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さいはての彼女
さいはての彼女
原田マハ/KADOKAWA
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総合評価

671件)
4.1
201
287
128
13
1
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    4作からなる短編集 「さいはての彼女」 「旅をあきらめた友と、その母への手紙」 「冬のクレーン」 「風を止めないで」 異なる境遇の女性が旅を通して自分の生きる道を見つめなおす物語。 風を受けて前を向く爽快感が心地いい。 マハさんの作品は読みやすく、読了後心が洗われた様な感覚になる。

    0
    投稿日: 2026.03.17
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    少しオトナな女性たちが主人公の4篇からなる挫折と復活の短編集。 文体は平易でテンポよくよみやすく、ストーリーの構成も面白い。 気疲れせずライトな感覚でサラッと読めるのに読後の余韻が心地よい好著。

    0
    投稿日: 2026.03.16
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    読み終わった後、とても気持ちの良い爽快な気分になりました。だから人は旅に出る。そこで出会う人には意味がある。私も旅に出てみようと思います。

    0
    投稿日: 2026.03.15
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    すごく面白く勇気づけられる一冊だった バイクを通して色々な人と繋がっていく 話を含めた短編集 全ての話において すごく優しく強く自分も何かしてみようと 思える一冊だった 落ち込んでいる時に読みたい内容だった

    1
    投稿日: 2026.03.10
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    旅をしたくなる。その相手は恋人と家族と気心の知れた友達とそして、1人でも。旅行はその土地の食べ物や風景などが非日常を届けてくれるから心が耕される。それがまた日々を頑張る原動力になりより楽しいことに目を向けられるようになる。そのおかげでたまに起こる大変なことも頑張れるようになる気がする。そんなすごい力を持ってると思う。 生きているとこの人とはなんか合わないなとか、居心地が悪いとか、「線」ないしは「壁」を感じる時がある。けれどそれは相手が引いたり立てたりしているものではなく自分自身が作っているものだと分かった。そんな「線」、「壁」は超えていける。 今日、明日吹く風を思い切り感じる。昨日のことは振り返っても悔やまない。そんな生き方をしていきたい。

    1
    投稿日: 2026.03.10
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    ◯旅に出たくなる至極の一冊  これ以上、旅に出たくなるような小説を知らない。バイクにも乗ってないのに、登場人物の凪がハーレーに乗ってる姿を想像するだけで、ワクワクした気分になる。爽快な気分になる。  でも、それだけでなく、主人公の考え方が変わっていく様も好き。例えば、「さいはての彼女」の主人公の女社長は、辞めていく秘書に沖縄行きと渡された航空券で北海道の女満別へ飛ばされるような疎まれる人だったが、凪との出会いや旅で気持ちを入れ替えていく。また、「冬空のクレーン」では、仕事に精を出してきたが、部下へのパワハラ疑惑で何もかもどうでも良くなった女性が旅へ出て、そこでたまたま出会った人やタンチョウに魅了されて、心を入れ替える姿。これらを読んでて思うのが、自分の行ったことがない場所や出会ったことのない人と触れ合うことで人はポジティブに変化していくんだろうなということ。何かの本で、「人、本、旅が人を成長させる」と書いてあったが、まさにそうだと思う。旅は、人を変える。そんなことを実感させてくれる一冊。 ◯好きな言葉 ・そんな「線」はどこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。 ・一緒に行こう。旅に出よう。人生を、もっと足掻こう。 ・すぐれた物語は、読書にギフトを与えてくれる。

    1
    投稿日: 2026.03.09
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    旅したくなる本 短編集のためほとんどが別軸の話ではあったが、どこか繋がっているような空気を感じた。それぞれの話で出てくる主人公の年齢が近いところにその空気を感じたと思う。 ナギのような人になりたいと思った。ハーレー乗りの会話空間が心地よく感じるのは、なんとなく想像できる。ナギのような存在が心地よい人になれたならとても幸せなことだと思う。 作中に出てきたあのホテルに一度は行ってみたい。 原田マハの文章の力だけで感動させるというのを改めて感じた。 この作品の中で1番好きなセリフは 「今日と明日のナギでした」 何か悪いことがあった時に読んで欲しい本

    2
    投稿日: 2026.03.02
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    何か普段とは違うことをやってみたくなる。 また今の環境が全てでは無いことを教えてくれる。凪みたいな人に出会ってみたい。線は自分で引いてしまっているものである。出来ないとか、やれないとか誰が決めたのか?良い学びになりました。

    1
    投稿日: 2026.02.28
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    どの作品も、「ふぅ〜ん、で⁇」といい感じでした。先が読めて退屈でしかなかった。バリバリ働くキャリアウーマンが、挫折して旅に出て、いい出会いがあって、やる気を取り戻す的な感じ。パワハラ感もある。 丹頂鶴を見てみたい気持ちになった。

    0
    投稿日: 2026.02.28
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    原田マハさんの小説の中の登場人物には、いつも心掴まれる。 まるで現実世界で会ってるみたいに、その人の容姿、オーラ、匂い、目の輝きまでも浮かび上がってくる。 この小説で言うと、わたしにとっては、もしくは多くの人にとって、「ナギ」がそれにあたる。 ナギが素敵すぎる。現れた瞬間からもう、一瞬で心奪われた。 ハーレーに刻まれた文字も粋すぎる。 ナギの言葉、ナギの家族の言葉には、自然と涙が流れた。 四つの短編集となっているこの小説は、最初と最後でお話がつながっているところがとても良い。 加えて、最後はナギの母目線というところがまたとても味がある。 様々な人の視点でナギを見て、わたしも旅のどこかで彼女に出会いたいと思った。 旅に出なくちゃ。

    1
    投稿日: 2026.02.26
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    読み終えた後、清々しい気持ちになりました。 旅に出て、誰かと出会い、また日常に戻っていく。優しさにふれて。 自分も誰かと出会いたくなりました。 自分と相手の間に線がある、私もたまに感じる時があります。確かにそう、越えていけばいいという強い言葉、きっと忘れません。

    1
    投稿日: 2026.02.25
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    「自分を変えたくて旅に出る」という話を聞いた事があるが、正直旅なんかで自分が変えられるのかなと思っていたが、旅に出る前の女性の描写が秀逸で、まさにこういう人間2時分がなってないか不安になるくらいだった。 ある程度年齢と経験があると、職位が上がることは多いが、全ての人がそうではないが、どうしても肩書きに引っ張られて自分を変えないとというプレッシャーに陥ることは自分にもあった。 きっと旅が「変える」のではなく「戻す」んだなと、思った。 ツルの話が心に残った。

