
総合評価
(642件)| 191 | ||
| 275 | ||
| 123 | ||
| 12 | ||
| 0 |
powered by ブクログ25歳で起業した凄腕の若手女性社長・鈴木 涼香。 信頼を寄せていた秘書の高見沢にも裏切られて、沖縄行きのチケットは、なぜか北海道の女満別へ。 そこから始まる奇想天外の物語。 人は何度でも立ち上がれるんですね。 失意の中でも、希望を抱かせる短編集。
13投稿日: 2026.01.11
powered by ブクログ2025年-2026年を跨いで、読了しました! 原田マハさんの短編集は、短編集でありながら、その内容は一つ一つが濃く、心にグッとくるものがありますよね、、、! 私も一女性として、この短編集に出てくるヒロイン達の彼女らが生み出す感情や行動に共感できる部分がたくさんあり、また逆に一つ一つの行動にハッと気づかされる場面もありました。 この短編集に共通するものとして、『旅』があります。その旅を通して、ヒロイン達の凝り固まっていた考えや気持ちがゆっくりとほどけていく様子を見ていくうちに、自分も同じように心が柔らかくなっていくのを感じました。 人は誰しも何かに縋っていたり、手放したくないと強く思うものがあります。それは人それぞれで、仕事やお金、あるいは恋人、プライドなど、多種多様にあるけれど、時にはそれらから手を離すことで、心が満たされることもあるんだ、と気づかされる、じんわり優しく、けれども強い気持ちになれる一冊です。
17投稿日: 2026.01.07
powered by ブクログ温かい話だし、地元の北海道が舞台ということもあり楽しく読んだ。 が、私は原田マハ×美術がやはり最高に好きなんだろうなぁとも感じた。 あれほどのカタルシスに溢れた読後感は、本作からは得られない。 でも、それはそれで素敵というか、原田マハ×美術は大作が多いし濃厚だしで、良くも悪くも読むのにエネルギーを要することも痛感。笑
0投稿日: 2026.01.03
powered by ブクログ【ツーリング旅の醍醐味を思い出す本】 —感想ー 初めて原田マハさんの作品を読んだ。オムニバス形式でひとつひとつの物語が綴られている。 美しく引っかかりのない文章は、サイハテの彼女「ナギ」の性格にもマッチしていて没入感があった。ツーリング好きなライダーという部分は、過去の自分にも通ずる面があり、読んでいるとバイクを所持していた頃を思い出し、旅に出るワクワク感を共感しながら楽しむことができた。 四編にわたる物語がどこかで交わることを期待しながら読んでいたのだが、残念ながら最初と最後の編のみだった。ナギの物語をもっと辿りたかったということもあり、他の3編が消化試合のようにも思えてしまった。 それぞれの主人公たちが旅を通じて心が浄化され、視座を変えて日常へ帰っていく様子がワンパターンに感じた。 —あらすじ— 四名の女性による四編にわたる短編集。 — 六本木に本社を構える女社長・鈴香は、退職する秘書の高見沢に最後の仕事としてバカンスの手配を依頼した。 優秀で何でも卒なくこなす高見沢が用意したのは、北海道行きのチケットとボロボロのレンタカー。想像していたバカンスとのギャップに苛まれる鈴香だったが、北海道の地で難聴者のナギに出会う。 周囲を明るくする力を持っている彼女は、ハーレーのメカニックだった。ナギの愛車「サイハテ」にタンデムして、北海道の地を巡る。その旅の途中、ナギとの関わり合いの中で、都会の生活では味わうことのできなかった、人のぬくもりを知ることになる。 — 友人・ナガラが母親の入院のため来られなくなったため、一人旅を敢行する波口。旅仲間だったナガラが実家のことを大切にするタイミングとなり、自ずと一人旅が増えそうである。そんな波口は脳梗塞で入院しているナガラの母に、励ましの便箋を送るであった。 — 陣野は後輩へのパワハラで訴えられそうになり、周囲から本人へ謝罪するようにと訴求される。その保身的な態度に嫌気をさした陣野は、会社を休業し北海道へ渡り、ひょんなことがきっかけでタンチョウヅルの集まる湿原を目指す。 自分が居なくなることで慌てふためく様子を期待していたのだが、実際は在籍していた頃よりも円滑に仕事が回っている現状を聞いて、逃げ出したくなった。 タンチョウヅル観測のインストラクターに話を聞いているうちに、非現実の日常を味わい、自分の仕事に対して余裕を持てるように心境が変わってきた。 — 山梨に在住しているナギの母に、一人の男が訪ねてきた。大手広告代理店部長の男は、ハーレーの広告に携わっており、ナギをキャンペーンガールとして登用したいとのことだった。あいにくナギは北海道へツーリング中であり、聾者という個性が見せ物にされるのではと、ナギの母は一度断ろうとする。 しかし、その男のハーレーを見る目や姿が、亡き夫に重なり、次の機会にナギを紹介することに決めた。翌日連絡を取るために広告代理店に電話すると、その男は亡くなっており、訪ねてきたのは兄だという。 弟が生前に持っていたハーレーに対する思い、そして旅中で会ったナギへの思いに、報いたいという思いだった。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログ冬空のクレーンが特にお気に入り。逃げたいけどどうしてもそれができない性分で、ずっと心のどこかに残ってるときに後輩くんからきた電話の場面、あのホッとする感じ分かるなぁ。お父さんのナギちゃんへの言葉も好き。ハンディキャップに対して慰めるのでも優しくするのでもなく、乗り越える闘う方法を教えてあげられるような親ってかっこいい。人生行き詰まることは絶対ある、そんな時こそ誰も自分の事を知らない場所へ行って人生足掻いてみよっと。
0投稿日: 2025.12.30
powered by ブクログいつか一人旅をしてみたい!そんな気持ちをずっと心の片隅に持っていた私の背中をそっと押してくれる一冊だった! 何も知らない土地に踏み出すことで、初めて知る景色や人、感情があってその一つひとつの経験が自分の人生を客観的に見つめ直すきっかけになるんだなと思った! 読み終えてから一人旅に行きたいなから行く!に変わってた!!!
