
総合評価
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powered by ブクログ(再読)耳に手を当てて聞いてみたり、ふたつめの瞼を閉じようとしてみたり、自分もそれらに出会えたらいいなと試してみたりした。 そんな15年前の記憶を思い出した。
0投稿日: 2025.10.31
powered by ブクログエモい雰囲気に全振りした漫画。すごく悪く言うと中身がなくて驚いたほど。 室町から明治くらいまでの時代感がごちゃまぜになった世界感もよくわからない。みんな着物を着ているし、漠然と貧しいし、社会の広がりがないし、かと言って戦もない、でも主人公はポロシャツきてたり。 一番のめり込めなかった部分が、蟲という超常的な存在を題材にしながらそこへのアプローチが過分に科学的だったこと。理詰めで対応できるならそれはもう物理でしょうに。
0投稿日: 2025.05.04
powered by ブクログYouTube(また!)「ゆる民俗学ラジオ」というチャンネルで紹介されていて、めっちゃ興味をもった漫画。 「蟲」というのは「ムシ」と読むがいわゆる昆虫などの「虫」とは違う。 生命を分類して、人の体に例えると、手の指の四本が動物で親指が植物とする。人間は指の中でも一番長い中指(最先端)で、それぞれの指を根本まで辿った手首くらいのところには菌類や微生物など、動物と植物の区別を付けにくいものがいる。もっともっと遡って、腕も過ぎ、肩も過ぎ、心臓のあたりにいくと、生命の原子体に近いものたちがいる。それらは「蟲」あるいは「みどりのもの」とよばれ、形や存在があいまいで、「見える性質」とそうでない者に分かれてくる。透けているものいて、「幽霊」や「妖怪」のようなものも正体は「蟲」だというものもある。そういう五感で感知しにくいものを感じる時に補っているものを「妖質」と言って、本当は誰もが持っているのだけれど、普段は必要なく、眠らせている力なので、その感覚を操れるものとそうでないものがいる。 主人公のギンコは「蟲師」という職業で、「蟲」のせいで災いをもたらしたり、もたらされたりしている人の噂をききつけ、訪ねていって対処する仕事をしている。例えば 「柔らかい角」 カタツムリの形をした「吽」という蟲が人間の耳のカタツムリの形をした器官に寄生して、入ってくる音を喰ってしまう。そのために片耳が聞こえなくなってしまった人の耳にお薬を流しこんで、その「吽」という蟲を出して、再び聞こえるようにした。 「枕小路」 見た夢を現世に持ち出し伝染させる蟲「夢野間(いめののあわい)」が枕を通ってその人の夢の中で増殖する。始めは少し役にたつ「予知夢」を見ているのかと思うが、どんどん増殖すると「疫病が流行る」「洪水が起きる」など見たままの夢をどんどん現実化する恐ろしい蟲。それに取り憑かれた人にギンコは解毒剤を渡すが、この蟲は完全に断つことができず、解毒剤を飲み過ぎると宿主の人間が死んでしまう。難しいが生涯、共生していかねばならない。 ギンコは「ブラックジャック」のように片目を隠していて、「鬼滅の刃」の炭治郎のように箱をリュックのように背負って歩いている。そしてその背中の箱は小さな引き出しが沢山ついた箪笥のようになっていて、蟲師としての仕事道具…漢方薬のような物や線香みたいなものなど…が入っている。 時代設定は一応、江戸時代と明治の間ということになっている(それにしてはGパンTシャツ姿のギンコの時もあるのだが、1巻だから定まってなかったのかも)。 蟲を敵とみなしているのではなく共生すべき自然の一部と考えているようで、「蟲師」は蟲を退治するというよりは人間と上手く共生する手助けをしている感じである。 「鬼滅の刃」の暗い雰囲気とちょっと似ているのだが、敵というか相手は「鬼」ではなく、「蟲」で、「滅亡」させようとするのではなく、「共生」しようとするという違いがある。 創作だけど、「そうかもそうかも」とゾクゾクワクワクする漫画。
79投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ漆原友紀が天才すぎてひれ伏すしかねえ 世の中にはとんでもない才能の持ち主がいるんだなあ 全く説教臭くなくひとつひとつの物語の行き着く先をただただ見守ってる感じがとてもよい ものすごく悲しい出来事も、人物の感情の昂りをさほど描かずに淡々と話が進むから、私も仕方がない人生の摂理みたいなものを飲み込んで生きよう…と思った 作品から滲み出るもの悲しさとか渋さが読んでて身体に沁み入る感じ。かっこいいなあ……
0投稿日: 2025.03.30
powered by ブクログ⭐︎5.0 全10巻、読書済み。 世界観が凄い好き。 世界観に合った絵柄が雰囲気出してて没入。 1話1話がすごく洗練されていてどこをいつ読んでも面白い。 アニメ未視聴の方はアニメも見てほしい。曲と効果音?が、世界観をすごく上手く表現してて。100点のアニメ化だと思った。
2投稿日: 2024.01.05
powered by ブクログ・漫画。「蟲」それは動物でも植物でもない、生命の原生体。「蟲」が引き起こす様々な事象や病気などに立ち向かう蟲師ギンコの物語。 ・時代設定は、江戸時代と明治時代の中間がイメージされている。 ・少し古めの漫画だが、大体が1話完結で、昔話のような内容のため読みやすい。 ・和風ファンタジーや昔話が好きな人、森や昆虫が好きな人、一風変わった漫画を読みたい人におすすめ。 【博士前期課程1年 杉本一生】 ●未所蔵です。読みたい方は学内者限定ホームページから「読みたい!」を送信してください。
0投稿日: 2023.10.03
