
総合評価
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powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
勝ってにイヤミス系の話だと思って読んだら面白いショートストーリーだった。笑 親の権力を笠にきた、ヘンテコ精神科医が、特殊な悩みに適当な治療を行う(ビタミン注射を打つ)話。 変な治療しかしないのに、みんなちゃんと通っててえらい!笑
0投稿日: 2025.11.13
powered by ブクログ面白かったです この先生、名医なのか迷医なのか、終わりにはみんな元気になってる。先生は本能のままに生きてるだけのような気もするけど。 でも楽しく読めました
0投稿日: 2025.11.01
powered by ブクログ遅まきながら前作のイン・ザ・プールから続けて読んで…ようやく私の中で伊良部先生のキャラクターが消化できるようになりました。 本作の伊良部先生は、可愛い。 先生の突き抜けた感が深まりました。 登場する患者さんは、それぞれ一所懸命に努力してきた人たちだからこその不安や焦燥を抱えていて、そこに何の不安もなく純粋な心を持ち続けられた伊良部先生が共感することなく心の鏡として対峙する。 面白い設定でした。
0投稿日: 2025.10.23
powered by ブクログ面白かった。サクッと読める短編がつづく。特に印象的だったのはやっちゃいけないことを想像してやりたくなってしまう衝動を抑えきれない人の話。わかるうちも全校集会で急に今おっぱいって叫んだらどうなるんだろうと思ったことあるわ。やらんけど。 そういう時は他に代替させたらいいんだ。地味に精神科の勉強にもなった。女流作家はいい話だったな。パターンに縛られてしまう。いい作品を作ったのに、売れないそれがトラウマになってしまう。ほんとに大切なことは売れるとかではなく、いいものを作るかどうかだよね。ほんとにファッキン資本主義だぜ!!!
0投稿日: 2025.10.19
powered by ブクログ精神年齢5歳の精神科医、伊良部が自由気ままに患者と接しているうちに患者の悩みは解決している。そんな話が5篇綴ってある。 自分が患者側だとして、こんな医者がいたらさぞムカつくことだろうと思いつつも、なぜかこういう医者もいいかなと思わなくも無い。特に『女流作家』が印象的であった。いい作品を書いても必ずしも売れるわけじゃ無い。ただ、絶対に届く。求めてくれる人はいる。そんなことを教えてくれる話であった。 5篇通して、心温まるストーリーで、なにか辛いことがあっても”なんとかなる”、そんな気にさせてくれる本だった。
0投稿日: 2025.10.08
powered by ブクログ全5編の短編集。 今回も、幼児のような無邪気さ?全開の精神科医伊良部一郎のキャラが立ちまくってて痛快だった! 表題作の跳べなくなった空中ブランコ乗りの話も良かったけど、『女流作家』が一番感動した、いいものを作れば売れる…訳では無いクリエイターの世界。 渾身の傑作ができたても売れなければ、何の評価もされず消えて行く。人気や広告など作品の質とは別のものが売り上げに左右される理不尽。 女流作家は、嘔吐症を発症して伊良部の診察を受ける。 そして、なんたかだて、それでも自分の作品に感動してくれる読者がいることに思いが至り…再起する、 いつもの痛快さと元気が出る話です。
0投稿日: 2025.09.24
powered by ブクログ今作も良かった。これ、多分どれから読んでも入り込める短編シリーズだね。自分が見えていない患者たちに、精神年齢は5歳の伊良部が常識にとらわれない治療を施していく。実際にサーカスに出ちゃったり、ヤクザをちっとも恐れない。何も考えないからこその強さなのか??最後の女流作家では作者の言いたいことがほんのり書かれてたと思う。伊良部のおかげで、明日も頑張れそうな気がする。
1投稿日: 2025.09.19
powered by ブクログシリーズ第二段。 今回も軽ーく楽しく読ませてもらいました。 しかし精神の病気って本当に色々ありますが 自分にもいくつか思い当たる病気もあります。 真面目な場面なので叫びたくなるとか、 外出時鍵のかけ忘れが気になって帰ったり、 私も予備軍なんでしょうか。 個人的には野球選手のイップスと女流作家の話が良かったです。 伊良部先生、今回もはちゃめちゃな行動ですが患者さんには改善のきっかけになる場面もあり、もしかして天才?と思ったりもします。 最後の看護婦のマユミちゃんの行動も意外と思いつつそこも良かったです。
41投稿日: 2025.09.04
powered by ブクログ伊良部先生も看護師のまゆみさんも変わっているけどすごく好き。 自分の悩みを笑い飛ばしてくれるような事に救われる事ってあったりする。 最終的にみんな前を向いていてどの話も素敵だった。
0投稿日: 2025.09.03
powered by ブクログ伊良部先生が個性が強すぎて、それでいて全てを超越している様にも見える。はちゃめちゃな内容ではあるが、リラックスするにはとても面白い読み物である。拡張性があるので、第二第三と連載もできそうだ。
13投稿日: 2025.08.31
powered by ブクログ5つの短編から構成される一冊となっておりますが、ゆる~く読めるお話で、本当にしょうもなさすぎて心が軽くなります。 登場人物の疾患症状もそれぞれユーモアに溢れていて、当事者は切実なんですが、診療する側はあっけらかんとしています。迷医と思いきや、もしかして名医?というギリギリ感がたまりません。 本著はシリーズ2作目ですが、時間を置いてから3作目も読んでみたいです。
1投稿日: 2025.08.25
powered by ブクログ前作より一回り以上パワーアップしたように思う。このシリーズ独特のハートフルな展開が好き。どの話も好きだった。 さらさら読めるから、また続きに手が伸びちゃうなぁ。 読了 8月23日
1投稿日: 2025.08.23
powered by ブクログむかーしに読んで以来、久々の再読。本は引越しの際手放してしまっていたので図書館本にて。 トンデモ医者でユーモアあっておもしろい、んだけれど、伊良部先生のしつこさにイライラする(笑)こんな感じだったかな? 最後の『女流作家』の、"人間の宝物は言葉だ。"という文。"人間の言葉は宝物"ではないんだ!と素人ながらにおお〜!!となった。
0投稿日: 2025.08.21
powered by ブクログ著者、奥田 英朗さん(1959~)の作品、ブクログ登録は2冊目。 で、本作の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!?直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。 ---引用終了 本作は、131回直木賞受賞作品になりますので、127~135回の同賞受賞作品を確認しておきます。 127回 「生きる」 乙川優三郎 128回 受賞作なし 129回 「4TEEN フォーティーン」 石田衣良 129回 「星々の舟」 村山由佳 130回 「号泣する準備はできていた」 江國香織 130回 「後巷説百物語」 京極夏彦 131回 「空中ブランコ」 奥田英朗 131回 「邂逅の森」 熊谷達也 132回 「対岸の彼女」 角田光代 133回 「花まんま」 朱川湊人 134回 「容疑者Xの献身」 東野圭吾 135回 「まほろ駅前多田便利軒」 三浦しをん 135回 「風に舞いあがるビニールシート」 森絵都
78投稿日: 2025.08.13
powered by ブクログ伊良部シリーズ第2弾。直木賞受賞作品。 今回も伊良部医師のハチャメチャな治療法が炸裂。 ただ、たまに的を得た言葉を口にするのが印象的で、伊良部の本質は実は堅実なのではと感じる部分もあった。 サーカスの空中ブランコが飛べなくなってしまった団員、投球ができなくなってしまった野球選手、作品が書けなくなってしまった小説家。 今まで普通にできていた事ができなくなってしまった人たちの苦悩が伊良部の荒療治ともいえる治療で和らいでいく姿が良かった。 「義父のヅラ」は楽し過ぎて爆笑でした。
0投稿日: 2025.08.11
powered by ブクログ直木賞受賞。 なるほど、直木賞に相応しいエンターテイメント作品。 なのか? ここまでエンターテイメントに振り切れてる本を久しぶりに読んだ気がする。 悩みが身体症状にまで現れているような追い詰められた患者相手に、変態精神科医・伊良部一郎がはちゃめちゃな対応をし、結果的に患者が快方に向かう、ストーリーはそれだけである。毎回、それである。 それだけなのに、面白いし、なぜだか読者である自分も治療されているような気がする、そんな読後感。 いかに僕たちが、いろんなものに縛られて、自分を縛って生きているか、ということなのかな。
10投稿日: 2025.07.25
powered by ブクログ短編集かと思ったら、変わった精神科医とその患者たちの話をいくつか収められた本だった。最初は変人(奇人)の精神科医に嫌悪感を抱く患者も診察を重ねるうちに信頼をしていったように、読んでいくうちにちょっとクセになる作品だった。
15投稿日: 2025.07.09
powered by ブクログライトに読める。でも、伊良部先生のキャラが大好き!ハマります。やはり「空中ブランコ」が一番面白かった!
