
総合評価
(1209件)| 374 | ||
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powered by ブクログ上空二万mで相次いで飛行機事故が発生。原因を調査する空自はそこに知的生命体の存在を確認する。 そして海辺にてそれと出逢う少年。 未知との遭遇とふれあい。そのふれあいが人類と少年の心を救う。
0投稿日: 2014.02.07
powered by ブクログ最初に読んだ時から3年が経ち、家族を失う経験をして感想が変わりました。 最初に読んだとき、正直有川作品の中では一番キャラクターに思い入れがわかなかった。 物語を楽しみながらも瞬と真帆の行動にひいていた。 その時の私は彼らにしてみたら幸せな人間だったからに違いない。家族を失った今、彼らの一挙手一投足が痛くて痛くてでも、自分と同じだと安心もした。 それがさらに胸に響いてくるのは宮じいの存在があってこそで「空の中」の主人公は宮じいしかいないと思う。
1投稿日: 2014.02.06
powered by ブクログおそらく好みがはっきり別れる一冊。 ちなみに、自分は結構好き。 完全に非現実を割り切ったストーリー。でも、三匹のおっさんのほうが好きかな。
0投稿日: 2014.02.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
んー、SFっぽかったです。 まぁ、楽しんで読むことができました! でも私的には塩の街のほうがすきかも、
0投稿日: 2014.02.03
powered by ブクログこの作家さんのデビュー三部作のひとつ。 他の二作品同様にSF色の中に恋愛話が入っている。 現実離れした物体に現代人の人格の病気などのやりとりが入っており、読んでいて難しく、疲労感が残ってしまった。 途中で主人公の男の子の性格が一変する部分があるが、最後まで理由がわからずモヤモヤしたのが読後感。 スカッとできず残念。
0投稿日: 2014.02.03
powered by ブクログ非現実的だけど、話の組み立て方が上手くて引き込まれる。 登場人物の人柄も、温かみがあったり、深みがあったり。 掛け合いしている人物が想像しやすくて入り込みやすい。
0投稿日: 2014.02.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
上空2万キロ地点で起こった2つの航空機事故.その原因は上空に棲む巨大な“ある生物”だった―というなんともSFチックなお話.そんな生物、現実的にありえなさそうだけど、ありえるような設定の細かさ.図書館戦争のときも思ったけど、この人はそういう設定がきちんとしてるから、心置きなく物語にどっぷり浸かってしまえるのが良いのだなと思う. 事故で上司を目の前でなくした光稀と事故調査員の高巳の大人組と、巨大生物のかけらを拾った中学生瞬とおさななじみの佳江の子ども組、それぞれ面白かったけれど、一番良かったのは宮じいという漁師のおじいさんだなと思った.言葉少ないけど、一言一言が重くてやさしさにあふれていて、読んでてとてもぐっと来た.なので最後の番外編「仁淀の神様」はとても悲しいけれどあたたかい話で、とてもよかったです.
0投稿日: 2014.01.19
powered by ブクログSFはあまり好きではなかったがスラスラと読み進められた。 さすが有川浩と思える作品だった。 間違いを認めて生きていくしかないという当たり前だが、それができない人間の暗い部分を感じられた。
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログ面白い。 人死が絡む事故、という形で姿を現す未知の生命体。 その事故と生命体の狭間で物語を生んでいく人物たち。「なんどこれは?」の疑問が「なるほどこれは」に融解していく。 そして、有川浩さんお得意のいじらしい男女。たまりません。
0投稿日: 2014.01.05
powered by ブクログついに自衛隊三部作を❗️ サクッと読めるが読みごたえはある。有川作品はやっぱりキャラが好きだなぁ。しかも、今回は文庫に収録されているその後の話に泣いた!あれはズルい。
0投稿日: 2014.01.04
powered by ブクログ自衛隊から航空業界、UMA(未確認生物)と人類の邂逅から、果ては古代からの生物の進化、争うことから逃れられない人間の性から、解離性人格障害まで。どう混じり合わせるのかわからないような素材を、堅物の女性パイロットの光稀と一見軽薄ながらちゃっかり者の事故調査員の春名の絶妙の組み合わせと、瞬と佳江の高校生カップルを交えて、しっかりとスケールの大きい話に仕立て上げている。そして、宮じいこと仁淀の神様の深みのある土佐弁の台詞が、荒唐無稽な物語に人間味を与えている。まさに「大人のライトノベル」。面白い。
1投稿日: 2013.12.28
powered by ブクログ開発中の民間機が原因不明の事故を起こした直後、自衛隊の戦闘機も同じ空域で事故を起こす。 亡くなった自衛官の息子が解決のカギを握る。。。 本当に、"白鯨"みたいな生物がいたら、面白いなぁ。
0投稿日: 2013.12.27
powered by ブクログ途中からテンポ良く読めました。 単純なSF作品じゃなくて、 ちゃんと周りの人間関係が書かれていて面白かったです。
0投稿日: 2013.12.24
powered by ブクログ今回の話は、他の二冊の自衛隊シリーズと趣が少し違い、メインの登場人物がめっちゃ若い!(笑) そして、敵対する生物は人語を解し、且つ操ることができる。 その存在に気づいたきっかけは、飛行中に自衛隊の隊員が亡くなってしまった事件が二度起こったこと。 主人公はその隊員の息子で…と続きます。 新種の生物の発見&人類よりも高度な頭脳を有する生物の存在…こういう話はロマンがあって好きです。
0投稿日: 2013.12.21
powered by ブクログ冒頭部分の事故の件の文章が硬く感じて、なかなか読み進められずに半年間くらい積読本にしちゃってた。 新しいブックカバーを買ったから読書をしたくなって、でも金欠だったから新しい本を買うのも微妙で、ずっと読みたかったけど読めてなかった空の中に手を伸ばしてみました〜(´▽`*) 最初は読みにくかったけど、1章に入ってからはテンポよく読めた。 ほんとまるで言葉遊びのような、人が知識として持ってる様々な概念を、それを持たない別の存在に1から説明する時の噛み合わなさ。面白かったー! このままじゃ合致できないAとBが、お互い妥協できる折衷案Cを作る〜みたいな話もするりと頭に入ってきた。 W主人公、二つの白鯨によって多方面からこの物語読めるのはすごく良い構成(*'v'*)! 登場人物全員が魅力的で好きです。
2投稿日: 2013.12.18おもしろいです
モンスターの設定やそれと対処する人間の対応が、今まで見た映画や物語とは違っていて新鮮でした。登場人物の会話や心理描写のテンポがとても良く、いまどきの20代30代の皆さんが使う言い回しが年寄りの私にはとても目新しく、最初から最後まで楽しく拝読しました。
0投稿日: 2013.12.14
powered by ブクログ有川さんの自衛隊三部作の2冊目。未確認生物「白鯨」が人類と遭遇し、交流していくお話。SFだけれど、人間心理も丁寧に描いているのでSFと括るのはもったいないかも。 ディックとのやり取りにおける論理展開に途中少し読みつかれてしまったが、終わり方もすっきり爽やかで良い話だった。特に宮じいの土佐弁が良い味出していた!