powered by ブクログ全10巻読了。 アフタヌーンらしい渋さ。 一話完結ながらつまらない話が一つもない。 たくさんの方のレビューがあるので もはや私のレビューなど必要ないですね。
0投稿日: 2020.12.12
powered by ブクログ地球(?)に生きるのが人間だけではないと気づかせてくれる作品。作品の世界では、蟲という存在が人間よりはるかに以前から存在し、人と交わることで様々な怪異が起こる。 奥深い作品。
0投稿日: 2019.03.20
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
緑の盃 雪深い里 予知夢 二つめの瞼 生きている沼 某友人帳のような気配。 ギンコも2つとも目がなかった。まだ蟲に魅入られたままなのだろう。 妖怪のような位置付けの、蟲という作者の描き方は好き。
0投稿日: 2019.01.24
powered by ブクログ雰囲気が好きです。淡々としていて、絵もざっくりしているのにとても綺麗。 蟲と共棲していくはなし。それは自然と共棲していくのに似ていて、怖いような、美しいような そこにある人々のくらしもまた、美しい。 アニメも秀逸でした。 どこかに録画保存していたはずなのですが・・・もう一度観たいです。
0投稿日: 2018.03.17
powered by ブクログ手塚治虫の中でも、特に「どろろ」が好き(小学生高学年の時に受けた衝撃を忘れない)な私としては、この漫画に「どろろ」的な何かを感じました。 蟲というのは、妖怪とは違うのかもしれないが、あまり気持ち悪くなく、人間、蟲どちらもの儚さの方が際立っている。 もう少しくどく、グロテスクな、悪を感じるような部分がどぎつくてもドラマチックになるのでは。 ただ、このさわやかさ、儚さが良いのかな。 主人公のギンコはさわやかなんだから、たばこ吸わない方が良いのでは?と思ったけど、何か意味があるのかな? 蟲よけとか。
0投稿日: 2017.08.14
powered by ブクログ7年ぶりくらいの再読。作者の受賞作「瞼の光」は鮮烈に記憶に残っていた。知覚の微小な違和感や気付きを与えてくれる。静かに時間の流れの積層を感じながら読める、心地よいテンポのある漫画だなぁ。
0投稿日: 2017.08.11読み終えるとホッとする。でもまた次が読みたくなる
不思議~な気持ちになります。この世でありながら、どこか違った世界に入り込んだような。読み終えた時には あゝ自分の世界に帰ってこれた とほっとするような。
0投稿日: 2017.05.30
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
アニメーション版本編、特別篇、そして続章と見、ぜひ原作も読みたいと思い続け、漸く手にした一巻である。オヤジ(といっても20歳代後半の趣き)である主人公ギンコのイケメンぶり、少年ぽさに一瞬戸惑ったが、それはそれ。そこに慣れると、蟲師らしい、ザ・日本的な自然描写、個人的には高野山の奥ノ院まで歩いている時に感じる雰囲気が随所に感じられ、とても素敵である。すなわち、和風怪異昔話(スプラッタ要素はほぼ皆無)の魅力は漫画版でも存分に感得できる。ただ、アニメ版のゆったりとした描写の良さも、より一層感じてしまうところ。
0投稿日: 2017.01.23
powered by ブクログもっとドロドロしたグロテスクな物語を想像していましたが、どれも美しくて切ない。アニメみてみたいです。
0投稿日: 2016.11.14
powered by ブクログ「蟲」と言う存在や、蟲と人の関係とか、引き込まれる。 7巻まであっという間に読めた。 一話完結形式だけど、次の話が読みたくなる。
0投稿日: 2016.10.13
powered by ブクログおどろおどろしい訳でもないし、愉快だったり、もの悲しい訳じゃないけどなんだか目の離せなかった作品。口伝や読み物で伝承されているアレやコレやがベースなのかな? とりあえず一巻だけ。なんて状態じゃよく分からないけど続きは読みたいって思えた。
0投稿日: 2016.09.07独特のテンポ感
アニメから入ったが、原作ではギンコが少年だった。若い。というか幼い。この部分はちょっと微妙に感じた。アニメのような青年ぐらいじゃないとギンコのどっしり具合がちょっと。でも若いのに貫禄あるっていう感じが不思議感を増させるって見方も有り。 蟲というよく分からない存在の妖しさが伝わるのは原作だと思う。アニメではゆっくり綺麗な印象的だったけど、原作では色が白黒に限られているせいか少し怖くも見えて引き込まれたのかゆったりとはとても思えなかった。その独特なテンポ感がとてもとても私のツボをついていて好き。魅いる。
0投稿日: 2016.08.27淡々としていて奥深い
アニメの出来もとても良かったけれど、単行本も味があって良いです。 読み返すと以前とはまた少し違った感想を抱いたりします。わたしの中では童話や絵本に近いです。
0投稿日: 2016.07.02
powered by ブクログ「蟲」を追って旅するギンコの物語。 妖怪のような、妖精のような「蟲」と、蟲に関わってしまった人々の不思議な世界。 アニメ版を最初に見たせいか、あちらのほうがすんなりと入ってくるようなかんじがする。
0投稿日: 2016.01.28
powered by ブクログ話どれもが一捻りされててどれも面白い。 美しくも残酷な話があったり。でも根底に優しさがあって。だからこそ残酷に移るのかも。 独特の雰囲気と世界観がとても好き。
0投稿日: 2015.08.30雰囲気が気に入りました
