
鉄風(1)
太田モアレ
good!アフタヌーン
歪んでて熱い格闘技漫画!
主人公はじめ、登場人物みんなクセが強すぎてめちゃくちゃ面白いです!! 全8巻で完結なのが、ちょうどいいようなもったいないような! ほぼほぼ女性キャラだけで話が回ってて、恋愛要素一切ないのも好感が持てる! 恋愛以上に熱い関係性があるからな!
0投稿日: 2025.07.12読もう!コミックビーム
桜玉吉
ビームコミックス
満点!(ただし当時コミックビームを読んでいた人に限る)
当時コミックビームとファミ通を読んでいた自分にとっては懐かしさの塊で、時間が経った今、改めて読んで良かったと思いました。 桜玉吉さんにもコミックビームにも、健やかに穏やかに和やかに過ごしてほしいなと思います。
0投稿日: 2024.11.16BOYS OF THE DEAD
富田童子
BOYS OF THE DEAD
富田童子
プランタン出版
グロ注意だけど、物語としては美しい。(紙版を読んでの感想)
設定は分かり易いゾンビもの。 ゾンビがはびこっている世界で、如何に生き、死んでいくかという選択の物語。 画も、話の構成もうまく、ただただ「凄い」と思わされた。 こういう作品があるから、「漫画って最高だな」と思う。 濡れ場らしい濡れ場はほぼないので、BLというジャンルに食わず嫌いの人にも読んでほしい。 本当によい漫画だと思うので、この一冊で終わらせずしばらく続けてほしい。
0投稿日: 2021.01.09潮騒のふたり【電子特典付き】
遠浅よるべ
フルールコミックス
最高。中年に刺さりまくる。
空気感、表情などの本編はもちろん、エピソードごとの扉絵までもが最高でした。 1994年、あのころを知っている年代の人間には、何かしら刺さると思います。 実写ドラマ化されてもおかしくない、密度の濃い現実味のある作品でした。
1投稿日: 2020.12.18アルテイシアの夜の女子会
アルテイシア
幻冬舎文庫
リアルな知人にはおすすめしにくいが、男女問わず読んでほしい。
女性に幻想を抱いていないと生きられない男性は、読んではいけない。 書かれているのは、ざっくり言って「女性の本音」だからだ。 けれど、「女性(パートナー)のことをちゃんと理解したい」と考えるひとは、読んで損はないと思う。 って言うか、男性の幻想は打ち砕かれてほしいし、ためになる・勉強になるとかじゃなくてひたすら下品(誉め言葉)でおもしろいからみんな読むといいのに。
0投稿日: 2020.02.22渋谷隔絶 東京クロノス
小山恭平
講談社タイガ
成長を強いられた少年の物語
現実とは異なる「渋谷」に隔離された血族が、自分が助かるために誰を犠牲にするかを投票により決めていく。 派閥を作り、反対陣営と争う主人公。 その過酷な状況は、10歳の少年に成長を強いる。 一人また一人と犠牲になり減っていく血族。 その過程で、自分を取り巻く世界の正体に気付き始める主人公。 果たして、最後まで生き残るのは誰か。 少年が目にする、世界の真の姿とは。 VRゲーム『東京クロノス』の前日譚。 単体で、十分おもしろい。
0投稿日: 2020.01.06日本で一番AVを観ている女 浅野こうめのAV鑑賞記
浅野こうめ
オリオンブックス
アダルトビデオ未見の方向け
いい歳をした中年男性が読むものではなかった……。 「アダルトビデオってどうなの?」という方なら、今後の参考にはなるかと。 特段オススメ作品等を紹介しているわけではないので、具体的に見たい作品を探してる方には特に参考にはなりません。 個人的には、「若い女性」が書いた「若い女性向け」の文体が馴染めず(そりゃそうだ)。
2投稿日: 2019.01.05ベクター・ケースファイル 稲穂の昆虫記 file NO.1
カミムラ晋作,藤見泰高
チャンピオンRED
良質な学習マンガ
高校2年生の女子、榎稲穂(えのきいなほ)が身近に発生する虫がらみの問題を解決していく、虫(蟲)ミステリー漫画。 虫に関するうんちくがとても分かり易く、知っているようで知らなかった虫の生態についてちょっと詳しくなれます。 虫の描写が結構リアルなので、苦手な人は読むのは難しいかも……。 子供が読んでも大人が読んでも楽しめると思うのですが、如何せん、時折男性向けサービスカットのようなコマがあるのでその点では子供や女性に勧めにくいのも否めません。(ほんの数コマですが、表紙からして狙い過ぎな気が) 第1巻では「チョウバエ」「オオスズメバチ」「シロアリ」「アオバアリガタハネカクシ」が登場。 メジャーな虫からマイナーな虫まで、主人公・稲穂が詳しく解説してくれます。 基本的に虫への愛が溢れていて素敵です。 (余談ですが、2006年雑誌掲載の第一話で「ヒアリ」について触れられており、作者の先見の明が伺われます。)
0投稿日: 2018.02.27ダンジョン飯 4巻
九井諒子
HARTA COMIX
クライマックス!! そして……。
様々な苦難を乗り越え、ついに炎竜との邂逅を果たすライオス一行。 しかし予想はしていたものの、相対する敵は余りに強大。 たった四人で如何にして勝負するか、智恵をしぼり策を巡らす。 万端とは言い難いが、必勝祈願の食事(カツ)も終えた今、決戦の時が迫る。 はたして一行は、炎竜を倒すことが出来るのか? ライオスは無事、妹との再会を果たせるのか? ダンジョン制覇間近?! 激戦クライマックス!! ほのぼのとした愛嬌のあるおとぼけシーンはそのままに、前巻までよりも緊迫感漂うシリアス多めの展開に胸が高鳴ります! 次巻以降の展開にも期待大!!
7投稿日: 2017.02.15G戦場ヘヴンズドア 完全版(1)
日本橋ヨヲコ
月刊IKKI
作品としてはもちろん申し分ないのですが。
説明にも記載されている通り、普及版の巻末に収録されていた 「IKKI掲載時「作者一喜一憂」コメント(いわゆる作者近況報告)と自身によるその突っ込み」 「メールによる日本橋ヨヲコインタビュー」 等が削除されています。 現時点での作者の意向なのかも分かりませんが、個人的には残念です。 「粋奥」も、電子書籍版ではすでに販売されているものなので、特に感慨はありません。 カラーページ収録と、キャラクター一覧にどれだけ価値を見いだせるかにより、単行本としての評価が分かれるかなと思います。
4投稿日: 2017.02.08