し部屋とか、金庫とか財宝とか、作ってみたく なるものなんでしょうか?
0投稿日: 2013.06.27
powered by ブクログ初めての、長編。 宝物探し。人物誤認。奥の奥の真実。 ミステリーテイストたっぷりの4巻です。 合間合間の、栞子さんの素顔が潤いのアクセントです。 なぜに剛力。 待ってましたの、お母さん登場。 完全に、悪役の登場の仕方ですが。 栞子さんを誘った理由は、想像通り同好の士を求めたからだと思いますよ。きっとお母さんも栞子さんみたく、本の話に夢中になってしまう時代あったはずです。 マニアなネタを語り合える間柄って、どれだけ希っても得がたいものですからね。 お母さん関係の謎が、明かされつつ次巻へ続く。 栞子さんと五浦の関係も、少し進展して次巻へ続く。
0投稿日: 2013.06.26
powered by ブクログようやくお母さん登場。前巻までのように、一章につき一冊もいいが、全編通して一人の作家を追うのも面白い。もうちょい、本の紹介があってもよかったが。 栞子さんと大輔との間にも進展があって何より。しかしそこと表紙を見るにつけ、ドラマ版はあまりにもイメージが違う、違いすぎると痛感。
1投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログ4巻目。 ドラマ開始前に買ったはずなのに、読み終わったらドラマ終了からずいぶん経ってたという罠。 ドラマの最終回あたりの内容ですね。江戸川乱歩一色。江戸川乱歩読んだことないんですが。 ていうかお母さんもドラマで見たような感じじゃなかったですね。あそこで終わるドラマと終わらない小説の違いかもしれません。 本の虫っていうのはどうなんでしょうね。「これ!」というコレクションはもちろん、作中のようなぞっこんな作者もいないですが。。。 気がついたら出来てるもんなんですかね。 ぽんぽんと進んでいくので久々読み切るのが早かったw
0投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログやっぱり栞子さんはこうだよね!(ドラマはみた事ないけど…) 読みかじっていた乱歩をもっと読みたくなる そして、本っていいなぁとしみじみ思う 大輔と栞子さんの今後も楽しみ! まだまだ続く予感がたまらない!
0投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログ篠川栞子の周辺でかなり進展があったのと、 一冊で一つの事件が描かれていたので、 かなり読み応えがあった。 五浦大輔も推理力が着いてきたみたいだし。 しかし、どうなる次回?
0投稿日: 2013.06.24
powered by ブクログ母親がついに登場とは聞いていたけれど、まさかのプロローグでの登場!?、で期待値上昇しました。そして、期待通りかそれ以上に物語が進む展開で大変面白く読ませていただきました。次も楽しみだ。
0投稿日: 2013.06.24
powered by ブクログTVドラマのを見た後で読んだので、TV俳優の映像が頭から離れません。。。。小説読むだけにしておけばよかったかな。
0投稿日: 2013.06.23