    72
    投稿日: 2026.02.21
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    仕事と失恋に疲れた若手女性社長が、沖縄のつもりが誤って北海道の女満別に降り立ち、現地での出会いと旅を通じて心と人生を再生していく物語。厳しい環境で自分を見つめ直し、再び前を向いて歩み出す女性を描いた爽快な短編集です。 ---------------------------- マハさんの「風のマジム」と似た読後感。 読後に爽やかな風が吹き抜けるような感覚。爽快感。 どの章も何か自分のリアルで問題が起きる(喪失感 もやもや感など) 旅に出ることによる出会いや自然の中で、クリアになり明日への活力を得るようなお話。短編だけど良かった。マハさんのこういう爽やかさ好きだなぁ。 ----------------------------個人的トピック 退職まで後リアル出勤は17日となりました。 そう思うと、早いなぁ。名残惜しいということは特になく。 既に第一弾の自分の荷物は配送済←はやっ どんどん身の回りの荷物整理をしている。 最終的に自前のデカいモニターとノートPCを配送して終わりだけど そのモニターを入れる箱はどこで調達しようかとか 梱包のぷちぷちはどこでもらってこようかとか・・具体的な手配に追われています。w 引継ぎの真っ最中で、自分が作っておいたGASのソースの動きを再確認して、引継書に説明入れたり、引継ぎの打合せで不明点がでた場合、それを追加記入し、どんどんアップデートされています。 早く異動したいけど、頭を切り替えるのが大変だったりします。 3年のブランクがあるからねぇ。

    32
    投稿日: 2026.02.19
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    旅行に行きたくなってくる。物語のなかで忠実に描かれている描写が風景を想像させてくれるから素晴らしく、素敵な風景が想像できる。ハーレー乗ったことないけど乗ってみたくもなる。いつかこの物語に出てくる聖地巡りしてみたいな。 もし、いま辛い思いをしてる人とか、仕事が上手くいってなくて悩んでる人がいたら是非勧めたい一冊。

    1
    投稿日: 2026.02.18
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    このレビューはネタバレを含みます。

    女性たちが新たな一歩を踏み出す短編集。 旅先で都会の喧騒にないものとの出会い、そこでの時間や語らいを通して気付くもの、大切なもの。 『ナギのメールには、いつも「今日」と「明日」がある。「きのう」は、ない。』 『自分で勝手に引いた線を越えろ。』 力強く前向きな女性たち、言葉たちに勇気をもらえました。

    1
    投稿日: 2026.02.18
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    楽しくてあっという間に読み終わった! なぎちゃんみたいに芯の強い女性になりたい。 ハンデキャップを感じさせない強さ。 楽しんで生きてる感じがたまらなくかっこいい。 バイク乗りたくなった。

    0
    投稿日: 2026.02.17
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    4つの短編小説からなる。 1つ目のハーレー乗りの少女の話が1番好きだった。 ちょうど、自分が北海道旅行に行くときに読もうと思って持って行ったけど、小説も北海道旅行がテーマになっているものが多くて、ちょっとした奇跡みたいな感覚になった。いい旅の始まりの予感は、最後まで楽しい旅行に。

    1
    投稿日: 2026.02.16
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    本を読んで手が震えたのは初めてだった。 バイク乗りとして、耳が聞こえない幼馴染が2人いる身として、この本は一生忘れられない自分にとって衝撃の本。 耳が聞こえないハーレー乗りのパワフルな女の子を軸にした話。 バイク乗りなら誰もがわかってくれるようなツーリング表現だったり、バイクに寒くて乗ってなかったけど少しまた乗ってみようかなという気が湧いた。 仕事で忙しい女性が遠くに旅に出たりするストーリー間に入ってるから仕事で忙しい人にも是非読んで欲しい。 きっと絶対もう一回読む。

    1
    投稿日: 2026.02.14
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    学生時代からあまり本を読んで来なかった人生でしたが、この本を皮切りにたくさん読めそうです。 初心者にも優しい、話の展開や明るい雰囲気。 オススメです

    2
    投稿日: 2026.02.13
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    自由や生き様、エール、癒しとさすが原田作品 表現や登場人物、題材と良かった 短編集なのはもったいないと思ってたら最終で違う形だが再登場とこれまたいい どの話も続編ありそうなくらい素敵でした

    3
    投稿日: 2026.02.10
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    図書館本 一気に読んでしまった 旅×女性への応援メッセージ を感じた 仕事や人間関係、恋愛でつまずいてしまった時に 旅をする事で心境が変わる 今までの自分を省みるきっかけになる旅 人としての優しさを取り戻す旅 「ナギ」の存在が風を感じる ハンディを抱えていても、溌剌とした みんなの人気者 お父さんがナギに伝えた「線を引いているのは誰か」 『線』を越えていけ と言ったお父さんの言葉を受け取った ナギの行動力と素直さがとても素敵です!

    89
    投稿日: 2026.02.10
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    私は、人生が順調なときに、旅をしたくなるが、主人公たちは、人生がうまくいかないときに、旅をして、再生していく。人と出会い、大自然に癒され、日常に戻っていく。こういう旅も、いいもんだなと思う。 第ニ話の主人公が言うような、かっこいい一人旅にも、ちょっと憧れる。

    2
    投稿日: 2026.02.07
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    一人旅の魅力が詰まった一冊。 旅先で新たな誰かと出会ったり、旅館で誰かを思い出したり。一人になりたいのに一人にはなれない事がとても温かく思えて素敵でした。 爽やかで優しくて、旅に出たくなる短編集です。

    3
    投稿日: 2026.02.05
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    ストーリーテリングが拙くつまらない。テーマも浅い。なにより主人公が人格破綻しており、価値観も倫理観も終わっている。これに感動してる人たちは、自分の性格や価値観を見つめ直した方がいいと思った。

    0
    投稿日: 2026.02.02
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    同じ年齢の女性たちが旅を通して自分を取り戻していく姿がとても感動的だった。そして、今の自分にも照らし合わせ強いメッセージをもらうことができた。心に響く物語。

    1
    投稿日: 2026.01.30
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    女性旅と再び歩き出すをテーマにした、爽やかに泣ける短篇集。 美容院で読み終わって泣きかけた。バイクから見える風景もそこにいる人たちも目に浮かんで。人生立ち止まってる私でも、ほっこり泣ける作品。 一緒に行こう。旅に出よう。 人生を、もっと足搔こう。

    2
    投稿日: 2026.01.29
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    私もちょうど同じくらいの年齢で色々失ってしまった時だってからいいかなと思って読んだが、自分には少し眩しすぎた。この物語がワクワクするような人生のフェーブに入れたらいいな

    2
    投稿日: 2026.01.25
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    文字だけなのに、読んでいる間ずっと心地の良い風が凪いでいる。どこか知らない所へ旅した時、初めて訪れる場所で穏やかな非日常を感じるあの感覚を味わえる。それにナギがあまりにも魅力的で吸い込まれる。 割と常に持ち歩いていて何度も何度も読んでいる小説なんだけど、やっぱりバイク乗りには刺さる。私も今年の夏はバイクで北海道へ行こうと思う。

    1
    投稿日: 2026.01.21
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    ちょっと大味、というか眩しすぎる感じがした。 解説も大味だったから、読後感がそれに引っ張られてしまったかもしれぬ。