4投稿日: 2025.07.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
奥田さんハマりそう! 伊良部はHUNTER×HUNTERのキルアのお兄ちゃん(おデブちゃん)のイメージで読んでいます。 以下はお気に入りの文引用です。 「やくざの看板は、怖がらない相手には、まったくの無力なのだ。」 「溺れている人間は、自分を救えない。」 「体裁を取り繕うって人生を生きにくくしない?」 「いいものを作れば売れるなんてうそだって、とっくにわかってるつもりだけど、現実に直面するとつらいよね」 「なによ、もっと話そうよ。この愛想なし」
0投稿日: 2025.06.26
powered by ブクログ直木賞受賞、トンデモ精神科医・伊良部シリーズ第二弾! 患者ごとの短編集のようなものなので、半年ほどブランクがある私でも読みやすかった。 正直オチが見えているような章もあるが、とにかく伊良部が面白くてページを捲ってしまう。 自分の担当医が伊良部だったら違う病院を探すだろうけど、今作も憎めないヤツ… 自由だなぁ、健康ってこういうことを言うのかなぁ。 女流作家の最後のマユミ、意外な一面を知れて嬉しい。 読了後にドラマキャスト陣を検索したらイメージと違ってびっくり!!
7投稿日: 2025.05.31
powered by ブクログ平和な話だけど、人を勇気つけたり、他人から信頼を得たりすることの重要さと難しさを再認識 ●性格は既得権ともいえる
1投稿日: 2025.05.26
powered by ブクログイン・ザ・プールの続編として手に取りました。 患者の悩み事をチャランポランな精神科医が見事?に解決する短編集ですが、失笑の中にほっこりするところがあります。
1投稿日: 2025.05.09
powered by ブクログ2004年上期の直木賞受賞作品。 一つ前に読んだ「我が家の問題」の読後感が微妙だったので、もう少し楽しく読めそうなものを、と思って読んでみた。 伊良部総合病院神経科の医師(兼 院長の御曹司)、伊良部一郎の破天荒な人格は、利害関係者でさえなければ、一緒にいて爽快かもしれない。医者としては絶対に関わりたくないが。 藪医者に見えて、本作に登場する患者5人の悩みは一応解決しているようなので、結果主義でいえば、名医なのだろう。 連作五篇の中では、「義父のヅラ」が一番ウケた。義父兼学部長のヅラをパカっと外したい、というどうしようようもない欲望に取り憑かれた娘婿が実際にそれを実行するハメに陥る。義父が中庭で居眠りしている間に衆目の中で実行され、義父本人だけがその事実を知らずかつ誰も御注進出来ないというお話。笑える設定だけど薄毛のヒトはきっと笑えないのだろうな。。
32投稿日: 2025.05.06
powered by ブクログ寝る前に読む本として4月に活躍! 微笑みながら眠らせていただいた 伊良部が同級生で居たら 嬉しくなっちゃうなぁ
0投稿日: 2025.05.02
powered by ブクログ自分も強迫症チックなところがあるので他人事ではないなぁと思いながら読んだ。伊良部のように人の目気にせずやりたいことだけやるのが健康な心を保つ秘訣だな
0投稿日: 2025.04.29
powered by ブクログ前作ほどの衝撃波はない。 というのも、伊良部がどんな奴か知っていて読んでいるから。安心して伊良部の変態ぶりを楽しめる。 いや、楽しい。 この作品は、伊良部の鬱陶しく、やりたい放題な感じを楽しむべきだと思う。
0投稿日: 2025.04.06
powered by ブクログ相変わらずの伊良部の破茶滅茶な行動に笑わせて貰いました。 社会の中で生きていく上では、ストレスを感じるような出来事は多々あるものです。 この小説に出てくる登場人物達は、他人からの視線、評価を特に意識しているような感じがしますが、そんな時には伊良部とまでは行かずとも、自分だけの時間、価値観を大切にする事が大事なのではないかと思いました。
0投稿日: 2025.04.02
powered by ブクログハチャメチャ伊良部先生、前作よりもフザケ具合にブーストかかってて笑った。 とんでもない名医だわ、彼は。
0投稿日: 2025.02.08
powered by ブクログhttps://paz-library.opac.jp/opac/Holding_list?rgtn=00056990
0投稿日: 2025.01.29
powered by ブクログ精神科の伊良部の治療法は強引で自分勝手だが患者の心の奥の核を刺激し、振り回されてるうちに心のモヤモヤを解消していく。犯罪スレスレの行為や奇想天外な行動が面白かった
59投稿日: 2025.01.26
powered by ブクログ伊良部先生シリーズ2冊目。相変わらずな展開だけれども前作よりも患者さん達の心理描写がリアルで一緒に手に汗握る気持ちになった。あと、伊良部先生に慣れてきた自分がいる。人間は些細なことで壊れて些細なことで治る。あまり深刻になりすぎないことも大切なんだと自分に言い聞かせた。 私の頭の中では、伊良部先生はムロツヨシさんです。 次の作品もぜひ読みたい。
1投稿日: 2025.01.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
精神科医伊良部シリーズ 空中ブランコが出来なくなったサーカス団員、投げ方がわからなくなった野球選手、義父のカツラが気になって仕方ない大学講師、筆が進まなくなる不安を抱える作家… 伊良部は精神科医の大切なところをわかってる、ドタバタっぽい作品だけど私は好き。こんな自由奔放な空中ブランコに怯えない人、かわいくて、困った人だとも思うけど身近にいたら楽しいかも。精神科にかかったことはないが、こんな先生だったら敷居が低くなる。 最後に、作家にマユミちゃんが言うことがステキ!マユミちゃんも好き。 楽しい時間を過ごせた、ありがとう!