寓話的というか、昔話的というか、そういった独特の雰囲気が魅力の作品だと思います。 アニメ版を先に観ており、気に入っていたので原作もと思い購入してみました。 こうして原作を読んでみると、アニメ版はとても原作を大切にして、丁寧に作られていたんだなと改めて感じました。 主人公はアニメ版より若干若いように見えますね。 折りを見て2巻以降も読んでみようと思います。
0投稿日: 2015.04.16不思議の国ニッポン
不思議な生き物が存在しえた時代での不思議な出会い。 読むとちょっと切なくなる。
1投稿日: 2014.06.15心地よい「蟲」の世界
不思議な空気感のマンガ。高橋留美子の人魚のシリーズを思い出されました。 巻を読み進めるにしたがい、徐々にこの世界に没入していく感じがします。 ちなみに、主人公の「蟲師」ギンコはた目は某海賊コミックのコックに似ていますが、性格は全く違います。
1投稿日: 2014.04.05絵が独特
和の雰囲気ですがどこかが違う世界。 背景はよくある感じですがアプローチが珍し感じ。 読み応えがありおもしろいです。
2投稿日: 2014.04.01ゆっくり
グロく無いので、ゆっくりと読めます。 絵柄も優しくてとても好きです。
1投稿日: 2014.04.01アニメ2期決定おめでとう!
アニメから入りました。 古い日本の風景みたいな舞台で、蟲が引き起こす不思議な物語を描く話です。 漫画もアニメもかもし出す雰囲気が同一で、非常に綺麗な世界観を描写してます。 アニメ第二期も決まりました!期待してます!
5投稿日: 2013.12.23再びアニメ化されるのも納得
ちょっと昔にアニメ化されテレビで放送されていました。そして近々特番で最アニメ化されるとのことです。読む人を選ぶマンガだけどこういうマンガが売れるのならまだまだ日本人もすてたものじゃないなと思う1冊です。
2投稿日: 2013.11.30蟲師?
たまたまアフタヌーンキャンペーンで 購入しました。 アフタヌーンの作品は独特で良いッス 引き続き購入したくなったのでした
5投稿日: 2013.11.27不思議な物語。蟲だけどグロくはない
蟲という言葉からなんだか気持ち悪い虫やグロイ描写がたくさんあるのかなと思っていましたがそんなことはありませんでした。蟲は蟲なんだけど、一般に思い浮かべるような虫ではなくて、妖怪や幽霊・不思議な現象という扱いのようです。 講談社の「xxxHOLiC」と(設定とその扱い方が)近い印象を受けたので、同作品が好きならアフタヌーン0号無料版で1話を読んでみるといいかもしれません(もちろん、すぐにこの本を買ってもいいですが) 逆にこの作品が好きなら「xxxHOLiC」を読んでみるのもおススメ。
3投稿日: 2013.11.26大人の昔話って感じ。
あまりこの作品を知らず初見に近い状態で読みましたが、とても静かで幻想的で、独特の世界観ですね。面白いと思います。 不思議な現象を調査して原因となっている蟲を見つけ出す、そしてそれを退治するというのがパターンのようですが、登場人物の回想シーンを絡ませたり、ノスタルジックな背景もあり、派手さはありませんが、ジワっときます。大人の昔話って感じでしょうか。
4投稿日: 2013.11.23幻想的な世界観をイメージできないと難しい。
まだ1巻〜2巻しか読んでいませんが、作品の世界観をイメージできないと難しい漫画だと思います。 おぼろげで、現実の世界と同じものの見方をしながら読むと、内容がなかなか理解できないようです。 まさに子供の頃の暗闇に、恐れを含めたワクワクした記憶を思い起こさせる、そんな作品です。
2投稿日: 2013.11.08虫虫虫
妖怪物ではありませんがなんとなくは近いかな? より自然に近いようでより人との関わりが大きいようなそんな不思議な存在。 私は絵が特に好きですね。雰囲気がこのムシの世界と良く調和しています。 静かな世界です。事件も色々起きまし主人公が頑張って解決する時もありますががそれでも静かな世界です。 じんわりくる良い話がたくさんあります。 この作品を読んだ後は少し現実世界が違って見えるかも。
10投稿日: 2013.10.03自然観が素晴らしい
いわゆる流離譚で、主人公は歩き続けるのですが、目的地は明示されず。 蟲についても、はっきりとはわからないままなので、きっと読んだ人によって見つけるものは違うでしょう。 私には「わからないものとの、わからないままの共存」ということがテーマのように感じられました。 一話独立のオムニバス形式(少しずつわかってくることもあるので、順番に読むほうがよいと思います)で、いつのまにか繰り返し読んだお気に入りのエピソードができてしまいました。 背景となる山、川、野原や雨、雪、夕焼けといった自然の描き方が本当に素晴らしいです。読むときにはいつも子供のときに遊んだ里山のイメージを思い出します。
9投稿日: 2013.10.03この作品を読んで思い出した昔の記憶
昔、自分にしか見えていない生き物がいると本気で思っていた時期がありました。ボーッとしているときに見えるそれは、透明な線虫で目で追うと逃げるんです。 それが自分にしか見えないものではないと気づかせてくれたのは、ファミ通で連載していた桜玉吉の「しあわせのかたち」で出てきたミジンコぴんぴんでした。要は眼球に張りついた埃がそのように見えていただけだったですが、この蟲師を見て、そのことを思い出しました。だからどうしたと言われると困るのですが...。 この作品自体はとても幻想的な世界観で、独特の空気感を持ったものとなっています。 ある意味次元の異なる存在である「蟲」と「人」が交わった際に起こる、蟲たちの人間にとっては絶望的なまでの無機質な残酷さがストーリーのキモとなっています。
