
はたらく魔王さま!
和ヶ原聡司,029
電撃文庫
よくできたコメディです
アニメを見て買ってみました 原作もやっぱり面白いですね。こういう設定を作った作者の勝利でしょう。アニメは大傑作でしたが、原作はそこまででもないかなと思いました。これは本作が悪いのではなくて、アニメの方がいくつかの歯車がかみ合ったと奇跡的作品というべきかと思います
0投稿日: 2013.09.24
カンピオーネ! VII 斉天大聖
丈月城,シコルスキー
集英社スーパーダッシュ文庫
今のところシリーズの頂点
これはすごい。このシリーズはずっと面白かったのですが、本巻は圧倒的でした 新登場のカンピオーネは魅力的だし、何より敵はあの孫悟空です!主人公のハーレムも人が増えすぎて何が何だか。そして、「少年」の加護をハーレムメンバーに分け与えるシーンは大笑いしました。超えてはいけない一線をこえたような・・・ クライマックスにも大満足。最初から最後まで完璧でした。どこかしらで見たコメントだと、東映まんがまつりを目指したそうですが、なるほどという感じでした。 それにしても新登場のカンピオーネは三人とも実にいいです。 特に、アレクはアリスも含めて凄く引かれる物があります。長編シリーズが作れるくらい魅力的だと思います。この作者ならどんなに面白い本を書いてくれるでしょうか。 プルートーもかなり良いキャラで、外伝が何冊か書けるんじゃないかと思います。羅濠教主は難しいですね。古参のカンピオーネというとヴォバン、アイーシャと羅濠教主ですが、全員癖が強すぎて小説になりそうもない感じです。ドニは、脇役としては最高ですが、主役にはなれないタイプですね(アホだから)。これまでに書かれた話と、数本の短編で十分かな ラストシーンで最強の《鋼》についての話と次巻への伏線があります
0投稿日: 2013.09.24
遠まわりする雛
米澤穂信
角川文庫
古典部シリーズの短編集です
古典部シリーズとしては四冊目にあたります こういうのも悪くありません。もともと、大きな事件を扱うわけではありませんから、十分楽しめます。というか、別に長編で無くともいいように思います。
1投稿日: 2013.09.24
クドリャフカの順番
米澤穂信
角川文庫
古典部シリーズ第三弾
今回は犯人の動機と行動が今ひとつ腑に落ちませんでした。 しかしまあ、やっぱり面白いです。キャラクター小説の側面も大きいから、そういう楽しみをすればいい巻でしょうか
3投稿日: 2013.09.24
愚者のエンドロール
米澤穂信
角川文庫
古典部シリーズ第二弾
尻切れトンボに終わっている素人映画を完成させるという、一風変わったプロットの作品です。最後のどんでん返しも含めて楽しく読みました
1投稿日: 2013.09.24
氷菓
米澤穂信
角川文庫
ミステリ風ライトノベル?
アニメ化を機に読んでみました。 あまりミステリーは好まないので、トリックがどうとかは分かりませんが、本作品は本格ミステリというより、ライトノベルの文法であると思います。やや典型的な造形のキャラクターの掛け合いと楽しみ、そこにミステリがスパイスをきかせている。そんな作品と思います。 大きな盛り上がりはありませんが、何度か読みたくなる良品と思います
1投稿日: 2013.09.24
ルチア クラシカルロマン
華宮らら,石据カチル
ルルル文庫
さわやかな読後感で、気分がよくなります
勇気のある王女様が、成長し悪漢達から国を取り返す物語です。といっても、剣を振り回したりするわけではありませんが。 読みやすくてなかなか良いです
0投稿日: 2013.09.24
生徒会探偵キリカ3
杉井光,ぽんかん(8)
講談社ラノベ文庫
生徒会詐欺師ひかげ、という題名のシリーズにするべきでした
うーん。主人公は魅力的だと思います。人気があるのは、内気で頭がよくて可愛いキリカかも知れませんが。 もう、謎なんて刺身のつまみたいな状態で、生徒会に降りかかる難題を「生徒会詐欺師 ひかげ」が知恵とペテンで解決する物語になってます。読むのはこの巻までにします。惜しい作品でした
0投稿日: 2013.09.24
生徒会探偵キリカ2
杉井光,ぽんかん(8)
講談社ラノベ文庫
プロットが曲がってきているような
一応、いくつかの謎も解決するのですが、話の焦点がだんだん生徒会のパワーゲームに移ってきてます。キリカ、いなくてもいいのでは・・・
0投稿日: 2013.09.24
生徒会探偵キリカ1
杉井光,ぽんかん(8)
講談社ラノベ文庫
なかなか面白いです
第一の事件は部費の現金封筒消失事件、第二の事件は音楽系部活の会計不一致事件です。いずれも主人公のちょっとした助けでキリカが解決します。そしてクライマックスはキリカ自身が退学させられそうになったのを、主人公の機転でひっくり返します。 引きこもりの偏食天才小型少女とさえない僕というのは、神様のメモでも見た組み合わせです。作者が好きなんでしょうね」
1投稿日: 2013.09.24