    1
    投稿日: 2026.01.20
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    25歳で起業した凄腕の若手女性社長・鈴木 涼香。 信頼を寄せていた秘書の高見沢にも裏切られて、沖縄行きのチケットは、なぜか北海道の女満別へ。 そこから始まる奇想天外の物語。 人は何度でも立ち上がれるんですね。 失意の中でも、希望を抱かせる短編集。

    14
    投稿日: 2026.01.11
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    2025年-2026年を跨いで、読了しました! 原田マハさんの短編集は、短編集でありながら、その内容は一つ一つが濃く、心にグッとくるものがありますよね、、、! 私も一女性として、この短編集に出てくるヒロイン達の彼女らが生み出す感情や行動に共感できる部分がたくさんあり、また逆に一つ一つの行動にハッと気づかされる場面もありました。 この短編集に共通するものとして、『旅』があります。その旅を通して、ヒロイン達の凝り固まっていた考えや気持ちがゆっくりとほどけていく様子を見ていくうちに、自分も同じように心が柔らかくなっていくのを感じました。 人は誰しも何かに縋っていたり、手放したくないと強く思うものがあります。それは人それぞれで、仕事やお金、あるいは恋人、プライドなど、多種多様にあるけれど、時にはそれらから手を離すことで、心が満たされることもあるんだ、と気づかされる、じんわり優しく、けれども強い気持ちになれる一冊です。

    18
    投稿日: 2026.01.07
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    温かい話だし、地元の北海道が舞台ということもあり楽しく読んだ。 が、私は原田マハ×美術がやはり最高に好きなんだろうなぁとも感じた。 あれほどのカタルシスに溢れた読後感は、本作からは得られない。 でも、それはそれで素敵というか、原田マハ×美術は大作が多いし濃厚だしで、良くも悪くも読むのにエネルギーを要することも痛感。笑

    1
    投稿日: 2026.01.03
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    【ツーリング旅の醍醐味を思い出す本】 —感想ー 初めて原田マハさんの作品を読んだ。オムニバス形式でひとつひとつの物語が綴られている。 美しく引っかかりのない文章は、サイハテの彼女「ナギ」の性格にもマッチしていて没入感があった。ツーリング好きなライダーという部分は、過去の自分にも通ずる面があり、読んでいるとバイクを所持していた頃を思い出し、旅に出るワクワク感を共感しながら楽しむことができた。 四編にわたる物語がどこかで交わることを期待しながら読んでいたのだが、残念ながら最初と最後の編のみだった。ナギの物語をもっと辿りたかったということもあり、他の3編が消化試合のようにも思えてしまった。 それぞれの主人公たちが旅を通じて心が浄化され、視座を変えて日常へ帰っていく様子がワンパターンに感じた。 —あらすじ— 四名の女性による四編にわたる短編集。 — 六本木に本社を構える女社長・鈴香は、退職する秘書の高見沢に最後の仕事としてバカンスの手配を依頼した。 優秀で何でも卒なくこなす高見沢が用意したのは、北海道行きのチケットとボロボロのレンタカー。想像していたバカンスとのギャップに苛まれる鈴香だったが、北海道の地で難聴者のナギに出会う。 周囲を明るくする力を持っている彼女は、ハーレーのメカニックだった。ナギの愛車「サイハテ」にタンデムして、北海道の地を巡る。その旅の途中、ナギとの関わり合いの中で、都会の生活では味わうことのできなかった、人のぬくもりを知ることになる。 — 友人・ナガラが母親の入院のため来られなくなったため、一人旅を敢行する波口。旅仲間だったナガラが実家のことを大切にするタイミングとなり、自ずと一人旅が増えそうである。そんな波口は脳梗塞で入院しているナガラの母に、励ましの便箋を送るであった。 — 陣野は後輩へのパワハラで訴えられそうになり、周囲から本人へ謝罪するようにと訴求される。その保身的な態度に嫌気をさした陣野は、会社を休業し北海道へ渡り、ひょんなことがきっかけでタンチョウヅルの集まる湿原を目指す。 自分が居なくなることで慌てふためく様子を期待していたのだが、実際は在籍していた頃よりも円滑に仕事が回っている現状を聞いて、逃げ出したくなった。 タンチョウヅル観測のインストラクターに話を聞いているうちに、非現実の日常を味わい、自分の仕事に対して余裕を持てるように心境が変わってきた。 — 山梨に在住しているナギの母に、一人の男が訪ねてきた。大手広告代理店部長の男は、ハーレーの広告に携わっており、ナギをキャンペーンガールとして登用したいとのことだった。あいにくナギは北海道へツーリング中であり、聾者という個性が見せ物にされるのではと、ナギの母は一度断ろうとする。 しかし、その男のハーレーを見る目や姿が、亡き夫に重なり、次の機会にナギを紹介することに決めた。翌日連絡を取るために広告代理店に電話すると、その男は亡くなっており、訪ねてきたのは兄だという。 弟が生前に持っていたハーレーに対する思い、そして旅中で会ったナギへの思いに、報いたいという思いだった。

    1
    投稿日: 2025.12.30
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    冬空のクレーンが特にお気に入り。逃げたいけどどうしてもそれができない性分で、ずっと心のどこかに残ってるときに後輩くんからきた電話の場面、あのホッとする感じ分かるなぁ。お父さんのナギちゃんへの言葉も好き。ハンディキャップに対して慰めるのでも優しくするのでもなく、乗り越える闘う方法を教えてあげられるような親ってかっこいい。人生行き詰まることは絶対ある、そんな時こそ誰も自分の事を知らない場所へ行って人生足掻いてみよっと。

    1
    投稿日: 2025.12.30
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    ずっと心の片隅にあった一人旅への憧れ。その背中をそっと後押ししてくれるような一冊でした。見知らぬ土地に踏み出すことで出会う景色や人々、そしてそこで生まれる感情。その一つひとつの経験が、自分の人生を客観的に捉え直す大切なきっかけになるのだと実感。読み終える頃には「いつか行きたい」という漠然とした思いが、「絶対に行く!」という強い決意に変わっていました!