5投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログスカッとしたい気分のときに手に取る本。短編集なので読みやすく、旅に出たい、バイクに乗って一人でどこかに行ってみたい、と思う。
0投稿日: 2025.12.29
powered by ブクログ読み終わった後に「旅に出たい」と思った。 旅=旅行でなくても、どんなに小さなことでも何か一歩を踏み出してみたいと思わせてくれる作品でした。
0投稿日: 2025.12.22
powered by ブクログこの作者さんは、いつもすがすがしさを提供してくれますが、その中でも秀逸な短編集でした。クレーンの意味は一生忘れることはないと思います。衝撃的でした。
0投稿日: 2025.12.20
powered by ブクログ出張の移動時間のお供にと思い購入した一冊。なにかスカッと気持ちのいい物語を読みたいと思って手に取ったが、結論として大正解だった。 『本日は、お日柄もよく』以来のマハさんのアート以外の小説。やはり登場人物たちは皆いい味を出している。各短編の主人公は女性で、遠くの地へ旅に出ている(最後の「風を止めないで」はちょっと違うが)。日常から逃れるため、旅に出た彼女たちは見知らぬ地で素敵な出会いや気付きに恵まれ、また歩き出そうと決意して帰路に着く。個人的には沖縄に向かおうとして女満別に連れてかれてしまったぶっ飛んだ涼香のキャラクター性が面白くて好きだった。そして彼女が途方に暮れているところにやってくる凪が愛くるしくて、こんな可愛さとかっこよさも持ち合わせている子と会ってみたいな、と思わずにいられない。 凪の母に焦点を当てた「風を止めないで」がこの短編集の最後を締めくくっているのもとてもよかった。 旅のお供にはやはりマハさんの小説だと思わせてくれる一冊だった!
0投稿日: 2025.12.16
powered by ブクログ頑張って頑張って、社会的地位を築き上げてきたバリキャリウーマンたち。でもその代わりに、いつの間にか失ってしまったものがある。それは本来の彼女たちにとっての、幸せに通ずる大事なものー。挫折から始まる旅の中で、彼女たちはそれらを取り戻してゆく。心をあたたかく灯す、4つの物語。 彼女たちの旅は、なかなかの絶望からスタートする。人一倍に努力をした結果がこれだなんて、なんだか皮肉だなあと思うけれど、でもそうだ、『神は乗り越えられる試練しか与えない』という言葉がある。なにも心配ない。努力をしてきた彼女たちだからこそ、転んでも、なにくそと起き上がれる。そうしてその壁の先の、うんとすてきな未来に向かう一歩を、ちゃんと踏み込める。神様が用意してくれるのは、本当は試練じゃなくて、その先の未来のほうなのかも。 そんな主人公たちが出会う登場人物たちも、とても魅力的。自分の好きなことを胸を張って好きと言え、それに真っ直ぐ向き合ってきたことへのプライドを秘めている。自分が揺るがないから、優しい。 いつであろうと、いくつであろうと、一生懸命であることはなにをも越えて素敵だなあと思う。 わたしも、いい風を吹かしながら歩いて、壁に出くわしてもなにくそって越えられるような人になりたい。
0投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログハーレーには全く関心のない私でもハーレー乗って旅に出てみたい!と感じた1冊。この話の主人公凪の「線」のエピソードはエールを送ってくれます。「本日はお日柄もよく」に次ぐ傑作。
0投稿日: 2025.12.13
powered by ブクログ「さいはての彼女」を読んでいると、まるで自分も一緒に旅をしているような気分になりました。主人公と同じ景色を見て、同じ空気を吸い、一緒に心を洗浄して、一緒に大事なことに気づいているような感覚がありました。実際にその景色を自分の目で見たくなり、「いつか私も一人旅をしてみたい」と心から思えました。 仕事、付き合い、家事……毎日の生活にはしんどいことや辛いことが多いけれど、それでも頑張っていたい。そんな気持ちをそっと肯定してくれるような物語で、張りつめていた生活の中で少しだけ気を緩めて、あたたかい人に出会い、思わず深呼吸したくなるような風景に触れて、いろいろ感じる時間は誰にだって必要なんだと気づかせてくれます。 そういう時間があるからこそ、新しい自分に出会えたり、本当の自分に戻ってこれるのではないかと感じました。 原田マハさんの作品は、言葉の使い方だけで泣けてしまう。感動シーンじゃなくても、ふとした一文に心が震えて涙が出る。 4作すべて心が温まるお話でしたが、私は「冬空のクレーン」が特に好きでした。頭の中に広がる景色があまりに綺麗で、華やかで、気づいたら泣いていました(笑) ひとつひとつの物語を読み進めるたびに、「まだ終わらないで」「もっとこの世界にいたい」と思えるほど、心に染みる一冊でした。
13投稿日: 2025.12.12
powered by ブクログ仕事に疲れたときに読んだら凄く気持ちが晴れた、女満別の話と一人旅の話が特に良かった、読んでよかった!!
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ旅ならではの特別な出会いや経験が詰まってて旅に行きたくなる作品。 「線を引いているのは自分、そんなもん超えていけ」が心に刺さった言葉。
0投稿日: 2025.12.08
powered by ブクログ現代社会で懸命に生きてきた女性たちが、それぞれの旅先で新しい景色を見たり、人と出会ったりすることで、ゆっくり息をしながら自分を見つめ直して、新たな一歩を踏み出していくようなそんな短編集。 一生懸命ぎりぎりと生きていると、知らない間に視野がギュッと狭くなっていることがある。私にもそんな時期があった。そういう時に、一生懸命頑張っていたことが上手くいかなくなると、その一本の柱がポキリと折れてしまう。その時の絶望的な気持ちたるや。まさに「なにやってんだろ、あたし」だ。 社会的な肩書きを外した丸裸の自分が、舞台を降りた途端にどれだけ無力でちっぽけな存在か。社会から振り落とされまい負けまいと必死に食らいついてきた、そのために家族、友人、恋人など大切なものを知らず知らずのうちに犠牲にしてきた女性たち。そこまでして尽くしてきたはずの社会からハシゴを外されたら、彼女らには一体何が残るのか。 そんな空虚な気持ちを、静かにあたたかく解いてくれるのが、旅なんだな。あとがきにもあったが、凪ちゃんの眩しさ、活発さは、この短編集において極上のアクセントになっていると思う。 越えていけ、どんどん越えていけという言葉に背中を押される。凪父からの心からのエール。
8投稿日: 2025.12.05
powered by ブクログハーレーっていいなあ、旅っていいなあと思った。行き当たりばったりの出会いや予期せぬ発見は、新たな価値観と出会わせてくれたり、自分を客観的に見つめ直すきっかけになったりするのだと思った。読んでいて「旅したい」と思えたし、綺麗な景色を実際に見ているような気持ちにさせてくれる文章がとても素敵で好きだった。 このお話が好きだった……と書こうと思ったけど、全部好き。強いて1つ挙げるなら、「冬空のクレーン」。
0投稿日: 2025.12.03
powered by ブクログ凪のからっからなかんじ!気持ちいい! いまのわたしはどうかな?ちょっとしめっぽいような気もする、風、吹いたらいいな
0投稿日: 2025.11.30
powered by ブクログ最近、肩の力入りすぎてませんか? そう言われてる気がした。 日々の仕事をこなすのに一生懸命になってしまいがちだし、休みの日にも仕事のことを心配しちゃうのもあるあるだけど、時には息抜きもいいんじゃない?って優しく教えてくれる素敵な本でした✨ なんだか旅行に行きたくなったし、ハーレーのことも知りたくなりました笑
