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九州男児さんのレビュー
いいね!された数1516
  • 熱帯夜

    熱帯夜

    曽根圭介

    角川ホラー文庫

    悪くない…

    短編3話。 それぞれの作品中に、 それぞれの話が交差し、 最終的にまとまる感じ。 おもしろく読めたけど やはり短編。 少し物足りないかなぁ。 是非、この作者さんの 長編1話の作品を読んで みたいところ。

    2
    投稿日: 2014.03.14
  • 指し手の顔(下) 脳男2

    指し手の顔(下) 脳男2

    首藤瓜於

    講談社文庫

    ラストが…

    上巻からの勢いで、 途中ハラハラする場面もあり 「これは!?」←と思ったが 最終的には、イマイチかな。 とはいえ、遅読家の僕にしては すごい速さで読み終えたので グイグイ引き込まれたのかも しれない。 でも、ラストは…うぅ~ん。 主人公との対決が、もっと ほしかったかな。誰が主人公なのか 微妙。 次は、鈴木一郎の出番がもっと ほしい。次回はあるのかな? ※作者さん、お亡くなりになってる  のですね。次回はないか、残念。

    3
    投稿日: 2014.03.02
  • 指し手の顔(上) 脳男2

    指し手の顔(上) 脳男2

    首藤瓜於

    講談社文庫

    主人公は誰?…

    キリスト教、精神医学に 興味があって、鈴木一郎の 出番が気にならない人ならば 楽しめると思います。 僕個人は、下巻へつながるまでの タラタラと長い伏線?のような 内容でも、楽しめたと思う。 でも、興味ない人はどうかなぁ? 主人公の活躍を抜きに考えれば 面白いと思いますが。

    2
    投稿日: 2014.03.02
  • 煙が目にしみる

    煙が目にしみる

    石川渓月

    光文社文庫

    キャラ設定が抜群…

    博多弁とも、福岡弁とも つかない方言はともかく。 登場キャラが非常に好ましく 読んでいて、楽しかった。 ハードボイルド調の語り口。 内容もわかりやすく、 ハードボイルドにありがちな 訳の分からん難しさもない。 個人的には、面白かった。 僕自身が福岡県人という贔屓目を 差し引いても、「買いだ!」と おすすめできる作品だと思う。

    1
    投稿日: 2014.02.21
  • ダウン・バイ・ロー

    ダウン・バイ・ロー

    深町秋生

    講談社文庫

    田舎の大事件…

    誰が犯人?とか、そういうことを 推理していくような内容ではないので ミステリーではないのかな。 暴力、敵討ち、田舎の良し悪し、 色んな材料が混じってる感じ。 深町作品は、あまりハズレがない。 ワクワク、モヤモヤ、ドキドキ、 スッキリ…面白く読めました。

    0
    投稿日: 2014.02.17
  • ゲノムハザード

    ゲノムハザード

    司城志朗

    小学館文庫

    ハードボイルド???…

    こういう語調って、ハードボイルド? ですよね? 伏線でも何でもないような表現が いたるところにあって、単調な 語り口。 でも、この作品は嫌いじゃないな。 むしろ、好きな部類に入ります。 ポイントをあわせるために購入したけど 損はなかったと思います。 モヤモヤなラストが好きなんですけど これは、スッキリラストかな。

    3
    投稿日: 2014.02.08
  • シャドウ

    シャドウ

    道尾秀介

    東京創元社

    もう少し足りない感が…

    嫌いではないです。 モヤモヤ感とかドロドロ感が ほしい人には、物足りない。 最後はスッキリ?かなぁ、微妙。 しいて言えば、悪者になった 人物の所業に、感情移入し過ぎ むかっ腹がたちました。 無難な作品です。

    5
    投稿日: 2014.02.01
  • アクセス

    アクセス

    誉田哲也

    新潮社

    好きな部類に入ります…

    電話とか通信を使っての ストーカーものかと思いきや。 こんな話しだったとは…。 しかし誉田哲也氏は、 作品一つ一つ、同じ人が書いたとは 思えないバラエティさですね。 面白かった。

    1
    投稿日: 2014.01.26
  • なまづま

    なまづま

    堀井拓馬

    角川ホラー文庫

    これ、ホラー???…

    うぅ~ん、どう考えても この作品がホラーとは 思えない。 第一、怖くない。 気持ち悪い粘液とかの 描写はあるものの。 内容も、今ひとつ。 表紙の、額から血を 流した女性の絵にひかれ 購入しましたが、 正直、期待はずれでした。 まぁ、好きな人は好きかも しれないけど。

    1
    投稿日: 2014.01.06
  • ハサミ男

    ハサミ男

    殊能将之

    講談社文庫

    アイデアはいいが…

    殺人犯の観点から物語が進む。 こういうジャンルは今まであまり なかったので、斬新だとは思う。 途中、どういうこと?と、内容の 人間関係を確認し直す部分が あったのは、僕の読解力不足かな。 最後がもう少し…ひとくせ、ふたくせ ひねりがほしかった。

    3
    投稿日: 2013.12.27