    8
    投稿日: 2025.12.29
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    スカッとしたい気分のときに手に取る本。短編集なので読みやすく、旅に出たい、バイクに乗って一人でどこかに行ってみたい、と思う。

    0
    投稿日: 2025.12.29
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    読み終わった後に「旅に出たい」と思った。 旅=旅行でなくても、どんなに小さなことでも何か一歩を踏み出してみたいと思わせてくれる作品でした。

    0
    投稿日: 2025.12.22
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    この作者さんは、いつもすがすがしさを提供してくれますが、その中でも秀逸な短編集でした。クレーンの意味は一生忘れることはないと思います。衝撃的でした。

    0
    投稿日: 2025.12.20
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    出張の移動時間のお供にと思い購入した一冊。なにかスカッと気持ちのいい物語を読みたいと思って手に取ったが、結論として大正解だった。 『本日は、お日柄もよく』以来のマハさんのアート以外の小説。やはり登場人物たちは皆いい味を出している。各短編の主人公は女性で、遠くの地へ旅に出ている(最後の「風を止めないで」はちょっと違うが)。日常から逃れるため、旅に出た彼女たちは見知らぬ地で素敵な出会いや気付きに恵まれ、また歩き出そうと決意して帰路に着く。個人的には沖縄に向かおうとして女満別に連れてかれてしまったぶっ飛んだ涼香のキャラクター性が面白くて好きだった。そして彼女が途方に暮れているところにやってくる凪が愛くるしくて、こんな可愛さとかっこよさも持ち合わせている子と会ってみたいな、と思わずにいられない。 凪の母に焦点を当てた「風を止めないで」がこの短編集の最後を締めくくっているのもとてもよかった。 旅のお供にはやはりマハさんの小説だと思わせてくれる一冊だった!

    0
    投稿日: 2025.12.16
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    頑張って頑張って、社会的地位を築き上げてきたバリキャリウーマンたち。でもその代わりに、いつの間にか失ってしまったものがある。それは本来の彼女たちにとっての、幸せに通ずる大事なものー。挫折から始まる旅の中で、彼女たちはそれらを取り戻してゆく。心をあたたかく灯す、4つの物語。 彼女たちの旅は、なかなかの絶望からスタートする。人一倍に努力をした結果がこれだなんて、なんだか皮肉だなあと思うけれど、でもそうだ、『神は乗り越えられる試練しか与えない』という言葉がある。なにも心配ない。努力をしてきた彼女たちだからこそ、転んでも、なにくそと起き上がれる。そうしてその壁の先の、うんとすてきな未来に向かう一歩を、ちゃんと踏み込める。神様が用意してくれるのは、本当は試練じゃなくて、その先の未来のほうなのかも。 そんな主人公たちが出会う登場人物たちも、とても魅力的。自分の好きなことを胸を張って好きと言え、それに真っ直ぐ向き合ってきたことへのプライドを秘めている。自分が揺るがないから、優しい。 いつであろうと、いくつであろうと、一生懸命であることはなにをも越えて素敵だなあと思う。 わたしも、いい風を吹かしながら歩いて、壁に出くわしてもなにくそって越えられるような人になりたい。

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    ハーレーには全く関心のない私でもハーレー乗って旅に出てみたい!と感じた1冊。この話の主人公凪の「線」のエピソードはエールを送ってくれます。「本日はお日柄もよく」に次ぐ傑作。

    0
    投稿日: 2025.12.13
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    「さいはての彼女」を読んでいると、まるで自分も一緒に旅をしているような気分になりました。主人公と同じ景色を見て、同じ空気を吸い、一緒に心を洗浄して、一緒に大事なことに気づいているような感覚がありました。実際にその景色を自分の目で見たくなり、「いつか私も一人旅をしてみたい」と心から思えました。 仕事、付き合い、家事……毎日の生活にはしんどいことや辛いことが多いけれど、それでも頑張っていたい。そんな気持ちをそっと肯定してくれるような物語で、張りつめていた生活の中で少しだけ気を緩めて、あたたかい人に出会い、思わず深呼吸したくなるような風景に触れて、いろいろ感じる時間は誰にだって必要なんだと気づかせてくれます。 そういう時間があるからこそ、新しい自分に出会えたり、本当の自分に戻ってこれるのではないかと感じました。 原田マハさんの作品は、言葉の使い方だけで泣けてしまう。感動シーンじゃなくても、ふとした一文に心が震えて涙が出る。 4作すべて心が温まるお話でしたが、私は「冬空のクレーン」が特に好きでした。頭の中に広がる景色があまりに綺麗で、華やかで、気づいたら泣いていました(笑) ひとつひとつの物語を読み進めるたびに、「まだ終わらないで」「もっとこの世界にいたい」と思えるほど、心に染みる一冊でした。

    13
    投稿日: 2025.12.12
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    仕事に疲れたときに読んだら凄く気持ちが晴れた、女満別の話と一人旅の話が特に良かった、読んでよかった!!

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    旅ならではの特別な出会いや経験が詰まってて旅に行きたくなる作品。 「線を引いているのは自分、そんなもん超えていけ」が心に刺さった言葉。

    0
    投稿日: 2025.12.08
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    現代社会で懸命に生きてきた女性たちが、それぞれの旅先で新しい景色を見たり、人と出会ったりすることで、ゆっくり息をしながら自分を見つめ直して、新たな一歩を踏み出していくようなそんな短編集。 一生懸命ぎりぎりと生きていると、知らない間に視野がギュッと狭くなっていることがある。私にもそんな時期があった。そういう時に、一生懸命頑張っていたことが上手くいかなくなると、その一本の柱がポキリと折れてしまう。その時の絶望的な気持ちたるや。まさに「なにやってんだろ、あたし」だ。 社会的な肩書きを外した丸裸の自分が、舞台を降りた途端にどれだけ無力でちっぽけな存在か。社会から振り落とされまい負けまいと必死に食らいついてきた、そのために家族、友人、恋人など大切なものを知らず知らずのうちに犠牲にしてきた女性たち。そこまでして尽くしてきたはずの社会からハシゴを外されたら、彼女らには一体何が残るのか。 そんな空虚な気持ちを、静かにあたたかく解いてくれるのが、旅なんだな。あとがきにもあったが、凪ちゃんの眩しさ、活発さは、この短編集において極上のアクセントになっていると思う。 越えていけ、どんどん越えていけという言葉に背中を押される。凪父からの心からのエール。

    8
    投稿日: 2025.12.05
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    ハーレーっていいなあ、旅っていいなあと思った。行き当たりばったりの出会いや予期せぬ発見は、新たな価値観と出会わせてくれたり、自分を客観的に見つめ直すきっかけになったりするのだと思った。読んでいて「旅したい」と思えたし、綺麗な景色を実際に見ているような気持ちにさせてくれる文章がとても素敵で好きだった。 このお話が好きだった……と書こうと思ったけど、全部好き。強いて1つ挙げるなら、「冬空のクレーン」。

    0
    投稿日: 2025.12.03
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    凪のからっからなかんじ!気持ちいい! いまのわたしはどうかな?ちょっとしめっぽいような気もする、風、吹いたらいいな

    0
    投稿日: 2025.11.30
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    最近、肩の力入りすぎてませんか? そう言われてる気がした。 日々の仕事をこなすのに一生懸命になってしまいがちだし、休みの日にも仕事のことを心配しちゃうのもあるあるだけど、時には息抜きもいいんじゃない?って優しく教えてくれる素敵な本でした✨ なんだか旅行に行きたくなったし、ハーレーのことも知りたくなりました笑

    0
    投稿日: 2025.11.25
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    今まで頑張ってきた女性たちが旅行を通して元気をもらう小説。 もう人生足掻きたくないと思う今の私には読むタイミングが少し違かったのかもしれない。登場人物たちが今の私にはみんな眩しすぎるように感じた。