3投稿日: 2013.10.01他なる存在への愛
目には見えず、存在しているともいいがたく、それでもそこに在るムシ達を描いています。 妖怪物のようなものですが、戦い退治するというより、人の側からのつき合い方を見出していくような感じです。おぞましいものもあるし、荒々しいものもあるけれど、何だか優しい世界。10巻で完結してますが、もっと書いて欲しかったなあ。 クチナワの話が好き。
3投稿日: 2013.09.30
powered by ブクログ・大好きなまんが。 ・静かな雰囲気がとても好きです。 ・ファンタジーのくくりとは思えないほどにリアリティがあって、もしかして本当にこの蟲はいるんじゃないかなぁ~という気分に浸れます。 ・ひとつひとつから作品の良さがにじみでている。 ・完結はすごく寂しいと思わせる名作です。
0投稿日: 2013.08.23
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
生き物のはじまりのはじまりの根源のままのような 蟲という存在。 常人には見えないけれど、確かにいるそれと ともに生きる蟲師。 蟲も生きている。人も生きている。 それだけのはず、だけどなにか哀しい。
0投稿日: 2013.07.31
powered by ブクログこの独特の雰囲気と世界観、ステキです。 冬目先生の雰囲気のよう。 原作はアニメとはまた違った魅力ですね。
0投稿日: 2013.07.22
powered by ブクログbookliveセール タイトル見たことはあったけど、むししって読むのね…。 非常に感想言いづらいけど、雰囲気としては好み。 続刊買うほどではないけど。
0投稿日: 2013.07.11
powered by ブクログ男の子マンガっぽい設定のマンガですね。 生きているのか死んでいるのか、物なのか者なのかもはっきりとしない「蟲」と、ある蟲師のお話。 グロテスクな描写は苦手ですがなんとか大丈夫でした。気持ち悪さを前面に出している感じではなかったので。1つ1つの蟲の生態(?)も作りこまれていて面白かったです。でもストーリーがこの調子でずっと続くのであれば、この先は読まなくてもいいかなぁ、という感想。やっぱり男の子はこういうマンガ好きなんでしょうかね。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ今までに無い世界観で、グイグイと引き込まれる作品でした。 すべてが救われるわけではなく、時には沈むことも。 けれども、それがこの世界なんだな…と、ストンと落ちてくる感じでした。 最後のあとがきがまた好きでした。
0投稿日: 2013.04.14
powered by ブクログ読んでみないと伝わらない雰囲気感。 すごく考えさせる数々の一話完結。 なんかいでも時間おいて見直したい作品です。 心の薬です。
1投稿日: 2013.02.21
powered by ブクログこれも友人に借りて。 のんびりシリーズ読み進めているところ。 アニメをちょこちょこ見てたのと、弟がコミックレンタルしてたのをたまに借りて読んでたので知ってるとこは割と多め。 忘れてるとこもあるので、多方新鮮な気持ちなのである
0投稿日: 2013.01.26
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
読了。 繊細で、切なくて悲しい物語が多いです。ハッピーエンドもありますが。 艷漢も、ひとの心の闇と妖怪?を結びつけるというお話でしたが、ずっしり来ますね。
0投稿日: 2013.01.12
powered by ブクログ読み切りから読み続けていたシリーズ 独特の世界観は、どこか昔懐かしい 1話完結の物語は、幼い頃に誰かから聞かされた覚えがあるような、無いような… そんな気持ちにさせられる良作品 実写化という強姦に遭ってしまったのが口惜しい。そんな作品の一つ
0投稿日: 2012.12.13
powered by ブクログ最初は古本屋で買ってたけど、最新刊に追いついて、途中から古本になるのを待てなくなったので新品を買うことになってしまった。っていうくらい好きなんだなあ。はまったなあ。空気も話も何か好きだなあ。風景の絵が綺麗で好き。
0投稿日: 2012.10.28
powered by ブクログこれは☆5にせざるを得ない。 一話完結モノでこれほど引きこんでくれる作品はめったにない。 そういう意味では茄子と少し似た系統かな? 絵柄も良い。世界観も良い。こういった作品は作者の趣味的に気持ち悪くなりがちなのだけど、サッパリしてると思う。そこも良い。 絵柄で似た系統は、高野真之さんや、冬目景さん。だと思う。 いやー、これは良い作品に出会えたな。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログずっと好き。 世界観の構築の独創。 よく取材されている感じもする。 この人にしか描けない。 ほんとうは終わってほしくなかった。
0投稿日: 2012.09.16
powered by ブクログ雰囲気はすごくいい感じ、しかし表現が上手いため、怖いのが苦手な自分には刺激が強いかも。 のめり込んで読んでしまうけど、夜こわくなってしまうといういい意味でダメパターンになれる本です。
0投稿日: 2012.09.06