0投稿日: 2013.12.06
powered by ブクログ有川浩作品の中で一番読み進めるのが辛かった作品がコレ。 なんか、いつもと違った有川浩を体現しているかのような SFフィクション要素がたっかくって、いまいち入り込めなくって。 「入り込むのは受け入れること」 そんな大事なことを学んだ一冊でした。
0投稿日: 2013.12.05
powered by ブクログ物語はなかなか面白い。よく考えられてて筋好き。ただ自衛官キャラは有川ひろこんな人好きだよなぁ~って感じ。図書館戦争にでてきそう。
0投稿日: 2013.11.30
powered by ブクログ光稀の性格が好き。女性パイロットでこの性格、恰好いいと思う。「塩の街」、「海の底」と比べて私にとって想像しずらい設定だったが、瞬とフェイクの関係など考えさせられるものがあった。
0投稿日: 2013.11.25
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
人類が存在する以前からいた謎の生物と人類との接触の話。壮大なスケールの内容に最後まで目が離せませんでした。 一方、その件の関係者2組のカップルの動向も気になり、そちらでも楽しむことができる作品です。
0投稿日: 2013.11.06
powered by ブクログh25.11.4完読。 大好きな有川浩さんの自衛隊三部作。今まで分厚さで拒否してきたことがもったいなさすぎたと思うほど面白かった。 三部作の中でも有川さんの言葉遊びが顕著に活躍している作品だと思う。未知の生物と認識のすり合わせをしているところでは、言葉という概念、社会という概念が人間が集合しているから生まれているものだという事実をつきつけられた。国際関係論の集合という概念にも似たようなことがあった。深い。有川さんの作品でいつも思うのが、ただの会話が会話にとどまらない。考えされられるというか、なるほど、って新しい視点をつきつけられるからまた止まらない。 個人的には高巳さんが好き。軽い口調でも的確な受け答え、交渉術。くったくなくかっこいい。 まちがえを正そうと瞬が進んでいく中、みやじいがゆった、間違いはごまかせないという言葉。ごまかそうとすると揺り戻しがくる。揺り戻しという表現の仕方が、ただもどってくるというニュアンスよりも、揺れてもどってくる、つまり勢いがましてさらに大きくかえってくるというイメージをもたせる。そんな言葉選びも大好きだ。 ラストまでどうなるかわからない、わくわくとはらはら。ただの小説でなくて、人間とは、世界とは、そんな大きなテーマまで揶揄されていて、本当に面白かった。
3投稿日: 2013.11.04
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
有川浩さんの本。 本当に泣けますね。 読み始めたのは先月はじめくらいなのに 難しい言葉や文字が入ってきて 読むスピードがとても遅くなってきて断念。 今月になってやっと読み終えました。 一言でいうと読み終えた後の心地よさは最強であるということ。 いつも思うのですが、 有川浩さんのお話はいつも泣けてなんだかすっきりするんです。 あと。私からしてみれば分厚い本だったので 読み終えたという達成感はとてもいいです。
0投稿日: 2013.11.03
powered by ブクログ航空自衛隊をベースにしたSF物。 高巳光稀コンビのやり取りがきゅんとしっぱなし。 宮じいの一言ひとことにとても重みを感じさせられた。 終始涙目で読了。 シリーズの他2作も読みたい!
1投稿日: 2013.10.30
powered by ブクログ読み始めたら次が読みたくなる。やっぱり有川さんの話はこの感じがイイ! 出だしは不幸な事故で始まって、突然謎の生き物が出てきて、、、ってどんな展開になっていくんだ?とちょっと読むのが不安になった^^; でもフェイクや宮じいがすごく愛らしくて、もちろん春名と光稀も愛らしい。 途中ディックの知能が進化して本部とやりとりするところは少し読みづらかったけど、それよりも話の続きが気になってどんどん読めちゃいました。 最後は怒涛の展開でハラハラしながら読みました。なるべき形になった白鯨はディックでもありフェイクでもある。少しさみしいような気もするけど、言葉の通り“空の上”から見守っているんだなぁ。 佳江の擦れてないまっすぐさも救われました。 春名の告白もよかった。胸キュン最後にきました!笑
1投稿日: 2013.10.28モンスターパニック物として読むには。。
最初からモンスターパニック物を想像して本巻を購入したのですが、パニック物としてははずれ。自衛隊vs怪物の図式を期待していたのですが、ほとんどそのエピソードもなく戦闘シーンについては消化不良ぎみ。 しかし未知の生物とのファーストコンタクト物として読むのならなかなか面白い。しかも恋愛、青春、復讐など盛り沢山の内容。ちょと詰め込み過ぎて後半駆け足になった感があり、結末もあっけない。もう少し絞り込んだ方がよかった様には思う。ただ思っていない展開もあり今まであまり読んだことがない小説。
0投稿日: 2013.10.26
powered by ブクログ空の中、タイトルはシンプル過ぎてほんとにこれで良かったのかと不安になるほど。 ファンタジー、なのかな?大人が読んでも楽しめるファンタジーです。
0投稿日: 2013.10.14
powered by ブクログ最初はおもしろかったけどちょっと難しかったかなあ。 ディックとの会話のとこが難しかった。 でもなんか光稀と高巳が良い感じでした♪ BGMは斉藤和義のアルバムAre you ready?