1投稿日: 2024.12.20
powered by ブクログトンデモ精神科医・伊良部一郎シリーズ2作目。どの話も面白かった。自分の悩みとかも自然に治してくれそうな読後感。「空中ブランコ」の最後では思わず吹き出してしまった。
25投稿日: 2024.12.19
powered by ブクログミルクボーイのネタのように毎話パターンは決まってましたが、どのエピソードもそれなりに納得のいく終わり方で面白かったです 私自身ももっている心の中のややこしい部分、どのように付き合っていくのが良いのか、少し参考になった気がします
12投稿日: 2024.12.16
powered by ブクログ5人の患者それぞれの短編集のような感じ。 最近、こまぎれ読書が増えたので短編集が丁度良いです。(本来は、大の長編好きです!) 患者側の視点で描かれているので、伊良部が何を考えているのかは謎ですが、伊良部の変なペースに巻き込まれているうちに、いつのまにか気持ちが楽になっていく… 読んでいる私も気持ちが晴れていくようで、楽しい読書時間になりました。 自分の立ち位置が、何かに脅かされる時、今の生活が、何かに抑圧された状態の時、神経症に陥る可能性は誰にでもありそう。 この作品の中の5人、目の前の霧が晴れてきて、ちょっと明るい気持ちになる感じが良かったです。
13投稿日: 2024.12.03
powered by ブクログ現代病、多くはストレスからくる精神科的な身体不調が多い。苛立ち、癇癪、鬱憤などが何かの拍子に爆発する、そんなケースを取り上げた精神科医との治療処方がコメディ的で面白い小説だ。現実、会社・人間関係から鬱を発症、重症的なストレス解消には転職が一番だと、思う。同じ環境でひと時の休息だけでは気分転換も病への処方には大きな改善は起きない。それだけ最近の身体的心の不安定は複雑化した人間関係を作り出しているからだ。自己主義、利己主義などで思いやりを持たなくなった社会になったのだ。
10投稿日: 2024.11.18
powered by ブクログ精神科医の伊良部先生シリーズ第2弾! 相変わらず伊良部先生がハチャメチャで、ちゃんと患者さんの治療する訳ではなく、色々巻き込んでいく短編集。 読みやすくサラッと読了。 ちょっとした空き時間に最適です。
19投稿日: 2024.11.14
powered by ブクログ「イン・ザ・プール」に続く伊良部先生シリーズの第二弾。今回も面白かった!伊良部先生は奇妙奇天烈だけど、患者さんたちの症状は他人事ではなくて、なんだか切なくなったりホッとしたりします。標題の「空中ブランコ」と「女流作家」が特に好きかな。シリーズ続編の「町長選挙」もこのあと続けて読む予定!たのしみ!
4投稿日: 2024.11.13
powered by ブクログ現代の悩める人々に寄り添う短編形式の小説。奇妙で陽気な精神科医である伊良部のもとに、先端恐怖症のヤクザ、アンガーマネジメントが課題のサーカス師、生みの苦しみに悩む女性作家など、多くの人が訪れて悩みを克服していく。そこで見せられているのは、決して無理な治療や強引な薬物療法ではなく、悩みの元となる思想や、固定観念に患者自らが向き合う機会を提供する伊良部式のメソッドである。結局、人の成長は困難や苦しみと逃げることや目を背けることではなく、正面に向き合うことから得られる、というのは、この小説を高次に解釈し過ぎだろうか。答えだけを求める現代社会に、曖昧な形で問いを立てるような、そんな優しい作品であると感じた。
0投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログこの人の短編読むの6冊目くらい。 内容はパターン化されててちょっと飽きちゃったけど、毎回主人公の心理描写と設定の緻密さがリアルでめっちゃ惹き込まれる。すごい。
1投稿日: 2024.11.08
powered by ブクログヅラの話は自分にも当てはまるところがあって引き込まれた 出てくる人物みんなのキャラが濃くて読んでいて楽しい
1投稿日: 2024.10.18
powered by ブクログ奥田英朗『空中ブランコ』 2008年 文春文庫(文藝春秋) とんでも精神科医の伊良部シリーズの第2弾で、第131回直木賞受賞作。 作為なのだろうけど、完全たる天然にも思える彼のキャラクター。 それを完璧なまでに作り上げた筆者の力量が凄いのだろう。 まったく同じということはないだろうし、極端かもしれないけど、当時も、現在においても作中の悩みは延長線上でも考えられるもの。 つまりは今の悩みにも通じるものがある。 とんでも精神科医による痛快な展開だけど、感情移入していた自分も悩みがすっと消えていく感覚を体感していました。 なんだかもう自分にとってなくてはならないもののような作品となっていました。 #奥田英朗 #空中ブランコ #文春文庫 #文藝春秋 #読了
5投稿日: 2024.10.10
powered by ブクログ久しぶりの伊良部先生笑 相変わらずの感じで素のままを生きていて本当笑っちゃう。患者さんのことを思っての行動なのかは??ってなるけれど、全て結果オーライ。何にも考えずに楽しく読めるのでこのシリーズは好き。
120投稿日: 2024.10.08
powered by ブクログ第一作に続き大爆笑。 でも、伊良部先生の言葉は、結構ふかいし、考えさせられる。そうやって生きられたら楽だよなぁって世の中の大半が思っていることを素直に言葉や行動にうつせるのってホントにすごいことですよね。 いざ、第三作へ。
2投稿日: 2024.10.03
powered by ブクログ伊良部先生。精神科のお医者さんなのに精神科の病気に寄り添わない。何ごとも気にしすぎと言われた気がしてきた。他人との比較、自分のプライド、そこから生まれる嫉妬。そんなものは解放して身軽に生きていこう。
8投稿日: 2024.09.29
powered by ブクログ性格っていうのは既得権だからね。あいつならしょうがないかって思われれば勝ちなわけ。 精神科医(変人)と関わる話が4つほど。 のほほん
0投稿日: 2024.09.15
powered by ブクログ読み始めたら止まらない、あっという間に読み終えてました。ユーモア溢れる、気持ちがほっこりする話しが盛り沢山でした。
0投稿日: 2024.09.08
powered by ブクログ第131回 直木三十五賞 第2回 キノベス!2004 第4位 第3回 耀く!ブランチBOOK大賞 審査員特別賞 気軽に読めるハートフルな短編集。 内容はどれも、その道のプロが精神的な負担からスランプに陥り、自由奔放な精神科医の伊良部に振り回されながら快方に向かう話。 患者の悩みはどれも深刻。 だけど職種が違うだけで話が全て同じパターンなので、正直平凡に感じました。 注射好きの性癖も話を複雑にする要素と期待しましたが、ほとんど話の展開と関係ありませんでした。 でも、自分が思い悩んだ時に、伊良部みたいに一緒に思いっきり取り組んでくれる人がいたら幸せだなと思いました。