0投稿日: 2025.11.25
powered by ブクログ今まで頑張ってきた女性たちが旅行を通して元気をもらう小説。 もう人生足掻きたくないと思う今の私には読むタイミングが少し違かったのかもしれない。登場人物たちが今の私にはみんな眩しすぎるように感じた。
0投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ大都会でいつも懸命に頑張っているキャリアウーマンの妹に、プレゼントとして購入した短編小説集。 そこには著者・原田マハさんによる、働く女性たちへの温かくも優しい眼差しがあった。 読み始めからスラスラと先に進むことができるこの作品。読み終えた暁には、心地よい余韻と、涼しくも爽やかな感懐が、きっと得られるはずだ。 春や秋の朝方に吹くことの多い、一陣のつむじ風のような清々しい短編集である。 さて皆さんに、特にビジネスマンやキャリアウーマンの方々に、畏れ多くもお尋ねすることを許していただきたい。 『皆さんには果たして、今まさに心の底から満たされている実感はありますか』と。 この質問に対して、当たり前だと憤る方も多いかもしれない。あるいは、そうでなければやっていられないよと、優しく仰る方もおいでになるだろう。 そう答えられる皆さんは、ご自身の人生の歯車が今はきっと潤滑に回っている。言い換えれば、スムーズに今を生きることができているのだろう。 それは間違いなく素晴らしいことであり、僕は皆さんがそのまま邁進されることを願う者である。 だけど、一旦その歯車がズレ始め、全体としてバランスを崩してしまった、あるいは崩しつつある状況に置かれた場合は、果たしてどうなるだろう。 その充実感を力強く保ち続けることができるだろうか。 この短編集は、まさにそういった瀬戸際に立たされた、優秀な女性たちを描いている。 ここから軽いネタバレが入ってくるので、未読の方には注意して読んでいただきたい。 社会の歯車として、絶えず必死に頑張ってきた女性たちは、そのギリギリの線上で、少し疲れを感じる。 そして現実を見つめ直すために、一人旅に出る。そこには癒しや救いを求める感情もあったのかもしれない。 旅の終わりには、たとえ想定外の形であったとしても、彼女たちは望みを叶える。そうして明日の活力の源として、それぞれの職場へ持って帰るのである。 より人間的に柔らかく優しくなった彼女たちの、街での再活躍を予感させる形で、それぞれの短編が締めくくられる。 これが基本の形であるが、彼女たちの内外で展開される物語は、まさに変化に富んでいる。それがそのまま、彼女たちの人生の多様性を認識させる。 中には満たされていたと思っていた自分の半生が、実は空虚なものだったと悟る女性もいる。 人間には実に多様な生き方がある。大小なりとも制限されているかもしれないが、人はその生き方を、ある程度は自由に選ぶことが許されている。 『私の人生、ただこれしかないと思っているあなた。だけど実はそこには、まだまだ思わぬ可能性や方向性が眠っているのです。それに気づくことさえできれば、更なる充足感があなたの中に根付くのではないでしょうか』 この作品は、このようなことを力強く主張しているように思えてならない。 第一話と第四話が作品全体の調和を支えていることは、おそらく誰の目にも明らかだろう。 この二つの物語に登場する、ナギという少女が、この作品全編をネックレスの糸のように繋ぎ止める役割を果たしている。 それぞれの作中には主人公として登場しないナギだが、その天真爛漫な快活さ、そして爽やかさは、まさに作品全体の主人公と呼ぶに相応しい。 目を瞑れば、親指を上に立てて笑みを見せ、バイクに乗り込んで見る見るうちに遠ざかってゆく彼女の姿が見えるようである。 だけど僕は、とりわけ第三話に打たれた。強い印象を受ける物語は、多分人によって違うのだ。 でもそれでもいいのではないか。そう思わせる寛容な空気が、作中全体に柔らかく漂っている。もしかしたら頻繁に描かれるハーレー・ダビッドソンの風を、僕も感得したのかもしれない。 果てしなく続く、凍てついた白銀の平面。 紺青に澄んだ上空からタンチョウヅルの群れが降りてきて、たくさんの仲間と戯れ、土を啄み、鳴き声を上げ始める。その鳴き声は、止むことがない。 そのような鶴の楽園を想像してみると、都心で忙しく働くたくさんの人びとに、どこかしら重なる。 あたりを染める肌を刺す寒さが、どこか心地いい。不思議な満足を感じながら、僕は本を閉じたのだった。
38投稿日: 2025.11.24
powered by ブクログ自立した女性がまた立ち上がるお話。旅の風景や空気を感じられて、私も同じ風を浴びたいなと思った。ここに出てくる女性は旅を通して前を向いていてかっこいい。 すべての女性へのエールに聞こえた。 旅をあきらめた友と、その母への手紙 がすごく好きだった これからも定期的に旅する友だちがほしいね
0投稿日: 2025.11.23
powered by ブクログ実はまだ読み終わってなくて途中なんですが、私の心にグッと響いて、この気持ちを文章にしたくて感想を書くことにしました。 登場人物は、仕事や恋、家族の問題で、自分の人生にちょっと躓いた女性達です。 旅先で、自分と向き合う時間や人との出会い、美しい自然や美味しいご飯を通して、これまでの人生を振り返り自分を取り戻していくお話だと思います。 原田マハさんの文章は読みやすく、スルスルとページをめくることができますし、ストンと胸に入ってきます。 旅先の電車で読んでいて、各章の最後の方になると、うるっと目頭に涙が溜まりました。 きっと私も彼女達と同じようなライフステージにいて、共感するところが多く、自分も励まされ救われる気持ちになったからだと思います。 少しずつ、大切に読み進めたいのですが、旅の途中で1人でゆっくりできる時に読むのに最適な本だと感じています。 主人公の女性達は、私と同じ妙齢の普通の女性で、じゃぁ私も力強く立ち上がることができるし、さらに人生を足掻くこともできるよね、って思いました。 また、誰かの人生を励まして彩れる存在でもありたいと感じました。
4投稿日: 2025.11.17
powered by ブクログ中間管理職の女性必読 忙しく働いている時なら読むと、 お話ごとの主人公をみて、自分の心も荒んでいるのかもと気がつく。そして、心がじんわりと温まる。 旅に出て、自然に圧倒されたくなるし 疲れた人を癒せるような旅先にいる温かい人になりたくなる。
1投稿日: 2025.11.02
powered by ブクログ出張の飛行機の中で読んだ。 風、緑が見えるような描写。自然に心動かされるよね、ひとりで旅に出たくなる本。
1投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログナギのキラキラした性格が伝わる第1篇も良かったけど、ナギの母目線で描かれる第4篇が個人的には好みだった。
0投稿日: 2025.10.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
〜1周目〜 2021.11.04 短編集だが、どこか繋がっていて、一貫して一つのことを伝えてくれる本。目まぐるしい日々の中でさいはてに行きたくなるような気持ちになった。
1投稿日: 2025.10.18
powered by ブクログ人や土地との出会いを大切にしようと感じさせられる本でした。仕事、育児、家庭などの日常から離れた旅先で、自分で見つめ直す機会を大切にしていきたいです。
1投稿日: 2025.10.15
powered by ブクログこのままでいい。自分を貫いていい。風を切って、前に進む。 勝手に線を引いてるのは、間違いなく、自分自身。 同じ名前の人物が出てくる本に出会うのは初めてで、いろいろな巡り合わせがあってこの本に出会えて、本当に幸せだなと思うと共に、恥じないように生きようと思う。 バイク免許取るぞー!
