
バースデイ
鈴木光司
角川ホラー文庫
ほんとうの意味で完結したかな
3部作を補完する意味での短篇集。3部作にこの短編を混ぜてもよいストーリー内容でした。
0投稿日: 2014.08.13ループ
鈴木光司
角川ホラー文庫
完結編にして隠れた名作
映画とのギャップが大きすぎて原作の「リング」「らせん」ともあまり良い評価してなかった。ホラー小説だと思って読んでたらまったく怖くない。前2作とも記憶から吹っ飛んでたのもあって完結編と言うことで手に取って読んでみたら意外と面白い。「らせん」も再度パラパラめくってみたらちゃんと最後のあらすじと繋がってる。以外と面白かったので再度、3部作を最初から読もうと思う。その前に「バースデイ」からかな。
0投稿日: 2014.08.12町長選挙
奥田英朗
文春文庫
伊良部シリーズ第三弾
今回はピンとくる何名かの有名人が出てきて伊良部先生とのやり取りが妙にリアルで面白かったです。 表題にもある「町長選挙」は目前に町長選挙をひかえた離島の島に伊良部先生が2ヶ月間やってきた。父は超有名な総合病院の医院長なので各陣営に翻弄される伊良部先生。圧倒されてさすがの伊良部先生も引きこもってしまってさあどうなるのかお楽しみです。
2投稿日: 2014.08.10東西ミステリーベスト100
文藝春秋
文春文庫
国内・海外全200冊をランキングを元にレビューやうんちくなど
ミステリー小説のバイブルとなる本です。Readerで読んでますがとっても見やすいです。
0投稿日: 2014.08.08そして夜は甦る
原りょう
早川書房
かっこいいおっさんのデビュー作
原 りょう のデビュー作。「私が殺した少女」を先に読んでたので2作目との繋がりを楽しみながら読めた。 前作が良すぎたので期待しすぎてしまって最後はダラダラと読んでしまった。
0投稿日: 2014.08.08ガダラの豚 III
中島らも
集英社文庫
ふー
読み終わった。3巻にも及ぶ長い長い冒険だった。カルト的人気がある作品として納得。
2投稿日: 2014.08.01ガダラの豚 II
中島らも
集英社文庫
ぐいぐい引き込まれていく
トリックを暴きの1巻から2巻はアフリカの呪術探索へ。 想像も出来ない展開で最後までハラハラドキドキ。以外な展開にさらに驚き。 そしてラスト3巻へ。こっちまで大冒険をしてるようだわ。
2投稿日: 2014.07.31ガダラの豚 I
中島らも
集英社文庫
ユーモア満載の面白い小説
3部作のまず第1部。奇跡が売りのカルト宗教にはまってしまった妻を奪還しようと、胡散臭い連中のトリックを暴く奇術師のミラクルに相談を持ちかけ一緒に妻の洗脳はずしに挑む。 著作と関係ないが90年代と言えばオカルトブームで、胡散臭い連中がバラエティ番組にたくさん出ていた。それが面白かったからそれでよかった。そしてTVに引っ張りだったあのカルト宗教がテロを起こした。そんな時代に少しずつ巨大化していくカルト宗教を題材にした痛快エンタテイメント!
2投稿日: 2014.07.29空中ブランコ
奥田英朗
文春文庫
「イン・ザ・プール」以上に笑わしてもらいました
あの伊良部先生が患者のためにとヤクザの島争いの話し合いの場に同席してるんですよ。サングラスをかけて同業者のフリまでして。 そしたらですよ、ボディチェックをされたときに内ポケットから注射器が出てきたんですよ(笑)
3投稿日: 2014.07.27悪の教典(下)
貴志祐介
文春文庫
読み終わったあとにタイトルを見直すと寒気がする
下巻は追われる側の恐怖だけでなく、蓮見聖司(狩る方の視点)を中心に描かれてる。 あまりのリアルさと残虐さにこれはスナッフ小説のように思えた。
2投稿日: 2014.07.24