0投稿日: 2013.10.13
powered by ブクログ決して難しいわけではないのだけれども、ディックの論理的な言い回しやフェイクの拙い言葉が、回りくどくて、読むのに少し疲れた…。 さらに聞きなれない土佐弁。 これは小説としては致命的になりかねない要素だと思う。 でも不思議だね。有川さんの手にかかれば、ディックやフェイクの言葉は計算高い人間との違いを顕著に表すのに、土佐弁はその人間の中にも残された温かみを表すのに、絶大な効果をもたらすものになるのです。 確かに少し疲れはしたけど、必要不可欠な要素だったと思う。 ところで、遅ればせながらこの作品のあとがきで、有川さんはライトノベル出身だということを知りました…。 今まで再三「有川さんの作品はマンガを読んだような気持ちになる」と書いてきたけど、なるほどね~。
0投稿日: 2013.10.10自衛隊3部作 第二弾
いわゆる自衛隊3部作の第二弾です。作者さんは3部作というつもりは無いそうですが。 ジャンル分けするとどのジャンルなんでしょうか?SFと恋愛とあわせたような感じかな? 未確認生物の想像がうまくできなくて、作品の世界に入り込む(慣れる)までに少々時間はかかりましたが、有川作品らしく、登場人物みんながいい味をだしております。人間の弱さ、狡さ、賢さ、美しさ・・・ まったく想像もつかない自衛隊という設定も魅力の一つですが、人間らしさを色んな角度から見れるし、考えさせられるし、そこに思わずにこっとしてしまう恋愛ストーリーが入ってきて、最後に笑顔で読み終えることのできる気持ちの良い作品だと思います。 普段はあとがきはほとんど読まないのですが、この方のあとがきは面白いので必ず読むようにしています。是非あとがきまで読んでください。
13投稿日: 2013.10.04
powered by ブクログ宮じいが素敵。 クジラの彼、から入った私にはびっくりする内容(もっとラブコメを想像してた)だったけど、読みながら地下鉄でボロボロないちゃうほど心にくるものがあった。 もう少し軽いのも読みたいかな。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ自衛隊シリーズ 高度2万メートルに潜む未確認生物『白鯨』 海で拾った不思議な生物『フェイク』 未確認生物たちと人間との交流にワクワクするも、真ん中辺りでちょっと読み疲れてしまいましたが、それに耐えれば後半また面白くなります。
0投稿日: 2013.10.01
powered by ブクログ最近有川さんのラブコメ系を読んでて、クジラの彼を読んだのでこちらも早速読みました(*^^*) 思っていた以上にSFでした!! こういうジャンルの本は正直初めてだったんですが(笑) めちゃめちゃ面白かった\(^^)/♪ まさかの展開にハラハラしつつ、間に出てくるラブにほっこりしたり(´∀`)** 海の底、塩の街も読むぞ!ってなりました☆
0投稿日: 2013.09.27
powered by ブクログ空のお話。 スケールがでかい。 「え?え?」と話にひきつけられ。 いつの間にか自分の中でしっくりきている感じがまたなんとも(笑) 全体的に「論理的」です。言葉遊びみたいな。 でも難しいわけでもなく、一緒に追える感じ。 2つの視点でのストーリー展開なんですが。 その2つが一緒になったところが好きです。 純粋すぎて泣ける。 おじいちゃんの言葉の重みにも納得させられる。 間違った方向にいってしまった場合どうすればいいか 見てて辛かった。
0投稿日: 2013.09.26読みやすいです
先に『塩の街』を読んで恋愛描写の甘さが肌に合わず、恐る恐る読んだ。 男子高校生と航空自衛隊が、ある知的生命体を巡って翻弄される様を軸に、そこに巻き込まれていく人々の出会いが物語を動かしていく。恋愛も盛り込まれているが、家族とか仕事とかそれぞれのテーマを描くのにふさわしいキャラクターがしっかり居て一気に読めた。 基本的には10代の方々におススメしたい作品だけど、宮じいと出会えただけでもこの作品を読んで良かったと思った。
1投稿日: 2013.09.26宮じいが裏の主役
ボーイミーツガールでSFで心理学で頑固なお年寄りとの交流とか、自分の琴線に触れるものてんこ盛り。 読んでワクワクしてニヤニヤしてホロホロした。 全ての本好きにすすめたいね。
1投稿日: 2013.09.26ハードSFを期待していたので、ちょっと・・・
A.C.クラークとかJ.P.ホーガンのハードSF好きですが、「知的生命体」が出るという予備知識だけで読んだので、かなり残念な評価となります。 特に残念なシーンは、この知的生命体をアメリカが簡単に「攻撃」した箇所ですね。「そんなアホな」とガックリでした。あまりにも攻撃理由の説明が「幼稚」であり、そんなに「人類はアホじゃないやろ」と読む気を無くしました。 まあ作者が「ウルトラマン」の怪獣好き、といことを後書きで読んで、ああ、そういうノリね・・・、とほんの少し納得したような、しないような。 ラブストーリーがまあまあなので一応最後まで読めました、というところです。
1投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ「塩の街」に続く自衛隊三部作2作品目。単純に面白いんですが、登場人物はやはり前作「塩の街」の方が好きです。
0投稿日: 2013.09.252組のラブコメ
高知の近くの空で相次ぐ謎の墜落事故。 自衛官である父親を亡くし天涯孤独となった高校生が謎の物体を拾ったことにより人類の運命を左右出来事に巻き込まれてしまう。 高校生コンビのラブストーリよりも、大人の喧嘩コンビのラブストーリは見ている方も思わずにやっとしてしまう。
0投稿日: 2013.09.25