powered by ブクログ絶対に一生売らずに子孫に語り継ぎ墓場まで持っていくこと決定の漫画。 一冊読むのに何時間もかかります。全てのコマの筆致を細かなところまで追い、モノローグも台詞も一度読んで頭の中で反芻して意味をしっかりと理解し、そのページに描かれている空気や雰囲気を読み取ってからでないと、ページをめくれません。 題材が凄いとか面白いとか、そんな陳腐な感想じゃダメだと分かっているけれど、ボキャブラリーが無いのでうまく表現できない。とにかくこの漫画は、もう漫画というより文学作品。この言い方が合っているのか分からないけれど、娯楽作品としての漫画とは一線を画していると思います。
0投稿日: 2012.08.29
powered by ブクログ生命の原体に近い「もの」である蟲。その蟲が人間に影響を及ぼした現象を解決する蟲師ことギンコの物語。 僕がこういう妖怪のような存在が出現する和風ファンタジーでいいなと思うのは、結構理屈っぽいところだ。きちんと現象に対して原因を示す。その前提を踏まえて各作品の色が出ているように思う。 現象を人間に限りなく近づけ、かつその「理屈」を強くフォーカスしたのが『当て屋の椿』ならば、この『蟲師』は現象を引き起こす側に焦点を当てている。最大の特徴は蟲たちを「生き物」として見せている点だ。前者が人間同士の関係ならば、後者は人間と蟲、つまり現象を引き起こすものの関係。そんな見方をすると、自分の好みがどちらかわかるかもしれない。
0投稿日: 2012.08.28
powered by ブクログ「互いに ただ その生を遂行していただけだ。 誰にも罪などないんだ」 1巻の中で、一番好きなセリフです。
1投稿日: 2012.08.18
powered by ブクログとても好きでした、夏目友人帳と同じ匂いを感じました。 実は映画から入ったので漫画を読んだとき違和感があったのですが、今では映画の方が異質です。 シリーズを通してほんわかした気持ちになれたり、教訓のようなものを感じたり、面白い面白い作品でした。
0投稿日: 2012.07.31
powered by ブクログ読み終わって、ほっとする感じの漫画。考えさせられる漫画です。 …漫画っていうよりも、昔話を読んでるような感覚でした。 エピソードの一つ一つがこれでもかって完成度だったなあ…と思います。 水彩を上手く使って自然を描いている作者のセンスに、とりあえず感服してしまいます。 個々のキャラクターもそれぞれが個性豊かで、見ていて飽きません。化野先生のキャラが、なんかこう…好きです。 個人的には「硯に棲む白」と「眇の魚」と「棘の道」がお気に入り…多い。 ブックオフで全巻手に入れたんですが、こういう本を売る理由がわかりません。本棚を整理してると、整理する前に読んでしまいます。 完結してしまったのが惜しい…!
0投稿日: 2012.07.11
powered by ブクログ表紙が和紙で出来ていて驚いた。"蟲"って言うからグロいのかと思ったけど内容的にはすごく落ち着いた気分にしてくれる話ばかりだった。一話完結のかたちだから読みやすかった。
0投稿日: 2012.06.29
powered by ブクログ鎖国が続いてるくらいの、あやふやな時代の日本。 人々は、奇妙な「蟲」という存在と共存していて、そんな人々の暮らしを支えるべく、蟲師のギンコは旅を続けている。 蟲はやっかいな存在で、ときには人に深刻な害を与えるが、悪意はない。 蟲師ギンコは「そいつは蟲のしわざですな」と語り、淡々と治療を試みる。基本的にギンコは語り部だが、ギンコの過去が描かれたり、ギンコ自身がトラブルに巻き込まれるケースも多い。 作者の想い入れが大きいのだろう、しんしんと雪が降り積もり、孤独と灯りの暖かさを同時に感じる、冬の描写がとにかく印象的な漫画。 肌触りの良い和紙で作られた表紙や、水彩で描かれた鮮やかな色彩が、いっそう幻想的な雰囲気を楽しませてくれる。
1投稿日: 2012.06.25
powered by ブクログこの漫画を一言で面白い、と評価すると語弊があるかもしれない。この作品は、肌に合う人にとってはとても面白い、または、興味深いと言った方がいいと思う。 実は、私も最初はこの本を読んで拍子抜けした。物語の起伏があまりに淡々としていて、オチもなんだか弱いからだ。しかし、読んでいて気付いたのだが、これは、日本の古くからの民話を読んでいるときの感覚にとても似ている。けして、怖さを扇情的に描いたものではなく、日本的な、ひっそりとした不気味さ、恐ろしさが垣間見える。。遠野物語を漫画にしたらこんな感じなんだろう。
1投稿日: 2012.06.02
powered by ブクログ完結 不思議で柔らかい雰囲気が大好きだったのに終わってしまった。 伏線拾いきれてないよね?感が残るものの、それもまた謎と不思議さを深めてくれる味だと思う。
0投稿日: 2012.04.04
powered by ブクログ独特な世界観。幻想的な雰囲気。 「者」でもあり「物」でもあり「モノ」である蟲たちの物語。 「柔らかな角」がよかった。悲しくも美しい思い出。 ストーリーには合っている絵だけど、ぼやっとした感じが個人的には好みじゃない。
3投稿日: 2012.03.29
powered by ブクログ昔は普通に、あったかも、しれない、お話。 妖怪譚ものだが、精霊に近い。 そういうものには、恐れ敬い、近寄らず…。
0投稿日: 2012.03.04
