
町長選挙
奥田英朗
文春文庫
伊良部シリーズ第三弾
今回はピンとくる何名かの有名人が出てきて伊良部先生とのやり取りが妙にリアルで面白かったです。 表題にもある「町長選挙」は目前に町長選挙をひかえた離島の島に伊良部先生が2ヶ月間やってきた。父は超有名な総合病院の医院長なので各陣営に翻弄される伊良部先生。圧倒されてさすがの伊良部先生も引きこもってしまってさあどうなるのかお楽しみです。
2投稿日: 2014.08.10
東西ミステリーベスト100
文藝春秋
文春文庫
国内・海外全200冊をランキングを元にレビューやうんちくなど
ミステリー小説のバイブルとなる本です。Readerで読んでますがとっても見やすいです。
0投稿日: 2014.08.08
そして夜は甦る
原りょう
早川書房
かっこいいおっさんのデビュー作
原 りょう のデビュー作。「私が殺した少女」を先に読んでたので2作目との繋がりを楽しみながら読めた。 前作が良すぎたので期待しすぎてしまって最後はダラダラと読んでしまった。
0投稿日: 2014.08.08
ガダラの豚 III
中島らも
集英社文庫
ふー
読み終わった。3巻にも及ぶ長い長い冒険だった。カルト的人気がある作品として納得。
2投稿日: 2014.08.01
ガダラの豚 II
中島らも
集英社文庫
ぐいぐい引き込まれていく
トリックを暴きの1巻から2巻はアフリカの呪術探索へ。 想像も出来ない展開で最後までハラハラドキドキ。以外な展開にさらに驚き。 そしてラスト3巻へ。こっちまで大冒険をしてるようだわ。
2投稿日: 2014.07.31
ガダラの豚 I
中島らも
集英社文庫
ユーモア満載の面白い小説
3部作のまず第1部。奇跡が売りのカルト宗教にはまってしまった妻を奪還しようと、胡散臭い連中のトリックを暴く奇術師のミラクルに相談を持ちかけ一緒に妻の洗脳はずしに挑む。 著作と関係ないが90年代と言えばオカルトブームで、胡散臭い連中がバラエティ番組にたくさん出ていた。それが面白かったからそれでよかった。そしてTVに引っ張りだったあのカルト宗教がテロを起こした。そんな時代に少しずつ巨大化していくカルト宗教を題材にした痛快エンタテイメント!
2投稿日: 2014.07.29
空中ブランコ
奥田英朗
文春文庫
「イン・ザ・プール」以上に笑わしてもらいました
あの伊良部先生が患者のためにとヤクザの島争いの話し合いの場に同席してるんですよ。サングラスをかけて同業者のフリまでして。 そしたらですよ、ボディチェックをされたときに内ポケットから注射器が出てきたんですよ(笑)
3投稿日: 2014.07.27
悪の教典(下)
貴志祐介
文春文庫
読み終わったあとにタイトルを見直すと寒気がする
下巻は追われる側の恐怖だけでなく、蓮見聖司(狩る方の視点)を中心に描かれてる。 あまりのリアルさと残虐さにこれはスナッフ小説のように思えた。
2投稿日: 2014.07.24
悪の教典(上)
貴志祐介
文春文庫
どこにでも居る人当たりのいい好青年でそれも教師だという
生徒にも人気があり、同僚先生からの信頼も熱い。優しくk語りかけ難題を解決しようとする姿勢はすべてを自分のコントロール下に置きたいからだ。 背くものには殺人も屁とも思わず、絶対ばれない完璧な殺人で疑うものは誰も居ない。 上巻はそんな彼が形成された環境などにも触れている。今から下巻に進むのですがどんな結末が待ってるのでしょうか。
0投稿日: 2014.07.22
万能鑑定士Qの事件簿 II
松岡圭祐
角川文庫
軽いミステリーだと思ったら大間違い
Ⅱ巻からは、日本がスーパーインフレで大恐慌。どんでん返しの繰り返しで、最後に衝撃の結末が待っていたのは! 力士シールの作られたわけ、それが偽札事件に結びついた時は中々の衝撃でした。今後もシリーズを読むのが楽しみ。
2投稿日: 2014.07.19