21投稿日: 2024.08.31
powered by ブクログ図書館にて。感想を書き込めるページがあり「クスッと笑えるユーモアに溢れていて、自身の悩みも軽くなったような気がする」と書かれていた。ほんとうに、その通り。
1投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログイン・ザ・プールよりも患者の症状が突飛すぎるからこそ、伊良部の良さが際立っていた気がした。伊良部の行動力は素晴らしいと何度も感心する。
1投稿日: 2024.08.28
powered by ブクログ第131回直木賞受賞作品 そしてシリーズ第二弾! 精神科医の伊良部と患者たちの物語。 ハチャメチャぶりは相変わらず。 直木賞ってこういうライトな、面白い物語も受賞するんだっていうことも興味深い(笑) ■空中ブランコ サーカスの空中ブランコ乗りが跳べなくなってしまいます。その真因にあったものは? 伊良部が空中ブランコに挑戦するところから、その真因が... ■ハリネズミ 尖端恐怖症のやくざの物語 こういった世界で生きる人たちも大変です。 ヤクザを怖がらない伊良部も面白い。 ■義父のズラ こんな症状ってあるの? 義父のカツラをはぎ取りたくてしょうがいないという症状。 ■ホットコーナー サードを守るプロ野球選手が一塁にまともに投げれなくなる症状。 いわゆるイップスみたいなものかな。 これまた、伊良部に野球を教えていくことで、気が付いていきます。 ■女流作家 今まで書いた作品の登場人物を描いていないか、気になってしまう女流作家。心因性の嘔吐症になります。 これまた伊良部が作家になりたいって作品を描くところから、自分自身の気持ちに気が付いていきます。 この物語のなかで、マユミが作品の感想を述べるところが、印象的! 伊良部が悩む患者の職業にトライする形になるのが、パターンなのかな? 1作目同様楽しく読めました。
101投稿日: 2024.08.04
powered by ブクログシリーズ第2弾! 今度は、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗りやファーストに返球できないゴールデングラブのベテランサード、尖端恐怖症のやくざなど、悩める患者が埃っぽく、カビ臭い地下に訪れる… 『いらっしゃ〜い』の定番の入り(笑) 純真無垢すぎて、誰もが彼の虜にwww
1投稿日: 2024.07.18
powered by ブクログ「コメンテーター」で伊良部先生に初めて出会い、「イン・ザ・プール」に続き読了。シリーズとしては第2弾、直木賞受賞は伊達じゃない。収録作品全部面白かった。 そして、面白いだけじゃなく気づかされることがあるのが、伊良部先生シリーズのいいところ。いくつかあったけど、とりあえず2つだけ。 ①「空中ブランコ」の中で、「要は訓練です。地上五十センチで渡る平均台を、地上十メートルでもできるか、それが一般とサーカスの差のわけだから、克服すべきは技術よりもむしろ恐怖心なんですよ」というところが、いろんなことに言える気がして、なるほどな〜と思った。 ②「女流作家」の中で、「人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。」というところに、改めて言葉の力に感動した。 あと、分かったことが、伊良部先生が実は36歳だったことと、マユミちゃんがFカップということ。笑
57投稿日: 2024.06.23
powered by ブクログ伊良部憎めないんだよなぁー。 ステータスも持ってて多分ちゃんとすればなかなか?できると思うのに軽犯罪を患者にそそのかして一緒にやっちゃう医者。 こんな人が身近にいる安心感があるんだろうな。
0投稿日: 2024.06.22
powered by ブクログ少し、笑いの取れる物を読もうと思い、こちらの伊良部シリーズを読了! やっぱり、バカなのか意図的にそれを演じているのか破天荒な精神科医。 また、来る人来る人、個性的な職業の持ち主ばかり。今回はヤクザさん登場!怖さ無しの実は心弱い人。またしても、伊良部先生に誘導されていく始末。 短編集で、尚且つ、ふざけて過ぎている主人公なので、難なく考えず読み切れる。 今の真面目な世の中を送っている、心の疲れた人に読んでもらいたい。 フッと笑いが出たら大成功!
18投稿日: 2024.06.03
powered by ブクログ今回も安定した面白さ。 奥田英朗先生の面白さは、単純に面白いだけではなく人間の核なる部分を突いてくるので、深みがあります。 タイトルの「空中ブランコ」に登場する山下公平に共感。 私、人に対して心を開くまでに時間がかかるタイプなんですよね。 現にママ友と言えるような友達はいませんし、今の職場でも自分のことは一切話さないので職場に友達はいません。(在宅勤務ってこともあるのだが) それでも困らず、日々淡々と生活しております。 しかし、公平のようにオープンマインドできないと仕事に支障をきたしてしまう職業は本当にきついですね。 死活問題です。 特に目立ったポジションであればあるほど、焦りとプレッシャーに押しつぶされそうになりますね。 彼は肉体的な問題ではなく、精神的な問題ですので心の根本原因を追究していくことになります。この過程で絶対必要になるのが「自分と向き合う」という事なんですよね。 精神的ダメージを受けている最中で、自分の弱い部分と向き合う。 本当にきついんだな、これが。 でもこの試練を通過すると出来ることがあるんです。 他人に対して素直に謝れるようになるのです。 笑いだけではなくしんみりするシーンもあり、「イン・ザ・プール」からより深みが出たストーリーになった気がします。 ちなみに「女流作家」で気になるフレーズがありました。 ”人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。”(抜粋) コレ、本当にわかる。 私は運が悪くなったと思った時は、運を持っている人と会話するんです。強運の持ち主のパワーで浄化されるのかな? 会話すると元気になって、運気が好転していく気がするんですよね。 言葉の力は強力! 良くも悪くも人に与える影響は絶大であります。 次は「町長選挙」(シリーズ3作目)いこう!
31投稿日: 2024.05.21
powered by ブクログDr.伊良部にハマってる笑笑 心が疲れてしまった人々の鏡になって 治療というよりエンパワメントに変化していく はちゃめちゃな展開でも笑って癒される こんな時代だからこそ心に響く作品 *連ドラ希望!実写で観たい!