powered by ブクログ最愛の漫画ベスト3に常時入る漫画です。 「おすすめの漫画は?」と聞かれたら、老若男女関係なく薦めてしまいます。漫画としてももちろんですが、物語としての完成度と世界観に素晴らしさにノックアウトされます。 「蟲」と呼ばれる異形のものとギンコという異形の人とたくさんの怪異と不思議の物語。 柳田国男の「遠野物語」に通ずるような世界観です。 異世界と自分のいる世界が皮膚一枚で隔たっているような感覚を覚えます。そして、そのどちらの世界も同じくらい美しくて醜くて、親しみやすくて隔たっている。その両方の世界を行き来するギンコと一緒に旅をしたくなるような、でもやっぱり見知らぬものは恐ろしい。そういう読後感です。
0投稿日: 2012.03.01
powered by ブクログこの人何歳なんですかね?白髪で目の色素も薄いし。何者?ハッピーエンドでもバッドエンドでも、そのどちらとも言い難いお話なんかもありますが、どの話も落ち着いていて、哀調です。味があって、かなり好みでした。
0投稿日: 2012.01.30
powered by ブクログ世界観が独特で大好きな作品です。 色々な人々に出会い、「蟲」という不思議な存在が様々な出来事を引き起こす。 それを主人公・ギンコが解決していくお話ですが、一つ一つのエピソードが秀逸。 基本的には一話完結で読みやすく、淡い感じの独特な絵柄も大好きです。
0投稿日: 2012.01.20
powered by ブクログ日本の原風景を感じる漫画。アニメも雰囲気がかなりいい。日本人なら、いやそうでなくても一度は手にとって欲しい一作。名作です。
0投稿日: 2011.11.16
powered by ブクログ蟲とは、生と死の間に在る「モノ」だ。 「者」のようで「物」でもある、 死にながら生きているような「モノ」。 それは一度きりの”瞬間の死”より、想像を絶する修羅だとは思わんか。(p.210)
0投稿日: 2011.11.08
powered by ブクログ読んでいると、不思議と現実と引き離される感覚になれる本。しんとした空気に触れるような、とにかく不思議な気持ちになります。アニメもオススメ!蟲師の空間を壊さない素晴らしい作品でした。
0投稿日: 2011.11.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
10巻まで刊行されていて、完結している作品なので、1~10巻まで全体の感想です。 全体的な世界観は、明らかに宮崎駿の『風の谷のナウシカ』と『もののけ姫』にかなりのインスピレーションを得ていると思いますが、パクリといったものとは違うかと。作者の独創的な世界感がプラスされていて、『蟲師』独特の世界観になっています。 ストーリーは一話ずつ、完結するので、ちょっとずつ読むのにも適していて(面白くてまとめ読みしてしまいましたが)、時間のない人でもこつこつ読めます。心温まる話もあれば、そこはかとなく哀しい余韻が残る話もあり、作者のストーリーテリングの巧さが光ります。個人的には、2巻「雨が来る虹がたつ」、4巻「一夜橋」、5巻「沖つ波」、かなり衝撃的だった7巻「花惑い」などのエピソードが好きです。エピソードのネーミングセンスも抜群。他もいいエピソードばかりです。 作者の人生観とも言うべきか、自然や蟲はただそこにあるもの(良いものでも悪いものでもない)という考えや、いわゆるケセラセラ的・なるようになる、という考えが、作品全体を貫いているように感じます。善悪はっきりつける二元論に囚われない、振り幅を持った作者の考え方が、多種多様なエピソードにつながっています。 漫画としては、登場人物の顔がどれも似ているのが、少し残念。基本的に1話完結にしているのは、そのへんの作者の力量からすると、非常に賢明だったと思います。10巻で、何の終わりも感じさせず、ふいに完結となってしまうのも残念。上記の作品全体を貫く思想を考えると、違和感はないのですが、もっと読みたかったというのが素直な思いです。
1投稿日: 2011.10.18
powered by ブクログ出版社/著者からの内容紹介 アフタヌーン・シーズン増刊発、待望の単行本第1集。 ヒトと蟲との世が重なる時、蟲師・ギンコが現れる。 およそ遠しとされしもの――見慣れた動植物とはまるで違うとおぼしきモノ達それら異形の一群をヒトは古くから畏れを含みいつしか総じて「蟲」と呼んだ。 ◆蟲師シリーズ第一巻。(シリーズ完結済) ギンコによって淡々と語られる、この世に生きるものの不思議。 見えざる世界に恋焦がれてしまいそうです。(だいたいいつものことですが。) 美麗なアニメにもなりました。映画は・・・賛否両論なのかな。
0投稿日: 2011.08.27
powered by ブクログバットエンドというわけではない、けれどどこか救われない、それでいて心温まる そんなゆったりとしたマンガです 作者が女性からなのか、自然の表現と非現実な虫の絵が違和感なく丁寧に描かれいて、不条理ないストーリーと相俟って非常に読みやすいです あ、アニメもお勧めです
0投稿日: 2011.08.23
powered by ブクログ民俗学的な不思議な感じがすごく好き。静かで、穏やかな雰囲気。 アニメの完成度もすごい。映画化などされていない…
0投稿日: 2011.07.25
powered by ブクログ著者漆原さんは、自然に関する話がとても上手で心に響く話をかく方です。水域を読んで、この蟲師を手にしました。身近なようで遠い世界のような話・・・一気に10巻読みました。タッチもすごく世界観が出ていてとてもいいけど、登場人物が毎回とても似ているのはご愛敬で・・・。
0投稿日: 2011.06.18
powered by ブクログ世界観がとても綺麗な作品。『蟲』という異形の生物が引き起こす事件に対し、『蟲師』として主人公・ギンコがどう対処するか。自然との関わり方を考えさせられる作品でもあります。 10巻で簡潔済み。どの話もよんで損はありません!