powered by ブクログ相次いで起きた、自衛隊航空機事故。「そこに、何か、いる」、辛くも難を逃れたパイロット、光稀が、上空二万メートルで、目撃したものとは?ちょうどそのころ、シュンは、海岸で、未知の生物と出会う。その出会いが、人類全体の、生存に関わってくることになる。 ディックとの、公証人を引き受けた、高見の話術と、ディックの切り返しが見事(笑)でも、笑い事じゃないんだよなぁ。人間は、何度も過ちを繰り返し、争いや、戦争を起こす。お互いの気持ちを、誤解することも多く、ディックたちのようには、わかりあえない。物語の最後では、ディックも、フェイクも、シュンも、わかりあえて、悲しい別れにならなくてよかった。ミヤジイの、高知弁が、心に染みる(泣)
0投稿日: 2013.09.23人類の夢、知的生命体との交流
『阪急電車』や『図書館戦争』の著者である小説家、有川浩。デビュー当時、本書を含む、自衛隊と未知の生物や物体との邂逅をテーマとした「自衛隊シリーズ」、『塩の街』、『海の底』の3部作を執筆。知的生命体「フェイク」と謎の航空事故で父親を亡くした少年の瞬が出会い、二人は互いの”生命”を感じ合い、瞬の悲しみを癒す「フェイク」。未知の生物と人間が心を通わすことは、人類が抱いてきたロマンに満ちています。(スタッフO)
7投稿日: 2013.09.20
powered by ブクログファンタジーというか、非日常的な話ですが、最後は泣いてしまいました。 フェイクと瞬の別れのところ。 書き下ろしの「仁淀の神様」も良かったです。 高知弁が活かされている。
1投稿日: 2013.09.16
powered by ブクログ通常、飛行機で飛ばない、上空2万mの空の中に何があったのか?YS-11につぐ、新型飛行機の開発にストップがかかる。自衛隊の訓練でそれを確かめる為に上空へ訓練飛行したが、1機が衝突して大破した。 普通じゃ考えられない、有川ワールドの世界が面白い。
0投稿日: 2013.09.15
powered by ブクログ200X年、謎の航空機事故が相次ぎ起こり、高度2万メートルへ事故調査のため2人の大人が飛び事故の原因を知る。同時期、海辺でクラゲに似た不思議な生物を2人の高校生が拾う。そこから始まるSFファンタジー。 文章が難しく理解するのに一文を理解するまで 読むのを繰り返していたので読み終わるまで時間がかかりました。 でも理詰めのように無駄が無くじっくり読んだ分 感動が大きかったく充実感がありました。 宮じいの言葉 瞬の心の穴 フェイクの無垢と瞬への無償の愛 佳江の瞬とフェイクへの心配 高己の巧みな話術と意地 光輝のかっこよさ 志帆の思い ディックの優しさ どれも完璧 図書館戦争のときみたいに 高己&光輝の番外編やってくれないかなー♪ 光輝がパイロットとして戻ったら僻みがなくなったかなとか も知りたいです。
0投稿日: 2013.09.13
powered by ブクログ初めて読んだ有川作品です。 宮じいの言葉が素敵すぎて、いつも胸にぐっとくる。 何度も読み返してます。
0投稿日: 2013.09.11
powered by ブクログ今まで気づかなかったけれど、空に未確認飛行物体が居て人類がそれに遭遇したら。。というすごい設定のSFだった。 そんな斬新な設定にもかかわらずスゴく面白く読めました。 (実はなかなか手がつかず読み始めるまで結構時間がかかってしまいましたが。。) 登場人物が使う高知弁すごくよかったです。 宮じいの名言も! こんな素敵な大人が側にいるなんて素晴らしい。 登場人物のキャラクターが面白いです。
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
飛行機の描写がすごい。臨場感を感じ、荒唐無稽な話でもリアルに感じた。 人は止めるという判断をするのには、始める以上の勇気が必要なんだなと思った。 自分の行動が間違っているのがわかっているのにも関わらず、止められないもどかしさが読んでいてイライラした。そんな話の中だからこそ宮じいの言葉が響いた。こういう人こそホントの大人だなと思った。
0投稿日: 2013.09.10
powered by ブクログ巷で流行の有川浩を初めて読んだ。BGMはMr.Childrenの『深海』と『SENSE』がハマる。これくらいの甘さはきゅんきゅん出来ていい。私の中で光稀のイメージは完全に柴咲コウ。他の自衛隊作品も読みたくなった。2010/093
1投稿日: 2013.09.05
powered by ブクログ本部と白鯨、瞬とフェイク、真帆と高巳の掛け合いや心理描写が面白かったです。宮じいみたいな人が身近にいてくれたら良いですね。
0投稿日: 2013.09.04
powered by ブクログ自衛隊三部作って言われていますが、「自衛隊が絡んだ」ライトSF(恋バナあり)三部作っていう感じですよね。 光稀さん、カッコ良くて好きです。
0投稿日: 2013.09.02
powered by ブクログ時差ぼけ一気読み。相変わらずの奇抜設定と、それにまつわるやたらピュアで色々回りくどく考える登場人物を楽しむ本。デビュー2作目になるのかな、この辺りで有川浩節はもう確立されてる感じ、『でも。』で改行とか。ベタ甘緩めで読みやすかったし設定がなかなかにしっかりとSFで面白かった。携帯がつながるのはおかしいと思うけど、ディックが基地局にレジストレーションは出来んやろ、、、
0投稿日: 2013.09.01
powered by ブクログサスペンス系、ファミリーファンタジーかな。 冒頭の航空機死亡事故は、有川さんらしくなく、人が死んでいくのがショックだったが、瞬 佳江 高巳 ミキ 登場人物が動き出すと、話がおもしろくなった。
0投稿日: 2013.08.28