0投稿日: 2025.10.11
powered by ブクログナギちゃんとともに風になると、きっと虜になる。 日常に疲れて、迷ってる人もきっと風になることで、明日が見えてくる。 帰る場所があるって素敵なこと。 「一分一生」のハーレー仲間。そんなハーレーを通じたカッコいい人たちのつながりがうらやましくなった。 原田マハさんならではの風景の描写がステキで、タンチョウヅルの姿が日本画のように浮かんで、それもまたよかった。
17投稿日: 2025.10.09
powered by ブクログなんなんだ!この読後の爽快感は,乗ったことはありませんが,ハーレーに乗るとこんな風を味わえるのでしょうね。
1投稿日: 2025.09.23
powered by ブクログ「さいはての彼女」 短編集の中の一篇。 文中に出てくるハーレーのように疾走感があって、一気に読み進んでしまうような物語でした。爽やかな読了感。 導入部分では旅に出た理由について長めの説明から始まるのかなと思っていました。ですが、そうではなかったので個人的にすっきりしていて読みやすくて好きでした。
0投稿日: 2025.09.20
powered by ブクログ北海道の海沿いの涼しい風を思い出しながら読みました。 働きすぎて誰かとは気まずくなってしまっても旅に出て人や土地のあたたかさにふれれば速攻で前向きになるこの気持ちいい雰囲気。
2投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ仕事で落ち込んでいた時に、元気が出る本として探してましたら、原田マハさんのこちらが。 大手企業という肩書きに知らずのうちに調子に乗っていた自分、後ろの看板が凄いのであって自分が凄いのではない、と時々落ち込む場面があるのですが、この本を読めば、それは恥じる事でなく、当然の事だと分かる。 それでも一個人として自分を大事にしながら、時には目的もない旅に出ながら、また起き上がる、そんな人生にしたいと思いました。 そして、主人公凪に、ハーレーにとても元気付けられました。凪から止めるを抜く話、お父さん、お母さんの愛、どれも胸に刺さるものでした。
12投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4編の中でもタイトルになってる「さいはての彼女」に出てくる、凪が魅力的(〃 〃) 無音の世界で生きている凪の内面は豊かで朗々としててすぐ好きになった 凪のお父さんの「線」の話も得心がいく、、 私も線を自ら引いてるのかもしれない、と考え方を改めると、線は越えていけるものだって思える、対人関係でのtipsになった( o ) 凪の、バイク乗りだから風を止めたくないから、「凪」から「止」めるをとっちゃった!って“几”をバイクに書いてるのも、なんとなく印象的だった。凪ちゃんかわいい。タンデムお願いしたい。
1投稿日: 2025.09.11
powered by ブクログ北海道とバイクとツーリング、これだけで十分興味をくるすぐる。ゴツいハーレーと華奢な凪さんのギャップに更に掴まれた。美女と野獣が出会いと癒しの舞台で舞うマッチングは面白いを約束された設定だ。 一緒に行くはずの旅路が突然の一人旅。 空に向かってビルを伸ばして行くクレーンが鶴に見えるようになった。離れた場所からは、首の根本から頭を上下させる姿はビルの屋上を突っついているように見える。行き詰まって、足掻いて、もがいて苦悩しても抜け出せない時は逃げたい。逃げ場のない人たちをツル達が狙っているのか逃がそうとしているのか定かではないが人はそこから四方八方へ散り散りと去っていく。 去った先は北の大地を選ぶ方は多いかもしれません。そこで再開したら楽を共有してまた苦痛にも立ち向かえる耐力をチャージできる。凪さんが何度も旅に出るのはそんな訳かな。
27投稿日: 2025.09.02
powered by ブクログ文章が読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。 いずれも女性が主人公の四つの短編からなる本。 順位をつけるとすれば「風を止めないで」が一番好きかな。現れた男にお母さんが簡単に心が動きすぎのようにも思ったけれど、そういうこともあるだろう。人間だもの。 全体として悪くない話なのだが、このレベルの小説は正直たくさん読んできたとも感じた。 悪くはないけれど、特別よくもない、ということで星3つ。
17投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ凄く好きだった。女の人のお話が好きで、旅好きな私にはぴったりの本。 原田マハさん初めての作品。 もっといろんな本を読んでみたいと思った。 北海道に行ってみたくなった。
1投稿日: 2025.08.24
powered by ブクログ元気が出る ものすごく印象に残る一冊とかではないけれど、嫌なことがあったりして元気がない女性向き?疲れていてもスッと内容が頭に入ってきて、読後感が良い。
0投稿日: 2025.08.16
powered by ブクログ蓼科親湯温泉のラウンジの雰囲気を堪能したく、近くの本棚から取った一冊。 北海道での話はこの暑い夏にクールダウンをするのにぴったりだった。 がむしゃらに働くのも悪くないけど、時々立ち止まることも大事なのかなと感じた。完全にライフスタイルを変えるのではなく、自然や風を感じながら、本当の自分の心に耳を傾ける、そしてまた前に進んで行く登場人物たちに共感すると同時に励まされた。 ゆっくり休んだので、また仕事頑張るぞ!