    0
    投稿日: 2025.11.24
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    大都会でいつも懸命に頑張っているキャリアウーマンの妹に、プレゼントとして購入した短編小説集。 そこには著者・原田マハさんによる、働く女性たちへの温かくも優しい眼差しがあった。 読み始めからスラスラと先に進むことができるこの作品。読み終えた暁には、心地よい余韻と、涼しくも爽やかな感懐が、きっと得られるはずだ。 春や秋の朝方に吹くことの多い、一陣のつむじ風のような清々しい短編集である。 さて皆さんに、特にビジネスマンやキャリアウーマンの方々に、畏れ多くもお尋ねすることを許していただきたい。 『皆さんには果たして、今まさに心の底から満たされている実感はありますか』と。 この質問に対して、当たり前だと憤る方も多いかもしれない。あるいは、そうでなければやっていられないよと、優しく仰る方もおいでになるだろう。 そう答えられる皆さんは、ご自身の人生の歯車が今はきっと潤滑に回っている。言い換えれば、スムーズに今を生きることができているのだろう。 それは間違いなく素晴らしいことであり、僕は皆さんがそのまま邁進されることを願う者である。 だけど、一旦その歯車がズレ始め、全体としてバランスを崩してしまった、あるいは崩しつつある状況に置かれた場合は、果たしてどうなるだろう。 その充実感を力強く保ち続けることができるだろうか。 この短編集は、まさにそういった瀬戸際に立たされた、優秀な女性たちを描いている。 ここから軽いネタバレが入ってくるので、未読の方には注意して読んでいただきたい。 社会の歯車として、絶えず必死に頑張ってきた女性たちは、そのギリギリの線上で、少し疲れを感じる。 そして現実を見つめ直すために、一人旅に出る。そこには癒しや救いを求める感情もあったのかもしれない。 旅の終わりには、たとえ想定外の形であったとしても、彼女たちは望みを叶える。そうして明日の活力の源として、それぞれの職場へ持って帰るのである。 より人間的に柔らかく優しくなった彼女たちの、街での再活躍を予感させる形で、それぞれの短編が締めくくられる。 これが基本の形であるが、彼女たちの内外で展開される物語は、まさに変化に富んでいる。それがそのまま、彼女たちの人生の多様性を認識させる。 中には満たされていたと思っていた自分の半生が、実は空虚なものだったと悟る女性もいる。 人間には実に多様な生き方がある。大小なりとも制限されているかもしれないが、人はその生き方を、ある程度は自由に選ぶことが許されている。 『私の人生、ただこれしかないと思っているあなた。だけど実はそこには、まだまだ思わぬ可能性や方向性が眠っているのです。それに気づくことさえできれば、更なる充足感があなたの中に根付くのではないでしょうか』 この作品は、このようなことを力強く主張しているように思えてならない。 第一話と第四話が作品全体の調和を支えていることは、おそらく誰の目にも明らかだろう。 この二つの物語に登場する、ナギという少女が、この作品全編をネックレスの糸のように繋ぎ止める役割を果たしている。 それぞれの作中には主人公として登場しないナギだが、その天真爛漫な快活さ、そして爽やかさは、まさに作品全体の主人公と呼ぶに相応しい。 目を瞑れば、親指を上に立てて笑みを見せ、バイクに乗り込んで見る見るうちに遠ざかってゆく彼女の姿が見えるようである。 だけど僕は、とりわけ第三話に打たれた。強い印象を受ける物語は、多分人によって違うのだ。 でもそれでもいいのではないか。そう思わせる寛容な空気が、作中全体に柔らかく漂っている。もしかしたら頻繁に描かれるハーレー・ダビッドソンの風を、僕も感得したのかもしれない。 果てしなく続く、凍てついた白銀の平面。 紺青に澄んだ上空からタンチョウヅルの群れが降りてきて、たくさんの仲間と戯れ、土を啄み、鳴き声を上げ始める。その鳴き声は、止むことがない。 そのような鶴の楽園を想像してみると、都心で忙しく働くたくさんの人びとに、どこかしら重なる。 あたりを染める肌を刺す寒さが、どこか心地いい。不思議な満足を感じながら、僕は本を閉じたのだった。

    42
    投稿日: 2025.11.24
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    自立した女性がまた立ち上がるお話。旅の風景や空気を感じられて、私も同じ風を浴びたいなと思った。ここに出てくる女性は旅を通して前を向いていてかっこいい。 すべての女性へのエールに聞こえた。 旅をあきらめた友と、その母への手紙 がすごく好きだった これからも定期的に旅する友だちがほしいね

    0
    投稿日: 2025.11.23
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    実はまだ読み終わってなくて途中なんですが、私の心にグッと響いて、この気持ちを文章にしたくて感想を書くことにしました。 登場人物は、仕事や恋、家族の問題で、自分の人生にちょっと躓いた女性達です。 旅先で、自分と向き合う時間や人との出会い、美しい自然や美味しいご飯を通して、これまでの人生を振り返り自分を取り戻していくお話だと思います。 原田マハさんの文章は読みやすく、スルスルとページをめくることができますし、ストンと胸に入ってきます。 旅先の電車で読んでいて、各章の最後の方になると、うるっと目頭に涙が溜まりました。 きっと私も彼女達と同じようなライフステージにいて、共感するところが多く、自分も励まされ救われる気持ちになったからだと思います。 少しずつ、大切に読み進めたいのですが、旅の途中で1人でゆっくりできる時に読むのに最適な本だと感じています。 主人公の女性達は、私と同じ妙齢の普通の女性で、じゃぁ私も力強く立ち上がることができるし、さらに人生を足掻くこともできるよね、って思いました。 また、誰かの人生を励まして彩れる存在でもありたいと感じました。

    10
    投稿日: 2025.11.17
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    中間管理職の女性必読 忙しく働いている時なら読むと、 お話ごとの主人公をみて、自分の心も荒んでいるのかもと気がつく。そして、心がじんわりと温まる。 旅に出て、自然に圧倒されたくなるし 疲れた人を癒せるような旅先にいる温かい人になりたくなる。

    1
    投稿日: 2025.11.02
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    出張の飛行機の中で読んだ。 風、緑が見えるような描写。自然に心動かされるよね、ひとりで旅に出たくなる本。

    1
    投稿日: 2025.11.01
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    ナギのキラキラした性格が伝わる第1篇も良かったけど、ナギの母目線で描かれる第4篇が個人的には好みだった。

    0
    投稿日: 2025.10.25
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    このレビューはネタバレを含みます。

    〜1周目〜 2021.11.04 短編集だが、どこか繋がっていて、一貫して一つのことを伝えてくれる本。目まぐるしい日々の中でさいはてに行きたくなるような気持ちになった。

    1
    投稿日: 2025.10.18
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    人や土地との出会いを大切にしようと感じさせられる本でした。仕事、育児、家庭などの日常から離れた旅先で、自分で見つめ直す機会を大切にしていきたいです。

    1
    投稿日: 2025.10.15
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    このままでいい。自分を貫いていい。風を切って、前に進む。 勝手に線を引いてるのは、間違いなく、自分自身。 同じ名前の人物が出てくる本に出会うのは初めてで、いろいろな巡り合わせがあってこの本に出会えて、本当に幸せだなと思うと共に、恥じないように生きようと思う。 バイク免許取るぞー!