powered by ブクログ最初から、入り込めました。正直SFとしては面白い。SFだけど人間臭いところもあって感情移入した。宮じいの言葉は重みがあった。2013.8.21読破。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。 高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは? 一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。 それはやがて白い円盤状となり、携帯の電波を通して会話もできることに気づく。 「塩の街」と似て、得体の知らない何かに脅かされる恐怖が描かれていて、 少し怖い。 海で見つけた不思議な生物(「フェイク」と命名)を、大人たちに預けず、 自分の孤独を紛らわすために、フェイクを自分の都合に振り回してしまった瞬の逡巡が痛々しい。 また、それを心配する佳江(かえ)も。 内容はSFだが、子どもの成長を描いた作品でもあると思う。 そして、大人の愚かさも。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ自衛隊三部作、二作目。 SF感の強い、作品でした。 空の未確認飛行物体⁉との交流と攻防と家族を失った子供と、女性自衛官と技術者の恋と。。。 相変わらず、ワクワクドキドキ(何という使い古された表現、でもだってそんな感じなんだもん)で、次を早く読みたくて焦りながらページをめぐり、涙しつつ、な、小説でした。 もう、じいちゃんがかっこよすぎて。こんなじいちゃんいねーよ。的な。 もう、悪役の父をなくした高校生女子がいい味だしすぎてて。わかりやすいトラウマ的母の言葉も、ありきたりでも、オッケー! 恋の相手の男子の飄々としてる感じも大好きです。 はい。毎度のことですが、大人のライトノベル。大好きです。
0投稿日: 2013.08.21
powered by ブクログ自衛隊三部作の2作目。 空中に浮遊する謎の生物、白鯨に激突して、2人のパイロットが命を落とす。 そこまではいいのだけど、この白鯨は意思を持ち、人間とやり取り出来ると言う。 このやり取りが興ざめ。 怪獣小説と言う人もいるらしいが、あまりにもあり得ない展開で、読んでいて、途中でバカらしくなった。
2投稿日: 2013.08.16
powered by ブクログけっこう面白かった。 宮じいの台詞が心に残る場面が多かった。 「人間は間違う生き物だから、人生ずっと自分を律し続けなあかん」 という内容は、今の自分にも影響するし、そのように生きていきたい。 間違うのは仕方がないけど、その先にどう行動するかが大切。 そういう意味で小説に登場する瞬は、かなり悪い方向ばかりずっと進み続けるという読んでいて「馬鹿やろう」っと何度も心の中で思ってしまった。 間違う事は恥じるべきではない。 間違った事より学ばないことが恥じるべきだな。
1投稿日: 2013.08.15
powered by ブクログ【自衛隊三部作】精神分析的人格形成を擬人化したようなSFでラブコメな一冊。自我形成の未熟な主人公と生まれたばかりの「フェイク」の危うげな関係性。人間は万能ではないし、脆い生き物だから、拠りどころが必要だと思う気持ちは痛いほどわかる。一方でそれで良いのか、とも思う。思考停止するほど悩ませてくれたところで宮じいの言葉が一石を投じる。言葉自体も深みがあるが、とにかく土佐弁がずるい。生生しくて説得力ありすぎるろう!笑
0投稿日: 2013.08.01
powered by ブクログ有川の自衛隊三部作では最も奇想天外ではあるがなんか無理やり感も一番強い。ミッションと恋愛という人間関係を絡める定石が上滑りしてる。2組以上は無理やって^ ^
0投稿日: 2013.07.27
powered by ブクログ自衛隊3部作、読了しました。 ヒーローの男前度・胸きゅん度 塩の街>海の底≧空の中 ですが、ヒーローが魅力的なのは相変わらずです。 こんなにできる20代半ばの男性はなかなかいないだろうなとは思いますが・・・。 ヒロインは、必要以上に男言葉を使っている印象で、ちょっとステレオタイプかなあと。 実際には光稀のような女性自衛官の方は少ないのではないかと思います。 ストーリー自体は、有川作品のお約束を裏切らず、続きが気になって平日にもかかわらず、夜明け近くまで読みふけってしまいました。 宮じいがとても良い味出してます。言葉が胸に浸みました。 これで「クジラの彼」に取りかかれます。 「クジラの彼」でも、光稀は同じような感じなのかしら・・・。
1投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログミリヲタ気質のないわたし楽しめるかしら。 なんて、思って読み始めた本作。 一日一回「自衛隊の基地祭に行ってみたい、航空機めっちゃみたい!!!」と、言うようになってしまいました。知人がミリヲタに目覚めたのも納得です。 また、高校生の痛々しさというか、手の細い感じも良い感じで、宮じぃの言うことは成人したわたしにも染み渡る感じで。 大変良かった。10年前の電撃文庫ってこんなによかったっけ、と、思いました。
0投稿日: 2013.07.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
いや、SFじゃないんだけど、ホラーではないしね。不条理というか、(少なくとも今この瞬間の)現実ではありえない話なので、まぁSFという分類にしました。 というわけで娘お気に入り有川浩さん。娘のリクエストで買って、娘が先に読みました。 娘の感想は「最初はホラーだった」とのことですが、いやー全然ホラーちゃうやん? 青春小説でした。最初はモード設定がうまくいかず(だって自衛隊ものだって聞いてたから、まさか……が出てくるとは思わず、チャンネル合わせがうまくできなかったんだもん)、かみ合いませんでしたが、モードがしっかり把握できてからは楽しく読みました。 大人がちゃんとしてるところが好き。面白かったです。
0投稿日: 2013.07.20
powered by ブクログ宮じいの言葉が刺さりました。今自分がやってしまった間違い、解決できてない間違いに対して、今の私がどうすべきか考えさせられた。それに気がつけた。よかった。 現実に近いファンタジックな内容で私好みの有川浩ワールドだった。
0投稿日: 2013.07.14
powered by ブクログ登場人物の突然の事故死かがきっかけとなり、2組の主人公たちが動き出す。彼らの誰もがそれぞれの信念を持ち、葛藤しながら立ち向かっていく物語。500ページを超す大作に惹きこまれ、特別書き下ろしにいたっては涙腺が緩んだ。本当に人の心を映すのが上手な作者だと感じることのできる作品。
1投稿日: 2013.07.13
