
悪の教典(上)
貴志祐介
文春文庫
どこにでも居る人当たりのいい好青年でそれも教師だという
生徒にも人気があり、同僚先生からの信頼も熱い。優しくk語りかけ難題を解決しようとする姿勢はすべてを自分のコントロール下に置きたいからだ。 背くものには殺人も屁とも思わず、絶対ばれない完璧な殺人で疑うものは誰も居ない。 上巻はそんな彼が形成された環境などにも触れている。今から下巻に進むのですがどんな結末が待ってるのでしょうか。
0投稿日: 2014.07.22万能鑑定士Qの事件簿 II
松岡圭祐
角川文庫
軽いミステリーだと思ったら大間違い
Ⅱ巻からは、日本がスーパーインフレで大恐慌。どんでん返しの繰り返しで、最後に衝撃の結末が待っていたのは! 力士シールの作られたわけ、それが偽札事件に結びついた時は中々の衝撃でした。今後もシリーズを読むのが楽しみ。
2投稿日: 2014.07.19万能鑑定士Qの事件簿 I
松岡圭祐
角川文庫
すべてのものを記憶する万能鑑定士Q
沖縄県波照間で生まれ高校までずっと学力最下位だった凛田莉子が、村のために何が出来るかと思い、特に目指す職業もなく東京へ上京することになる。 そこで色々な人と出会い自分は人一倍感受性が強く、それを活かした記憶学習によって、あらゆるものを吸収し万能鑑定士Qと名乗り難事件を解決していく。 Ⅰ巻は彼女の生い立ちと万能鑑定士Qと名乗るまでを中心に描かれてて、Ⅰ巻で起こった事件はⅡ巻へ続きます。 日本社会が崩壊する大事件にまで発展しててⅡ巻が楽しみでたまらないです。
2投稿日: 2014.07.18私が殺した少女
原りょう
早川書房
かっこいいおっさん、探偵沢崎!
ショッキングなタイトルと違ってホラーものではなく、中身は物静かな探偵のハードボイルド小説。 以前から各所のオススメミステリーでも名前が上がってたので、今回、「本好きこそ押さえておきたいこの賞作品特集」で半額セールだったので手にしてみました。 一本の事務所への電話から誘拐事件に巻き込まれ、誘拐犯の一人として逮捕された挙句、身代金の受け渡し人として事件に協力する羽目になる。 スタイリッシュな展開で、探偵沢崎を中心に事件の全貌が見えてくる。本作がシリーズ2番目で警察に疑われた理由も前作での出来事が絡んでいますが、前作読んでなくても問題ないです。 中々の長編小説ですが最後まで楽しめました。 1989年頃なので色々と時代的な設定が皆さんがおっしゃるように昭和満載です。
1投稿日: 2014.07.14All You Need Is Kill
桜坂洋
集英社スーパーダッシュ文庫
初めてのSFとしてはオススメです!
ミステリー・ホラーものが大好きなので、普段はなかなかこの手の本には興味を持たないのですが、映画化もされると言うことなので購入してみました。 本格的なSF小説自体読んだことないのでうまく言えないのですが、ライトノベル(よく分かってないです)SFだともっと薄い設定内容なのかなと見くびってたら、世界観も人物像もしっかりしててどんどん引き込まれていきました。 後半は駆け抜けた感はありましたが、気分的にはもうちょっとこの本の世界を見てみたかったです。
3投稿日: 2014.07.10ぼっけえ、きょうてえ
岩井志麻子
角川ホラー文庫
ホラーの短編作
どこの地域にでも必ずある怪談話。あまりの恐ろしさに久しぶりにゾクッとした。 村社会ほど怖いものはない。言い伝えにはちゃんと意味がある。しかし、本当の話も入ってるのかな。怖いわー。
1投稿日: 2014.07.08イニシエーション・ラブ
乾くるみ
文春文庫
また、なんども確認するだろう
内容としては普通の恋愛小説としてしか思えんかったが、解説HPを見てやっとわかった。なかなかのトリック小説。
2投稿日: 2014.07.08青の炎
貴志祐介
角川文庫
正義とは何か
高校生が家族を守るためにと犯罪に手を染めてしまう。 ラストには言葉に詰まってしまった。
5投稿日: 2014.07.08十三番目の人格 ISOLA
貴志祐介
角川ホラー文庫
多重人格
第三の悪魔の人格。後半からSFっぽい展開になっちゃったのが-1。でもラストの終わり方は嫌いじゃない。
2投稿日: 2014.07.08黒い家
貴志祐介
KADOKAWA
人は金のためならなんでもする。人間が一番怖い
映画化もされた貴志祐介のホラー小説。 映画はまだ見てないが原作が怖いと絶賛されてる理由がわかる。
3投稿日: 2014.07.08