25投稿日: 2024.05.17
powered by ブクログ『イン・ザ・プール』を読んで、第二作目も気になったので。 第一作目よりも、さらに特異な職業の人達が登場してると思うんだけど、第二作目のこちらの方が登場人物に馴染みやすいような気がするのは、私も伊良部ペースに乗せられてきてしまっているのだろうか?笑 なんとなく、こちらの方が好きで笑えた気がする。 そして、この本の最終章の「女流作家」には、奥田英朗さんの魂の叫びみたいなものが込められているのだろうか…なんて考えながら読んでしまいました。
1投稿日: 2024.05.06
powered by ブクログ奥田英朗の連作短篇集『空中ブランコ』を読みました。 『イン・ザ・プール』に続き、奥田英朗の作品です。 -----story------------- 直木賞受賞の大ベストセラー、ついに文庫化! 伊良部総合病院地下の神経科には、跳べなくなったサーカスの空中ブランコ乗り、尖端恐怖症のやくざなど、今日も悩める患者たちが訪れる。 だが色白でデブの担当医・伊良部一郎には妙な性癖が…。 この男、泣く子も黙るトンデモ精神科医か、はたまた病める者は癒やされる名医か!? 直木賞受賞、絶好調の大人気シリーズ第2弾。 ----------------------- 2004年(平成16年)に刊行された精神科医・伊良部シリーズの第2作で、第131回直木賞受賞作です。 ■空中ブランコ ■ハリネズミ ■義父のヅラ(『教授のヅラ』を加筆改題) ■ホットコーナー ■女流作家 ジャンプがうまくいかないサーカス団の団員、先端恐怖症のヤクザ……精神科医伊良部のもとには今日もおかしな患者たちが訪れる、、、 直木賞を受賞した絶好調シリーズ第2弾! 破天荒な精神科医・伊良部一郎が患者たちの問題を奇抜な発言や行動で解決に導くコメディタッチの物語の第2作……今回の患者は、飛べないサーカスの空中ブランコのフライヤー、尖端恐怖症の暴力団・紀尾井一家の若頭、破壊衝動がある伊良部の医学部時代の同級生の精神科医、一塁へ送球することが怖くなってしまったプロ野球選手のベテラン三塁手、以前書いたネタじゃないかと不安なって書けなくなった都会派作家 と、今回も一筋縄ではいかぬ人物ばかり、、、 本シリーズを読んでいると怪しい名医・伊良部の独特な魅力?に引き込まれていく感じです……次は、どんな患者に、どのように接するのか、気になって仕方がないんですよねー 中毒性のあるシリーズですね、、、 『義父のヅラ』の義父で学部長のカツラを剥いでしまいたくなる衝動と、それを治療しようとする伊良部の行動が、特に面白かったですねー 笑っちゃいました……伊良部のユニークなアプローチと、その暴走治療?により患者たちが心の平安を得る過程が愉しめました。 次も精神科医・伊良部シリーズを読もうと思います……やめられない魅力があるシリーズですね。 以下、主な登場人物です。 伊良部 一郎(いらぶ いちろう) 伊良部総合病院神経科の医師。当病院副理事。 注射が好きで、患者にはとりあえず注射を打つ。デブで色白。 公平の制止を無視し、「自分は身軽だから」と空中ブランコに挑戦するなど大胆な性格である。 学生時代は老け顔で、同級生の中には講師と勘違いする者もいた。 医学部の厄災と言われ厄介者扱いされており、大学卒業後は小児科の医師になったが、 患者の子どもと同じレベルで喧嘩をすることにクレームが殺到し、神経科に転科した。 大学卒業自体、秋篠宮殿下のご成婚特赦説や医師国家試験合格にフリーメーソン関与説が出るなど、成績には疑惑が残る。 マユミ 神経科の看護師。Fカップで、露出の多い服装を好む。 一郎と共に往診に訪れた際は、ヒョウ柄のホットパンツを履いていた。 山下 公平(やました こうへい) 「空中ブランコ」主人公。 サーカスの空中ブランコ乗り。フライヤー歴7年で、空中ブランコ担当団員のリーダー。 両親共にサーカス団員だった。失敗を重ねるようになり、妻と団員に勧められ精神科を訪れる。 ジャンプの失敗はパートナーによる嫌がらせだと思っている。 猪野 誠司(いの せいじ) 「ハリネズミ」主人公。 渋谷界隈をシマとするヤクザ・紀尾井一家の若頭。かつては「渋谷のイノシシ」と呼ばれたこともある。 箸も使えないほどの尖端恐怖症で、食事にはスプーンを使う。内縁の妻に勧められ、神経科を受診。 池山 達郎(いけやま たつろう) 「義父のヅラ」主人公。 大学講師で、付属病院勤務の神経科の医師。 医学部学部長に義父(妻の父)が就任し、前途洋々。一郎とは医学部時代の同級生。 非常ボタンを押し逃げしたい衝動や、整然としたものを破壊したい衝動に駆られる強迫神経症。 義父が一目でそれと分かるカツラを着けており、見る度に剥ぎ取りたい衝動に駆られることに悩んでいる。 坂東 真一(ばんどう しんいち) 「ホットコーナー」主人公。 プロ野球選手。プロ入り10年目のベテラン三塁手。 ある練習試合で若手のイケメンルーキーに変われと野次を飛ばされ、暴投して以来、 一塁へまともな送球ができなくなるイップスの状況に陥る。 右肩が痛いと偽って、現在は故障者として一軍から外れている。 星山 愛子(ほしやま あいこ) 「女流作家」主人公。 都会の男女の心の機微を描かせたら当代一とも言われる小説家。 新作執筆中に、以前も書いた内容ではないかと不安になる。 丹念に取材を重ねて上梓した渾身の力作がセールス的に失敗したことから、 周囲から求められる作風と真に自身が創作したいものとのギャップに、内心秘かに悩んでいる。 かつて患っていた心因性嘔吐症は完治したが、2年振りに症状がぶり返し、神経科に。
1投稿日: 2024.04.17
powered by ブクログシリーズ第2弾 やはり伊良部先生は名医だわ。 病気の前では地位も名誉も、職業も関係ないっていうスタンス、医療の基本だと思う。 何でもチャレンジする先生って、本当に子どもみたいだけど、大人が忘れがちなことを思い出させてくれるし、私もそうありたいな(ただし常識的な範囲で) いいなぁ、こういう先生いないかなぁ
3投稿日: 2024.04.12
powered by ブクログ空中ブランコのキャッチをする相手が嫌がらせをしてキャッチしてくれないため、悩んでいたところを周りのすすめから精神科に通うことにした。そこには暇そうで仕事をしそうにない病院長の息子、伊良部と派手な格好のマユミが待っていた。伊良部は空中ブランコをやってみたいと仕事場にやってくるようになってしまうのだが、練習でも一向に改善は見られない…。 ハチャメチャ精神科の伊良部の短編集シリーズの2作目で、直木賞を取ったという本。賞は短編で取ったのか、本一冊で取ったのか、いずれにせよ「こういうので取るんだ」と意外に感じるほど気楽で脳天気な作品群である。 空中ブランコ乗り、ヤクザ、マイナーリーグの野球選手、大学の精神科、売れっ子の女流小説家など、華やかだが特殊な職業の人々の様々な強迫症に伊良部流のメチャクチャな荒療法で挑んでいく。 さすがに特殊な職業に、伊良部が勝手に挑み始めるパターンが続くと、またかと思わせられるところは有った。シリーズの他の作品のほうがもっと親近感を覚えてよかった、かもしれない。さすがに前作や次作を読んだのは結構前なので、忘れてるなあ。ただここまで特殊な話ではなかったような。 前作のときにも書いたが、電子書籍で読むには入門にちょうどよい作品である。奥田英朗の本は、案外ブックオフ等でも手に入らないので、電子で購入されてみては堂か。 ただ、前作のほうが良かっ…。