    0
    投稿日: 2025.10.11
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    ナギちゃんとともに風になると、きっと虜になる。 日常に疲れて、迷ってる人もきっと風になることで、明日が見えてくる。 帰る場所があるって素敵なこと。 「一分一生」のハーレー仲間。そんなハーレーを通じたカッコいい人たちのつながりがうらやましくなった。 原田マハさんならではの風景の描写がステキで、タンチョウヅルの姿が日本画のように浮かんで、それもまたよかった。

    17
    投稿日: 2025.10.09
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    なんなんだ!この読後の爽快感は,乗ったことはありませんが,ハーレーに乗るとこんな風を味わえるのでしょうね。

    1
    投稿日: 2025.09.23
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    「さいはての彼女」 短編集の中の一篇。 文中に出てくるハーレーのように疾走感があって、一気に読み進んでしまうような物語でした。爽やかな読了感。 導入部分では旅に出た理由について長めの説明から始まるのかなと思っていました。ですが、そうではなかったので個人的にすっきりしていて読みやすくて好きでした。

    0
    投稿日: 2025.09.20
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    北海道の海沿いの涼しい風を思い出しながら読みました。 働きすぎて誰かとは気まずくなってしまっても旅に出て人や土地のあたたかさにふれれば速攻で前向きになるこの気持ちいい雰囲気。

    2
    投稿日: 2025.09.11
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    仕事で落ち込んでいた時に、元気が出る本として探してましたら、原田マハさんのこちらが。 大手企業という肩書きに知らずのうちに調子に乗っていた自分、後ろの看板が凄いのであって自分が凄いのではない、と時々落ち込む場面があるのですが、この本を読めば、それは恥じる事でなく、当然の事だと分かる。 それでも一個人として自分を大事にしながら、時には目的もない旅に出ながら、また起き上がる、そんな人生にしたいと思いました。 そして、主人公凪に、ハーレーにとても元気付けられました。凪から止めるを抜く話、お父さん、お母さんの愛、どれも胸に刺さるものでした。

    12
    投稿日: 2025.09.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    4編の中でもタイトルになってる「さいはての彼女」に出てくる、凪が魅力的(〃 〃) 無音の世界で生きている凪の内面は豊かで朗々としててすぐ好きになった 凪のお父さんの「線」の話も得心がいく、、 私も線を自ら引いてるのかもしれない、と考え方を改めると、線は越えていけるものだって思える、対人関係でのtipsになった( o ) 凪の、バイク乗りだから風を止めたくないから、「凪」から「止」めるをとっちゃった!って“几”をバイクに書いてるのも、なんとなく印象的だった。凪ちゃんかわいい。タンデムお願いしたい。

    1
    投稿日: 2025.09.11
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     北海道とバイクとツーリング、これだけで十分興味をくるすぐる。ゴツいハーレーと華奢な凪さんのギャップに更に掴まれた。美女と野獣が出会いと癒しの舞台で舞うマッチングは面白いを約束された設定だ。  一緒に行くはずの旅路が突然の一人旅。  空に向かってビルを伸ばして行くクレーンが鶴に見えるようになった。離れた場所からは、首の根本から頭を上下させる姿はビルの屋上を突っついているように見える。行き詰まって、足掻いて、もがいて苦悩しても抜け出せない時は逃げたい。逃げ場のない人たちをツル達が狙っているのか逃がそうとしているのか定かではないが人はそこから四方八方へ散り散りと去っていく。  去った先は北の大地を選ぶ方は多いかもしれません。そこで再開したら楽を共有してまた苦痛にも立ち向かえる耐力をチャージできる。凪さんが何度も旅に出るのはそんな訳かな。

    27
    投稿日: 2025.09.02
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    文章が読みやすく、あっという間に読み終えてしまった。 いずれも女性が主人公の四つの短編からなる本。 順位をつけるとすれば「風を止めないで」が一番好きかな。現れた男にお母さんが簡単に心が動きすぎのようにも思ったけれど、そういうこともあるだろう。人間だもの。 全体として悪くない話なのだが、このレベルの小説は正直たくさん読んできたとも感じた。 悪くはないけれど、特別よくもない、ということで星3つ。

    17
    投稿日: 2025.08.31
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    凄く好きだった。女の人のお話が好きで、旅好きな私にはぴったりの本。 原田マハさん初めての作品。 もっといろんな本を読んでみたいと思った。 北海道に行ってみたくなった。

    1
    投稿日: 2025.08.24
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    元気が出る ものすごく印象に残る一冊とかではないけれど、嫌なことがあったりして元気がない女性向き?疲れていてもスッと内容が頭に入ってきて、読後感が良い。

    0
    投稿日: 2025.08.16
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    蓼科親湯温泉のラウンジの雰囲気を堪能したく、近くの本棚から取った一冊。 北海道での話はこの暑い夏にクールダウンをするのにぴったりだった。 がむしゃらに働くのも悪くないけど、時々立ち止まることも大事なのかなと感じた。完全にライフスタイルを変えるのではなく、自然や風を感じながら、本当の自分の心に耳を傾ける、そしてまた前に進んで行く登場人物たちに共感すると同時に励まされた。 ゆっくり休んだので、また仕事頑張るぞ!

    0
    投稿日: 2025.08.15
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    どこにも行けないと思ってたそんな気持ちがスッと抜けていく風が吹くようなお話。 4人のヒロインは私よりも少し歳上だったけど、最近仕事で気が張っていた自分には今出会えて良かったと思えた。

    6
    投稿日: 2025.08.11
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    『さいはての彼女』 『旅をあきらめた友と、その母への手紙』 『冬空のクレーン』 『風を止めないで』 短編集なのに、軸となる部分は変わらない。 「生きてきて、よかった。」「人生を、もっと足掻こう。」 この短編に出てくる女性4人は仕事を逃げ出したり、家族のことを想ったりと振り返りしている。嫌悪感に近い部分もある。例えば、自分にとって不都合なことがあると脳内消去をしてしまうなど、逃げることがあるかと思うじゃないですか。それを引きずって行く人生なんてもったいないなと。 新たな一歩を踏むことはその壁を超えなければいけないし体力だっている。でも周りの人達との支えや言葉、行動がきっかけとなって進められる。 それが軽やかで爽快、心に溶け込んで自然と涙が溢れた。 喧騒から離れ、雄大な大地にいる中での自然との対話。東京にいながらも日本を知らなかったことに気付かされる。旅に出たくなる衝動にからむ贅沢な物語。 とても心地良い体験ができました。

