
気象庁物語 天気予報から地震・津波・火山まで
古川武彦
中公新書
船舶や宇宙開発、軍事知識などもあると良いだろう
とても良い新書だと思います。理由は温暖前線や寒冷前線がなかった時代や1920年代のジェット気流の発見とのちの風船爆弾、数値予報での人物の脈絡などが簡潔にまとめられているからです。また、自然観測の偏見なき精神性と和を重んずることは、自然と向き合うときに必要かと思います。
0投稿日: 2018.12.28
倫理早わかり 一問一答
奥村薫
KADOKAWA
繰り返し再読するでしょうね。
こちらの蔵書のうち重要な一冊ですね。いくぶん難しいが・・・。ともかく、本書理解には、満遍なく勉強をしないといけない。とはいえ大事な一冊で再読するでしょうね。
0投稿日: 2018.12.26
大学入試 亀田和久の 無機化学が面白いほどわかる本
亀田和久
KADOKAWA
とても良い化学本。
まず基礎をしっかりと勉強させる点が重要。本書はいくぶん忍耐を強いられるが、同時に深く考えて理解したときの言いようがない、善き気持ちにも火をつけるはずだ。さらに電気陰性度、ガラス(ケイ素)、ソーダ産業、石灰石、金属のジェラルミンやはんだ、さらし粉、硫酸、硝酸、さらに、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、つまりハロゲン元素といった個々の知識は投資にも役に立つように感じました。
0投稿日: 2018.12.24
武蔵野
国木田独歩
青空文庫
これは国語辞典がいる小説だと思う。
作中に、野分(のわき;春に吹く風の意)といった言葉が使われているので、おそらく国語辞典が必要かと思います。読んでいて内容や作品の展開に十分には追いつけず、難しく感じました。
0投稿日: 2018.12.23
大学入試 化学反応のしくみが面白いほどわかる本
西村能一
KADOKAWA
まとまった一冊で丁寧。復習に役に立つ一冊。
これは知識の再確認で役に立つ。個人的な収穫は火山ガスを経由して作られる二酸化硫黄(地球化学で重要)のことが載っていたことと、硝酸を経由する土壌などにとり重要な化学反応(酸性雨、土壌細菌などで)がおそらくは、そのまま載っていたことで、嬉しさで転げ回った。
0投稿日: 2018.12.23
日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語
山崎晴雄,久保純子
ブルーバックス
九州のカルデラにビックリしました。
地形学の入門書で、日本の地形の総論を兼ねた本で、ポケモンGoユーザーにとって目から鱗でした。扇状地や微高地、九州のカルデラにビックリしました。
0投稿日: 2018.12.20
失われた時を求めて 2~第一篇「スワン家のほうへII」~
プルースト,高遠弘美
光文社古典新訳文庫
面白いなあ。
面白い。たぶん第二部で三人称を使ったのは小説家プルーストの駆け引きだと思う。たぶん、おそらくクオリティを調整する狙いがあったのだと感じる。この三人称パートがうまく進めば今後の伏線として、読者はそれ(視点切り替え)を念頭に入れないといけないからだ。
0投稿日: 2018.12.17
てとくち 3
大崎知仁,河下水希
ジャンプSQ.
渋くて良いジャンプ漫画。
渋くて良いジャンプ漫画。良作だと思う。タイトルのクレジットなどが「山賊始末」「道中護衛」などセンスが効いている。
0投稿日: 2018.12.17
てとくち 1
大崎知仁,河下水希
ジャンプSQ.
剣客ヒロイン+少年もの。良作。
てとくち。とタイトルもいいが、剣客ヒロインが表情が渋く可愛い。サブキャラを含め、表情が豊かで、お話も頭に入りやすい。 ストーリーとしては、時代劇ものとなる。良作。
0投稿日: 2018.12.17
パルムの僧院(上)
スタンダール,大久保和郎
グーテンベルク21
当時のフランス社会に対する知識が必要か。
いたってシンプルな長編で、めぼしいところに欠ける。とはいえコストパフォーマンスとしては悪くない。ただし当時のフランス社会に対する知識が必要で、良くも悪くもそれだけの小説である。
0投稿日: 2018.12.17
