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わらぶるさんのレビュー
いいね!された数387
  • 田中くんはいつもけだるげ 1巻

    田中くんはいつもけだるげ 1巻

    ウダノゾミ

    ガンガンONLINE

    たな⭐️けだ アニメ2話も観たよ

    原作の4コマのテンポがすこーし間のびしちゃったけど、みやーのはいい感じに描けていました。これからが楽しみだけど、原作の雰囲気が素晴らしい。日常に少し疲れた時にダラっと読むと、「ふっ」と力が抜けていいですよ。電車内で読んでニヤけてると、周囲から怪しまれるけど。

    3
    投稿日: 2016.04.18
  • 探偵の鑑定II

    探偵の鑑定II

    松岡圭祐

    講談社文庫

    複雑な気分

    うーん、こう閉めますか。ヒロインみんな登場&活躍だけど、小笠原!あーあ。一気に畳み掛ける結末。こんな終わり方とは。いっそ小比類巻君も事件にかませちゃえば良かったのに。華蓮もね。 続ければ、いくらでも続けられるけど、終わりにするのも大事なことでしょう。あとは、番外編を残すのみとなりました。

    10
    投稿日: 2016.04.14
  • 守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

    守り人シリーズ電子版 11.守り人短編集 流れ行く者

    上橋菜穂子,二木真希子

    偕成社

    シリーズ全体に厚みを加える外伝

    タンダの少年時代から、バルサやトロガイ、ジグロとの出会いや暮らし、バルサとジグロの用心棒生活、バルサはじめての・・・。 改めて本編を読破したくなる名作。次巻の炎路を行く者も合わせて是非揃えていただきたい。登場人物を丁寧に描くことで、シリーズの世界観がくっきりと見えてくるようです。何度も読み返しても、飽きないですね。

    3
    投稿日: 2016.04.12
  • 文豪ストレイドッグス(1)

    文豪ストレイドッグス(1)

    朝霧カフカ,春河35

    ヤングエース

    アニメ始まりました。

    娘につられてコミック、小説とも全巻読破。名だたる文豪をキャラクター名に、時には性別すら無視という大胆な構成。銃の描写が間違っているのはよくあること。太宰治が中原中也があんなことになっているとは。文学史はすっかり忘れて楽しみましょう。 アニメも、原作の雰囲気を残したいい仕上がりでした。

    2
    投稿日: 2016.04.08
  • インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)

    インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)

    ダン・ブラウン,越前敏弥

    角川文庫

    人の世は矛盾に満ち

    人を救うための医療が、人口爆発を助長する。人類の多くを殺す事が人類の世の延命になる。そして、都合の悪い事を認めない。人類が繰り返してきた過ちを鋭くついてくる。そんな中で、キリスト教とイスラム教の密かな共生を描く。救いがありそうな、なさそうな。混沌と背反にあふれた作品。ラングドン教授がスーパーヒーローでないところが良い。登場人物が、それぞれに苦悩し、理解しあうことで救いに向かうのは小説の中だけのこと。現実の世界は、無理解と独善だらけかな。 映画はじまりましたね。ダヴィンチコードも、天使と悪魔も原作とストーリーが若干(?)かわっていたけれど、結構楽しめました。本作もいい出来だと期待しています。

    4
    投稿日: 2016.03.31
  • 守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人

    守り人シリーズ電子版 3.夢の守り人

    上橋菜穂子,二木真希子

    偕成社

    トロガイにも娘時代が

    3巻は、トロガイの過去にタンダとバルサが、そしてチャグムが巻き込まれていく。生命力にあふれたトロガイを「美しい」と・・・。 タンダの献身がみんなを救うけど、生きて帰れと叱咤激励する師匠トロガイの「母」心、なんとしてもタンダを救いたいバルサの「愛」、そしてチャグムの「思い」が絡み合って・・・。二人の「息子」がキーポイントだけど、チャグムの秘密も少し。 全巻読破して、また読み返したくなる一巻。若きトロガイが「かわいい」!

    2
    投稿日: 2016.03.27
  • 守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

    守り人シリーズ電子版 7.蒼路の旅人

    上橋菜穂子,佐竹美保

    偕成社

    チャグムが成長していく

    あのかわいかったチャグムが、すっかりいい若者になって、自ら困難に立ち向かっていく。海賊の少女との出会いや、タルシュ帝国の人々との駆け引きが、チャグムを更に大きく育て上げていく。国々の思惑に翻弄されながらも、出会った人々に救われるのは、チャグムの人徳か。終局に向かって大きく動きだす巻。

    4
    投稿日: 2016.03.26
  • 亜人ちゃんは語りたい(3)

    亜人ちゃんは語りたい(3)

    ペトス

    ヤングマガジン サード

    3巻目もほのぼの

    サキュバスが、デュラハンが、「恋の病」とは。「デミ」も個性ととらえれば、かわいいもの。世の中のみんながそんな寛容性を獲得すれば、いじめなんてなくなるかな。相手を認めることから学んでほしいと思うのは、やっぱり親だからか。 相変わらず「寸止め」の上手い表現が、想像力(妄想)をかきたてる作品。

    3
    投稿日: 2016.03.19
  • 探偵の鑑定I

    探偵の鑑定I

    松岡圭祐

    講談社文庫

    あー、どうなっちゃうのぉー

    Qちゃんが、サスペンス・・・。二転三転、ほっとさせて突き落とされて、ハラハラドキドキが止まらない。早く次巻を・・・。 待っている1ヶ月の間に痩せ細ってしまいそう(ウソ) 追伸 探偵の探偵も、今全巻読破しました。強烈なバイオレンスの中に、玲奈と琴葉のプロフィールを知り、次巻への希望が湧いてきました。 次に読むのは千里眼シリーズかな。 2巻予約しました。15日になると同時にダウンロードして、一気に読んでしまいました。あーおわらせたなー。もう、小笠原さん&凜田さんコンビは・・・。 一つの作品に区切りをつけて、また新たな作品を産み出してくれるであろう作者様に感謝。万能鑑定士Qは、中学生の娘に安心して勧められるシリーズだったなぁ。

    10
    投稿日: 2016.03.15
  • チポロ

    チポロ

    菅野雪虫

    講談社

    清々しい気持ち

    北の大地のヒトと神々の物語。自然を敬い、共に生きることを語り継いだのが神話なんだろうと、改めて思わせてくれる作品。ヤイレスーホの気持ちを考えながら、もう一度じっくり読み直そう。古くて新しい神話の世界がまたここに産まれた! 十二国記の神々や、ファイブスター物語の神々に通じるものを感じますね。日本人の神々に対する考え方が共通なのかな。 すべての人におすすめできる作品です。

    2
    投稿日: 2016.03.14