本巻は二部構成です。 前半はヒロインが「自分が狙われている」と思い込んだせいで起こる珍騒動に振り回される話。 後半は今までにも何度か登場していた生徒会副会長が、急にハラグロに良いよって振り回される話。最後はちょっと驚くシーンで終わります。 相変わらず快調な筆の乗りで楽しめます

短編集はあまり好きで無いので、この点数になりました。 内容は悪くありません。ハラグロの妹もなかなかのプチグロっぷりで良い味出してます

うーん。前巻で一度クライマックスを迎えたので、この巻はむずかしかったのかもしれません。 ただ、心機一転、投入したキャラクターはそんなに面白くなかったです。作者の筆がのっているので、全体的にはなかなか面白いです

煽りの通りで付け足す事も無いド直球のプロットです。 解決策も意外なクライマックスシーンも最高です。 月見草平の最高作といっていいんじゃないでしょうか

ヒロインはTVジャックして世界征服アピールしようと画策します。それを防ごうとする生徒会との駆け引きです。 また、ハラグロがヒロインに隷従する原因となっていた手帳を取り返し、仲間がバラバラになりかけます。 結局どちらも、オッ思うような結末を迎えます。「ハルヒ」の完コピとして始まったシリーズですが、随分作者になじんできたように思います。登場人物が生き生きして、話もコミカルでとてもいいです

相変わらずよくわからないヒロインですが、振り回される主人公以下は楽しそうです。一応、ハーレム状態で、全員から想われているはずですが、ラブ的な要素もあまりなく気楽に読めます 最後にちょっとした事件と超常現象も軽く起きておしまい。楽しいコメディです

これまで目立たないけどいい話を書いていた作者が、売れ線狙いに転向したと思わせる作品です。ぶっちゃけ、「涼宮ハルヒ」と構造が全く一緒。 ヒロインの意味不明さはハルヒと似たようなものですが、主人公や取り巻きの女の子が個性豊かで楽しいコメディに仕上がってます

月見草平はとても好きな作家なのだけど、この話は受け付けなかった。姫宮さんの中の人もだめだったので、この作者と幼女シスコンというテーマが自分と合わないのだろうか

アニメ化を機会に読んでみました。 いやあ、厳しいですね。誰しもがもっている、ちょっとした心の闇をこれでもかとえぐります。読み終わった後に半笑いになります あ、アニメの方もよく出来ています。どちらも良い出来だと思います。２巻は心の傷が癒えたら買う事を考えよう

煽り文どおりの内容です。シチュエーションはなかなか面白い。描写も良い感じです。ただ、ヒロインになじめない。いっそ、性格破綻者だったら、まだよかったのですが。