powered by ブクログあとがきで作者が言っている通り大人ライトノベル。 ラブコメ要素が逐一うっとおしい。 それがなければ申し分ないのに。 その他の自衛隊ものも同じなのだろうか。 塩の街、海の底に期待。
0投稿日: 2013.06.29
powered by ブクログ図書館戦争から入った者としては、洸希と高巳は、女堂上と小牧を見ているようでクスクスと笑いが出てました。 瞬くんと佳江の純粋な感じとW主人公が良いかも。 そして、宮じぃが大好きです。はっとさせられる言葉が多いけど、道理。 少し中盤が間延びしてる感じあったけど、最後の終わりかた良かったです。 高巳やるよねー。笑 そして、洸希さんやられるよねーでも可愛い。笑
1投稿日: 2013.06.25
powered by ブクログドラマ「空飛ぶ広報室」にはまっているせいでのチョイス。 制服もの、お仕事ものに弱いってことかなぁ。 もしかしたら、そんなものがいるかもと思わせる設定。 でも、本文で刺さったのは、国産の航空機産業が暗礁に乗り上げてしまうところ。 787が半国産なんて言われているけど、純国産は航空業界だけでなく、国の希望かもな、なんて。 日本の産業の活性化にもつながるよね… 本筋とは、かけ離れた感想になってしまった。 掌編は、泣けます。 本文を読んでるから、心が揺さぶられる。 ツナガルって、ステキです。尊いです。
0投稿日: 2013.06.18
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
自衛隊三部作の二作目。中盤グダったけど、最後の締め方はやっぱり有川浩で、読みやすくてよかった。仁淀の神様の話は本編を読んでからしかわからない感動があって、泣けた。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログ土佐弁が素敵。 宮じいが好き。 高巳、光稀のコンビがいい。 瞬と佳江の組み合わせ、その後の話もほっこりする。
0投稿日: 2013.06.16
powered by ブクログ読みごたえあり。 不思議な生物と人類の戦い。SF的要素もあるけど、ラブ要素もしっかり押さえてる。 高知の仁淀川の描写がいい。
0投稿日: 2013.06.08
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『高度2万メートル--そこに潜む「秘密」とは? 200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残ったパイロットは調査のため高空へ飛ぶ。そこで彼らが出逢ったのは…?』 冒頭からパタパタと展開するので、いったいなにがおこっているのか、映画を見ているようなドキドキ感があります。 SFをベースに倫理観だったり恋愛だったり色んな要素がてんこ盛り。 登場人物が語るセリフに感じ方はひとそれぞれでしょうが、考えるきっかけになりました。 主人公の行動に「?」って思う部分もあるんですが、そこらも回収してくれます。 登場人物も魅力的ですし面白く読めました。 自衛隊三部作好きな順番は 海の底>空の中>>塩の街 という感じです。 ーーーーーーーー以下ネタバレーーーーーーーーー 瞬の突拍子もない行動に理解ができなくて軽くホラーだった。 宮じいの言葉である程度納得できたけど。 有川浩作品って後日譚できな章がついてること多いけど、個人的に微妙な時が多い。想像したいんだよねw 光稀がね、かわいいよね^^。
0投稿日: 2013.06.08
powered by ブクログキャラが皆人間らしくて素晴らしいと思う。人間にしかない葛藤というかなんというか。学生だからこそ共感できる部分もあったし。読んでて飽きなかった。 瞬の言うことしか聞かない、瞬の喜ぶことしかしようと考えない最後の方のフェイクが個人的にこたえたかなー。 白鯨は好き。かなり好き。 話し方良いし。なんか人間は叶わない感ありありだった。 トータルで文句はないす!
0投稿日: 2013.06.07
powered by ブクログすごくよく考えられて書かれているなあ~という感じの、 エンターテインメント作品。 キャラクターが魅力的なんだけど、それだけに頼っていない 圧倒的な構成、設定で、ぐりぐり読み進めちゃいました。 面白かった! ページ数がボリューミーなので、読書慣れしない人には 大変かも分からないけど、読んでみて損はないかも。 あくまでエンターテインメント作品で、 お説教くさい事は書いていないのだけど、 読み終えた時に、「生きること」や「愛すること」に対して 強い肯定感を感じます。素敵。
1投稿日: 2013.06.06
powered by ブクログ自衛隊2作目。塩の街よりも、もっととっかかりにくくて、白鯨とのやり取りや精神分析的なところは、なかなか読み進めることができなかった。 春名と武田のじれったい感じ、やっぱり有川さんだな〜 いい! 最後の仁淀の神様は泣けた。一気に読めた。今までの難しかった本編もチャラになる!くらい。宮じい最高 阪急電車のお婆ちゃんもそうだけど、ステキなお年寄りだな〜 フェイクのキャラも可愛かった、うろこ雲をみると白鯨を思い出す。
0投稿日: 2013.06.05
powered by ブクログ途中で結構時間を空けてしまったけど、読みやすくて面白い本。ただ、そんなにドキドキとか、ワクワクする感じじゃないかな。 白鯨はもともと知的でおとなしいし、宮じいというおじいさんも温厚ながらしっかりとアドバイスをくれて、重要な役割を果たすし。 まあ星3つかな。
0投稿日: 2013.05.31
powered by ブクログ自衛隊三部作の二作目。三作品の中で一番のお気に入りの作品でもある。 なぜなら、航空自衛隊をテーマにした「空の中」は、女性自衛官と民間航空機調査員が飛行機でびゅんびゅん飛んで高度二万メートルの秘密に迫り、それによる日本の危機を憂い、あるいは自らの罪を憂う高校生たちが国内を騒がせるような“リアルで”スケールの大きいSF作品だからだ。飛行機、自衛隊、爆弾、友情、謎の知的生命体……なんと男心をくすぐられるワードだろう。日本語も上手で読みやすい文体、締めくくりも非常にうまくまとまっていて、有川浩という作家の腕を思い知らされる。登場人物のキャラもまたそれぞれ愛着が沸いてしまうようなキャラで、引き込まれる要素満載だ。 難しすぎず、でも隅から隅まで読みたくなるこの一冊、本を読まない人にこそ勧めたい。