    17
    投稿日: 2025.08.11
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    このレビューはネタバレを含みます。

    とっても良かった いろいろな問題を抱えた人たちが最果ての地で、新しい事を経験して人生が変わっていく物語 テンポよく話が進んでいくし、文章での表現が見事で、まるで映像を見ているかのように情景が浮かんできた 特に一つ目の話が好き バイクの話なのだが、バイクが好きな自分からしたら共感できる事ばかりで、すぐにでもバイクに乗りたくなった 登場人物も全員魅力的で、この作品の世界をいつまでも見ていたいと思える 心に残る作品でした

    0
    投稿日: 2025.08.06
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    すごく気持ちが良くて、読み終わったあと気持ちがスッキリするようなそんな1冊でした。 それぞれの登場人物の女性が、旅を通じて人との出会いやそこから得るもの、自然のすばらしさを感じる作品で、スマホや現代社会では得られない素敵なものを旅は与えてくれると気づいた。 今すぐにでも自然豊かな北海道に行きたいです! ハーレーが繋ぐ人との繋がりも感じることが出来た!

    7
    投稿日: 2025.08.03
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    4つの短編が詰まった本だった。 風景が事細かに書かれており、四季を感じさせてくれて、旅行がしたくなる本だった。 1つ目と4つ目が繋がっていた。 ハーレーで全国を回るナギさんの姿がよく浮かんだ。趣味で繋がる仲間がいいなと感じた。 自分も趣味は、ひとりで楽しむのではなく、行き当たりばったりの、初対面の人ともどんどん繋がりを増やしいいきたいと感じた。

    0
    投稿日: 2025.07.30
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     気持ちの良い短編集。凪ちゃんのバイクに乗ってツーリングしているような爽やかな風を感じる短編集だった。ハーレーを颯爽と乗りこなす凪が登場するのは最初と最後のみだが、どれも爽やかでゆったりできる旅のお話。正直さほど期待していなかったので、全編素敵な話で嬉しい誤算。  中でも「冬空のクレーン」が好みで、とても印象に残っている。タンチョウヅルの聖地行ってみたい。旅をすることで視点が変わり、自身を俯瞰できるというメリットを改めて思い出す。ひとり旅は現状難しいが、子育てが落ち着いたら行ってみたい。

    3
    投稿日: 2025.07.27
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    旅する女性たち。旅先で出会う人、経験、清々しくて、読んでいて気持ちの良い短編集でした。 原田マハさんが書く、女性は強くて素直で素敵。 普段は重い鎧を着て、盾と剣を持ち、社会を生きている。強い女性のようでも、完璧じゃない。 鎧を無理やりに剥がそうとするのではなくて、人との出会いが旅先の空気が自然と、彼女たち自身が鎧を脱いでいく姿がよかった。 私自身はせっかくの休みを無駄にしたくない!ってつい詰め詰めのスケジュールの旅行してしまうので、自分を解放させる、一期一会を大切にする旅をしたいなと思えた。SNSやマーケティングに振り回されたくないなぁ。

    3
    投稿日: 2025.07.27
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    読了後のさわやか感! 原田さんの描くハイキャリアな女性像がわかるし、実際上司なら全然ムカつく笑。 第2篇のお話も好き。 私もっと人生を足掻こうと思えた、背中を押してくれる作品でした。

    2
    投稿日: 2025.07.24
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    こんな爽やかな小説があるのか! 原田マハさんというのは有名だったので一度読んでみようと思って最初に手にした本 空色のソーダみたいに爽快でキラキラで透明感があって びっくりするほど さわやかとっても読みやすかったの と 心温まり そして ユーモア もあります 文章と構成がうまいなあと思いました そして、たぶん書いてる人の心がキレイなことに読み手が癒される この他にも原田さんの作品はいくつか読んだんですけど、出てくる人がみな良い人過ぎて不安になるわ とか、ちょっといい話すぎない?みたいなところがあるんですよね(多分にこちら側のモンダイ)。この本はちょっと短めなので そういう意味でも、そういうもやもや に入る前に終わるというのもいいですね すごく ややこしい 本ばかり読んでいたので、久々にこんな本に出会って嬉しかった という意味で、おまけの星5つです

    2
    投稿日: 2025.07.19
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    いろいろ行き詰まっている女性の話。 爽やかな短編集。今の私にはキラキラしすぎていたかも。くさっている自分の考えに少しでも変化があるといいな。 もう少し心が落ち着いたらまた読みたい。

    0
    投稿日: 2025.07.18
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    4つのお話の入った短編集。 爽やかでさらっと読めて、読後感が良いです。少し出来過ぎ感はありますが、許容範囲と思います。 著者の美術関係の作品も良いですが、軽やかに読めるこちらの作風も良いですね。

    0
    投稿日: 2025.07.16
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    「さわやかな風が吹いた」みたいな短編小説4篇。 頑張る女性、都会で傷ついた女性達の再生の物語。 「辛いこともあるけど明日からガンバって見ようか」と思わせる。肩の力抜いて明日もガンバって見ようと思う。

    0
    投稿日: 2025.07.16
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    悩みを抱えた女性たちが旅を通して前向きになるお話。情景描写が美しく、景色が想像できる。 こういう風に旅で誰かと出会って関係を築くって面白そう。私もナギちゃんに会いたいな〜

    0
    投稿日: 2025.07.14
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    夏に読むにはぴったりのさわやかな一冊だった ナギちゃんを取り囲む人たち素敵だなぁ 素敵な人の周りには素敵な人たちが集まる

    0
    投稿日: 2025.07.14
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    著者、原田マハさん(1962~)の作品、ブクログ登録は4冊目。 本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 25歳で起業した敏腕若手女性社長の鈴木涼香。猛烈に頑張ったおかげで会社は順調に成長したものの結婚とは縁遠く、絶大な信頼を寄せていた秘書の高見沢さえも会社を去るという。失意のまま出かけた一人旅のチケットは行き先違いで、沖縄で優雅なヴァカンスと決め込んだつもりが、なぜか女満別!?だが、予想外の出逢いが、こわばった涼香の心をほぐしていく。人は何度でも立ち上がれる。再生をテーマにした、珠玉の短篇集。 ---引用終了

    66
    投稿日: 2025.07.14
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    さいはてに行った彼女たちは、棘がとれて、 人生を見つめ直していきます。 流れが分かっていても、読み進めちゃうし、 読了感も良い

    3
    投稿日: 2025.07.13
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    人生に頓挫し旅で再生する4編。旅先の景色や風景が鮮明に思い浮かぶ。色や音、形、温度などが伝わる丁寧な表現でとても読みやすかった。 それぞれの主人公達は、それまでの環境から騙されたり、立ち向かったり、逃げたりしながら『線』を飛び越えていく。そこで凝り固まった考えが取り払われ変化していく、その様を見ていると前向きな気持ちになれた。