0投稿日: 2011.06.13
powered by ブクログこの世界観は異常です、良い意味で。虫をこんなに繊細な生き物として捉えられるのは漆原先生だけだと思います。
0投稿日: 2011.06.11
powered by ブクログ全10巻、完結。 表紙の手触りの良さと、水彩っぽい絵に惹かれて買ったのですが (初見の漫画に関しては、私はわりとそういう買い方が多いです) 明治から大正にかけての日本に似ていて非なる、人と蟲とが共存している世界のファンタジー。 静かで切ないお話が多いです。
0投稿日: 2011.06.05
powered by ブクログ老若男女どなたにでもお勧めできる名作。昔話を読むような感覚で楽しめます。アニメの出来も素晴らしく、原作もアニメも同じ度合いでお勧めできる作品って少ないので、そういう意味でも名作。
0投稿日: 2011.05.26
powered by ブクログ1-10巻。良い。生き物としての人。この作者は夏目友人帳とは別人だよね?大切な存在を持つことで強くも弱くもなるのだなと。
0投稿日: 2011.05.22
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
映画とかでちょっと話題になってたけど、 読む気は全然なかったんだよね。 でも・・・ 本屋さんにあったお試しブックみたいなのを読んで、 気に入ってついつい買っちゃいました。 ぅん。 買って後悔はしてない!
0投稿日: 2011.05.12
powered by ブクログ不思議な空気感のある物語。 日本と似ている、しかし日本ではない世界にいる蟲と人とが織りなす物語。 主人公のギンコは人と蟲とを繋ぐ位置にいます。 しかし、すべての出来事を幸せな終わりにすることはできません。 初めて見たのが本屋で立ち読みをした時でした。 『枕の小路』を読んで、これは買わなくてはいけない!と、 その時出ていた3巻すべてをレジに持って行った思い出があります。 人も蟲もそれぞれがあるようにあるお話。
0投稿日: 2011.04.24
powered by ブクログ全10巻すべてそろえました。 タイトルにもある”蟲師”というのは、 このお話の核である”蟲”という生命の源のような”イキモノ”… というより”自然現象”と例えた方が正しいような”モノ”をあつかうのを生業とする人達。 主人公である、蟲師で旅人であるギンコは、明治?時代くらいの自然あふれる村々を放浪しながら、蟲に関する出来事を…か…解決…? ダメだうまくいえない(笑) 全10巻に、1話完結短編ストーリーがつまっているのですが、どの話も山や自然と共に生きる人々が感じられて素敵です。 …とにかく素敵。。
0投稿日: 2011.04.15
powered by ブクログ世界観・絵柄が好きです。 雰囲気で理解する部分も多いので人は選ぶかも。 蟲は存在するんじゃないかと思ってしまう。
0投稿日: 2011.04.13
powered by ブクログひとつひとつの物語に切なさも恐ろしさもあり、しかしどこか温かい。山や海といった自然やそこに住む人々の描写がとても癒しだった。何故か食べ物がすごく美味しそうに感じた。蟲師の世界観が好き。ギンコさんも大好き。年齢不詳だが。初期はちょっとした聖人のように感じていた彼の生い立ちも巻を追うごとに触れてくれて嬉しかった。 最後はやっぱりこんなふうに終わるんだなあと思った。気になるところもあるが、この漫画の基本はそこじゃないのだろうな。 ギンコさんの旅を追えなくなるのが寂しい!