0投稿日: 2013.05.31
powered by ブクログ宮じいサイコー!!凄い心に響く様なことを言ってくれるし、ジーンとくるね!話しの内容も面白くて即読みだった。
1投稿日: 2013.05.28
powered by ブクログじわぁって。 長い。くどい(笑)文面的にしょうがないのだけど…(笑)読むペースがなかなか上がらなかった。 でも、綺麗な結末。嫌いじゃない。 要所要所の土佐弁操るじぃちゃんがたまらん。 にしても、やっぱり有川浩先生の書く、男性像はたまらんですね。 いやぁ〜にしても、長かった…
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログ塩の街より、こっちのほうが好みだ!(笑) 年齢層が高めなせいかな… 白鯨とのやりとりは、哲学的で未知との遭遇というよりは問答って感じで面白い。 自衛隊のパイロットと事故調の高巳のやりとりもツンデレ好きにはたまらないかと。 後日編は、自衛隊カップルのほうもみたかったなぁ(笑) 土佐弁がとても素敵な作品。
0投稿日: 2013.05.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
最初、展開が読めませんでした。 飛行機事故から始まって、科学ミステリーなのかと思いきや、UMAがいきなり出てくるし。 しかもUMAはなんか哲学的だし。 そんなめまぐるしい展開が面白くて一気読みしたいところだったけど、なぜか、なかなか時間がかかりました。 にしても、有川浩のラブコメ展開には毎回キュンキュンさせられてばかりです。 次は何読もうかなー。。。
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログ電車の中などで電子bookでちょこちょこ小刻みに読んでいたが、とっても面白かったし、オマケ(?)の「仁淀川の神様」が泣ける珠玉の掌編だった。
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログ自衛隊三部作。 主人公は高校生と大人のダブル主人公になってます。最初に読んだ頃より年が上がったせいか、光稀と高巳にもかなり感情移入しました。 間違ってしまったことの修正はできない、謝るしかない、という宮じいの言葉にじーんとしました。 自分でもそうできるようになりたい。。 本編も大好きでしたが、ラストの仁淀の神様に涙が止まりませんでした。
0投稿日: 2013.05.17
powered by ブクログ「人間とゆうがは、自分の聞きたい理屈しか聞かんもんやきのう。けんど、瞬はかしこい子やき、聞きたい理屈と聞かないかん理屈が違うことは分かっちゅうろう。今はよう聞かんがよ。けんど、一生聞かれん子でもなかろう。」 「雑魚と呼びゆうがもわしらの勝手ぜ。魚の方は自分が雑魚じゃ邪魔じゃは思っちょらんきね。ただ生きちゅうだけじゃ。」 「現実の世界ではどこからどうみても悪いのが一人だけいるなんて簡単で幸せな話は滅多にない。ウルトラマンはきっと関係者の言い分をそれぞれ聞いて、あっちも分かるしこっちも分かる、スペシウム光線も使いどころがなくてただ心を痛めるだけだろう。」 「あんまの理屈は、トゲを持っちゅう魚にトゲを持っちゅうことが悪いと責める理屈や。」 「年寄りに敵わないのはこういうところだ。何も賢しく意図しない言葉でふと誰かを救ったりする。それはその年輪が言葉に力を与えているのだろうが。これは若い者にはおいそれと真似できない」 「同情売るつもりの相手から同情買ってちゃ相手の思う壷だよ。いくらでも買わされる」 「あんたは一生お父さんと喧嘩をする気じゃなかったろうがね。仲直りする気やったろうがね。ええ?違うかよ。それやったらもう仲直りしちゅうがね。お父さんもそうやったろうがね。帰ったらあんたと仲直りするつもりやったし、あんたと仲直りできるがも知っちょったわね。間が悪うて家に帰れざっただけで、もう仲直りはしちょったがよね。」 「パイロットは、空で起こることは全部自分自身で引き受ける覚悟で飛んでいる。どんな不測事態が起こっても誰かのせいにはしない。私の上司もあんたの父親も事故を誰かのせいにはしない。【白鯨】のせいにもだ」 最初は設定も突拍子ないし小難しい話も多いし…と思ってたけど、終盤ぐいぐい引き込まれて読んだし、最後分かってる結論だけど泣ける。それまでの前振りがあるからこそのクライマックスだと思う。 そして、本編を読んでからの「仁淀の神様」がまたいい。超泣いた。
1投稿日: 2013.05.11
powered by ブクログ再再読 空飛ぶ〜からの連想ゲーム的流れで。 最初に読んだ時はどちらかといえばキャラ読み(笑)だったんだけど、今回は「身内を亡くす」という部分にいろいろ感慨を抱きつつ読みました。 この作品、人は(ひとに限らず)いかにして喪失感を埋めようとするか、というのが隠れキーワードなんですね。
0投稿日: 2013.05.10
powered by ブクログ主人公がカッコよすぎる。 有川浩さんの本は読みだしたらはまってしまう気がする。 主人公が子供と大人ってところもよかった。 初めは自衛隊+未確認生物?でとっかかりが見つけられず あまり読み進めることができず。 でもみるみるうちにハマっていって、 一気に読み切ってしまった。 とにかくおもしろかった。
0投稿日: 2013.05.07
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
面白かった! 春名さん、20台半ばにしては頭キレ過ぎな気もするけど。いい男過ぎる(笑) 自衛隊短編集再読したくなった。
0投稿日: 2013.05.03
powered by ブクログ自衛隊三部作、読了しました。 荒唐無稽な設定ですが、なくは無いと思わせる、そして面白い! 良い話です。