1投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログ奥田英朗さんの作品は 『ガール』『家日和』に続き3作目 今回は、人気の伊良部一郎シリーズ! 順番が回って来たのでとりあえず第2弾から〜 『空中ブランコ』 伊良文庫総合病院地下の神経科を訪れる患者と、そこで勤務する医学博士・伊良部一郎との物語 5編の短編は5人の患者其々のケースを扱っており関連性はなく読み切りなので移動中にもオススメ!ただ途中で爆笑して何度も吹き出したので、私の様に笑いの沸点が低い方は要注意! 「空中ブランコ」 「ハリネズミ」 「義父のヅラ」 「ホットコーナー」 「女流作家」 神経科ということで患者の症状も実に様々だが、度肝を抜かれるのが、この伊良部一郎という医師。 看護師のマユミちゃんもキャラ立ちが凄い。 とりあえずビタミン注射打ちまくるし、患者のツテで暴走しまくるし、診察らしいことが殆どないのだ。笑 でも、何だかんだで症状が快方に向かって、最後にほわっと癒しがもたらされる。 なんなんだ、この不思議な世界観は!? 伊良部医師の治療法に、どこまで計画性があるのか全く分からないが(もしや100%?いや0%もあり得る)翻弄されている内に、患者自身が突破口を見つけ出すことが出来るのだから驚きだ。 きっと悩める大人が手にとると、気持ちが軽くなる作品だと思う。 特に「空中ブランコ」と「ハリネズミ」が印象的だった。映像化しても絶対面白いだろうなぁと期待したが、今のご時世だからコンプライアンス的に色々難しいだろうな。 と思いきや、映像化されてるんですね! これはビックリ!しかも大好きな阿部寛さん。 では安心して他の伊良部一郎シリーズも楽しむとしよう♪
32投稿日: 2024.04.02
powered by ブクログ2024.3.31 読了 シリーズものの2作目と知らずに購入 奥田英朗さんはこの前『罪の轍』を読んだばかりで激重だった世界観から一転してこの作品はめちゃくちゃライトで読みやすいお話でした。 5才児並みの言動の精神科医伊良部一郎による治療?の効果はたまたま功を奏してるのか計算ずくなのか読み終わっても結局わかりませんでした(笑)
6投稿日: 2024.03.31
powered by ブクログ病気をテーマにした小説で、こんな滑稽に描かれるお話、なかなかないですよね。伊良部先生の学生時代が描かれていたのも興味深かったです。
3投稿日: 2024.03.28
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊良部シリーズ。 内容は面白いが、"患者が悩む→伊良部が常識にとらわれない事をする→患者ドン引き、悪態をつく→解決"ざっくりこのワンパターンでしかない。(作品の設定上仕方がないとは思うが…。)
2投稿日: 2024.03.27
powered by ブクログこの先どうなるの?と結構ドキドキ。でもシリアスになりそうな話も、途中で伊良部の出現でほんわか?できる。 最後の女流作家、途中でやばい表現してたけど、あれってそのまま活字にしていいの?
0投稿日: 2024.03.21
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
シリーズ物なので買った一冊 直木賞受賞作 神経科に来る患者の話 こな神経科に来る患者達はなんだかんだで神経科に通ってる。 変な医者なのに たまに何か納得する事をいうからか? 話を聞いてもらいたいのか? 看護師がきになるからなのか? 変な医者なのに そして患者はみないい方向へ向かう 変な医者に振り回されたからか 変な医者に癒されたからか じわじわこのシリーズの面白さがわかってきた小説でした。
6投稿日: 2024.03.20
powered by ブクログ何か特別に刺さる内容があるわけではない。けど癖になる唯一無二の本。患者たちが伊良部の元へ通ってしまうのと同じようになぜか読みたくなる。最後のマユミちゃんは最高の処方薬。
32投稿日: 2024.03.06
powered by ブクログ紙面に対し文字数が少なく読みやすかった。 トンチキな登場人物ばかりであったが、看護師の人柄についてもっと知りたかったなあという読後感。 2を読めば少しは解き明かされているだろうか。
1投稿日: 2024.02.26
powered by ブクログ序盤までは、なぜこれが直木賞?と心底疑問だったけれど、読み進めていくうちに理由がわかった気がする。 馬鹿馬鹿しい本かと思いきや、全然違った。 コメディだけど、深い。納得の直木賞作品。 人間関係に疲れたときや八方塞がりで身動き取れなくなってしまった時に読んだら、きっと心が軽くなる。 そんなセラピー効果のある短編集。
2投稿日: 2024.02.24
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
「義父のヅラ」が特に好き。 学生の頃の伊良部もぶっ飛んでて面白い。 ぶっ飛んでるけど、中年になっても医学部の頃の人たちと学生のときと変わらずに関わっているのがとても素敵。 どの短編も快方に向かうところが好き。 人の関わりって良いなぁ、人間のそれぞれの個性が愛おしいと思える作品。
3投稿日: 2024.02.18
powered by ブクログどれを読もうか迷ってる時にふと手に取りたくなる一冊。 支離滅裂で滅茶苦茶。だけど読後の爽快感がすごい もう少し自分も頑張ってみようかな、そう思わせてくれる 面白い本でした、好きです。 「性格っていうのは既得権だからね。 あいつならしょうがないって思われれば勝ちなわけ」
2投稿日: 2024.02.10
powered by ブクログ伊良部シリーズ2作目。本当にサクサク読める点は高評価。脳が疲れててもスイスイ頭に入ってくる。だからと言って内容が薄っぺらかったり、稚拙な表現が多かったりするわけではなく、それなりに考えさせられる話もあるので、短編小説としてとても良い作品だと感じた。読むのに時間とエネルギーを必要とする本ばかり読んでいては億劫になってしまうので、息抜きも含めこういう本はありがたい。
3投稿日: 2024.01.27
powered by ブクログバラバラに読んで最後に直木賞の受賞作2に行き着いた。図書館で最新作を入れたのに伴い、過去の3作も文庫本で入れたようなので、誰かの要望かも知れない。1、3を自分で買ってしまって残念。 今回の作品は職人のような人達が患者となっている。空中ブランコ乗り、野球の守備の名手、恋愛小説家、それとヤクザに大学教師。伊良部先生は相変わらず純粋(?)に、その仕事に没入できる。空中ブランコにも全く躊躇せずに飛び移れるし、野球の守備も出来れば、小説も書ける。そういった姿に皆んな脱力して楽しめる。ヤクザの交渉の場にも立ち会い、平然としている。道路標識も勝手に塗り替える。誰も出来ないことをやるのがこの本の魅力。 それにしても直木賞は大衆文学とは言え、懐が広い。
74投稿日: 2024.01.25