0投稿日: 2011.04.04
powered by ブクログ主人公のひとかっこいい! オダジョ賛成! こーゆうの好きなひとけっこーいるだろーなー うん、いるだろーなー まあまあ儲かりそうだなーー でも私は2巻はいーや、うん
0投稿日: 2011.03.27
powered by ブクログ現実味のない話なのに妙に納得させられてしまう作品。 あの現象はこういうことだったのかとついつい思ってしまう。 よくできたお話 やさしいやさしいブラックジャックのようなキャラクターが素敵 冷静かつふと人間味があふれた所を魅せてくれる。
0投稿日: 2011.03.26
powered by ブクログストーリーもさることながら この人の描く絵が大好き。 強いて言うなれば色が好き。 すごくキレイ。
0投稿日: 2011.03.14
powered by ブクログ怖かったり温かかったり切なかったり。美しくも怖い世界観。本の装飾も素敵。個人的には「柔らかい角」が好き。
0投稿日: 2011.02.10
powered by ブクログ自然を書くのがもの凄く上手いなぁ、と思った作品 トーンを使うのがもの凄く、上手く使ってないと感じさせるぐらいなじんでました。 話も短編構成で読みやすく、キャラクターもそれぞれがちゃんとした個性を持っていてかぶりはなかったです。 とりあえず、一冊 とオススメできる作品です 完結済み 1から10巻まで発売中
0投稿日: 2011.01.29
powered by ブクログ日本人の古き好き心かと。どちらかが搾取するのではなく、どちらも違うモノとして共存し、時に苦しみ時に喜ぶ。大自然の有無言わせない力がこの漫画で『蟲』と具体的な姿で顕在しているように感じました。考えながら読む、難しいけれど素晴らしい漫画だと思います。
0投稿日: 2011.01.28
powered by ブクログ発売されていた当初はあまり面白くない印象で放置していたけれども、今にして思えば当時の読み方が雑なだけだったかもしれん。民話や昔話に出てくるような不思議な話を「蟲」という存在を中心に再構成した作品。「妖怪」「お化け」ではなく「蟲」という所が非常にユニーク。そういえば、夜口笛を吹くと蛇が出るって言われてたな、とか、親や祖父母が言っていたことを思い出す瞬間があり、懐かしい。1編、1編が余韻を残す現代の民話。いつか、続きを書いて欲しい。
0投稿日: 2011.01.04
powered by ブクログ静かで幻想的。でも雰囲気漫画ってわけではなく内容もしっかりしていてとても面白いです。 終わってしまったのが残念。
0投稿日: 2011.01.03
powered by ブクログ不思議で素朴で少し怖い魅力的な世界。 先にアニメを見た。 思ったよりもずっと良かったのでコミックスも読むことにした。 さらに良かった。 これ以来、この世界に触れるのはいい時間だった。 (2009年04月05日読了)
0投稿日: 2010.12.15
powered by ブクログ学生時代にたまたま深夜アニメで見た時の衝撃ったら〜なかばい!これはもう読んでみなさいってアータ( ゜д゜)ノ ホレ?
0投稿日: 2010.12.07
powered by ブクログ友達から借りて読んだけど,結構面白かった. 蟲という妖怪?妖精?みたいな存在のせいで病気になっている人を助けてまわるブラックジャック的なお話. あくまでお医者さん的立ち位置なので、「妖怪どもをブッ殺してやるぜ!」系アクションマンガではございません!w いろんな人間の苦悩や感情が詰め込まれてて,なかなかに読みがいありました.ただ全体的に重い話ばっかです. ほぼ一話完結なので読みやすいっちゃ読みやすい.
0投稿日: 2010.11.25
powered by ブクログ人しかいない世界だったら嫌悪だけがわだかまる所を、蟲が肩代わりしてくれる。 極端に染まりきれない存在は、どんな局面でもうっすら孤独と親しんでいる。
0投稿日: 2010.11.01
powered by ブクログ雰囲気がすごく好き。蟲という不思議なモノたちを中心に、時に温かく、時に残酷なお話が繰り広げられます。淡々と進むので、物足りなさはありますが、世界観が好きになれたなら気にならない筈。絵柄は荒いですが、それがまた味を出しています。
0投稿日: 2010.10.20
powered by ブクログ仄暗くて幻想的。まだ3か4巻くらいしか出ていなかった頃に出逢い、見たこともない世界観に圧倒されました。それ以来次の巻が出るのを毎回本当に待ち遠しくおもっていました。
0投稿日: 2010.10.13
powered by ブクログ蟲についての記述があまりなく、当たり前のように共存している世界。身近な神的世界を想像する。自分という枠組みを超えたところにあるものを描いている漫画が好き。
0投稿日: 2010.10.12
powered by ブクログ雰囲気がいい。 どういえばいいか分からないけれど、ふわっとした感じが好き。 1、2、7、8巻所有。
0投稿日: 2010.09.23
powered by ブクログ友達から拝借。手にとってすぐカバーの紙質に驚きました。 妖怪…というか、「蟲」を対処する人ギンコの話ですね。 画風が素敵です。あと、1話ごとに完結になっているので読みやすい。ただぷつぷつ切れているんじゃなくて、一連の流れはありますけど… …ちょっとだけ、サンジに見えてしまった(^_^;)見た目だけです…
0投稿日: 2010.09.03
powered by ブクログ異界妖怪ものが何をやっても百鬼夜行抄のパクりになってしまっていたところに鮮烈な世界観を持って登場した佳作。
0投稿日: 2010.08.23