0投稿日: 2025.08.15
powered by ブクログどこにも行けないと思ってたそんな気持ちがスッと抜けていく風が吹くようなお話。 4人のヒロインは私よりも少し歳上だったけど、最近仕事で気が張っていた自分には今出会えて良かったと思えた。
6投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ『さいはての彼女』 『旅をあきらめた友と、その母への手紙』 『冬空のクレーン』 『風を止めないで』 短編集なのに、軸となる部分は変わらない。 「生きてきて、よかった。」「人生を、もっと足掻こう。」 この短編に出てくる女性4人は仕事を逃げ出したり、家族のことを想ったりと振り返りしている。嫌悪感に近い部分もある。例えば、自分にとって不都合なことがあると脳内消去をしてしまうなど、逃げることがあるかと思うじゃないですか。それを引きずって行く人生なんてもったいないなと。 新たな一歩を踏むことはその壁を超えなければいけないし体力だっている。でも周りの人達との支えや言葉、行動がきっかけとなって進められる。 それが軽やかで爽快、心に溶け込んで自然と涙が溢れた。 喧騒から離れ、雄大な大地にいる中での自然との対話。東京にいながらも日本を知らなかったことに気付かされる。旅に出たくなる衝動にからむ贅沢な物語。 とても心地良い体験ができました。
17投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
とっても良かった いろいろな問題を抱えた人たちが最果ての地で、新しい事を経験して人生が変わっていく物語 テンポよく話が進んでいくし、文章での表現が見事で、まるで映像を見ているかのように情景が浮かんできた 特に一つ目の話が好き バイクの話なのだが、バイクが好きな自分からしたら共感できる事ばかりで、すぐにでもバイクに乗りたくなった 登場人物も全員魅力的で、この作品の世界をいつまでも見ていたいと思える 心に残る作品でした
0投稿日: 2025.08.06
powered by ブクログすごく気持ちが良くて、読み終わったあと気持ちがスッキリするようなそんな1冊でした。 それぞれの登場人物の女性が、旅を通じて人との出会いやそこから得るもの、自然のすばらしさを感じる作品で、スマホや現代社会では得られない素敵なものを旅は与えてくれると気づいた。 今すぐにでも自然豊かな北海道に行きたいです! ハーレーが繋ぐ人との繋がりも感じることが出来た!
7投稿日: 2025.08.03
powered by ブクログ4つの短編が詰まった本だった。 風景が事細かに書かれており、四季を感じさせてくれて、旅行がしたくなる本だった。 1つ目と4つ目が繋がっていた。 ハーレーで全国を回るナギさんの姿がよく浮かんだ。趣味で繋がる仲間がいいなと感じた。 自分も趣味は、ひとりで楽しむのではなく、行き当たりばったりの、初対面の人ともどんどん繋がりを増やしいいきたいと感じた。
0投稿日: 2025.07.30
powered by ブクログ気持ちの良い短編集。凪ちゃんのバイクに乗ってツーリングしているような爽やかな風を感じる短編集だった。ハーレーを颯爽と乗りこなす凪が登場するのは最初と最後のみだが、どれも爽やかでゆったりできる旅のお話。正直さほど期待していなかったので、全編素敵な話で嬉しい誤算。 中でも「冬空のクレーン」が好みで、とても印象に残っている。タンチョウヅルの聖地行ってみたい。旅をすることで視点が変わり、自身を俯瞰できるというメリットを改めて思い出す。ひとり旅は現状難しいが、子育てが落ち着いたら行ってみたい。
3投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ旅する女性たち。旅先で出会う人、経験、清々しくて、読んでいて気持ちの良い短編集でした。 原田マハさんが書く、女性は強くて素直で素敵。 普段は重い鎧を着て、盾と剣を持ち、社会を生きている。強い女性のようでも、完璧じゃない。 鎧を無理やりに剥がそうとするのではなくて、人との出会いが旅先の空気が自然と、彼女たち自身が鎧を脱いでいく姿がよかった。 私自身はせっかくの休みを無駄にしたくない!ってつい詰め詰めのスケジュールの旅行してしまうので、自分を解放させる、一期一会を大切にする旅をしたいなと思えた。SNSやマーケティングに振り回されたくないなぁ。
3投稿日: 2025.07.27
powered by ブクログ読了後のさわやか感! 原田さんの描くハイキャリアな女性像がわかるし、実際上司なら全然ムカつく笑。 第2篇のお話も好き。 私もっと人生を足掻こうと思えた、背中を押してくれる作品でした。
2投稿日: 2025.07.24
powered by ブクログこんな爽やかな小説があるのか! 原田マハさんというのは有名だったので一度読んでみようと思って最初に手にした本 空色のソーダみたいに爽快でキラキラで透明感があって びっくりするほど さわやかとっても読みやすかったの と 心温まり そして ユーモア もあります 文章と構成がうまいなあと思いました そして、たぶん書いてる人の心がキレイなことに読み手が癒される この他にも原田さんの作品はいくつか読んだんですけど、出てくる人がみな良い人過ぎて不安になるわ とか、ちょっといい話すぎない?みたいなところがあるんですよね(多分にこちら側のモンダイ)。この本はちょっと短めなので そういう意味でも、そういうもやもや に入る前に終わるというのもいいですね すごく ややこしい 本ばかり読んでいたので、久々にこんな本に出会って嬉しかった という意味で、おまけの星5つです
2投稿日: 2025.07.19
powered by ブクログいろいろ行き詰まっている女性の話。 爽やかな短編集。今の私にはキラキラしすぎていたかも。くさっている自分の考えに少しでも変化があるといいな。 もう少し心が落ち着いたらまた読みたい。
0投稿日: 2025.07.18
powered by ブクログ4つのお話の入った短編集。 爽やかでさらっと読めて、読後感が良いです。少し出来過ぎ感はありますが、許容範囲と思います。 著者の美術関係の作品も良いですが、軽やかに読めるこちらの作風も良いですね。
0投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ「さわやかな風が吹いた」みたいな短編小説4篇。 頑張る女性、都会で傷ついた女性達の再生の物語。 「辛いこともあるけど明日からガンバって見ようか」と思わせる。肩の力抜いて明日もガンバって見ようと思う。
0投稿日: 2025.07.16
powered by ブクログ悩みを抱えた女性たちが旅を通して前向きになるお話。情景描写が美しく、景色が想像できる。 こういう風に旅で誰かと出会って関係を築くって面白そう。私もナギちゃんに会いたいな〜
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ夏に読むにはぴったりのさわやかな一冊だった ナギちゃんを取り囲む人たち素敵だなぁ 素敵な人の周りには素敵な人たちが集まる
0投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログ著者、原田マハさん(1962~)の作品、ブクログ登録は4冊目。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!?だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。 ---引用終了
66投稿日: 2025.07.14
powered by ブクログさいはてに行った彼女たちは、棘がとれて、 人生を見つめ直していきます。 流れが分かっていても、読み進めちゃうし、 読了感も良い
3投稿日: 2025.07.13
powered by ブクログ人生に頓挫し旅で再生する4編。旅先の景色や風景が鮮明に思い浮かぶ。色や音、形、温度などが伝わる丁寧な表現でとても読みやすかった。 それぞれの主人公達は、それまでの環境から騙されたり、立ち向かったり、逃げたりしながら『線』を飛び越えていく。そこで凝り固まった考えが取り払われ変化していく、その様を見ていると前向きな気持ちになれた。