powered by ブクログ私の中で、気分が暗い時や辛い時、ふと手にとる小説です。何度読んだかは数えていませんが、心がモヤっとした時には、とてもスッキリします。私の心の安定剤です。 伊良部医師なんて、いるはずもないのに、いつの間にこういう人を求めてしまいます。明るく陽気で自由奔放。医師として的確かどうかは別として、引きつけられてしまいます。 心の病は、世の中の人が何かしら少しずつ抱えている病気。無理せず自分らしく生きることと社会に合わせることのギャップ。その溝を、本作品が埋めてくれるような気がします。
52投稿日: 2024.01.21
powered by ブクログ精神科医・伊良部シリーズ2冊目。今作も変な患者達の分かるようで分からない奇抜な悩みが炸裂。伊良部先生のトンチキ行動も度を増していて本当におもしろかったです。特に好きだったのは先端恐怖症のヤクザの話。患者も患者だが、先生も先生である。
4投稿日: 2024.01.20
powered by ブクログシリーズ2作目でも伊良部一郎の訪れる患者は皆それぞれに悩みを抱えて訪ねてきては、最後に肩の荷を落として日常に戻っていっている。 一見、注射好きの変態、かつ5歳児みたいな言動をするところにやばいやつやなと思うが、患者の緊張感をある意味では解いているなと思う。 サクサク1日で読めて、読んでいると色々悩んでいるのがなんか良い意味でどうでもよくなって、心が軽くなった気がする。
8投稿日: 2024.01.17
powered by ブクログ評価が高くて、浅井リョウがラジオで話してたから読んでみたけど、微妙だった。 だからヅラの話までしか読んでない。 患者の症状に対して伊良部の行動は理にかなっていないし、解決できた問題も伊良部が直接的に手を出したわけではない。 むしろ、周りの人が簡単に解決できた場合すらある。 話の流れに筋道がなくて、かといって驚くような話もない。ただ奇天烈な物語。
0投稿日: 2024.01.12
powered by ブクログ短編だが、神経科医の伊良部一郎でつながっている作品。みんなに薦めたい作品。 読み終わる度に、ジーンと胸に来て温かな気持ちになった。 色白デブの奇妙な伊良部がとてもいい味を出していて、最初みな「こいつは大丈夫か?」という気持ちになる。 しかし、伊良部の押しに負けてなんだかんだ通ってしまい、最後には晴れ晴れとした気持ちで前に進んでいく。 風貌や5歳児のような無邪気さのおかげで、心を開くことができるのだなあと思った。 精神的な悩みからくる身体の不調は、人の力を頼らなくてはいけない。しかし登場人物たちはみな頑固で弱みを見せない人たちだ。そんな人たちを救うには破天荒さも大事なのかもしれない
5投稿日: 2024.01.05
powered by ブクログ「義父のヅラ」はオモロかったなあ、面白かったではなく、オモロかった! 性格っていうのは既得権だからね。ふむふむなるほど
1投稿日: 2024.01.04
powered by ブクログ伊良部先生の働きはさておき 何も悩まない、考えない鈍感力という武器が 現代を生きる上では 最強の武器になるのだと つくづく思った。
0投稿日: 2024.01.02
powered by ブクログ伊良部シリーズ第2弾。 伊良部総合病院・神経科・伊良部一郎。 マイペースな伊良部の行動に振り回される患者たち… 患者たちもひとくせもふたくせもあり… 時には的確なアドバイス⁇を与え、患者たちは己の症状に向き合い始める… 伊良部は名医??なのかもと思ってしまう。 結果的にいい方向に… 『空中ブランコ』 飛べなくなった空中ブランコ乗り・公平。新しく入ったキャッチャー・町田の所為だと… 新しいものに対する拒否感が… ちゃんと話をすれば、わかりあえたのに。 初めからしとけば。会社でもよくある話で。 『ハリネズミ』 突然、尖端恐怖症になったヤクザ・誠司。ヤクザが尖端恐怖症なんて… 血判状のシーンは笑える。 『義父のヅラ』 義父のカツラを取りたい衝動に悩まされる達郎。 誰も触れないカツラ、わかってるのに… たまに電車で見かける明らかなヅラ。 思わず見入ってしまう。 なぜつけるのか⁇ バレバレなのに。 家族は言わないのか、外した方がいいと。 言えないんだな、誰も… 『ホットコーナー』 イップスになったプロ野球選手・真一。ルーキー・鈴木の存在が… イップスになるのはこんなところからなのかも。 気になりだすと、細かなところまで気になり… 『女流作家』 小説が書けなくなった作家・愛子。書けば書くだけ、登場人物の年齢や職業がダブらないようにしなくてはと、悩まされる… 実際、大変なことだろうと感じる。 タイミング的に愛子が、林真理子とダブって見えた。 しかしなんでもやってみる伊良部には笑わさられる。まさか空中ブランコを成功させるなんて…
21投稿日: 2023.12.10
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
五つの短編。神経科医が訪れる患者たちに「いらっしゃーい」と迎え、悩み事も患者とともに解決する信じられない作品。楽しい。
0投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログ今回も精神科医、ぶっ飛んでる。読者でさえ患者の症状は他人事では無いと感じるのに、1番他人事だと思ってるのが精神科医。お前が1番ちゃんと診療しろ!!でも何故か読む度に先生に会いたいような……いや看護師だけでいっか……
0投稿日: 2023.12.09
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
大体いつも強迫性障害。イン・ザ・プールの方が思い入れがあって好きだけど、こっちも金玉神社とかカツラの回とか面白かった。
0投稿日: 2023.12.05
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
『イン・ザ・プール』に続き、伊良部先生大活躍!笑。空中ブランコのパフォーマー、ヤクザ、作家など…職業も症状や悩みも様々。迷える子羊たちは伊良部総合病院の地下室の神経科の門を叩く。 「いらっしゃーい」の甲高い声、来てすぐの「おーい、マユミちゃん」からの即注射、気のない診察と「僕もやってみたい…」は定番の流れ。患者は診察で思いついた事をただ口にする伊良部先生のアドバイス?に「…一理ある」と内心感じながらもすぐには実行に移せない。 悩んで視野が狭くなっているし、長年染み付いた認知や行動の仕方はすぐに変えられるものではない。病んでいる時はどこか周りのせいにしがちで、自分に原因があってそれを変えていこうとは中々出来ないがそういうのがリアルに描かれていると感じました。 面白いのは伊良部先生の5歳児全開の興味 笑。「僕もやってみたい…」は社交辞令でもなんでもなくて、黄緑色のポルシェを乗り回して患者の職場にズケズケ土足で上がりこむ。空中ブランコでも怖いものという認識がないのでやりたいと言う。無駄な緊張や強張りがないからそこそこやれたりする笑。 奥田英朗さんは『家日和』を読んで、人物描写の凄さと明るい笑えるストーリー、余韻を大切にした終わり方がいいなと思ってました。伊良部先生シリーズでもそれは変わらずで、脇役でも人間らしさはあるし細かい所までストーリーが作り込まれていて面白い。最終話でマユミさんの意外な一面が見られた事も良かったです。いやっほー!
