
クイックセーブ&ロード(イラスト簡略版)
鮎川歩,染谷
ガガガ文庫
読後感はあまり
やり直しの許された人生を歩む主人公ですが、そのせいで少しすさんでいます。 今回の話では幼なじみを救うために能力をフル活用して殺人犯に挑みます。 幼なじみのために人生を胎児から一度やり直したのにも関わらず同じ失敗をする件はどうかと思いました。 もしかすると、セーブ機能が働かないかもしれないと引っ張っておいて落ちが同じ失敗ではがっかりです。 なんだかんだで最良ではないが、ハッピーエンドで結果オーライならば、もう一度人生をやり直して殺人犯を殺人犯にならせない状況にすればよいのにと思ってしまうのは私だけか? 原因が幼なじみが中学受験を失敗するところなので頑張れば…いや、無理かな?
1投稿日: 2015.05.28
Tesoro~テゾーロ オノ・ナツメ初期短編集
オノ・ナツメ
月刊IKKI
短編集です。
ゆったり、のんびり、ほっこりそんな言葉が好きな方にオススメの本です。 短編集なのでさまざまな話がありますが、作者のテーマは他の作品と変わらないと思います。 この作者の話を始めて読む方は、まずは別の作品を読んで画風に慣れてからの方がいいと思います。 続きが読みたくなる話もありますので、続編を期待してます。 私のお気に入りはお弁当にまつわる3つの話の2つ目の話です。
2投稿日: 2015.05.26
MONSTER×MONSTER(1)
飛田ニキイチ
少年サンデー
某狩りゲーム風の世界でニート
某狩りゲーム風の世界におけるニートのお話です。 主人公らしからぬ主人公のニートっぷりが楽しめます。 主人公の母親のニート改善生活と主人公の駄目っぷりを基軸に各狩猟者の話が絡んできます。 中盤から主人公の性格改善のために主人公を鍛える狩猟者が登場してきます。 この巻の終わりに主人公の秘密らしき話が出てきます。 ニートの生態が我慢できない人にはオススメできません(笑)
0投稿日: 2015.05.22
009ノ1(1)
石ノ森章太郎
石ノ森章太郎デジタル大全
スパイなサイボーグ
009は関係ありませんが、同じ作者なので見たことあるキャラクターが出てきてます。 主人公はサイボーグでスパイという男の子の夢がつまった職業(?)です。 アクションあり、サスペンスあり、少しエロチックありの古きよき漫画です。 ちなみに、某イギリスの有名なスパイは00(ダブルオー)でサイボーグは00(ゼロゼロ)と読みます。
2投稿日: 2015.05.11
田中くんはいつもけだるげ 1巻
ウダノゾミ
ガンガンONLINE
だらだらしてますが。
基本的に主人公はだらだらしてますが、新キャラクターが出てくるとやる気をみせる時もあります。 相方(?)の太田くんとの掛け合いが楽しめます。 全力でだらだらしている空気感がお好きな方はどうぞ。 太田くんの万能ぶりと田中くんのだらだらぶりの対比が良いです。
2投稿日: 2015.05.10
天叢雲
軍曹ペン銀,風庭ルスイ
月刊コミックブレイド
呪いの詰め合わせ
呪い関係の要素を詰め合わせた感じです。 どこかで聞いたことがあるエピソードや名前が色々と出てきてお腹一杯な感じですが、なかなか面白いです。 世界観が好きな方は読んで損はないと思います。
2投稿日: 2015.05.07
異世界料理道1
EDA,こちも
HJノベルス
料理で取り持つ縁
主人公は異世界に飛ばされるも料理人としての意地と誇りで不味い料理を美味くしていきます。 料理を作り食べさせることで村の人間関係を上手く取り持っていく内容です。 1巻では下拵え(動物の解体や未知の野菜の調理法等)に力を入れている感じです。 料理としては身近な料理を取り上げています(ハンバーグ等)。 次の巻以降、主人公がどのような料理で村の人間関係を取り持っていくのか楽しみな本です。
1投稿日: 2015.05.07
月刊少女野崎くん4巻
椿いづみ
ガンガンONLINE
野崎くんの家族登場
野崎くんの家族もなかなか濃い家族のようです。 野崎くんの何でも恋愛漫画に結びつけようとする努力は素晴らしいです。 巻末には主要登場人物の制服の着こなし方などが載っているので興味のある方はどうぞ。
2投稿日: 2015.04.13
役職ディストピアリ 1巻
千賀史貴,テルミン
ヤングガンガン
役職の世界
ゲームを連想させ、役職が人生を決めてしまう世界の話。 役職は基本的な役職から鼻水(?)を使う鼻魔導士等が出てきます。 主人公は討伐士という魔王を倒すため(だけ?)の役職であり、ゲームや漫画だといわゆる主人公キャラ。 仲間を引き連れ魔王を倒すという王道の話だが、魔王も倒されてから四年後には別の魔王が誕生するという世界で、歴代、単体の魔王から集団の魔王まで数多く存在します。 主人公(討伐士)の能力のおかげでダークな話なので、血飛沫が嫌、ハッピーエンドが好きな方は読まない方が吉。逆に血飛沫大好き、単純なハッピーエンドはつまらないと思われる方はどうぞ。
2投稿日: 2015.03.27
博多豚骨ラーメンズ
木崎ちあき
メディアワークス文庫
豚骨ラーメンは好きですが
登場人物のアクが強いと書いてあるが、ライトノベルは登場人物のアクが強い方が多いような気がする。 内容としては話の展開が都合良すぎてたまりません。 とある会社員が博多に着いてから話がどんどん転がっていきます。 伝説とか謎の「殺し屋殺し」なんて言っているが、特に正義感にかられた訳でもなくて、ただ仕事を受けたらそう呼ばれるようになったという…。 まあ、この話に登場している殺し屋は大抵殺し屋を殺していますけどね。 上記の「殺し屋殺し」さんの正体とラストの死球は簡単に想像つきますので、もう少しひねりが欲しかったです。
2投稿日: 2014.11.23