0投稿日: 2025.07.08
powered by ブクログ女性たちが旅先での出会いをきっかけに立ち直っていく物語 日常の何かに縛られている自分を解き放ち、旅に出たくなりました 過去・現在・未来の自分を見つめることができる、素晴らしい一冊 ナギにわたしも会いたいな
13投稿日: 2025.07.03
powered by ブクログ女性たちの頑張ろうと立ち上がる短編集。 ナギちゃんで始まり、ナギちゃんで終わる… 私もナギちゃんに会いたいと思いました。 すごく前向きになれそう! 心が疲れた時に、是非読んで欲しい本です。
29投稿日: 2025.06.28
powered by ブクログナギちゃんわたしも会いたい。 旅して自分と向き合ったらもっと人生楽しく豊かになるんだろうなって思った。
0投稿日: 2025.06.27
powered by ブクログ4編からなる短編集。 どの物語も再生をテーマにしている。 4編の主人公はいずれも女性。しかももうそんなに若くない女性たちである。 彼女たちが新しい場所で、新しい一歩を踏み出すまでのストーリー。 個人的には聴覚障害のナギの存在が一番グッときたかな。
33投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ旅に出たくなる一冊。今時期の北海道はいいよね!過ごしやすいし。 バリキャリのお姉さん達はちょっと好きになれないタイプだけど、凪ちゃんが素敵でオールオッケー。
0投稿日: 2025.06.25
powered by ブクログ久しぶりに原田マハさん作品でした。 短編集でしたがどれも良い内容でした。 特にタイトルのさいはての彼女は特に良かった。 涼香の旅行が秘書が手配した航空券、沖縄の予定が 北海道の女満別! そこで出会ったハレーに乗る女性、凪。 凪は聴覚障害でありながら凄い前向き。 そして彼女に出会った人は皆んな彼女と ハレーが好きになる。 読んでいてとても気持ちが良くなる作品です。 最後の章は凪のお母さんが主人公。 凪をいつも心配している姿は共感します。 『凪のメールは今日と明日しか書いてこない。昨日は書いてこない。』これを読んでますます凪が好きになります。
54投稿日: 2025.06.24
powered by ブクログ4つの短編集からなる作品で最初の3つは女性が旅をしながら自分と向き合い、癒し、癒されてもう一踏ん張り頑張ってみようかな?と前向きに生きていく。 個人的には最初のナギちゃんのお話しと最後のナギちゃんのお母さんのお話が好きです。 『ナギ。そんな「線」は、どこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。お前が勝手に引いた「線」なんだ。』 私も今まで勝手に線を引いて、あの人たちとは分かり合えない、とか、私にはできない、とか。いろいろ理由をつけていたけれど、『あっち側には行けない』と他者との違いをどうしても越えられない物だと勝手に決め込んでいたのは私自身なんですよね。弱気で臆病な私にはいつでも自分に言い聞かせたい一文でした。
0投稿日: 2025.06.22
powered by ブクログどの話も肩書きを失って、素の自分に戻って人生をやり直していく様子が描かれている。自分自身もありがたいことに旅をする何も気を遣わなくていい友人がいて、ひとりで旅をすることもできて、幸せだなと思う。 爽やかに、風を止めずに歩いていく。もう少しだけ笑顔が増えるような小説。
1投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ何か上手くいかないことがあったり立ち止まってしまっている女性達が、新しい場所で新しい一歩を踏み出すような物語集。 ある程度年齢も重ねて社会的な地位やプライドもある中、回想して反省してまた新たに頑張ろうとするところが素敵。みんな強い女性で好き。 周囲との目に見えない「線」は周りの人が引いたものじゃなく、自分で勝手に引いた線。 すごく響いた。
0投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
バリバリ働くキャリアウーマンたちが旅先での出会いなどを通して、何かに気付いていく短編集。表題作でもある「さいはての彼女」のエピソードでは、沖縄にサマーバカンスへ行くはずだった女社長が、チケットの手違いで北海道の女満別に降り立つ。 そこで耳が聴こえないバイク乗り凪に出会い、成り行きでタンデムしながら網走、そして知床へと至る。 東京で出会っても話すこともなかったであろう二人が、最果ての地で出会ったからこそ築くことができた絆が美しい。「冬空のクレーン」のエピソードでは同じく北海道の鶴居村での話が描かれるが、社会人としての肩書が意味をなさない場所っていうのは自分を見つめ直すためにも必要なんだなあと思う。 そして凪という女性の魅力がすごい。「風を止めないで」ではほとんど登場していないのに、母親や職場の店長が語るエピソードからどんどん魅力が深堀されていく。凪のメールからはいい風を感じると母親が言っている。ずっと止まないで欲しいというのを止めないでと言い直す。凪が苦境にもくじけることなく生き続けていくことを確信しているよう。「最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を想像できる人は必ず成功する。」出会ったばかりのスズカでさえ感じた凪の強さを見習いたい。
1投稿日: 2025.06.21
powered by ブクログ自分もバイクに乗って旅に出たくなった。 旅に出てリフレッシュしたい。 他人と自分を比較する必要がないことを学んだ。 他人と自分との間に線はないという言葉が響いた。
0投稿日: 2025.06.18
powered by ブクログめちゃくちゃよかった。 凪が素敵過ぎた。 きらきら輝いている凪の姿が想像できた。 出会う人で自分の心や考え方が変わったり、素敵な影響のお陰で、心に余裕ができたりする。 全ては自分の捉え方次第。 素敵な話だった。
1投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログ刺さるものがあった。 短編4つで構成されており、 気の強い30代前後の女性の話が多い(最終話除く) 読んでて腹立つわ〜(笑) 常日頃、仕事ばかりしていると、やっぱり視野は狭くなってしまうし、余裕も無くなってしまう。それまで作り上げた人間関係もなんだかぎこちないものになってしまったり…。 そんな状況を打開するのに旅はいいかもですね。見えるものが変わると、思考も変わってくると思います。 結局、ぎこちなく感じてきてしまった人間関係も、自分でぎこちなくしてるに過ぎないのです。自分で線引きしてしまってるのです。自分の考えに賛同してくれる人と賛同してくれない人に。それでもいいならそれでもいいですが、自分で引いた線で苦しめられて、その線が嫌なら、自分で超えていくしかないのですよ。 と思った30代です。
10投稿日: 2025.06.16
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
原田マハさんの短編は初めて読んだ。 短編は4つだが、1と4はつながっている。 短編と思わずに読み始めたので、物語の展開の強引さが気になり、最初の話はあまり好きになれなかった。 3つ目の「冬空のクレーン」が一番良かった。
0投稿日: 2025.06.15
powered by ブクログ2025.6.9 Kindle unlimited読み放題タイトルのラインナップに入っていたので、フィーリングで選択。4つの短編集からなる1冊で、それぞれにそこそこの年齢になった女性が主人公のお話。 悲しい出来事があるわけじゃないのに、不思議と読んでいて涙が止まらなくて、10代の自分が読んだらいまいちピンと来なかったかもしれないけれど、今の年齢になったからこそ感じられるものがそこにある気がしました。 特に2作目の「旅をあきらめた友と、その母への手紙」でボロボロに泣いてしまいました。ちょっと人前では読めないくらい…笑 自分も友人と、家族と、周りの人と…色んな人を少し大切にしてみよう、優しい気持ちで接してみよう、そう思わせてくれる1作です。 心がしんどくなって、現実からちょっと逃避したい。そんな時に、癒しと再生の一歩になってくれる本だと思いました。 追記:再生という言葉が自分の中にずっとあったんですが、あらすじにテーマが「再生」とあって、自分がしっかりその意図を受け取れたのだと嬉しくなりました。