0投稿日: 2013.04.29
powered by ブクログ初めて読んだ有川作品です。すこし難しい言葉の言い回しもありますがそれも含めて素敵な話です。頑なだった武田さんが少しずつ心を開いて行く姿に萌えたぎります。沢山のあったかい登場人物が印象的です。
0投稿日: 2013.04.26
powered by ブクログすごく壮大なドラマを観ているかのような読み応えだった。頭の中での映像が、とても拡がる。 図書館戦争のときも思ったけど、有川浩先生の登場人物はかわいい。いちいちかわいい。
0投稿日: 2013.04.24
powered by ブクログ自衛隊三部作ようやく読了。 お話が盛り上がる所がきちんと盛り上がっていて、面白い。エンタテイメントのお手本だと思います。 互いに異なるバックグラウンドを持つ二者が、理論的に順を追って話し相互理解を目指すことの、なんとまどろっこしいことか。この過程を自然に面白いと思える人なら楽しめる小説。 人間、人間以外、大人、子供、饒舌、寡黙、色々な軸を挟んだ様々な対話を描いています。 蛇足ですが、ライトノベル的に本編最後の一行は不可欠だったのでしょうか。台無しとまでは言わないけれど、ちょっと興ざめ。書き手が良かれと思って書いたのなら、どうしてあんな本編が書けたのか逆に疑問。
0投稿日: 2013.04.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
★2013年4月11日読了『空の中』有川浩著 評価B+ 国内メーカー協力の久しぶりのジェット旅客機の試験飛行、高度二万メートルに達した時に、謎の爆発事故で墜落。同じ空域で、自衛隊の新型戦闘機の試験飛行で同じく二万メートルで爆発墜落。 その原因には、驚くべき事実が隠されていた。そして、日本のみならず、人類が危機に陥ることとなる。 その危機を如何にして乗り切るのか、自衛隊戦闘機で爆死した隊長の一人息子がキーとなり、その幼なじみの女の子、そして、戦闘機で対で飛行していた隊長の部下、旅客機を開発していたメーカーから事故調査に派遣された青年が危機に対応していく。 そこにあらわれるのは、人類がこの世に生まれる前から存在していた想像を超える生物だった。そして彼らは当初、優しい悪意のない生き物だったが、、、、 借りて読む分には損のない読みやすい物語です。 登場する生物が、悪意と煩悩だらけの人間に比べてあまりにも高度で知的。哲学的な生物でした。。。。
0投稿日: 2013.04.13
powered by ブクログかなり荒唐無稽だが、それでも引き込まれてしまう力がある。良くこんなことを思い付くなあと感心してしまう。キャラ設定は基本的にワンパターンなのかなと感じてきたが(笑)。
1投稿日: 2013.04.13
powered by ブクログ塩の街もよかったが空の中はベタ甘が少なくて苦手な方も読めると思う。 ディックやフェイクがよい味を出していて、結論は、真のメインキャラクターは宮じいだと思った(笑)
0投稿日: 2013.04.12
powered by ブクログ光稀の男勝りな口調がなかなか受け付けなくて、有川さんの本で初めて苦戦しました。でも、光稀がこういうキャラじゃないと話展開しないんだろうな。
0投稿日: 2013.04.04
powered by ブクログ有川宏さんは自衛隊モノが好きなんですかね。 「空の中」はW主人公であり、年齢の差によってどちらも楽しめた。 個人的には光稀のキャラが良かった。 白鯨の存在によって人間は多くを学ぶ。 ただ前半部分がやや長かったように感じた。
0投稿日: 2013.04.01
powered by ブクログ★4.5をつけてもいいくらい大人キャラが好きだった。 もう本当にあの2人、たまらん… アイツら、早く結婚すればいいのに(笑) でも、これ…好きキャラが子供キャラのほうだったら たぶんムカつく小説だったんだろうなとも思ってみたり。 物語としてもとても面白かったです。 他の自衛隊シリーズ?も読んでみたくなりました。
0投稿日: 2013.03.28
powered by ブクログ子供側の視点と大人側の視点が交錯するなか,たまに白鯨の思考も入り乱れる. 春名さんの仕事に対する姿勢 自分たちがやってきたことに対する揺るぎない自信 それにしても有川さんが生み出すキャラクターに共通点が多い 理論派と熱血派が必ずいる そして,高校生くらいのキャラ設定に多少無理が生じることもしばしば... そこまで頭のまわる子供たちが果たしているのか そこで現実に戻されることが多い 宮じいの話は涙する
0投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログ自衛隊三部作の中のひとつ。 私が一番好きな光稀さんが出てくるのだ!! このお話って主人公が二人いるんです。高校生組と大人組。どっちも好きですがやっぱり大人組かなあ。 特に光稀さんが可愛くてかっこいい!あんなツンデレ聞いたことない! ストーリーは若干難しいかもしれませんが、読んでいるうちに引き込まれます。キャラ読みでも充分楽しめる!! オススメです。
0投稿日: 2013.03.21
powered by ブクログこのあとどうなっちゃうの!? ってドキドキしながら読める本です! 有川さんのベタ甘が苦手という人でも読めると思います!
0投稿日: 2013.03.19
powered by ブクログ何となく先が見えつつ、うまくいってくれない展開、続きが気になってどんどんページをめくっていくのが本当に楽しい作品だった。 とても不器用で、自分が傷付くのをいとわないくらい誰かが好き。そんな人たちが、世の中の為ではなく大切な人の為に力を尽くす。時にすれ違うこともあり、それが寂しい感情をうみだしてしまい空回りしてしまうこともある。それでも、温かい気持ちが寂しい感情を上塗りして新しい色にしてくれる。 特に印象深いのが、騒動の渦中にある謎の物体。人間ではないが、限りなく人間臭い彼ら(?)がとてもいじらしかった。
1投稿日: 2013.03.12
