
熱帯夜
曽根圭介
角川ホラー文庫
悪くない…
短編3話。 それぞれの作品中に、 それぞれの話が交差し、 最終的にまとまる感じ。 おもしろく読めたけど やはり短編。 少し物足りないかなぁ。 是非、この作者さんの 長編1話の作品を読んで みたいところ。
2投稿日: 2014.03.14指し手の顔(下) 脳男2
首藤瓜於
講談社文庫
ラストが…
上巻からの勢いで、 途中ハラハラする場面もあり 「これは!?」←と思ったが 最終的には、イマイチかな。 とはいえ、遅読家の僕にしては すごい速さで読み終えたので グイグイ引き込まれたのかも しれない。 でも、ラストは…うぅ~ん。 主人公との対決が、もっと ほしかったかな。誰が主人公なのか 微妙。 次は、鈴木一郎の出番がもっと ほしい。次回はあるのかな? ※作者さん、お亡くなりになってる のですね。次回はないか、残念。
3投稿日: 2014.03.02指し手の顔(上) 脳男2
首藤瓜於
講談社文庫
主人公は誰?…
キリスト教、精神医学に 興味があって、鈴木一郎の 出番が気にならない人ならば 楽しめると思います。 僕個人は、下巻へつながるまでの タラタラと長い伏線?のような 内容でも、楽しめたと思う。 でも、興味ない人はどうかなぁ? 主人公の活躍を抜きに考えれば 面白いと思いますが。
2投稿日: 2014.03.02煙が目にしみる
石川渓月
光文社文庫
キャラ設定が抜群…
博多弁とも、福岡弁とも つかない方言はともかく。 登場キャラが非常に好ましく 読んでいて、楽しかった。 ハードボイルド調の語り口。 内容もわかりやすく、 ハードボイルドにありがちな 訳の分からん難しさもない。 個人的には、面白かった。 僕自身が福岡県人という贔屓目を 差し引いても、「買いだ!」と おすすめできる作品だと思う。
1投稿日: 2014.02.21ダウン・バイ・ロー
深町秋生
講談社文庫
田舎の大事件…
誰が犯人?とか、そういうことを 推理していくような内容ではないので ミステリーではないのかな。 暴力、敵討ち、田舎の良し悪し、 色んな材料が混じってる感じ。 深町作品は、あまりハズレがない。 ワクワク、モヤモヤ、ドキドキ、 スッキリ…面白く読めました。
0投稿日: 2014.02.17ゲノムハザード
司城志朗
小学館文庫
ハードボイルド???…
こういう語調って、ハードボイルド? ですよね? 伏線でも何でもないような表現が いたるところにあって、単調な 語り口。 でも、この作品は嫌いじゃないな。 むしろ、好きな部類に入ります。 ポイントをあわせるために購入したけど 損はなかったと思います。 モヤモヤなラストが好きなんですけど これは、スッキリラストかな。
3投稿日: 2014.02.08シャドウ
道尾秀介
東京創元社
もう少し足りない感が…
嫌いではないです。 モヤモヤ感とかドロドロ感が ほしい人には、物足りない。 最後はスッキリ?かなぁ、微妙。 しいて言えば、悪者になった 人物の所業に、感情移入し過ぎ むかっ腹がたちました。 無難な作品です。
5投稿日: 2014.02.01アクセス
誉田哲也
新潮社
好きな部類に入ります…
電話とか通信を使っての ストーカーものかと思いきや。 こんな話しだったとは…。 しかし誉田哲也氏は、 作品一つ一つ、同じ人が書いたとは 思えないバラエティさですね。 面白かった。
1投稿日: 2014.01.26なまづま
堀井拓馬
角川ホラー文庫
これ、ホラー???…
うぅ~ん、どう考えても この作品がホラーとは 思えない。 第一、怖くない。 気持ち悪い粘液とかの 描写はあるものの。 内容も、今ひとつ。 表紙の、額から血を 流した女性の絵にひかれ 購入しましたが、 正直、期待はずれでした。 まぁ、好きな人は好きかも しれないけど。
1投稿日: 2014.01.06ハサミ男
殊能将之
講談社文庫
アイデアはいいが…
殺人犯の観点から物語が進む。 こういうジャンルは今まであまり なかったので、斬新だとは思う。 途中、どういうこと?と、内容の 人間関係を確認し直す部分が あったのは、僕の読解力不足かな。 最後がもう少し…ひとくせ、ふたくせ ひねりがほしかった。
3投稿日: 2013.12.27