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まさしさんのレビュー
いいね!された数87
  • カナクのキセキ1

    カナクのキセキ1

    上総朋大,さらちよみ

    富士見ファンタジア文庫

    石碑を巡る旅と初心な恋

    数奇な運命を辿ることになったカナクとユーリエが、何を思い、何を感じ、どんな人生を歩むのか? それが知りたくなる素敵な物語でした。

    1
    投稿日: 2015.10.22
  • 闇堕ち騎士がダンジョン始めました!!2

    闇堕ち騎士がダンジョン始めました!!2

    東亮太,ユメのオワリ

    角川スニーカー文庫

    ほのぼのできる作品

    1巻を読んでから随分経っているので忘れてしまっている部分が多く、こんな設定だったっけ? なんて、思い出しながら読む羽目になったのが悔やまれる。 カワイイ魔物たちとにぎやかにダンジョン経営を繰り広げる様子がとても愛くるしくて、ほのぼのできる作品です。

    0
    投稿日: 2015.10.22
  • 神が愛した天才数学者たち

    神が愛した天才数学者たち

    吉永良正

    角川ソフィア文庫

    とても濃密な一冊

    そんなに厚い本じゃないのに読み終えるのに一ヶ月かかった。それぐらい濃密です。 濃密過ぎて私が内容を覚えるには何度も読み返す必要があります。が、この本は意欲的な中学生向けに書かれた本だそうです。その内容を一読で理解できない大人って一体・・・

    5
    投稿日: 2015.03.07
  • 偉大なる、しゅららぼん

    偉大なる、しゅららぼん

    万城目学

    集英社文庫

    ちょっと変わった日本あります

    一昔前なら、力を継承する次世代たちが誇りを持って力を継承する姿が描かれたことでしょうが、人とは違う力を拒絶するというのが、なんとも今の若者らしかった。 けど、このちょっと無責任で逃げ腰な姿に共感せずにいられません。それだけに、淡十郎と棗の決断が胸に刺さります。

    1
    投稿日: 2015.03.07
  • GOSICK BLUE

    GOSICK BLUE

    桜庭一樹

    角川書店単行本

    新大陸でのエピソードゼロ

    新大陸でいったいどんな生活が始まるのか? 楽しみに読み始めたら、いきなり事件に巻き込まれますか・・・ なんだかとても二人らしいけど、平穏な日常が訪れることはないのかと心配になる。しかし、平穏に過ごしていてもちょっとでも気になることがあったら一弥は進んで揉め事に顔を突っ込みそうだから無理か。 騒動に巻き込まれながらも幸せに暮らせている姿がみられるシリーズとして続いてくれるといいな。

    3
    投稿日: 2015.03.07
  • 神が愛した天才科学者たち

    神が愛した天才科学者たち

    山田大隆

    角川ソフィア文庫

    偉大な科学者ハンドブック

    一人につき5つの項目に分けて簡単に紹介している簡易偉人伝なので、興味ある人物に出会うための入門書、ハンドブックと捉えて読むのがいいでしょう。

    0
    投稿日: 2014.10.26
  • 雀蜂

    雀蜂

    貴志祐介

    角川ホラー文庫

    書籍説明どおり、予想もしない結末でした。

    主人公は名声を得た小説家だし、人に恨まれるような人物なので、主人公に自分を重ねて楽しむタイプの自分としては、自分を重ねられず物語に入り込めなかった。 でもそれは序盤だけ。作品のために調べた雀蜂の知識を活かした逃亡劇がはじまると、俄然面白くなりました。 それだけに、あんな結末が待っているとは・・・ 予想もしない結末でした。

    3
    投稿日: 2014.10.26
  • 本日は大安なり

    本日は大安なり

    辻村深月

    角川文庫

    とある結婚式会場での一日

    同じ日にこれだけいろいろ抱えた結婚式が重なるか? と感じてしまい、残念ながら物語に入り込めませんでした。 個々の物語は面白かったので、別々の日に起った連作短篇という構成だったら印象も違った気がします

    0
    投稿日: 2014.10.02
  • ウラミズ

    ウラミズ

    佐島佑

    角川ホラー文庫

    秀逸なアイデアの個性派作品

    霊を合成して、販売するアイデアがとてもユニークで面白かった。 しかし、登場人物にまったく共感できず、一切感情移入できませんでした。 主人公に 自分を重ねて楽しむことができなかったのが残念。

    0
    投稿日: 2014.10.02
  • 万能鑑定士Q:全事件簿

    万能鑑定士Q:全事件簿

    松岡圭祐

    角川文庫

    全十二巻+αでもサクサク読めます

    読むと自然に雑学に強くなれる。物語よりも雑学に比重が置かれた、雑学のために物語があるという一風変わったシリーズを一気に楽しめます。 十二巻もあるので二の足を踏んでしまいますが、難解ではないし、凛田莉子や小笠原悠斗をはじめ愛嬌あるキャラクタが魅力的なので、飽きることなく一気に読み終えることができました。

    2
    投稿日: 2014.10.02