63投稿日: 2023.11.28
powered by ブクログゆいちゃんのおすすめで読んだ本で、読むのは2度目。この本のキーワードを上げるなら、空中ブランコ、金玉神社、野球…。
3投稿日: 2023.11.16
powered by ブクログこのフザけた伊良部先生は何者ですか!? こんな先生、腹が立つけど何だか呆れて笑っちゃう。 その反応は皆さん共通ですね。
3投稿日: 2023.11.12
powered by ブクログ得体の知れない、邪気のない医師 人間ってこのくらい無邪気なくらいでいいのかなって思わせてくれた。まあ周囲が許さないけど。
3投稿日: 2023.11.08
powered by ブクログ太っちょで風変わりな精神科医が毎回登場する短編集。 主人公たちはそれぞれ仕事に一生懸命だが精神病的な症状に悩まされ、同じ精神科に通院している。 精神科医は治療ともいえないような、不可思議な言動ばかり繰り返すが、的を得た言葉を不意に口にすることも。それが治療のための意図的なものなのかどうかはわからないまま、最後は皆前向きに活路を見出している。 明るくユーモアがあり楽しく読めたし、どの話も後味よく終わったのがよかった。
2投稿日: 2023.11.04
powered by ブクログ伊良部先生のシリーズもの。 今回も破天荒な様子が沢山で微笑ましい。 マユミさんも段々クセになってきた〜 「空中ブランコ」「義父のヅラ」が面白かった。
1投稿日: 2023.10.25
powered by ブクログ伊良部シリーズ第2巻。本作では、飛べなくなったサーカス員、尖端恐怖症のヤクザ、破壊的悪戯をしたくて義父のかつらを取る医者、送球出来なくなったプロ野球選手、自信作が売れずカジュアルな小説で凌いでいることに悩む女流作家。 そのお悩み解決に伊良部が破茶滅茶かつナイーヴに関わって、結果として治していく。 それぞれが伊良部というより主人公の物語だが、より伊良部が引っ張っている医者の回が面白かった。また、作家の心の叫びが現れているという意味で女流作家も良かった。ヤクザも設定が面白い。空中ブランコと野球選手はそうでもなかったかなと。
1投稿日: 2023.10.20
powered by ブクログ伊良部シリーズ第二弾、今回も面白かったぁ。相変わらずやりたい放題で、好きだな〜こういう性格。「義父のヅラ」…その気持ちわかるぅ。気を抜いてしまうと、やってしまうんじゃないかっていう、似たような経験あります(^^;;
1投稿日: 2023.10.06
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊良部シリーズ2作目。癖のある精神科医に癖のある患者たち。どういう展開になっていくのか最初は全く想像できないが最後は必ず丸く収まっているのが気持ちがいい。
1投稿日: 2023.10.05
powered by ブクログとんでも精神科医の伊良部先生が活躍するシリーズ第2作。義父のカツラを取りたい衝動にかられる「義父のヅラ」が面白い。
3投稿日: 2023.10.02
powered by ブクログこのレビューはネタバレを含みます。
伊良部一郎シリーズ第二弾。 今回も個性溢れる患者たちが登場。 飛べなくなった空中ブランコ乗り、先端恐怖症のやくざ、義理の父のズラを引っペがしたくなる男、投げられなくなった野球選手、嘔吐症と強迫症の女流作家である。 前作同様注射フェチなのでビタミン剤やなんやかんや理由をつけて毎回注射を撃つ。 今回は先端恐怖症のやくざとの注射のやり取りが面白かった。 伊良部先生が本当に子供のようなとこがまた良い。 純粋に楽しんだり怒ったり。 『義父のヅラ』にもあったように、周りから見たら明らかにヤバいやつになるはずなのだが「あの伊良部だからな〜」みたいな感覚でみんな許してしまうところ。 個人的に好きなのは伊良部先生の一言でより病が進行してしまうところである。 前作の確認しないと気が済まない男性の物語もそうだが、今回は野球選手の物語がそう。球の打ち方を忘れてしまうことはもちろんのこと歩き方まで忘れかけたシーンが面白い。あんまり細かいこと考えすぎると訳分からなくなるよね。 一見治らなそうな患者たちが抱える病もすったもんだした後に回復させてしまう伊良部先生は名医だと思う。
1投稿日: 2023.09.27
powered by ブクログ文章だけで笑うって何?超面白いんですけど。 と、ひと昔前のギャル風に呟きたくなる小説だと思う。実際「ブフォ」とか「ブッ」と吹き出してた。 最後の女流作家にはすごく勇気付けられた。私も負けそうになった暁には何かしらの物や人に勇気をもらって行こう。ギャンバロ。 にしてもこの精神科医、マジで好きすぎる──。 コメンテーター早く読みたいよおおお。
17投稿日: 2023.09.07
powered by ブクログこんな先生、実際にいたら大変かも?なんて思いつつも、会ってみたい気がするのは私だけ? 気がついたらまた診察室を訪れていた登場人物の気持ちに共感している自分がいます。伊良部沼に落ちてしまったかな。
6投稿日: 2023.09.04
powered by ブクログ精神科医伊良部一郎シリーズ第二作。 またも精神を病んだ人達が彼の元に通院する。 伊良部先生は腕をあげて、行動範囲が広がったみたい。 「空中ブランコ」 サーカス組織が変革期のベテランブランコ乗り。 突然演技ミスが増えてくる。伊良部先生までサーカス参加で、自分自身の問題に気づいて治癒に向かう。 「ハリネズミ」 尖端恐怖症のやくざさん。仕事上困る事が多すぎて通院。同業者のブランケット症候群(短刀で)を知り、理解し合い治癒へ向かう。 「義父のズラ」 医学部長の娘と結婚した一般家庭の医師。強迫神経症に苦しむ。義父のカツラを伊良部先生と剥ぎ取って、ありのままの自分で生活する事で治癒に向かう。 「ホットコーナー」 プロ10年目の野球選手。イケメンルーキーの登場でイップスに。後輩の素顔を知って治癒に向かう。 「女流作家」 心因性嘔吐症の女流作家。自信作の不発から発症。 自分の書きたいものを書く事で治癒に向かう。 先生のユニークな行動は、派手になり、人間関係の描写は濃くなって、面白く読みました。
75投稿日: 2023.08.28
powered by ブクログ精神科医伊良部シリーズの2作目。本作も全作同様、とんでもない治療法で患者を治療する短編集となっております。 伊良部シリーズは落語や小噺のようなオチと、軽快なセリフ、アメリカンコメディのような雰囲気もあってとても読みやすく、隙間時間に読むにはもってこいの作品だなぁと思いました。 今作は特に「気づき」と「開き直り」をテーマにした作品が多かったのかなぁと思いました。 詰まるところ、自分だけでなく他人も同じ思いをしてることに気づくこと、自分が苦しんでることは大したことではないと開き直ること、こうした考え方ってすごく大事なのだと教えてくれてるような感覚がありました。
44投稿日: 2023.08.22