0投稿日: 2025.06.09
powered by ブクログ人生がうまく回っていない女性が前向きになる短編集。表題作の「さいはての彼女」とその関連ストーリー「風よ止めないで」が良かった。 信頼していたのに退職する秘書の最後の仕事で、傷心バカンスのはずが女満別に飛ばされ、ハーレー乗りの凪に出会い、真っ直ぐに生きている彼女の姿に自身も立ち直っていく… 爽やかな風が吹き抜けていくような読後でした。明日もがんばろう。
0投稿日: 2025.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
再生をテーマにした短編集 旅に出たくなるお話 さいはての彼女、風よ止めないでの話に出てくるナギが素敵な人だった。 それぞれの話で主人公がこれまでの自分を振り返り、立ち戻る姿が印象的だった。 バイクは持っていたけどあまりハーレーに興味はなかった。しかし、この小説を通じてカスタムビルダーというものを知り、ハーレーに興味が湧いた。お金ないけど… さいはての彼女でナギの話が終わらず、最後に母親目線の話が出てきたのがよかった。
1投稿日: 2025.06.03
powered by ブクログ進む路が山でも谷でも風のように駆け抜ける。 風が吹き溜まっていた心の澱を吹き飛ばし、ついてこいとサムズアップ。 さあ旅立ちだ。さいはてに。
0投稿日: 2025.06.01
powered by ブクログ直前に2作品連続で、ちょっと合わない、今は暗いの読む気分じゃない、の挫折が続いた為、困った時用に取っておいた原田マハさんの短編集。 …なのに。 捨てる神あれば拾う神あり、な展開にイマイチ乗れない。…あれ? そんな都合よく事が運ぶかなぁ、と いやいや、小説なんだから夢物語でいいやん、 が頭をぐるぐるする。 時間をかけてゆっくり読み進めたら、3話くらいからグングンと染み渡って来ましたが。 高評価の作品に挫折してたから、読み始めはちょっとひねくれてたのかな。 ラストなんて凄く良くて感動したのに、自分でケチをつけてしまった。…反省。
23投稿日: 2025.05.23
powered by ブクログ「最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を想像できるか。それができる人は、一年後、十年後、必ず成功する人です。ナギは、まさしくそういう人だった。」
10投稿日: 2025.05.22
powered by ブクログタイトルの「さいはての彼女」の他に、「旅をあきらめた友と、その母への手紙」「冬空のクレーン」「風を止めないで」の計4編で構成されています。 個人的には前回読んだ「リボルバー」よりもこっちの方が好きです。特にハーレーが好きな女子ライダーが登場する「さいはての彼女」と、その続編となる「風を止めないで」がいいかな。 話の中にオートバイで疾走するシーンが出てくると、なぜか自分も風を受けて走っているかのような気分に浸れるのがいいですね。 自分も若い頃は原付バイクでは走ったことがありますが、中型免許を取ってバイクで夏の北海道をツーリングしたいという願望はずっとありました。でも冬はどうしても雪で走れない時期があることもあり、結局現実を選んでしまいました。もし、中型免許を取っていたら今とは違う人生だったかも...。 計画性のある「旅行」もいいですが、行きあたりばったりの「旅」に憧れます。日常を忘れて旅先で見た風景や人との出会いが心を豊かにさせてくれるような気がします。
11投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログどこか遠くへ旅をしたくなりました。 赤の他人ではなく、再開した時に両者が喜べるような人との結びつきを広げたい、と。 しかし、だからこそ、元の居場所も大切だと思える一冊でした。
11投稿日: 2025.05.17
powered by ブクログナギちゃんの強さに感動。 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」が好きだった。何年かぶりに会っても昨日まで会ってたみたいに話せる友達、大人になっても高校生みたいにはしゃげる友達ってすごいなあ。 温泉行きたい!
1投稿日: 2025.05.14
powered by ブクログバイクが好きなので惹かれるという点を差し引いてというか、あえて謎の減点してみた どの話も強く弱い女性の物語だが、仕事や部下に向き合う姿勢とか共感するとともに考えさせられた また一緒に走らない?はいつか使ってみたいフレーズ(笑)
1投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログバリキャリな女性たちが旅を通じて再生に向かっていく短編集。 バイクで風を感じながら旅したくなるようなお話でした。
1投稿日: 2025.04.23
powered by ブクログエリート道まっしぐらで仕事熱心な女性が、もがき挫折し、そんな中で出会った人との触れ合いを通して再び立ち上がる。原田マハさんといえばなヒューマンドラマでした。原田マハさんの作品はどれも、登場人物やストーリーから漂う温かさが桁違い。 第一章の主人公には少し共感。過去の自分がしてしまった他人への接し方や当時持っていた顔を覆いたくなるような価値観って、どんな物や他人よりも克服しづらいんだよなあ。 第二章はハグとナガラにも収録されていたお話でした。
0投稿日: 2025.04.18
powered by ブクログ著者の旅ものは「旅屋おかえり」以来。解説の方も書いていたけど、旅に出たくなるというギフトをもらった気がしました。最後もほっこりできてよかった。
0投稿日: 2025.04.13
powered by ブクログ星4かなと思ってたけど、最後の章で5にした。 さすが原田マハといった感じ。 バイク乗りの少女「凪」が生み出す不思議な空気に魅了され、関わる人たちが幸せに豊かになる。 人との些細な出会いから価値観が変わり生活が好転する。青山美智子の作品と系統が似てるかなとも思ったけど、青山さんとは違う切り口で刺激的で読みやすい。 ショートストーリーという構成から、浅いストーリーにはなるが、乗り物という導入から女性という主人公にフォーカスし、日々の生活を明るくするきっかけをもたらす素敵な作品。 私もハーレー乗り同士が生み出す空気というものを感じてみたい。
3投稿日: 2025.04.11
powered by ブクログ〈メモ〉 短編集。毎日を必死に行きてた人がふと立ち止まって何かを見つけるお話。1話めと最終話がリンクしてて泣きそうだった
1投稿日: 2025.04.10
powered by ブクログキャリアウーマンが日常に疲れて逃避行という感じの物語。いまひとつ共感できるものがないまま読みすすめてなんとか完読。序章の表題だけではあまりにも薄っぺらいが巻末とストーリーがつながっていてなんとか形になったと思う。
1投稿日: 2025.04.07
powered by ブクログ体調崩して入院中、たまたまその前に購入していたこの本を読んだ。 普段は仕事ばかりで本を読む時間もなかったから久しぶりに時間を気にせずゆっくり読むことができて、しかもそれがこの本で、すごく良かった。 本に出てくる女性たちも日々仕事に没頭していて、それぞれのきっかけで一人旅に出る。 そこで素敵な出会いがあり、自分の考えや生き方を見つめ直す。私も旅に出たい!!!と思った。(病室だったから余計に…) ナギのように、好きなことを突き詰めていて、気持ちの良い女性に憧れるなー! 自分にとって幸せってなんだろう?とか、大切なものがなにか、自分と向き合える本
4投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ苦手だと思い込んでいた短編集だったのになんかこれはずっと温かい気持ちが途切れることなく読み進められました。凪はお父さんの教えを守って、どこまでも、走り続けるのです!