    0
    投稿日: 2025.07.08
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    女性たちが旅先での出会いをきっかけに立ち直っていく物語 日常の何かに縛られている自分を解き放ち、旅に出たくなりました 過去・現在・未来の自分を見つめることができる、素晴らしい一冊 ナギにわたしも会いたいな

    13
    投稿日: 2025.07.03
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    女性たちの頑張ろうと立ち上がる短編集。 ナギちゃんで始まり、ナギちゃんで終わる… 私もナギちゃんに会いたいと思いました。 すごく前向きになれそう! 心が疲れた時に、是非読んで欲しい本です。

    29
    投稿日: 2025.06.28
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    ナギちゃんわたしも会いたい。 旅して自分と向き合ったらもっと人生楽しく豊かになるんだろうなって思った。

    0
    投稿日: 2025.06.27
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    4編からなる短編集。 どの物語も再生をテーマにしている。 4編の主人公はいずれも女性。しかももうそんなに若くない女性たちである。 彼女たちが新しい場所で、新しい一歩を踏み出すまでのストーリー。 個人的には聴覚障害のナギの存在が一番グッときたかな。

    34
    投稿日: 2025.06.25
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    旅に出たくなる一冊。今時期の北海道はいいよね!過ごしやすいし。 バリキャリのお姉さん達はちょっと好きになれないタイプだけど、凪ちゃんが素敵でオールオッケー。

    0
    投稿日: 2025.06.25
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    久しぶりに原田マハさん作品でした。 短編集でしたがどれも良い内容でした。 特にタイトルのさいはての彼女は特に良かった。 涼香の旅行が秘書が手配した航空券、沖縄の予定が 北海道の女満別! そこで出会ったハレーに乗る女性、凪。 凪は聴覚障害でありながら凄い前向き。 そして彼女に出会った人は皆んな彼女と ハレーが好きになる。 読んでいてとても気持ちが良くなる作品です。 最後の章は凪のお母さんが主人公。 凪をいつも心配している姿は共感します。 『凪のメールは今日と明日しか書いてこない。昨日は書いてこない。』これを読んでますます凪が好きになります。

    55
    投稿日: 2025.06.24
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    4つの短編集からなる作品で最初の3つは女性が旅をしながら自分と向き合い、癒し、癒されてもう一踏ん張り頑張ってみようかな?と前向きに生きていく。 個人的には最初のナギちゃんのお話しと最後のナギちゃんのお母さんのお話が好きです。 『ナギ。そんな「線」は、どこにもない。もしあるとしたら、それは耳が聞こえる人たちが引いた「線」じゃない。お前が勝手に引いた「線」なんだ。』 私も今まで勝手に線を引いて、あの人たちとは分かり合えない、とか、私にはできない、とか。いろいろ理由をつけていたけれど、『あっち側には行けない』と他者との違いをどうしても越えられない物だと勝手に決め込んでいたのは私自身なんですよね。弱気で臆病な私にはいつでも自分に言い聞かせたい一文でした。

    0
    投稿日: 2025.06.22
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    どの話も肩書きを失って、素の自分に戻って人生をやり直していく様子が描かれている。自分自身もありがたいことに旅をする何も気を遣わなくていい友人がいて、ひとりで旅をすることもできて、幸せだなと思う。 爽やかに、風を止めずに歩いていく。もう少しだけ笑顔が増えるような小説。

    1
    投稿日: 2025.06.21
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    何か上手くいかないことがあったり立ち止まってしまっている女性達が、新しい場所で新しい一歩を踏み出すような物語集。 ある程度年齢も重ねて社会的な地位やプライドもある中、回想して反省してまた新たに頑張ろうとするところが素敵。みんな強い女性で好き。 周囲との目に見えない「線」は周りの人が引いたものじゃなく、自分で勝手に引いた線。 すごく響いた。

    0
    投稿日: 2025.06.21
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    このレビューはネタバレを含みます。

    バリバリ働くキャリアウーマンたちが旅先での出会いなどを通して、何かに気付いていく短編集。表題作でもある「さいはての彼女」のエピソードでは、沖縄にサマーバカンスへ行くはずだった女社長が、チケットの手違いで北海道の女満別に降り立つ。 そこで耳が聴こえないバイク乗り凪に出会い、成り行きでタンデムしながら網走、そして知床へと至る。 東京で出会っても話すこともなかったであろう二人が、最果ての地で出会ったからこそ築くことができた絆が美しい。「冬空のクレーン」のエピソードでは同じく北海道の鶴居村での話が描かれるが、社会人としての肩書が意味をなさない場所っていうのは自分を見つめ直すためにも必要なんだなあと思う。 そして凪という女性の魅力がすごい。「風を止めないで」ではほとんど登場していないのに、母親や職場の店長が語るエピソードからどんどん魅力が深堀されていく。凪のメールからはいい風を感じると母親が言っている。ずっと止まないで欲しいというのを止めないでと言い直す。凪が苦境にもくじけることなく生き続けていくことを確信しているよう。「最悪の事態に直面したとき、一時間後に立ち直っている自分を想像できる人は必ず成功する。」出会ったばかりのスズカでさえ感じた凪の強さを見習いたい。

    1
    投稿日: 2025.06.21
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    自分もバイクに乗って旅に出たくなった。 旅に出てリフレッシュしたい。 他人と自分を比較する必要がないことを学んだ。 他人と自分との間に線はないという言葉が響いた。

    0
    投稿日: 2025.06.18
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    めちゃくちゃよかった。 凪が素敵過ぎた。 きらきら輝いている凪の姿が想像できた。 出会う人で自分の心や考え方が変わったり、素敵な影響のお陰で、心に余裕ができたりする。 全ては自分の捉え方次第。 素敵な話だった。

    1
    投稿日: 2025.06.16
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    刺さるものがあった。 短編4つで構成されており、 気の強い30代前後の女性の話が多い(最終話除く) 読んでて腹立つわ〜(笑) 常日頃、仕事ばかりしていると、やっぱり視野は狭くなってしまうし、余裕も無くなってしまう。それまで作り上げた人間関係もなんだかぎこちないものになってしまったり…。 そんな状況を打開するのに旅はいいかもですね。見えるものが変わると、思考も変わってくると思います。 結局、ぎこちなく感じてきてしまった人間関係も、自分でぎこちなくしてるに過ぎないのです。自分で線引きしてしまってるのです。自分の考えに賛同してくれる人と賛同してくれない人に。それでもいいならそれでもいいですが、自分で引いた線で苦しめられて、その線が嫌なら、自分で超えていくしかないのですよ。 と思った30代です。

    10
    投稿日: 2025.06.16
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    このレビューはネタバレを含みます。

    原田マハさんの短編は初めて読んだ。 短編は4つだが、1と4はつながっている。 短編と思わずに読み始めたので、物語の展開の強引さが気になり、最初の話はあまり好きになれなかった。 3つ目の「冬空のクレーン」が一番良かった。

    0
    投稿日: 2025.06.15