3投稿日: 2025.03.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
色んな方の感想を読ませてもらいましたが、多くの方が言うように、【清々しい】この言葉がピッタリでした! 旅の始まりの情景や、ハーレーに乗った時の風の感じ方、移り行く景色、表現が秀逸で、なんだか自分も同じ景色を見ている感覚になりました。 何より凪のキャラクターがとても魅力的。 強制する訳でもなく、(ゆるっと何か1歩踏み出したい)そんな風に思える1冊でした。
2投稿日: 2025.03.23
powered by ブクログ幸せって何だろうと思いました。 他の人の生き方と比較して優越感に浸るのではなく、自分のやりたいこと、自分らしく好きなことができているかは大切なことだと感じました。 真っすぐやりたいことに向き合う行動力が自分にはないと思ったけれど、これも自分で勝手に線を引いてしまっているだけかもしれない、そんなふうにも思いました。 自分と向き合う時間は大切だと改めて思います。 ハーレーに乗ってみたい。きっと奥が深くて、虜になってしまうんだろうな。
52投稿日: 2025.03.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
4つの短編が入った小説。最初の3編は仕事に一生懸命なるあまり人間関係が拗れてしまった女性が主人公。いずれもひとり旅での出会いや出来事で自分を見つめ直し、人生を仕切り直すストーリー。 ふと日常に疲れたとき、1人で遠くに行きたいと思うのは自分としっかり向き合う時間が欲しいからなのかもと思った。 短編なのでそれぞれの話を単体で独立した話としても読めるが、登場人物の設定を見ていくと「もしかしたらこの人とこの話のこの人、書いてはないけど繋がってたりする?!」という考察もでき楽しい。 最初の「さいはての彼女」のナギの母が最後の「風を止めないで」主人公として登場するからこそできる読み方かも。
2投稿日: 2025.03.16
powered by ブクログ免許は持っていないけれど、「私もハーレー乗りたい!?」と免許を取るか血迷いました(笑) 旅先での一期一会って素敵だな、と 思わず一人旅に出たくなるような一冊です。 読み終わった頃には、なんだか清々しい 気持ちになれました。
2投稿日: 2025.03.11
powered by ブクログ大学受験で合格し 舞い上がっていた自分にものすごく突き刺さるというか ふと冷静にさせられた作品でした。 いわゆる社会的に成功を重ねていった主人公と 北海道で "サイハテ"(という愛称のバイク) に乗って 決して贅沢や裕福というような生活ではないが 間違いなく人生を謳歌する 訳ありの少女 という対照的な人物を中心に物語は進む。 ネタバレとなるため深く内容には触れませんが 人生にとっての成功とは? 人生にとって幸せなことは? あなたのその行動や言動に嫌味が纏っているのでは? などなど... まだ18歳の私にとっては なかなか感じられることに限界はありますが、 これからの人生どういった価値観で 人と出会っていくべきか そういったことを見詰め返す 良い機会を与えてくれた 作品だと感じました!!
11投稿日: 2025.03.08
powered by ブクログ転職前の休暇のタイミングで北海道に一人旅に出た記憶が新しく、 人はなぜ不意に生じた休暇に北海道に行きたくなるのだろう、、と思った。 初めて北海道に行った時に、仕事で同行していた人は「北海道には"帰る"気持ちでいつも行く」と話していたのも思い出す。 きっと都会ではあり得ない規模の自然に魅せられて、自分と見つめ合うための場所、故郷のような場所になってるってことなんだろうな。 そしてこの本は、そんな、自分と見つめ合う場面を描いた短編集で、自分を見つめるきっかけをくれている。 旅に出たい、もしくは行ったことのない場所に訪ねたい気持ちになった。
1投稿日: 2025.03.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
全体的に元気をもらえるお話 だし、人と関わる楽しさを感じられるお話 ナギのメールには今日と明日しかない こんな風に人生を生きたいね
1投稿日: 2025.03.01
powered by ブクログタイトルに目が留まり、裏のあらすじを読んだら「女満別空港」の文字 来月網走知床へ行くのに女満別空港を利用するわたしにはタイムリーすぎる、これは今読む本だと思い購入 生活に疲れた人達が旅先で活力をもらい次の一歩を踏み出す 道東の雄大な自然が描かれており行くのがますます楽しみになった
1投稿日: 2025.02.26
powered by ブクログ少し疲れた女性が旅に出る。そして、旅先での出逢いに新しい自分を見つける。 4話からなる短編集それぞれの旅に、ほろりとする。 印象的な場面や言葉がたくさんある。 1話目(さいはての彼女) 秘書の手違いか故意かで、沖縄に行くはずが真逆の北海道に行くことになる。 そこから、おもしろい旅になる。強気な女性経営者とハーレー乗りの女性との出逢いがとても良い。 2話目(旅をあきらめた友と、その母への手紙) 1人の旅だけど、1人じゃない。 3話目(冬空のクレーン) どんな大それたことでも、誰かがそう考えるところから始まるんじゃないかな。 4話目(風を止めないで) ナギ、自分で引いた「線」を超えていけ。 この風、止めないでね、これからも、ずっと。 全編通して、肩書を外して、ひとりの人間として、いかに良い生き方をしていくかを投げかけている。 こんな良い小説を読んだら、旅に出たくなるね!
3投稿日: 2025.02.25
powered by ブクログ4編からなる短編集。 主人公はいずれも何かしらを抱えている、そう若くない女性たち。 友人や旅先で出会った人との関わりで少しずつ心境や状況が変化していく。 共感できるところが多く、読み終わった後、私もどこかへ旅に出たいなと思ったそんな作品。
2投稿日: 2025.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
女性が主人公の再生を描いた短編集。 とても読みやすく、ハーレーダビッドソンに乗った女の子「凪」の明るさが心地よい。すごい旅に出たくなる。 ヒトは何度でもやり直せると教えてくれる物語。
2投稿日: 2025.02.01
